JP2007240141A - 湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】如何なる条件の湿り空気であっても、予め設定した湿度となるように、速やか、かつ正確に調節することができ、同時に当該空気に含まれる臭気も除去可能な湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置を提供する。
【解決手段】 湿度制御する空気を微細な気泡にして、所定温度に設定された水中を通過させることにより、空気に含まれる水蒸気量を前記所定温度における飽和水蒸気量とするように調節することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】 湿度制御する空気を微細な気泡にして、所定温度に設定された水中を通過させることにより、空気に含まれる水蒸気量を前記所定温度における飽和水蒸気量とするように調節することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、空調室内における湿度が一定になるように制御したり、生ゴミ処理装置等の産業機器内に発生する湿気を除去したりするために使用する湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置に関する。
従来、冷凍回路で液化した冷媒を熱交換器内で気化し、その気化熱で冷却された熱交換器に湿度の高い湿り空気を接触させて、飽和水蒸気以上の水蒸気を結露させる除湿機が採用されている。除湿された空気は、回収した熱で再加熱のうえ、除湿前と略同じ温度で外部に排出される。熱交換器によって結露させられた水は、熱交換器の下方に設けられた容器で回収されて、定期的に、あるいは容器が満杯になる等、水が所定量に達したときに、廃棄される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平06−281264号公報
ところで、上記従来の冷凍機による熱交換方式の除湿機では、熱交換器の表面温度を一定とした場合において、除湿した空気に含まれる水蒸気量は湿り空気の温湿度によって左右され、湿度を一定に制御することができない。冷凍機のON−OFF制御によって熱交換器の温度を調整することができるが、それでも狙い通りの湿度に制御することは非常に難しい。また、湿度の低い空気を加湿するためには、冷凍機や熱交換器とは別に、加湿のための機構を導入して切り替え使用する必要がある。
また、除湿する空気に臭気(腐敗臭等)が含まれており、その臭気も除去する必要がある場合には、脱臭装置が併用されるが、空気に含まれる湿気によって、脱臭装置内の脱臭剤がすぐに効き目を失ってしまうという不都合があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、如何なる条件の湿り空気であっても、予め設定した湿度となるように、速やか、かつ正確に調節することができ、同時に当該空気に含まれる臭気も除去可能な湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、湿度制御する空気を微細な気泡にして、所定温度に設定された水中を通過させることにより、空気に含まれる水蒸気量を前記所定温度における飽和水蒸気量とするように調節することを特徴とする湿度制御方法を提供する。
請求項2記載の発明は、内部に水を貯留可能な湿度制御槽と、その貯留水の温度を調節可能な温度制御機構と、湿度制御する空気を微細な気泡にして前記貯留水中に放出するエアレーション機構と、を備えることを特徴とする湿度制御装置を提供する。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の湿度制御装置において、前記エアレーション機構は、前記湿度制御槽の下部を多数の小孔を備える区画板で区画してなる空気導入室と、該空気導入室と装置外部を連結する空気導入路と、該空気導入路を介して装置外部から前記空気導入室へ空気を導入するための送風機と、を備えることを特徴とする湿度制御装置を提供する。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の湿度制御装置において、前記送風機は、前記湿度制御槽内における貯留水の上方空間を負圧とすることにより、装置外部の空気を前記空気導入室へ導入することを特徴とする湿度制御装置を提供する。
請求項5記載の発明は、請求項3又は4に記載の湿度制御装置において、前記湿度制御槽の下端に設けられる排水口から装置外部へ貯留水を排出するときに、前記区画板が移動して、前記区画板による区画が解除されることを特徴とする湿度制御装置を提供する。
請求項6記載の発明は、請求項3乃至5のいずれかに記載の湿度制御装置において、前記湿度制御槽の上方から下方へ延びて、相互間の導通有無で前記湿度制御槽内の水位を検知する、相互に長さが異なる複数本の電極を備え、該複数本の電極は、その周囲を上下方向に延びる筒状体で覆われていることを特徴とする湿度制御装置を提供する。
