JP5426782B2 - 通信システム、通信回線切替方法および親局装置 - Google Patents

通信システム、通信回線切替方法および親局装置 Download PDF

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Description

本発明は、冗長化された通信回線で接続された通信システム、その通信システムに使用される親局装置、および、その通信システムに適用可能な通信回線切替方法に関し、例えば、OLT(Optical Line Terminal:局側通信装置)と複数のONU(Optical Network Unit:加入者側通信装置)とで構成されるPON(Passive Optical Network)システム等に関する。
親局装置と子局装置間を複数の通信回線で接続し、通常の通信状態においてはいずれか一つの通信回線を選択的に用いて、親局装置と子局装置間との通信路を形成し、通信路を形成する通信回線において障害が発生した場合には、他の通信回線に切り替える通信システムがある。このように通信回線の冗長構成をとることにより、通信障害への堅牢性を高めることが可能となる。このような通信システムでは、通信装置が使用中の回線で通信回線の障害を検出した場合に、障害が発生した通信回線の使用を中止し、他の通信回線でのリンクを確立して通信を再開する(例えば、特許文献1参照)。
以下、ここでは説明の便宜上、光通信システム特にPONシステムを例にとり説明する。これらのシステムにおいては、通信回線の異常を検出する方法として、例えば、OLTに接続されたすべてのONUから一定時間信号が届かない場合に、現用回線において通信障害が発生していると判断する方法がある(例えば、特許文献2参照)。これらの通信システムにおいては、通信が途絶えたということを、例えば、以下の(1)〜(3)のいずれかの条件により検出している。
(1)OLTの光送受信器が、X[ms]の間光信号を受信しないの場合(Xは予め定められた定数。例えば2[ms])
(2)ONUとやり取りする制御信号(MPCPフレーム)をY[ms]の間受信しない場合(Yは予め定められた定数。例えば50[ms])
(3)ONUが送信許可信号(グラント)に対して、N回連続で反応しない場合(Nは予め定められた整数。例えば、4回)
特開2001−119345号公報(図1) 国際公開第2008/126162号(図1)
PONシステムなどの通信システムにおいて、消費電力低減を目的として、子局装置に省電力モードの動作機能を備えたものがある。省電力モードにあるONUは、OLTとのデータの通信に用いる送信器および受信器、または、送信器だけを停止させることにより、消費電力の低減を図っている。そのため、省電力モードにあるONUは、OLTに対して信号を送信せず、また、OLTからの制御信号に対して応答しない。上述の通信回線の冗長構成と省電力モード動作機能とを併存させた場合、以下の2つの課題が生じることとなる。
第1に、OLTに接続される全てのONUが一時的に省電力モードにある場合、OLTが、伝送路障害が発生したと誤認し、通信回線切替を行うという問題がある。すなわち、通信回線の冗長構成と省電力モード動作機能を併存させたPONシステムにおいて、全てのONUがパワーセーブモードに入った場合、ONUからの上り信号が来なくなり、OLTではなんら信号を受信しないこととなる。したがって、上述の通信回線が異常と判断する条件(1)〜(3)に当てはまることとなり、伝送路障害が発生していない場合でも、OLTは伝送路障害が発生したと誤認し、通信回線切り替えを行うこととなる。また、通信回線の切り替えが行われた後も、ONUの動作状態は変化せず、スリープ状態のままであるため、上述の通信回線が異常と判断する条件に当てはまることとなり、いずれかのONUがスリープ状態から復帰し、OLTに対して信号を送信するまで、通信回線の切替を繰返すこととなる。
第2に、1台のONUのみが通常状態、他のONUが省電力モードにあるというケースで、この通常状態にあるONUに接続された支線ファイバに障害が発生したときに、OLTから見ると、幹線ファイバでの障害か支線ファイバでの障害かを区別できなくなるという問題がある。幹線ファイバの障害であれば切替えるべきであるが、支線ファイバの障害である場合に切り替えてしまうと、正常なONUに対して、一時的なサービス断を引き起こしてしまう。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、例えば、現用系幹線通信回線に障害が無い場合であっても障害が発生したと判断して、予備系幹線通信回線に切り替える誤切替の可能性を低下させ、より適切な回線運用を行うことを目的とする。
この発明に係る通信システムは、親局装置と複数の子局装置とが現用系通信回線と予備系通信回線とにより接続され、これらの通信回線を選択的に用いて、親局装置と複数の子局装置との通信路を形成され、かつ、子局装置は、省電力モードにある場合は予め定められた停止期間親局装置への信号の送信を停止し、通常モードにある場合は親局装置に信号の送信を行う通信システムであって、省電力モードにある子局装置を識別する省電力装置識別手段と、複数の子局装置のうち、省電力装置識別手段により省電力モードにあると識別された子局装置を除くいずれの子局装置からも信号を受信しない状態が予め定められた時間継続した場合に、通信路を形成する通信回線を現用系通信回線から予備系通信回線へ切り替える回線切替手段と、を備える。
また、この発明に係る通信回線切替方法は、親局装置と複数の子局装置とが現用系通信回線と予備系通信回線とにより接続され、これらの通信回線を選択的に用いて、親局装置と複数の子局装置との通信路を形成され、かつ、子局装置は、省電力モードにある場合は予め定められた停止期間親局装置への信号の送信を停止し、通常モードにある場合は親局装置に信号の送信を行う通信システムに適用可能な通信回線切替方法であって、省電力モードにある子局装置を識別する省電力装置識別ステップと、親局装置において、現用系通信回線を経由した信号を受信しない状態が予め定められた期間継続した場合に、省電力装置識別ステップにおける識別結果に基づいて、通信路を現用系通信回線から予備系通信回線への切り替えを実行する回線切替ステップと、を備える。
