JP5426729B2 - 空気調節システム - Google Patents

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    • B01D53/26Drying gases or vapours
    • B01D53/265Drying gases or vapours by refrigeration (condensation)

Description

本発明は、空気を清浄化すると共に除湿することができる空気調節システムに関する。
従来では、冷凍システムを用いて除湿を行う除湿機がすでに知られている。例えば特許文献1にはこの種の除湿機が開示されている。この除湿機は、図7に示すように、概ねコンプレッサー11、冷媒管12、冷却器コイル121及び凝縮器コイル122を有する冷凍システムを備えている。除湿機が駆動されると冷媒を冷媒管12内で循環させ、コンプレッサー11によって圧縮させて冷却器コイル121内で蒸発させることで、吸込口(図示せず)より吸い込まれた外部空気が冷却されることにより、外部空気に含まれている水分が結露してドレン受13に流れ落ち排出されることによって除湿を行う。そして、水分が取り除かれた冷却空気は凝縮器コイル122の周りで凝縮器コイル122の排熱により加熱されて送風ファン14によって吹き出される。次にドレン受13を取り出して水を捨てるが、排水されるという点で資源がむだになる問題点がある。
一方、居住環境の改善によって健康で快適に過ごしたいという需要に応じて、除湿のみならず室内空気の清浄化も注目されている。これまで、空気中に浮遊する汚染微粒子をろ過、付着することや、オゾン、マイナスイオンによる吸着殺菌効果によって空気を清浄化する技術がすでに知られている。しかし、オゾンは多く用いると人体によくないので、密閉した室内で用いるには不適である。一方、マイナスイオンを用いる場合、プラスマイナスの吸引作用によってマイナスイオンが付着した汚染粒子を床面や壁面に付着させて清浄化を行うが、汚染粒子が付着した床面や壁面が汚れて黒くなったりする問題点がある。
最近、水酸化物イオン(hydroxide ion;OH)を用いて空気の清浄化を行う手法が開発された。水酸化物イオンの高い活性を用いて、細菌やいやな臭いの元となる汚染粒子から電子を取り除くことにより汚染粒子の結合力を失わせると、汚染粒子は微小分子に分解されるので、空気の清浄化を図ることができる。また、水酸化物イオンは空気中の水分と結合することができるので、保湿効果もある。
台湾登録実用新案第M404352号明細書
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、水酸化物イオンを用いて空気の清浄化を図ると同時に、除湿により得られた水の再利用を図ることができる空気調節システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、吸い込まれた空気を冷却凝縮させて水を得るように設けられた凝縮部と、前記凝縮部で得られた水を集めて収容するように設けられた水供給部と、水を収容するように前記水供給部に連通して設けられた電解槽と前記電解槽内に互いに所定の間隔をおいて配置されている複数の電極プレートと前記電解槽に連結されて設けられた放出管とを有し、前記電解槽に前記水供給部より供給されて収容された水を前記電極プレートによって電解して水酸化物イオンを生成し、生成された前記水酸化物イオンが前記放出管によって放出される電解部と、を備えていることを特徴とする空気調節システムを提供する。
また、他の発明は、吸い込まれた空気を冷却凝縮させて水を得るように設けられた凝縮部と、前記凝縮部で得られた水を集めて収容するように設けられた水供給部と、水を収容するように前記水供給部に連通して設けられた電解槽と前記電解槽内に互いに所定の間隔をおいて配置されている複数の電極プレートと前記電解槽に連結されて設けられた放出管とを有し、前記電解槽に前記水供給部より供給されて収容された水を前記電極プレートによって電解して水酸化物イオンを生成し、生成された前記水酸化物イオンが前記放出管によって放出される電解部と、前記水供給部に連結されている湿気発生部と、を備えていることを特徴とする空気調節システムをも提供する。
本発明に係る空気調節システムは、凝縮部によって得られた空気に含まれた水を電解部或いは湿気発生部に供給して電解或いは加湿を行うことができるので、水資源を有効に利用することができる。従って、周囲環境に応じて空気の清浄化・除湿・加湿を行うことができるので、使用勝手がよく、また異なる装置を別々に操作することなく、設置スペースを省くことができる。