請求項7記載の発明は、生ゴミを発酵及び乾燥処理する生ゴミ処理装置において、請求項2乃至6のいずれかに記載の湿度制御装置を備えてなり、該湿度制御装置によって、前記発酵及び乾燥処理に伴って発生する臭気及び湿気を含む空気の脱臭及び除湿処理を行うことを特徴とする生ゴミ処理装置を提供する。
上記請求項1乃至7の発明の作用原理を説明する。温度(℃)と、当該温度における空気の単位体積当たりの飽和水蒸気量(g/m3)の関係は、図1に示されるとおりであり、空気が所定温度下で水と接触させられた環境に置かれた場合、当該空気に含まれる水蒸気量が上記所定温度における飽和水蒸気量よりも大きいときは、飽和水蒸気量を超える水蒸気は結露して水に吸収され、当該空気に含まれる水蒸気量が上記所定温度における飽和水蒸気量よりも小さいときは、飽和水蒸気量に足りない分の水蒸気に相当する水が当該空気に吸収されて、当該空気に含まれる水蒸気量は上記所定温度における飽和水蒸気量となるよう自然に調節される。
請求項1乃至7の発明は、上記原理に基づき、湿度制御する空気を「所定温度に設定した水中を通過」させて、温度調節するとともにその温度に応じた飽和水蒸気を含ませることで、湿度制御前の温度や水蒸気量に関係なく、当該空気に含まれる水蒸気量を目標値どおりに調節するものである。例えば、湿度制御した空気を供給する室内の設定温度が25℃で、その室内において目標とする相対湿度が50%である場合には、空気を通過させる水の温度を、室内設定温度25℃における飽和水蒸気量22.8g/m3に、0.5(=50%×1/100)を乗じて得られる水蒸気量11.4g/m3を飽和水蒸気量とする温度(約13℃)に設定するだけで、水中通過前における空気の温度や水蒸気量に関係なく、相対湿度50%とする湿度制御が実現される。
ただし、自然に任せて空気の温度を上下させたり、水蒸気の吸収を行わせたりするのでは時間が掛かり過ぎて実用に耐えない。そこで、湿度制御する空気を「微細な気泡」にしたうえで水中を通過させて当該空気と水の接触面積を大きくすることにより、当該空気が上記所定温度に速やかに加熱又は冷却されるようにするとともに、当該空気に対する水蒸気の出入りが速やかに行われるようにして、当該空気の水蒸気量が上記所定温度における飽和水蒸気量へ短時間で調節される実用レベルの湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置を実現するものである。
請求項1記載の発明によれば、以下の優れた効果を奏する。湿度制御する空気を微細な気泡にして、所定温度に設定した水中を通過させるので、当該空気に含まれる水蒸気量が水の設定温度における飽和水蒸気量より多い場合は、余分な水蒸気を水中に取り込んで除湿する一方、当該空気に含まれる水蒸気量が水の設定温度における飽和水蒸気量より少ない場合は、不足水分を空気中に取り込んで加湿することができる。
したがって、水の温度を適宜調整するだけで、湿度が目標値となるように容易に調節できるものである。また、湿度制御する空気に臭気が含まれている場合でも、当該空気が微細気泡化して空気と水の接触面積が大きくなるため、臭気を速やかに水中溶解させることができる。その結果、脱臭装置を併設したり、脱臭装置内の脱臭剤を交換したりすることなく、容易に脱臭処理を施すことができるものである。
請求項2記載の発明によれば、以下の優れた効果を奏する。水を貯留する湿度制御槽と、その水温を調節する温度制御機構と、湿度制御する空気を微細な気泡にして貯留水中に放出するエアレーション機構と、を備えるので、当該空気に含まれる水蒸気量が湿度制御槽の設定温度における飽和水蒸気量より多い場合は、余分な水蒸気を水中に取り込んで除湿する一方、当該空気に含まれる水蒸気量が設定温度における飽和水蒸気量よりも少ない場合は、不足水分を空気中に取り込んで加湿することができる。
したがって、請求項1記載の発明と同様に、除湿と加湿で異なる機構を採用することなく、水の温度を適宜調整するだけで湿度を一定に維持することができる。また、湿度制御する空気に臭気が含まれている場合でも、当該空気が微細気泡化して空気と水の接触面積が大きくなるため、当該空気の水中通過時に臭気を速やかに水中溶解させることで、容易に脱臭処理を施すことができるものである。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。エアレーション機構は、湿度制御槽の下部に小孔を多数備える空気導入室、そこへ湿度制御する空気を導入するための空気導入路及び送風機で形成される簡単な構造でありながら、湿度制御する空気が空気導入室から貯留水中を上方移動する際に、小孔を通過して微細な気泡として水中に放出され、確実に湿度制御されるものである。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。送風機が湿度制御槽の貯留水の上方空間を負圧として、装置外部の空気を空気導入室へ引き込むように導入するので、空気導入路における気圧を高めて空気導入室側から正圧で空気を押し込む場合よりも、気泡がさらに微細化され、水と空気の接触面積が増大して湿度制御が確実に行われるものである。また、送風機が湿度の高い空気に晒されることがないため、錆の発生等による故障の心配が少ない。
