JP5180323B2 - 4つの送信アンテナをもつ開ループ送信ダイバーシティ方式 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明白に組み込まれる、2008年2月8日に出願された「OPEN-LOOP TRANSMIT DIVERSITY SCHEMES WITH FOUR TRANSMIT ANTENNAS」と題する仮出願第61/027,381号の優先権を主張する。
本明細書で説明する例示的で非限定的な態様は、一般にワイヤレス通信システム、方法、コンピュータ・プログラム製品およびデバイスに関し、より詳細には、アンテナ・ダイバーシティを利用するために通信システムにおいて送信シンボルを送信リソースにマッピングするための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、ボイス、データなど様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステム・リソース(たとえば、帯域幅および送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での伝送によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立できる。
Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)は第3世代(3G)携帯電話技術の1つである。UMTS地上無線アクセスネットワーク、略してUTRANは、UMTS無線アクセスネットワークを構成するノードBと無線ネットワークコントローラとの総称である。この通信ネットワークは、リアルタイム回線交換からIPベースパケット交換まで多くのトラフィックタイプを搬送することができる。UTRANは、UE(ユーザ機器)とコアネットワークとの間の接続を可能にする。UTRANは、ノードBと呼ばれる基地局と無線ネットワーク・コントローラ(RNC)とを含む。RNCは1つまたは複数のノードBに制御機能を与える。典型的な実装形態は、複数のノードBにサービスしている中央局に配置された別個のRNCを有するが、ノードBとRNCは同じデバイスとすることができる。ノードBとRNCとが物理的に分離される必要はないということにもかかわらず、それらの間には、Iubとして知られる論理インターフェースがある。RNCおよびその対応するノードBは、無線ネットワーク・サブシステム(RNS)と呼ばれる。UTRANには2つ以上のRNSが存在する場合がある。
3GPP LTE(Long Term Evolution)は、UMTS携帯電話規格を将来の要件に対処するように向上させるためのThird Generation Partnership Project(3GPP)内のプロジェクトに付けられた名前である。目的は、効率性向上、コスト削減、サービス改善、新規のスペクトル機会(spectrum opportunity)の利用、および他のオープンスタンダードとの統合の改良を含む。LTEシステムは、Evolved UTRA(EUTRA)および進化型UTRAN(EUTRAN)規格シリーズに記載されている。
典型的なセルラー無線システムは、いくつかの固定の基地局といくつかの移動局とを含む。各基地局は、セルとして定義される地理的エリアをカバーする。
一般に、基地局と移動局との間に配設された自然および人工物体のために、基地局と移動局との間に非見通し内(NLOS)無線伝搬経路が存在する。結果として、電波は、反射、回折および散乱を受けながら伝搬する。ダウンリンク方向の移動局のアンテナ、またはアップリンク方向の基地局のアンテナに到達する電波は、反射、回折、散乱および位相外れ再結合により生成される個々の波の様々な位相のために強め合う加算および弱め合う加算を受ける。これは、現代のセルラーワイヤレス通信において一般に使用される高い搬送周波数では、差動伝搬遅延の小さい変化が個々の波の位相の大きい変化をもたらすことによる。移動局が移動しているかまたは散乱環境に変化がある場合、複合受信信号の振幅および位相の空間変動は、レイリーフェーディングまたはマルチパス受信に起因する高速フェーディングとして知られる時間変動として現れる。ワイヤレスチャネルの時間的に変化する性質は、所望のビットエラーまたはパケットエラー信頼性を与えるために、非常に高い信号対ノイズ比(SNR)を必要とする。
ダイバーシティ方式は、同じ情報担持信号の複数の減衰されたレプリカを受信機に供給することによって高速フェーディングの効果をなくすために広く使用されている。
ダイバーシティ方式は、一般に、空間、角度、偏波、フィールド、周波数、時間およびマルチパス・ダイバーシティのカテゴリ内に入る。空間ダイバーシティは、複数の送信または受信アンテナを使用することによって達成できる。ダイバーシティ・ブランチ、すなわち、複数のアンテナから送信された信号が、ほとんどまたはまったく相関のないフェーディングを受けるように、複数のアンテナ間の空間分離を選択する。空間ダイバーシティの1つのタイプである送信ダイバーシティは、同じ信号の複数の無相関レプリカを受信機に供給するために複数の送信アンテナを使用する。送信ダイバーシティ方式は、さらに、開ループ送信ダイバーシティ方式と閉ループ送信ダイバーシティ方式とに分けられる。開ループ送信ダイバーシティ手法では、受信機からのフィードバックは不要である。閉ループ送信ダイバーシティの1つのタイプでは、受信機は、送信アンテナの構成を知っており、受信機において受信される信号の電力を最大にするために送信機アンテナにおいて適用すべき位相および振幅調整を計算する。選択送信ダイバーシティ(STD)と呼ばれる閉ループ送信ダイバーシティの別の構成では、受信機は、どの(1つまたは複数の)アンテナを送信に使用すべきかに関するフィードバック情報を送信機に与える。
開ループ送信ダイバーシティ方式の例は、Alamouti(アラモチ)2×1空間時間ダイバーシティ方式である。Alamouti(アラモチ)2×1空間時間ダイバーシティ方式は、2つのタイムスロット(すなわち、空間時間ブロックコード(STBC)送信ダイバーシティ)または2つの周波数サブキャリア(すなわち、空間周波数ブロックコード(SFBC)送信ダイバーシティ)のいずれかを使用して、2つの送信アンテナを使用してAlamouti2×2ブロックコードを送信することを企図する。
Alamouti2×1空間時間ダイバーシティ方式の1つの制限は、この方式が2つの送信アンテナにしか適用できないことである。4つの送信アンテナを使用してデータを送信するために、周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)または時間切替え送信ダイバーシティ(TSTD)をブロックコードと組み合わせる。
組み合わせられたSFBC+FSTD方式とSTBC+TSTD方式の問題は、所与の周波数または時間リソースにおいて、全送信アンテナの一部分、したがって電力増幅器機能の一部分しか送信に使用されないことである。行列中の0でない要素に対する送信電力が増加すると、バースト的な干渉が隣接セルに対して生成され、システム・パフォーマンスが劣化する。一般に、バースト的な干渉は、周波数ホッピングパターンのいくつかの位相が他の位相よりも多くの干渉を招くときに現れる。
