JP5420752B2 - 通信システムにおける基準信号の生成および使用のための方法および装置 - Google Patents

通信システムにおける基準信号の生成および使用のための方法および装置 Download PDF

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Description

優先権の主張
本願は、2009年3月31日に出願され「METHOD AND APPARATUS DESIGN OPTION FOR REFERENCE SIGNAL FOR DEMODULATION」と題された米国仮特許出願番号第61/165,456号に対し、米国特許法第119条(e)の下、優先権を主張し、その内容はすべての目的のためにその全体においてここにおける参照により組み込まれている。
本願は、一般的には無線通信システムを対象とする。より具体的には、排他的ではないが、本願は、LTE通信システムにおける基準信号の生成および使用のための方法および装置に関する。
無線通信システムは、例えば音声、データ、ビデオ、および同様なもの、のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するように広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例、帯域幅および送信電力)を共有することによって、複数ユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであってもよい。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、および他の直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般的に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末(ユーザ機器またはUEとしても知られている)のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(ダウンリンクとも呼ばれる)は、基地局(アクセスポイントまたはAPとしても知られている)から端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(アップリンクとも呼ばれる)は、端末から基地局までの通信リンクを指す。これらの通信リンクは、シングルインシングルアウト、シングルインマルチプルアウト、マルチプルインシングルアウトまたはマルチプルインマルチプルアウト(MIMO)システムを介して確立されることができる。MIMOシステムでは、さらなる送信電力または帯域幅を必要とすることなく、通信性能を改善するために、送信機と受信機の両方において、複数のアンテナが使用される。ロングタームエボリューション(LTE)のような次世代システムは、高度な性能およびデータスループットのためにMIMO技術を使用することを可能にする。
本開示は、一般的には、通信システムにおいて基準信号(reference signal)を提供するための装置および方法に関する。例えば、LTE通信システムでは、復調基準信号パターン(demodulation reference signal pattern)は、システムパラメータまたは他のパラメータまたは特性に基づいて、生成されそして送信されることができる。基準信号パターンは、複数の連続物理リソースブロックにわたって定義されることができる。
一態様では、本開示は、通信システムにおいて基準信号を送信するための方法に関し、方法は、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信することと;第2グループのユーザデバイスに対して共通基準信号を送信することと、ここにおいて、第2グループのユーザデバイスは、第1グループのユーザデバイスを含む;を含む。
別の態様では、本開示は、通信システムにおいて使用するための装置に関し、装置は、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と第2グループのユーザデバイス特有の共通基準信号を選択するように構成された基準信号選択モジュールと、ここにおいて、第2グループのユーザデバイスは、第1グループのユーザデバイスを含む;第1の基準信号と共通基準信号を送信するように構成された送信モジュールと;を含む。
別の態様では、本開示は、通信システムにおける信号受信の方法に関し、方法は、1つのグループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて受信することと、該ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、該ユーザデバイスにおいて受信することと、少なくとも第1の基準信号と第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出することと、を含む。
別の態様では、本開示は、通信システムにおいて使用するための装置に関し、装置は、1つのグループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、ユーザデバイス特有の第2の基準信号とを受信するように構成された受信機モジュールと、少なくとも第1の基準信号と第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出するように構成されたチャネル推定モジュールと、を含む。
別の態様では、本開示は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトに関し、コンピュータ可読媒体は、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号をコンピュータに送信させるためのコードと;第2グループのユーザデバイスに対して共通の基準信号をコンピュータに送信させるためのコードと、ここにおいて、第2グループのユーザデバイスは、第1グループのユーザデバイスを含む;を含む。
別の態様では、本開示は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトに関し、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、1つのグループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて受信させるためのコードと、該ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、該ユーザデバイスにおいて受信させるためのコードと、少なくとも第1の基準信号と第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出させるためのコードと、を含む。
更なる態様は、図面と併せて下記でさらに説明されている。
本願は、図面と併せて下記の詳細な説明と関連して十分に理解されることができる。
図1は、実施形態が実装されうる多元接続無線通信システムを図示する。 図2は、MIMO通信システムの一実施形態のブロック図である。 図3は、LTEシステムにおける時間−周波数リソースブロックおよびリソースエレメントを図示する。 図4Aは、UE特有のケースについての基準信号構成の実装を図示する。 図4Bは、周波数連続であるマルチブロックUE特有リソース領域についての基準信号構成の実装を図示する。 図4Cは、周波数連続であるマルチブロックUE特有のケースについての別の基準信号構成の実装を図示する。 図4Dは、時間連続であるマルチブロックUE特有のケースについての基準信号構成の実装を図示する。 図5Aは、グループ特有のケースについての基準信号構成の実装を図示する。 図5Bは、周波数連続であるマルチブロックのグループ特有リソース領域についての基準信号構成の実装を図示する。 図5Cは、周波数連続であるマルチブロックのグループ特有のケースについての基準信号構成の別の実装を図示する。 図5Dは、時間連続であるマルチブロックのグループ特有のケースについての基準信号構成の実装を図示する。 図5Eは、周波数連続であるマルチブロックのグループ特有のケースについての基準信号構成の実装を図示する。 図6は、グループ構成におけるeNodeBとUEの構成の例を図示する。 図7Aは、グループ特有の基準信号パターンを選択するためのプロセスを図示する。 図7Bは、グループ特有の基準信号の送信のためにグループを選択するためのプロセスを図示する。 図8は、UE特有およびグループ特有の基準信号パターンの組み合わせを図示する。 図9は、復調チャネル推定のための、UE特有およびグループ特有の基準信号の使用の実装を図示する。 図10は、プレコードされた基準信号の送信の例を図示する。 図11は、プレコードされていない基準信号の送信の例を図示する。
詳細な説明
本開示の様々な態様が下記で説明されている。ここにおける教示は様々な形態で具現化されうるということ、そして、ここにおいて開示されている、いずれの具体的な構造、機能または、両方は、単なる見本にすぎない。ここにおける教示に基づいて、当業者は、ここにおいて開示される態様はいずれの他の態様と独立して実装されることができるということ、そして、これらの態様のうちの2以上は様々な方法で組み合わせられることができるということ、を理解すべきである。例えば、ここに記載される任意の数の態様を使用して、本装置が実装されうる、または、本方法が実行されうる。さらに、ここに記載される態様の1つまたは複数に加えて、または、ここに記載される態様の1つまたは複数のほかに、他の構造、機能、または構造および機能を使用して、このような装置は実装されうる、または、このような方法は実践されうる。更に、一態様は、本願請求項の少なくとも1つの構成要素を備えることができる。
本開示は、一般的には、通信システムにおいて基準信号を提供するための装置および方法に関する。例えば、LTE通信システムでは、復調基準信号パターンは、システムパラメータまたは他のパラメータまたは特性に基づいて、生成および送信されることができる。基準信号パターンは、複数の連続物理リソースブロックにわたって定義されることができる。
一態様では、本開示は、通信システムにおいて基準信号を送信するための方法に関し、方法は、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信することと;第2グループのユーザデバイスに対して共通基準信号を送信することと、ここにおいて、第2グループのユーザデバイスは、第1グループのユーザデバイスを含む;を含む。
さらに、方法は、ユーザデバイス特有の第2の基準信号を送信すること、を含むことができる。第1の基準信号は、ユーザデバイスの第1グループと関連づけられたデータ方向(data direction)に沿ってプレコードされることができる。第2の基準信号は、該ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされることができる。プレコーディングは、特定の方向または複数方向で送信された信号を方向づけるためにビームフォーミングを実行するために使用されることができる。
あるいは、第1の基準信号は、第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされることができる。第2の基準信号はまた、ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされることができる。
さらに、方法は、チャネル推定信号を送信することを含むことができ、チャネル推定信号は、ユーザデバイスおよび/または第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含んでいる。情報は、基準信号の重み付けデータを含むことができる。基準信号の重み付けデータは、第1の基準信号、第2の基準信号、および/または、共通基準信号、と関連づけられることができる。
さらに、第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づくことができる。システムパラメータは、チャネル条件(channel condition)または特性(characteristic)であることができる。チャネル条件は、チャネルの時間選択性(time selectivity of the channel)であることができる。チャネル条件は、チャネルの周波数選択性(frequency selectivity of the channel)であることができる。第1の基準信号パターンは、送信された信号における利用可能なリソースエレメントに基づくことができる。システムパラメータはまた、ランクであってもよい。対応する装置、手段、および/またはコンピュータ可読媒体は、方法を実装するために提供されることができる。
別の態様では、本開示は、基準信号を送信するための方法に関し、方法は、時間−周波数リソース領域と、第1の基準信号を搬送する、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第1サブセットと、を選択することと、なお、第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、チャネル推定のために時間−周波数リソース領域上に第1の基準信号パターンを定義し、第1グループのユーザデバイスに対して第1の基準信号を送信することと、を含む。
方法はまた、第2の基準信号を搬送する時間−周波数リソースエレメントの第2サブセットを選択することと、なお、第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、第2の基準信号パターンを定義する;第2グループのユーザデバイスに対して第2の基準信号を送信することと;を含む。第1の基準信号パターンは、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって選択される第1の基準信号密度であってもよい。システムパラメータは、送信のランクであってもよい。システムパラメータは、送信のしきい値ランクよりも大きい送信のランクにおいて動作している第1グループのユーザデバイス内のユーザデバイスの数に関連することができる。
システムパラメータは、チャネル条件または特性を備えることができる。チャネル特性は、チャネルの時間選択性であることができる。チャネル特性は、チャネルの周波数選択性であることができる。
時間−周波数リソース領域は、単一の時間−周波数リソースブロックを備えることができる。あるいは、時間−周波数リソース領域は、少なくとも第1および第2の連続時間−周波数リソースブロックを備えることができる。第1および第2の連続時間−周波数リソースブロックは、時間において連続することができる。第1および第2の連続時間−周波数リソースブロックは、周波数において連続することができる。
時間−周波数リソース領域は、少なくとも1つのシステムパラメータに基づく第1の数の連続時間−周波数リソースブロック(first number of contiguous time-frequency resource blocks)を備えることができる。対応する装置、手段、および/またはコンピュータ可読媒体は、方法を実装するために提供されることができる。
別の態様では、本開示は、通信システムにおいて使用するための装置に関し、該装置は、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号とユーザデバイスの第2グループ特有の共通基準信号を選択するように構成された基準信号選択モジュールと、ここにおいて、第2グループのユーザデバイスは、第1グループのユーザデバイスを含む;第1の基準信号と共通基準信号を送信するように構成された送信モジュールと;を含む。
別の態様では、本開示は、通信システムにおいて使用するための装置に関し、該装置は、時間周波数リソース領域と、第1の基準信号を搬送する、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第1サブセットとを選択するように構成された基準信号パターン選択モジュールと、ここで、第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、チャネル推定のために時間−周波数リソース領域上に第1の基準信号パターンを定義する;第1グループのユーザデバイスに対して第1の基準信号を送信するように構成された送信モジュールと;を含む。
別の態様では、本開示は、通信システムにおける信号受信のための方法に関し、該方法は、1つのグループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて受信することと、該ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、該ユーザデバイスにおいて受信することと、少なくとも第1の基準信号と第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出することと、を含む。
