JP5426553B2 - 閉鎖デバイス、配置デバイス、及び閉鎖デバイスを配置する方法 - Google Patents

閉鎖デバイス、配置デバイス、及び閉鎖デバイスを配置する方法 Download PDF

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Description

(関連出願データ)
本出願は、2007年9月12日に出願された米国仮特許出願第60/971,618号に対し優先権を主張し、そのすべての内容は、引用により本明細書中に組み込まれる。
(本発明の技術分野)
本発明は、一般に、組織で形成された通路を封止及び閉鎖するための医療器具、並びに方法に関する。特に、本発明は、遠位若しくは外側の縁部または遠位若しくは外側の表面と、近位又は内側の縁部あるいは表面(すなわち壁厚)とを具備し、生物組織形成された開口を封止又は閉鎖するためのデバイス、並びに、出血(又は他の体液若しくは組織の流出)を制御する(又は防止する若しくは止める)ための、そのようなデバイスを供給する装置及び方法に関する。該開口は、血管又は器官等の生物組織形成された穿刺、切開又は他の開口を含む。
動脈及び静脈脈管系へのアクセスは、心臓カテーテル法等の血管内の外科的処置、及び経皮的冠動脈内腔拡張術又はステント植込み術等の介入的処置において必要である。一般に、これらの血管内の外科的処置は、患者の皮膚に(経皮的に)、及び介入組織に中空の針を大腿動脈等の維管束系へ挿入することによって行われる。ガイドワイヤは針ルーメンにより患者の血管に通すことができる。ガイドワイヤが所定の場所に設置されると、針が除去され、ガイドワイヤを所定の場所に残す。挿入シースは、例えば拡張器と一緒に、又はそれに続いて、ガイドワイヤにより血管へ進行し得る。そして、経皮的開口を利用するカテーテル、又は他の器具は、挿入シースのルーメン及びガイドワイヤにおいて、所望の血管内位置へ進行し得る。
血管内での処置が完了すると、カテーテル、挿入シース、ガイドワイヤ、及び他の医療器具は除去され、血管壁及び近位の気管組織に開口(いわゆる穿刺部位又は動脈切開)を残し、それを通じて血液が外側へと流れる(出血)。凝血及び傷口の封止が発生するまで、外圧(手動による圧縮)を経皮的穿刺部位に適用することができる。しかしながら、この処置は、高価でかつ時間が掛かり、医師又は看護師の時間も多く要する。また、患者にとって不快であり、患者は、手術室、カテーテル研究室又は拘束領域に留まる必要がある。また、止血前に、出血による血腫発生の危険性がある。
出血が止まると、多くの場合、弾性の包帯(圧迫包帯)又は砂袋が穿刺部位に設置され、特に動脈穿刺の場合に容易に生じる血管の圧力によって凝血が流されるのを防ぐように圧力を生じる。この圧迫包帯又は砂袋は、クリニックによって変わるが、8〜24時間の間、所定の場所に放置する必要がある。圧迫包帯が所定の場所に設置されている間、患者は、ベッドで休んだままでいることを要する。圧迫包帯を除去した後、患者は、再び動くことができる。実際には、これは、経皮的動脈処置に続いて、患者は、長期間、多くの場合、一晩、病院に留まる必要があることを通常意味する。
この外圧処置(手動による圧縮)は、その方法特有の相当数の合併症を伴う。疑似動脈瘤に加え、激しい出血が生じる可能性があり[それによって、穿刺部位を通じて、血管のルーメン、血管周辺の凝血塊(血腫)及び動静脈瘻(血管の動脈と静脈系間の通路)間に通路が存在する]、また、後腹腔出血も生じる可能性がある。また、隣接した神経は、直接的な圧力若しくは大量出血から圧縮されるか、あるいは傷つけられ、痛み、感覚障害、又はこれらの神経によって刺激される筋肉群の麻痺を生じる。これらの合併症は、すべての手順のおよそ1〜3%において起こる。外科的介入は、時に必要であり、それによって血腫が軽減され、穿刺部位が縫合される(必要に応じて、瘻が封止される)。
穿刺部位の縁部(端部)を咬合又は接合することによって血管穿刺を経皮的に封止するために、様々な装置及び器具が提案され、使用されている(これらの装置及び器具は、当業者にとって公知であり、そのすべては、特に本明細書中で参照される必要はない)。これらの装置及び器具は、配置器具により手動で配置する必要がある閉鎖デバイスに関する。例えば、Kenseyらの米国特許第5,676,689号明細書を参照されたい。従来技術に関して、止血の有効性は、処置が盲目的に実行される一方で、穿刺部位に関して正確に閉鎖手段を配置するユーザの能力に強く依存する。(ユーザが実行する複数のステップ、及び器具操作によって特徴付けられる)そのような止血デバイスの手動の配置手段は、正しく確実に閉鎖デバイスを配置するために、ユーザが非常に主観的な“感触”又は“触覚技術”を身に付けることを必要とする。
多くのユーザが誘導する手順ステップに関連する触覚操作(tactile manipulation)の必要条件、使用の難しさ、習熟曲線の長さ、(従来技術の器具の)低い精度が、心臓カテーテル研究室における止血デバイスの導入速度を遅くさせている。その結果、患者にとっての利点(快適さ及び医療効果の向上)、並びに機関にとっての利点(効率向上及びコスト削減)が損なわれてしまう。
米国特許第5,676,689号明細書
したがって、本発明の主な目的及び利点は、(上で論じられるように)現在の器具と比較して使い易さが向上した(閉鎖インプラントを配置するために用いる)配置デバイス又は機器を提供することであり、すなわち、(1)触覚操作を最小化する、(2)ユーザが誘導する手順ステップを最小化する、(3)ユーザが配置デバイス又は機器を効果的に使用する方法を把握する時間を最小化する、(4)閉鎖精度を向上させる、及び(5)そのような配置デバイス又は機器を使用する一般的なユーザの要求を向上させることである。特に、本発明の主な目的及び利点は、オートメーション化した機能性を有する配置デバイス又は機器を提供することである。
本発明の他の目的及び利点は、上述の第1世代の閉鎖デバイスと比較して、繰返し利用することができる、良好でかつ効果的な封止をする閉鎖デバイスを提供することである。
本発明の更なる目的及び利点は、生体内で溶解する(生分解性の)閉鎖デバイスを提供することであり、それにより、以降の動脈へのアクセス、すなわち‘再接着’が可能となる。
本発明の他の目的及び利点は、所定の場所で固定して操作することができ、血管壁にわたって[すなわち、インプラント構造が血管壁に加圧して、それが動かないように(固定されて)所定の場所に保持されるところで]閉鎖インプラント(デバイス)を安定させる閉鎖デバイスを提供することである。既存の器具における出血の危険性の一つは、生理的動作(股関節屈曲など)による損傷に抵抗する閉鎖構造を提供しないことである。したがって、本発明の実施態様による固定した(又は安定した)装置は、患者の安全な早期歩行を可能にする。
前述の目的及び利点により、本発明の実施態様は、従来技術の問題を解決する組織で形成された通路を封止及び閉鎖するための医療器具及び方法を提供する。特に、遠位又は外側の縁部あるいは表面と、近位又は内側の縁部あるいは表面(すなわち壁厚)とを具備する生物組織形成された開口を封止又は閉鎖するためのデバイス、並びに出血(又は他の体液若しくは生物組織の流出)を制御する(又は防止する若しくは止める)ための、そのようなデバイスを供給する装置及び方法が提供される。該開口は、血管又は器官等の生物組織形成された穿刺、切開又は他の開口を含む。
本発明の実施態様によれば、閉鎖デバイスは、様々なサイズ(例えば、診断用カテーテル法又は冠動脈血管形成術又はステント植込み術等の小型の経皮的穿刺処置の結果として形成された開口、及び僧帽弁修復術等の大型の経皮的穿刺処置の結果として形成された開口)の生物組織形成された開口を封止するために提供される。
本発明の実施態様によれば、生物組織形成された開口を封止するための閉鎖デバイスは、配置前の閉鎖デバイスの構成及び位置において、フットプレート(footplate)と、プラグと、ワイヤとを具備して提供される。
本発明の実施態様によれば、生物組織形成された開口を封止するための閉鎖デバイスは、配置後の閉鎖デバイスの構成及び位置において、フットプレートと、プラグと、ワイヤとを具備して提供される。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは、一体型の構造からなり、すなわち、ワイヤの遠位部分を具備する単一構造(ワイヤ形状)として製造される。該フットプレートを具備するワイヤの遠位部分は、ワイヤのループ状又は楕円形状に形成された遠位部分を具備する。該フットプレートの一体型の実施態様は、塑性的に変形することができる。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは、分離していて、恒常的にワイヤに固定する構造を具備する。フットプレート部分は、型打ちされた又は機械加工されたプレート部分を具備する。本実施態様において、ワイヤの部分、好ましくは遠位部分を、フットプレートに溶接することが可能である。このフットプレートの溶接した実施態様は、塑性的に変形することができる。あるいは、ワイヤの部分、好ましくは遠位部分を、ボールソケット機構/構造によりフットプレートに取り付けるか、又はヒンジ機構によってフットプレートに取り付ける。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは、分離していて、ボールソケット機構のように、ワイヤにヒンジ取付されることがある。
本発明の実施態様によれば、該ワイヤは、ボールソケット構造によってフットプレートに取り付けられ、それによって、ボールはワイヤと一体及び同軸になり、ボール(球体)の径は、ワイヤの径より大きくなる。さらに、それによって、ボールは、ワイヤの遠位端部と同じ位置に配置される。ボールは、溶解等の方法(ワイヤ材料を溶解してボール又は球状に流入した後、ボールを冷却し凝固することができる)によってワイヤの遠位端部に形成されるが、加熱供給源は、例えば、レーザー若しくは誘導型の加熱手段、又は他の加熱供給源である。あるいは、球状端部は、例えば、圧着、ロータリースウェジング、レーザー溶着又は他の許容し得る手段によってワイヤの遠位端部に取り付け可能である分離した球状に形成された部分(例えば、貫通孔を有する固体の球体)であってもよい。
本発明の実施態様によれば、該フットプレート及び該ワイヤ(ボール端部として分離した球状に形成された部分を含む)は、生体適合性で生体腐食性(biocorrodible)の金属から構成される
本発明の実施態様によれば、該フットプレート及び該ワイヤ(分離した球状に形成されたボール端部を含む)は、マグネシウムを含む生体適合性で生体腐食性の金属から構成される。
本発明の実施態様によれば、該フットプレート及び該ワイヤ(分離した球状に形成されたボール端部を含む)は、マグネシウム合金を含む生体適合性で生体腐食性の金属から構成される(例えば、Mg 9980A, Mg 9990A, Mg 9995A, AM100A, AZ63A, AZ91A, AZ91B, AZ91C, AZ92A, AZ81A, EK30A, EK41A, EZ33A, HK31A, HZ32A, K1A, ZE41A, ZH62A, ZK51A, ZK61A, AZ31B, AZ31C, AZ61A, AZ80A, HM31A, M1A, ZK21A, ZK60A, (P)ZK60B, HM21A, ZE10A, TA54A, WE54, WE43, ZW3, AZM, AZ80, AZ31, ZM21, ZK60など)。
本発明の実施態様によれば、該フットプレート及び該ワイヤ(分離した球状に形成されたボール端部を含む)は、マグネシウム及び希土類元素を含んだマグネシウム合金を含む、生体適合性で生体腐食性の金属から構成される。
本発明の実施態様によれば、該フットプレート及び該ワイヤ(分離した球状に形成されたボール端部を含む)は、マグネシウム及び少なくとも1つの希土類元素を含んだマグネシウム合金を含む生体適合性で生体腐食性の金属から構成され、該希土類元素がスカンジウム、ランタン、セリウム、プラセオジミウム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、及びルテチウムからなる群から選択される。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは生体吸収性高分子で構成され、ワイヤ(分離した球状に形成されたボール端部を含む)は前記生体適合性で生体腐食性の金属を含む、生体適合性で生体腐食性の金属で構成される。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは生体吸収性高分子[例えば、ポリL‐乳酸(PLLA)、ポリ乳酸グリコール酸共重合体(PLGA)、及びポリグリコール酸(PGA)など]で構成され、前記の様に該ワイヤは生体適合性で生体腐食性の金属で構成され得る。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは、生体適合性で生体腐食性の金属で構成され、該ワイヤは、生体適合性で生体腐食性の金属を含む生体吸収性高分子と、上に開示されるような生体吸収性高分子とで構成され得る。
該フットプレートの実施態様は、多くの製造方法を用いて製造することができる。これらには、必要又は要求に応じて、効果的な、成形、押出加工、機械加工、スタンピング、鋳造、鍛造、レーザーカット及び/又はレーザー加工、スタンピング、接着固定、溶接、及びその組合せを含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の実施態様によれば、該ワイヤは伸張性のある要素から構成される。
本発明の実施態様によれば、該ワイヤは伸張性のある要素から構成され、該伸張性のある要素はマルチフィラメントで構成される。
本発明の実施態様によれば、該ワイヤは伸張性のある要素から構成され、該伸張性のある要素はマルチフィラメントで構成され、該マルチフィラメントはマルチフィラメントの編み組まれた部分で構成される。
本発明の実施態様によれば、該ワイヤは伸張性のある要素から構成され、該伸張性のある要素はモノフィラメントで構成される。
本発明の実施態様によれば、該フットプレート及び該ワイヤは共に前述の生体吸収性高分子を含む生体吸収性高分子で構成され得る。
本発明の実施態様によれば、該プラグは前述のような生体吸収性高分子を含む生体吸収性高分子で構成される。
本発明の実施態様によれば、該プラグは前述のような生体適合性で生体腐食性の金属を含む生体適合性で生体腐食性の金属で構成される。
本発明の実施態様によれば、該プラグは円錐形に形成され、遠位部分及び近位部分を具備し、該プラグの遠位部分の径がプラグの近位部分の径より小さい。
