JP5423643B2 - テープフィーダおよびテープフィーダにおけるテープ装着方法 - Google Patents

テープフィーダおよびテープフィーダにおけるテープ装着方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品実装装置に装着されキャリアテープに保持された電子部品を部品移載機構によるピックアップ位置に供給するテープフィーダおよびこのテープフィーダにおいてキャリアテープをテープフィーダに装着するテープ装着方法に関するものである。
部品実装装置における電子部品の供給装置としてテープフィーダが知られている。このテープフィーダは電子部品を保持したキャリアテープを間欠送りすることにより、部品搭載機構の移載ヘッドによるピックアップ位置に電子部品を供給するものである。ピックアップ位置近傍においては、キャリアテープはテープフィーダの本体部内に設けられたテープ走行路に沿って上方をカバー部材によって覆われてガイドされた状態でテープ送り機構によってピッチ送りされる。そして電子部品は、ピックアップ位置においてカバー部材に設けられた部品取り出し用の開口部を介して、部品搭載機構の移載ヘッドによってピックアップされる。
電子部品を保持したキャリアテープは一般に供給リールに巻回された状態で供給され、新たなキャリアテープを装着する際には、供給リールから引き出されたキャリアテープをテープ取り込み部から差し込み、ピックアップ位置に置いてカバー部材の下面側にセットするテープ装着作業が行われる。このテープ装着作業においては、テープ送り機構を構成するスプロケットの送りピンにキャリアテープの送り孔を正しく係合させた状態で、押さえ部材によってキャリアテープを上方からテープ走行路に対して押しつけて本体部にセットするという複雑な操作を必要とする。
このため従来より、テープ装着作業を容易にするため、ピックアップ位置近傍においてキャリアテープをガイドするテープガイドを本体部から着脱自在とした構成のテープフィーダが知られている(例えば特許文献1参照)。この構成によれば、テープガイドが本体部から取り外された状態でテープガイドにキャリアテープをセットすることができ、テープ装着作業の作業性を改善することができるという利点がある。
特許第4370058号公報
しかしながら上述の特許文献例を含め、テープガイドを本体部から取り外した状態でキャリアテープをセットする方式を用いた従来技術には、キャリアテープの位置合わせに際して以下のような難点があった。すなわち、前述のように、キャリアテープの装着に際してはスプロケットの送りピンをキャリアテープの送り穴に正しく係合させる必要があるが、従来技術においては、作業者が目視により送り穴の位置を確認し、送り穴の位置が送りピンの位置と一致するようにキャリアテープの位置合わせを目視操作によって行う必要があった。そしてこの位置合わせは、テープガイドに既に装着された状態のキャリアテープを対象として行わなければならないため、テープフィーダの本体部への装着に際して位置合わせの確認に時間を要し、キャリアテープ装着作業に手間と時間を要するという課題があった。
そこで本発明は、キャリアテープ装着作業における位置合わせを容易にして、作業性および作業効率を向上させることができるテープフィーダおよびテープフィーダにおけるテープ装着方法を提供することを目的とする。
本発明のテープフィーダは、電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、移載ヘッドによるピックアップ位置に前記電子部品を順次供給するテープフィーダであって、前記キャリアテープを導くテープ走行路が設けられた本体部と、前記本体部に設けられスプロケットの送りピンを前記キャリアテープに設けられた送り孔に係合させた状態で前記スプロケットを間歇回転させることにより前記キャリアテープを所定ピッチでピッチ送りするテープ送り機構と、前記テープ送り機構によって送られたキャリアテープを前記本体部上の前記ピックアップ位置を含む所定範囲においてガイドし、前記本体部に対して着脱自在に構成されたガイド部とを備え、前記ガイド部は、前記キャリアテープの下面側をガイドし前記本体部と着脱する着脱機構が設けられた下部部材と、前記キャリアテープの幅方向をガイドするとともにこのキャリアテープを上側から押さえ込んで上面をガイドする上部部材と、この上部部材においてテープ送り方向の上流側に設けられ、この上部部材に前記キャリアテープを導き入れるテープ導入部と、前記上部部材を前記下部部材に対して開閉する開閉機構と、前記ガイド部において前記キャリアテープの送り孔に位置合わせピンを嵌合させることにより、このキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構とを有する。