該方法は、共通基準信号を、該ユーザデバイスにおいて受信することをさらに含むことができ、ここにおいて、チャネル推定値を導出することは、第1の基準信号、第2の基準信号、および共通基準信号に少なくとも部分的に基づいてチャネル推定値を導出することを含む。第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第1サブセットによって搬送されることができ、第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、時間−周波数リソース領域上に第1の基準信号パターンを定義し、第2の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第2サブセットによって搬送され、第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、時間−周波数リソース領域上に第2の基準信号パターンを定義し、第2の基準信号パターンは、第1の基準信号パターンとは異なる。
代替的に、第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第1サブセットによって搬送されることができ、第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、時間−周波数リソース領域上に第1の基準信号パターンを定義し、第2の基準信号は、時間周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第2サブセットによって搬送され、第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、時間−周波数リソース領域上に第2の基準信号パターンを定義し、共通基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第3サブセットによって搬送され、第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、時間−周波数リソース領域上に第3の基準信号パターンを定義し、第1の基準信号パターン、第2の基準信号パターン、および第3の基準信号パターンは、異なる信号パターンを備える。
該方法は、該ユーザデバイスにおいてデータ信号を受信することと、チャネル推定値に少なくとも部分的に基づいてデータ信号を復調することと、をさらに含むことができる。該方法は、チャネル推定信号を受信すること、をさらに含み、該チャネル推定信号は、第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含み、ここにおいて、チャネル推定値を導出することは、チャネル推定信号にさらに基づいている。情報は、基準信号重み付けデータを含むことができる。基準信号重み付けデータは、第1の基準信号と第2の基準信号と関連づけられることができる。
第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づくことができる。システムパラメータはランクであってもよい。システムパラメータは、チャネル条件または特性であることができる。チャネル条件は、チャネルの時間選択性であることができる。チャネル条件は、チャネルの周波数選択性であることができる。
第2の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づくことができる。システムパラメータはランクであってもよい。システムパラメータは、チャネル条件であることができる。チャネル条件は、チャネルの時間選択性であることができる。チャネル条件は、チャネルの周波数選択性であることができる。対応する装置、手段、および/またはコンピュータ可読媒体は、方法を実装するために提供されることができる。
別の態様では、本開示は、通信システムにおいて使用するための装置に関し、該装置は、1つのグループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、ユーザデバイス特有の第2の基準信号とを受信するように構成された受信機モジュールと、少なくとも第1の基準信号と第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出するように構成されたチャネル推定モジュールと、を含む。
別の態様では、本開示は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトに関し、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信させ、ユーザデバイスの第2グループに対して共通基準信号を送信させるためのコードを含み、ここにおいて、ユーザデバイスの第2グループは、ユーザデバイスの第1グループを含む。
別の態様では、本開示は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトに関し、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、時間−周波数リソース領域と、第1の基準信号を搬送する、時間−周波数リソース領域内に含まれる時間−周波数リソースエレメントの第1サブセットとを選択させるためのコードと、時間−周波数リソースエレメントの第1サブセットは、チャネル推定のために時間−周波数リソース領域上に第1の基準信号パターンを定義する;第1グループのユーザデバイスに対して第1の基準信号を送信させるためのコードと;を含む。
別の態様では、本開示は、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトに関し、コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、1つのグループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて受信させ、該ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、該ユーザデバイスにおいて受信させ、少なくとも第1の基準信号と第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出させるためのコードを含む。
様々な実施形態では、ここにおいて説明される技法および装置は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、のような無線通信ネットワークと他の通信ネットワークに使用されることができる。ここに説明されるように、用語「ネットワーク」と「システム」は相互に交換可能に使用される。
CDMAネットワークは、ユニバーサル地上ブロードキャストアクセス(UTRA)、cdma2000および同様なもののような無線技術を実装することができる。UTRAは、広域CDMA(W−CDMA)および低チップレート(LCR)を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856標準規格をカバーする。TDMAネットワークは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装することができる。
OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDMおよび同様なもののような無線技術を実装することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。具体的には、ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのアップカミングリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体から提供された文書の中で説明され、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書の中で説明されている。これらの様々な無線技術および規格は、当技術分野において知られている、または、展開されている。明瞭にするため、装置および技法のある態様は、LTEについて後述しており、LTE用語が下記の説明の多くに使用されている。しかしながら、本明細書は、LTEアプリケーションに限定されるように意図されていない。したがって、ここにおいて説明される装置および方法が様々な他の通信システムおよびアプリケーションに対して適用されうるということは当業者にとって明らかであろう。
単一キャリア変調と周波数ドメインイコライゼーションを使用する、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、対象の一つの通信技法(one communications technique of interest)である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様な性能および実質的には同じ全体的な複雑さを有する、しかし、SC−FDMA信号は、その固有の単一キャリア構造から、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。結果、SC−FDMAは、近年大いに注目を浴びており、特に、送信電力効率の観点からより低いPAPRがモバイル端末に大いに利益を与えるアップリンク通信が注目を浴びている。SC−FDMAの使用は、今のところ、3GPPロングタームエボリューション(LTE)またはE−UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
無線通信システムにおける論理チャネルは、制御チャネルとトラヒックチャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(DL)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)、ページング情報をトランスファするDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)、マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(MBMS:Multimedia Broadcast and Multimedia Service)スケジューリングおよび1つまたはいくつかのMTCHについての制御情報を送信するために使用されるポイント・ツー・マルチポイントのDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)を備える。一般的に、無線リソース制御(RRC)接続を確立した後で、このチャネルはMBMSを受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。
論理トラヒックチャネルは、ポイント・ツー・ポイントの双方向チャネルであり、ユーザ情報の転送のために1つのUEに専有される専用トラヒックチャネル(DTCH)と、トラヒックデータを送信するためのポイント・ツー・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャストトラヒックチャネル(MTCH)と、を備える。
トランスポートチャネルは、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)へ分類されることができる。DLトランスポートチャネルは、ブロードキャストチャネル(BCH)、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)、マルチキャストチャネル(MCH)、およびページングチャネル(PCH)を備える。PCHは、(DRXサイクルがUEに対してネットワークによって示されるとき)UEの電力節約のためのサポートに使用され、全セルにわたってブロードキャストされ、そして、他の制御/トラヒックチャネルに使用されることができるPHYリソースにマッピングされる。ULトランスポートチャネルは、ランダムアクセスチャネル(RACH)、リクエストチャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、1セットのDLチャネルとULチャネルを備える。
さらに、DL PHYチャネルは下記を備える:
共通パイロットチャネル(CPICH:Common Pilot Channel)
同期チャネル(SCH:Synchronization Channel)
共通制御チャネル(CCCH:Common Control Channel)
共有DL制御チャネル(SDCCH:Shared DL Control Channel)
マルチキャスト制御チャネル(MCCH:Multicast Control Channel)
共有UL割り当てチャネル(SUACH:Shared UL Assignment Channel)
アクナレッジメントチャネル(ACKCH:Acknowledgement Channel)
DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH:DL Physical Shared Data Channel)
UL電力制御チャネル(UPCCH:UL Power Control Channel)
ページングインジケータチャネル(PICH:Paging Indicator Channel)
ロードインジケータチャネル(LICH:Load Indicator Channel)
UL PHYチャネルは、下記を備えることができる。
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:Physical Random Access Channel)
チャネル品質インジケータチャネル(CQICH:Channel Quality Indicator Channel)
アクナレッジメントチャネル(ACKCH:Acknowledgement Channel)
アンテナサブセットインジケータチャネル(ASICH:Antenna Subset Indicator Channel)
共有リクエストチャネル(SREQCH:Shared Request Channel)
UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH:UL Physical Shared Data Channel)
ブロードバンドパイロットチャネル(BPICH:Broadband Pilot Channel)
用語「例示的な(exemplary)」は、「例(example)、インスタンス(instance)、または例証(illustration)として機能していること」を意味するように、ここでは使用されている。「例示的(exemplary)」としてここに説明されるいずれの実施形態も、他の実施形態よりも好まれるまたは有利であると必ずしも解釈されない。
様々な実施形態を説明するために、下記の用語および略語がここにおいて使用されることができる。
AM アクノレッジモード(Acknowledged Mode)
AMD アクノレッジモードデータ(Acknowledged Mode Data)
ARQ 自動繰り返しリクエスト(Automatic Repeat Request)
BCCH ブロードキャスト制御チャネル(Broadcast Control Channel)
BCH ブロードキャストチャネル(Broadcast Channel)
C- 制御の(Control-)
CCCH 共通制御チャネル(Common Control Channel)
CCH 制御チャネル(Control Channel)
CCTrCH 符号化された合成トランスポートチャネル(Coded Composite Transport Channel)
CP サイクリックプリフィックス(Cyclic Prefix)
CRC サイクリック冗長性チェック(Cyclic Redundancy Check)
CTCH 共通トラヒックチャネル(Common Traffic Channel)
DCCH 専用制御チャネル(Dedicated Control Channel)
DCH 専用チャネル(Dedicated Channel)
DL ダウンリンク(DownLink)
DSCH ダウンリンク共有チャネル(Downlink Shared Channel)
DTCH 専用トラヒックチャネル(Dedicated Traffic Channel)
FACH 順方向リンクアクセスチャネル(Forward link Access Channel)
FDD 周波数分割デュプレクス(Frequency Division Duplex)
L1 層1(物理層)(Layer 1 (physical layer))
L2 層2(データリンク層)(Layer 2 (data link layer))
L3 層3(ネットワーク層)(Layer 3 (network layer))
LI 長さインジケータ(Length Indicator)
LSB 最小位ビット(Least Significant Bit)
MAC 媒体アクセス制御(Medium Access Control)
MBMS マルチメディアブロードキャスト・マルチキャストサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service)
MCCH MBMSポイント・ツー・マルチポイント制御チャネル(MBMS Point-to-multipoint Control Channel)
MRW 移動受信ウィンドウ(Move Receiving Window)
MSB 最大位ビット(Most Significant Bit)
MSCH MBMS ポイント・ツー・マルチポイントスケジューリングチャネル(MBMS Point-to-multipoint Scheduling Channel)
MTCH MBMS ポイント・ツー・マルチポイントトラヒックチャネル(MBMS Point-to-multipoint Traffic Channel)
PCCH ページング制御チャネル(Paging Control Channel)
