JP3052013B2 - ハイドロプレーニング検出装置 - Google Patents

ハイドロプレーニング検出装置

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JP3052013B2 JP3267579A JP26757991A JP3052013B2 JP 3052013 B2 JP3052013 B2 JP 3052013B2 JP 3267579 A JP3267579 A JP 3267579A JP 26757991 A JP26757991 A JP 26757991A JP 3052013 B2 JP3052013 B2 JP 3052013B2
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    • B60T2210/10Detection or estimation of road conditions
    • B60T2210/13Aquaplaning, hydroplaning

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両が高速で路面の水
膜上を通過する際に発生するハイドロプレーニング現象
を検知するためのハイドロプレーニング検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ハイドロプレーニング現象とは、車両が
水溜り等の水膜の上を高速(一般に80km/h以上)
で通過する際に車輪が一時的に路面から浮き上がり、車
輪と路面間の摩擦係数が急激に低下する現象をいう。こ
のハイドロプレーニングは水膜が路面と車輪間の楔状空
間に高速で進入し、その動圧によって車輪が路面から押
し上げられるために発生する。
【0003】図5に示すように、ハイドロプレーニング
は1秒未満の極めて短時間の内に発生し、その間に車輪
回転速度は一旦急激に落ち込んだ後、瞬間的に回復す
る。すなわち車輪が路面から浮き上がったとき、その車
輪は路面との間に進入した水膜の抵抗により急激に回転
速度を落とし(一般に数km/h以上)、路面との接触
を回復すると同時に元の速度に復帰するため、その速度
パターンは下向きに凸な鋸波状となる。かかるハイドロ
プレーニングは路面の水膜が長い場合には短い時間間隔
で繰り返し発生し、その間にブレーキ性能やステアリン
グ性能に影響を与える。
【0004】従来より知られているハイドロプレーニン
グ検出の手法は、例えば特開昭63−265172号公
報に記載されているように、車輪回転速度の鋸波状の急
激な低下に着目し、その車輪回転速度を微分演算して得
られた減速度の大きさが基準値を越えた場合にハイドロ
プレーニングの発生を検出するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両の
車輪回転速度の急激な低下はハイドロプレーニング現象
の場合だけに発生するものでは無く、例えば悪路走行
時、あるいは車輪が路面の突起や段差を乗り越える場合
にも発生する(図6(b)〜(d)参照)。そのために
上記従来の車輪回転速度の微分値を用いるものでは、ハ
イドロプレーニングに起因する車輪の減速度とその他の
要因による車輪の減速度とを確実に識別することが困難
であり、その検出精度に限界があった。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ハイドロプレーニングの発生を高精度に検出するこ
とが可能なハイドロプレーニング検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,本発明のハイドロプレーニング検出装置は,車両の
車輪回転速度を検出する車輪回転速度検出手段と,ハイ
ドロプレーニング発生時における車輪回転速度の時間経
過に伴う変化の基準パターンとなる波形を予め記憶する
基準パターン記憶手段と,車輪回転速度の時間経過に伴
う実変化を波形として抽出する実変化パターン抽出手段
と,前記基準パターンと実変化パターンの一致を判別す
る判別手段と,を備えて成ることを第1の特徴とする。
【0008】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記判別手段は、前記基準パターンと実変化パターンの
内積を演算する内積演算手段と、基準値記憶手段に予め
記憶した基準値と前記演算した内積値を比較する比較手
段とを含むことを第2の特徴とする。
【0009】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記判別手段は、前記基準パターンと実変化パターンの
たたみこみ積分を演算する積分演算手段と、基準値記憶
手段に予め記憶した基準値と前記積分値を比較する比較
手段とを含むことを第3の特徴とする。
【0010】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記実変化パターン抽出手段は、検出した車輪回転速度
