JP5425411B2 - 道路上におけるタイヤのハイドロプレーニング現象を検出する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両が走行するウェット路上におけるタイヤのハイドロプレーニングの開始の検出に関する。本発明は、特に、車両のタイヤのトレッド中の応力の測定に基づくこの検出に関する。
ハイドロプレーニングの到来を適切に見極めるために道路上に存在する水の高さをリアルタイムで推定できることは、実際に有用である。
ハイドロプレーニングは、道路を構成する地面と、地面と接触状態にあるタイヤトレッドの部分との間に或る量の水が瞬間的に存在することによって特徴付けられる。この場合、水の存在により形成される膜は、この接触の全て又は何割かを失わせてグリップがもはや存在せず、したがって、力はもはや車両と道路との間で伝わらない。
地面と接触状態にあるタイヤトレッドの全て又は一部と道路との間で流れる水の流量が、地面の粗さ及びタイヤのパターンによって同時に除去できる水の流量よりも多くなると、これら2つの表面相互間に水の膜が生じる。この飽和効果は、道路上に存在する水の高さ及び車両の速度に依存する。
駆動力を加えることによる加速の際、制動力を加えることによる減速の際又は方向転換の際におけるハイドロプレーニングの作用効果は、かなり高く、車両の制御の部分的又は完全な喪失を招く場合がある。したがって、濡れた地面上を走行する場合、ハイドロプレーニングの状態を予測できるようにすることは、最重要である。
車両の運転手には、部分的又は完全なハイドロプレーニングの到来に先立つ警告としての徴候は与えられず、危険は、突然であってこれを予測することができない。
特許文献である米国特許第5,502,433号明細書から、接触領域中のトレッドブロックの剪断応力の測定に基づいてハイドロプレーニングの発生の恐れを検出することが知られている。
本発明の目的は、互いに異なる測定値に基づいてハイドロプレーニングの発生を検出することにある。
以下において、別段の指示がなければ、以下の意味が一般的に当てはまる。
−「見掛けの接触領域」という用語は、1つ又は複数個のトレッドセンサがゼロではない信号を与えるタイヤトレッドの部分を意味する。
−「直接接触領域」という用語は、地面とトレッドの接触が直接接触であるタイヤトレッドの部分を意味する。
−「間接接触領域」という用語は、水の膜がトレッドと地面との間に存在するタイヤトレッドの部分を意味する。
米国特許第5,502,433号明細書
本発明の要旨は、濡れた地面上を走行している車両のタイヤのハイドロプレーニングの状態を検出する方法であって、タイヤのトレッドが、1つ又は2つ以上のセンサを備え、センサは各々、タイヤが地面上を転動しているときにタイヤトレッドが局所的に受ける圧縮力を測定し、これら測定値に対応した信号を出力することができる方法にある。この方法は、
−タイヤが地面上を転動しているときに圧縮力を測定するステップと、
−これらの測定値に対応した信号を生じさせるステップと、
−タイヤと地面との見掛けの接触領域中への1つ又は複数のセンサの入り込みに関連した信号の部分を抽出するステップと、
−タイヤトレッドと地面との見掛けの接触領域のうちの間接接触域の存在と関連した瞬時値(ΔE,Rz)を情報から導き出すステップと、
−瞬時値が所与の関係を満足させると、警報をトリガするステップとを有することを特徴とする。
センサによって測定される量は、有利には、タイヤトレッドが道路の平面に垂直な方向に受ける圧縮力に固有である。
本発明の方法の第1の具体化例によれば、瞬時値を導き出すステップは、
−信号を微分するステップ、
−微分した信号の最小値(dσz/dx)min及び最大値(dσz/dx)max並びに更にこれらの位置(lmin,lmax)を求めるステップ、及び
−微分した信号の最小値と最大値との間の位置の差に対応した瞬時値ΔE、即ち、ΔE=lmax−lminを計算するステップに対応している。
測定点の位置は、抽出した信号部分に対応したトレッドの部分の直線展開に沿って圧縮応力σzの測定値が取られた長手方向の読みに一致しており、dσz/dxは、xに関する応力測定値の1階導関数を表し、xは、道路の平面内におけるタイヤの長手方向転動軸線X上のセンサの位置である。
有利には、瞬時値ΔEが所与のしきい値を超えると、警報をトリガする。
道路上の水の種々の高さに関して行った実験による測定結果の示すところによれば、この瞬時値ΔEは、トレッドの測定ブロック、例えばトレッドの中央に位置するブロックの下でのハイドロプレーニングの発生に非常に敏感である。この現象が生じると、瞬時値の急増が観察され、それにより、ハイドロプレーニングの検出が非常に容易になる。