該プラグの実施態様は、多くの製造方法を用いて製造することができる。これらには、必要又は要求に応じて、効果的な、成形、押出加工、機械加工、深絞り加工、鋳造、鍛造、レーザーカット及び/又はレーザー加工、スタンピング、接着固定、溶接、及びその組合せを含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の実施態様によれば、該閉鎖デバイスは、生分解性である。
本発明の実施態様によれば、該フットプレートは、プラグの完全分解前にフットプレートが完全分解するように、プラグより速い速度において生体内で生体分解するように形成される。
本発明の実施態様によれば、使いやすく、触覚操作の必要性を最小化し、最小のユーザ誘導による手順ステップを提供し、効果的に配置デバイス又は機器を使用する方法を学ぶための最小のユーザ訓練時間(“短い習熟曲線”)を必要とし、高精度であり、そのすべてが、そのような配置デバイス又は機器を使用する一般的なユーザの要求を向上させるような配置デバイス又は機器が提供される。特に、本発明の実施態様によれば、本発明の実施態様の閉鎖デバイスを配置するためのオートメーション化した機能性を有する、配置デバイス又は機器が提供される。
本発明の実施態様によれば、ハウジングと、少なくとも1つの第1の付勢又は弾性部材(例えば、コイルばね、板ばね、定荷重ばね、又は運動エネルギーを蓄積して放出することができる他の部材又は機構)と、第1の可動/摺動可能な要素と、第1の解除機構(例えば、ピンの解除、フック及びショルダーの解除、カム動作の解除、トグルの解除、又はばね荷重下で構成要素又は複数の構成要素を解除することができる他の機構)とを利用する配置デバイス又は機器が提供される。
本発明の実施態様によれば、ハウジングと、少なくとも1つの第2の付勢又は弾性部材(例えば、コイルばね、板ばね、定荷重ばね、又は、運動エネルギーを蓄積して放出することができる他の部材又は機構)と、第2の可動/摺動可能な要素と、第2の解除機構(例えば、ピンの解除、フック及びショルダーの解除、トグルの解除、又はばね荷重下で構成要素又は複数の構成要素を解除することができる他の機構)とを利用する配置デバイス又は機器が提供される。
本発明の実施態様によれば、本発明の実施態様の止血デバイスが配置された後、直ちに処理可能である熱可塑性部品で主に製造された配置デバイス又は機器が提供される。熱可塑性部品で主に製造された本発明の実施態様の配置デバイスは、生物組織において形成された開口を閉鎖するための費用効果的な手段(安価な材料による)を提供することができる。
本発明の実施態様によれば、開口を封止するための閉鎖デバイスを具備する生物組織形成された開口(例えば、血管壁において形成された開口を含む経皮的に形成された穿刺)を封止するためのシステムと、該閉鎖デバイスを開口に配置して該開口を封止し、出血(又は他の体液若しくは組織の流出)を制御(又は防止する若しくは止める)するための配置デバイスが提供される。経皮的に形成された穿刺は、血管を被覆する皮膚の表面に組織を通じて延びる血管壁において形成された開口に隣接する組織器官を更に含む。該閉鎖デバイスは、前記プラグと、ワイヤと、フットプレートとを具備する。該配置デバイスは、外側の遠位のC型管と該外側の遠位のC型管内部に収容される内側の遠位のC型管とを具備する遠位のC型管と、皮膚フランジアセンブリ(その部分がワイヤの縦軸と同軸である)と、ハウジングシェルと、制御ハウジングと、外側の近位管と内側の近位管とを具備する近位管と、押圧管と、スライドバレルとカットオフレバーとを具備するスライドバレルアセンブリと、複数の横方向の定荷重ばねを具備する付勢部材と、上部の定荷重ばねと下部の定荷重ばねとを具備する第2の付勢部材と、細長いU型の構造を具備し、該U型の構造が閉じた近位端部と開いた遠位端部とを具備するワイヤフェルールと、圧搾レバーハンドルを具備する圧搾レバーハンドルアセンブリと、該圧搾レバーハンドルの保持具内で保持されたボタンであって、該ボタンが、該保持具内で摺動可能であるボタンと、輪とを具備する。
本発明の実施態様によれば、予め配置された閉鎖デバイス配置構成及び位置において、フットプレートは、外側の遠位C型管の遠位端部内に位置する。フットプレートの近位端部は、内側の遠位C型管の遠位端部に隣接する。プラグは、フットプレートに隣接し、外側の近位管の遠位部分内でワイヤの縦軸に沿って位置し、遠位で押圧管と隣接している。ワイヤは、近位で、フットプレートの近位端部から内側の遠位C型管と、プラグの軸方向の孔と、押圧管とを通って延び、ワイヤフェルールの近位の閉じた端の内側に取り付けられる。
本発明の実施態様によれば、遠位のC型管は、同心円状で一緒に入れ子状になり、それを通じて主な導管領域を形成する。該主な導管領域は、血液標識通路として機能するようにすることができる。外側の遠位C型管及び内側の遠位C型管は、同心円状で互いに揃った側面の孔をそれぞれ具備し、血液標識通路を通った血管からの近位の血流の空気の出口として機能するようにすることができる。外側の遠位C型管は、外側の遠位C型管の遠位端部の方へ入口孔を含む。この入口孔は、血液標識通路への入口として機能し、好ましくは、フットプレートの予め配置された閉鎖デバイスの配置位置の近位端部に向かって位置する。これにより、フットプレート全体が血管内にあるという指示が可能になる。血液標識通路における近位の血流は、入口孔より低い空気の出口での圧力によるものである。
本発明の実施態様によれば、該主な導管領域は、プラグを配置するための配置領域として機能するようにすることができる。遠位のC型管は、血管配置後の構成及び位置へのプラグの通過を可能にするため、不可逆的な入れ子にされていない状況を形成することを局所的に拡大及び分離することができ、該プラグは主な導管領域の内径より大きい近位の径で構成される。
本発明の実施態様によれば、該遠位のC型管は、ワイヤの縦軸と同軸で独立して摺動させることができる。
本発明の実施態様によれば、該配置デバイスは、ガイドワイヤの挿入のための、近位のガイドワイヤ出口と遠位のガイドワイヤ入口とを具備するガイドワイヤルーメンを更に具備する。該ガイドワイヤが挿入されると、該ガイドワイヤは、経皮的に形成された穿刺を通って、遠位のガイドワイヤ入口へ血管のルーメンから近位方向に経皮的に延びる。遠位のガイドワイヤ入口から、ガイドワイヤは近位でガイドワイヤルーメンを通って近位のガイドワイヤ出口に延び、該ガイドワイヤは近位でガイドワイヤルーメンから出る。
本発明の実施態様によれば、該皮膚フランジアセンブリは遠位端部と近位端部とを具備し、遠位で制御ハウジングの縦軸に沿って摺動することができる。近位部分は制御ハウジングの外側の部分に沿って摺動し、遠位部分は遠位のC型管の外側の部分に沿って摺動する。
本発明の実施態様によれば、該制御ハウジングは該皮膚フランジアセンブリによって部分的に収容される。
本発明の実施態様によれば、該近位管は、該制御ハウジング内で収容され、ワイヤの縦軸に沿って独立して摺動することができる。
本発明の実施態様によれば、該スライドバレルは、一般に、ワイヤの近位部分が制御ハウジング内でワイヤフェルールに取り付けられる位置より遠位にある。該スライドバレルアセンブリは遠位でワイヤの縦軸に沿って摺動することができる。
本発明の実施態様によれば、該押圧管は閉鎖デバイス配置後の構成及び位置にプラグを押すことができる。該押圧管は近位の管内に存在する。押圧管の遠位端部はプラグと隣接している(あるいは、押圧管の遠位端部は、プラグと隣接している挿入部に隣接していてもよい)。スライドバレルアセンブリを通じて部分的に延びる押圧管の近位端部は、スライドバレルアセンブリの近位部分より遠位にあり、カットオフレバーの下にある。押圧管の近位端部は配置キー内で入れ子にすることができる。押圧管は、遠位でワイヤの縦軸に沿って摺動することができ、該主な導管領域によりプラグを押すことができる。
本発明の実施態様によれば、該カットオフレバーは、ヒンジピン機構によってスライドバレルに取り付けられる近位部分を具備する。該カットオフレバーは、その遠位端部がワイヤの縦軸の中心及び縦軸から離れて回転するように、垂直方向にヒンジピン機構の周りを動く(ヒンジにより移動可能とする)ことができる。
本発明の実施態様によれば、横方向の定荷重ばねは、皮膚フランジアセンブリ内に部分的に存在し、左の横方向の定荷重ばね及び右横方向の定荷重ばねを具備する。該左の横方向の定荷重ばね及び右横方向の定荷重ばねはそれぞれ、平坦部分とロールばね部分とを具備する。横方向の定荷重ばねのロールばね部分は、制御ハウジングの横方向の外側の遠位部分に存在する(皮膚フランジアセンブリの遠位端部内で)。左の横方向の定荷重ばねの平坦部分の近位端部は、皮膚フランジアセンブリの左の内側の近位部分内に存在し、許容し得る付属手段(例えばネジ止め)により皮膚フランジアセンブリの内側の近位部分に取り付けられ、制御ハウジングの左の外側の部分に沿って遠位で左の横方向の定荷重ばねのロールばね部分に延びる。右横方向の定荷重ばねの平坦部分の近位端部は、皮膚フランジアセンブリの右の内側の近位部分内に存在し、許容し得る付属手段(例えばネジ止め)により皮膚フランジアセンブリの内側の近位部分に取り付けられ、制御ハウジングの右の外側の部分に沿って遠位で右の横方向の定荷重ばねのロールばね部分に延びる。
本発明の実施態様によれば、該横方向の定荷重ばねは、一定の遠位の力によって遠位方向に皮膚フランジ部分を動かすことができる。
本発明の実施態様によれば、該横方向の定荷重ばねは、一定の遠位の力を皮膚の外側表面、ちょうど経皮的穿刺に最も近い部分に適用することができる。
本発明の実施態様によれば、該横方向の定荷重ばねは、一定の伸張性のある近位の力をワイヤに適用することができ、一定の近位の張力は、血管の内部の壁に対してフットプレートを設置する。フットプレートが設置される位置で、基準が設定される。
本発明の実施態様によれば、配置デバイスは、皮膚フランジアセンブリ内に部分的に存在し、制御ハウジングの外側の部分に沿った回転減衰システムを更に具備する。該回転減衰システムは、皮膚フランジアセンブリ上の横方向の定荷重ばねによって生成される一定の遠位の力を完全に打ち消すわけではないが、それに部分的に抵抗し得る。
本発明の実施態様によれば、上下の定荷重ばねは、皮膚フランジアセンブリ内に部分的に存在し、上部の定荷重ばね及び下部の定荷重ばねはそれぞれ、平坦部分及びロールばね部分を具備する。下部の定荷重ばねの下部の薄板ばね部分の近位端部は、(許容し得る固定手段、例えばネジによって)スライドバレルの下部に取り付けられ、制御ハウジングの下の外側の部分に沿って遠位で下部ロールばね部分に延びる。下部ロールばね部分は、制御ハウジングの下部の遠位の外側の部分(皮膚フランジアセンブリの遠位部分内で)に存在する。上部の定荷重ばねの上部の薄板ばね部分の近位端部は、(許容し得る固定手段、例えばネジによって)スライドバレルの上部に取り付けられ、制御ハウジングの上の外側の部分に沿って遠位で上部ロールばね部分に延びる。上部ロールばね部分は、制御ハウジングの上部の遠位の外側の部分(皮膚フランジアセンブリの遠位部分内で)に存在する。
本発明の実施態様によれば、該上部の定荷重ばね及び該下部の定荷重ばねは、一定の遠位の力によって遠位方向にスライドバレルアセンブリを動かすことができる。該スライドバレルアセンブリは、スライドバレルに上下の定荷重ばねによって適用される一定の遠位の力によって、遠位方向に押圧管を押すことができる。プラグは、経皮的穿刺、並びに閉鎖デバイス配置後の構成及び位置(例えば、血管の壁において形成された開口内で)に経皮的に押し込まれ、止血デバイス配置後の位置は、血管の壁において形成された開口を適切に封止するため、ワイヤ及びフットプレートにおける基準の設定によって制御される。したがって、この生物組織(例えば、血管の壁において形成された)における開口は、遠位又は外側の縁部あるいは表面と、近位又は内部の縁部あるいは表面(すなわち壁厚)とを具備し、本発明の実施態様の閉鎖デバイスに有用な“プラットフォーム”を提供する。
本発明の実施態様によれば、ワイヤフェルールは近位管内に存在し、制御ハウジングの縦軸に沿って長手方向に摺動することができる。
本発明の実施態様によれば、該圧搾レバーハンドルアセンブリの圧搾レバーハンドルは、横方向の上部フック型端部によって着脱自在に皮膚フランジアセンブリの近位端部に取り付けられる。該横方向の上部フック型端部は、左上部フック型端部及び右上部フック型端部を具備する。圧搾レバーハンドルアセンブリの連結部品は、上部フック型部分及び下部分を具備する。連結部品の上部フック型部分は着脱自在にスライドバレルの下部のヒンジピン機構に取り付け可能であり、連結部品の下部分はヒンジピン機構によって圧搾レバーハンドルに取り付けられる。
該配置デバイスは、多くの最適な耐久性のある材料から形成することができる。ある実施態様において、配置デバイスは、適切なプラスチック(例えば熱可塑性物質)と金属との組合せから形成される。改良された態様において、他の適切なプラスチック、金属、合金、セラミック又はその組合せが、必要又は要求に応じて効果的に利用される。適切な表面被覆又は仕上げ加工は、必要又は要求に応じて適用される。
該配置デバイスの実施態様は、多くの製造方法を用いて製造することができる。これらには、必要又は要求に応じて、効果を有する、成形、押出加工、機械加工、スタンピング、鋳造、鍛造、レーザーカット及び/又はレーザー加工、スタンピング、接着固定、溶接、及びその組合せを含むが、これらに限定されるものではない。
本発明の実施態様によれば、閉鎖デバイスを自動的に配置するための配置デバイスを作動させる方法が提供される。該方法は第1の解除機構を自動作動するユーザによって誘導された第1の圧搾動作(例えば、フック及びショルダー解除)を用い、同時に少なくとも1つの第1の弾性部材は第1の可動/摺動可能な要素に運動エネルギーを付与することができる。
本発明の実施態様によれば、閉鎖デバイスを自動的に配置するための配置デバイスを作動させる方法が提供される。該方法は、第2の解除機構を自動作動するユーザによって誘導された第2の圧搾動作(例えばフック及びショルダー解除)を用い、同時に少なくとも1つの第2の弾性部材は第2の可動/摺動可能な要素に運動エネルギーを付与することができる。
本発明の実施態様によれば、例えば血管(例えば、大腿動脈等の動脈)、器官等において経皮的に形成された穿刺、切開又は他の開口等の生物組織形成された開口を封止又は閉鎖することにより、出血(又は他の体液又は組織の流れ)を制御する(又は防止する又は止める)ための、本発明の実施態様の閉鎖デバイスを配置する方法が提供される。例えば、この方法は、診断又は治療の血管内の外科的処置の最終段階で実施することができる。
本発明の実施態様によれば、プラグと、プラグと関連して制御されない位置と制御された位置との間で可変である塑性的に変形可能な部分を具備した剛性ワイヤと、ワイヤに取り付けられたフットプレートとを具備する、生物組織形成された開口を封止するための閉鎖デバイスが提供される。
プラグ、ワイヤ、及び、フットプレートのうちの少なくとも1つは、少なくとも部分的に生体腐食性金属で形成することができる。該生体腐食性金属は、マグネシウム又はマグネシウム合金を含み得る。該マグネシウム合金は、AZ31を含み得る。