PCH ページングチャネル(Paging CHannel)
PDU プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit)
PHY 物理層(PHYsical layer)
PhyCH 物理チャネル(Physical Channels)
RACH ランダムアクセスチャネル(Random Access Channel)
RLC 無線リンク制御(Radio Link Control)
RRC 無線リソース制御(Radio Resource Control)
SAP サービスアクセスポイント(Service Access Point)
SDU サービスデータユニット(Service Data Unit)
SHCCH 共有チャネル制御チャネル(SHared channel Control Channel)
SN シーケンス番号(Sequence Number)
SUFI スーパーフィールド(SUper FIeld)
TCH トラヒックチャネル(Traffic Channel)
TDD 時分割デュプレクス(Time Division Duplex)
TFI トランスポートフォーマットインジケータ(Transport Format Indicator)
TM トランスパレントモード(Transparent Mode)
TMD トランスパレントモードデータ(Transparent Mode Data)
TTI 伝送時間インターバル(Transmission Time Interval)
U- ユーザの(User-)
UE ユーザ機器(User Equipment)
UL アップリンク(UpLink)
UM アクナレッジされていないモード(Unacknowledged Mode)
UMD アクナレッジされていないモードデータ(Unacknowledged Mode Data)
UMTS ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(Universal Mobile Telecommunications System)
UTRA UMTS地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access)
UTRAN UMTS地上無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)
MBSFN マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(Multicast broadcast single frequency network)
MCE MBMS調整エンティティ(MBMS coordinating entity)
MCH マルチキャストチャネル(Multicast channel)
DL-SCH ダウンリンク共有チャネル(Downlink shared channel)
MSCH MBMS制御チャネル(MBMS control channel)
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル(Physical downlink control channel)
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル(Physical downlink shared channel)
MIMOシステムは、データ送信のために、複数の(NT)送信アンテナと複数の(NR)受信アンテナを利用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、NS個の独立チャネルへと分解されることができ、それらは、空間チャネルとも呼ばれる。線形受信機が使用される場合の最大空間多重化NSは、min(NT,NR)であり、NS個の独立チャネルの各々は一次元に対応する。これは、スペクトルの効率にNSの増大をもたらす。MIMOシステムは、複数の送信および受信アンテナによって生成されたさらなる次元(dimensionalities)が利用される場合には、改良される性能(例、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供することができる。特別(special)の次元は、ランクの観点から説明されることができる。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)と周波数分割デュプレクス(FDD)の実装をサポートすることができる。TDDシステムでは、順方向リンクおよび逆方向リンク送信は同じ周波数領域上を使用するので、相互主義は、逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定を可能にする。このことは、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能であるとき、アクセスポイントが順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することを可能にする。
システムの設計は、ビームフォーミングおよび他の機能を容易にするためにダウンリンクおよびアップリンクのための様々な時間−周波数基準信号をサポートすることができる。基準信号は既知データに基づいて生成された信号であり、パイロット、プリアンブル、トレーニング信号、サウンディング信号および同様なものとも呼ばれることができる。基準信号は、チャネル推定、コヒーレント復調、チャネル品質測定、信号強度測定、および同様なもののような様々な目的のために受信機によって使用されることができる。
3GPP仕様の36211−900は、5.5節において、PUSCHまたはPUCCHの送信と関連づけられた復調のための特定の基準信号と、PUSCHまたはPUCCHの送信と関連づけられていないサウンディングとを定義する。例えば、表1は、ダウンリンクとアップリンク上で送信されることができるLTE実装のためのいくつかの基準信号をリストアップし、各基準信号について短い説明を提供する。セル特有の基準信号はまた、共通パイロット、ブロードバンドパイロット、および同様なものとも呼ばれることができる。UE特有の基準信号はまた、専用基準信号(dedicated reference signal)とも呼ばれることができる。
Figure 0005420752
いくつかの実装では、システムは、時分割二重(TDD:time division duplexing)を使用することができる。TDDの場合、ダウンリンクとアップリンクは、同じ周波数スペクトラムまたはチャネルを共有し、ダウンリンクおよびアップリンクの送信は、同じ周波数スペクトラム上で送信される。したがって、ダウンリンクチャネル応答は、アップリンクチャネル応答と相関される。相互主義は、ダウンリンクチャネルがアップリンクを介して送信された送信に基づいて推定されることを可能にする。これらのアップリンク送信は、基準信号またはアップリンク制御チャネル(復調後、基準シンボルとして使用されることができる)であってもよい。アップリンク送信は、複数のアンテナを介して空間選択チャネルの推定を可能にする。
LTE実装では、直交周波数分割多重化は、ダウンリンクのために、すなわち基地局、アクセスポイントまたはeNodeBから端末またはUEへと、使用される。OFDMの使用は、スペクトラムフレキシビリティについてのLTE要件を満たし、高いピークレートを用いた非常に幅広いキャリアについてのコスト効率の高い解法を可能にし、且つ、定着している技術である、例えばOFDMは、IEEE802.11a/g、802.16、HIPERLAN−2、DVB、およびDABのような標準規格において使用される。
時間−周波数物理リソースブロック(簡略化のため、ここではリソースブロックまたは「RB]と示す)は、データを転送のために割り当てられるトランスポートキャリア(例、サブキャリア)の複数のグループまたはインターバルとしてOFDMシステムにおいて定義される。RBは、時間および周波数期間上に定義される。LTE実装における例示的なRBは、図3で図示される。リソースブロックは、スロットにおける時間および周波数のインデクスによって定義される時間−周波数リソースエレメント(ここでは、簡略のためリソースエレメントまたは「RE」と示す)から成る。LTE RBおよびREのさらなる詳細は、3GPP TS 36.211で説明される。
UMTS LTEは、20MHzから1.4MHzへとスケーラブルなキャリア帯域幅をサポートする。LTEでは、RBは、サブキャリア帯域幅が15kHzであるときには12サブキャリア、または、サブキャリア帯域幅が7.5kHzであるときには24サブキャリア、として定義される。例示的な実装では、時間ドメインにおいて、10ms長の定義された無線フレームがあり、この無線フレームは10個のサブフレームからなり、各サブフレームは1msである。各サブフレームは2スロットから成り、各スロットは、0.5msである。この場合の周波数ドメインにおけるサブキャリア間隔は、15kHzである。(1スロット当たり)全部でこれら12個のサブキャリアがRBを構成するので、この実装では、1リソースブロックは180kHzである。6リソースブロックは1.4MHzのキャリアに適合し、100リソースブロックは20MHzのキャリアに適合する。
ダウンリンクでは、上記にリストアップされるように、一般的に多数の物理チャネルがある。具体的には、PDCCHは、制御を送信するために使用され、ack/nackを送信するためのPHICH、多数の制御シンボルを指定するためのPCFICH、データ送信のための物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、単一周波数ネットワークを使用するブロードキャスト送信のための物理マルチキャストチャネル(PMCH)、そして、セル内の重要なシステム情報を送信するための物理ブロードキャストチャネル(PBCH)がある。LTEにおけるPDSCH上のサポートされた変調フォーマットは、QPSK、16QAM、および64QAMである。
アップリンクでは、3つの物理チャネルがある。物理ランダムアクセス制御(PRACH)はイニシャルアクセスにのみ使用されるが、UEがアップリンク同期されないときには、データは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上で送信される。UEについてアップリンク上で送信されるデータがない場合には、制御情報が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信されるであろう。アップリンクデータチャネル上でのサポートされる変調フォーマットは、QPSK、16QAM、および64QAMである。
バーチャルMIMO/空間分割多元接続(SDMA)が導入される場合には、アップリンク方向におけるデータレートは、基地局におけるアンテナの数に依存して増大する。この技術を用いて、1より多い数のモバイルは、同じリソースを再使用することができる。MIMOオペレーションに関して、1ユーザのデータスループットを高めるためのシングルユーザMIMOと、セルスループットを高めるためのマルチユーザMIMOとが区別がされる。
多元接続の無線通信システムを図示する図1を次に参照する。様々な実装では、図1のAP100のようなアクセスポイントはアクセス端末と通信するために使用される固定局であってもよく、アクセスポイント、eNodeB、ホームeNodeB(HeNB)または他の用語で呼ばれることができる。図1のAT116またはAT122のようなアクセス端末は、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、または他の用語で呼ばれることができる。AT116および122とUE100は、ここに説明されるような実施形態の様々な態様を実装するように構成されることができる。
図1で示されるように、アクセスポイント(AP)100は、複数のアンテナグループを含み、1つのグループはアンテナ104および106を含み、別のグループはアンテナ108および110を含み、追加グループはアンテナ112および114を含む。図1では、各アンテナグループについて2つのアンテナのみが示されているが、より多くのまたはより少数のアンテナが、様々な実施形態において、各アンテナグループについて使用されることができる。
アクセス端末(AT)116はアンテナ112および114と通信しており、アンテナ112および114は、順方向リンク120上でAT116に対して情報を送信し、逆方向リンク118上でAT116から情報を受信する。アクセス端末(AT)122は、アンテナ106および108と通信しており、アンテナ106および108は、順方向リンク126上でAT122に対して情報を送信し、逆方向リンク124上でAT122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、通信リンク118、120、124、および126は、AP100とAT116および122との間の通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。同様に、リンク124および126は、互いにおよび/またはリンク118および120とは異なる周波数を使用することができる。
各グループのアンテナ、および/または、それらが通信するように設計されるエリアは、しばしば、アクセスポイントのセクタと呼ばれることができる。説明される実施形態では、アンテナグループは、それぞれ、AP100によってカバーされるエリアの指定されたセクタにおいてアクセス端末と通信するように設計され構成される。例えば、アンテナ112および114を含んでいるアンテナグループは、図1のセクタ1として指定されたセクタに割り当てられ、アンテナ106および108を含んでいるアンテナグループは、セクタ2に割り当てられることができる。
順方向リンク120および126上の通信において、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なるAT116および122についての順方向リンクの信号対雑音比と他のもの(図示されず)を改善するために、ビームフォーミングを利用するように構成されることができる。また、一般的な実装では、そのカバレッジエリア全体にランダムに分散された複数のアクセス端末に対して送信するためにビームフォーミングを使用しているアクセスポイントは、一般に、その複数のアクセス端末全てに対して単一アンテナを通じて送信しているアクセスポイントよりも、近隣セル内のアクセス端末に対してより少ない干渉を引き起こす。送信信号のプレコーディングは、ビームフォーミングを容易にするために使用される。
例示的なMIMOシステム200の送信機システム210(すなわちアクセスポイントまたはAP)と受信機システム250(すなわち、アクセス端末またはAT)の実施形態のブロック図を示す図2を次に参照する。これらのシステムは、図1のAP100、AT116および122に対応することができる。ここにおいて説明されるような様々な基準信号構成の生成および使用は、様々なMIMOシステム実装において有利な点を提供することができる。基準信号およびチャネル推定信号は、AT250への送信のために、AP210の1つまたは複数のモジュールにおいて生成されることができる。AT250は、基準信号を受信して、チャネル特性を推定するおよび/または受信データを復調する、1つまたは複数のモジュールを含むことができる。一実施形態では、AP210は、ここにおいて説明されるような基準信号を生成または選択することができる。このことは、プロセッサ214、230、およびメモリ232のようなAP210の1つまたは複数のコンポーネント(または図示されていないコンポーネント)を含んでいる基準信号選択モジュールにおいて行われることができる。AP210はまた、送信モジュール224のようなAP210の1つまたは複数のコンポーネント(または図示されていない他のコンポーネント)を含む送信モジュールを含むことができる。AP210はまた、AP210の1つまたは複数のコンポーネント(または図示されていない他のコンポーネント)を含む基準信号パターン生成モジュールを含むことができる。同様に、AT250は、受信機254のようなAT250の1つまたは複数のコンポーネント(または図示されていない他のコンポーネント)を含んでいる受信モジュールを含むことができる。AT250はまた、プロセッサ260および270とメモリ272のようなAT250の1つまたは複数のコンポーネント(または図示されていない他のコンポーネント)を含んでいるチャネル推定モジュールを含むことができる。一実施形態では、AT250で受信される複数の基準信号はチャネル特性を推定するために処理される。AP210から提供されるチャネル推定信号もまたAT250で受信され、当該チャネル推定信号は、チャネル特性を推定するために、複数の基準信号を重み付けするために使用される。
メモリ232および272は、ここに説明されるようなプロセスを実装するために、1つまたは複数のプロセッサで実行されるコンピュータコードを記憶するために使用される。
オペレーションでは、送信機システム210において、多数のデータストリームについてのトラヒックデータは、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214へと提供され、それは処理され、1つまたは複数の受信機システム250に対して送信される。