本発明に係る空気調節システムの一実施例の内部構成を概略的に示す図である。 本実施例に係る空気調節システムの主要構成を示すブロック図である。 本実施例に係る空気調節システムにおいて水を含んだ空気から水及び水酸化物イオンを得る一実施例を示すフローチャートである。 本発明に係る空気調節システムの他の実施例の内部構成を概略的に示す図である。 他の実施例に係る空気調節システムの主要構成を示すブロック図である。 他の実施例に係る空気調節システムにおいて除湿による水から水酸化物イオンや湿気を得るフローチャートである。 従来の除湿機の一例を示す。
(実施例)
以下では、本発明に係る空気調節システムの好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明を行う。
(実施例1)
図1は本実施例に係る空気調節システムの内部構成を概略的に示す図であり、図2は本実施例に係る空気調節システムの主要構成を示すブロック図であり、図3は本実施例に係る空気調節システムにおいて水を含んだ空気から水及び水酸化物イオンを得る一例を示すフローチャートである。
本実施例における空気調節システムは、所定の内部空間を画成する筐体状に形成され、吹出口21と吸込口22とを設けているハウジング2を有し、その内部空間内には、空気を凝縮して空気に含まれた水を得る凝縮部3と、水を収容する水供給部4と、水供給部4に連結されている電解部5と、を備えている。この実施例において更に、水供給部4に連通して水を電解部5へ供給する給水管73と、給水管73内に設けられたろ過部材74と、電解部5に空気を送り電解部5の温度を下げる第1のファン71と、吹出口21の近くに設けられた第2のファン72と、吹出口21を覆って設けられたろ過網8と、制御部9と、を備えている。
凝縮部3は、熱電冷却チップ31と冷却器コイル32とを有し、空気に含まれた水を凝縮して空気中の湿度を下げる。
水供給部4は、凝縮部3によって得られた水を受けて収容する。なお、水供給部4内に収容する水の水面の高さは、供給可能高さと該供給可能高さよりも低い供給不能高さとが定めてある。
電解部5は、水を収容する電解槽52と、電解槽52内に互いに所定の間隔をおいて配置されている複数の電極プレート53、53、・・・と、電解槽52に連結されて設けられた放出管54と、を有する。電解槽52内は水供給部4より供給された水を収容し、電解部5が作動されると、電極プレート53によって水を電解して水酸化物イオンを生成し、生成された水酸化物イオンが放出管54によって吹出口21より放出される。なお、電解槽52内に収容する水の水面の高さには、電解可能高さと該電解可能高さよりも低い電解不能高さとを定めてある。
給水管73は、水供給部4と電解槽52とを連通するように設けられており、給水管73内にろ過部材74が設けられて電解槽52へ供給される水をろ過する。このようにして、水供給部4内の水に不純物が多い場合でも電解槽52での電解効率が低くなることを防止することができる。
ろ過網8は吹出口21を覆って設けられていることによって放出管54から放出される水酸化物イオンをろ過すると共に、吹出口21の外部の不純物が放出管54に入ることを防止することができる。
なお、本発明に係る空気調節システムは、ハウジング2を用いて一つのシステムとして構成されている。
本実施例において、凝縮部3は、熱電冷却チップ31を用いて冷却器コイル32を冷却させることにより空気に含まれた水を結露するようにしたが、従来の除湿機の構成を用いてもよい。
制御部9は、凝縮部3、水供給部4及び電解部5の作動を制御するように凝縮部3、水供給部4及び電解部5に電気的に接続されており、水面の高さを検出する第1の検出部材91と、第2の検出部材92と、凝縮部3及び電解部5を作動不能にするように作動されるスイッチ93と、給水管73に設けられている制御弁94と、ハウジング2に設けられている制御インターフェース95と、を有する。
第1の検出部材91は、電解槽52に設けられており、電解槽52内の水の水面の高さを検出するものである。第1の検出部材91によって、電解槽52内の水の水面が予め定められた電解可能高さより低いことが検出されると、制御弁94が開いて、水供給部4の水が給水管73を通って電解槽52に流れる。