本発明のテープフィーダにおけるテープ装着方法は、電子部品を保持したキャリアテープを導くテープ走行路が設けられた本体部と、前記本体部に設けられスプロケットの送りピンを前記キャリアテープに設けられた送り孔に係合させた状態で前記スプロケットを間歇回転させることにより前記キャリアテープを所定ピッチでピッチ送りするテープ送り機構と、前記テープ送り機構によって送られたキャリアテープを前記本体部上の前記ピックアップ位置を含む所定範囲においてガイドし、前記本体部に対して着脱自在に構成されたガイド部とを備え、前記ガイド部は、前記キャリアテープの下面側をガイドし前記本体部と着脱する着脱機構が設けられた下部部材と、前記キャリアテープの幅方向をガイドするとともにこのキャリアテープを上側から押さえ込んで上面をガイドする上部部材と、この上部部材においてテープ送り方向の上流側に設けられ、この上部部材に前記キャリアテープを導き入れるテープ導入部と、前記上部部材を前記下部部材に対して開閉する開閉機構と、前記ガイド部において前記キャリアテープの送り孔に位置合わせピンを嵌合させることにより、このキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構とを有し、前記キャリアテープをピッチ送りすることにより移載ヘッドによるピックアップ位置に前記電子部品を順次供給するテープフィーダにおいて、前記キャリアテープをこのテープフィーダに装着するテープ装着方法であって、前記ガイド部が前記本体部から取り外された状態で、前記テープ導入部より前記上部部材に前記キャリアテープを導入するテープ導入工程と、導入された前記キャリアテープの送り穴に前記位置合わせピンを嵌合させることによりこのキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を合わせる位置合わせ工程と、前記位置合わせ工程後の前記ガイド部を前記本体部に装着して固定するガイド部固定工程とを含む。
本発明によれば、テープ送り機構によって送られたキャリアテープをピックアップ位置を含む所定範囲においてガイドし本体部に対して着脱自在のガイド部を、キャリアテープの下面側をガイドし本体部と着脱する着脱機構が設けられた下部部材と、キャリアテープの幅方向をガイドするとともにこのキャリアテープを上側から押さえ込んで上面をガイドする上部部材と、この上部部材においてテープ送り方向の上流側に設けられ、この上部部材にキャリアテープを導き入れるテープ導入部と、上部部材を下部部材に対して開閉する開閉機構と、ガイド部においてキャリアテープの送り孔に位置合わせピンを嵌合させてこのキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構を備えた構成とすることにより、キャリアテープ装着作業における位置合わせを容易にして、作業性および作業効率を向上させることができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの構成説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの斜視図 本発明の一実施の形態のテープフィーダに装着されるガイド部の構成説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダに装着されるガイド部の機能説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダに装着されるガイド部の機能説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるガイド部の装着方法の説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープ装着方法の工程説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープ装着方法の工程説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1、図2を参照して、基板に電子部品を実装する部品実装装置1の構成を説明する。部品実装装置1は、基板に半導体チップなどの電子部品を実装する機能を有するものであり、図2は、図1におけるA−A断面を部分的に示している。
図1において基台1aの中央にはX方向(基板搬送方向)に基板搬送機構2が配設されている。基板搬送機構2は上流側から搬入された基板3を搬送し部品実装作業を実行するために設定された実装ステージに位置決めする。基板搬送機構2の両側方には、部品供給部4が配置されており、それぞれの部品供給部4には複数のテープフィーダ5が並設されている。テープフィーダ5は、電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、以下に説明する移載ヘッドの吸着ノズルによるピックアップ位置に電子部品を供給する。