また、この発明に係る親局装置は、親局装置と複数の子局装置とが現用系通信回線と予備系通信回線とにより接続され、これらの通信回線を選択的に用いて、親局装置と複数の子局装置との通信路を形成され、かつ、子局装置は、省電力モードにある場合は予め定められた停止期間親局装置への信号の送信を停止し、通常モードにある場合は親局装置に信号の送信を行う通信システムに適用可能な親局装置であって、省電力モードにある子局装置を識別する省電力装置識別手段と、複数の子局装置のうち、省電力装置識別手段により省電力モードにあると識別された子局装置を除く子局装置から、信号を受信しない状態が予め定められた時間継続した場合に、通信路を現用系通信回線から予備系通信回線への切替を実行する回線切替手段と、を備える。
本発明によれば、例えば、現用系幹線通信回線に障害が無い場合であっても障害が発生したと判断して、予備系幹線通信回線に切り替える誤切替の可能性を低下させ、より適切な回線運用を行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態1に示す通信システムの構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1に示すPON制御部の構成図である。 図3は、本発明の実施の形態1に示す通信システムの動作を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態1に示すスリープ状態管理テーブルの内容を示す表である。 図5は、本発明の実施の形態1に示す通信システムの動作を示すシーケンス図である。 図6は、本発明の実施の形態2に示すスリープ状態管理テーブルの内容を示す表である。 図7は、本発明の実施の形態2に示す通信システムの動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態2に示す通信システムの動作を示すシーケンス図である。 図9は、本発明の実施の形態2に示す通信システムの動作を示すシーケンス図である。 図10は、本発明の実施の形態3に示す通信システムの動作を示すシーケンス図である。
以下に、本発明にかかる通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本発明を適用した通信システムについて、PON(Passive Optical Network)システムを例にとり説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかるPONシステムの構成を示す図である。なお、図および以下の説明において、通信システム内において複数存在する同種の装置等には、数字の後に「−」と数字を付して区別している(例えば、ONU10−1)。また、図および以下の説明において、当該装置等を総称する場合、または、区別しない場合には、ONU10のように「−」なしの符号を用いて説明するものとする。
本実施の形態に係るPONシステムは、親局装置であるOLT(局側通信装置, Optical Line Terminal)1と子局装置であるONU(加入者側通信装置, Optical Network Unit)10が冗長化された光通信回線を介して接続されており、複数のONUが光通信回線を共有して双方向の通信を行う構成となっている。また、OLT1は、上位ネットワーク(図1においては省略)に接続されており、ONU10にはそれぞれ端末装置が接続されている。また、OLT1のONU10−1〜10−3に対して送信時間帯が重ならないように上りデータの帯域割り当てを行い、ONU10−1〜10−3の送信データの衝突を防いでいる。なお、ここでは、OLT1に3つのONU10が接続された構成について示すが、接続されるONUの数に制限はなく、3つ以外のONUが接続された場合でも当然に本発明を適用することができる。
図1において、OLT1は、通常の通信時に使用されるwOLT(Working OLT,現用系OLT)1−1と、wOLT1−1の故障時に使用されるbOLT(Backup OLT,予備系OLT)1−2から構成されており、各OLTはONU10と通信回線の設定を行い、複数のONU10との通信を制御する機能を備えている。ONU10は、OLT1からの制御によりOLT1との信号の送受信を行う通信装置であり、後述する省電力モード(スリープモード)の動作機能を備えている。
wOLT1−1は、PONプロトコルに基づいてOLT側の処理を実施するPON制御部2−1、ONU10から受信する上りデータを格納するためのバッファである受信バッファ3、ONU10へ送信する下りデータを格納するためのバッファである送信バッファ4、ONU10から受信する光信号を電気信号に変換しPON制御部2−1へ出力し、PON制御部2−1からの電気信号を光信号に変換しONU10へ送信する処理(送受信処理)を行う光送受信器5−1、上りデータと下りデータを波長多重するWDM(Wavelength Division Multiplexing)カプラ(WDM)6、ネットワークとの間でNNI(Network Node Interface)の物理インタフェース機能を実現する物理層処理部(PHY)7、を備える。通信回線切替部8は、下り方向の場合は、上位ネットワークから送信された信号を、wOLT1−1またはbOLT1−2のいずれか一方に送信し、上り方向の場合には、wOLT1−1またはbOLT1−2のいずれか一方から送信される信号を上位ネットワークへと送信する。なお、上位ネットワークから送信された信号を、wOLT1−1またはbOLT1−2の両方に送信する単なる分岐部としてもよい。また、光送受信器5−1,5−2は、受信処理を行う光受信器(Rx:Receiver)51と、送信処理を行う光送信器(Tx:Transmitter)52と、を備える。なお、bOLT1−2はwOLT1−1と同様の構成となっており、説明を省略する。