閉鎖デバイスのプラグは、第1の大きさを有する第1部分と第1の大きさより大きい第2の大きさを有する第2部分を具備し得る。フットプレートはプラグの第1部分に遠位に配置され、変形可能な部分は近位でプラグの第2部分に配置することができる。
プラグは、遠位面と近位面とを具備し得て、該プラグの遠位面の領域はプラグの近位面の領域より小さい。閉鎖デバイスのワイヤは、制御された位置に配置され、プラグの近位面と確実に係合される塑性的に変形した屈曲を有する。ワイヤは、縦軸を具備し、塑性的に変形した屈曲は、縦軸から約30〜90°曲がる。
また、該プラグは、実質的にT型、実質的に円錐型、又は実質的にラッパ型に形成することができる。該プラグはワイヤが延びる通路を含むことができ、プラグはワイヤに沿って移動可能である。
閉鎖デバイスのフットプレートは、ワイヤの実質的にループ状の遠位部分であってもよい。フットプレートは、ワイヤの遠位端部に取り付けられた細長いプレート部分とそれを通して形成された開口とを具備し得る。フットプレートはソケットを具備した細長いプレート部分を具備し、ワイヤの遠位端部はソケットによって捕捉される。ワイヤの遠位端部は、実質的に球状に形成することができる。該フットプレートは、ヒンジによりワイヤの遠位端部に取り付けられる長手方向に形成されたプレート部分を具備し得る。
閉鎖デバイスのワイヤは、モノフィラメント及びマルチフィラメントからなる群から選択される、伸張性のある要素であってもよい。
該フットプレート及びプラグは、生分解性であってもよい。該フットプレートは、フットプレートがプラグの完全な生体分解前に完全に生体分解するように、プラグのそれより速い速度で生体分解することが可能であるか、又はそのように適応することができる。
本発明の実施態様によれば、(a)縦軸に沿って延びるハウジングと、(b)付勢力を付与するように適応する少なくとも1つの付勢部材と、(c)付勢力が摺動部材に適用されるようにバイアス部材に連結した第1の摺動部材と、(d)付勢部材解除機構が第1の位置にある場合、ハウジングに関して第1の摺動部材が制御される第1の位置と第2の位置との間で移動可能な付勢部材解除機構とを具備する閉鎖デバイスの配置デバイスが提供される。また、付勢部材解除機構は、付勢部材解除機構が第2の位置にある場合、第1の摺動部材は縦軸の方向に沿って摺動可能であるように第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、該付勢部材解除機構が第2の位置にある場合、該付勢力が、第1の摺動部材を縦軸の方向に沿って摺動させる。閉鎖デバイスは、細長い平面に沿って延びるフットプレートであってもよい。
配置デバイスは、細長いハウジングに相互接続された少なくとも第1の遠位のC型管を更に具備し得る。該第1の遠位のC型管は、縦軸に平行な細長い平面位置からフットプレートを実質的に縦軸に対して垂直な細長い平面位置まで動かすように適応する枢着点を具備し得る。
配置デバイスは、ハウジングに相互接続する第2の遠位のC型管を更に具備し得て、第1の遠位のC型管は、第2の遠位のC型管内において同心円状で収容され、それを通して主な導管領域を形成する。閉鎖デバイスはプラグを具備し、該プラグは主な導管領域を通じて移動可能である。外側の遠位のC型管は、それへ取り付けられる細長いガイドワイヤルーメンを更に具備し得る。第2の遠位のC型管は、生物組織からの体液を近位で主な導管領域に流すことができるか、又はそれに適応する入口孔を具備し得る。
第1及び第2の遠位のC型管はそれぞれ、同心円状で整列配置され、体液の近位での流れのための空気の出口として機能することができる又はそれに適応する出口孔を具備し得る。内と外との遠位のC型管はそれぞれ、主な導管領域を通ったプラグの移動を可能にするため、局所的に膨張し、互いに分離するように適応することができる。内と外との遠位のC型管はそれぞれ縦軸に沿って独立して同軸上に摺動するように適合することができる。
少なくとも1つの付勢部材は、遠位部分と近位部分とを具備した横方向の定荷重ばねを具備し得る。第1の摺動部材は、皮膚フランジアセンブリを具備し、横方向の定荷重ばねの近位端部が皮膚フランジアセンブリに相互接続する。付勢部材解除機構が第2の位置にある場合、横方向の定荷重ばねは、遠位方向に皮膚フランジアセンブリを移動させるように適応することができる。皮膚フランジアセンブリは、少なくとも1つの近位部分を更に具備し、該皮膚フランジアセンブリの少なくとも1つの近位部分が、付勢部材解除位置を含んだ近位端部を更に具備し、該付勢部材解除位置が切下げ部分を更に具備する。該付勢部材解除機構は、少なくとも1つのフック型の端部を具備したハウジングに相互接続するハンドルを更に具備し、少なくとも1つのフック型の端部は、選択的に切下げ部分と係合するように構成される。
少なくとも1つの付勢部材は、上部の定荷重ばね及び下部の定荷重ばねからなる群から選択される近位端部及び遠位端部を具備した定荷重ばねを具備する。該第1の摺動部材は、スライドバレルを具備し得て、定荷重ばねの近位端部は、スライドバレルに相互接続する。該スライドバレルは、付勢部材解除位置を含む下部を更に具備し、該付勢部材解除位置がヒンジピンを更に具備し得る。該付勢部材解除機構は、フック型の端部を有する連結を具備したハウジングに相互接続する圧搾レバーハンドルアセンブリを更に具備し、該フック型の端部は、選択的にヒンジピンから離れるように構成されている。
本発明の実施態様によれば、縦軸に沿って延び、近位部分及び遠位端部を有する剛性塑性的に変形可能なワイヤと、細長い平面に沿って延び、細長い平面が少なくとも実質的に縦軸に平行な第1の位置と、細長い平面が実質的に縦軸と平行でない第2の位置との間で回動可能なワイヤの遠位端部に位置するフットプレートと、近位部分から遠位端部まで第2の位置のフットプレートに隣接した位置にワイヤに沿って動くために適応する実質的に剛性プラグとを具備する、閉鎖デバイスが提供される。該フットプレートは、ワイヤと一体であってもよく、該フットプレートと該ワイヤとは分離した部分として構成され得る。
本発明の実施態様によれば、プラグと、ワイヤと、フットプレートとを具備し、プラグ、ワイヤ、及び、フットプレートの少なくとも1つが生体腐食性金属で少なくとも部分的に形成された、生物組織形成された開口を封止するための閉鎖デバイスが提供される。該生体腐食性金属は、マグネシウム又はマグネシウム合金を含み得る。該マグネシウム合金は、AZ31を含み得る。該プラグは第1のマグネシウム合金で少なくとも部分的に形成され、該フットプレートは少なくとも部分的に第2のマグネシウム合金で形成することができ、該第1のマグネシウム合金及び該第2のマグネシウム合金は異なるマグネシウム合金である。
本発明の実施態様によれば、生物組織形成された開口を封止するための閉鎖デバイスは、プラグと、ワイヤと、フットプレートと、ワイヤ及びフットプレートを一緒に連結するように適応する連結機構とを具備する。該連結機構は、実質的に球状型のボール部と、ボール部を捕捉するように適合するソケット部とを具備する。該ボール部は、フットプレートに連結され、ソケット部はワイヤに連結することができる。あるいは、ボール部はワイヤに連結され、ソケット部はフットプレートに連結することができる。該フットプレートは少なくとも第1及び第2の軸の周りをワイヤに関して回転することができる。フットプレートは、2より多い軸の周りをワイヤに関して回転することができる。
本発明の実施態様によれば、閉鎖デバイスの配置デバイスは、縦軸に沿って延びるハウジングと、ハウジングに相互接続する第1の遠位のC型管と、ハウジングに相互接続する第2の遠位のC型管とを具備し、該第1の遠位のC型管が、それを通して主な導管領域を形成する第2の遠位のC型管内において同心円状で収容され、該第1及び第2の遠位のC型管がそれぞれ縦軸に沿って独立して同軸上に摺動するように適合する。該閉鎖デバイスは、プラグを具備し、該プラグは、主な導管領域を通じて移動可能である。内と外との遠位のC型管はそれぞれ、主な導管領域におけるプラグの移動を可能にするため、局所的に膨張し、互いに分離するように適応することができる。
本発明は、添付の図面とともに以下の詳細な説明を読み込むことによって、完全に理解され、認識される。
図1aは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1bは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1cは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1dは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1eは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1fは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1gは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1hは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1iは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1jは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1kは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1lは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1mは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1nは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1oは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図1pは、本発明の実施態様によるフットプレートの透視図である。 図2aは、本発明の実施態様による完全に組立てられた配置デバイスの右側透視図を示す。 図2bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された右側透視図である。 図3aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された右側透視図である。 図3bは、本発明の実施態様による、図3の配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図4aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの遠位部分の透視図である。 図4bは、本発明の実施態様による、図4aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図5aは、本発明の実施態様によるプラグの透視図である。 図5bは、本発明の実施態様によるプラグの透視図である。 図5cは、本発明の実施態様によるプラグの透視図である。 図5dは、本発明の実施態様によるプラグの透視図である。 図5eは、本発明の実施態様によるプラグの透視図である。 図5fは、本発明の実施態様によるプラグの透視図である。 図6aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示した右側透視図である。 図6bは、本発明の実施態様による、図6aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図6cは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示した右側透視図である。 図7aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された上側の透視図である。 図7bは、本発明の実施態様による、図7aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図7cは、本発明の実施態様による、図7aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図8は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された遠位部分の透視図である。 図9aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの遠位部分の透視図である。 図9bは、本発明の実施態様による、図9aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図9cは、本発明の実施態様による、配置デバイスの遠位端部の切取透視図である。 図9dは、本発明の実施態様による、プラグの通過を可能にする一方での遠位のC型管の一部を部分的に拡大したものを示している透視図である。 図10aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図10bは、本発明の実施態様による、図10aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図11は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図12は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図13は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図14は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図15aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図15bは、本発明の実施態様による、図15aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図16は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図17aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された右側透視図である。 図17bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図18は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された後方側面透視図である。 