基台1a上面の両端部上にはY軸テーブル6A,6Bが配設されており、Y軸テーブル6A,6B上には2台のX軸テーブル7A、7Bが架設されている。Y軸テーブル6Aを駆動することにより、X軸テーブル7AがY方向に水平移動し、Y軸テーブル6Bを駆動することにより、X軸テーブル7BがY方向に水平移動する。X軸テーブル7A,7Bには、それぞれ移載ヘッド8および移載ヘッド8と一体的に移動する基板認識カメラ9が装着されている。
Y軸テーブル6A,X軸テーブル7A,Y軸テーブル6B,X軸テーブル7Bをそれぞれ組み合わせて駆動することにより移載ヘッド8は水平移動し、それぞれの部品供給部4から電子部品を吸着ノズル8a(図2参照)によってピックアップし、基板搬送機構2に位置決めされた基板3上に実装する。Y軸テーブル6A,X軸テーブル7A,Y軸テーブル6B,X軸テーブル7Bは、移載ヘッド8を移動させるヘッド移動機構となっている。
移載ヘッド8とともに基板3上に移動した基板認識カメラ9は、基板3を撮像して認識する。また部品供給部4から基板搬送機構2に至る経路には、部品認識カメラ10が配設されている。部品供給部4から電子部品を取り出した移載ヘッド8が実装ステージに位置決めされた基板3へ移動する際に、吸着ノズル8aに保持された電子部品を部品認識カメラ10の上方でX方向に移動させることにより、部品認識カメラ10は吸着ノズル8aに保持された電子部品を撮像する。そして撮像結果を認識装置(図示省略)によって認識処理することにより、吸着ノズル8aに保持された状態における電子部品の位置が認識されるとともに、電子部品の種類が識別される。ノズル保持部11は、複数種類の吸着ノズル8aを所定姿勢で収納し、移載ヘッド8がノズル保持部11にアクセスしてノズル交換動作を行うことにより、移載ヘッド8において対象とする電子部品の種類に応じてノズル交換が行われる。
部品供給部4の構造を説明する。図2に示すように、部品供給部4には複数のテープフィーダ5を装着するためのフィーダベース4aが設けられている。テープフィーダ5は、フィーダ装着用の台車12によって部品供給部4に配置され、台車12には、キャリアテープ15を巻回状態で収納したテープリール14を保持するためのリール保持部13が設けられている。リール保持部13はテープリール14を回転自在に保持するための保持ローラを備えており、部品供給部4に配置されたテープリール14を回転させることにより、キャリアテープ15を引き出すことができるようになっている。
次に、図3を参照してテープフィーダ5の構成および機能を説明する。図3に示すように、テープフィーダ5はフィーダ本体部5aおよびフィーダ本体部5aの下面から下方に凸設された装着部5bを備えた構成となっている。フィーダ本体部5aの下面をフィーダベース4aに沿わせてテープフィーダ5を装着した状態では、装着部5bに設けられたコネクタ部5cがフィーダベース4aに嵌合する。これにより、テープフィーダ5は部品供給部4に固定装着されるとともに、テープフィーダ5は部品実装装置1の制御装置21と電気的に接続される。
フィーダ本体部5aの内部には、テープリール14から引き出されてフィーダ本体部5a内に取り込まれたキャリアテープ15を導くテープ走行路5dが、フィーダ本体部5aの後端部から先端部まで連続して設けられている。キャリアテープ15には、電子部品16を収納保持する部品ポケット15aおよびキャリアテープ15をピッチ送りするための送り穴15cが所定ピッチで設けられており、部品ポケット15aの下面側は下方に凸出したエンボス部15bを形成している。本体部5aには、キャリアテープ15をピッチ送りするためのテープ送り部17が内蔵されている。テープ送り部17は、テープ走行路5dの先端部に設けられたスプロケット20を回転駆動する送りモータ19および送りモータ19を制御するフィーダ制御部18を備えている。テープフィーダ5がフィーダベース4aに装着された状態では、フィーダ制御部18は制御装置21と接続される。
スプロケット20には、送り穴15cに嵌合する送りピン20a(図8参照)が定ピッチで設けられており、これらの送りピンが送り穴15cに係合した状態で、送りモータ19を駆動して、回転軸19aに結合されたベベルギア25を介してスプロケット20を間歇回転させることにより、キャリアテープ15は下流側(図3において右側)へピッチ送りされる。スプロケット20および送りモータ19は、本体部5aに設けられたスプロケット20の送りピン20aを送り穴15cに係合させた状態でスプロケット20を間歇回転させることにより、キャリアテープ15を所定ピッチでピッチ送りするテープ送り機構を構成する。
スプロケット20の手前側は、部品ポケット15a内の電子部品16を、移載ヘッド8の吸着ノズル8aによって吸着して取り出すピックアップ位置となっている。上述のテープ送り機構によってテープ走行路5dに沿って送られたキャリアテープ15は、本体部5a上のピックアップ位置を含む所定範囲、すなわちキャリアテープ15を吸着ノズル8aによるピックアップ位置に導くとともに送り穴15cを送りピン20aに正しく係合させるために必要とされる範囲において、以下に説明するガイド部30によってガイドされる。