一実施形態では、各データストリームは、処理され、送信システム210のそれぞれの送信機サブシステム(送信機2241−224Ntとして図示される)で送信される。TXデータプロセッサ214は、符号化データを提供するために、そのデータストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各データストリームについてのトラヒックデータを受信し、フォーマットし、符号化し、そしてインタリーブする。具体的には、送信システム210は、特定の基準信号と基準信号パターンを決定し、そして、選択されたパターンで基準信号を含む送信信号を提供するように構成されることができる。
各データストリームについての符号化データは、OFDM技法を使用して、パイロットデータと多重化される。パイロットデータは、一般的には既知の方法で処理される既知データであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用される。例えば、パイロットデータは、基準信号を備える。パイロットデータは、図2で示されるようなTXデータプロセッサ214に対して提供され、符号化されたデータと多重化される。各データストリームについての多重化パイロットおよび符号化データは、変調シンボルを提供するために、そのデータストリームについて選択された特定の変調スキーム(例、BPSK、QPSK、M−PSK、M−QAMなど)に基づいて変調され(すなわち、シンボルマッピングされ)、そして、データおよびパイロットは、異なる変調スキームを使用して変調される。各データストリームについてのデータレート、符号化、および変調は、メモリ232または他のメモリまたは送信システム250の命令記憶媒体(図示せず)に記憶された命令に基づいて、プロセッサ230によって実行される命令によって決定される。
すべてのデータストリームについての変調シンボルはTX MIMOプロセッサ220へ提供され、そしてそれは、当該変調シンボルをさらに処理する(例、OFDM実装の場合)。TX MIMOプロセッサ220は、Nt個の送信機(TMTR)2221〜222Ntに対してNt個の変調シンボルストリームを提供する。様々なシンボルは、送信のために、関連づけられたRBにマッピングされる。
ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルに対して、シンボルが送信される1つまたは複数のアンテナに対応するビームフォーミング重みを適用する。このことは、基準信号によって提供された、または、基準信号に関連した、チャネル推定情報のような情報を使用することによって行われる。例えば、beamB=transpose([b1 b2..bNt])は、各送信アンテナに対応する1セットの重みから構成される。ビームに沿って送信することは、そのアンテナについてのビーム重みによってスケーリングされたすべてのアンテナに沿って変調シンボルxを送信することに対応する。すなわち、アンテナt上で送信された信号は、bt*x である。複数のビームが送信されるとき、1つのアンテナ上の送信信号は、異なるビームに対応する信号の和である。このことは、数学的にB1x1+B2x2+BNSxNSとして表され、ここにおいて、NS個のビームが送信され、xiはビームBiを使用して送信された変調シンボルである。様々な実装では、ビームは、多数の方法で選択されることができる。例えば、ビームは、UE2からのチャネルフィードバックに基づいて、および/または、eNBで利用可能なチャネルの知識に基づいて、選択されることができる。
各送信機のサブシステム2221〜222Ntは、それぞれのシンボルストリームを受信し処理して1以上のアナログ信号を提供し、アナログ信号をさらに調整し(例えば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバートし)、MIMOチャネル上の送信に適した変調信号を提供する。送信機2221〜222NtからのNt変調信号は、それぞれ、Nt個のアンテナ2241〜224Ntから送信される。
受信機システム250で、送信された変調信号は、Nr個のアンテナ2521〜252Nrによって受信され、各アンテナ252からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)2541〜252Nrに対して提供される。各受信機254は、それぞれの受信信号を調整し(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバートし)、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらに該サンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
RXデータプロセッサ260は、Ns個の送信シンボルストリームの推定値を提供するためにNs個の「検出」シンボルストリームを提供するために特定の受信機処理技術に基づいて、Nr個の受信機2541〜252NrからNr個の受信シンボルストリームを受信し処理する。RXデータプロセッサ260は、各検出されたシンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームについてのトラヒックデータを回復する。RXデータプロセッサ260による処理は、一般的に、送信機システム210において、TX MIMOプロセッサ220とTXデータプロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、下記でさらに説明されるように、使用するためのプレコーディングマトリクスを周期的に決定する。プロセッサ270は、マトリクスインデックス部分とランク値部分とを備える逆方向リンクメッセージを形成する。様々な実施形態では、逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されるデータストリームに関する様々なタイプの情報を備える。逆方向リンクメッセージはTXデータプロセッサ238によって処理され、TXデータプロセッサ238はさらにデータソース236から多数のデータストリームについてのトラヒックデータを受信し、そしてそれはその後で、変調器280によって変調され、送信機2541〜254Nrによって調整され、送信機システム210に返送される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号は、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータプロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出する。プロセッサ230は、ビームフォーミング重み付けを決定するためにどのプレコーディングマトリクスを使用するかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。
一態様では、単一キャリア波形の低いPAR(例、任意の所与時間で、チャネルは周波数において連続しているまたは均一に間隔が空けられている)プロパティを保持するチャネル構造が使用されることができる。
別の態様では、基準信号は、1つまたは複数のリソースブロック(RB)と関連づけられる。いくつかの実装では、RSは、2以上のRBと関連づけられ、そしてそれは、時間および/または周波数において連続していてもよい。
図3は、LTE実装について定義されるようなリソースブロックの例示的な構成を図示する。特に、RBは、タイムスロット内の複数のリソースエレメント(RE)から成る。示される例では、タイムスロットTsは、0.5msの持続時間を有し、7OFDMシンボルを含む。RBは、各々が15kHz帯域である12サブキャリアを含む、よって、合計180kHzの帯域を有する。結果、例示的なRBは、12×7の構成で84個のREを備える。
例示的な実施形態では、復調基準信号(簡潔のためDM−RSまたはRSとも表される)は、いくつかの実施形態では送信ノードからのシグナリングに沿って、データパケットによって経験されるチャネルの推定値を受信機が得ることを可能にする。DM−RSは、様々な実装において、プレコードされるか、プレコードされない。受信機は、ダウンリンク送信においては単一のUEまたは1グループのUEのもの、また、アップリンクシナリオにおいては1つのノードBまたは複数のノードBのもの、である。
いくつかの実施形態では、DM−RSはUE特有でありうる(ここでは、UE−RSまたはUE特有のRSと呼ばれる)、また、UE特有の空間方向へ送信されうる。データの送信において同じ方向が使用される場合には、これらの方向の選択は、受信機にとってトランスペアレント(transparent)である。
物理リソースブロック(RB)400について定義されるUE特有の基準信号の詳細を図示する図4Aを次に参照する。「Ru」として表わされる基準信号のトーンは、単一のRB400内のREのパターンで定義される。図4Aで図示される例示的なパターンでは、Ruに対して割り付けられたこれらのリソースエレメント410の時間および周波数のスペーシングは、それぞれの時間および周波数エレメントに関するチャネル特性の決定を容易にし、そして、基準信号を欠く時間または周波数スロットについてのチャネルの補間を容易にするために構成される。したがって、使用される特定の基準信号パターンは、様々なシステムおよび/またはチャネル特性に基づいて生成または選択されることができる。例えば、時間または周波数のスペーシングにおけるより密度の高いパターンは、急速にチャネル変動するシステムにおいて選択されて、より頻繁に時間および/またはサブキャリアチャネル推定値を提供する(すなわち、チャネルの周波数および/または時間選択性に基づく)。より低い密度のパターンは、より高いデータレートおよび/または特定の必要とされるデータスループットを容易にするために使用される。一般に、より少ない時間/周波数の選択チャネルは、より多くの時間/周波数の選択チャネルよりも、基準信号パターンを生成するのにより少ないREの使用ですむであろう。
さらに、特定の基準信号パターンは、オペレーションのランクのような他のシステムパラメータに基づいて選択されることができる。MIMO実装では、UEは、異なる複数ランクに基づいてスループットを推定する。USは、共通のRSまたはCSI−RSから得られたチャネル推定値を使用して、スループットの推定値を得ることができる。UEは、最適なスループットを提供するためにランクをレポートすることができる。SU−MIMOでは、ノードBは、UEについてのレポートされたランクを使用することができる。MU−MIMOでは、UEのペアの数(number of UEs paired)と、ノードBで使用される全体的なランク(overall rank used at the Node B)は、システム内の複数のUEから提供された同様な情報に基づくことができる。基準信号パターンは、ランク選択に基づいて選択されることができる。一般に、より多くのストリームに対応するチャネル特性を推定する必要があるために、より高いランクが使用されるとき、基準信号パターンを定義するためにより多くのREが使用されるであろう。しかしながら、異なるランクでサポートされるチャネル条件は異なることができ、そしてそれは、DM RSの密度の選択に影響を与えることができる。
図4Aは特定の基準信号パターンを図示しているが、図4Aで図示される例は、限定ではなく説明という目的のために提供されているということ、そして、基準信号Ruが存在するリソースエレメントの他のパターンは、様々な他の実装においてRB400内で提供されることができるということ、に留意されるべきである。
基準信号パターンはまた、単一のRBよりも大きいリソースエリアに及ぶように定義されることができる。例えば、基準信号パターンは、2以上のRBに及ぶように定義されることができる。いくつかの実装では、この複数のRBは、時間、周波数、または両方において連続でありうる。複数のリソースブロックに及んでいる基準信号パターンの例は、図4B〜4Eで図示される。図4Bは、周波数の連続するリソースブロックのペアの例を示し、当該ペアは、当該ペアに定義されるUE特有の基準信号を有する。いくつかの実装では、基準信号パターンは、図4Bで示されるように複数のRBにわたって繰り返されることができる。あるいは、いくつかの実装では、パターンは、図4Cで示されるように、複数のRBにおける隣接するRBごとに異なっていてもよい。図4Dおよび4Eは、時間の連続する2つのリソースブロックについてのマルチブロックUE特有基準信号パターンのさらなる例を図示する。図4Dでは、2つのリソースブロックの反復的なUE特有基準信号パターンが図示される。DM−RSパターンが複数のRB(例えばK個のRB)にわたって定義されるとき、このDM−RSパターンを使用してスケジュールされたUEは、K個のRBを有する複数のグループにスケジュールされる必要があること、そして、1グループ内のすべてのRBに対して同じになるようにプレコーディングが適用される(例えばビームが使用される)ことに留意されたい。複数のRBにわたってパターンを使用すること(複数のRBにわたるバンドリングとも呼ばれる)は、RB当たりのパイロット密度を縮小させて、チャネル推定値の同様な品質を得ることを可能にするが、上述のようなスケジューラ制約を追加することができる。一般に、異なる複数パターンが、異なる複数のバンドリングサイズに対し定義される。
いくつかの実装では、基準信号は定義されて、システム内のユーザのグループに対して提供されることができる。これは、「グループ−UE RS」、「グループ特有基準信号」あるいは「Rg」としてここに表される。この場合、グループ−UE RSの関連情報(例えば、ロケーション、送信されるべき方向)は、存在するときには、意図されたUEのグループに対してシグナリングされることができる、または、それは、システム内のeNodeB(単数または複数)およびUE(単数または複数)において既知の予め定義されたルールに基づくことができる。図4に関して説明される実装では、各UEは、特有の基準信号および/またはそれに割り当てられた関連パターンを有する。代替的に、複数グループのUEに対して共有の基準信号を提供することによって、全体的なシステム性能を高めることができる。このアプローチは、干渉を最小限にしながら、グループ内のユーザのレートを最大化するためにビームを選択することを容易にすることができる。
図5Aは、「Rg」として表されるグループ特有の基準信号を伝達するために複数のRE510が使用される、リソースブロック(RB)500の一例を図示する。この例では、Rgは、特定のグループ特有パターンを形成するために、リソースブロック500のリソースエレメントを使用して特定のインターバルで提供される。利用される特定のパターンは、様々なシステムおよび/またはチャネル特性に基づいて生成または選択される。例えば、時間または周波数のスペーシングにおけるより密度の高いパターンは、より頻繁に時間および/またはサブキャリアチャネル推定値を提供するために、システム内で急速に変動するチャネル特性で選択される。より密度が低いパターンは、データレートおよび/または必要とされるデータスループットをより高くするのを容易にするために使用される。さらに、特定のグループ特有の基準信号パターンは、オペレーションのランクのような他のシステムパラメータに基づいて選択される。
図5Aは、特定のグループ特有の基準信号パターンを図示しているが、図5Aで図示される例は、限定ではなく説明という目的のために提供されているということ、そして、RB500内のリソースエレメントの他のパターンは、様々な他の実装においてグループ特有のリソース信号を伝達するために使用されることができるということ、に留意されたい。
グループ特有の基準信号パターンはまた、2以上のRBに及ぶように定義されることができる。いくつかの実装では、この複数のRBは、時間、周波数、または両方において連続であることができる。グループ特有の基準信号パターンの複数のリソースブロック実装の例は、図5B〜5Eで図示される。図5Bは、周波数の連続するリソースブロックのペアの例を示し、当該ペアは、当該ペアに定義されるUE特有の基準信号を有する。いくつかの実装では、パターンは、図5Bで示されるように複数のRBにわたって繰り返すことができる。あるいは、いくつかの実装では、パターンは、図5Cで示されるように複数のRBにおいて、隣接しているRBごとに異なってもよい。図5Dおよび5Eは、時間の連続する2つのリソースブロックについてのマルチブロックグループ基準信号パターンのさらなる例を図示する。図5Dで、2つのリソースブロックの反復のグループ特有の基準信号パターンが図示される。図5Eは、2つのリソースブロックの非反復のグループ特有の基準信号パターンを図示する。
グループ特有の基準信号パターンを有する送信信号を提供するように構成されたシステム600の実施形態を図示する図6を参照する。システム600は、基地局またはeNodeB100、そして、複数のハンドセットまたはUE116を含む。これらは、図1で図示されるUEとeNodeBに対応する。eNodeB100と通信しているUE116の具体的な構成に基づいて、eNodeB100は、1つまたは複数のグループのUEを選択する。この選択は、UEのロケーション、チャネル特性、データ要件、および/または、他のシステムパラメータに基づく。グループおよび関連づけられたグループエレメント(UE)の選択は、eNodeB110に対するUE116のロケーションの近接性に基づくことができる、または、スループット要件のような他の基準に基づくことができる。さらに、異なるグループは異なる多数のUEを含むことができる。
図6で図示される例示的なシステム600では、グループ1、グループ2、およびグループ3と表される3つのグループが構成されている。グループ1は物理的に近接する3つのUEを含み、グループ2は2つのUEを含み、グループ3は物理的に近接しない2つのUEを含む。様々な実装では、様々な異なるエレメントの構成およびロケーションの配置(location arrangements)が使用されることができる。