本発明の方法の補足的具体化例によれば、瞬時値(Rz)を導き出すステップは、
−信号部分が2つの連続した平坦域を有する場合、瞬時値(Rz)が、
Figure 0005425411
に等しく、上式において、σziは、第1の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、σzdは、第2の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、
−信号部分が単一の平坦域を有する場合、瞬時値(Rz)が、定数Cに等しいようなステップである。
有利には、Rz=(σzi−σzd)/σzdであり、Cは、−1に等しい。
有利には、瞬時値(Rz)が所与の値を上回った場合、そして好ましくは、瞬時値(Rz)が正である場合、警報をトリガする。
変形例として、Rz=σzi/σzdであることがかのうであり、Cは、0に等しい。この場合、比が1以上になると、好ましくは警報がトリガされる。
また、σziという振幅を第2の基準として用いることは、本発明の範囲内で可能である。
好ましいしきい値は、2つの平坦域が実質的に同一の振幅を有する状況に対応している。転動速度の関数としてのこの基準の変化は、漸進的である。
これとは対照的に、第1の基準は、2つの平坦域を分離するフロントが第1の平坦域のフロントよりも顕著さが低くなった場合に生じるΔEの値のジャンプと関連している。このしきい値も又、ハイドロプレーニングの発生が切迫しているときにトリガされる。
当然のことながら、これら2つの基準は、互いに関連しており、検出の堅牢性及び信頼性を増大させるようこれらを一緒に用いることが非常に有利である。
有利には、2つの警報を順番にトリガし、即ち、第1の瞬時値(ΔE,Rz)が所与のしきい値よりも大きいと、第1の警報をトリガし、第2の瞬時値(Rz,ΔE)が第2の所与のしきい値よりも大きいと、強度の高い第2の警報をトリガする。
本発明の方法は、車両の運転手にハイドロプレーニングと関連した2つの物理的現象に基づくことによりハイドロプレーニングの恐れを警告することができるという利点を有する。第1の物理的現象は、瞬時値ΔEを急増させる測定トレッドブロックの立ち上がりの発生に関連しており、第2の物理的現象は、圧縮応力が実質的に等しく又は間接接触と呼ばれる見掛けの接触領域の部分及び直接接触と呼ばれる見掛けの接触領域の第2の部分において所与の比の状態である時点に対応している。両方の場合において、運転手にハイドロプレーニングの発生が非常に顕著になったことを警告する必要がある。タイヤの形式、水高さ、道路の性状及び幾何学的形状並びに信号処理及び測定における散乱に応じて、非常に良く似た状況においてこれら2つのしきい値をトリガするのが良い。元来、第1の基準と関連したジャンプは、通常、第1及び第2の平坦域の圧縮応力が互いに等しいことと関連したジャンプよりも前にトリガされる。
本発明の要旨は又、濡れた地面上を走行している車両のタイヤのハイドロプレーニングの状態を検出する装置であって、
−タイヤを有し、タイヤのトレッドが、1つ又は2つ以上のセンサを備え、センサは各々、地面上を転動するタイヤトレッドが局所的に受ける圧縮応力を測定することができ、
−圧縮応力の測定値に対応した信号を送信する手段を有し、
−送信された信号から、地面上を転動しているタイヤの接触領域に関する1つ又は2つ以上のセンサの通過回数又は通過時間に対応した信号部分を抽出することができる信号処理ユニットを有する装置にある。
この装置は、抽出した信号に基づいて信号処理ユニットで本発明の方法を実施するプログラムを含むことを特徴とする。
本発明の内容は、以下の説明を読むと共に本願に添付された図面を参照すると明確に理解されよう。図面は、説明のために与えられているに過ぎず、本発明を限定するものではない。
図1は、トレッド2を備えたタイヤの部分軸方向断面を極めて概略的に示している。このトレッドは、弾性非空気圧タイヤのトレッドに相当するものであっても良い。
タイヤのトレッドの外面は、滑らかではないが、通常、ウェット路上での水排出を容易にするための多くの長手方向溝4及び横方向又は実質的に横方向の溝を有している。長手方向及び横方向溝は、路面に接触するゴムのブロックを構成すると共にタイヤのトレッドパターンに相当している。図1は、ゴムブロック3は、長手方向溝4と2つの横方向溝(図示せず)の間に位置している。