図4に示すように、本体部5aにおいて先端部(テープ送り方向における下流側)の所定範囲は、ガイド部30が着脱されるガイド装着部22となっている。ガイド部30は、下部部材31および上部部材32より構成され、下部部材31に設けられた下流側装着部31a、上流側装着部31bを、それぞれ下流側嵌合部23、上流側係止部24に係合させて固定することにより、ガイド部30はガイド装着部22に装着され、逆順の操作を行うことによりガイド部30はガイド装着部22から取り外される。
以下、図5〜図8を参照して、ガイド部30を構成する各部およびこれら各部の機能を説明する。図5に示すように、ガイド部30は下部部材31および上部部材32より構成される。下部部材31は、A−A断面に示すように、下部部材31の本体を構成する長手形状の矩形断面部材の上面に溝部31gを形成した構成となっており、溝部31gの両側部のテープ支持部31e、31fによってキャリアテープ15を下面側から支持する機能を有している。キャリアテープ15が下部部材31上に載置された状態では、エンボス部15bが溝部31g内に嵌入し、テープ支持部31eによって送り穴15cが形成された範囲を、また反対側の端部をテープ支持部31fによって支持してテープ送りをガイドする。エンボス部15bを有しない平板状の紙テープなどの場合も同様に、キャリアテープ15はテープ支持部31e、31fによって支持される。
下部部材31の下流側(図5において右側)の先端部には下方に下流側装着部31aが延出しており、下流側装着部31aの下端部には嵌入部31cが下流側嵌合部23の嵌入凹部23a(図8参照)に嵌合する形状で設けられている。下部部材31の上流側(図5において左側)には上流側装着部31bが延出している。下部部材31の先端部には、被係止部31dが、上流側係止部24の係止部材24aによって係止可能な形状で設けられている。ガイド部30をテープフィーダ5のガイド装着部22に装着する際には、嵌入部31cを下流側嵌合部23の嵌入凹部23aに嵌合させた状態で、被係止部31dを係止部材24aによって係止する。
またガイド部30をテープフィーダ5のガイド装着部22から離脱させる場合には、係止部材24aによる被係止部31dの係止を解除した状態で、嵌入部31cを嵌入凹部23aから取り外す。したがって、下部部材31に設けられた嵌入部31c、被係止部31dは、下部部材31を本体部5aに着脱する着脱機構を構成する。すなわち本実施の形態におけるガイド部30の構成においては、下部部材31はキャリアテープ15の下面側をガイドする機能を有するともに、本体部5aと着脱する着脱機構が設けられた構成となっている。
上部部材32の形状を説明する。図5においてB−B断面に示すように、上部部材32は、下方に開口した矩形の枠形状の断面、すなわち水平な上面部32aの両側端から側面部32bが下方に延出した断面形状を有する長手部材を主体としている。上部部材32の下流側の先端部には側面部32bが下方に延出した軸支板32cおよび上面部32aが下方に湾曲して軸支板32cの上方を覆う上カバ−部32dが設けられている。軸支板32cには軸孔32eが設けられており、上部部材32を下部部材31に結合する際には、下流側装着部31aに設けられた軸支孔31hに嵌合する軸支ピン33を軸孔32eに挿通させ、上部部材32を軸支ピン33によって軸支する。これにより、上部部材32は下部部材31に対して開閉自在に結合される。
すなわち、下流側装着部31aに設けられた軸支孔31h、軸支板32cに設けられた軸孔32eおよび軸支ピン33は、上部部材32を下部部材31に対して開閉する開閉機構となっている。すなわちこの開閉機構は、下部部材31においてテープ送り方向における下流側に設けられた軸支点(軸支孔31hに嵌合した軸支ピン33)廻りに上部部材32を回動させることにより、上部部材32を下部部材31に対して開閉する。
そして上部部材32を下部部材31に対して閉じた状態、すなわち軸支ピン33廻りに上部部材32を回動させて下部部材31の上方を覆った状態(図6参照)では、上部部材32の側面部32bが、テープ支持部31e、31fの側面に位置してキャリアテープ15の幅方向をガイドするとともに、上面部32aが下部部材31上を送られるキャリアテープ15の上面に位置してこのキャリアテープ15を上側から押さえ込み、上面をガイドする(図6(b)のC−C断面参照)。すなわち、上部部材32はキャリアテープ15の幅方向をガイドするとともに、このキャリアテープ15を上側から押さえ込んで上面をガイドする機能を有している。