システム600では、eNodeB100は、様々なUE116の能力、チャネル特性、データスループット要件、および/または、他のシステム特性およびパラメータと関連づけられた情報を受信することができる。これらは、複数グループのUEを割り付けること、そして、それぞれのグループとの通信に使用するためにグループ特有の基準信号を選択すること、に使用されることができる。この選択プロセスは、図5A−5Eで図示されるように、リソースブロック内の、特定の基準信号シーケンスおよび/または特定の基準信号パターン、の選択を含むことができる。
基準信号パターンは1つまたは複数のシステムパターンに基づくことができ、様々な実装において異なる密度を含む。例えば、急速に変化するチャネル特性を有するシステムでは、より粒度の細かいチャネル推定値を容易にするために、より多くのリソースエレメントを利用するパターンを使用することが望ましい場合がある(したがって、より高い基準信号密度を提供する)。対照的に、チャネルが急速に変化しない場合には、低密度のパターンを使用することは、より高速のデータレートを容易にするか、または、必要最小限のデータスループットを保証するために使用される。一例として、パターンは、時間において2ルックス(またはRE)に対して3ルックス(またはRE)を含むことができる。パターンは、UEスピードの知識(より高いスピードであれば時間において多くのルックスを要し、より低いスピードであれば時間においてより少ないルックスを要する)、および、UEチャネルに見られる遅延拡散に基づいて、eNBにおいて選択されることができるであろう。より大きな遅延拡散は、一般に周波数においてより多くのルックスを要し、より低い遅延拡散は、周波数においてより少数のルックスを要するであろう。スピード(または、より一般的には、時間の変動の測定値であるドップラー拡散)および遅延拡散(周波数の変動の測定値)は、eNBにおいて推定されることができる。例えば、ドップラーの推定値と順方向リンクについての逆方向リンクチャネルの遅延拡散を使用する。それらは、UEからのフィードバックレポートを通じて直接/間接に得られることができる。例えば、異なるサブバンドについてのPMIレポートが非常に異なる場合には、チャネルは非常に周波数選択的である可能性がある。CQIレポートにおける違い、低スピードまたは高スピードを決定するために使用される。それらはまた、配置条件に基づいていてもよく、例えば、高速道路の近くでは、UEの速度はより早い可能性があるので、それらのeNBは、乗用車がゆっくり移動している市内のものとは異なるパターンを使用する。
グループ特有の基準信号を提供することに加え、いくつかの実装では、eNodeB100はまた、UE116に対して基準信号パターンと関連づけられたシグナリング情報を提供するように構成される。これは、例えば、UEに対応する基準パターン、グループ基準パターンについての情報、および/または、基準信号が送信される1つまたは複数の方向を指定することによって行われる。この情報は、システム内の制御チャネルで送信される。
図6のシステム600のようなグループ特有の基準信号を使用している構成において信号を提供するために、プロセス700Aの実施形態の詳細を図示する図7Aを参照する。プロセス700Aは、UEの追加または削除のようなシステム変更に応じて実行されることができる、および/または、様々なシステム実装において周期的または連続的に実行される。ステップ710Aで、グループ特有の基準信号の送信に使用するためのリソースエレメントが選択される。これらのリソースエレメントは、ステップ720Aにおいて、グループ特有の基準信号に使用するために、パターンへとグループ化される。
いくつかの実装では、グループ特有の基準信号パターンは、動的に構成されうるが、他の実装では、予め定義されるか、または、メモリで記憶される1グループまたは1セットのパターンから選択されてもよい。パターンは、一般的に、リソースブロック内の1セットのリソースエレメントの観点から定義される。上述されるように、このセットは様々なシステムパラメータおよび特性、例えばチャネル特性、送信ランク、データレート要件、そして、後述されるような他のパラメータおよび特性、に基づく。いくつかの実装では、グループ特有の基準信号パターンは、単一のリソースブロックにおよぶように定義される。あるいは、グループ特有の基準信号パターンは、2以上のリソースブロックに及ぶように定義される。リソースブロックは、時間、周波数、または両方において連続しうる。使用されるパターンに関する情報および基準信号を定義する関連情報は、eNodeBとUEとの間で動的に転送される、および/または、eNodeBおよびUEに既知の予め定義されたルールに基づく。
グループ特定の基準信号パターンを定義または選択すると、送信についての特定の基準信号が選ばれる。基準信号は、一般に、異なる複数ビームについての複数の基準信号から成る。ある実装は、各UEについて異なるRSを使用し、ストリームに使用されるものと同じビームを使用してUEの各ストリームについて1つのRSを送信する。別のオプションは、「プレコードされていない(unprecoded)」RSを送信することであり、ここにおいて、RSは、例えば各送信アンテナについて固定ビーム(アンテナポート)に沿って送信される。UEは、そのストリームをプレコードするために使用されるビーム(アンテナポートの線形結合(linear combination))について通知される。UEは、場合によってはすべての送信されたRSとビーム情報を使用して、そのストリームに使用されるビーム方向に沿ってチャネルを推定する。上述されるように、選択された基準信号は、プレコードされても、プレコードされなくてもよい。プレコードされたおよびプレコードされない実装の例が、図10と図11にそれぞれ図示される。次に、グループ特有のパターンに基準信号を含む送信信号が生成される。送信信号は、制御データおよび/または他のデータを含む。ステップ730Aで、グループ特有の基準信号は、特定グループを備えるUEに対して送信される。このことは、情報シグナリングより先に起こるか、情報シグナリングと同時に起こることを含む。
図7Bは、システム600のようなeNodeBによってUEグループが選択されることができる実装の詳細を図示する。ステップ710Bで、1つのグループに対して2以上のUEが選択される。このことは、上述されるような特性またはシステムパラメータに基づく。グループについての基準信号パターンは、ステップ720Bで選択される。このことは、図7Aに関して上述されているように行われることができる。送信のためのデータは、ステップ720Bで提供される。データはプレコードされる。ステップ730Bで、データは、基準信号と組み合わされて、割り当てられた1つまたは複数のリソースブロックに設定される。いくつかの実装では、データは、プレコードされ、グループ特有の基準信号はプレコードされない。他の実装では、データおよび基準信号は結合され、結合されたデータはプレコードされる。ステップ754Bは、さらなるグループを設定するために含まれる。追加グループが設定される場合、1つまたは複数の追加グループの設定のために、プロセスがステップ710Bで繰り返す。追加グループが設定されない場合には、1つまたは複数の設定されたグループ内のUEに対して、信号が送信される。
いくつかの実装では、複数のタイプの基準信号の組み合わせが使用される。この複数の信号の組み合わせは、復調の間の改善されたチャネル推定を提供するために、または、他の目的のために使用される。例えば、ある実装では、受信機は、UE特有の信号とグループ特有の基準信号との組み合わせを使用する。他の組み合わせは、UE特有、グループ特有、および/またはセル特有の基準信号の組み合わせを含む。
いくつかの実装では、グループ特有の基準信号は、チャネル推定を実行するために、レガシ基準信号、例えばLTEシステムでは共通RS(CRS)および/またはユーザ特有のRSと組み合わせられることができる。CRSは、特定のeNodeBと通信しているすべてのUE、例えばセルまたはセクタにおけるすべてのUEに対して提供される。この構成では、異なる基準信号タイプによって観察されたチャネルからのデータによって経験されたチャネルを構築することに関する関連情報は、UEに対するシグナリングによっておよび/またはシステムにおいて設定された予め定義されたルールによって決定される。
様々な実装では、基準信号に使用される構造およびパターンは、異なるUEおよびシステムパラメータ、例えば、送信モード、多数のアドバタイズされたレガシ(例、LTEレガシ共通RS)、送信のランク、チャネル条件(時間および周波数の変動)、およびデータパケット送信に使用される変調および符号化パラメータ、に依存する。それはまた、特定タイプまたはグループのユーザの数に依存することができる。このことは、例えば、予め定義されたまたは動的に調節されたしきい値よりも大きい送信ランクを伴ったユーザの数に基づくことができる。
図8Aを参照すると、グループ特有およびユーザ特有の基準信号の両方がリソースブロック(RB)800を使用して送信される方法の一例を図示する。示されるように、RB800は、「Ru」と表され、ユーザ特有の基準信号の送信について割り付けられたRE810と、「Rg」と表され、グループ特有の基準信号の送信について割り付けられたRE820と、を含む。この例では、RE820は、RB800において、複数のRE810間にインタリーブされ、そして、例えば追加の基準信号を提供することによってチャネル推定性能を高めることができる。しかしながら、図8Aで図示される例は限定ではなく説明という目的のために提供されているということに留意されたい、したがって、リソースエレメントの他のパターンは、他の実装では、グループ特有の基準信号とユーザ特有の基準信号との特定の組み合わせについて割り当てられる。
様々な実装の性能は、共通または必須の基準信号とグループ特有の基準信号との組み合わせを提供することによって高められる。例えば、8つのTXアンテナと4つのCRSを伴うシステムにおいて、UEがランク8でサービス提供される必要がある場合、8つのUE特有RSが送信される必要がある。しかしながら、4つの層がCRSアンテナポートを使用してビームフォーミングを使用し、残りの4つの層が他のビームを使用するようにプレコーディングが実行される場合には、UE特有のRSは、該残りの4つの層についてのみ送信される必要がある。最初の4つの層についてのPMI情報はUEに対して伝達される必要があるであろうことに留意されたい。これを実装するための例示的なプロセスは、図9のプロセス900で示される。プロセス900では、図2のAT250において、2以上の基準信号が受信される。これらは、共通または必須の基準信号と、ユーザおよびグループ特有の基準信号と、の組み合わせを含む。さらに、いくつかの実装では、チャネル推定信号は受信される。チャネル推定信号は、チャネルを推定するために基準信号を組み合わせるための情報を含む。ステージ950において、チャネル推定信号に基づいた重み付けを含む、複数の基準信号の処理が行われ、チャネル推定値を生成する。チャネル推定値は、その後、ステージ960で受信されるデータ信号のステージ970での復調を容易にするために使用される。チャネル推定値はまた、図2のAT210のようなシステムの他のデバイス、および/または他のデバイス、に対して送信される。
具体的には、様々な設計では、基準信号の構造およびパターンは、送信モード、アドバタイズ(advertise)されたレガシ共通RSの数、送信のランク、チャネル条件、例えば時間および/または周波数の変動、変調パラメータ、およびデータパケット送信において使用されるコーディングパラメータ、を含む1つまたは複数のシステムパラメータを記述または定義するデータを含む。さらに、RSの構造およびパターンは、特定のタイプのシステムユーザの数または特定のグループのユーザの数を含む1つまたは複数のシステムパラメータを記述または定義しているデータを含む。別の態様では、UE特有のRSパターンの密度および時間配置は、送信のランク、つまり、チャネルの時間選択性(および変動)に依存する。RSのパターンおよび構造は、UEのデータ送信について割り付けられた周波数−時間リソースにさらに依存する。
プレコードされた基準信号を提供するために構成された基準信号生成装置を含む送信サブシステムの実施形態1000のさらなる詳細を図示する図10を参照する。基準信号構成モジュール1020は、図2のモジュール260のようなRXデータプロセッサモジュールから基準信号構成データを受信および/またはリクエストする。基準信号構成データは、送信のための特定基準信号パターンおよび/または特定の基準信号シーケンスを定義するデータを含む。これは、例えば、ここに上述されるように基準信号パターンおよび/または構成である。あるいは、基準信号構成モジュール1020は、メモリまたは他のデータ記憶エレメントから、基準信号シーケンスおよび/またはパターンデータを検索する。基準信号構成モジュール1020は、送信のための、適切な基準信号シーケンスおよび/または基準信号パターンを決定することができ、そしてそれは、基準信号構成モジュールに結合するか組み込まれる基準信号生成器1030によって生成される。基準信号生成器は、基準信号を生成し、プレコーダモジュール1040に対して基準信号を提供する。プレコーダモジュール1040はまた、送信データプロセッサモジュール1010から送信のためのデータを受信する。送信データおよび基準信号はプレコーダモジュール1040でプレコードされ、また、送信信号生成器モジュール1050に対して提供されるべきデータストリームに結合(combine)される。
送信信号生成器モジュール1050は、RFプロセッサモジュール1060に対して時間ドメイン送信信号を提供し、RFプロセッサモジュール1060において、送信信号が生成されて、1つまたは複数のアンテナ1070−1〜1070−Ntに対して提供される。ここにおいて、Ntは、送信アンテナの数を表す。
プレコードされない基準信号を提供するために構成された基準信号生成装置を含む送信サブシステムの実施形態1100のさらなる詳細を図示する図11を参照する。基準信号構成ロジック1120は、図2で示されるモジュール260のようなRxデータプロセッサモジュールから、基準信号構成データを受信および/またはリクエストする。基準信号構成データは、送信のための特定基準信号パターンおよび/または特定の基準信号シーケンスを定義するデータを含む。これは、例えば、ここに上述されるように基準信号パターンおよび/または構成である。あるいは、基準信号構成ロジック1120は、メモリまたは他のデータ記憶エレメントから、基準信号シーケンスおよび/またはパターンデータを検索する。基準信号構成モジュール1120は、送信のための、適切な基準信号シーケンスおよび/または基準信号パターンを決定し、それは、基準信号構成モジュール1120に結合されるか組み込まれる基準信号生成器1130によって生成される。基準信号生成器1130は、基準信号を生成し、該基準信号を送信信号生成器モジュール1150へ提供する。図示されるように、プレコーダ1140は、送信データプロセッサモジュール1110から送信データを受信する。プレコーダ1140からのプレコードされた送信データと基準信号生成器1130からの基準信号は、送信信号生成器モジュール1150に対して提供され、ここでは、RFプロセッサモジュール1160に対し時間ドメイン送信信号を生成する。RFプロセッサモジュール1160によって生成される送信信号は、1つまたは複数のアンテナ1170−1〜1170−Ntに対して提供され、ここでは、Ntは、送信アンテナの数を表す。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらのいずれの組み合わせにおいて実装されることができる。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして符号化または保存されることができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶装置媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる、いずれの利用可能な媒体であることができる。限定されないが例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMあるいは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいは他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令あるいはデータ構造の形態において望まれるプログラムコードを保存あるいは搬送するために使用されることができる、また、コンピュータによってアクセスされることができる、任意の他の媒体も備えることができる。ここに使用されているように、ディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクトディスク(compact disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(laser disc)、光学ディスク(optical disc)、デジタル汎用ディスク(digital versatile disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(blue-ray disc)を含んでおり、「ディスク(disks)」は、大抵、データを磁気で再生しているが、「ディスク(discs)」は、レーザーで光学的に再生する。上記のものの組み合わせも、また、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示されるプロセスにおけるステップの特定の順序あるいは階層は例示的なアプローチの例であるということは理解される。設計の優先度に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、本開示の範囲内にありながら、再配列されることができる(rearranged)ということは、理解される。特許請求の範囲の方法に関する請求項は、サンプル順序における様々なステップのエレメントを表わしており、表わされている特定の順序あるいは階層に限定されるように意味されていない。