LTEでは、4つの送信アンテナがあるとき、PBCH用の開ループ送信方式はSFBC−FSTDであることが決定されている。また、アンテナの組合せは、アンテナ2および3が有するパイロット・トーンの数がアンテナ0および1の半分であることを考慮して、性能のバランスをとるために、{0,2}および{1,3}であることが決定されている。
以下で、開示する態様のいくつかの態様の基本的理解を与えるために簡略化された概要を提示する。この概要は、包括的な概観ではなく、主要なまたは重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、説明する特徴のいくつかの概念を簡略化された形態で提示することである。
1つまたは複数の態様およびその対応する開示に従って、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)復号のための追加のパイロット・トーンを送信するために、(1つまたは複数の)同期チャネルを使用した開ループ送信ダイバーシティにおいて複数のアンテナのバランスのとれた受信信号(RS)密度を与えることに関する様々な態様について説明する。特定の例示的な実装形態では、BPCHパイロット・トーンを送信するための同期チャネル(一次、二次)を利用するために、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)、プリコード周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)またはプリコーディング・ベクトル・スイッチ(PVS)を利用することによってSFBC−FSTD(空間周波数コードブロック/周波数切替え送信ダイバーシティ)の機能を改善する。
一態様では、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信することと、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを検出することによってSFBCベースのPBCHを復号することとによって、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための方法を提供する。
別の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための少なくとも1つのプロセッサを提供する。第1のモジュールは、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信する。第2のモジュールは、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを検出することによってSFBCベースのPBCHを復号する。
追加の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータに、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信させるためのコードの第1のセットを備える。コードの第2のセットは、コンピュータに、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを検出することによってSFBCベースのPBCHを復号させる。
別の追加の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための装置を提供する。異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための手段を提供する。密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを検出することによってSFBCベースのPBCHを復号するための手段を提供する。
さらなる態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための装置を提供する。受信機は、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信する。コンピューティング・プラットフォームは、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを検出することによってSFBCベースのPBCHを復号する。
さらなる一態様では、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信することと、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを送信することによってSFBCベースのPBCHを符号化することとによって、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための方法を提供する。
さらなる別の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための少なくとも1つのプロセッサを提供する。第1のモジュールは、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信する。第2のモジュールは、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから異なる密度のパイロット・トーンを送信することによってSFBCベースのPBCHを符号化する。
さらなる追加の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータに、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信させるためのコードの第1のセットを備える。コードの第2のセットは、コンピュータに、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから異なる密度のパイロット・トーンを送信することによってSFBCベースのPBCHを符号化させる。
さらなる別の追加の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための装置を提供する。異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための手段を提供する。密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから異なる密度のパイロット・トーンを送信することによってSFBCベースのPBCHを符号化するための手段を提供する。
さらなる態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための装置を提供する。送信機は、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信する。コンピューティング・プラットフォームは、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから異なる密度のパイロット・トーンを送信することによってSFBCベースのPBCHを符号化する。