請求項5記載の発明によれば、請求項3又は4に記載の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。湿度制御槽の下端に設けられる排水口から貯留水を排出するときに、区画板が移動して区画が解除されるので、貯留水の汚れ(例えば埃や水垢等からなる泥状物質)も貯留水とともに流れ出させることができ、区画板に備えられる小孔に詰まりを生じたり、湿度制御槽内に備えられるスイッチやセンサが故障したりすることが防止される。
請求項6記載の発明によれば、請求項3乃至5のいずれかに記載の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。水位を検知するための相互に長さが異なる複数本の電極を上下方向に延びる筒状体で覆ったので、湿度制御槽内で貯留水がエアレーション機構による気泡等の影響で跳ね上がったりしても、隣り合う電極同士が短絡して誤検知することが防止される。
請求項7記載の発明によれば、以下の優れた効果を奏する。生ゴミの発酵及び乾燥処理に伴って発生する臭気及び湿気が湿度制御装置によって除去されるので、生ゴミ処理装置周辺の衛生状態を良好に維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施形態に係る湿度制御装置1と、それを備える生ゴミ処理装置Xを示す断面図である。ここで、生ゴミ処理装置Xは、微生物と不図示の加熱ヒーターによって、生ゴミを発酵及び乾燥させ、これを肥料として再利用できるように処理する装置であって、上記発酵及び乾燥処理時に大量の腐敗臭(臭気)と水蒸気(湿気)が大量に排出されるため、その排気については脱臭及び除湿処理が必要である。
(湿度制御装置1)
湿度制御装置1は、生ゴミ処理装置Xにおける生ゴミの発酵及び乾燥処理に伴って発生する臭気及び湿気を含む加熱空気の脱臭及び除湿処理を行うために使用され、内部に水を貯留可能な湿度制御槽2と、湿度制御槽2に貯留される貯留水Wの温度を調節可能な温度制御機構3と、除湿(湿度制御)及び脱臭する湿り空気を生ゴミ処理装置Xから導入するとともに、微細な気泡Bにして貯留水W中に放出するエアレーション機構4と、を備えてなる。
湿度制御装置1は、生ゴミ処理装置Xにおける生ゴミの発酵及び乾燥処理に伴って発生する臭気及び湿気を含む加熱空気の脱臭及び除湿処理を行うために使用され、内部に水を貯留可能な湿度制御槽2と、湿度制御槽2に貯留される貯留水Wの温度を調節可能な温度制御機構3と、除湿(湿度制御)及び脱臭する湿り空気を生ゴミ処理装置Xから導入するとともに、微細な気泡Bにして貯留水W中に放出するエアレーション機構4と、を備えてなる。
(湿度制御槽2)
湿度制御槽2は、上下方向に延びる円筒形状の密閉された水槽であって、湿度制御される空気に含まれる水蒸気の吸収に利用される貯留水Wを貯留する。湿度制御槽2は、その上部側面に設けられて槽内に給水するための給水口21と、貯留水Wの下限設定水位WL相当の高さに設けられて槽内水位が上限設定水位WH以上に増えた場合に排水するための水位調節口22と、下部側面に設けられて貯留水Wを全部排出するための排水口23と、槽内水位が上限設定水位WHを上回るか、下限設定水位WLを下回る状態となったことを自動検知するためのレベルスイッチ24と、槽内水位を目視確認するためのレベルインジケータ25と、を備える。
湿度制御槽2は、上下方向に延びる円筒形状の密閉された水槽であって、湿度制御される空気に含まれる水蒸気の吸収に利用される貯留水Wを貯留する。湿度制御槽2は、その上部側面に設けられて槽内に給水するための給水口21と、貯留水Wの下限設定水位WL相当の高さに設けられて槽内水位が上限設定水位WH以上に増えた場合に排水するための水位調節口22と、下部側面に設けられて貯留水Wを全部排出するための排水口23と、槽内水位が上限設定水位WHを上回るか、下限設定水位WLを下回る状態となったことを自動検知するためのレベルスイッチ24と、槽内水位を目視確認するためのレベルインジケータ25と、を備える。
給水口21は、外部からの給水管(図示なし)に接続され、水位調節口22は、外部への排水管(図示なし)に接続され、それぞれ電気制御で開閉させられる電磁バルブ21a,22aを備える。電磁バルブ21aは、レベルスイッチ24によって槽内水位が下限設定水位WLを下回ると検知されるときに開放して、槽内への給水を実施する。電磁バルブ22aは、レベルスイッチ24によって槽内水位が上限設定水位WHを上回ると検知されたときに開放して、槽内からの排水を実施する。排水口23は、電磁バルブ23aを備えており、定期的に行われる貯留水Wの交換時に自動的に開放される。