図19は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側透視図である。 図20は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側透視図である。 図21aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図21bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図21cは、本発明の実施態様による、図21aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図21dは、本発明の実施態様による、図21aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図22aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図22bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図22cは、本発明の実施態様による、図22bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図22dは、本発明の実施態様による、図22bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図22eは、本発明の実施態様による、図22aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図23aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図23bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図23cは、本発明の実施態様による、図23bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図23dは、本発明の実施態様による、図23bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図23eは、本発明の実施態様による、図23aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図24aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図24bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図24cは、本発明の実施態様による、図24bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図24dは、本発明の実施態様による、図24bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図24eは、本発明の実施態様による、図24bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図24fは、本発明の実施態様による、図24bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図25aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図25bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図25cは、本発明の実施態様による、図25bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図25dは、本発明の実施態様による、図25bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図26aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図26bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図26cは、本発明の実施態様による、図26bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図26dは、本発明の実施態様による、図26aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である 図26eは、本発明の実施態様による、図26bの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図26fは、本発明の実施態様による、図26aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図26gは、本発明の実施態様による、図26aの配置デバイスの一部の拡大された垂直断面図である。 図27は、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の左側透視図である。 図28aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図28bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの下側透視図である。 図29aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図29bは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の上側断面図である。 図29cは、本発明の実施態様による、図29aの配置デバイスの一部の拡大された垂直断面図である。 図29dは、本発明の実施態様による、図29aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図29eは、本発明の実施態様による、図29aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図29fは、本発明の実施態様による、図29aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図30aは、本発明の実施態様による、配置デバイスの部分的に示された部分の右側断面図である。 図30bは、本発明の実施態様による、図30aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図30cは、本発明の実施態様による、図30aの配置デバイスの一部の拡大されたウインドウの図である。 図31aは、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図31bは、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図32は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図33は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図34は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図35は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図36は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図37は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図38は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図39は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図40は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図41は、血管で形成された開口を封止するための、本発明の実施態様による閉鎖デバイスを配置する配置デバイスの使用における連続したステップを示す。 図42は、本発明の実施態様による、血管で形成された開口との封止関係における閉鎖デバイス(すなわち、閉鎖デバイスの配置後の構成及び位置)を示す。 図43は、本発明の実施態様による、血管で形成された開口との封止関係における閉鎖デバイス(すなわち、閉鎖デバイスの配置後の構成及び位置)を示す。
ここで本発明の好ましい実施態様の詳細が参照され、その例は添付の図面において示される。
本発明の実施態様によれば、フットプレート110(以下に論じられるように、フットプレートはいずれのフットプレートの実施態様も含んでもよい)と、プラグ111と、ワイヤ120とを具備する閉鎖デバイス100が提供され、出血(又は他の体液若しくは組織の流れ)を制御する(又は防止する若しくは止める)ため、経皮的に形成された穿刺(穿刺は、組織から血管の上に覆われ皮膚へ延びる、生物組織形成された開口に隣接する血管及び気管組織の壁で形成された開口を含む)、切開、又は、血管、器官などの生物組織形成される他のタイプの開口のように、生物組織形成された開口を封止又は閉鎖するために使用することができる。例えば、本発明の実施態様の閉鎖デバイス100は、大腿動脈のような動脈における開口又は切開であり、診断又は治療的な血管内の外科的処置の間に臨床医によって経皮的に形成された穿刺(ちょうど血管上の皮膚及び組織で開いた組織)と共に形成される動脈切開を封止するために用いることができる。
本発明の実施態様によれば、閉鎖デバイス100は、配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置、又は、血管閉鎖デバイスの配置後の構成及び位置にあってもよい。配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置は、閉鎖デバイス100が、本発明の実施態様の配置デバイス200(例えば、開口からの出血を止めるように血管を封止するため、血管の壁の開口に閉鎖デバイス100を配置するために使われる)の内にあるような構成及び位置を含む。配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置は、閉鎖デバイス100が血管の壁の開口内でそれを通じて存在するような構成及び位置を含む。
図で示している閉鎖デバイス100と、配置前及び後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置と、配置デバイス200と、血管の壁の開口を封止するために閉鎖デバイス100を配置する方法が、以下により詳細に記載される。
全体に類似した番号が類似した部品を示す図面を参照する。図1aは本発明の実施態様によるフットプレート110を示す。この実施態様は配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置におけるフットプレート110を示し、フットプレート110は配置デバイス200(図示しない)の遠位端部内にある。フットプレート110は細長いU型のループ30を示す細長い構造へ曲げられたワイヤ120(一体型の構造)の遠位部分の一体的長さを有する。細長いU型のループ30は、開いた近位端部101と、閉じた遠位端部102と、一対の長手方向に横に間隔をあけた延長脚31、32とを具備する。閉じられた遠位端部102と、長手方向に横に間隔をあけた延長脚31、32の対とは、共通の平面において実質的に同一平面上にあり、配置デバイス200の制御ハウジング210の縦軸に実質的に平行である。細長いU型のループ30の閉じた遠位端部102は、曲がったワイヤ細長い構造の縦方向の遠位端部を定める。細長いU型のループの長手方向に延びた横に間隔をあけられた脚31、32の対は、細長いU型のループ101の開いた近位端部に位置する固定されていない近位端部を有する固定されていない脚31と、連結脚32とを具備する。螺旋状に形成された連結部33は、ワイヤ120に連結される。螺旋状に成形された連結部33は、屈曲領域で恒常的に(塑性的に)変形することができる。ワイヤ120は、制御ハウジング210の縦軸の軸上にある。ワイヤ120はフットプレート110に近く、螺旋状に形成された連結部33は、細長いU型のループ30の開いた近位端部101で(長手方向に横に間隔をあけた延長脚31、32と実質的に同一平面上にある)結合脚34とワイヤ120との間で延びる。
次に図1bを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート110が示される。この実施態様は、配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における(図1aの)フットプレート110を示し、フットプレート110の一部は、そこの経皮的穿刺(図示しない)の下の血管(例えば動脈、図示しない)の内部の壁に対して設置される。螺旋状に形成された連結部33は屈曲領域を具備し、その屈曲領域は、恒常的に(塑性的に)変形される。閉じた端部102と、長手方向に横に間隔をあけた延長脚31、32の対とは実質的に共通の平面において同一平面上にあるままであり、実質的に穿刺の縦軸に対して垂直であり、実質的に血管の内部の壁の平面に平行である。ワイヤ120は、螺旋状に形成された連結部33から気管組織まで近位で血管の壁の開口を通じて延び、ワイヤ120は、(配置デバイス200によって切断される及び曲げられる前に)穿刺の縦軸の軸上にある。