当業者は、様々な異なる技法および技術のうちのいずれかを使用して、情報と信号が表わされることができるということを理解するであろう。例えば、上記の説明の全体にわたって参照されることができる、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場あるいは磁粒子、光場あるいは光学粒子、あるいはそれらのいずれの組み合わせ、によって表わされることができる。
当業者は、様々な説明のための論理ブロック、モジュール、回路、および、ここにおいて開示される実施形態に関連して説明されたアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアあるいは両方の組合せとして実装されることができる、ということをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明瞭に説明するため、様々な説明のためのコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップが、一般に、それらの機能性という観点から、上記に説明されてきた。そのような機能性が、ハードウェアあるいはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定のアプリケーションと全体のシステムに課された設計制約によって決まる。熟練職人は、各特定のアプリケーションについての様々な方法で、説明された機能性を実装することができるが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈されるべきでない。
ここでの開示に関連して説明された様々な説明のための論理、論理ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理回路、ディスクリートゲートあるいはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、で実装される、あるいは実行されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシン(state machine)であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイス(computing devices)の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと併用しての1以上のマイクロプロセッサ、あるいはいずれの他のそのような構成のもの、として実装されることができる。
ここに開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアにおいて、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールにおいて、または、それらの2つの組み合わせにおいて、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMあるいは当技術分野において知られている記憶媒体のいずれの他の形態、において常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサに結合されるので、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ることができ、また記憶媒体に情報を書き込むことができる。あるいは、記憶媒体は、プロセッサに一体化されてもよい。プロセッサと記憶媒体は、ASICにおいて常駐することができる。ASICは、ユーザ端末に常駐することができる。あるいは、プロセッサと記憶媒体は、ユーザ端末において、ディスクリートコンポーネントとして常駐することができる。
開示された実施形態の前述の説明は、当業者が本開示を行うまたは使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態に対する様々な修正は、当業者にとっては容易に明らかであろう、そして、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の精神あるいは範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用されることができる。したがって、本開示は、ここに示された実施形態に限定されるようには意図されておらず、ここに開示された原理および新規な特徴に整合する最も広い範囲が与えられるべきである。本願の請求項およびその均等物が本発明の範囲を定義するということが意図される。
本願請求項は、ここにおいて示されている態様に限定されるように意図されていないが、本願請求項の用語と一貫して全範囲を与えられており、単数の構成要素への言及は、具体的に述べられていない限り「1つおよび1つのみ(one and only one)」を意味するように意図されておらず、むしろ「1以上(one or more)」を意味するように意図されている。具体的に述べられていない限り、用語「いくつか(some)」は、1つまたは複数を指す。アイテムリスト「のうちの少なくとも1つ(”at least one of”)」を指すフレーズは、これらのアイテムのいずれの組み合わせ(単独メンバも含む)も指す。例として、「a,b,またはcのうちの少なくとも1つ(at least one of: a, b, or c)」は、a;b;c;aおよびb;aおよびc;bおよびc;そしてa,b,およびcをカバーするように意図されている。
本願請求項およびその均等物が本発明の範囲を定義するということが意図される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記]
[1]通信システムにおいて基準信号を送信するための方法であって、前記方法は、
第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信することと;
第2グループのユーザデバイスに対して共通の基準信号を送信することと、ここにおいて、前記第2グループのユーザデバイスは、前記第1グループのユーザデバイスを含む;を備える方法。
[2]ユーザデバイス特有の第2の基準信号を送信すること、をさらに備える[1]に記載の方法。
[3]前記第1の基準信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされる、[1]に記載の方法。
[4]前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされる、[2]に記載の方法。
[5]前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされる、[3]に記載の方法。
[6]前記第1の基準信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされる、[1]に記載の方法。
[7]前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされる、[2]に記載の方法。
[8]前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされる、[6]に記載の方法。
[9]チャネル推定信号を送信することをさらに含み、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、[1]に記載の方法。
[10]前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、[9]に記載の方法。
[11]前記基準信号の重み付けデータは、前記第1の基準信号と前記共通の基準信号とに関連づけられる、[10]に記載の方法。
[12]チャネル推定信号を送信することをさらに含み、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと前記ユーザデバイスとに関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、[2]に記載の方法。
[13]前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、[12]に記載の方法。
[14]前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づいている、[1]に記載の方法。
[15]前記システムパラメータは、チャネル条件である、[14]に記載の方法。
[16]前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、[15]に記載の方法。
[17]前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、[15]に記載の方法。
[18]前記システムパラメータは、ランクである、[14]に記載の方法。
[19]前記第1の基準信号は、第1の基準信号密度の第1の基準信号パターンを含み、前記第1の基準信号密度は、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって選択される、[1]に記載の方法。
[20]前記少なくとも1つのシステムパラメータは、送信のしきい値ランクよりも大きい送信のランクで動作している前記第1グループのユーザデバイス内のユーザデバイスの数に関連する、[19]に記載の方法。
[21]前記少なくとも1つのシステムパラメータは、チャネル条件を備える、[19]に記載の方法。
[22]前記第1の基準信号パターンは、単一の時間−周波数リソースブロックに定義される、[19]に記載の方法。
[23]前記第1の基準信号パターンは、少なくとも第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックに定義される、[19]に記載の方法。
[24]前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、時間において連続している、[23]に記載の方法。
[25]前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、周波数において連続している、[23]に記載の方法。
[26]通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と第2グループのユーザデバイス特有の共通の基準信号とを選択するように構成された基準信号選択モジュールと、ここにおいて、前記第2グループのユーザデバイスは、前記第1グループのユーザデバイスを含む;
前記第1の基準信号と前記共通の基準信号を送信するように構成された送信モジュールと;を備える装置。
[27]前記基準信号選択モジュールは、ユーザデバイス特有の第2の基準信号を選択するようにさらに構成され、前記送信モジュールは、前記第2の基準信号を送信するようにさらに構成される、[26]に記載の装置。
[28]前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む[26]に記載の装置。
[29]前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む[27]に記載の装置。
[30]前記プレコーディングモジュールは、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードするようにさらに構成される、[28]に記載の装置。
[31]前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む[26]に記載の装置。
[32]前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む[27]に記載の装置。
[33]前記プレコーディングモジュールは、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードするようにさらに構成される、[31]に記載の装置。
[34]前記送信モジュールは、チャネル推定信号を送信するようにさらに構成され、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、[26]に記載の装置。
[35]前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、[34]に記載の装置。
[36]前記基準信号の重み付けデータは、前記第1の基準信号と前記共通の基準信号とに関連づけられる、[35]に記載の装置。
[37]前記送信モジュールは、チャネル推定信号を送信するようにさらに構成され、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと前記ユーザデバイスとに関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、[27]に記載の装置。
[38]前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、[37]に記載の装置。
[39]前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づいて選択される、[26]に記載の装置。
[40]前記システムパラメータは、チャネル条件である、[39]に記載の装置。
[41]前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、[40]に記載の装置。
[42]前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、[40]に記載の装置。
[43]前記システムパラメータは、ランクである、[39]に記載の装置。
[44]前記第1の基準信号に組み込むために第1の基準信号パターンを選択するように構成された基準信号パターン選択モジュールをさらに含み、前記第1の基準信号パターンは、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって選択される第1の基準信号密度であるように選択される、[26]に記載の装置。
[45]前記少なくとも1つのシステムパラメータは、送信のしきい値ランクよりも大きい送信のランクにおいて動作している前記第1グループのユーザデバイス内のユーザデバイスの数に関連する、[44]に記載の装置。
[46]前記少なくとも1つのシステムパラメータは、チャネル条件を備える、[44]に記載の装置。
[47]前記第1の基準信号パターンは、単一の時間−周波数リソースブロックに定義される、[44]に記載の装置。
[48]前記第1の基準信号パターンは、少なくとも第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックに定義される、[44]に記載の装置。
[49]前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、時間において連続している、[48]に記載の装置。
[50]前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、周波数において連続している、[48]に記載の装置。
[51]通信システムにおける信号受信の方法であって、前記方法は、
1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて、受信することと、
前記ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、前記ユーザデバイスにおいて、受信することと、
少なくとも前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出することと、 を備える方法。
[52]共通基準信号を前記ユーザデバイスにおいて受信すること、をさらに備え、前記チャネル推定値を導出することは、前記共通の基準信号に少なくとも部分的に基づいて前記チャネル推定値を導出することを含む、[51]に記載の方法。
[53]前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第1の基準信号パターンを定義し、
前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第2の基準信号パターンを定義し、前記第2の基準信号パターンは、前記第1の基準信号パターンとは異なる、[51]に記載の方法。
[54]前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第1の基準信号パターンを定義し、
前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第2の基準信号パターンを定義し、