レベルスイッチ24は、湿度制御槽2の上面に取り付けられ、そこから下方へ延びて相互間の導通有無で槽内水位を検知するための複数本の電極24a,24b,24cを備える。電極24aは、下限設定水位WLより低い位置まで延びており、電極24b,24cは、それぞれ下限設定水位WL及び上限設定水位WHまで延びている。これにより、電極24a、24b間の導通有無で、槽内水位が下限設定水位WLを下回るか否か、電極24a、24c間の導通有無で、槽内水位が上限設定水位WHを上回るか否か、を検知して、電磁バルブ21a,22aや後述する送風機43を作動させるスイッチとなる。
レベルインジケータ25は、湿度制御槽2の外側に上下方向に延びるように取り付けられる透明管で、その上端25aが湿度制御槽2の上限設定水位WHより高い位置で、下端25bが下限設定水位WLより低い位置で槽内と連通されており、槽内水位を外部から目視確認可能としている。なお、下限設定水位WLは、湿度制御される空気に含まれる水蒸気量を目標水蒸気量にまで調整する際に必要な空気の水中通過距離を確保するために、また上限設定水位WHは、送風機43が湿度制御槽2内の貯留水Wを直接吸い上げないようにするために設定される。
(温度制御機構3)
温度制御機構3は、エアレーション機構4によって水中に放出される空気の水蒸気量の加減のため、湿度制御槽2内の貯留水Wの温度を調節する機構であり、湿度制御槽2内に配設される熱交換器31と、熱交換器31と接続されるとともに湿度制御槽2の外部に配置されて圧縮した冷媒ガスを熱交換器31に送り込みながら、熱交換器31内で気化した冷媒を回収する冷媒圧縮装置32と、湿度制御槽2内に配設される水温センサ33と、操作盤34と、を備える。貯留水Wの温度調節は、水温センサ33からの出力結果に基づいて、冷媒圧縮装置32をON−OFFすることにより行われ、その温度設定は、オペレーターによって操作盤34でなされる。なお、操作盤34には、貯留水Wの設定温度のほか、その設定温度における除湿空気の飽和水蒸気量、及び除湿空気を供給される室内の設定温度から算出される相対湿度等が表示される。
温度制御機構3は、エアレーション機構4によって水中に放出される空気の水蒸気量の加減のため、湿度制御槽2内の貯留水Wの温度を調節する機構であり、湿度制御槽2内に配設される熱交換器31と、熱交換器31と接続されるとともに湿度制御槽2の外部に配置されて圧縮した冷媒ガスを熱交換器31に送り込みながら、熱交換器31内で気化した冷媒を回収する冷媒圧縮装置32と、湿度制御槽2内に配設される水温センサ33と、操作盤34と、を備える。貯留水Wの温度調節は、水温センサ33からの出力結果に基づいて、冷媒圧縮装置32をON−OFFすることにより行われ、その温度設定は、オペレーターによって操作盤34でなされる。なお、操作盤34には、貯留水Wの設定温度のほか、その設定温度における除湿空気の飽和水蒸気量、及び除湿空気を供給される室内の設定温度から算出される相対湿度等が表示される。
(エアレーション機構4)
エアレーション機構4は、湿度制御槽2の下部を、上下に貫通する多数の小孔411aを備える区画板411で区画してなる空気導入室41と、空気導入室41と湿度制御装置1の外部に設けられる生ゴミ処理装置Xを連結する空気導入路42と、空気導入路42を介して生ゴミ処理装置Xから空気導入室41へ除湿及び脱臭する湿り空気を導入するための送風機43と、を備えてなり、湿り空気を微細な気泡Bにして貯留水W中に放出する。
エアレーション機構4は、湿度制御槽2の下部を、上下に貫通する多数の小孔411aを備える区画板411で区画してなる空気導入室41と、空気導入室41と湿度制御装置1の外部に設けられる生ゴミ処理装置Xを連結する空気導入路42と、空気導入路42を介して生ゴミ処理装置Xから空気導入室41へ除湿及び脱臭する湿り空気を導入するための送風機43と、を備えてなり、湿り空気を微細な気泡Bにして貯留水W中に放出する。
空気導入室41は、湿度制御槽2をその内部に固定される区画板411で上下に区画することにより、湿度制御槽2の下部に形成され、小孔411aによって湿度制御槽2の上部と連通される小室である。空気導入室41に生ゴミ処理装置Xからの空気が導入されると、導入された空気は後述する送風機43の吸込力によって貯留水Wの中を上昇するが、その際に区画板411に設けられる小孔411aを通過することにより、微細気泡化されて水中に放出されることになる。小孔411aの大きさ及び個数は、送風機43の出力性能等に応じて適宜設定される。
空気導入路42は、生ゴミ処理装置Xの湿り空気を排出する排気管X1に接続される通気管であって、湿度制御槽2内をその上面から下方に延びるように貫通し、下端42aが区画板411の下面側に開口するようにして空気導入室41に接続される。これにより、生ゴミ処理装置Xから排出される湿り空気を空気導入室41に導入できる一方、空気導入路42内に貯留水Wが浸入しないようになっている。
送風機43は、湿度制御槽2内における貯留水Wの上方空間2aと湿度制御槽2の外部を連通する排気管44の中途部に配設されており、上方空間2aに存在する空気を吸い込んで、湿度制御槽2の外側に排気する排風機として作動する。ここで湿度制御槽2は密閉されているため、上方空間2aは送風機43の吸引力によって負圧状態となる。この負圧によって、生ゴミ処理装置Xからの湿り空気は、空気導入路42を介して空気導入室41へ導入され、区画板411に設けられた小孔411aを通過することにより、微細な気泡Bとなって所定温度に設定された貯留水Wの中を通過する。