上部部材32の上流側において、側面部32bは下方に屈曲して延出した屈曲部32fとなっており、2つの屈曲部32fの間の空間は、上流側に開口してキャリアテープ15を導き入れるために設けられたテープ挿し入れ口32gを形成する。キャリアテープ15をガイド部30にセットする際には、キャリアテープ15の先端部15e(図9参照)をテープ挿し入れ口32gから挿し入れ、上部部材32の内側に設けられた導入部材32jによってキャリアテープ15をガイドしながら、上部部材32内を下流側に導き入れる。すなわち、テープ挿し入れ口32gは、上部部材32においてテープ送り方向の上流側に設けられ、この上部部材32にキャリアテープ15を導き入れるテープ導入部となっている。
さらに屈曲部32fの下端部には係止用の係止ピン32iが設けられており、上部部材32を下部部材31に対して閉じた状態では、屈曲部32fは上流側装着部31bの下流側に設けられた係止用凹部31kに嵌入する。上流側装着部31bには、圧縮バネ部材35によって下流側水平方向に付勢されたピン形状の係止部材34が係止用凹部31k内に突出して装着されており、上部部材32を下部部材31に対して閉じた状態では、係止部材34が係止ピン32iを係止することにより、上部部材32の位置が固定される。上部部材32の上流側の端部には把持リング32hが設けられており、上部部材32の開閉操作時には作業者が把持リング32hを把持して押し下げ、引き上げの操作を行う。
テープ支持部31eにおいて本体部5aへの装着状態でスプロケット20と干渉する範囲は、スプロケット20の形状に応じて逃がし部31iが設けられており、さらにテープ支持部31eには、以下に説明する位置決め機構を組み込むための切り欠き部31jが設けられている。切り欠き部31jは、テープ支持部31eの上面の一部を部分的に切り欠くとともに、細長部材の一端部を上方に屈曲させてピン取付け部36aとした形状の位置合わせ部材36を収納する範囲に設けられている。位置合わせ部材36は軸支ピン38によって下部部材31に軸支されており、軸支ピン38の一方側はテープ支持部31eの側面に固定された支持ブラケット39によって支持されている。なお、図5以外の他図においては、支持ブラケット39の図示は省略している。ピン取付け部36aの上面には、キャリアテープ15における送り穴15cのピッチに対応した間隔で1対の位置合わせピン37が設けられており、位置合わせピン37は切り欠き部31jを介してテープ支持部31eの上面に露呈可能となっている。
次に図6,図7を参照して、下部部材31に対して上部部材32を閉じた状態のガイド部30の形態および各部の機能について説明する。図6(a)は、上部部材32の平面視を示しており、上面部32aには、第1開口部40、第2開口部41、第3開口部42が設けられている。第1開口部40は、下部部材31において切り欠き部31jの開口位置、すなわちピン取付け部36aに設けられた位置合わせピン37が上方に突出した状態において上面部32aとの干渉を避けるため、また位置合わせピン37の位置を上方から視認により確認することを目的として設けられた開口部である。
第2開口部41は、ガイド部30を本体部5aにセットした状態において、スプロケット20の送りピン20aと上面部32aとの干渉を避けるために設けられている。さらに第3開口部42はキャリアテープ15に保持された電子部品16を吸着ノズル8aによってピックアップするための開口であり、キャリアテープ15のピッチ送りにおいて部品ポケット15aが間歇停止する位置に一致して設けられている。前述のように、本実施の形態においては、キャリアテープ15のセットに際して、上部部材32の上流側に設けられたテープ挿し入れ口32gから上部部材32内へキャリアテープ15の先端部15eを挿し込むようにしている。このとき、上部部材32は下方に開口して上面が閉じられた断面形状であることから、先端部15eがどの位置まで射し込まれたかを外部から容易に確認することができない。
このため、本実施の形態においては、キャリアテープ15の上部部材32へのセットに際し、第2開口部41を介して内部を視認することにより、キャリアテープ15の先端部15eがスプロケット20の送りピン20aとのピン係合範囲に到達したことを確認するようにしている。すなわち本実施の形態においては、第2開口部41は、上部部材32に設けられ導入されたキャリアテープ15がピン係合範囲まで到達していることを視認により確認するための確認用開口部として機能する。もちろん、この機能を有する確認用開口部を、第2開口部41と別個に設けるようにしてもよい。
図6(b)は、上部部材32を軸支ピン33廻りに回動させて下部部材31に対して閉じた状態を示している。このとき屈曲部32fに設けられた係止ピン32iが係止部材34によって係止されることにより、上部部材32が固定される。この状態において、位置合わせ部材36は付勢手段(図示省略)によって軸支ピン38廻りに反時計方向(矢印a)に付勢されており、位置合わせピン37は切り欠き部31jを介してテープ支持部31eの上面に突出した状態となっている。