ONU10−1は、PONプロトコルに基づいてONU側の処理を実施するPON制御部11、OLT1への送信データ(上りデータ)を格納するためのバッファである送信バッファ(上りバッファ)12、OLT1からの受信データ(下りデータ)を格納するためのバッファである受信バッファ(下りバッファ)13と、光送受信器14と、上りデータと下りデータを波長多重するWDM15と、端末20−1,20−2との間で、それぞれUNI(User Network Interface)の物理インタフェース機能を実現する物理層処理部(PHY)16−1,16−2、を備える。光送受信器14は、送信処理を行う光送信器(Tx:Transmitter)141と、受信処理を行う光受信器(Rx:Receiver)142と、を有する。PHY16−1は、受信処理を行う受信部(Rx:Receiver)161−1と、送信処理を行う送信部(Tx:Transmitter)162−1と、で構成され、PHY16−2は、受信処理を行う受信部(Rx:Receiver)161−2と、送信処理を行う送信部(Tx:Transmitter)162−2と、を有する。
OLT1とONU10とは、冗長化された幹線光通信回線30−1,30−2、光スプリッタ40、支線光通信回線31−1〜31−3により接続されている。ここでは、便宜上、幹線光通信回線30−1を、通常通信時において通信路として用いる現用系の光通信回線(以下、現用系光通信回線30−1とする)とし、もう一方の幹線光通信回線30−2を予備系の光通信回線(以下、予備系光通信回線30−2とする)として説明する。なお、図1では、現用系光通信回線と予備系光通信回線をそれぞれ1つずつ設けた構成としているが、これに限ったものではなく、予備系光通信回線を複数設ける構成としても良い。
光スプリッタ40は、受動光素子であり、下り方向の通信においては、OLT1から現用系光通信回線ファイバ30−1または予備系光通信回線30−2を介して送信される下り光信号を、接続されるONUの数(図1においては3つ)に対応させて分割し、分割された各光信号を支線光通信回線31に出力する。また、上り方向の通信においては、光スプリッタ40は、支線光通信回線31から送信される上り光信号を、現用系光通信回線30−1および予備系光通信回線30−2に出力する。
図2に、wOLT1−1のPON制御部2−1の構成の一例について、後述する切替動作に関する構成部分を抽出して示す。図2において、光送受信器5−1には、タイマが内蔵されており、ONU10からの光信号が一定時間届かない場合には、Optical LoS(Loss of Signal)を生成する。分岐部21は、光送受信器5−1から送信された電気信号を分岐させる。MPCP部22は、OLT1に接続されたONU10を検出し、通信に必要な各ONU10の情報を収集するディスカバリ処理、および、各ONU10からの通信帯域を割り当てるのに帯域割当等の処理を行う。また、ONU10から送信される信号から制御信号(MPCPフレーム)を検出し、ONU10毎にMPCPフレームを一定時間受信しない場合にはMAC LoSメッセージを生成し、警報検出部23へ送信する。スリープ制御部24は、スリープ状態管理テーブルを備え、各ONU10の動作状態(通常モード、省電力モード)を管理する。切替制御部5−1は、スリープ制御部24からの切替トリガを受信して、OLTおよび幹線光通信回線を現用系から予備系への切替(プロテクション切替)を行う。なお、bOLT1−2はwOLT1−1と同様の構成をしており、各構成要素の図示および説明は省略する。
次に、本システムの動作について説明する。図3に、本システムの動作のフローチャートを示す。実施の形態1に係る通信システムでは、まずディスカバリ処理を行い、光通信回線を介して接続されたONUの情報をスリープ状態管理テーブル等に登録する(ステップS11)。登録が完了すると、登録された情報に基づいて通信を行い(ステップS12)、省電力モードに移行、または、省電力モードから通常モードに復帰するONUの動作状態を管理する(ステップS13)。省電力モードに移行するONUや省電力モードから通常モードに復帰するONUがある場合、スリープ状態管理テーブルを更新する(ステップS14)。また、スリープ状態管理テーブルを参照して、ONUとの通信状態から通信回線の状態を管理し(ステップS15)、異常が検出された場合には現用系通信回線から予備系通信回線へ切り替え(プロテクション切替)を行う(ステップS16)。切り替えが行われた場合、RTT(Round Trip Time)の計測を行い(ステップS17)、設定変更を行い(ステップS18)通信を再開する。本発明の特徴となる動作について以下に詳説する。
まず、ディスカバリ処理および通常の通信動作について説明する。OLTとONUとの通信においては、OLT1がディスカバリ処理を行うことにより、論理リンクを設定し、必要な同期と制御情報を設定することにより通信を行う。未接続のONU10が新たに支線光通信回線31に接続された場合、或いは、電源が切られていたONU10の電源が入れられた場合、ONU10はOLT1と通信のための回線設定がされておらず、ONU10の情報がOLT1にも登録されていないため通信を行うことができない。この状態を未登録(deregistered)状態という。未登録状態のONU10は、OLT1に登録されるまで受信のみを行い、OLT1から通信が許可されるまで待機状態となる。
OLT1から新規登録を受け付ける制御メッセージ(ディスカバリゲート)を受信すると、ONU10は、初期設定を行う状態(ディスカバリ状態)に移行する。この状態では、ONU10は自己の識別情報、必要ならば能力情報をOLT1へ送信し、この情報に基づきOLT1に通信相手として登録される。OLT1はONU10を登録した場合に、登録を知らせる制御メッセージを通信装置10へ送信する。この制御メッセージは通信リンクの設定情報を含んでおり、この制御メッセージを受信した通信装置10は設定情報を記憶し、必要な通信設定を自己の装置に行うことによって通信可能状態となる。登録状態に移行したONU10は、以後記憶した設定情報を用いてOLT1とデータの送受信を行う。