(湿度制御装置1の作動)
上記湿度制御装置1は、以下のように作動する。湿度制御槽2内の貯留水Wの水位が下限設定水位WLと上限設定水位WHの間に位置する状態で送風機43を作動させることにより、湿度制御槽2における上方空間2aが負圧状態となって、空気導入室41より、生ゴミ処理装置Xで発生した臭気及び湿気を含む加熱された空気がエアレーションされ、微細な気泡Bとなって温度制御機構3で所定温度に設定された貯留水Wの中を通過する。その際、生ゴミ処理装置Xから導入された空気は水中で速やかに冷却されることにより、余剰の水蒸気が結露して水中に吸収され、上方空間2aに合流するまでには、貯留水Wの設定温度に応じた所定の飽和水蒸気量に調節される。また、当該空気に含まれる臭気もその成分が水中で溶解されることにより殆ど除去される。
上記湿度制御装置1は、以下のように作動する。湿度制御槽2内の貯留水Wの水位が下限設定水位WLと上限設定水位WHの間に位置する状態で送風機43を作動させることにより、湿度制御槽2における上方空間2aが負圧状態となって、空気導入室41より、生ゴミ処理装置Xで発生した臭気及び湿気を含む加熱された空気がエアレーションされ、微細な気泡Bとなって温度制御機構3で所定温度に設定された貯留水Wの中を通過する。その際、生ゴミ処理装置Xから導入された空気は水中で速やかに冷却されることにより、余剰の水蒸気が結露して水中に吸収され、上方空間2aに合流するまでには、貯留水Wの設定温度に応じた所定の飽和水蒸気量に調節される。また、当該空気に含まれる臭気もその成分が水中で溶解されることにより殆ど除去される。
生ゴミ処理装置Xから導入された空気から吸収した水蒸気によって、湿度制御槽2内の貯留水Wは増加し水位が上昇する。水位が上限設定水位WHに達すると、レベルスイッチ24がそれを検知して、送風機43の作動を停止させるとともに電磁バルブ22aを開放して水位調節口22から排水する。槽内水位が下限設定水位WLになった時点で、レベルスイッチ24がそれを検知して、電磁バルブ22aを閉鎖し、送風機43を自動的に起動させる。湿度制御槽2内は再び負圧状態となり、空気導入室41より臭気及び湿気を含む空気が微細な気泡Bとなって流入し、除湿及び脱臭処理が行われ、水位が上限設定水位WHに達すると、上記と同様の除湿及び脱臭処理が繰り返される。
なお、貯留水Wは、装置運転に伴って汚れが蓄積されるため、不図示のタイマーからの出力に基づいて、定期的(例えば、1日に1〜数回)に交換される。交換時期が到来すると、タイマー出力に連動して、湿度制御装置1の運転が停止されるとともに、排水口23の電磁バルブ23aを開放されて汚れた貯留水Wが排出される。排水完了後に、電磁バルブ23aが閉鎖され、貯留水Wが下限設定水位WLに達するまで給水口21aから水が供給され、湿度制御装置1の再起動によって、上記と同様の除湿及び脱臭処理が再開される。
(上記実施形態の特徴)
上記実施形態に係る湿度制御装置1は、上記のように構成される結果、以下のような特徴を有している。
上記実施形態に係る湿度制御装置1は、上記のように構成される結果、以下のような特徴を有している。
第一に、湿度制御装置1は、内部に水を貯留可能な湿度制御槽2と、その貯留水Wの温度を調節可能な温度制御機構3と、湿度制御(除湿)する空気を微細な気泡Bにして貯留水W中に放出するエアレーション機構4と、を備えるという特徴を有している。これにより、湿度制御する空気は、貯留水Wの設定温度における飽和水蒸気量を超える余剰水分が速やかに水中に取り込まれて除湿される。すなわち、貯留水Wの温度を操作盤34によって適宜調整することにより、湿度が目標値となるように調節されるものである。また、湿度制御する空気に臭気が含まれている場合でも、水蒸気とともに速やかに水中溶解して脱臭することができる。
第二に、湿度制御装置1は、エアレーション機構4が、湿度制御槽2の下部を多数の小孔411aを備える区画板411で区画してなる空気導入室41と、空気導入室41と湿度制御装置外部の生ゴミ処理装置Xを連結する空気導入路42と、空気導入路42を介して空気導入室41へ空気を導入するための送風機43と、を備えるという特徴を有している。これにより、簡単な構造でありながら、湿度制御する空気が空気導入室41から貯留水W中を上方移動する際に、小孔411aを通過して微細な気泡として水中に放出され、確実に脱臭及び除湿することができる。
第三に、湿度制御装置1は、送風機43は、湿度制御槽2の貯留水Wの上方空間2aを負圧状態とすることにより、生ゴミ処理装置Xからの空気を空気導入室41へ導入するという特徴を有している。これにより、空気導入路42における気圧を高めて空気導入室41側から正圧で空気を押し込む場合よりも、気泡Bがさらに微細化されるので、水と空気の接触面積が増大して湿度制御がより確実に行われるものである。また、送風機43が湿度の高い空気に晒されることがないため、錆の発生等による故障の心配が少ない。