一態様では、基地局から送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)および同期チャネルを受信することと、PBCHのパイロット・トーンおよび同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによってPBCHを復号することとによって、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための方法を提供する。
別の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための少なくとも1つのプロセッサを提供する。第1のモジュールは、基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)および同期チャネルを受信する。第2のモジュールは、PBCHのパイロット・トーンおよび同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによってPBCHを復号する。
追加の態様では、コンピュータ・プログラム製品は物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信する。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータに、基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)および同期チャネルを受信させるためのコードの第1のセットを備え、コンピュータに、PBCHのパイロット・トーンおよび同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによってPBCHを復号させるためのコードの第2のセットを備える。
別の追加の態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための装置を提供する。基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)および同期チャネルを受信するための手段を提供する。PBCHのパイロット・トーンおよび同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによってPBCHを復号するための手段を提供する。
さらなる態様では、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための装置を提供する。受信機は、基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)および同期チャネルを受信する。コンピューティング・プラットフォームは、PBCHのパイロット・トーンおよび同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによってPBCHを復号する。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、いくつかの例示的な態様を詳細に記載し、本態様の原理が使用できる様々な方法のほんのいくつかを示すものである。他の利点および新規の特徴は、図面とともに以下の詳細な説明を検討すると明らかになり、開示する態様は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
本開示の特徴、性質、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載する詳細な説明を読めばより明らかになろう。
物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の強化された符号化および復号を用いる、基地局とユーザ機器(UE)との間の通信システムのブロック図。 空間周波数ブロックコード(SFBC)を使用して符号化/復号するための図。 SFBC−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)(4×2)を使用して符号化/復号するための図。 一態様による多元接続ワイヤレス通信システムのブロック図。 一態様による通信システムのブロック図。 開ループ送信(Tx)ダイバーシティによってBCH復号のために受信信号(RS)と増加したパイロット・トーンとのバランスをとるための方法を示す図。 空間周波数ブロックコード/周波数切替え送信ダイバーシティ(SFBC−FSTD)のための方法の流れ図。 SFBC−FTSTD(SFBC−周波数時間切替え送信ダイバーシティ)のための方法の流れ図。 SFBC−PVS(SFBC−プリコーディング・ベクトル・スイッチ)のための方法の流れ図。 SFBC−PFSTD(SFBC−プリコードFSTD)のための方法の流れ図。 ブロードキャスト・チャネル(BCH)トランスポート・ブロックを送信するための方法のブロック図。 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)ペイロードのための垂直リソース割振りの図。 PBCH BLER(ブロック誤り率)対350km/hトラバースユニット(TU)のジオメトリのプロットを示す図。 PBCH BLER対120km/hトラバースユニット(TU)のジオメトリのプロットを示す図。 PBCH BLER対30km/hトラバースユニット(TU)のジオメトリのプロットを示す図。 PBCH BLER対3km/hトラバースユニット(TU)のジオメトリのプロットを示す図。 開ループ送信(Tx)ダイバーシティによる強化されたPBCH(物理ブロードキャスト・チャネル)符号化のためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体中の手段(モジュール)をもつコンピューティング・プラットフォームを有する基地局のブロック図。 開ループ送信(Tx)ダイバーシティによる強化されたPBCH(物理ブロードキャスト・チャネル)復号のためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体中の手段(モジュール)をもつコンピューティング・プラットフォームを有するユーザ機器(UE)のブロック図。
3GPP LTEでは、4つの送信アンテナがあるとき、PBCH用の開ループ送信方式はSFBC−FSTDとすることができる。また、アンテナの組合せは、アンテナ2および3が有するパイロット・トーンの数がアンテナ0および1の半分であることを考慮して、パフォーマンスのバランスをとるために、{0,2}および{1,3}であることが決定されている。