図1cを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレートが示される。この実施態様は、配置前の閉鎖デバイスの配置構造及び位置におけるフットプレート110′を示し、フットプレート110′は、配置デバイス200(図示しない)の遠位端部内にある。フットプレート110′は、細長いU型のループ30′を示す細長い構造へ曲げられたワイヤ120(一体型の構造)の遠位部分の一体的長さを有する。細長いU型のループ30′は、開いた遠位端部102′と、閉じた近位端部101′と、一対の長手方向に横に間隔をあけた延長脚31′、32′とを具備する。細長いU型のループ30′の閉じた近位端101′は、曲がったワイヤ細長い構造の縦の近位端を定める。細長いU型のループ30′の長手方向に延びた横に間隔をあけられた対の脚は、細長いU型のループ30の開いた遠位端部102′に位置する固定されていない遠位端部を有する固定されていない脚31′と、連結脚32′とを具備する。円弧状に湾曲された連結部33′と、屈曲領域を具備する内側の脚34′とが示される。円弧状に湾曲された連結部33′は、開いた遠位端部102′で連結脚32′と内側の脚34′との間で延び、曲がったワイヤ構造の縦方向の遠位端部を定める。細長いU型のループ30′と、円弧状に湾曲された連結部33′とは、共通の平面において実質的に同一平面上にあり、配置デバイス200の制御ハウジング210の縦軸の軸上にある。円弧状に湾曲された連結部33′は、固定されていない脚31′と連結脚32′の間で連結脚32′の方へ内側の脚34′に内側に湾曲する。固定されていない脚31′及び連結脚32′はそれぞれ、スポット溶接35によって内側の脚の遠位部分に固定される。スポット溶接35は、電子ビームスポット溶接又はレーザースポット溶接を含んでもよい。固定されていない脚の遠位端部は、固定されていない脚が内側の脚34′に溶接される(しかしながら、より長くても短くてもよい)位置で終わる。内側の脚34′は、閉じた近位端部101′の方へ近位で、かつその下で(但し、その上で延びてもよい)延び、共通の平面からワイヤ120まで角度を有して、閉じた近位端部101′を超えて延び、ワイヤ120はフットプレート110′に近位にある。
図1dを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート110′が示される。この実施態様は、配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における図1cのフットプレート110′を示し、フットプレート110′は、その中の経皮的穿刺(図示しない)の下で血管(例えば動脈、図示しない)の内部の壁に対して設置される。屈曲領域(好ましくは内側の脚34′のスポット溶接35の近位の縁で)は、恒常的に(塑性的に)変形される。細長いU型のループ30′と円弧状に湾曲された連結部33′と実質的に共通の平面において同一平面上にあるままであり、実質的に穿刺の縦軸に対して垂直であり、実質的に血管の内部の壁の平面に平行である。ワイヤ120は、近位で血管及び気管組織内部の壁の開口を通じて屈曲領域から延び、ワイヤ120は、(配置デバイス200によって切断される及び曲げられる前に)穿刺の縦軸の軸上にある。
図1eから1fを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート710が示される。これらのフットプレートの実施態様は、固定されていない脚731とスポット溶接735とを除いてそれぞれ、図1cから1dで示されるフットプレートに類似している。図1e及び図1fに示すように、固定されていない脚731は、フック状の遠位端部を具備し、スポット溶接735は、内側の脚734を連結脚732に固定するだけである。また、細長いU型のループ730と、近位端部1101と、遠位端部1102と、尖って湾曲された連結部733とが示される。
図1gを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート810が示される。この実施態様は配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置のフットプレート810を示し、フットプレート810は、配置デバイス200(図示しない)の遠位端部内にある。フットプレート810は、長手方向に形成されたブロック又は棒837である。棒837は、縦の開口840と、上面の円弧状に形成された表面838と、底面の円弧状に形成された表面(図示しない)と(あるいは、上面及び底面は実質的に平坦であってもよい)、周辺装置側面839と、近位端部2101と、遠位端部2102とを具備する。ワイヤ120は、棒837の上面の円弧状に形成された表面838の遠位端部2102に連結される(底面の円弧状に形成された表面にも連結される)平坦な又は鋳造された遠位端部836(好ましくは溶接された)によって、棒837に連結される。鋳造された遠位端部836は、近位で開口840を通って、近位端部2101の下で(但し、その上で延びてもよい)延びる内側の部分834に近位に延びる。
図1hを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート810が示される。この実施態様は、配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における図1gのフットプレート810を示し、フットプレート810の一部は、そこの経皮的穿刺(図示しない)の下の血管(例えば動脈、図示しない)の内部の壁に対して設置される。内側の部分834は、恒常的に(塑性的に)変形される屈曲領域を具備する。内側の部分834は、近位で開口840を通って延びる。ワイヤ120は、近位で内側の部分834から気管組織まで血管の壁の開口を通じて延び、ワイヤ120は、(配置デバイス200によって切断される及び曲げられる前に)穿刺(図示しない)の縦軸の軸上にある。
図1iから1jを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート1010が示される。フットプレートのこれらの実施態様はそれぞれ、ワイヤ120の遠位端部1036を除いて図1gから1hにおいて示されるフットプレートに類似している。遠位端部1036は、平坦にもされず、鋳造もされない(しかし、残りのワイヤと同じ円形の断面にされたままである)。ワイヤ120は、フットプレート1010の棒1037の遠位端部4102でワイヤ120の遠位部分と円弧状に形成された上面1038との間の縦方向の境界面に沿って両側に取り付けられる(好ましくは溶接される)。近位端部4101と、内側の部分1034と、開口1040と、周辺装置側面1039とがまた、示される。
図1kを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート910の上面透視図が示される。この実施態様は、配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置におけるフットプレート910を示し、フットプレート910は、配置デバイス200(図示しない)の遠位端部内にある。フットプレート910は、長手方向に形成されたブロック又は棒937を具備する。棒937は、上面の実質的に平坦な表面938と、底面の実質的に平坦な表面(図示しない)と、周辺装置側面939と、近位端部3101と、遠位端部3102とを具備する。ワイヤ120は、棒937(底面の平坦面に連結される)の上面の平坦面938のソケット941に連結される球形端部936によって棒937に連結される。ソケット941は、図11に示すように、フットプレート910の作動を可能にするように“C”のように形成される。ワイヤ120の一部は、棒937の上面938の円弧状に形成されたくぼんだ部分942に位置する。
図1lを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート910の下面透視図が示される。この実施態様は、配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における図1iのフットプレート910を示し、フットプレート910の一部は、そこの経皮的穿刺(図示しない)の下の血管(例えば動脈、図示しない)の内部の壁に対して設置される。この実施態様においては、フットプレート910の屈曲領域はない。棒937は、ボール936、及び、ソケット941の構造/機構に準じて回転することができる。これにより、下がって遠位方向において回転する近位端部3101と、確立された回転の周りの近位方向において上がって回転する(あるいは、代替的な構造で反対方向に回転することができる)遠位端部3102との回転位置を確立する。図1lは、その完全に作用された又は回転された位置のフットプレート910を示す。ワイヤ120は、近位でボール936から気管組織まで血管の壁の開口を通じて延び、ワイヤ120は、(配置デバイス200によって切断される及び曲げられる前に)穿刺(図示しない)の縦軸の軸上にある。棒937の上面938のくぼんだ部分942の下部を具備した突出部を更に具備する、底面の実質的に平坦な表面943が示される。
図1mを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート1110の上面透視図が示される。この実施態様は、配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置におけるフットプレート1110を示し、フットプレート1110は、配置デバイス200(図示しない)の遠位端部内にある。フットプレート1110は、長手方向に形成されたブロック又は棒1137を具備する。棒1137は“Y型”であり、上面の実質的に平坦な表面1138と、底面の実質的に平坦な表面1143(図示しない)と、周辺装置側面1139と、近位端部5101と、遠位端部5102と、スロット1146によって切り離される2つの近位に延びた実質的に同一平面上の脚1144及び1145(図示しない)を具備する。ワイヤ120は、棒1137(底面平坦面にも連結することができる)の上面の実質的に平坦な表面1138に取り付けられた半円の部分1141に連結された、フック型の端部1136を具備するヒンジ機構によって棒1137に連結される。
図1nを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート1110の下面透視図が示される。この実施態様は、配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における図1mのフットプレート910を示し、フットプレート1110の一部は、そこの経皮的穿刺(図示しない)の下の血管(例えば動脈、図示しない)の内部の壁に対して設置される。本実施態様においては、フットプレート1110の屈曲領域はない。棒1137は、確立された回転の周りで、下がって遠位方向において回転する近位端部5101と、近位方向において上がって回転する(あるいは、代替的な構造で反対方向に回転することができる)遠位端部5102との回転位置を確立するヒンジ機構に従って回転することができる。図1nは、その完全に作用された又は回転された位置のフットプレート1110を示す。ワイヤ120は、近位で気管組織まで血管の壁の開口を通じて延び、ワイヤ120は、(配置デバイス200によって切断される及び曲げられる前に)穿刺(図示しない)の縦軸の軸上にある。また、底面の実質的に平坦な表面1143も示される。
図1oから1pを参照すると、本発明の実施態様によるフットプレート1210が示される。フットプレートのこれらの実施態様は、ワイヤ120のフック型の遠位端部1236と、開口1241及びスロット1246におけるその付属装置とを除いて、それぞれ図1mから1nにおいて示されるフットプレートの実施態様に類似している。フック型の遠位端部1236は、開口1241により棒1237に取り付けられる。フック型の遠位端部1236は底面の実質的に平坦な表面1243から上面の実質的に平坦な表面1238へ開口1241を通じて伸び、そしてスロット1246を通じて引っかかり、このことによりフットプレート1210をワイヤ120に固定する。また、棒1237と、遠位端部6102及び近位端部6101と、上面の実質的に平坦な表面1238と、底面の実質的に平坦な表面1243と、周辺装置側面1239と、2つの近位で延びている実質的に同一平面上の脚1244及び1245と、スロット1246とワイヤ120とが示される。
本発明の実施態様によれば、本発明の実施態様の閉鎖デバイス100を有する配置デバイス200が図に関して後述される。使われるフットプレートの例として特にフットプレート110′が、フットプレートに関して参照される。但し、上で参照されたものを含むいかなるフットプレートの実施態様もフットプレート110′の代わりに使われてもよいと理解される。
図2aから4bを参照すると、近位端部10及び遠位端部20を有する本発明の実施態様による配置デバイス200の右側の図(図2aは完全に組立てられた配置デバイス200を示し、図2b、3及び4は配置デバイス200の部分的に示された図を示すが、すなわち配置デバイス200の他の部分を見せるため部品を見えないようにしている)が示される。本発明の実施態様によれば、封止を必要とする血管への配置の前に、フットプレート110′は配置デバイス200の遠位端部20に位置し、外側の遠位のC型管201内に存在し、一方で残りのワイヤ120は、近位で、ワイヤフェルール250で終わっている配置デバイス200内で遠位のフットプレート110′に位置する(以下に記載される図7a参照)。フットプレート110′は、配置デバイス200の制御ハウジング210の縦軸と関連して軸方向の位置にある。フットプレート110′の近位端部101は、以下に記載されるように内側の遠位のC型管202の遠位端部に当接する(図4aから4b参照)。
図5aから図5fを参照すると、本発明の実施態様によるプラグ111が示される。これらの実施態様は円錐型であり、遠位部分(又は端部)104と近位部分(又は端部)103とを具備するプラグ111を示し、プラグの遠位部分104の径は、プラグの近位部分103の径より小さい。以下に論じられるように、その最も大きい位置のプラグ111の直径は、配置デバイスの主な導管領域205の直径より大きい。図5aを参照すると、プラグ111の右側の図が示される。図5bを参照すると、プラグ111の上面図が示される。図5cを参照すると、プラグ111の左の側面の逆にされた図が示される。図5dを参照すると、ルーメン105を有するプラグ111の前側面図が示される。図5eを参照すると、プラグ111の下部の側面図が示される。図5fを参照すると、ルーメン105を有するプラグ111の後側面図が示される。本発明の実施態様によるフットプレート110′及びワイヤ120とプラグ111が入れ子になるのを可能にするため、プラグの遠位端部で1以上の“切抜き部分”又は“空洞”が提供される。また、1以上の“切抜き部分”又は“空洞”は、押圧管212の遠位端部で挿入部112(図10b参照)が本発明の実施態様によるフットプレート110′に関してプラグ111の回転制御を維持するのを可能にするため、プラグ111の近位端部において提供される。本発明の実施態様は、“切抜き部分”の様々な組合せを有するか、あるいは、いかなる“切抜き部分”も有さないプラグ111を考慮する。
図6aから6cを参照すると、本発明の実施態様による配置デバイス200の部分的に示された右側の図が示される。本発明の実施態様によれば、封止を必要とする血管への配置の前に(すなわち、配置前の閉鎖デバイスの配置構成及び位置)、プラグ111は、フットプレート110′の近位で、かつワイヤ120の縦軸に沿って位置する。プラグ111は、遠位で配置デバイス200の外側の近位管211(制御ハウジング210の内側にある)の遠位部分内で押圧管212と隣接している。