(上記実施形態の変形例1)
上記実施形態では、湿度制御装置1で生ゴミ処理装置Xから発生する高湿度の空気を除湿する場合について説明したが、これに限らず、例えば冬場における湿度の低い乾燥した空気を加湿することとしても良い。加湿に対応するためには、貯留水Wの温度を上げる必要を生じる場合があるため、温度制御装置3は、冷却のみならず加熱も可能にする必要がある。これには、例えば市販されている冷暖房用エアコン装置と同様に、冷媒ガスの切り替え操作によって冷却、加熱の両方を行える熱交換方式の冷媒ガス圧縮方式の機器を採用しても良いし、冷却機能を備える機器と加熱機能を備える機器を併設しても良い。なお、加湿のみを行う場合、貯留水Wを加熱することができる機器のみの採用で足りる。
上記実施形態では、湿度制御装置1で生ゴミ処理装置Xから発生する高湿度の空気を除湿する場合について説明したが、これに限らず、例えば冬場における湿度の低い乾燥した空気を加湿することとしても良い。加湿に対応するためには、貯留水Wの温度を上げる必要を生じる場合があるため、温度制御装置3は、冷却のみならず加熱も可能にする必要がある。これには、例えば市販されている冷暖房用エアコン装置と同様に、冷媒ガスの切り替え操作によって冷却、加熱の両方を行える熱交換方式の冷媒ガス圧縮方式の機器を採用しても良いし、冷却機能を備える機器と加熱機能を備える機器を併設しても良い。なお、加湿のみを行う場合、貯留水Wを加熱することができる機器のみの採用で足りる。
かかる湿度制御装置1で乾燥空気を加湿する場合の作動は以下のとおりである。湿度制御槽2内の貯留水Wの水位が下限設定水位WLと上限設定水位WHの間に位置する状態で送風機43を作動させて、湿度制御槽2の上方空間2aから排気することにより、上方空間2aが負圧状態となって、空気導入室41より、水蒸気量の少ない乾燥空気がエアレーションされ、微細な気泡Bとなって温度制御機構3で所定温度に設定された貯留水Wの中を通過する。その際、乾燥空気は水中で速やかに加熱されることにより、貯留水Wから水蒸気を取り込み、上方空間2aに合流するまでには貯留水Wの設定温度に応じた所定の飽和水蒸気量に調節される。その一方で、乾燥空気に含まれる臭気はその成分が水中で溶解されて殆どが除去される。
乾燥空気に水分(水蒸気)を与えるため、湿度制御槽2内の貯留水Wは減少して、槽内水位は低下する。槽内水位が下限設定水位WLに達すると、レベルスイッチ24がそれを検知して、送風機43の作動を停止するとともに、電磁バルブ21aを開放して給水口21からの給水を開始する。槽内水位が上限設定水位WHになった時点で、レベルスイッチ24がそれを検知して、電磁バルブ21aを閉鎖し、送風機43を自動的に起動させる。湿度制御槽2内は再び負圧状態となり、空気導入室41より乾燥空気が微細な気泡Bとなって流入し、除湿及び脱臭処理が行われ、水位が下限設定水位WLに達すると、上記と同様の処理が繰り返される。なお、貯留水Wの汚れに対応するため、湿度制御装置1は定期的に運転を停止し、排水口23の電磁バルブ23aを開放させて貯留水Wを外部に排出し、排水完了後に電磁バルブ23aを閉鎖して、給水口21から上限設定水位WHに達するまで給水する。なお、空気を除湿する場合には、槽内水位が上限設定水位WHに達すると、下限設定水位WLまで排水し、加湿する場合には、槽内水位が下限設定水位WLに達すると上限設定水位WHまで給水するが、これは操作盤34によって自動又は手動で切り替えられる。
(上記実施形態の変形例2)
上記実施形態では、エアレーション機構4において、空気導入室41を区画する区画板411は湿度制御槽2に固定されていたが、貯留水Wの汚れがひどく、埃、水垢、糸状菌等を含む泥状物質が混じっている場合には、泥状物質が区画板411を上下に貫通する小孔411aを通過できずに区画板411の上面側に残留し、また、場合よっては小孔411aを目詰まりさせることにより排水できなくなることがある。このような泥状物質を残留させたままでは、湿度制御槽内に備えられるスイッチやセンサが故障したり、誤作動したりすることが懸念される。
上記実施形態では、エアレーション機構4において、空気導入室41を区画する区画板411は湿度制御槽2に固定されていたが、貯留水Wの汚れがひどく、埃、水垢、糸状菌等を含む泥状物質が混じっている場合には、泥状物質が区画板411を上下に貫通する小孔411aを通過できずに区画板411の上面側に残留し、また、場合よっては小孔411aを目詰まりさせることにより排水できなくなることがある。このような泥状物質を残留させたままでは、湿度制御槽内に備えられるスイッチやセンサが故障したり、誤作動したりすることが懸念される。
かかる場合、上記実施形態に係る湿度制御装置1では、湿度制御槽2の上面を開放して上方から泥状物質を掬い取る等して清掃するしかなくメンテナンス負担が大きい。そこで、上記実施形態の変形例である図3及び図4の湿度制御装置5のように、区画板を可動タイプに変更し、湿度制御槽の下端に設けられる排水口から装置外部へ貯留水を排出するときに区画板を上方へ移動させることにより、区画板による区画を解除して、区画板と湿度制御槽の間に生じた隙間から排水させるように構造変更しても良い。