限定はしないが、SFBC−FSTDとともに以下で詳しく述べる、SFBC−FTSTD、SFBC−PVSおよびSFBC−PFSTDを含む、いくつかの新しい技法を適用することによってSFBC−FSTDのパフォーマンスを改善する機構および技法について本明細書で説明する。LTEの現在の規格では、アンテナ2および3のパイロット・トーンの数がアンテナ0および1のパイロット・トーンの数の半分のみであるように、様々な送信(Tx)アンテナからの受信信号(RS)密度は様々である。したがって、PBCHを復号する際に、より優れたパフォーマンスのために様々なTxアンテナからのRS密度のバランスをとる必要がある。SCH(SSCおよびPSC)のパイロット・トーンを使用することは、この目的を達成する1つの方法であるが、SCHはPVS(またはTSTD)に基づいて送信されるので、SFBC−FSTDは、本質的に、SCHパイロット・トーンをチャネル推定のために利用することができない。
一態様では、同期チャネル(SCH)を使用することによって様々なTxアンテナからの実効パイロット密度のバランスをとる機構および技法について説明する。
これらの方法および機構の態様は、付録Aに記載されている。これらの方法、機構、および技法は、限定はしないが、SFBC−FTSTD(SFBC−周波数時間切替え送信ダイバーシティ)、SFBC−PVS(SFBC−プリコーディング・ベクトル・スイッチ)およびSFBC−PFSTD(SFBC−プリコードFSTD)を含む。
第1の技法によれば、特定のシンボル指定に基づいて異なるアンテナトーン行列を適用する。たとえば、シンボルの第1のグループ(たとえば、偶数シンボル)は第1のアンテナトーン行列を使用することができ、トーンの第2のグループ(たとえば、奇数シンボル)は第2のアンテナトーン行列を使用することができる。このようにして、所定の基準またはグルーピングに応じてシンボルを別様に扱う。シンボル固有のコーディングを実行し、2つ以上のタイプのアンテナトーン行列を採用する。
第2の技法によれば、同期チャネル(たとえば、一次同期チャネル(PSC)、二次同期チャネル(SSC))、および当該のチャネル(たとえば、一次ブロードキャスト・チャネル(PBCH)、物理データ共有チャネル(PDSCH)、または物理制御共有チャネル(PCSCH))に、プリコーディング行列を適用することができる。このようにして、当該のチャネルの受信機は、PSCおよびSSCをチャネル推定の改善のために利用し、それによって、他の2つのアンテナのほぼ半分の基準信号(またはパイロット)密度を有する2つの送信アンテナを有することの影響を低減することができる。一態様では、本明細書で説明するプリコーディング技法は、位相基準としてPSCおよびSSCを効果的に使用する。付録に記載されている技法2および3は、より優れたパフォーマンスを求めて効果的に様々な送信アンテナからの様々な基準信号(RS)密度のバランスをとるために、選択されたコーディング(たとえば、空間周波数ブロックコーディング(SFBC)−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD))の上に適用される様々なプリコーディング行列を使用する。
(SFBC)−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)以外の他のタイプのコーディングの上にプリコーディング行列を適用することができることに留意されたい。複数の送信アンテナにわたって効果的にパイロット密度のバランスをとるために、本明細書で説明する技法を送信機(たとえば、UE(ユーザ端末)における送信機またはノードBにおける送信機)に実装することができることに留意されたい。
一例では、各TTI(送信時間間隔)は、40ミリ秒であり、4つの無線フレームを有する(各フレームが10ミリ秒持続する)。UEは、初期収集を実行するとき、40ミリ秒のTTIの開始を判断するためにブラインド復号を実行する。技法3によれば、TTIにおいて各プリコーディング・ベクトル(たとえば、行列中の列)を特定の無線フレームに割り当てるか、関連付けるか、またはリンクすることができる。このようにして、UEは、特定の無線フレームを決定性様式で判断し、これにより処理時間を減少させることができる。
2つ以上のプリコーディング行列を利用することができることに留意されたい。この場合、UEは、どの行列がプリコーディングのために採用されているのかを判断する必要があることがある。各行列中の各プリコーディング・ベクトルを依然として特定の無線フレームにリンクすることができる(たとえば、各プリコーディング行列中の第1の列(第1のプリコーディング・ベクトル)を第1の無線フレームに割り当てることができる)ことに留意されたい。
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、様々な態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明白であろう。他の例では、これらの態様の説明を円滑にするために、よく知られている構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、サーバ上で実行されるアプリケーションと、そのサーバの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。
「例示的」という単語は、本明細書では、例、事例、または例示の働きをすることを意味するために使用する。「例示的」として本明細書で説明するいかなる態様または設計も、必ずしも他の態様または設計よりも好ましいまたは有利なものと解釈すべきではない。
さらに、標準的なプログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用して、開示する態様を実装するようにコンピュータを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの任意の組合せを生成する方法、装置、または製造品として1つまたは複数のバージョンを実装することができる。本明細書で使用する「製造品」(または代替的に「コンピュータ・プログラム製品」)という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含するものとする。たとえば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ...)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD(登録商標))、デジタル多目的ディスク(DVD(登録商標))...)、スマートカード、およびフラッシュメモリ(登録商標)デバイス(たとえば、カード、スティック)を含むことができるが、これらに限定されない。さらに、電子メールを送信および受信する際またはインターネットもしくはローカルエリア・ネットワーク(LAN)などのネットワークにアクセスする際に使用される搬送波など、搬送波を使用して、コンピュータ可読電子データを搬送することができることを諒解されたい。もちろん、開示する態様の範囲から逸脱することなく、この構成に対して多数の改変を行うことができることを当業者ならば認識するであろう。