図7aから7cを参照すると、本発明の実施態様による配置デバイスの部分的に示された上面図が示される。この実施態様は、配置デバイス200内のワイヤ120の位置を示す。ワイヤ120は、遠位から近位方向に、プラグ111の長手方向の軸の孔105(図示しない)を通じてフットプレート110′から伸びる。ワイヤ120は、フットプレート110′から内側の遠位のC型管202(図示しない)及び剪断管224(押圧管212内の)を通じてワイヤフェルール250の内側の近位端部に伸びる。
本発明の実施態様によれば、本発明の実施態様の配置デバイス200の配置前の閉鎖デバイスの配置構成(デフォルトの構成)は、一般に、遠位端部20からその近位端部10まで以下に記載される。一般に適切な図において、許容し得る固定手段(例えばネジ)は番号226で分類され、ワッシャは番号214で分類される。配置デバイス200の使用方法、及び、配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における閉鎖デバイス100が以下に記載される。
図2aから2bを参照すると、これらの実施態様は、外側の遠位のC型管201を具備する配置デバイス200を示す。外側の遠位のC型管の201の遠位端部は、細い鼻部又は先端部203を具備する。外側の遠位のC型管201のこの鼻部203は、フットプレート110′を収容する配置デバイスの一部である(図示しない)。残りの外側の遠位のC型管201は、その下部に縦の開口204と、ワイヤ120とを具備する内側の遠位のC型管202を収容する(図8参照)。これらの遠位のC型管は一緒に同心円状で入れ子にされ、以下に記載される主な導管領域205を形成する。
図8及び図9aから9cを参照すると、本発明の実施態様による配置デバイス200の遠位の図が示される。図9bは、血液標識通路として機能する、外側の遠位のC型管201及び内側の遠位のC型管202によって形成された主な導管領域205(図9参照)への入口‐入口孔406を示す。入口孔406は、外側の遠位のC型管の201の遠位端部に向かって存在する。さらに、外側の遠位のC型管201及び内側の遠位のC型管202は、互いに同心円状で整列配置される側面の孔206(空気の出口)をそれぞれ有する。側面の孔206は、フットプレート110′の近位にあり、プラグ111(図示しない)の遠位にある。側面の孔206は、血管から入口孔406に血液標識通路205を通じて流れる血液の近位の流れのための空気の出口として機能することができる。側面の孔206を出るこの近位の血液の流れは、フットプレートと配置デバイス200の遠位の部分とが血管に入った(図示しない、以下に記載される)のを示す。主な導管領域205は加えて、プラグ111を配置するための配置領域として機能することができ、血管に配置後の構成及び位置(図9d参照)にプラグ111を通過させるため、遠位のC型管は、局所的に膨張して、分離することができ、非可逆的な入れ子にされない状況を作る。
本発明の実施態様によれば、図9a及び9bは配置デバイス200の遠位部分の図であり、図9cは、本発明の実施態様により血液標識通路205とワイヤ120が入れ子になっている通路とを一緒に形成する外側の遠位のC型管201(ガイドワイヤルーメン300を含む)と内側の遠位のC型管202との入れ子にされた構造を示す配置デバイス200の遠位部分の切取図である。外側の遠位のC型管201は、ガイドワイヤ(図示しない)の挿入のための近位のガイドワイヤ出口207(図9a参照)と遠位のガイドワイヤ入口301(図9b及び9c参照)とを具備したガイドワイヤルーメン300(図9c参照)を具備する。近位ガイドワイヤ出口207は、フットプレート110′の近位にあり、プラグ111の配置前の閉鎖デバイスの配置位置の遠位にある。遠位のガイドワイヤ入口301は、配置デバイス200の最も遠位の位置(遠位の鼻部203で)に位置する。
本発明の実施態様によれば、外側の遠位のC型管201と内側の遠位のC型管202は、縦方向に互いに独立して動くことができる、すなわち、遠位のC型管は、ワイヤ120の縦軸に沿って独立して摺動することができる(例えば、以下に論じられる動脈のルーメン内で、制御ハウジング210の縦軸と関連して実質的に垂直な位置へのフットプレート110′の作動を可能にし、アシストするためである)。
図10aから10bを参照すると、本発明の実施態様による配置デバイス200の部分的に示された右側の図が示される。この実施態様は、外側の遠位のC型管201及び内側の遠位のC型管202の近位端部がちょうど外側の近位管211内で終わり(内側の遠位のC型管202は保持器リング325で終わる(図11参照、以下に記載される)、リング保持器324(図11参照)で終わる外側の遠位のC型管201より幾分か近位で終わることを示す。外側の近位管211は、遠位部分221と近位部分303(図2b参照)とを具備する皮膚フランジアセンブリ222(図示しない)によって、交互に部分的に囲まれた制御ハウジング210によって囲まれる。皮膚フランジアセンブリ222(図示しない)は、ワイヤ120の縦軸に沿って、及び、遠位で制御ハウジング210の外側の部分と遠位のC型管の外側の部分とに沿って摺動することができる。プラグ111は、配置デバイス200(図6aから6b参照)のおよそ近位端部10まで近位方向において伸びる内側の近位管213(外側の近位管211などの中に存在する)内に遠位で主に直接存在する挿入部112と押圧管212の遠位端部とに隣接する。近位管は、ワイヤ120の縦軸に沿って独立して摺動することができる。
図11から13を参照すると、本発明の実施態様の配置デバイス200の部分的に示された右側の図が示される。本実施態様は、近位管(211、213)内にある押圧管212を示し、その遠位端部でリング保持器325によって囲まれ、その近位端部で配置キー326に載置されている。押圧管212が(溶接のような適切な手段によって押圧管212の遠位端部に取り付けられる)押圧管挿入部112から、(押圧管212に溶接され、その近位面がスライドバレル215の遠位端部と隣接している)ワッシャ214を通じて近位に延び、その最も近位の先端がスライドバレルの最も近位の端部に隣接するようにスライドバレル215の本体で突出する。上面においてその遠位端部で、押圧管212は、ちょうど幾分か押圧管212の遠位端部の近位にある位置から近位方向に延びる(スロットである)開口219を有する。押圧管挿入部112の角度をつけられた近位面350(図30c参照)から、その最も近位の端部(幾分か押圧管212の最も近位の端部の近位にある)に戻るように近位方向に延びる剪断管224は、同心円状で押圧管212内に収容される。剪断管224の近位端部は、それに取り付けられるキャップ216を有する。押圧管212と剪断管224とは、遠位でワイヤ120の縦軸に沿って摺動することができる。押圧管212は、主な導管領域205を通じてプラグ111を以下に論じられるようにその配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置に押すことができる。剪断管224(押圧管挿入部112と共に)は、以下に記載されるように配置後の血管閉鎖配置構成にワイヤ120を屈曲及び剪断することができる。
図14から16を参照すると、本発明の実施態様による配置デバイス200(デフォルト位置において示される)の部分的に示された右側の図が示される。本発明の実施態様によれば、左の横方向の定荷重ばね125と右の横方向の定荷重ばね125とを具備した、複数の横方向の定荷重ばねを具備する定荷重ばねが提供される。横方向の定荷重ばね125(左右の)は、平坦部分227とロールばね部分228とをそれぞれ具備する。各々の横方向の定荷重ばね125(左右の)のロールばね部分228は、左右のそれぞれの側で(図15a参照)制御ハウジング210の遠位部分内に部分的に存在し(入れ子になっている)、皮膚フランジアセンブリ222(図14参照)の(内部に収容された)遠位部分221により被覆される。横方向の定荷重ばね125(左右の)の平坦部分227は、制御ハウジング210の外側に沿って、ロールばね部分228から皮膚フランジアセンブリ222の右及び左側の(それぞれ)内部の近位部分303に近位方向において、(それぞれ左右の側の上で)平坦に伸び、それらは、許容し得る固定手段226によって固定される(図14参照)。横方向の定荷重ばねは、一定の遠位の力によって遠位方向に皮膚フランジアセンブリ222を動かすことができる。横方向の定荷重ばねはまた、一定の遠位の力を患者の皮膚の外側の面に適用することができる。さらに、横方向の定荷重ばねは、一定の伸張性のある近位の力をワイヤ120に適用することができる。この一定の伸張性のある近位の力により、フットプレート110′が血管の内部の壁403の(図示しない)に対して設置され、以下に論じられるようにフットプレート110′が設置される位置でデータが生成される。
本発明の実施態様によれば、平坦部分230とロールばね部分229とをそれぞれ具備した、上下の定荷重ばね135を具備する定荷重ばねが提供される。上下の定荷重ばね135のロールばね部分229は、制御ハウジング210の遠位部分の(上下に)外側に存在し(入れ子になっている)、皮膚フランジアセンブリ222(図14参照)の(内部に収容された)遠位部分221により被覆される。上下の定荷重ばね135の平坦部分230は、それぞれのロールばね部分229から近位に延び(制御ハウジング210の遠位部分内で)、制御ハウジング210(上下それぞれ)の外側に沿って平坦に伸び、スライドバレル215(図16参照)のおよそ中間の部分(上下それぞれ)に許容し得る固定手段(例えばネジ226及びワッシャ214)によって固定される。上下の定荷重ばね135は、スライドバレル215への一定の遠位の力の適用によって遠位方向にスライドバレル215を動かすことができる。スライドバレル215は、スライドバレル215に上下の定荷重ばね135によって適用される一定の遠位の力によって、遠位方向に押圧管212を進行させることができ、プラグ111は経皮的穿刺(図39参照)と配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置とに経皮的に押し込まれる。この配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置は、血管の壁の開口を封止するため、ワイヤ120及びフットプレート110′の(以下に論じられるように)基準の設定によって制御される。
図17a、17b及び18を参照すると、本発明の実施態様による(右後方側面及び背面図が部分的に示された)配置デバイス200の近位端部10が示される。この実施態様は、配置デバイス200の圧搾レバーハンドルアセンブリ231を示す。圧搾レバーハンドルアセンブリ231は、圧搾レバーハンドル232と、圧搾レバーハンドル232の保持プレート234内で保たれるボタン233と、連結部品235とを具備する。ボタン233は、保持装置部分234内で摺動可能である。連結部品235は、その近位端部で着脱自在に(上方のフック型部分又はC機構266による、図示しない)、(以下に記載される圧搾レバーハンドル232が圧搾されると、機械的エネルギーを伝え、スライドバレルの遠位の移動を生成する)スライドバレル215の下部部品(ヒンジピン256によって、図示しない)に取り付けられる。連結部品235は、ヒンジピン機構236によって圧搾レバーハンドル232に他端(下部)に取り付けられる。圧搾レバーハンドル232は、横方向の上のフック型端部237によって(装置の左右両方の側の)皮膚フランジアセンブリ222の近位部分303に着脱自在に取り付けられる。
図19を参照すると、本発明の実施態様による配置デバイス200の近位部分において相互配置される部品の示された右側の図が示される。本実施態様は、スライドバレル215と、スライドバレル215にヒンジピン機構238によってヒンジにより取り付けられる近位部分を具備したカットオフレバー218とを具備するスライドバレルアセンブリを示す。カットオフレバー218の遠位部分は、ワイヤ120(図示しない)の縦軸から離れた垂直な方向においてヒンジピン機構238の周りをヒンジにより移動することができる。スライドバレル215は、ワイヤ120の近位端部(図示しない)がワイヤフェルール250に取り付けられる場所の遠位にあり、制御ハウジング210(図示しない)内に収容される。スライドバレルアセンブリは、遠位でワイヤ120(図示しない)の縦軸に沿って摺動することができる。
図20を参照すると、本発明の実施態様による配置デバイス200の近位部分において相互配置される部品を明示した上面図が示される。本実施態様は、細長いU型の構造を具備するワイヤフェルール250を示す。細長いU型の構造は、閉じた近位端部251と開いた遠位端部252とを具備する。ワイヤフェルール250は、内側の近位管213の(図示しない)内に存在し、ワイヤ120(図示しない)の縦軸に沿って長手方向に摺動することができる。ワイヤフェルール250の右側の近位端部で突出しているのは、遠位でスライドバレル215の近位端部の周りで延びる解除軸239である。また、配置デバイス200の最も近位の端部10で示されるのは、近位の制御ハウジングキャップ240であって、近位の制御ハウジングキャップ240の遠位の内側の面から延びる2つの横に間隔をあけられたキャップフィンガー(右キャップフィンガー241、左キャップフィンガー242)を有する。
本発明の実施態様によれば、診断又は治療的な血管内の外科的処置の終結時において、本発明の実施態様の閉鎖デバイス100は、動脈切開を塞ぐ又は封止することによって出血を制御する(又は止める又は防ぐ)ため、本発明の実施態様の配置デバイス200によって配置される(配置方法は以下に記載されている)。
本発明の実施態様によれば、血管内の外科的処置に続き、手術のカニューレが臨床医によって取り除かれた後、ガイドワイヤ299(図31aに示すように)は、好ましくは動脈切開(血管壁が番号401によって示される)の部位に残される。(あるいは、新規なガイドワイヤ299が動脈切開に挿入される)。このガイドワイヤ299は、遠位でその露出部307(患者の体の外側)から露出されていない部分306(患者体内)に延びる、すなわち、患者の皮膚399の皮膚穿刺397を通じて、気管組織407を通じて、動脈切開405を通じて、上に記載されるように血管400のルーメン404に延びる。
本発明の実施態様によれば、血管の壁の開口が開口に隣接する気管組織と共に経皮的に形成され、診断又は治療的での血管内の外科的処置の間の臨床医によって、皮下の組織を通じて、及び、血管の上に横たわる皮膚の表面を通じて(経皮的穿刺)(図31a参照)近位に延びる血管400(例えば、大腿動脈のような動脈)の壁401において形成された開口(動脈切開)を封止する方法が、ここで一連の動作において記載される。つまり、それらの動作/作用はユーザによって始められ、それらの動作は閉鎖デバイス100及び配置デバイス200の両方のアセンブリ内で受動的に発生する。該方法は、血管400(図43参照)の壁401において形成された開口(動脈切開)を封止するための閉鎖デバイス100と、開口405を封止するため血管400の壁401において形成された開口(動脈切開)に閉鎖デバイス100を配置するための配置デバイス200(図2a参照)とを具備する、システムの提供を含む。