湿度制御装置5は、上記実施形態に係る湿度制御装置1と同様に、湿度制御するために外部から導入される空気を微細な気泡にして、所定温度に設定された水中を通過させることにより、空気に含まれる水蒸気量を当該所定温度における飽和水蒸気量とするように調節する装置であって、内部に水を貯留可能な湿度制御槽6と、その貯留水の温度を調節可能な温度制御機構(不図示)と、外部から導入した空気を微細気泡化して貯留水中に放出する(水中を通過させる)エアレーション機構7と、を備えるほか、湿度制御装置1と同様の槽内水位を調整するための機構を備えている。エアレーション機構7は、湿度制御槽6の下部を、上下方向に貫通する多数の小孔711aを備える区画板711で区画してなる空気導入室71と、空気導入室71の底部と装置外部を連通する空気導入路72と、湿度制御槽6内を負圧状態にし、装置外部の空気を、空気導入室71を介して湿度制御槽6内へ微細な気泡として導入する排風機としての送風機73と、を備えてなる。
区画板711は、通常時に、図3において実線で示されるように、湿度制御槽6の下部の幅狭部に着座して空気導入室71を閉鎖するように区画するが、槽内清掃時に、図3(一点鎖線)及び図4に示されるように、上方移動して区画を解除し、湿度制御槽6との間に隙間G(図4)を形成し、貯留水Wを小孔771a以外に隙間Gからも排水口73へ導けるように構成されている。区画板711を移動させる詳細な仕組みは、以下のとおりである。
区画板711は、図3及び図4に示されるように、上下方向に伸縮可能なコイルスプリング(弾性部材)712を介して上下方向に延びるロッド(連結部材)713の下端に連結されており、ロッド713の上端は湿度制御槽6の上面に固定されるエアシリンダ(駆動装置。図3では省略)714に連結されている。なお、コイルスプリング712は、区画板711が湿度制御槽6の下部に着座した際のシール性を確保するために設けられる。エアシリンダ714は、清掃用に設けられて、図4に示されるようにヒンジ開閉する上部蓋体61の開閉操作と連動するように設定されており、上部蓋体61を閉鎖すると、下方へ伸長して区画板711を湿度制御槽6の下部に着座させ、上部蓋体61を開放すると、上方に短縮して区画板711を上方移動させ、区画を解除する。
上記のとおりであるから、清掃時に上部蓋体61を開放すると、区画板711が上方移動して湿度制御槽6との間に隙間Gが形成され、泥状物質を貯留水Wとともに隙間Gから空気導入室71を介して排水口65へ落下排出させることができる。また、区画板711の上面に泥状物質が堆積しても、上方からモップ等を使用して隙間Gから掃き落とすことができる。さらに、図4に示されるように、槽内へ給水するための給水口62のノズルを区画板711の上面に向けて放水可能な角度に設定しておけば、堆積した泥状物質をより完全に流し出すことができる。なお、区画板は、上記のように上下動するものに限らず、ヒンジ開閉するものやその他の構造によって区画を解除するものとしても良い。
(上記実施形態の変形例3)
上記実施形態では、レベルスイッチ24を構成する複数本の電極24a,24b,24cが湿度制御槽2内に剥き出しの状態で配置されているため、湿度制御槽2内の貯留水Wがエアレーション機構4による気泡等の影響で跳ね上がったりしたときに、隣り合う電極同士が短絡して誤検知することが懸念される。そこで、図3に示されるように、水位検知のために設けられるレベルスイッチ63(図4では省略)を構成する複数本の電極63a,63b,63cの周囲全体を上下方向に延びて下方が開放される筒状の保護カバー64で覆うことにより、跳ね上がった気泡等が勢いよく掛かっても隣り合う電極同士が短絡することを防止する。なお、保護カバー64の上部には、筒状体64の内部に貯留水が浸入できるように、空気抜き通路64aが設定されている。
上記実施形態では、レベルスイッチ24を構成する複数本の電極24a,24b,24cが湿度制御槽2内に剥き出しの状態で配置されているため、湿度制御槽2内の貯留水Wがエアレーション機構4による気泡等の影響で跳ね上がったりしたときに、隣り合う電極同士が短絡して誤検知することが懸念される。そこで、図3に示されるように、水位検知のために設けられるレベルスイッチ63(図4では省略)を構成する複数本の電極63a,63b,63cの周囲全体を上下方向に延びて下方が開放される筒状の保護カバー64で覆うことにより、跳ね上がった気泡等が勢いよく掛かっても隣り合う電極同士が短絡することを防止する。なお、保護カバー64の上部には、筒状体64の内部に貯留水が浸入できるように、空気抜き通路64aが設定されている。
(その他の変形例)