第2の検出部材92は、水供給部4に設けられており、水供給部4内の水の水面の高さを検出するものである。第2の検出部材92によって水供給部4内の水の水面が予め定められた供給可能高さ以上であることが検出されると、図示しないが例えば報知信号を生成し、制御部9へ出力する。
スイッチ93は、凝縮部3及び電解部5に連結されており、第1の検出部材91と第2の検出部材92とによる水面高さの検出に応じて凝縮部3或いは電解部5を作動不能に切り替えるように制御部9によって制御される。例えば、制御部9は第2の検出部材92からの報知信号によってスイッチ93を制御して凝縮部3を作動不能にする。なお、制御部9は第2の検出部材92による報知信号によって生成されたアラーム部材96のアラーム信号により水供給部4に収容された水量の状況が分かるようにすることもできる。
また、第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面が予め定められた電解不能高さ以下であることが検出され、且つ第2の検出部材92によって水供給部4内の水の水面が予め定められた供給不能高さ以下であることが検出された場合、電解部5を作動不能にするようにスイッチ93を制御する。
このようにして、凝縮部3を適時に作動不能にすることによって水供給部4内の水が多くて溢れることを防止することができると共に、電解部5を適時に作動不能にすることによって水供給部4から水を供給できず、電解槽52内の水が足りなくなった後も電解部5が稼働し続けて過熱することによる故障を防止することができる。なお、この実施例において制御部9はスイッチ93を介しての切り替えによって電解部5又は凝縮部3を作動不能にするように構成されているが、これに限らないことは言うまでもない。
制御インターフェース95は、凝縮部3及び電解部5に連結されており、凝縮部3を駆動させて除湿を行うモードと、電解部5を駆動させて空気の清浄化を行うモードと、凝縮部3及び電解部5を駆動させて除湿・空気の清浄化を行うモードと、のいずれかに切り替えるように制御操作を行う。
次に、図3を参照して、以上のように構成された本発明に係る空気調節システムの動作を説明する。
まず、空気調節システムは、インターフェース95により選定するモードに切り替えると、選定されたモードにて駆動する。例えば凝縮部3を駆動させて除湿を行うモードに切り替えると、凝縮部3を駆動させる。熱電冷却チップ31の駆動で冷却された冷却器コイル32によって空気吸込口22より入ってきた空気を凝縮して、水を結露させる。そして、凝縮部3による凝縮水を水供給部4によって受けて収容する。制御部9は、第2の検出部材92によって水供給部4内に収容された水の水面の高さが予め定められた供給可能高さ以上であると、凝縮部3を作動不能にするように制御する。
一方、インターフェース95により電解部5を駆動させて空気の清浄化を行うモードに切り替えた場合を説明する。電解部5が駆動すると、空気清浄効果が得られる水酸化物イオンが生成され、生成された水酸化物イオンが放出管54によって空気吹出口21を介して放出される。ここで、第1のファン71によって外部の空気が吸込口22よりハウジング2内に吸い込まれることによって電解部5の発熱を下げることができる。
なお、水酸化物イオンが放出される前にろ過網8で吹出口21の外部の不純物が放出管54に入ることを防止することができると共に、水酸化物イオンの清浄度を高くすることができる。また、清浄化された水酸化物イオンは第2のファン72によって速やかに放出されることができる。
そして、制御部9は第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた水の電解可能高さよりも低いことが検出された場合、制御弁94を開けるように制御し、水供給部4内の水が電解槽52へ供給される。また、第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた水の電解不能高さ以下であることが検出されたと共に、第2の検出部材92によって水供給部4内に収容された水の水面の高さが予め定められた供給不能高さ以下であることが検出されると、電解部5を作動不能にする。
また、凝縮部3と電解部5とを同時に作動するモードが選定されると、凝縮部3と電解部5とを駆動させる。凝縮部3では、熱電冷却チップ31の駆動で冷却された冷却器コイル32によって空気吸込口22より入ってきた空気を凝縮して、水を結露させ、水供給部4に受けて収容する。その一方、水供給部4内の水が給水管73を通って電解槽52へ流れ込むと、通電した電極プレート53によって電解されて空気清浄効果が得られる水酸化物イオンが生成される。生成された水酸化物イオンが放出管54によって空気吹出口21を介して放出される。このように、除湿と空気の清浄化とを行うことができる。