ここで図と共に説明される本発明の方法の実施態様は記載された一連の動作/作用に限定されず、また必ずしも記載される動作のすべての実行にも限定されない。他の動作の連続、又はより少ない動作のすべて、又は動作の同時の発生が本発明の実施態様を実践する際に利用される。
図31aから43は、本発明の実施態様による、患者の解剖学的組織と、血管閉鎖手順の前に生成される、すなわち、以下に記載されるような皮膚穿刺、気管組織、動脈切開などの経皮的に形成された穿刺の切開構造とに関して、配置デバイス200の遠位部分20と閉鎖デバイス100(上に記載されるようにガイドワイヤ299を含む)との機能性を示す。
図31aを参照すると、配置デバイス200の使用開始の前に、ガイドワイヤ299は、適所にある、すなわち、皮膚穿刺397及び気管組織40における遠位方向での患者の皮膚399から血管404のルーメン内部の位置に延びるガイドワイヤ299の露出されていない部分306と;ガイドワイヤ299が患者の体の外側にあるように患者の皮膚から近位方向において延びる露出部分307(露出されていない部分306に隣接する)とにある。
図31b及び32を参照すると、配置デバイス200による閉鎖デバイス100の配置の初めに、ガイドワイヤ299の近位端305(上に記載されるように、部分的に患者体内で部分的に患者体外の既存の位置にある)は、ガイドワイヤ入口301(近位方向において)に挿入される。ガイドワイヤ299は、ガイドワイヤ299の近位端305がガイドワイヤ出口207を通じて移動するまで近位にさらに進行する。ガイドワイヤ299の近位端305がガイドワイヤ出口207を通じて突出し、装置の外側に露出されると、ガイドワイヤ299は、患者体内のガイドワイヤ299の位置を変化させずに、ガイドワイヤ299のたるみを取り除くため、ユーザによって握持されて引っ張られる。配置デバイス200はそれから、(患者の皮膚399の表面に関して90°より小さい角度で)、配置デバイス200の遠位端部20が皮膚穿刺397を通過するようにガイドワイヤ299にわたって遠位方向に進行し、配置デバイス200(フットプレート110′と遠位のC型管の遠位端部とを具備する)の遠位端部20がルーメン(血管400のルーメン404)に入るまで、遠位で経皮的に形成された穿刺の長さで動き続ける、すなわち、気管組織407(血管400の上に横たわる皮下組織409を通って延びる)を通じて、及び、血管400のルーメン404への動脈切開405を通じて動き続ける。
本発明の実施態様によれば、動脈の陽圧により、血液は血管400内部で、入口孔406を経て主な導管領域205(血液標識通路の働きをする)へ流れ、そして、血液飛沫408が観察される(“血液標識”)(図32参照)側面の孔206に近位に流れる。近位の血液流れのそのような視覚による診察は、ユーザにそのフットプレート110′が血管400内部に位置しているという断定的指示である。配置デバイス200の遠位端部20はそれから、フットプレート110′が完全に血管400のルーメン404内にありかつ臨床医が偽性の血液標識を観察していないことを確かめるため、さらに数ミリメートル好ましくは進行する。ガイドワイヤ299はそれから(近位ガイドワイヤ出口207により近位方向にそれを引っ張ることにより)ユーザによって完全に取り除かれ、適当な医療廃棄用容器において処分されて、一方で配置デバイス200はユーザによって適所に保たれる(図33参照‐ガイドワイヤ299が取り除かれるが、配置デバイス200の遠位端部20は、血管400のルーメン404内、すなわち、デフォルト位置のままである)。
図21aから30cは、本発明の実施態様によって、配置デバイス200による閉鎖デバイス100の配置と関連する。これらの図は、配置デバイス200のアセンブリ内の様々な部分の連続した変位(移動)を表すのと同じく、配置デバイス200の作用及び自動的な機能性を示す。図21aから30cは主に、本発明の実施態様による配置デバイス200のアセンブリ内で個々の部分の相対的な移動のより良い理解を可能にするための(経皮的穿刺、血液血管などを示さずに)、部分図として示される。これらの図において軸方向の中心線は、ワイヤ120の長手方向中心線と一致するように示される。これらの図はまた、装置200の特定の部分の内側の働きをクローズアップする図のための(破線及び円によって示された)“ウインドウ”を提供する。内側の近位管213と、外側の近位管211と、ワイヤフェルール250と、スライドバレル215と、カットオフレバー218と、圧搾レバーハンドル232と、連結部235及びボタン233と、(ロールばね部分228及び平坦部分227を具備する)左右の横の横方向の定荷重ばね125と、横上部のフック型端部237と、(ロールばね部分229及び平坦部分230を具備する)上下の定荷重ばね135と、外側の遠位のC型管201と、内側の遠位のC型管202と、(一体型のフットプレートの実施態様が示される)フットプレート110′と、プラグ111と、剪断管224と、外側の遠位のC型管201の鼻部203とのような配置デバイスの部品が示される。
上に記載されるように、図33から43は、患者の解剖学的組織及び経皮的通路の構造、すなわち、皮膚穿刺、皮下の気管組織、動脈切開、及び、血管に関して、本発明の実施態様による、配置デバイス200の遠位部分20と閉鎖デバイス100との個々の部分の相対的な移動を示す。
図21aから21dを参照すると、ユーザによって圧搾レバーハンドル232が圧搾される前に配置デバイス200がそのデフォルト位置において示される。圧搾レバーハンドル232は、全開(圧搾されない)位置にある。圧搾レバーハンドル232は、制御ハウジング210の両側から延び、圧搾レバーハンドル232の遠位の耳部の貫通孔272と同軸である円柱形の機構271を経てヒンジにより制御ハウジング210に取り付けられる。連結部235は、ヒンジにより圧搾レバーハンドル232とスライドバレル215との両方に取り付けられる。この連結部235は、圧搾レバーハンドル232からスライドバレル215まで力を伝達する結合要素である。このステップにおいて、内側の近位管213と外側の近位管211とは、それらの完全に遠位の位置にある。圧搾レバーハンドル232の横上部のフック型端部237は、皮膚フランジアセンブリ222の近位端部222のフック状の機構255に係合される。内側の遠位のC型管202(図示しない)と外側の遠位のC型管201とは、それらの完全に遠位の位置にある。フットプレート110′(図示しない)は、外側の遠位のC型管201において収容される。フットプレート101′の閉成端は、内側の遠位のC型管202(図22e参照)の遠位端部で、切り下げられた機構208と摩擦接触する。
本発明の実施態様によれば、ガイドワイヤ299が配置デバイス200から取り除かれた後、配置デバイス200の遠位端部20(フットプレート110′がある)は、圧搾レバーハンドル232の圧搾前に血管のルーメンにある(図33参照)。この次の圧搾作用の説明は、図22aから26gに示すように、より良い理解のために配置デバイス200の作動を一連の連続したステップで以下に詳しく記載される。しかしながら、好ましい実施態様において、この圧搾動作/作用は、一度の圧搾動作/作用で発生する。
図22aから22eを参照すると、圧搾レバーハンドル232は、ヒンジにより圧搾レバーハンドル232とスライドバレル215とに取り付けられる連結部235を経てスライドバレル215が近位に動くように圧搾される。スライドバレル215の圧搾フィンガーキャッチタブ217は、外側の近位管211が近位に引っ張られるように、外側の近位管211のキャッチタブ220と摩擦接触する。外側の遠位のC型管201は、内側の遠位のC型管202に関して近位に摺動し、したがって、血管400のルーメン404内のフットプレート110′を露出させる(血管のルーメン内におけるフットプレート110′の露出を示す図34も参照)。
図23aから23eを参照すると、スライドバレル215が(ヒンジにより圧搾レバーハンドル232とスライドバレル215とに取り付けられる)連結部235を経てさらに近位に動くように、圧搾レバーハンドル232はさらに圧搾される(図23a参照)。スライドバレルの215の圧搾フィンガーキャッチタブ217(外側の近位管の211のキャッチタブ220に係合された)(図23d参照)の近位移動により、外側の近位管211のさらなる近位移動につながる。外側の近位管211のこのさらなる近位移動により、外側の近位管のプッシュタブ223と、ワイヤフェルール250の遠位の表面253との係合が生じる(図23c参照)。ワイヤフェルール250の近位移動は、ワイヤ120に適用される近位移動及び力(張力の荷重)に変換される。この力は、(内側の遠位のC型管202の遠位端部の切り下げられた機構208によって提供される安定した旋回/ヒンジ位置を有する)フットプレート110′を血管400内の制御ハウジング210の縦軸と関連した実質的に垂直な位置に作動させる(図23e及び35参照)。一体型のフットプレートと、恒常的に各々に固定し、恒常的に変形する(塑性的に変形する)1より多い部分を具備するフットプレートとのフットプレートの実施態様は、この適用された張力の荷重のためである。ヒンジ及びボールソケット機構に関連したフットプレートの実施態様は、塑性的に変形しないが、適用された張力の荷重のために作動位置に回転する。ワイヤフェルール250の近位の移動終了後、外側の近位管211の近位スナップフィンガー243は、制御ハウジング210(図23c参照)のスナップ機構260で固定される。さらにワイヤフェルールの近位スナップフィンガー254は、ワイヤフェルール250がその完全に近位位置(図23c参照)に固定されるようにキャップフィンガー242と係合する。
図24aから24fを参照すると、圧搾レバーハンドル232は、スライドバレル215が(ヒンジにより圧搾レバーハンドル232とスライドバレル215とに取り付けられる)連結部235を経てさらに近位に動くようにさらに圧搾される(図24a参照)。スライドバレル215が近位に動くと、スライドバレル215の遠位部分の圧搾フィンガー269の外側の半径部分270は、制御ハウジング210の上部の切抜き261における幅が狭い領域273と摩擦接触するようになる(図24e参照)。2つの圧搾フィンガー269は、圧搾フィンガーキャッチタブ217の外側の近位管211のキャッチタブ220からの完全な解除があるまで一緒に圧搾される(弾力的に変形し、各々が内側の方向に)(図24f参照)。スライドバレル215のこの近位移動により、解除軸239とのスライドバレル244の近位端部の接触が生じる(図24d参照)。その結果として、解除軸の近位端部245が右キャップフィンガー241の半径の機構246との摩擦接が生じるように解除軸239は近位に動かされる。右キャップフィンガー241は、右キャップフィンガー241の遠位端部が内側の近位管213の近位端部262から分離されるように外側の方向に弾力的に変形する(図24c参照)。
図25aから25dを参照すると、圧搾レバーハンドル232は、スライドバレル215が(ヒンジにより圧搾レバーハンドル232とスライドバレル215とに取り付けられる)連結部235を経てさらに近位に動くようにさらに圧搾される。(図25a参照)。作動工程のこの時点で、スライドバレルは内側の管にも外側の近位管にも係合されない。むしろ、このステップは、単に内側の近位管213及び外側の近位管211の相対的な移動の連続したタイミングを相殺する。このステップの終了後、スライドバレル215の近位端部244上の押圧機構248の近位面は、内側の近位管213のキャッチタブ263の遠位面と摩擦接触する。
図26aから26gを参照すると、圧搾レバーハンドル232は、スライドバレル215が(ヒンジにより圧搾レバーハンドル232とスライドバレル215とに取り付けられる)連結部235を経てさらに近位に動くようにさらに圧搾される(図26a参照)。この圧搾動作の終わりで、圧搾レバーハンドル232は、制御ハウジング210の下側と摩擦接触する(摺動可能に圧搾レバーハンドル232に取り付けられる)スライドボタン233から上方に突出する箱型の機構265のためにさらに圧搾されることができない(図26d及び26g参照)。圧搾動作の間、スライドバレル215の近位端部248上の押圧機構の近位面は、(内側の近位管213のキャッチタブ263の遠位面を経て)近位方向(図26c参照)の内側の近位管を内側の近位管の213の完全な最終的な近位の位置に押す。このステップの終了後、内側の近位管213のスナップフィンガー264は、制御ハウジング210のキャッチ機構259で固定される(図26e参照)。また、このステップ終了後、圧搾レバーハンドル232のスナップフィンガー249は、制御ハウジング210の外側の主な切り下げられた機構258に嵌められる(図26g参照)。この時点で、内側の遠位のC型管202は、完全にフットプレート110′から分離され、フットプレート110′を血管400のルーメン404内で完全に露出させたままにするように、(その完全な最も近位の位置に)近位方向に動かされる(図36も参照)。この圧搾作用はまた、(装置の左右の両側の)圧搾レバーハンドル232の横上部のフック型端部237を皮膚フランジアセンブリ222の近位端部のフック機構255から分離し、それによって、皮膚フランジアセンブリ222の遠位部分221の遠位の表面209が患者の皮膚399の外側の表面と接触するまで遠位方向に動く皮膚フランジアセンブリ222を解除する(図38も参照)。皮膚フランジアセンブリ222の遠位の移動は、(制御ハウジング210の左右の側の)横方向の定荷重ばね125によって生成される一定の遠位の力によるものである。皮膚フランジアセンブリ222が遠位方向において動くが、遠位部分221の遠位の表面209が患者の皮膚399の外側の表面と接触する前に動くので、ユーザは、患者の皮膚399の表面の平面に関して実質的に垂直位置に配置デバイス200の向きを垂直に定める(図37参照)。配置デバイス200のこの垂直配向は、皮膚フランジアセンブリ222の遠位部分221の遠位の表面209の平坦な境界面と患者の皮膚399の外側との間におよそ均等な接触圧が存在するように、遠位部分221の遠位の表面209と患者の皮膚399の外側との平坦な関係を生成する(図38参照)。ラックピニオン構造を具備する回転減衰システム225(図27参照)は、一定の遠位の力に部分的に抵抗するが完全には抵抗しない横方向の定荷重ばねによって付与される遠位の力に対向して皮膚フランジ部に力を付与するために提供される。この回転減衰システム225は、以下の2つの利点を提供する皮膚フランジの適切な低速度を維持するために機能し、(1)それによって、(上に論じられるように)ユーザに垂直に配置デバイス200の向きを定める時間を与えることができ、また、(2)遠位の表面209が患者の皮膚399の外側と接触する際の衝撃力を最小化する。皮膚フランジアセンブリ222の遠位部分221の遠位の表面209が患者の皮膚399と接触すると、それは、血管壁403の内部に対してフットプレート110′を設置するように、ワイヤ120において近位の張力を交替で生成する一定の遠位の力を皮膚399に適用する。フットプレートが設置される位置でデータは生成される(図38も参照)。この時点で、外側の遠位のC型管201及び内側の遠位のC型管202の遠位端部は共に、血管400の血管壁401の外側の表面402で近位(外側の)位置に近位方向に動かされる(図38参照)。