様々な態様を、いくつかの構成要素やモジュールなどを含むシステムに関して提示する。様々なシステムは、追加の構成要素やモジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じる構成要素やモジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。本明細書で開示する様々な態様は、タッチスクリーン・ディスプレイ技術および/またはマウスおよびキーボード・タイプ・インターフェースを利用するデバイスを含む、電気デバイス上で実行できる。そのようなデバイスの例には、コンピュータ(デスクトップおよびモバイル)、スマートフォン、携帯情報端末(PDA)、および有線とワイヤレスの両方の他の電子デバイスがある。
最初に図1を参照すると、進化型基本ノード(eNB)102として示される基地局の通信システム100は、無線(OTA)リンク104を介してユーザ機器(UE)106と通信する。特に、eNB102は、通信セッションをセットアップするための情報を共有するために、ダウンリンク(DL)108を利用して、物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)112を介して情報をセル110全体にブロードキャストする。eNB102はまた、UE106がDL108のタイミングを検出するために使用する同期チャネル(一次PSCおよび二次SSC)を送信する。
有利には、eNB102は、開ループ送信ダイバーシティ構成要素116を有することによってフェーディング・チャネル114を克服するのを支援し、開ループ送信ダイバーシティ構成要素116は、例示的な態様では、UE106の複数の受信アンテナ(Rx)120によって受信されるための複数のTxアンテナ118を利用して、空間周波数ブロックコード(SFBC)符号化を実行することができ、さらに周波数空間時間ダイバーシティ(FSTD)を実行することができる。BPCHを復号するためのさらなる強化は、UE106のPBCH復号構成要素124による良好な受信(たとえば、より低いブロック誤り率)のためにTxアンテナ118をより多く利用するRS電力バランシング構成要素122によってサポートされる。
さらなる態様では、UE106は、ただ1つの送信アンテナ136を使用するeNB134から同期チャネル(PSCH、SCH)130および物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)132を受信することにおいて、より良いチャネル推定を達成することができる。特に、復号パフォーマンスを高めるために、PBCHのパイロット・トーン138に加えて(1つまたは複数の)同期チャネル130のパイロット・トーン138を使用することができる。特に、送信アンテナが1つの状況では、複数の送信アンテナのためのプリコーディングは不要である。
図2を特に参照すると、eNB102およびUE106は、1つのコードが「...s」である、200で示す空間周波数ブロックコード(SFBC)(2×2)を採用し、2つのアンテナ「Txアンテナ1」および「Txアンテナ2」は、周波数領域においてAlamouti(アラモチ)コードを使用して、UE106における2つのRxアンテナ1、2 120に送信する。コードのレートは1である(すなわち、2つのシンボルが2つのサブキャリア上で送信される)。2つのサブキャリアにわたるチャネルが一定である場合、Alamoutiコードの仮想チャネルは直交する。したがって、線形受信機はML(最尤)パフォーマンスを与える。
図3を特に参照すると、eNB102およびUE106は、周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)と組み合わせられたSFBCを採用することができる。eNB102における4つの送信(Tx)アンテナ118とUE106における2つの受信機(Rx)アンテナとの例示的なセットでは、300に示すように、サブキャリアが周波数領域においてインターリーブしているAlamoutiコードを使用する。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上での伝送によって1つまたは複数の基地局と通信する。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力、多入力単出力、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立できる。
MIMOシステムは、データ伝送用の複数(N)個の送信アンテナおよび複数(N)個の受信アンテナを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるN個の独立チャネルに分解でき、ここで、N≦min{N,N}である。N個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与えることができる。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク伝送が同一周波数領域上で行われるので、相反定理による逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を取り出すことが可能になる。
図4を参照すると、一態様による多元接続ワイヤレス通信システムが示されている。例示的な実装形態では進化型基本ノード(eNB)とすることができるアクセスポイント450(AP)は、複数のアンテナグループを含み、あるグループは454と456とを含み、別のグループは458と460とを含み、追加のグループは462と464とを含む。図4では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用できる。ユーザ機器(UE)とも呼ばれるアクセス端末(AT)466は、アンテナ462および464と通信中であり、アンテナ462および464は、順方向リンク470上でアクセス端末466に情報を送信し、逆方向リンク468上でアクセス端末466から情報を受信する。アクセス端末472はアンテナ456および458と通信中であり、アンテナ456および458は、順方向リンク476上でアクセス端末472に情報を送信し、逆方向リンク474上でアクセス端末472から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク468、470、474および476は、通信のための異なる周波数を使用することができる。たとえば、順方向リンク470は、逆方向リンク468によって使用される周波数とは異なる周波数を使用することができる。アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するために設計されたエリアは、しばしば、アクセスポイント450のセクタと呼ばれる。本態様では、アンテナグループはそれぞれ、アクセスポイント450によってカバーされるエリアのセクタ内でアクセス端末466、472に通信するように設計される。