これらブロック3の中には、応力センサ5(又は、別の等価な量の検出のためのセンサ)を有するものがある。このようにして得られるものは、測定ブロックである。このセンサ5は、測定ブロック3のベース内に且つタイヤ構造体の補強プライ6の上方に埋め込まれている。センサ5をタイヤの寿命の間、摩耗を受けないタイヤゴムの塊の中に配置することが望ましい。このようにすると、タイヤの寿命全体を通じて測定が可能である。本発明によれば、応力を測定するセンサは、好ましくは、図1のy軸に沿ってタイヤの幅の中心のところ、即ち、その2つの肩相互間に設けられたブロック3上に配置される。しかしながら、このセンサを肩上に配置することは、本発明の範囲内で容易に実施できる。
これらセンサの目的は、タイヤトレッド2の受ける応力(又は力)若しくは、変形例によれば、このトレッド2の変位又は実際には歪を測定できることにある。
用いられるセンサは、種々の技術に従って動作し、これらセンサは、圧電又は圧電抵抗計器又はキャパシタであるのが良い。かくして、例えば、ホール効果センサと磁気要素を組み合わせることが可能であり、この組立体全体は、タイヤのゴム内に埋め込まれる。これらセンサについて用いられる技術に関するそれ以上の詳細に関しては、読者は、特許文献である米国特許第6,666,079(B)号明細書を参照するのが良く、この特許文献は、タイヤに用いられる種々の応力センサの説明を記載している。
図2は、本発明の測定装置を示しており、この測定装置は、応力を測定するセンサ5及び信号を信号処理ユニット8に送信する手段7を有している。処理モジュール8は、好ましくは、車両内に設置される。変形例では、このモジュール8をタイヤそれ自体の中に配置しても良い。この変形例では、処理済み信号を車両の運転手に送信する手段を必要とする。
また、当業者であれば、信号をタイヤと車両との間で送信する送信手段について種々の考えられる形態を知っているであろう。この目的のため、読者は、特許文献である欧州特許第1,350,640(A)号明細書を参照するのが良く、この特許文献は、特にタイヤ内に埋め込まれたアンテナを記載している。このアンテナは、実際のトレッド2内に位置決めされ、ケーブルを介してセンサ5に接続されている。
これは、動力信号用の四分の一波長タイプ又は周波数変調若しくは振幅変調タイプの電界アンテナであるのが良い。この場合、車両に固定された一次アンテナがタイヤ内に配置された二次アンテナに向くようにして、インダクタンス効果により、例えば自動車のバッテリに接続された一次アンテナからの出力を二次アンテナに送ってエネルギーを測定センサ5に送り届けるようにすることも可能であることを指摘することは有用である。センサ5と共にトレッド2内にあらかじめ成形されているインサート内に挿入されたマイクロバッテリも又、この機能を実行することができる。
図2では、応力測定値に対応した信号は、アンテナ9によってピックアップされた後、手段7を介して処理ユニット8に送信される。
さらに、センサ5の動作は、ASIC(特定用途向け集積回路)タイプの電子測定回路、例えば上述したような供給システム及び測定値を符号化するシステムを介して実行可能であり、測定値の伝送前のこの全ては、分析されるべき信号となる。アンテナ9は、内部接続バス10を介して処理ユニット8のマイクロプロセッサ9.1に接続されている。
処理ユニット8は、プログラムメモリ11を有する。格納されたプログラムにより、種々のプログラムセクションに従って、水高さhwに関する情報が得られるまで信号を処理することができる。情報がいったん得られると、接続バス10を介して、これは、実際の車両内部に配置された表示装置12上に表示できる。
例えば、この表示装置12は、相対的且つ容易に翻訳可能なデータを表示するダイヤル(目盛り板)の形態をしている。これは、本来の水高さデータが車両の運転手にとっての重要性が限られたものであるに過ぎないものである場合があるからである。したがって、運転手にとって最も重要なことは、水高さを知って自分の車両の速度を減少させ又は自分の運転の仕方を適合させ、例えば、よりソフトな運転にすることにより自分の車両の速度を調節することである。
図3は、道路に相当する地面に沿って転動するタイヤ1のトレッド2の関数として垂直応力測定値によって得られた信号に対応した数本の曲線を示している。これら種々の曲線は、種々のタイヤ転動速度に対応している。y軸上の尺度又は目盛りは、恣意的であり、測定センサによって与えられた値(単位は、ボルト)に対応している。x軸上には、問題の測定値のオーダーナンバーから始まる接触領域中の測定点の位置が示されている。サンプリングは、1回転当たり512回の測定で行われる。これらオーダーナンバーは、測定点の方位に直接関連付けられる。