次に、凝縮部3の駆動及び電解部5の駆動と同様に、制御部9は、第2の検出部材92によって水供給部4内に収容された水の水面の高さが予め定められた供給可能高さ以上であることが検出された場合、凝縮部3を作動不能にする。その一方、制御部9は第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた電解可能高さよりも低いことが検出されると、制御弁94を開けるように制御し、水供給部4内の水が電解槽52へ供給される。また、第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた電解不能高さ以下であることが検出されると共に第2の検出部材92によって水供給部3内に収容された水の水面の高さが予め定められた供給不能高さ以下であることが検出された場合、電解部5を作動不能にする。
以上のように、凝縮部3によって得られた空気に含まれた水を電解部5に供給して電解を行うことができるので、水資源を有効に利用することができる。従って、周囲環境に応じて空気の清浄化・除湿を行うことができるので、使用勝手がよく、また異なる装置を別々に操作することなく、設置スペースを省くことができる。
(実施例2)
次に、図4及び図5を参照して、実施例2に係る空気調節システムを説明する。なお、実施例1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。
本実施例2に係る空気調節システムは更に、水供給部4に連通している湿気発生部6を備えている。また、制御部9は入力された報知信号に応じてアラーム信号を出力するアラーム部材96を更に有する。
湿気発生部6は、湿気放出装置63と案内装置60とを有する。案内装置60は湿気放出装置63に連結され、水供給部4へ延伸されて配置されたガイドパイプ62と、ガイドパイプ62の水供給部4側で水供給部4の水を得るように作動するポンプ61と、を有する。ポンプ61が駆動されて水供給部4の水を吸い取ると、ガイドパイプ62を介して湿気放出装置63に供給する。湿気放出装置63はポンプ61によって得られた水を湿気(すなわち水蒸気)になるように高圧気化し、発生した湿気を放出する。
この実施例において制御部9の制御インターフェース95は、凝縮部3と電解部5との他に湿気発生部6にも連結されており、凝縮部3を駆動させるモードと、電解部5を駆動させるモードと、湿気発生部6を駆動させるモードと、凝縮部3及び電解部5を駆動させるモードと、湿気発生部6及び電解部5を駆動させるモードと、のいずれかに切り替えるように制御操作を行う。
次に、図6を参照して、以上のように構成された本発明に係る空気調節システムの動作を説明する。なお、凝縮部3を駆動させるモードと、電解部5を駆動させるモードと、凝縮部3及び電解部5を駆動させるモードと、は前記実施例1と同じなので、その説明を省略する。以下、実施例1と異なる点を中心に説明する。
例えば湿気発生部6を駆動させるモードに切り替えた場合、制御部9はポンプ61が作動されるように制御し、水供給部4の水がガイドパイプ62を通って湿気放出装置63へ供給される。湿気放出装置63は供給された水を高圧気化して湿気にして放出する。
制御部9は、第2の検出部材92によって水供給部3内に収容された水の水面の高さが予め定められた供給不能高さ以下であることが検出された場合、湿気発生部6を作動不能にする。
また、電解部5と湿気発生部6とを同時に作動するモードが選定された場合、電解部5が作動して電解を行う。そして通電した電極プレート53によって水が電解されて空気清浄効果が得られる水酸化物イオンが生成される。ここで、第1のファン71によって外部の空気が吸込口22よりハウジング2内に吸い込まれることによって電解部5の発熱を下げることができる。
制御部9は、第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた電解可能高さよりも低いことを検出すると、制御弁94を開けるように制御し、水供給部4内の水が給水管73を通って電解槽52へ流れ込む。
一方、湿気発生部6のポンプ61も作動され、水供給部4の水がガイドパイプ62を通って湿気放出装置63へ供給される。湿気放出装置63は、供給された水を高圧気化して湿気にして放出する。