PON制御部2−1は、PHY7経由で上位ネットワークから受信した下りデータ(下り通信データ)を送信バッファ4に格納する。OLT1からデータを送信する際には、PON制御部2が、送信バッファ4に格納されている下りデータを読み出して光送受信器5に出力し、光送受信器5−1のTx52が送信データを光信号としてWDM6へ出力し、WDM6が光送受信器5−1から出力される光信号に対して波長多重を行い、加入者線30−1,30−2経由でONU10へ下り信号として出力する。また、PON制御部2が、ONU10に対し、上り方向の送信許可を与える送信帯域割当等の制御メッセージを送信する場合には、PON制御部2が生成した制御メッセージを光送受信器5−1に出力し、以下、下りデータと同様にONU10へ送信する。なお、図1に示すPONシステムでは、波長多重を行うためWDM6,15を用いているが、単一波長で通信を行う場合には、WDM6,15は必須ではない。
ONU10−1では、OLT1から下り信号を受信すると、WDM15が下り信号を分離して光送受信器14へ出力し、光送受信器14内のRx142が下り信号を電気信号の下りデータに変換してPON制御部11へ出力する。PON制御部11は、光送受信器14のRx142から出力された下りデータを受信バッファ13に格納する。PON制御部11は、受信バッファ13に格納された下りデータを読み出してそのデータの宛先に応じてPHY16−1,16−2の両方または片方に出力する。下りデータを受け取ったPHY16−1,16−2は、下りデータに対して所定の処理を実施して、ONU10−1に接続された端末20−1,20−2へ送信する。
一方、ONU10−1〜10−3から上りデータを送信する場合には、PON制御部11は、端末20−1,20−2からPHY16−1,16−2経由で取得した上りデータを送信バッファ12に格納する。そして、OLT1から与えられた送信帯域に基づいて送信バッファに格納した上りデータを読み出して光送受信器14へ出力する。光送受信器14のTx141は、上りデータを光信号(上り信号)に変換し、WDM15,支線光通信回線31経由でOLT1に送信する。
wOLT1−1のPON制御部2−1は、ONU10−1〜10−3からWDM6,光送受信器5−1のRx51経由で受信した上りデータを受信バッファ3に格納する。また、PON制御部2−1は、受信バッファ3に格納した上りデータを読み出して、PHY7経由でネットワークへ出力する。
また、ONU10−1〜10−3は、wOLTから送信された制御メッセージをPON制御部11が、WDM15および光送受信器14のRx142経由で受信し、制御メッセージの指示に基づいた動作の実施、制御メッセージに対する応答の生成などを行う。
各ONUは、通信状態に応じて省電力モード(スリープモード)に移行する機能を備えている。省電力モードとは、上りまたは下り方向の送信すべきデータが無い場合等に、送信器および受信器、または送信器のみを停止させることにより消費電力の低減を図る動作状態をいう。ここでは、OLT1からスリープモード遷移の要求を行ってスリープモードへ移行する場合について説明する。OLT1は、送信バッファ4に下りデータの有無を判断し、下りデータが無いと判断した場合に、省電力モード移行許可(Sleep Allow)メッセージを送信し、省電力モードを継続する時間を通知する。省電力モード移行許可を受けたONU10は、応答メッセージ(Sleep Ack)を返信し、省電力モードへ移行する。これにより、継続時間においてはONU10からのOLT1への光信号の送信が停止されるため、OLTは省電力モードにあるONUからの信号を受信しないこととなる。
ここで、夜間などの通信信号の発生が少ない場合、OLTに接続される一時的に全てのONUが省電力モードに移行する場合がある。この場合、OLTでは一時的にすべてのONUからの信号を受信しない状態となるため、従来の冗長構成された通信システムにおいては、伝送路障害でない場合であっても伝送路障害が発生したと判断し、現用系光通信回線から予備用光通信回線への切替が発生する。本発明では、OLTにおいて省電力モードにあるONUの情報を管理しておき、その管理情報に基づいて、現用系光通信回線から予備系光通信回線への切替を制御することによりこの問題を解消する。以下に、その具体的な切替動作について説明する。
現用系光通信回線から予備用光通信回線への切替方法について、図2および図5のシーケンス図を参照して説明する。ここでは、OLTがどのONUからも信号を受信しない状態が一定時間継続する場合に生成される、Optical LoS警報を用いて切替動作を行う場合について示す。
wOLT1−1は、上述のようにディスカバリ処理を行い(P0)、その処理結果に基づいてOLTとONU間で双方向通信を行う(P1、P2、P5、P6)。ONU#2では、省電力状態移行許可メッセージ(Sleep Allow)がOLTからONUへ送付され(P3)、ONU#2は応答信号(Sleep Ack)を返信し(P4)、省電力モードへと移行する(P25)。ONU#2から応答信号を、光送受信器5−1を介して受信したMPCP部22は、スリープ制御部24に保存されているスリープ状態管理テーブルのONU#2ついての動作状態情報を、「通常」から「省電力」へ変更する(P21)。変更を行ったスリープ状態管理テーブルの例を図4に示す。
光送受信器5−1は、任意のタイミングで内部のタイマを起動させ、ONU10から送信され、wOLT1−1において受信される信号(メッセージ)をモニタする。そして、光送受信器5−1は、一定期間(例えば、2[ms])いずれの宅内装置ONU10からも信号(メッセージ)を受信せずにタイマが満了した場合に、OLT1とONU10との間の通信路を形成する通信回線、すなわち現用系光通信回線30−1に障害が発生したと判断する。なお、このタイマ起動からタイマ満了までの時間を障害検出時間と呼ぶこととする。
たとえば、光送受信器5−1がONU10−3からReportメッセージを受信(P6)した後、光送受信器5−1が内部のタイマを起動させる(P22)。そして、一定期間(障害検出時間)、いずれのONU10からも信号(メッセージ)を受信せずにタイマが満了した場合に、現用系通信路、すなわち現用系幹線光ファイバ30−1に障害が発生したと判断し、警報(Optical LoS)を生成し、警報検出部23へ送信する。