これにより、ガイド部30が本体部5aから取り外された状態においては、上部部材32内に導き入れられて下部部材31との間で挟み込まれたキャリアテープ15の送り穴15cには、常に固定位置にある位置合わせピン37が嵌合し、ガイド部30とキャリアテープ15とのテープ送り方向における相対位置が決められる。ここで、位置合わせピン37の位置はこの位置決め状態において、キャリアテープ15の送り穴15cがスプロケット20の送りピン20aに正しく係合する位置に設定されている。したがって、位置合わせピン37によってキャリアテープ15が位置決めされた状態のガイド部30をガイド装着部22に装着して固定することにより、他の位置調節操作を必要とすることなくキャリアテープ15は、スプロケット20の送りピン20aが送り穴15cに係合する位置にセットされる。
図6(c)は、図6(b)に示す状態において、ピン取付け部36aの反対側の端部36bに対して、下方から嵌合離脱用の外力Fを作用させた状態を示している。すなわちこの外力Fにより、位置合わせ部材36は付勢力に抗して軸支ピン38の廻りに時計回り方向に回動し、ピン取付け部36aが位置合わせピン37とともに下降して(矢印b)、軸孔32eの上面から退避した状態となる。本実施の形態においては、本体部5aのガイド装着部22において反対側端部36bに対応する位置に板バネ部材26(図8参照)を配設するようにしている。これにより、ガイド部30を本体部5aのガイド装着部22に装着した状態において板バネ部材26が位置合わせ部材36に上向きの外力を作用させ(図6(c)参照)、位置合わせピン37はキャリアテープ15の送り穴15cから離脱する。したがって、位置合わせピン37によってキャリアテープ15のピッチ送りが阻害されることがない。
上記構成において、軸支ピン38によって軸支された位置合わせ部材36およびピン取付け部36aに設けられた位置合わせピン37は、ガイド部30においてキャリアテープ15の送り穴15cに位置合わせピン37を嵌合させることにより、このキャリアテープ15とガイド部30とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構を構成する。そしてこの位置決め機構は、本実施の形態においては位置合わせピン37を下部部材31に設けて構成され、この下部部材31を本体部5aのガイド装着部22装着した状態において、位置合わせピン37を送り穴15cから離脱させる嵌合離脱機構を備えた構成となっている。
なお本実施の形態においては、嵌合離脱機構として、板バネ部材26によって位置合わせ部材36に回動力を作用させる構成例を示したが、ピン取付け部36aを下降させるように位置合わせ部材36を動作させる構成であれば、圧縮バネなど他の機構を用いる構成としてもよい。また本実施の形態においては、位置決め機構を下部部材31に設けた構成例を示しているが、キャリアテープ15とガイド部30とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする機能を有する機構であれば、位置決め機構を上部部材32に設けるように構成してもよい。
図7は、把持リング32hを引き上げる(矢印)ことにより、軸支ピン33廻りに上部部材32を回動させて、ガイド部30を開放した状態を示しており、新たなキャリアテープ15のセットはこの状態で行われる。この状態では、位置合わせピン37は切り欠き部31jを介してテープ支持部31eの上面に突出し、キャリアテープ15を位置合わせ可能な状態となっている。上部部材32に導き入れられたキャリアテープ15は、上部部材32を閉じて送り穴15cに位置合わせピン37が嵌合することにより、ガイド部30に対してテープ送り方向に位置決めされる。
図8は、このようにして下部部材31、上部部材32が閉じられた状態のガイド部30を本体部5aのガイド装着部22に装着する動作を示している。この装着作業においては、下流側装着部31aを下流側嵌合部23に、上流側装着部31bを上流側係止部24に対して位置合わせした状態で、まず下流側装着部31aを下降させて(矢印d)、嵌入部31cを嵌入凹部23aに嵌合させ、次いで上流側装着部31bを下降させて(矢印e)、被係止部31dを係止部材24aによって係止する。このとき、下流側装着部31a、上流側装着部31bの位置をより正確に位置決めするための位置合わせピンを下流側嵌合部23、上流側係止部24に設け、下流側装着部31a、上流側装着部31bに設けた嵌合孔に嵌合させることが望ましい。そしてこの状態においては、ガイド装着部22に設けられた板バネ部材26が位置合わせ部材36の反対側端部36bに下方から当接して位置合わせピン37の嵌合離脱のための外力を反対側端部36bに作用させ、これにより位置合わせピン37はテープ支持部31eの上面から退避する。