の実変化の波形を抽出する波形抽出手段と、抽出した波
形における減速ピーク波高値を前記基準パターンの減速
ピーク波高値で正規化する正規化手段とを含むことを第
4の特徴とする。
【0011】また本発明は前述の第1の特徴に加えて、
前記判別手段の出力に基づいてハイドロプレーニングの
発生を警報する警報手段を備えたことを第5の特徴とす
る。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1に示すように、車両は従動輪としての
左右の前輪Wfと、エンジンEにより駆動される駆動輪
としての左右の後輪Wrを備える。左右の前輪Wfには
その回転速度を検出する従動輪速度センサ1L ,1R
それぞれ設けられるとともに、左右の後輪Wrにはその
回転速度を検出する駆動輪速度センサ2L ,2R が設け
られる。またブレーキペダル3には非制動時にONする
ブレーキスイッチ4が設けられるとともに、ワイパー5
には該ワイパー5の使用時にONするワイパースイッチ
6が設けられる。前記従動輪速度センサ1L ,1R 、駆
動輪速度センサ2L ,2R 、ブレーキスイッチ4、ワイ
パースイッチ6、およびハイドロプレーニングの発生時
に警報を発するためのブザー10が、マイクロコンピュ
ータを備えた電子制御ユニットUに接続される。
【0014】図2に示すように、電子制御ユニットUは
高速演算が可能なCPU11、演算プログラムや各種デ
ータが予め記憶されるROM12、検出値や演算結果が
一時的に記憶されるRAM13、前記従動輪速度センサ
L ,1R 、駆動輪速度センサ2L ,2R 、ブレーキス
イッチ4、ワイパースイッチ6が接続される入力回路1
4、および前記ブザー10が接続される出力回路15か
ら構成される。
【0015】図3は電子制御ユニットUにおいて実行さ
れる処理内容を示すブロック図である。車輪回転速度検
出手段1L ,1R で検出された従動輪速度は実変化パタ
ーン抽出手段16に入力され、その速度変化の波形の特
徴部分が波形抽出手段17において抽出された後、正規
化手段18において正規化される。車輪回転速度検出手
段1L ,1R で検出される従動輪速度には、図6(a)
〜(d)に示すように、ハイドロプレーニングによるも
のと、それ以外のものとが含まれる。判別手段19の内
積演算手段20には、基準パターン記憶手段21に記憶
された基準パターン(図6(e)参照)、すなわち軽微
なハイドロプレーニングが発生した場合の従動輪速度の
代表的な変化パターンと、前記正規化手段18において
正規化された実変化パターンとが入力され、そこで実変
化パターンと基準パターンとの内積値が演算される。こ
の内積値は実変化パターンと基準パターンの一致度のパ
ラメータとなるもので、比較手段22において前記内積
値を基準値記憶手段23に予め記憶した基準値と比較
し、内積値が基準値を越えた場合、すなわち実変化パタ
ーンと基準パターンのパターンマッチングによる一致度
が高い場合にはハイドロプレーニングが発生したと判断
され、警報手段10により運転者に警報が発せられる。
ここで、車輪回転速度検出手段は前記従動輪速度センサ
L ,1R に対応し、警報手段はブザー10に対応す
る。また、実変化パターン抽出手段16と判別手段19
は前記CPU11とRAM13から構成され、基準パタ
ーン記憶手段21と基準値記憶手段23はROM12か
ら構成される。
【0016】次に、電子制御ユニットUにおいて実行さ
れる処理内容を、図4のフローチャートおよび図7の作
用説明図に基づいて更に詳細に説明する。ステップS1 従動輪速度センサ1L ,1R が検出した従動輪速度が所
定の時間間隔(数十mS)で電子制御ユニットUに読み
込まれる(図7(a)参照)。ステップS2 読み込まれたn個データv1 ,v2 ,v3 ,…,vn
生データバッファに蓄積され、新たなデータが読み込ま
れる度に1データ分だけ順次シフトされる。ステップS3 生データバッファに蓄積されたサンプリングデータは、
その最大値が0となるように上下反転される(図7
(b)参照)。ステップS4 上下反転された生データの最大値が基準パターンの最大
値に基づいて正規化される(図7(c)参照)。すなわ
ち反転後の生データの最大値(反転前の生データの最小
値)が基準パターン(図7(d)参照)の最大値1で正
規化され、得られた実データV1 ,V2 ,V3 ,…,V
n が実データバッファに蓄積される。ここで用いられる
基準パターンは、軽微なハイドロプレーニングが発生し
た場合の従動輪速度の波形の規範として予め設定され
る。ステップS5 基準パターンに対応する基準データVs1 ,Vs2 ,V
3 ,…,Vsn と前記実データV1 ,V2 ,V3
…,Vn との内積値が演算される。すなわち、基準デー
タと実データをそれぞれn個の成分を有する2個のベク
トルとしてとらえ、両ベクトルの内積値であるVs1 ×
1 +Vs2 ×V2 +Vs3 ×V3 +…+Vsn ×Vn
を演算する。一般に2個のベクトルの内積値は両ベクト