順方向リンク470および476上の通信では、アクセスポイント450の送信アンテナは、異なるアクセス端末466および474に対して順方向リンクの信号対ノイズ比を改善するためにビームフォーミングを利用する。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセスポイント450は、端末との通信に使用される固定局とすることができ、アクセスポイント、ノードB、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。アクセス端末466、472は、ユーザ機器(UE)、ワイヤレス通信デバイス、端末、アクセス端末または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
図5は、MIMOシステム500における送信機システム510(アクセスポイントとしても知られる)および受信機システム550(アクセス端末としても知られる)の態様のブロック図である。送信機システム510において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース512から送信(TX)データプロセッサ514に供給される。
一態様では、各データストリームは、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータプロセッサ514は、コード化データを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定のコーディング方式に基づいて各データストリームのトラフィックデータをフォーマットし、コーディングし、インターリーブする。
各データストリームのコード化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化される。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される、知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムで使用される。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータとコード化データは、変調シンボルを与えるために、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)される。各データストリームのデータレート、コーディング、および変調は、プロセッサ530によって実行される命令によって決定される。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ520に供給され、TX MIMOプロセッサ520はさらに(たとえば、OFDMの場合)その変調シンボルを処理する。次いで、TX MIMOプロセッサ520は、N個の変調シンボルストリームをN個の送信機(TMTR)522a〜522tに供給する。いくつかの実装形態では、TX MIMOプロセッサ520は、データストリームのシンボルと、シンボルが送信されているアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機522は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給する。次いで、送信機522a〜522tからのN個の変調信号は、それぞれ、N個のアンテナ524a〜524tから送信される。
受信機システム550において、送信された変調信号はN個のアンテナ552a〜552rによって受信され、各アンテナ552からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)554a〜554rに供給される。各受信機554は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
次いで、RXデータプロセッサ560は、特定の受信機処理技法に基づいてN個の受信機554からN個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、N個の「検出」シンボルストリームを供給する。次いで、RXデータプロセッサ560は、各検出シンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームに対するトラフィックデータを回復する。RXデータプロセッサ560による処理は、送信機システム510におけるTX MIMOプロセッサ520およびTXデータプロセッサ514によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ570は、どのプリコーディング行列(以下で論じる)を使用すべきかを定期的に判断する。プロセッサ570は、行列インデックス部とランク値部とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々な種類の情報を備えることができる。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース536からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ538によって処理され、変調器580によって変調され、送信機554a〜554rによって調整され、送信機システム510に戻される。
送信機システム510において、受信機システム550からの変調信号は、アンテナ524によって受信され、受信機522によって調整され、復調器540によって復調され、受信機システム550によって送信された逆方向リンクメッセージを抽出するためにRXデータプロセッサ542によって処理される。次いで、プロセッサ530は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
一態様では、論理チャネルは、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備える。ページング制御チャネル(PCCH)は、ページング情報を転送するDLチャネルである。マルチキャスト制御チャネル(MCCH)は、1つまたは複数のMTCHについてのマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)のスケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイントツーマルチポイントDLチャネルである。概して、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:古いMCCH+MSCH)を受信するUEによって使用されるだけである。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報を転送するための1つのUEに専用のポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備える。さらに、トラフィックデータを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を備える。