次に図9,図10を参照して、テープフィーダ5において新たなキャリアテープ15を装着するテープ装着方法について説明する。まず、ガイド部30が本体部から取り外された状態で、テープ挿し入れ口32gより上部部材32にキャリアテープ15を導入する(テープ導入工程)。この作業は、図9(a)に示すように、屈曲部32fを係止用凹部31kから引き出し、上部部材32を下部部材31に対して回動させて(矢印f)、ガイド部30を開放した状態で行う。このとき、テープ挿し入れ口32gからキャリアテープ15の先端部15eを挿し入れていく過程において、導入されたキャリアテープ15がスプロケット20によるピン係合範囲まで到達していることを、上面部32aに設けられた確認用開口部としての第2開口部41を介して視認により確認する(テープ確認工程)。
次いで、導入されたキャリアテープ15の送り穴15cに位置合わせピン37を嵌合させることにより、このキャリアテープ15とガイド部30とのテープ送り方向における相対位置を合わせる(位置合わせ工程)。すなわち、図9(b)に示すように、送り穴15cの位置が位置合わせピン37に一致するようキャリアテープ15の位置を調整しながら、上部部材32を下部部材31に対して閉じることにより、送り穴15cに位置合わせピン37を嵌合させる。これにより、図9(c)に示すように、下部部材31と上部部材32を一体にした状態のガイド部30に、新たなキャリアテープ15がテープ送り方向に正しく位置決めされてセットされた状態となる。本体部5aへのキャリアテープ15の装着はこの状態で行われる。
すなわち、図10(a)に示すように、キャリアテープ15がセットされた位置合わせ工程後のガイド部30を本体部5aのガイド装着部22に対して位置合わせして装着し、固定する(ガイド部固定工程)。このガイド部固定工程においては、図8にて示すように、下流側装着部31aを下流側嵌合部23に、上流側装着部31bを上流側係止部24に対して位置合わせした状態で、まず下流側装着部31aを下降させ(矢印g)、次いで上流側装着部31bを下降させる(矢印h)。図10(b)は、このようにしてガイド部固定工程を完了した状態を示している。すなわち下流側嵌合部23においては嵌入部31cを嵌入凹部23aに嵌合させ、上流側係止部24では被係止部31dを係止部材24aによって係止することにより、ガイド部30をガイド装着部22に固定する。これにより、板バネ部材26がピン取付け部36aに当接して位置合わせピン37が下方に退避し、キャリアテープ15の送り穴15cから離脱して位置決めが解除され、キャリアテープ15のテープ送りが行える状態となる。これとともに、スプロケット20においては、送りピン20aがキャリアテープ15の送り穴15cに係合し、テープ送りが可能な状態となる。
上記説明したように、本実施の形態に示すテープフィーダ5は、テープ送り機構によって送られたキャリアテープ15をピックアップ位置を含む所定範囲においてガイドし、本体部5aに対して着脱自在のガイド部30を、キャリアテープ15の下面側をガイドし本体部5aと着脱する着脱機構が設けられた下部部材31と、キャリアテープ15の幅方向をガイドするとともにこのキャリアテープ15を上側から押さえ込んで上面をガイドする上部部材32と、上部部材32を下部部材31に対して開閉する開閉機構と、ガイド部30においてキャリアテープ15の送り穴15cに位置合わせピン37を嵌合させることにより、このキャリアテープ15とガイド部30とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構を備えた構成としたものである。これにより、このテープフィーダ5に新たなキャリアテープ15を装着するテープ装着作業における位置合わせを容易にして、作業性および作業効率を向上させることができる。
また上述構成に加えて、上部部材32においてテープ送り方向の上流側に、上部部材32にキャリアテープ15を導き入れるテープ導入部としてのテープ挿し入れ口32gを設けることにより、上部部材32を下部部材31に対して開放した作業性が良好な状態で、テープ導入作業を行うことが可能となっている。さらに、上部部材32に導入されたキャリアテープ15がスプロケット20近傍のピン係合範囲まで到達していることを視認により確認するための確認用開口部としての第2開口部41を設けることにより、テープ導入作業を確実に正しく行うことができる。
本発明のテープフィーダおよびテープフィーダにおけるテープ装着方法は、キャリアテープ装着作業における位置合わせを容易にして、作業性および作業効率を向上させることができるという効果を有し、テープフィーダから電子部品を取り出して基板に実装する部品実装分野において有用である。
1 部品実装装置
3 基板
4 部品供給部
5 テープフィーダ
5a 本体部
5d テープ走行路
8 移載ヘッド
15 キャリアテープ
15a 部品ポケット
15c 送り穴
16 電子部品
17 テープ送り部
19 送りモータ
20 スプロケット
20a 送りピン
22 ガイド装着部
23 下流側嵌合部
24 上流側係止部
30 ガイド部
31 下部部材
31a 下流側装着部
31b 上流側装着部