上記と同様に、制御部9は第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた電解可能高さよりも低いことが検出されると、制御弁94を開けるように制御し、水供給部4内の水が電解槽52へ供給される。また、第1の検出部材91によって電解槽52内の水の水面の高さが予め定められた電解不能高さ以下であることが検出されたと共に、第2の検出部材92によって水供給部4内に収容された水の水面の高さも予め定められた供給不能高さ以下であることが検出された場合、電解部5を作動不能にする。
なお、この実施例2では、実施例1と同様に、制御部9はスイッチ93による切り替えによって電解部5、凝縮部3又は湿気発生部6を作動不能にするように構成されているが、これに限らないことは言うまでもない。
以上により、実施例1による効果に加えて、周辺環境に応じて加湿を行うこともできる。従って、多湿環境において凝縮部3と電解部5とを同時に駆動させて空気に含まれた水を取り除くと共に空気の清浄化を行うことができる一方、乾燥環境において電解部5と湿気発生部6とを同時に駆動させて乾いた空気を加湿することができると共に空気の清浄化を行うことできる。
本発明に係る空気調節システムによる作用及び効果をまとめると下記の通りである。
(1)複合機能と整合性が高く、使い勝手が良い:
除湿機能を備えた凝縮部3及び空気清浄機能を備えた電解部5、又は凝縮部3、電解部5及び加湿機能を備えた湿気発生部6をまとめて構成すると、空気清浄化と同時に除湿或いは加湿を行うことができるので、異なる装置を別々に操作する必要がなく、設置スペースを省くことができ、購入費用も大幅に低減することができる。一方、除湿によって得られた水を電解・加湿に利用することができるので、水資源の節約をも図ることができ、使い勝手がよい。
(2)使用安全性が高い:
制御部9は第1の検出部材91及び第2の検出部材92をスイッチ93と共に用いることにより、電解槽52内の水が足りなくなった後も電解部5が稼働し続けて過熱し故障することを防止することができるので、使用安全性が高い。
本発明に係る空気調節システムは、周囲環境の空気の清浄化及び除湿もしくは加湿を行う機器に有用である。
2 ハウジング 62 ガイドパイプ
21 吹出口 63 湿気放出装置
22 吸込口 71 第1のファン
3 凝縮部 72 第2のファン
31 熱電冷却チップ 73 給水管
32 冷却器コイル 74 ろ過部材
4 水供給部 8 ろ過網
5 電解部 9 制御部
52 電解槽 91 第1の検出部材
53 電極プレート 92 第2の検出部材
54 放出管 93 スイッチ
6 湿気発生部 94 制御弁
60 案内装置 95 制御インターフェース
61 ポンプ 96 アラーム部材

Claims (9)

  1. 吸い込まれた空気を冷却凝縮させて水を得るように設けられた凝縮部と、
    前記凝縮部で得られた水を集めて収容するように設けられた水供給部と、
    水を収容するように前記水供給部に連通して設けられた電解槽と前記電解槽内に互いに所定の間隔をおいて配置されている複数の電極プレートと前記電解槽に連結されて設けられた放出管とを有し、前記電解槽に前記水供給部より供給されて収容された水を前記電極プレートによって電解して水酸化物イオンを生成し、生成された前記水酸化物イオンが前記放出管によって放出される電解部と、
    を備え
    更に前記水供給部に連結されている湿気発生部を有し、
    前記湿気発生部は、湿気放出装置と前記湿気放出装置に連結されている案内装置とを有し、前記湿気放出装置が前記案内装置によって案内されてきた水を湿気になるように高圧気化して放出することを特徴とする空気調節システム。
  2. 更に前記水供給部と前記電解槽とを連通して設けられた給水管及び制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記電解槽に設けられており、前記電解槽内の水の水面の高さを検出する第1の検出部材と、
    前記水供給部に設けられており、前記水供給部内の水の水面の高さを検出する第2の検出部材と、
    前記凝縮部及び前記電解部のいずれかを作動不能に切り替えるように作動されるスイッチを有し、
    前記制御部は、前記第1の検出部材によって、前記電解槽内の水の水面が予め定められた電解可能高さより低いことが検出された場合、前記水供給部の水が前記給水管を通って前記電解槽に流れるように制御し、