一態様では、トランスポート・チャネルは、DLとULとに分類される。DLトランスポート・チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)と、ダウンリンク共有データチャネル(DL−SDCH)と、UE節電(DRXサイクルがネットワークによってUEに示される)をサポートするためのページング・チャネル(PCH)とを備え、これらのチャネルは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネル用に使用できるPHYリソースにマッピングされる。ULトランスポート・チャネルは、ランダムアクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データチャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
DL PHYチャネルは、共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当てチャネル(SUACH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、DL物理共有データチャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、負荷インジケータ・チャネル(LICH)を備える。UL PHYチャネルは、物理ランダムアクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、肯定応答チャネル(ACKCH)、アンテナサブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データチャネル(UL−PSDCH)、ブロードバンド・パイロット・チャネル(BPICH)を備える。
一態様では、シングルキャリア波形の(所与の時間に、チャネルが周波数において連続するまたは一様に離間される)PAR特性を低いまま保つチャネル構造を提供する。
本文書では、以下の略語を適用する。
3GPP Third Generation Partnership Project(第3世代提携プロジェクト)
AIS 自動識別システム
AM 確認型モード
AMD 確認型モードデータ
ARQ Automatic Repeat Request(自動繰り返し要求)
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャスト・チャネル
BLER ブロック誤り率
C− 制御−
CCCH 共通制御チャネル
CCH 制御チャネル
CCTrCH コード化複合トランスポート・チャネル
CDI チャネル方向情報
CP 巡回プレフィックス
CRC 巡回冗長検査
CTCH 共通トラフィック・チャネル
DCCH 専用制御チャネル
DCH 専用チャネル
DL ダウンリンク
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル
DSCH ダウンリンク共有チャネル
DTCH 専用トラフィック・チャネル
FACH 順方向リンクアクセスチャネル
FDD 周波数分割複信
FSTD 周波数切替え送信ダイバーシティ
FTSTD 周波数時間切替え送信ダイバーシティ
HFN ハイパーフレーム番号
i.i.d. 独立同分布
L1 Layer1(物理層)
L2 Layer2(データリンク層)
L3 Layer3(ネットワーク層)
LI 長さインジケータ
LSB 最下位ビット
LTE Long Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス
MBSFN マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル
MCE MBMS調整エンティティ
MCH マルチキャスト・チャネル
MIMO 多入力多出力
MRW 移動受信ウィンドウ
MSB 最上位ビット
MSCH MBMSポイントツーマルチポイント・スケジューリング・チャネル
MTCH MBMSポイントツーマルチポイント・トラフィック・チャネル
OFDM 直交周波数分割多重
PBCH 物理ブロードキャスト・チャネル
PCCH ページング制御チャネル
PCH ページング・チャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PDU プロトコル・データユニット
PFSTD プリコード周波数切替え送信ダイバーシティ
PHY 物理層
PhyCH 物理チャネル
PSC 一次同期チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PVS プリコーディング・ベクトル・スイッチ
QoS サービス品質
RACH ランダムアクセス・チャネル
RLC 無線リンク制御
RRC 無線リソース制御
RS 受信信号
RX 受信
SCH 同期チャネル
SAP サービス・アクセスポイント
SFBC 空間周波数ブロックコード
SSC 二次同期チャネル
SDU サービスデータユニット
SHCCH 共有チャネル制御チャネル
SN シーケンス番号
SUFI スーパーフィールド
TCH トラフィック・チャネル
TDD 時分割複信
TFI 伝送形式インジケータ
TM 透過型モード
TMD 透過型モードデータ
TTI 送信時間間隔
TX 送信
U− ユーザ−
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UM 確認なしモード
UMB Ultra Mobile Broadband
UMD 確認なしモードデータ
UMTS Universal Mobile Telecommunications System(ユニバーサル・モバイル通信システム)
UTRA UMTS地上波無線アクセス
UTRAN UMTS地上無線アクセスネットワーク
VTSTD 仮想時間切替え送信ダイバーシティ
WWAN ワイヤレス・ワイドエリア・ネットワーク
図6では、方法600は、SFBC−FTSTD(周波数時間切替え送信ダイバーシティ)、SFBC−PVS(プリコーディング・ベクトル・スイッチ)およびSFBC−PFSTD(プリコード周波数切替え送信ダイバーシティ)のうちの少なくとも1つをも実行することによって、空間周波数ブロックコード/周波数切替え送信ダイバーシティ(SFBC−FSTD)のパフォーマンスの改善を与える。LTEの現在の規格では、アンテナ2および3のパイロット・トーンの数がアンテナ0および1のパイロット・トーンの数の半分のみであるように、様々なTxアンテナからのRS密度は様々である。したがって、PBCHを復号する際に、より優れたパフォーマンスのために様々なTxアンテナからのRS密度のバランスをとることが有利である。SCH(SSCおよびPSC)のパイロット・トーンを使用することは、この目的を達成する1つの方法であるが、SCHはPVS(またはTSTD)に基づいて送信されるので、SFBC−FSTDは、本質的に、SCHパイロット・トーンをチャネル推定のために利用することができない。
SFBC−PVSおよびSFBC−PFSTD(プリコードFSTD)の動機付けは、SCHのパイロット・トーンを利用することによってアンテナ2および3のチャネル推定パフォーマンスを改善することである。シミュレーション結果は、SFBC−PFSTDが、SSCのみを使用することによるSFBC−FSTDに比較して約1dBのパフォーマンス利得を与えることを示す。SFBC−PFSTDの開示する例示的な態様は、SCHに使用するプリコーディング行列またはプリコーディング行列のセットを指定することを提供する。