警報検出部23は警報を検出すると、スリープ制御部24にその旨を通知する。スリープ制御部24では、内部に保存したスリープ状態管理テーブルを参照し、省電力モードにあるONU以外のONU、すなわち通常モードにあるすべてONUからの信号受信していない状態が一定期間(障害検出時間)経過したどうかを判断する。ここでは、すべてのONUが省電力モードにあるかどうかを判断し、1つでも通常モードにあるONUが存在する場合、切替制御部5−1に対して切替トリガを送信する。一方、すべてのONUがスリープ状態にある場合には、切替トリガを送信しない。
なお、ここでは、OLTがどのONUからも信号を受信しない時間が一定時間継続する場合に生成されるOptical LoS警報を用いた切替トリガの送信動作について示したが、これに限ったものではなく、例えば、ONU毎にMPCPフレームを一定期間受信しない場合に生成されるMAC LoS警報を用いる場合には、スリープ状態管理テーブルを参照して、通常モードにあるすべてのONUについてのMAC LoS警報が検出された場合に切替トリガを送信させる。また、各ONUに送信許可(グラント)に対して、一定回数連続反応しない場合に生成されるLOSiまたはLoBi警報を用いる場合も同様である。
切替トリガを受信した切替制御部5−1は、プロテクション切替を実行する。すなわち、待機状態にあるbOLT1−2を起動させ、OLT1とONU10との通信路を、bOLT1−2および予備系光通信回線30−を用いて形成する。これにより、上位ネットワークには、bOLT1−2と予備系光通信回線30−2とを介して光スプリッタ40に接続される。
OLT1とONU10との通信路を形成する幹線光通信回線30が現用系光通信回線30−1から予備系光通信回線30−2に切り替わると、bOLT10−2内のPON制御部2−2は、上述のディスカバリ処理により取得したONU10の登録情報を参照して、通信を開始する。また、PON制御部2−2は、いずれかのONU10と信号のやり取りをし、現用系光通信回線30−1と予備系光通信回線30−2とのRTT差分を計測する。計測したRTT差分を用いこれにより、現用系光通信回線30−1から予備系光通信回線30−2へ切り替えた際のディスカバリ処理を省略することができる。
上述したように、本実施の形態にかかる通信システムにおいては、親局装置であるOLT1が、ONU10の動作状態を管理し、省電力モードにあるONU以外のすべてのONUからメッセージを一定期間受信しないことを条件として現用系通信路(パス)、すなわち現用系光通信回線30−1に障害が発生したと判断し、プロテクション切替を行う。したがって、現用系幹線通信回線に障害が無い場合に、OLTに接続されたすべてのONUが一時的に省電力モードに入った場合であっても、障害が発生したと判断して予備系幹線通信回線に切り替える誤切替の可能性を低下させ、より適切な回線運用を行うことができる。
なお、上述した実施の形態ではPONシステムを例にとり本発明を説明したが、この発明の技術的範囲を逸脱しないで種々の変更・修正を施しうることは、当該技術分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修正もこの発明の技術的範囲に含まれる。
実施の形態2.
実施の形態1では、子局装置であるONUの動作状態を管理して、その管理結果に基づいて通信回線の障害を検出する構成について示したが、実施の形態2に係る通信システムでは、さらに、省電力モードにあるONUが定期的に起動して制御信号であるReportメッセージを送信し、親局装置であるOLTにおけるその信号の受信状態(キープアライブ状態)を管理して、これらの管理結果に基づいて通信回線の障害を検出する構成について示す。
実施の形態2に係る通信システムの構成は、実施の形態1において示した図1および図2と同様であり、説明を省略する。なお、スリープ制御部24に保存されるスリープ状態管理テーブルには、図6に示すように動作状態に加え、Reportメッセージを受信したか否かの受信状態(Report受信状態)についても管理する。
次に、本システムの動作について説明する。
図7に、本システムの動作のフローチャートを示す。図7において図3と同一の符号で示すステップは、同一または相当の動作を示す。実施の形態2に示す通信システムでは、ONUの動作状態(省電力モードまたは通常モード)を管理するだけでなく、省電力モードにあるONU10からReportメッセージを受信したかどうかのReport受信状態を管理する(ステップS20)。また、警報が検出された場合にはスリープ状態管理テーブルの動作状態およびReport受信状態を参照して、通信異常が発生したかを判断する(ステップS21)。以下に、各ステップにおける動作について説明する。
初期設定(ディスカバリ処理)については、実施の形態1と同様であり、収集したONU10の情報に基づいて通信回線の設定およびデータの送受信を行う。また、実施の形態2に係る通信システムにおいても、実施の形態1に示す場合と同様に各ONU10は省電力モード動作機能を備えるが、実施の形態2に係る通信システムでは、省電力モードにあるONUが定期的に起動し、OLT1に対して制御信号(Reportメッセージ)を送信する構成となっている。この一時的な起動状態において、送信バッファ12に上りデータがなく、OLT1からも起動指示(Sleep Allow(Wakeup))が無い場合には、OLT1に対する制御信号を送信後、再度省電力モードに移行する。
なお、ここでは、省電力モードにおいて送信器等を停止させて信号を送信しない状態を送信器等停止状態、一定時間送信器等停止状態が経過した後に一時的に送信器等を起動させ、OLT1に信号を送信する状態を一時的起動状態と呼ぶこととする。また、1回の送信器等停止状態が継続する時間(送信器等停止状態の開始から一次的起動状態に移行するまでの時間)をスリープ時間(T_SLEEP)と呼ぶこととする。