上記実施形態及びその変形例2では、送風機43,73による排気で湿度制御槽2,6内を負圧状態にして、空気導入室41,71から湿度制御槽2,6内へ空気を導入することとしたが、空気導入路42,72側に送風機を設けて、湿度制御槽2,6内へ空気を押し込むように供給しても良い。その他、本発明の湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態及びその変形例2では、送風機43,73による排気で湿度制御槽2,6内を負圧状態にして、空気導入室41,71から湿度制御槽2,6内へ空気を導入することとしたが、空気導入路42,72側に送風機を設けて、湿度制御槽2,6内へ空気を押し込むように供給しても良い。その他、本発明の湿度制御方法、湿度制御装置及びそれを備える生ゴミ処理装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 湿度制御装置
2 湿度制御槽
2a 上方空間
21 給水口
21a 電磁バルブ
22 水位調節口
22a 電磁バルブ
23 排水口
24 レベルスイッチ
24a,24b,24c 電極
25 レベルインジケータ
25a 上端
25b 下端
3 温度制御機構
31 熱交換器
32 冷媒圧縮装置
33 水温センサ
34 操作盤
4 エアレーション機構
41 空気導入室
42 空気導入路
42a 下端
43 送風機(排風機)
44 排気管
411 区画板
411a小孔
B 気泡
W 貯留水
WH 上限設定水位
WL 下限設定水位
X 生ゴミ処理装置
5 湿度制御装置(変形例)
6 湿度制御槽
61 上部蓋体
62 給水口
63 レベルスイッチ
63a,63b,63c 電極
64 保護カバー
65 排水口
7 エアレーション機構
71 空気導入室
711 区画板
711a小孔
712 コイルスプリング
713 ロッド
714 エアシリンダ
72 空気導入管
2 湿度制御槽
2a 上方空間
21 給水口
21a 電磁バルブ
22 水位調節口
22a 電磁バルブ
23 排水口
24 レベルスイッチ
24a,24b,24c 電極
25 レベルインジケータ
25a 上端
25b 下端
3 温度制御機構
31 熱交換器
32 冷媒圧縮装置
33 水温センサ
34 操作盤
4 エアレーション機構
41 空気導入室
42 空気導入路
42a 下端
43 送風機(排風機)
44 排気管
411 区画板
411a小孔
B 気泡
W 貯留水
WH 上限設定水位
WL 下限設定水位
X 生ゴミ処理装置
5 湿度制御装置(変形例)
6 湿度制御槽
61 上部蓋体
62 給水口
63 レベルスイッチ
63a,63b,63c 電極
64 保護カバー
65 排水口
7 エアレーション機構
71 空気導入室
711 区画板
711a小孔
712 コイルスプリング
713 ロッド
714 エアシリンダ
72 空気導入管
Claims (7)
- 湿度制御する空気を微細な気泡にして、所定温度に設定された水中を通過させることにより、空気に含まれる水蒸気量を前記所定温度における飽和水蒸気量とするように調節することを特徴とする湿度制御方法。
- 内部に水を貯留可能な湿度制御槽と、
その貯留水の温度を調節可能な温度制御機構と、
湿度制御する空気を微細な気泡にして前記貯留水中に放出するエアレーション機構と、を備えることを特徴とする湿度制御装置。 - 請求項2に記載の湿度制御装置において、
前記エアレーション機構は、前記湿度制御槽の下部を多数の小孔を備える区画板で区画してなる空気導入室と、該空気導入室と装置外部を連結する空気導入路と、該空気導入路を介して装置外部から前記空気導入室へ空気を導入するための送風機と、を備えることを特徴とする湿度制御装置。 - 請求項3に記載の湿度制御装置において、
前記送風機は、前記湿度制御槽内における貯留水の上方空間を負圧とすることにより、装置外部の空気を前記空気導入室へ導入することを特徴とする湿度制御装置。 - 請求項3又は4に記載の湿度制御装置において、
前記湿度制御槽の下端に設けられる排水路から装置外部へ貯留水を排出するときに、前記区画板が移動して、前記区画板による区画が解除されることを特徴とする湿度制御装置。 - 請求項3乃至5のいずれかに記載の湿度制御装置において、
前記湿度制御槽の上方から下方へ延びて、相互間の導通有無で前記湿度制御槽内の水位を検知する、相互に長さが異なる複数本の電極を備え、
該複数本の電極は、その周囲を上下方向に延びる筒状体で覆われていることを特徴とする湿度制御装置。 - 生ゴミを発酵及び乾燥処理する生ゴミ処理装置において、
請求項2乃至6のいずれかに記載の湿度制御装置を備えてなり、
該湿度制御装置によって、前記発酵及び乾燥処理に伴って発生する臭気及び湿気を含む空気の脱臭及び除湿処理を行うことを特徴とする生ゴミ処理装置。
Priority Applications (1)
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- 2007-02-10 JP JP2007031389A patent/JP2007240141A/ja active Pending
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