前記共通の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第3の基準信号パターンを定義し、前記第1の基準信号パターン、前記第2の基準信号パターン、および前記第3の基準信号パターンは、異なる信号パターンを備える、[52]に記載の方法。
[55]前記ユーザデバイスにおいてデータ信号を受信することと、
前記チャネル推定値に少なくとも部分的に基づいて前記データ信号を復調することと、をさらに備える[51]に記載の方法。
[56]チャネル推定信号を受信することと、
をさらに含み、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含み、前記チャネル推定値を導出することは、前記チャネル推定信号にさらに基づいている、[51]に記載の方法。
[57]前記情報は、基準信号の重み付けデータを含み、前記チャネル推定値を導出することは、前記重み付けデータに少なくとも部分的に基づいている、[56]に記載の方法。
[58]前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づいている、[51]に記載の方法。
[59]前記システムパラメータは、チャネル条件である、[58]に記載の方法。
[60]前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、[59]に記載の方法。
[61]前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、[59]に記載の方法。
[62]前記システムパラメータは、ランクである、[58]に記載の方法。
[63]通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、ユーザデバイス特有の第2の基準信号と、を受信するように構成された受信機モジュールと、
少なくとも前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出するように構成されたチャネル推定モジュールと、を備える装置。
[64]前記受信機モジュールは、共通の基準信号を受信するようにさらに構成され、前記チャネル推定値を導出することは、前記共通の基準信号に少なくとも部分的に基づいて前記チャネル推定値を導出することをさらに含む、[63]に記載の装置。
[65]前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第1の基準信号パターンを定義し、
前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第2の基準信号パターンを定義し、前記第2の基準信号パターンは、前記第1の基準信号パターンとは異なる、[64]に記載の装置。
[66]前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第1の基準信号パターンを定義し、
前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第2の基準信号パターンを定義し、
前記共通の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第3の基準信号パターンを定義し、前記第1の基準信号パターン、前記第2の基準信号パターン、および前記第3の基準信号パターンは、異なる信号パターンを備える、[64]に記載の方法。
[67]前記受信機モジュールはデータ信号を受信するようにさらに構成され、前記チャネル推定値に少なくとも部分的に基づいて前記データ信号を復調するように構成された復調モジュール、をさらに備える、[63]に記載の装置。
[68]前記受信機モジュールは、チャネル推定信号を受信するようにさらに構成され、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含み、前記チャネル推定モジュールは、前記チャネル推定信号に少なくとも部分的に基づいて前記チャネル推定値を導出するようにさらに構成される、[63]に記載の装置。
[69]前記情報は、基準信号の重み付けデータを含み、前記チャネル推定値を導出することは、前記重み付けデータに少なくとも部分的に基づいている、[68]に記載の装置。
[70]前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づいている、[63]に記載の装置。
[71]前記システムパラメータは、チャネル条件である、[70]に記載の装置。
[72]前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、[71]に記載の装置。
[73]前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、[71]に記載の装置。
[74]前記システムパラメータは、ランクである、[70]に記載の装置。
[75]コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、
第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信させるコードと;
第2グループのユーザデバイスに対して共通の基準信号を送信させるコードと、ここにおいて、前記第2グループのユーザデバイスは、前記第1グループのユーザデバイスを含む;
を含む、コンピュータプログラムプロダクト。
[76]コンピュータに、ユーザデバイス特有の第2の基準信号を送信させるコード、をさらに含む[75]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[77]コンピュータに、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードさせるコード、をさらに含む[75]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[78]コンピュータに、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードさせるコード、をさらに含む[75]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[79]コンピュータに、
時間−周波数リソース領域と、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第1の基準信号を搬送する第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントとを選択させるコードと、なお、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、チャネル推定のために配置された前記時間−周波数リソース領域に第1の基準信号パターンを定義する;
第1グループのユーザデバイスに対して前記第1の基準信号を送信させるコードと;を含む、[75]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[80]前記第1の基準信号パターンは、第1の基準信号密度であり、前記コードは、コンピュータに、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって前記第1の基準信号密度を選択させるコードを含む、[79]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[81]前記少なくとも1つのシステムパラメータは、チャネル条件を備える、[80]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[82]前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、[81]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[83]前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、[81]に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[84]通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と第2グループのユーザデバイス特有の共通の基準信号を選択する手段と、ここにおいて、前記第2グループのユーザデバイスは、前記第1グループのユーザデバイスを含む;
前記第1の基準信号と前記共通の基準信号を送信する手段と;を備える装置。
[85]ユーザデバイス特有の第2の基準信号を選択する手段と、前記第2の基準信号を送信する手段と、をさらに含む[84]に記載の装置。
[86]前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードする手段、をさらに含む[84]に記載の装置。
[87]前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードする手段、をさらに含む[85]に記載の装置。
[88]コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトであって、前記コンピュータ可読媒体は、コンピュータに、
1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて受信させるためのコードと、
前記ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、前記ユーザデバイスにおいて受信させるためのコードと、
少なくとも前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出させるためのコードと、
を含む、コンピュータプログラムプロダクト。
[89]通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、ユーザデバイス特有の第2の基準信号とを受信する手段と、
少なくとも前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出する手段と、を備える装置。
[90]共通の基準信号を受信する手段と、前記共通の基準信号に少なくとも部分的に基づいて前記チャネル推定値を導出する手段と、をさらに含む[89]に記載の装置。
[91]データ信号を受信する手段と、前記チャネル推定値に少なくとも部分的に基づいて前記データ信号を復調する手段と、をさらに含む[89]に記載の装置。

Claims (91)

  1. 通信システムにおいて基準信号を送信するための方法であって、前記方法は、
    第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信することと、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し;
    複数のグループのユーザデバイスに対して共通の基準信号を送信することと、前記共通の基準信号は、前記第1の基準信号パターンとは異なる第2の基準信号パターンを有し、前記複数のグループは前記第1グループを含む;
    ユーザデバイス特有の第2の基準信号を送信することと;
    を備える方法。
  2. 通信システムにおいて基準信号を送信するための方法であって、前記方法は、
    第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信することと、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し
    複数のグループのユーザデバイスに対して共通の基準信号を送信することと、前記共通の基準信号は、前記第1の基準信号パターンとは異なる第2の基準信号パターンを有し、前記複数のグループは前記第1グループを含む;
    を備える方法。
  3. 前記第1の基準信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされる、請求項に記載の方法。
  5. 第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿ってプレコードされる、請求項3に記載の方法。
  6. 前記第1の基準信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされる、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされる、請求項に記載の方法。
  8. 第2の基準信号は、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿ってプレコードされる、請求項6に記載の方法。
  9. チャネル推定信号を送信することをさらに含み、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、請求項1または2に記載の方法。
  10. 前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記基準信号の重み付けデータは、前記第1の基準信号と前記共通の基準信号とに関連づけられる、請求項10に記載の方法。
  12. チャネル推定信号を送信することをさらに含み、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと前記ユーザデバイスとに関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、請求項に記載の方法。
  13. 前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも一部基づいている、請求項1または2に記載の方法。
  15. 前記システムパラメータは、チャネル条件である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、請求項15に記載の方法。
  18. 前記システムパラメータは、ランクである、請求項14に記載の方法。
  19. 前記第1の基準信号パターンは第1の基準信号密度を含み、前記第1の基準信号密度は、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって選択される、請求項1または2に記載の方法。
  20. 前記少なくとも1つのシステムパラメータは、送信のしきい値ランクよりも大きい送信のランクで動作している前記第1グループのユーザデバイス内のユーザデバイスの数に関連する、請求項19に記載の方法。
  21. 前記少なくとも1つのシステムパラメータは、チャネル条件を備える、請求項19に記載の方法。
  22. 前記第1の基準信号パターンは、単一の時間−周波数リソースブロックに定義される、請求項19に記載の方法。
  23. 前記第1の基準信号パターンは、少なくとも第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックに定義される、請求項19に記載の方法。
  24. 前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、時間において連続している、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、周波数において連続している、請求項23に記載の方法。
  26. 通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
    基準信号選択モジュールと、前記基準信号選択モジュールは、
    第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を選択し、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し、及び
    複数のグループのユーザデバイス特有の共通の基準信号選択するように構成され、前記共通の基準信号は、前記第1の基準信号パターンとは異なる第2の基準信号パターンを有し、前記複数のグループ、前記第1グループ含む;
    前記第1の基準信号と前記共通の基準信号を送信するように構成された送信モジュールと;
    を備える装置。
  27. 前記基準信号選択モジュールは、ユーザデバイス特有の第2の基準信号を選択するようにさらに構成され、前記送信モジュールは、前記第2の基準信号を送信するようにさらに構成される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む請求項26に記載の装置。
  29. 前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む請求項27に記載の装置。
  30. 前記プレコーディングモジュールは、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って第2の基準信号をプレコードするようにさらに構成される、請求項28に記載の装置。
  31. 前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む請求項26に記載の装置。
  32. 前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードするように構成されたプレコーディングモジュール、をさらに含む請求項27に記載の装置。
  33. 前記プレコーディングモジュールは、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向とは異なるデータ方向に沿って第2の基準信号をプレコードするようにさらに構成される、請求項31に記載の装置。