かくして、一周全体の直線展開、即ち、道路上における問題のタイヤの一回転全体の直線展開は、問題の例では、x軸上において512個の測定点に相当している。
図3は、僅かなずれを無視すれば、測定信号が信号の開始時及び終了時においてほぼゼロの振幅を有していることを示している。単純化して言えば、地面に垂直な応力を測定する場合、これら信号の振幅が正である測定信号の部分を「見掛けの接触領域」と称する。測定信号の正の値は、ゴムブロック3の圧縮に対応し、負の値は、ゴムブロックの伸長に対応している。
図3では、道路上の2mmの所定の水高さについて信号を実験で得た。測定した応力は、タイヤ1のトレッド2、より正確に言えば、タイヤ内に設けられたセンサ5が道路の平面に垂直な方向に沿って道路の平面との接触領域内を通過する際にセンサ5が受ける圧縮応力に対応した応力である。
図3の曲線13は、低いタイヤ転動速度、即ち8km/hの場合の応力測定値に対応した信号を表している。この低い速度では、道路上における水の高さの存在は、垂直応力信号には影響を及ぼさず、この速度で検出された信号は、完全に乾いた道路上で見受けることができる信号に一致している。かくして、1つ又は複数の応力センサが道路の地面とのトレッドの直接接触領域の外側に位置している場合、測定された応力は、実質的にゼロである。負の応力測定値に対応した曲線の部分は、地面上の圧縮領域から出てタイヤの自然な曲率に戻っているときのタイヤの区分に相当している。
上述の定義を用いると、見掛けの接触領域Aaの長さ(これは、この場合、直接接触領域Adでもある)をAaとして指示された曲線13の部分によって推定することが可能である。
水高さが同じ2mmである場合、それぞれ速度が50km/h、60km/h、70km/hの場合に曲線14,15,16を実験で得た。これら曲線は、曲線13の形態とは実質的に異なる形態を有している。全ての曲線を接触領域の後ろ寄りで応力が再びゼロを通る点に合わせて標準化すると、見掛けの接触領域Aaは、接触領域の開始時には実質的に細長いことが理解できる。これは、最初の又は第1の平坦域(プラトー)を示し、その高さは、速度につれて増大する。この第1の平坦域の長さ又は瞬時値ΔLは、間接接触領域Ai、即ち、水の膜がトレッドと地面との間に位置する領域の長さに一致していると推定することが可能である。また、直接接触領域Adの長さは、曲線13の長さと比較して実質的に減少していることが理解できる。
問題の信号に第1の平坦域が存在していることは、タイヤが例えば40km/hの速度で転動するやいなや問題の信号に第1の平坦域が存在することは、別の応力の出現に起因している。
これら別の応力は、トレッド2のy軸に沿うタイヤの幅全体にわたるタイヤの丁度前に存在する水の高さに起因している。かくして、この水の高さは、道路の地面との間のセンサの直接接触前に、道路の地面とタイヤのトレッド2との間に中間接触を生じさせるという効果を有する。
したがって、応力は、地面とタイヤのトレッド2との間に常時生じるが、水の高さが形成する液体要素を介して生じる。したがって、信号上に得られる第1の平坦域は、この水の高さに対応した液体要素を介して地面上の応力を検出するセンサの平坦域である。したがって、この信号は、タイヤブロックに対して水により与えられる抵抗(静水圧)を表し、この抵抗は、P〜1/2ρV2に従って転動速度で決まる(ρは、密度であり、Vは、転動速度である)。低い速度では、存在する水の高さは、測定された信号に同一の第1の平坦域をもたらす効果を持たない。というのは、センサを対応の水の容積中に導入するには、液体要素の部分に十分な抵抗又は張力を生じさせ、その結果、かなり大きな応力を生じさせるのに十分な速度が必要だからである。
図4には、y軸及びx軸上に、それぞれ、図3の場合に記載された同一のパラメータがプロットされており、又、それぞれの曲線13a,14a,15a,16aは、8km/h、30km/h、40km/h、50km/hのタイヤ転動速度に対応しているが、道路上の水高さが8mmの場合である。
低速(8km/h)では、曲線13aは、水高さが2mmの場合に得られた曲線13と酷似している。これよりも高い車両速度、この場合、30km/h、40km/h及び50km/hの場合、道路上の接触領域の伸びΔLが、再び観察される。これら結果は、図3に示す結果をもたらすタイヤ、この場合、ミシュラン・エナジー(Michelin Energy)195/65R15XHIタイヤに厳密に一致した使用済みタイヤに関して得られる。