    前記第2の検出部材によって前記水供給部内の水の水面が予め定められた供給可能高さ以上であることが検出された場合、前記凝縮部を作動不能にするように前記スイッチを制御し、
    前記第1の検出部材によって前記電解槽内の水の水面が予め定められた前記電解可能高さより低いことが検出され、且つ前記第2の検出部材によって前記水供給部内の水の水面が予め定められた供給不能高さ以下であることが検出された場合、前記電解部を作動不能にするように前記スイッチを制御することを特徴とする請求項1に記載の空気調節システム。
  3. 前記制御部は更に前記凝縮部及び前記電解部に連結されている制御インターフェースを有し、該制御インターフェースは、前記凝縮部を駆動させるモードと、前記電解部を駆動させるモードと、前記凝縮部及び前記電解部を駆動させるモードと、のいずれかに切り替えるように制御操作を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調節システム。
  4. 前記案内装置は前記水供給部へ延伸されて配置されたガイドパイプと、前記ガイドパイプの前記水供給部側に設けられて前記水供給部の水を得るように作動するポンプと、を有することを特徴とする請求項に記載の空気調節システム。
  5. 更に前記水供給部と前記電解槽とを連通して設けられた給水管及び制御部を有し、
    前記制御部は、
    前記電解槽に設けられており、前記電解槽内の水の水面の高さを検出する第1の検出部材と、
    前記水供給部に設けられており、前記水供給部内の水の水面の高さを検出する第2の検出部材と、
    前記凝縮部、前記湿気発生部及び前記電解部のいずれかを作動不能に切り替えるように作動されるスイッチと、を有し、
    前記制御部は、前記第1の検出部材によって、前記電解槽内の水の水面が予め定められた電解可能高さより低いことが検出されると、前記水供給部の水が前記給水管を通って前記電解槽に流れるように制御し、
    前記第2の検出部材によって前記水供給部内の水の水面が予め定められた供給可能高さ以上であることが検出されると、前記凝縮部を作動不能にするように前記スイッチを制御し、
    前記第2の検出部材によって前記水供給部内の水の水面が予め定められた供給不能高さ以下であることが検出された場合、前記湿気発生部を作動不能にするように前記スイッチを制御し、
    前記第1の検出部材によって前記電解槽内の水の水面が予め定められた電解可能高さより低いことが検出され、且つ前記第2の検出部材によって前記水供給部内の水の水面が予め定められた前記供給不能高さ以下であることが検出された場合、前記電解部を作動不能にするように前記スイッチを制御することを特徴とする請求項に記載の空気調節システム。
  6. 前記制御部は更に前記凝縮部と前記電解部と前記湿気発生部とに連結されている制御インターフェースを有し、前記制御インターフェースは、前記凝縮部を駆動させるモードと、前記電解部を駆動させるモードと、前記湿気発生部を駆動させるモードと、前記凝縮部及び前記電解部を駆動させるモードと、前記湿気発生部及び前記電解部を駆動させるモードと、のいずれかに切り替えるように制御操作を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の空気調節システム。
  7. 前記制御部は更に、前記給水管に設けられており、前記第1の検出部材によって前記電解槽内の水面の高さが予め定められた前記電解可能高さより低いことが検出された場合、前記水供給部の水が前記給水管を通って前記電解槽に流れるように開く制御弁を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気調節システム。
  8. 更に前記電解部へ空気を送り、前記電解部の温度を下げる第1のファンを有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気調節システム。
  9. 更に、前記凝縮部、前記水供給部及び前記電解部、又は前記凝縮部、前記水供給部、前記電解部及び前記湿気発生部を一体に収容する所定の内部空間を画成し、前記生成された水酸化物イオンが吹き出される吹出口と外部空気が吸い込まれる吸込口とを設けているハウジングと、前記吹出口を覆うように設けられたろ過網と、を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の空気調節システム。
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