次に、切替動作について図8,9のシーケンス図を参照して説明する。図8,9において、同一の符号を付した動作については、同一または相当の動作を表す。ここでは、wOLT1−1は、上述のようにディスカバリ処理を行い(P0)、その処理結果に基づいてOLTとONU間で双方向通信を行う。ONU#2およびONU#3では省電力モード移行許可メッセージ(Sleep Allow)がOLT1からONU10へ送付され(P31,P33)、ONU#2およびONU#3は応答信号(Sleep Ack)を返信し(P32,P34)、省電力モードへと移行する(P61、P62)。ONU#2およびONU#3から応答信号を、光送受信器5−1を介して受信したMPCP部22は、スリープ制御部24に保存されているスリープ状態管理テーブルのONU#2およびONU#3についての動作状態情報を、「通常」から「省電力」へ変更する。
また、省電力モードにあるONU#2およびONU#3は定期的に起動しOLT1に対して制御信号(Reportメッセージ)を送信する(P35,P36,P41,P42)。なお、図8,9および以下の説明においては、説明の便宜上、ONU#3の一時的起動および制御信号送信についてのみ説明し、ONU#2の一時的起動およびOLT1に対する制御信号の送信については省略する。省電力モードにあるONU#3よりReportメッセージを受信したwOLT1−1は(P36)、スリープ制御部24に保存するスリープ状態管理テーブルのONU#2に関する箇所に、Reportを受信したことを登録(図7のテーブルにおいてReport受信状態の欄を「OK」)する。
ここで、OLT1に接続されるONU10で、唯一通常モードにあるONU#1に接続される支線光通信回線31−1に障害が発生したとする(P65)。この場合、従来の通信システムにおいては、支線光通信回線に障害が発生したのか、幹線光通信回線に障害が発生したのかが不明であった。そのため、支線光通信回線に障害が発生した場合であっても、幹線光通信回線30の切替を行い、一時的な通信断が発生するなどの問題が生じていた。実施の形態2に係る通信システムでは、省電力モードにあるONU以外のONUからについての警報の検出、かつ、省電力モードにあるONUからReportメッセージを受信しない状態が一定期間継続したことを条件としてプロテクション切替を行うことにより、この問題を解決している。
ここでは、障害検出時間がスリープ時間に比べて長い場合について示す。この場合、警報が発生した場合に、スリープ制御部24は、内部に保存されたスリープ状態管理テーブルを参照し、省電力状態にあるONUから正常にReportメッセージを受信している場合(Report受信状態の欄が「OK」)にはプロテクション切替を行わず、省電力モードにあるONUから正常にReportメッセージを受信していない(Report受信状態の欄が「NG」)場合に、プロテクション切替を行う。また、ここでは、ONU毎にMPCPフレームを一定期間受信しない場合に生成されるMAC LoS警報を用いて切替動作を行う場合について示すが、Optical LoS警報やLOSiまたはLoBi警報を用いる場合も同様の効果が得られる。
支線光通信回線31−1に障害が発生した場合について、図8に示すシーケンス図を参照して説明する。支線光通信回線31−1に障害が発生した場合(P65)、OLT1では通常モードにあるONU#1からの信号を受信せず(P39,P40)、一定時間経過後、wOLT1−1内のMPCP部22ではONU#1についてのMAC LoS警報が生成される(P54)。一方、ONU#3に接続された支線光通信回線31−3および現用系光通信回線30−1は正常であるため、省電力モードにあるONU#3は、一時的に起動してOLTに制御信号(Reportメッセージ)を送信し、wOLT1−1においてその信号を受信することとなる(P41,P42)。Reportメッセージを受信したMPCP部22は、スリープ制御部24に保存されたスリープ状態管理テーブルのONU#3についてのReport受信状態を「OK」とする。
警報検出部23を経由して、MPCP部22からMAC LoS警報を受信したスリープ制御部24は、スリープ状態管理テーブルを参照し、省電力モードにあるONU以外のすべてのONU(ここではONU#1)からMAC LoS警報が発生していることを判断する。一方、スリープ状態管理テーブルのReport受信状態が「OK」となっているONU(ここではONU#3)が存在するため、この場合プロテクション切替を行わない。したがって、幹線光通信回線に障害が生じていない場合であってもプロテクション切替を行う誤切替を防ぐことができる。
一方、幹線光通信回線である現用系光通信回線30−1に障害が生じた場合について、図9を参照して説明する。図9に示すように幹線光通信回線である現用系光通信回線30−1に障害が生じた場合(P66)、支線光通信回線31−1に障害が生じた場合と同様にOLT1では通常モードにあるONU#1からの信号を受信せず(P39,P40)、一定時間経過後、wOLT1−1内のMPCP部22ではONU#1についてのMAC LoS警報が生成される(P54)。また、ONU#3からのReportメッセージも受信されないため(P42)、スリープ状態管理テーブルのONU#3に関する欄を「NG」に変更する。ONU#1についてのMAC LoS警報を受信したスリープ制御部24はスリープ状態管理テーブルを参照し、Report受信状態が「NG」となっているONU(ここでは、ONU#3)が存在するため、プロテクション切替を実施し、OLTおよび幹線光通信回線を現用系から予備系へと切り替える。したがって、プロテクション切替を行う必要のある幹線光通信回線の障害の場合には、正常にプロテクション切替を行うことができる。
実施の形態2に係る通信ステムは以上のような構成をしているため、実施の形態1と同様に、通信回線の冗長構成と省電力モード動作機能とを併存させた場合においても、誤切替の可能性を低下させることができる。また、例えば、1つのONUのみが通常モードにある場合等の、従来の通信システムにおいては支線通信回線における障害か幹線通信回線における障害かの判断ができない場合であっても、いずれの通信回線における障害かを判断することができ、より適切な回線運用を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、省電力モードにあるONUが周期的に起動しOLTに制御信号を送信する通信システムにおいて、障害検出時間がスリープ時間に比べて長く設定された場合の通信回線切替方法について示したが、実施の形態3において、同様のシステムにおいて障害検出時間をスリープ時間に比べて短く設定された場合についての通信回線切替方法について示す。実施の形態3に係る通信システムの構成は、実施の形態2において示した場合と同様であり、図1および図2に示すとおりである。