ルが同一である場合に最大となり、両ベクトルの一致の
程度が少なくなるに伴って減少する。したがって前記内
積値をパラメータとして、その内積値が大きければ実際
に検出された従動輪速度の変化パターンがハイドロプレ
ーニング時における従動輪速度の変化パターンと良く一
致していると判断し、逆に内積値が小さければ一致して
いないと判断することができる。ステップS6 ステップS5で求めた内積値を予め設定した基準値と比
較し、内積値が基準値を越えていればハイドロプレーニ
ングが発生したと判断される(図7(e)参照)。ステップS7 ハイドロプレーニングの発生が検出されると、ブザー1
0が作動して運転者に警報が発せられる。これにより運
転者は路面がハイドロプレーニングが発生し易い状態に
あることを知り、車両の走行速度を低下させることがで
きる。
【0017】尚、左右の従動輪速度センサ1L ,1R
検出した従動輪速度は、それぞれ別個に処理され、いず
れか一方の内積値が基準値を越えればハイドロプレーニ
ングが発生したと判断されて警報が発せられる。
【0018】また、ハイドロプレーニング検出の精度を
向上させるために、車体速度、降雨状態、および制動状
態を考慮することができる。すなわち、左右の駆動輪速
度センサ2L ,2R が検出した左右の駆動輪速度から求
めた車体速度が基準値(例えば60km/h)を下回る
場合にはハイドロプレーニング発生の可能性が無いた
め、前記内積値の大きさに関わらず警報を発しないよう
にしても良い。またワイパースイッチ6がOFFしてい
る非降雨時にもハイドロプレーニング発生の可能性が無
いとし、前記内積値の大きさに関わらず警報を発しない
ようにしても良い。さらに制動時には大きな減速度が検
出されるため、ハイドロプレーニングが発生したと誤判
断されて警報が発せられる可能性があるが、この制動時
にはブレーキスイッチ4がOFFしているため、それを
検出して警報を発しないようにしても良い。
【0019】次に、本発明の第2実施例を説明する。第
2実施例は、図3において第1実施例の内積演算手段2
0に代えて積分演算手段24を備えた点に特徴があり、
その余構成は第1実施例と同一である。
【0020】積分演算手段24は、前述の内積演算手段
20と同様に実変化パターンと基準パターンのパターン
マッチングを行うための手段であり、以下その内容を詳
述する。
【0021】積分演算手段24は、実変化パターンを表
す関数F(t)と基準パターンを表す関数G(t)のた
たみこみ積分(Convolution )を演算する。ここで、た
たみこみ積分F(t)*G(t)は次式のように定義さ
れる。
【0022】
【数1】 前記実変化パターンを表す関数F(t)は、図8(a)
に示すように、従動輪速度の生データを上下反転して正
規化したものに対応し、基準パターンを表す関数G
(t)は、図8(b)に示すように、基準パターンを上
下反転および左右反転したものに対応する。
【0023】図8(c)に示すように、式(1)の関数
F(τ−t)は、前記実変化パターンを表す関数F
(t)を縦軸に関して反転し、横軸に沿ってτだけ平行
移動したものに相当する。したがって、τを−∞から+
∞まで変化させると関数F(τ−t)は横軸に沿って移
動し、その移動の過程においてtA +tC ≦τ≦tB
D の範囲で関数F(τ−t)と関数G(t)は相互に
重なり合う。そして、両関数F(τ−t),G(t)の
重なり合う斜線部分の面積が前記式(1)で定義された
たたみこみ積分F(t)*G(t)の値に比例する。
【0024】前記重なり合った部分の面積は、図8
(d)に示すように関数F(τ−t)の移動に伴って次
第に増加し、最大値に達した後に再び減少する。そし
て、前記重なり合った部分の面積の最大値は、関数F
(τ−t)と関数G(t)のパターンが一致している程
大きくなる。したがって、たたみこみ積分F(t)*G
(t)の値を実変化パターンと基準パターンの一致の程
度を表すパラメータとして使用し、その積分値が所定の
基準値を越えた場合にハイドロプレーニングが発生した
と判断することができる。
【0025】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の小
設計変更を行うことが可能である。
【0026】例えば、ハイドロプレーニングが検出され
た時、ブザーによる警報に加えてオートクルーズ装置の
自動キャンセルや電動スロットル制御装置におけるスロ
ットル閉弁制御等を併用することができる。また、内積
値や積分値の演算をCPUで行う代わりに、専用の高速
フィルタ演算装置を用いて行わせても良い。更に、ハイ
ドロプレーニングの基準パターンを車体速度に応じて変
化させることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,車輪回転速度の時間経過に伴う実変化を波形として
実変化パターン抽出手段で抽出し,ハイドロプレーニン
グ発生時における車輪回転速度の時間経過に伴う変化の
基準パターンとなる,予め記憶された波形と,実変化パ