連続して図28aから28bを参照すると、スライドボタン233は遠位方向に摺動し、それによって、圧搾レバーハンドル232が次のステップでさらに圧搾されるために固定されないようになる。スライドボタン233が作動する(遠位で摺動する)場合、箱型の機構265は、制御ハウジング210の底面の長方形に形成された開口273に入るのに(機械的な干渉から)自由であるように遠位の位置において配置される。長方形に形成された開口273への箱型の機構265の侵入は、圧搾レバーハンドル232のさらなる圧搾の間の次のステップまで発生しない。
図29aから29fを参照すると、圧搾レバーハンドル232は、最終的にその完全に最も圧搾可能な位置までさらに圧搾される。スライドボタン233の遠位の移動(上に記載されるように)により、箱型の機構265(スライドボタン233から上方へ突出する)は、最終的な圧搾の間、制御ハウジング210の下部の長方形に形成された開口273に突出することができ、したがって、(スライドボタン233が摺動可能に取り付けられた)圧搾レバーハンドル232はその最終的な完全に最も圧搾されられた位置に来ることができる(図29a及び29d参照)。このステップの終了後、圧搾レバーハンドル232のスナップフィンガー249は、制御ハウジング210の外側の第2の切り下げられた機構275に嵌る(図29c参照)。この最終的な圧搾は、下部のヒンジピン256で連結部235の近位端部上のC型機構266からスライドバレル215を解除する。C型機構266は、制御ハウジング210の下側(外側の表面)257で連結部235の中央に位置するカム機構267のカム作用を経て下部のヒンジピン256から剥離される(図29e参照)。スライドバレル215から連結部235が分離されるとすぐに、スライドバレル215は、上下の定荷重ばね135の力により遠位に動く(図29a参照)。スライドバレル215が遠位方向において動くと、押圧管212、押圧管挿入部112、及び、プラグ111も動く。プラグ111はワイヤ120上を動き、一方でワイヤ120と同心円状のままであり、ワイヤ120及びフットプレート110′と回転するように整列配置する。プラグ111の遠位端部104がフットプレート110′の近位縁113の付近に入る場合、動作は終わる(図29f参照)。本発明の実施態様によると、遠位のC型管は局所的に膨張し分離して、血管配置後の構成及び位置にプラグ111の通路を可能にする非可逆的な入れ子にされない状況を生成し、プラグ111は、主な導管領域205の内径より大きい近位径を具備する。遠位のC型管は、プラグ111が遠位のC型管の縦の長さを通じて(近位から遠位へ)移動した後、互いに分離(入れ子にされない)されたままである(図9d参照)。スライドバレル215の遠位の移動終了後、その遠位の下側部が制御ハウジング210の上面のランプ機構277と接触する結果、カットオフレバー218は跳ね上げられる(図29a参照)。
図39に示すように、このステップの終了後、プラグ111は動脈切開405に入り、プラグ111及びフットプレート110′は互いに関連して、血管壁401(以下に記載されるように配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置)においてそれらの最終位置にある。配置後の閉鎖デバイスの配置の位置(遠位−近位方向における)は、上に論じられるように、生成されたデータによって制御される。
図30aから30cを参照すると、カットオフレバー218の遠位部分は、ユーザによって、ワイヤの縦軸から離れて垂直方向に引っ張られる。分割手順の間、カットオフレバー218はヒンジピン238の周りを回転し、スライドバレル215上の近位の延長部の近位の縁で貫通孔274と同じ位置に配置される。カットオフレバー218の下側の接触面310は、剪断管224の近位端部でキャップ240の最も近位の表面315と摩擦接触する。剪断管224は、カットオフレバー218の接触面310によって伝えられるカム作用のために、遠位方向に駆動される。剪断管224が静的(固定された)ワイヤ120で遠位に移動すると、剪断管224の角度をつけられた遠位端部312は、(剪断管224に適用される遠位で誘導される力に抵抗する)押圧管挿入部112の角度をつけられた近位表面350と高い接触力を有するように配置される。剪断管224の角度をつけられた遠位の表面312が、押圧管挿入部112の角度をつけられた近位表面350を摺動する(及び通過する)と、はさみタイプの剪断力がちょうどプラグ111の近位端部103に幾分か近位の位置でワイヤ120に適用される。ワイヤ120の最大の剪断強さを上回った場合、ワイヤ材料は機能しない(分離する)。同時に、プラグ111の近位端部103から近位に突出したままの短い残りのワイヤ部分は、剪断管224の移動の方向に曲げられる(図30c及び41参照)。ワイヤにおいて生成される屈曲は、安定した確実な最終的なインプラント構造を提供するため、プラグ111とフットプレート110′との相対的な位置を固定するのに十分である。切断システムの詳細は、図40(切断前/屈曲前の構成)に示す、剪断管224及び、ワイヤ120を含む。剪断管224によるワイヤ120の切断及び屈曲(切断後/屈曲後の構成)は、図30c及び41に示される。配置デバイス200はそれから経皮的穿刺から取り除かれ、適切な医療廃棄用容器において処分される。
図42及び43を参照すると、閉鎖デバイス100の配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置が記載されている。この構成及び位置は、上に記載されるようにフットプレートの様々な実施態様を含むことができる。閉鎖デバイス100の配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置の議論は、しかしながら、いくつかの他のフットプレートの実施態様を短く参照してこの構成及び位置の例として特に(プラグ111及びワイヤ120を有する)フットプレート110′を指す。
本発明の実施態様によれば、上に記載されるように本発明の実施態様の閉鎖デバイス100を配置する方法の間、フットプレート110′がその配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置における血管400の内側の壁403に載置されると、プラグ111は主な導管領域205によって押され、ワイヤ120の近位部分の上に押される。加えてプラグ111は、経皮的に穿刺に押し込まれ、気管組織を下方に貫通し、動脈切開まで到達する。プラグの111の遠位部分104は、細長いU型のループ30′と円弧状に湾曲した連結部33′とによって確立された共通の平面の周りで、ワイヤ120の遠位部分の血管壁を通って延び、近位の脚34′でフットプレート110′と接触する。[例えば、フットプレート110を具備する閉鎖デバイスの実施態様において、プラグ111の遠位部分104は、それがフットプレート110のU型のループ部分30内でそれ自体を入れ子にするので、動脈切開405の縁で動脈壁の部分を挟み(捕捉し)(動脈壁のこの部分を引き上げ、それを保持する)、プラグ111の遠位端部104は、血管壁403の内面の幾分か遠位に(血管400のルーメン404内で)存在することができる]。動脈の内部の壁403に対して設置されるフットプレート110′の部分は、細長いU型のループ30′を具備する。フットプレート110′のワイヤ120は、近位方向におけるプラグ111の軸方向の孔105を通って延び、ワイヤ120は、プラグ111の近位端部103でプラグの軸方向の孔105の縦軸から離れた方向において鋭角で曲げられる。プラグ111の近位部分103は、気管組織の動脈の壁401の外側に存在する。あるいは、プラグ全体は、動脈の壁内に存在する。一般に、動脈切開405とプラグ111の近位部分103との間の半径の境界面でプラグ111の近位部分103の直径は、血管の壁の開口(動脈切開405)より大きい。この配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置において、閉鎖デバイス100の封止は、プラグ111と動脈切開405との半径の境界面によって形成される。[例えば、フットプレート110を具備する閉鎖デバイス実施態様において、ループ状の部分に引かれ、(フットプレート110で支えられた)血管壁組織も閉鎖デバイス100の封止の形成を助けることができる]。閉鎖デバイス100の保持(固定)の機構は、血管の内部の壁403に関して実質的に平行に構成されたフットプレート110′と共にプラグ111とフットプレート110′とを一緒に固定するために(上に記載されるように配置デバイス200のカットオフレバー218の作用によって)切断され、屈曲されたプラグ111に近位のワイヤ120の部分を具備する。この保持機構により、フットプレート110′が近位方向において動脈切開405によって通路に戻るのに抵抗することができる。同様にこの保持の機構は、プラグ111が遠位方向において動脈切開405を通じて完全に移動する(通過する)のを防ぐ際の補助をする。それゆえに、閉鎖デバイス100(最終的なインプラント構造)は、遠位又は近位方向への生体内での除去に関して安定している、すなわち固定される。
同じ基本的な配置後の閉鎖デバイスの配置構成及び位置は、上に記載されるように、いずれかのフットプレートの実施態様で確立することができる。例えば、血管の内部の壁に対して設置することができる(プラグ111の遠位部分104と接触する)フットプレートの部分は、例えば、フットプレート710のための細長いU型のループ730(図1f参照)を具備し、プラグの111の遠位部分104は、細長いU型のループ730と円弧状に湾曲された連結部33とによって確立された共通の平面の周りにおいてワイヤ120の遠位部分の上の血管壁を通って延び、近位の脚734でフットプレート710と接触する。フットプレートが長手方向に形成された棒(例えばフットプレート810、910、1010、1110、及び、1210)によって表される実施態様において、フットプレートの上面又は底面はいずれも、血管の内部の壁に対して設置される。例えば、フットプレート810及び1010の底面の円弧状に形成された表面(図1g、1h、1i及び1j参照)は、血管の内部の壁に対して設置される;又は、それぞれフットプレート910及び1110の実質的に平坦な上面(938及び1138)(図1k、1l、1m及び1n参照)は血管の内部の壁に対して設置される;又は、フットプレート1210の実質的に平坦な底面1243(図1o及び1p参照)は、血管の内部の壁に対して設置される。
本発明が様々な変更及び代替の形状を許容する一方で、その具体例は、図面に示され、ここで詳述された。しかしながら、本発明は、開示された特定の形状又は方法に制限される意図を有さず、反対に、本発明は添付の請求の範囲の趣旨及び範囲に含まれる変更、同等物、及び、変形例のすべてに適用されると理解されるべきである。

Claims (18)

  1. 生物組織形成された開口を封止するための閉鎖デバイスであって、
    (a)近位端部と遠位端部を具備するプラグと、
    (b)該プラグの遠位端部に対して遠位にある位置から該プラグを介して延び、且つ該プラグの近位端部と確実な係合となるように位置付けられた塑性的に変形した屈曲を具備する剛性ワイヤと、
    (c)該ワイヤに取り付けられ、且つ該プラグの前記遠位端部に対して遠位に位置づけられたフットプレートと、
    を具備し、
    前記フットプレートはソケットを具備した細長いプレート部分を具備し、前記ワイヤの遠位端部は前記ソケットによって捕捉されてなる閉鎖デバイス。
  2. 前記プラグ、前記ワイヤ、及び前記フットプレートの少なくとも1つが、少なくとも部分的に生体腐食性金属で形成される請求項1記載の閉鎖デバイス。
  3. 前記生体腐食性金属がマグネシウムを含む請求項2記載の閉鎖デバイス。
  4. 前記生体腐食性金属がマグネシウム合金を含む請求項2記載の閉鎖デバイス。
  5. 前記マグネシウム合金がAZ31である請求項4記載の閉鎖デバイス。
  6. 前記プラグが、前記ワイヤがそれを通り延在する通路を含む請求項1記載の閉鎖デバイス。
  7. 前記プラグが、前記ワイヤに沿って移動可能である請求項6記載の閉鎖デバイス。
  8. 前記プラグが第1の寸法を有する第1部分と該第1の寸法よりも大きい第2の大きさを有する第2部分とを具備する請求項1記載の閉鎖デバイス。
  9. 前記フットプレートが前記プラグの前記第1部分に対して遠位に配置され、前記変形可能な部分が該プラグの前記第2部分に対して近位に配置される請求項8記載の閉鎖デバイス。
  10. 前記プラグが実質的に円錐型である請求項8記載の閉鎖デバイス。
  11. 前記プラグが前記遠位端部における遠位の表面と前記近位端部における近位の表面とを具備し、該プラグの遠位の表面の領域が、該プラグの近位の表面の領域よりも小さい請求項10記載の閉鎖デバイス。
  12. 前記ワイヤが縦軸を更に具備し、前記塑性的に変形した屈曲が該縦軸から約30〜90°の角度で曲げられる請求項11記載の閉鎖デバイス。
  13. 前記フットプレートが前記ワイヤの実質的にループ状の遠位部分である請求項1記載の閉鎖デバイス。
  14. 前記フットプレートが、前記ワイヤの遠位端部に取り付けられた細長いプレート部分と、それを通じて形成された開口とを具備する請求項1記載の閉鎖デバイス。
  15. 前記フットプレートが、長手方向に形成されたプレート部分を具備し、ヒンジにより前記ワイヤの遠位端部に取り付けられる請求項1記載の閉鎖デバイス。
  16. 前記ワイヤがモノフィラメント及びマルチフィラメントからなる群から選択される伸張性のある要素を具備する請求項1記載の閉鎖デバイス。
  17. 前記フットプレート及び前記プラグが生分解性である請求項1記載の閉鎖デバイス。
  18. 前記フットプレートは、該フットプレートが前記プラグの完全な生体分解前に完全に生体分解するように、該プラグのそれより速い速度で生体分解する請求項17記載の閉鎖デバイス。
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