次に、本システムの動作について説明する。実施の形態3に係る通信システムの切替動作を除く動作は、実施の形態2に示す場合と同様であり、説明を省略する。以下に、実施の形態3に係る通信システムの切替動作について説明する。
実施の形態2においては、障害検出時間がスリープ時間より長い場合について示したが、実施の形態3に示すように障害検出時間がスリープ時間より短く設定される場合がある。この場合、通信回線に障害が発生してから、wOLT1−1内のタイマが満了し警報が生成されるまでに、省電力モードにあるONUから、制御信号が届かない場合がある。すなわち、幹線光通信回線に障害が発生し警報が生成された場合においても、スリープ状態管理テーブルのReport受信状態「OK」となっているONUが存在する場合がある。この場合、各ONU10のスリープ時間を、切替制御部5−1および5−2が切替動作に要する時間(切替時間)以下とすることにより、この問題を解決することができる。この詳細について図10を参照して説明する。
図10のシーケンス図を参照して、切替動作について説明する。現用系光通信回線30−1に障害が発生した場合(P66)、障害検出時間が各ONUのスリープ時間に対して十分短い場合、省電力モードにあるONU#3が次の一時起動状態(P67)に入る前にタイマが満了し警報が生成される場合がある(P54)。この場合、スリープ状態管理テーブルのONU#3についてのReport受信状態は、障害発生(P66)前に受信したReportメッセージ(P36)により、「OK」のままである。そのため、幹線光通信回線に障害が発生し、本来であれば予備系への切替を行う必要があるが、実施の形態2に示すような構成ではプロテクション切替は行われない。
そこで、各ONU10のスリープ時間を切替時間(OLT1の切替動作に要する時間)以下とし、また、警報が発生した場合には切替動作を開始するものとする。このような構成とすることにより、タイマが満了し警報が発生した場合、切替動作が開始されるが(P54)、切替時間より各ONU10のスリープ時間が短いため、切替動作中に少なくとも1回はスリープ中のONU#3がReportメッセージを送信することとなる。切替動作中にReportメッセージを受信したwOLT1−1は、切替動作を中止し、OLTおよび幹線光通信回線を現用系のままで通信を再開する。一方、現用系光通信回線30−1に障害が発生した場合には、切替時間中にReport信号を受信しないため、そのまま切替動作を継続し、現用系から予備系へ切替後、通信を再開する(P43,P44)。
実施の形態3に係る通信システムは、以上のような構成となっているので、実施の形態1の場合と同様に、誤切替の発生する可能性を低減させることができる。さらに、例えば、1つのONUのみが通常モードにある場合等の、従来の通信システムにおいては支線通信回線における障害か幹線通信回線における障害かの判断ができない場合であっても、いずれの通信回線における障害かを判断することができ、より適切な回線運用を行うことができる。
1 OLT、2−1 PON制御部(現用系)、2−2 PON制御部(予備系)、3 受信バッファ、4 送信バッファ、5−1 光送受信器(現用系)、5−2 光送受信器(予備系)、6 WDM、7 PHY、8 通信回線切替部、10−1〜10−3 ONU、11 PON制御部、12 送信バッファ、13 受信バッファ、14 光送受信器、15 WDM、16−1,16−2 PHY、20−1,20−2 端末、21 分岐部、22 MPCP部、23 警報検出部、24 スリープ制御部、25−1,25−2 切替制御部、30−1 幹線光通信回線(現用系光通信回線)、30−2 幹線光通信回線(予備系光通信回線)、31 支線光通信回線、40 光スプリッタ、51 Rx、52 Tx、161−1,161−2 Rx、16−1,16−2 Tx

Claims (5)

  1. 親局装置と複数の子局装置とが現用系通信回線と予備系通信回線および各子局装置への支線通信回線により接続され、これらの通信回線を選択的に用いて、前記親局装置と前記複数の子局装置との通信路形成され、かつ、前記子局装置は、省電力モードにある場合は予め定められた停止期間前記親局装置への信号の送信を停止し、通常モードにある場合は前記親局装置に信号の送信を行う通信システムであって、
    前記省電力モードにある前記子局装置を識別する省電力装置識別手段と、
    前記複数の子局装置のうち、前記省電力装置識別手段により前記省電力モードにあると識別された子局装置を除くいずれの子局装置からも信号を受信しない状態が予め定められた障害検出時間継続した場合に、前記通信路を形成する通信回線を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替える回線切替手段と、
    前記省電力モードにある子局装置が前記停止期間に関連づけて定められたスリープ時間ごとに前記親局装置に対して制御信号を送信する場合に、前記親局装置における前記制御信号の受信状態を前記省電力装置識別手段による識別結果と関連づけて管理する受信状態管理手段と、
    を備え、
    前記回線切替手段は、前記受信状態管理手段による管理結果に基づいて、前記支線通信回線の障害と判断した場合には通信回線の切り替えをせず、前記現用系通信回線の障害と判断した場合には前記通信路を形成する通信回線を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替え
    前記障害検出時間が前記スリープ時間に比べて短く設定された場合に、
    前記省電力モードにある子局装置は、前記現用系通信回線から前記予備系通信回線への切替動作に要する時間である切替時間以下の前記スリープ時間ごとに、前記親局装置に対して前記制御信号を送信し、