後者の場合、接触領域の伸びΔLは、2mm未満の水高さに関して得られた伸びよりも大きい。というのは、タイヤトレッドの幅の前に存在する水の高さが、大きいからである。
かくして、タイヤのトレッドと道路の地面との間のこの液体媒体の存在によって確立される接触は、タイヤにも高いところで確立され、したがって、早期である。したがって、センサは、地面とタイヤ1のトレッド2との間の見掛けの間接接触領域に相当する部分内に早期に入る(というのは、これは、水の膜を介して起こるからである)。したがって、接触領域の伸びΔLに対応した信号の部分は、大きい。
この場合、225に近い測定インデックスから始まり、接触は、この場合も又、地面とトレッドとの間の直接接触であり、曲線14a,15a,16aに関する応力信号は、図3の曲線14,15,16について得られた応力信号と実質的に同一である。
したがって、道路の地面との接触領域内へのトレッドセンサの入り込みは、2つの部分、即ち、道路の地面とのセンサの接触部に対応しているが、推定することが望ましい水の高さに対応した液体要素を介する第1の部分(Ai)及び道路の地面とのセンサの直接接触に対応した第2の部分(Ad)を有する。
図5は、本発明に従ってハイドロプレーニングの発生を検出するために用いられる第1の瞬時値又は基準ΔEの計算法を示している。
この図は、タイヤの長手方向転動方向Xにおけるセンサの変位の値xに関する圧縮応力測定値のそれぞれの1階導関数を表す曲線13d〜16dを示している。曲線13d〜16dは、図3に示されている曲線13〜16の導関数に相当している。
4本の曲線に関し、応力測定導関数のそれぞれの最小は、255という測定インデックスに関して、即ち、接触領域を出た際に得られる。一定の応力測定平坦域が見える場合、それぞれの段階中に最大が得られる。かくして、曲線13dに対応して低速である場合に得られるものは、単一の平坦域が見えた直後の最大である。この場合、第1の基準の値は、ΔE1である。速度がこれよりも高い50km/h、即ち、曲線14dの場合、第1及び第2の平坦域の2つの連続したフロントに相当する接触領域への入り込みの際に2つの正のピークが観察される。曲線14dの場合、最大振幅のピークは、第2のピークであり、ΔEの値は、この第2のピークを用いて計算される。基準の対応の値は、ΔE1の初期値よりも僅かに低い。依然としてジャンプは存在しない。
しかしながら、速度が60km/h及び70km/hの場合にそれぞれ得られる曲線15d及び曲線16dの場合、最大振幅の正のピークは、第1のピークである。その結果、第1の基準の値にジャンプが存在する。
瞬時値ΔEは、ΔE=lmin−lmaxとして表され、この式において、lminは、(dσz/dx)minの位置又は方位であり、lmaxは、(dσz/dx)maxの位置又は方位に相当している。
低い速度で得られる曲線13dの場合、第1の基準は、値ΔE1を有し、50km/hの速度の場合に得られる曲線16dの場合、値は、ΔE2である。ΔE2は、ΔE1よりも実質的に大きい。
図7にも示されているこの非常に顕著な差は、ハイドロプレーニングの発生を検出するこの第1基準の利点を有する。この基準の値又は瞬時値が35〜40よりも大きくなるやいなや、このことは、ジャンプが起こっていることを意味している。しきい値Sは有利には、この範囲内に収まる。このジャンプは、間接接触領域、即ちタイヤの前に位置する相当な水の膜との接触領域の出現に起因して、予想される平坦域又は第1平坦域の変化状況と関連している。このジャンプが検出されるやいなや、ハイドロプレーニングの発生の恐れがあるという警告が運転手に送られるべきである。矢印は、基準の変化に対する速度の影響を示している。
図4は、第2の基準又は瞬時値Rzの計算方法を示している。この基準は、
Figure 0005425411
に対応しており、上式において、σziは、第1の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、σzdは、第2の平坦域の圧縮応力の大きさを表している。当然のことながら、曲線13aの場合、基準の値は、−1である。というのは、平坦域は1つしか存在しないからである。