31c 嵌入部
31d 被係止部
31e テープ支持部
32 上部部材
32a 上面部
32b 側面部
32c 軸支板
32g テープ挿し入れ口
33 軸支ピン
34 係止部材
36 位置合わせ部材
37 位置合わせピン
38 軸支ピン
40 第1開口部
41 第2開口部
42 第3開口部

Claims (5)

  1. 電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、移載ヘッドによるピックアップ位置に前記電子部品を順次供給するテープフィーダであって、
    前記キャリアテープを導くテープ走行路が設けられた本体部と、
    前記本体部に設けられスプロケットの送りピンを前記キャリアテープに設けられた送り孔に係合させた状態で前記スプロケットを間歇回転させることにより前記キャリアテープを所定ピッチでピッチ送りするテープ送り機構と、
    前記テープ送り機構によって送られたキャリアテープを前記本体部上の前記ピックアップ位置を含む所定範囲においてガイドし、前記本体部に対して着脱自在に構成されたガイド部とを備え、
    前記ガイド部は、前記キャリアテープの下面側をガイドし前記本体部と着脱する着脱機構が設けられた下部部材と、
    前記キャリアテープの幅方向をガイドするとともにこのキャリアテープを上側から押さえ込んで上面をガイドする上部部材と、
    この上部部材においてテープ送り方向の上流側に設けられ、この上部部材に前記キャリアテープを導き入れるテープ導入部と、
    前記上部部材を前記下部部材に対して開閉する開閉機構と、
    前記ガイド部において前記キャリアテープの送り孔に位置合わせピンを嵌合させることにより、このキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構とを有することを特徴とするテープフィーダ。
  2. 前記開閉機構は、前記下部部材においてテープ送り方向における下流側に設けられた軸支点廻りに前記上部部材を回動させることにより、前記上部部材を前記下部部材に対して開閉することを特徴とする請求項1記載のテープフィーダ。
  3. 前記位置決め機構は、前記位置合わせピンを前記下部部材に設けて構成され、この下部部材を前記本体部に装着した状態において前記位置合わせピンを前記送り孔から離脱させる嵌合離脱機構を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のテープフィーダ。
  4. 電子部品を保持したキャリアテープを導くテープ走行路が設けられた本体部と、前記本体部に設けられスプロケットの送りピンを前記キャリアテープに設けられた送り孔に係合させた状態で前記スプロケットを間歇回転させることにより前記キャリアテープを所定ピッチでピッチ送りするテープ送り機構と、前記テープ送り機構によって送られたキャリアテープを前記本体部上の前記ピックアップ位置を含む所定範囲においてガイドし、前記本体部に対して着脱自在に構成されたガイド部とを備え、前記ガイド部は、前記キャリアテープの下面側をガイドし前記本体部と着脱する着脱機構が設けられた下部部材と、前記キャリアテープの幅方向をガイドするとともにこのキャリアテープを上側から押さえ込んで上面をガイドする上部部材と、この上部部材においてテープ送り方向の上流側に設けられ、この上部部材に前記キャリアテープを導き入れるテープ導入部と、前記上部部材を前記下部部材に対して開閉する開閉機構と、前記ガイド部において前記キャリアテープの送り孔に位置合わせピンを嵌合させることにより、このキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を位置決めする位置決め機構とを有し、前記キャリアテープをピッチ送りすることにより移載ヘッドによるピックアップ位置に前記電子部品を順次供給するテープフィーダにおいて、前記キャリアテープをこのテープフィーダに装着するテープ装着方法であって、
    前記ガイド部が前記本体部から取り外された状態で、前記テープ導入部より前記上部部材に前記キャリアテープを導入するテープ導入工程と、
    導入された前記キャリアテープの送り穴に前記位置合わせピンを嵌合させることによりこのキャリアテープとガイド部とのテープ送り方向における相対位置を合わせる位置合わせ工程と、
    前記位置合わせ工程後の前記ガイド部を前記本体部に装着して固定するガイド部固定工程とを含むことを特徴とするテープフィーダにおけるテープ装着方法。
  5. 前記位置合わせピンは前記下部部材に設けられており、前記ガイド部固定工程においてこの下部部材を前記本体部に装着することにより、前記位置合わせピンを前記送り孔から離脱させることを特徴とする請求項4に記載のテープフィーダにおけるテープ装着方法。
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