    前記回線切替手段は、前記受信状態管理手段による管理結果に基づいて、通信回線の切替動作を開始した後、前記切替時間に前記親局装置が前記制御信号を受信したとき切替動作を中止して通信回線の切り替えをせず、前記切替時間に前記親局装置が前記制御信号を受信しないとき切替動作を継続して前記通信路を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替えること、
    を特徴とする通信システム。
  2. 前記予備系通信回線は、複数の通信回線から構成され、
    前記回線切替手段は、前記複数の子局装置との通信に用いる前記通信路を現用系通信回線から前記複数の通信回線から選択して切替を実行すること、
    を特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 親局装置と複数の子局装置とが現用系通信回線と予備系通信回線および各子局装置への支線通信回線により接続され、これらの通信回線を選択的に用いて、前記親局装置と前記複数の子局装置との通信路形成され、かつ、前記子局装置は、省電力モードにある場合は予め定められた停止期間前記親局装置への信号の送信を停止し、通常モードにある場合は前記親局装置に信号の送信を行う通信システムに適用可能な通信回線切替方法であって、
    前記省電力モードにある前記子局装置を識別する省電力装置識別ステップと、
    前記親局装置において、前記複数の子局装置のうち、前記省電力装置識別ステップにより前記省電力モードにあると識別された子局装置を除くいずれの子局装置からも前記現用系通信回線を経由した信号を受信しない状態が予め定められた障害検出時間に継続した場合に、前記通信路を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替える回線切替ステップと、
    前記省電力モードにある子局装置が、前記停止期間に関連づけて予め定められたスリープ時間ごとに前記親局装置に対して制御信号を送信する制御信号送信ステップと、
    前記親局装置が、前記制御信号送信ステップにおいて送信された制御信号の受信状態を前記省電力装置識別ステップによる識別結果と関連づけて管理する受信状態管理ステップと、
    を備え、
    前記回線切替ステップでは、前記受信状態管理ステップにおける管理結果に基づいて、前記支線通信回線の障害と判断した場合には通信回線の切り替えをせず、前記現用系通信回線の障害と判断した場合には前記通信路を現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替え、
    前記障害検出時間が前記スリープ時間に比べて短く設定された場合に、
    前記制御信号送信ステップにおいて、前記省電力モードにある子局装置は、前記現用系通信回線から前記予備系通信回線への切替動作に要する時間である切替時間以下の前記スリープ時間ごとに、前記親局装置に対して制御信号を送信し、
    前記回線切替ステップでは、前記受信状態管理ステップにおける管理結果に基づいて、通信回線の切替動作を開始した後、前記切替時間に前記親局装置が前記制御信号を受信したとき切替動作を中止して通信回線の切り替えをせず、前記切替時間に前記親局装置が前記制御信号を受信しないとき切替動作を継続して前記通信路を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替えること、
    を特徴とする通信回線切替方法。
  4. 親局装置と複数の子局装置とが現用系通信回線と予備系通信回線および各子局装置への支線通信回線により接続され、これらの通信回線を選択的に用いて、前記親局装置と前記複数の子局装置との通信路形成され、かつ、前記子局装置は、省電力モードにある場合は予め定められた停止期間前記親局装置への信号の送信を停止し、通常モードにある場合は前記親局装置に信号の送信を行う通信システムに適用可能な親局装置であって、
    前記省電力モードにある前記子局装置を識別する省電力装置識別手段と、
    前記複数の子局装置のうち、前記省電力装置識別手段により前記省電力モードにあると識別された子局装置を除く前記子局装置から、信号を受信しない状態が予め定められた障害検出時間継続した場合に、前記通信路を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切る回線切替手段と、
    前記省電力モードにある子局装置が前記停止期間に関連づけて定められたスリープ時間ごとに自装置に対して制御信号を送信する場合に、前記制御信号の受信状態を前記省電力装置識別手段による識別結果と関連づけて管理する受信状態管理手段と、
    を備え、
    前記回線切替手段は、前記受信状態管理手段による管理結果に基づいて、前記支線通信回線の障害と判断した場合には通信回線の切り替えをせず、前記現用系通信回線の障害と判断した場合には前記通信路を形成する通信回線を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替え
    前記障害検出時間が前記スリープ時間に比べて短く設定された場合に、
    前記スリープ時間が、前記現用系通信回線から前記予備系通信回線への切替動作に要する時間である切替時間以下に設定され、
    前記回線切替手段は、前記受信状態管理手段による管理結果に基づいて、通信回線の切替動作を開始した後、前記切替時間に自装置が前記制御信号を受信したとき切替動作を中止して通信回線の切り替えをせず、前記切替時間に自装置が前記制御信号を受信しないとき切替動作を継続して前記通信路を前記現用系通信回線から前記予備系通信回線へ切り替えること、
    を特徴とする親局装置。
  5. 前記予備系通信回線が複数の通信回線から構成される場合に、
    前記回線切替手段は、前記複数の子局装置との通信に用いる前記通信路を現用系通信回線から前記複数の通信回線から選択して切替を実行すること、
    を特徴とする請求項記載の親局装置。
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