  34. 前記送信モジュールは、チャネル推定信号を送信するようにさらに構成され、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、請求項26に記載の装置。
  35. 前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、請求項34に記載の装置。
  36. 前記基準信号の重み付けデータは、前記第1の基準信号と前記共通の基準信号とに関連づけられる、請求項35に記載の装置。
  37. 前記送信モジュールは、チャネル推定信号を送信するようにさらに構成され、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと前記ユーザデバイスとに関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含む、請求項27に記載の装置。
  38. 前記情報は、基準信号の重み付けデータを含む、請求項37に記載の装置。
  39. 前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも部分的に基づいて選択される、請求項26に記載の装置。
  40. 前記システムパラメータは、チャネル条件である、請求項39に記載の装置。
  41. 前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、請求項40に記載の装置。
  42. 前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、請求項40に記載の装置。
  43. 前記システムパラメータは、ランクである、請求項39に記載の装置。
  44. 前記第1の基準信号パターンは、さらに、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって選択される第1の基準信号密度に基づく、請求項26に記載の装置。
  45. 前記少なくとも1つのシステムパラメータは、送信のしきい値ランクよりも大きい送信のランクにおいて動作している前記第1グループのユーザデバイス内のユーザデバイスの数に関連する、請求項44に記載の装置。
  46. 前記少なくとも1つのシステムパラメータは、チャネル条件を備える、請求項44に記載の装置。
  47. 前記第1の基準信号パターンは、単一の時間−周波数リソースブロックに定義される、請求項44に記載の装置。
  48. 前記第1の基準信号パターンは、少なくとも第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックに定義される、請求項44に記載の装置。
  49. 前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、時間において連続している、請求項48に記載の装置。
  50. 前記第1および第2の連続する時間−周波数リソースブロックは、周波数において連続している、請求項48に記載の装置。
  51. 通信システムにおける信号受信の方法であって、前記方法は、
    1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて、受信することと、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し、
    前記ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、前記ユーザデバイスにおいて、受信することと、前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第2の基準信号パターンを有し、前記第2の基準信号パターンは前記第1の基準信号パターンと異なる、
    前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに少なくとも一部基づいてチャネル推定値を導出することと、
    を備える方法。
  52. 共通基準信号を前記ユーザデバイスにおいて受信すること、をさらに備え、前記チャネル推定値を導出することは、前記共通基準信号に少なくとも一部基づいて前記チャネル推定値を導出することを含む、請求項51に記載の方法。
  53. 前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に前記第1の基準信号パターンを定義し、
    前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に前記第2の基準信号パターンを定義する
    請求項51に記載の方法。
  54. 前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第1の基準信号パターンを定義し、
    前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に前記第2の基準信号パターンを定義し、
    前記共通基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第3の基準信号パターンを定義し、前記第3の基準信号パターンは、前記第1の基準信号パターン及び前記第2の基準信号パターンとは異なる、
    請求項52に記載の方法。
  55. 前記ユーザデバイスにおいてデータ信号を受信することと、
    前記チャネル推定値に少なくとも一部基づいて前記データ信号を復調することと、
    をさらに備える請求項51に記載の方法。
  56. チャネル推定信号を受信することと、
    をさらに含み、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含み、前記チャネル推定値を導出することは、前記チャネル推定信号にさらに基づいている、請求項51に記載の方法。
  57. 前記情報は、基準信号の重み付けデータを含み、前記チャネル推定値を導出することは、前記重み付けデータに少なくとも一部基づいている、請求項56に記載の方法。
  58. 前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも一部基づいている、請求項51に記載の方法。
  59. 前記システムパラメータは、チャネル条件である、請求項58に記載の方法。
  60. 前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、請求項59に記載の方法。
  61. 前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、請求項59に記載の方法。
  62. 前記システムパラメータは、ランクである、請求項58に記載の方法。
  63. 通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
    1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、ユーザデバイス特有の第2の基準信号と、を受信するように構成された受信機モジュールと、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し、前記第2の基準信号は、前記ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第2の基準信号パターンを有し、前記第2の基準信号パターンは前記第1の基準信号パターンと異なる、
    前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに少なくとも一部基づいてチャネル推定値を導出するように構成されたチャネル推定モジュールと、
    を備える装置。
  64. 前記受信機モジュールは、共通基準信号を受信するようにさらに構成され、前記チャネル推定値を導出することは、前記共通基準信号に少なくとも一部基づいて前記チャネル推定値を導出することをさらに含む、請求項63に記載の装置。
  65. 前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に前記第1の基準信号パターンを定義し、
    前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第2の基準信号パターンを定義する
    請求項64に記載の装置。
  66. 前記第1の基準信号は、時間−周波数リソース領域内に含まれる第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に前記第1の基準信号パターンを定義し、
    前記第2の基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第2サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に前記第2の基準信号パターンを定義し、
    前記共通基準信号は、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントによって搬送され、前記第3サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、前記時間−周波数リソース領域に第3の基準信号パターンを定義し、前記第3の基準信号パターンは、前記第1の基準信号パターン及び前記第2の基準信号パターンとは異なる
    請求項64に記載の方法。
  67. 前記受信機モジュールはデータ信号を受信するようにさらに構成され、前記チャネル推定値に少なくとも一部基づいて前記データ信号を復調するように構成された復調モジュール、をさらに備える、請求項63に記載の装置。
  68. 前記受信機モジュールは、チャネル推定信号を受信するようにさらに構成され、前記チャネル推定信号は、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたチャネルを推定することに使用できる情報を含み、前記チャネル推定モジュールは、前記チャネル推定信号に少なくとも一部基づいて前記チャネル推定値を導出するようにさらに構成される、請求項63に記載の装置。
  69. 前記情報は、基準信号の重み付けデータを含み、前記チャネル推定値を導出することは、前記重み付けデータに少なくとも部分的に基づいている、請求項68に記載の装置。
  70. 前記第1の基準信号は、システムパラメータに少なくとも一部基づいている、請求項63に記載の装置。
  71. 前記システムパラメータは、チャネル条件である、請求項70に記載の装置。
  72. 前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、請求項71に記載の装置。
  73. 前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、請求項71に記載の装置。
  74. 前記システムパラメータは、ランクである、請求項70に記載の装置。
  75. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータプログラムであって
    コンピュータに、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を送信させるコードと、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し
    前記コンピュータに、複数のグループのユーザデバイスに対して共通の基準信号を送信させるコードと、前記複数のグループは、前記第1グループを含み、前記共通の基準信号は第2の記受信信号パターンを有し、前記第2の基準信号パターンは前記第1の基準信号パターンとは異なる
    を含む、コンピュータプログラム
  76. 前記コンピュータに、ユーザデバイス特有の第2の基準信号を送信させるコード、をさらに含む請求項75に記載のコンピュータプログラム
  77. 前記コンピュータに、前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードさせるコード、をさらに含む請求項75に記載のコンピュータプログラム
  78. 前記コンピュータに、前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードさせるコード、をさらに含む請求項75に記載のコンピュータプログラム
  79. 前記コンピュータに、
    時間−周波数リソース領域と、前記時間−周波数リソース領域内に含まれる前記第1の基準信号を搬送する第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントとを選択させるコードと、前記第1サブセットの時間−周波数リソースエレメントは、チャネル推定のために配置された前記時間−周波数リソース領域に前記第1の基準信号パターンを定義する;
    前記第1グループのユーザデバイスに対して前記第1の基準信号を送信させるコードと;
    を含む、
    請求項75に記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  80. 前記第1の基準信号パターンは、さらに第1の基準信号密度に基づき
    さらに、前記コンピュータに、少なくとも1つのシステムパラメータにしたがって前記第1の基準信号密度を選択させるコードを含む、請求項79に記載のコンピュータプログラム
  81. 前記少なくとも1つのシステムパラメータは、チャネル条件を備える、請求項80に記載のコンピュータプログラム
  82. 前記チャネル条件は、前記チャネルの時間選択性である、請求項81に記載のコンピュータプログラム
  83. 前記チャネル条件は、前記チャネルの周波数選択性である、請求項81に記載のコンピュータプログラム
  84. 通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
    第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、複数のグループのユーザデバイス特有の共通基準信号を選択する手段と、前記複数のグループは、前記第1グループを含み、前記第1の基準信号は前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し、前記共通基準信号は第2の基準信号パターンを有し、前記第2の基準信号パターンは前記第1の基準信号パターンとは異なる
    前記第1の基準信号と前記共通の基準信号を送信する手段と;
    を備える装置。
  85. ユーザデバイス特有の第2の基準信号を選択する手段と、前記第2の基準信号を送信する手段と、をさらに含む請求項84に記載の装置。
  86. 前記第1グループのユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第1の基準信号をプレコードする手段、をさらに含む請求項84に記載の装置。
  87. 前記ユーザデバイスと関連づけられたデータ方向に沿って前記第2の基準信号をプレコードする手段、をさらに含む請求項85に記載の装置。
  88. 無線ネットワークにおける無線通信のためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータに、第1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号を、ユーザデバイスにおいて受信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記ユーザデバイス特有の第2の基準信号を、前記ユーザデバイスにおいて受信させるためのコードと、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し、前記第2の記受信信号は、前記ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第2の基準信号パターンを有し、前記第2の基準信号パターンは前記第1の基準信号パターンとは異なる、
    コンピュータに、少なくとも前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出させるためのコードと、
    を含む、
    コンピュータプログラム
  89. 通信システムにおいて使用するための装置であって、前記装置は、
    1グループのユーザデバイス特有の第1の基準信号と、ユーザデバイス特有の第2の基準信号とを受信する手段と、前記第1の基準信号は、前記第1グループの各ユーザデバイスの送信モードに少なくとも一部基づく第1の基準信号パターンを有し、前記第2の記受信信号は第2の基準信号パターンを有し、前記第2の基準信号パターンは前記第1の基準信号パターンとは異なる、
    少なくとも前記第1の基準信号と前記第2の基準信号とに基づいてチャネル推定値を導出する手段と、
    を備える装置。
  90. 通基準信号を受信する手段と、前記共通基準信号に少なくとも一部基づいて前記チャネル推定値を導出する手段と、をさらに含む請求項89に記載の装置。
  91. データ信号を受信する手段と、前記チャネル推定値に少なくとも一部基づいて前記データ信号を復調する手段と、をさらに含む請求項89に記載の装置。
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