図8は、速度の関数としてのこの第2の基準の変化を示している。その値は、−1からゼロに変化し、次に正になることが理解できる。ゼロ交差点は、第1の平坦域及び第2の平坦域の圧縮応力が互いにほぼ同じになった時点に対応しており、このことは、ハイドロプレーニングが非常に顕著になっていることを意味している。この場合、運転手にこの恐れを即座に警告することが必要不可欠である。このゼロ交差点又は低い値は、もしこれが望まれるならば、しきい値S′として選択されるのが良い。図8は又、2通りの水高さ、即ち2mm及び8mmについてこの第2基準の変化を示している。驚くべきことではなく、これは、速度が高ければ高いほど、水高さの影響がそれだけ一層顕著であることを示している。また、ゼロの基準値以上では、速度の影響が非常に顕著であるということが注目できる。転動速度の変化が僅かであっても、その結果として、ハイドロプレーニングにおいては非常に大きな変化となる場合がある。
本発明の装置を示す図2に戻ってこれを参照すると、処理ユニット8のプログラム11のサブプログラム23が、センサによって受け取られ、例えば代表的には絶対値で表されたしきい値よりも大きな実質的にゼロではない、例えば代表的には絶対値で表されたしきい値よりも大きな応力信号に相当する信号の部分を抽出するために用いられる。
かくして、圧縮応力に関し、トレッド2の接触領域中に入る1つ又は2つ以上のセンサに相当する信号の部分の抽出は、1つのセンサ(又は複数のセンサ)が相当大きな応力測定信号を放出する際に信号を抽出することにほかならず、信号のこの部分の持続時間は、接触領域を通るセンサの通過時間に相当している。
サブプログラム25を用いて、データ処理を行って基準ΔE及びRzを計算する(区分26)。次に、データゾーン24に記録されているしきい値との比較を行う。第1の基準が第1のしきい値(区分29)を超えた場合、第1の警報がトリガされ、第2の基準が第2のしきい値(区分30)を超えた場合に第2の警報がトリガされる。
本発明は、説明すると共に図示した例には限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく、かかる例の種々の改造例を想到できる。
タイヤのトレッド内のセンサの略図である。 本発明によって提案された装置を示す略図である。 種々の転動速度の関数として規定された水高さが2mmの場合のタイヤの接触領域における垂直応力の測定値の記録を示す曲線のグラフ図である。 種々の転動速度の関数として規定された水高さが8mmの場合のタイヤの接触領域における垂直応力の測定値の記録を示す曲線のグラフ図である。 図3に示す応力測定値のX軸に沿うセンサの変位のxに関する1階導関数を示す曲線のグラフ図である。 図4に示す応力測定値のX軸に沿うセンサの変位のxに関する1階導関数を示す曲線のグラフ図である。 速度の関数としての第1ΔE基準の変化を示すグラフ図である。 速度の関数として第2Rz基準の変化を示すグラフ図である。
符号の説明
1 タイヤ
2 トレッド
4 溝
5 センサ
6 補強プライ
8 信号処理ユニット又はモジュール
9 アンテナ
9.1 マイクロプロセッサ
10 内部接続バス
11 プログラムメモリ
12 表示装置

Claims (8)

  1. 濡れた地面上を走行している車両のタイヤのハイドロプレーニングの状態を検出する方法であって、前記タイヤのトレッドが、1つ又は2つ以上のセンサ(5)を備え、前記センサは各々、前記タイヤが地面上を転動しているときに前記タイヤトレッドが局所的に受ける圧縮力を測定し、これらの測定値に対応した信号を出力することができる、方法において、
    −前記タイヤが地面上を転動しているときに前記圧縮力を測定するステップと、
    −これらの測定値に対応した信号を生じさせるステップと、
    前記1つ又は2つ以上のセンサが前記タイヤと前記地面との見掛けの接触領域に入り込むときの前記見掛けの接触領域に関連した前記信号の部分を抽出するステップと、
    −前記タイヤトレッドと前記地面との見掛けの接触領域のうちの間接接触域の存在と関連した瞬時値ΔE及び/又は瞬時値R z を前記信号の部分から導き出すステップと、
    −前記瞬時値ΔE及び/又は瞬時値R z が所与の関係を満足すると、警報を発するステップとを有し、
    前記瞬時値ΔEを導き出す前記ステップは、
    −前記信号を微分するステップ、
    −前記微分した信号の最小値(dσ z /dx) min 及び最大値(dσ z /dx) max 並びに更にこれらの位置(l min ,l max )を求めるステップ、及び
    −前記微分した信号の前記最小値と前記最大値との間の位置の差に対応した前記瞬時値ΔE、即ち、ΔE=l max −l min を計算するステップに対応しており、
    瞬時値(R z )を導き出す前記ステップは、
    −前記信号部分が2つの連続した平坦域を有する場合、前記瞬時値R z が、