ターン抽出手段により抽出された前記実変化の波形とを
比較して,ハイドロプレーニングの発生を検出している
ので,悪路走行時や段差乗り上げ時に発生する車輪回転
速度の変化とハイドロプレーニングにより発生する車
輪回転速度の変化を正確に識別することができて,ハ
イドロプレーニングの発生を精度よく検出することがで
きる。
【0028】また本発明の第2の特徴によれば、前記実
変化パターンと基準パターンの一致の程度を両者の内積
値に基づいて判断しているので、ハイドロプレーニング
の発生を精密に検出することができる。
【0029】また本発明の第3の特徴によれば、前記実
変化パターンと基準パターンの一致の程度を両者のたた
みこみ積分値に基づいて判断しているので、ハイドロプ
レーニングの発生を精密に検出することができる。
【0030】また本発明の第4の特徴によれば、前記実
変化パターンを基準パターンに基づいて正規化している
ので、実変化パターンと基準パターンのパターンマッチ
ングの精度を向上させることができる。
【0031】また本発明の第5の特徴によれば、ハイド
ロプレーニングが検出されると警報手段が作動するの
で、運転者は直ちに走行速度を低下させる等の手段をと
ることにより、それ以後のハイドロプレーニングの発生
を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハイドロプレーニング検出装置を搭載した車両
の概略図
【図2】電子制御ユニットのハード構成図
【図3】電子制御ユニットの回路構成図(クレーム対応
図)
【図4】ハイドロプレーニング検出のフローチャート
【図5】ハイドロプレーニング時の従動輪速度とヨーレ
ートの時間変化を示すグラフ
【図6】従動輪速度の種々のパターンを示す図
【図7】作用の説明図
【図8】たたみこみ積分の説明図
【符号の説明】 1L ,1R 従動輪速度センサ(車輪回転速度セン
サ) 10 ブザー(警報手段) 16 実変化パターン抽出手段 17 波形抽出手段 18 正規化手段 19 判別手段 20 内積演算手段 21 基準パターン記憶手段 22 比較手段 23 基準値記憶手段 24 積分手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−54043(JP,A) 特開 昭63−263159(JP,A) 特開 平1−114760(JP,A) 実開 昭60−118962(JP,U) 実開 昭60−185262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/56 B60T 17/18 F02D 29/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車輪回転速度を検出する車輪回転
    速度検出手段(1L ,1R )と,ハイドロプレーニング
    発生時における車輪回転速度の時間経過に伴う変化の基
    準パターンとなる波形を予め記憶する基準パターン記憶
    手段(21)と,車輪回転速度の時間経過に伴う実変化
    波形として抽出する実変化パターン抽出手段(16)
    と,前記基準パターンと実変化パターンの一致を判別す
    る判別手段(19)と,を備えて成るハイドロプレーニ
    ング検出装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段(19)は、前記基準パタ
    ーンと実変化パターンの内積を演算する内積演算手段
    (20)と、基準値記憶手段(23)に予め記憶した基
    準値と前記演算した内積値を比較する比較手段(22)
    とを含むことを特徴とする、請求項1記載のハイドロプ
    レーニング検出装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段(19)は、前記基準パタ
    ーンと実変化パターンのたたみこみ積分を演算する積分
    演算手段(24)と、基準値記憶手段(23)に予め記
    憶した基準値と前記積分値を比較する比較手段(22)
    とを含むことを特徴とする、請求項1記載のハイドロプ
    レーニング検出装置。
  4. 【請求項4】 前記実変化パターン抽出手段(16)
    は、検出した車輪回転速度の実変化の波形を抽出する波
    形抽出手段(17)と、抽出した波形における減速ピー
    ク波高値を前記基準パターンの減速ピーク波高値で正規
    化する正規化手段(18)とを含むことを特徴とする、
    請求項1記載のハイドロプレーニング検出装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段(19)の出力に基づいて
    ハイドロプレーニングの発生を警報する警報手段(1
    0)を備えたことを特徴とする、請求項1記載のハイド
    ロプレーニング検出装置。
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