    Figure 0005425411
    に等しく、上式において、σ zi は、間接接触域に対応する第1の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、σ zd は、直接接触息に対応する第2の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、
    −前記信号部分が単一の平坦域を有する場合、前記瞬時値R z が、定数Cに等しく、Cは、−1に等しい、方法。
  2. 濡れた地面上を走行している車両のタイヤのハイドロプレーニングの状態を検出する方法であって、前記タイヤのトレッドが、1つ又は2つ以上のセンサ(5)を備え、前記センサは各々、前記タイヤが地面上を転動しているときに前記タイヤトレッドが局所的に受ける圧縮力を測定し、これらの測定値に対応した信号を出力することができる、方法において、
    −前記タイヤが地面上を転動しているときに前記圧縮力を測定するステップと、
    −これらの測定値に対応した信号を生じさせるステップと、
    前記1つ又は2つ以上のセンサが前記タイヤと前記地面との見掛けの接触領域に入り込むときの前記見掛けの接触領域に関連した前記信号の部分を抽出するステップと、
    −前記タイヤトレッドと前記地面との見掛けの接触領域のうちの間接接触域の存在と関連した瞬時値ΔE及び/又は瞬時値R z を前記信号の部分から導き出すステップと、
    −前記瞬時値ΔE及び/又は瞬時値R z が所与の関係を満足すると、警報を発するステップとを有し、
    前記瞬時値ΔEを導き出す前記ステップは、
    −前記信号を微分するステップ、
    −前記微分した信号の最小値(dσ z /dx) min 及び最大値(dσ z /dx) max 並びに更にこれらの位置(l min ,l max )を求めるステップ、及び
    −前記微分した信号の前記最小値と前記最大値との間の位置の差に対応した前記瞬時値ΔE、即ち、ΔE=l max −l min を計算するステップに対応しており、
    −前記信号部分が2つの連続した平坦域を有する場合、前記瞬時値R z が、
    Figure 0005425411
    に等しく、上式において、σ zi は、間接接触域に対応する第1の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、σ zd は、直接接触域に対応する第2の平坦域の圧縮応力の大きさを表し、
    −前記信号部分が単一の平坦域を有する場合、前記瞬時値R z が、定数Cに等しく、Cは、0に等しい、方法。
  3. 前記センサ(5)によって測定される前記量は、前記タイヤトレッドが前記道路の平面に垂直な方向に受ける圧縮力である、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記瞬時値ΔEが所与のしきい値を超えると、警報を発する、請求項3記載の方法。
  5. 前記瞬時値Rzが所与の値を上回ると、警報を発する、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の方法。
  6. 前記瞬時値Rzが正である場合、又は、前記瞬時値R z が1よりも大きい場合に警報を発する、請求項4記載の方法。
  7. 2つの警報を順番に発し
    前記2つの警報は、前記第1の瞬時値ΔEが所与のしきい値よりも大きい場合の第1の警報、前記第2の瞬時値Rzが第2の所与のしきい値よりも大きい場合の強度の高い第2の警報である、請求項1〜6のうちいずれか一に記載の方法。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一に記載の濡れた地面上を走行している車両のタイヤのハイドロプレーニングの状態を検出する方法を実行するための装置であって、
    −タイヤを有し、前記タイヤのトレッドが、1つ又は2つ以上のセンサ(5)を備え、前記センサは各々、前記地面上を転動する前記タイヤトレッドが局所的に受ける圧縮応力を測定することができ、
    −前記圧縮応力の測定値に対応した信号を送信する手段を有し、
    −前記送信された信号から、前記地面上を転動している前記タイヤの接触領域に関する前記1つ又は2つ以上のセンサ通過時間に対応した信号部分を抽出することができる信号処理ユニットを有する装置。
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