図6を引き続き参照すると、進化型基地局(eNB)602として示す送信エンティティは、複数の送信(Tx)アンテナにわたる空間周波数ブロックコード(SFBC)によって開ループ送信ダイバーシティを実行する(ブロック604)。本明細書の態様に一致する、2つまたは6つなどの他の数の送信アンテナを採用することができるが、例示的な実装形態では、4つの送信アンテナを採用する。SFBCの符号化は、Alamoutiコードの使用を伴う。
周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を採用することによって、フェーディング・チャネル606に対して追加のパフォーマンスを達成する(ブロック608)。特に、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)を採用することによって、周波数だけでなく時間においてもダイバーシティを達成する(ブロック610)。
一態様では、Txアンテナのサブセットは、PBCHのパイロット・トーンを異なる密度で送信することができる。様々なPBCHパイロット・トーン密度を有する、Txアンテナの受信ペアのRSのバランスをとるために、Txアンテナの全送信電力が他方のTxアンテナの全送信電力に一致するように、それらのそれぞれの送信アンテナを密度に反比例して調整する(ブロック612)。
別の態様では、異なるパイロット・トーン密度の2つのアンテナ間のバランスをとり、または1つのTxアンテナでも感受性を高めるために、PBCHのパイロット・トーンに加えて1つまたは複数の同期チャネルのパイロット・トーンを使用してPBCHを復号する(ブロック614)。たとえば、プリコーディング・ベクトル・スイッチ(PVS)は、SFBCのパフォーマンスを向上させることができる。例示的な手法では、一次および二次同期チャネル(PSC、SSC)をプリコーディング行列でプリコードするとき、UE616として示す受信エンティティにおける復号を単純化するために、同じプリコーディングをBPCHパイロット・トーンに使用することができる。特に例示的な態様では、PBCHと(1つまたは複数の)同期チャネル(SCH)との両方のパイロット・トーンを利用するために、ブロック618においてプリコーディングをFSTDと組み合わせる。
それによって、UE616は、開ループ送信ダイバーシティによってバランスがとれ、強化された受信信号(RS)の恩恵を被ることができる。特に、RSのバランスをとるために、(1つまたは複数の)同期チャネル・パイロット・トーンを使用することによってPBCH復号パフォーマンスを高める(ブロック620)。特定の態様では、SCHがプリコードされる複数のTxアンテナについて、同じプリコード行列にアクセスすることによってPBCHとSCHの両方の復号を行う(ブロック622)。
Txアンテナが様々な密度のパイロット・トーンを使用する別の態様では、RSのバランスをとるために、送信電力をこの密度に反比例して調整する(ブロック624)。
追加の態様では、フェーディング・チャネル606において受信パフォーマンスを高めるために、周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のマッピングを参照して復号する(ブロック626)。特に、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のマッピングによって時間ダイバーシティを採用する(ブロック628)。それによって、複数のアンテナのSFBCのPBCH検出属性を高める(ブロック630)。
図7では、方法700はSFBC−FSTDを示す。ブロック702では、インデックス({0,1}、{4,5}、{8,9}、...)をもつトーンのペアについて考え、送信アンテナ0および2のみを活動化し、SFBCを使用することによって2×2MIMOチャネルを介して信号を送信する。一方、ブロック704において、インデックス({2,3}、{6,7}、{10,11}、...)をもつトーンのペアについて、送信アンテナ1および3を使用可能にし、ブロック706において、SFBCを適用して、2×2MIMOチャネルを介してデータを送信する。各送信アンテナの半数のトーンのみがデータを搬送する(ブロック708)ので、以下で説明するように、アンテナごとの電力制約を満たしながら、使用可能なトーンの送信電力は2倍になる。トーンにわたるこのアンテナ切替えが、従来の2×2SFBCベースの送信に比較して空間および周波数ダイバーシティ利得のオーダーを増加させる(ブロック710)。
Figure 0005180323
各行は送信アンテナを示し、列はトーンにマッピングされる(ブロック712)。上記のパターンを、すべてのトーンにわたって繰り返す(ブロック714)。
図8では、SFBC−FTSTD(SFBC−周波数時間切替え送信ダイバーシティ)のための方法800を使用してSFBC−FTSDに対する第1の強化を実現することができる。偶数インデックス(0、2、4、...)をもつOFDMシンボルの場合、アンテナ・グルーピングが{0,2}および{1,3}である従来のSFBC−FSTDを適用する(ブロック802)。奇数インデックス(1、3、5、...)をもつOFDMシンボルの場合、TSTD利得(すなわち、時間とともにアンテナを切り替えることからのダイバーシティ利得)を誘起するために、アンテナ・グルーピングを{0,3}および{1,2}に変更する(ブロック804)。
偶数インデックス(0、2、4、...)をもつOFDMシンボル:
Figure 0005180323
奇数インデックス(1、3、5、...)をもつOFDMシンボル:
Figure 0005180323
図9では、SFBC−PVS(SFBC−プリコーディング・ベクトル・スイッチ)のための方法900は、SFBCおよびPVSによってSFBC−FTSDを強化する。PVSはVTSTD(仮想時間切替え送信ダイバーシティ)とも呼ばれ、VTSTDは、プリコーディング行列
Figure 0005180323
をもつTSTDである。40msのTTIにおける第1および第3のプリアンブルでは、送信アンテナ0および2を使用可能にし、2×2SFBCを適用する(ブロック902)。送信アンテナを最大電力で十分に利用するために、送信の前に乗算される上記のプリコーディング行列の援助によって、送信信号があらゆる送信アンテナに一様に分散されるので、各活動化されたアンテナの割り振られた送信電力は、アンテナごとの電力制約の2倍になる(ブロック904)。第2および第4のプリアンブルでは、同様に送信アンテナ1および3に2×2SFBCを適用する(ブロック906)。
SCH(SSCおよびPSC)は、PVSを使用することによって送信されるので、この手法により、SSCおよびPSCのパイロット・トーンを利用してチャネル推定損失を低減することが実行可能になる(ブロック908)。特に、送信アンテナ2および3は他の2つのアンテナのパイロット・トーンよりも少ない数のパイロット・トーンを有するので、送信アンテナ2および3を援助することが有用である。したがって、第1および第3のプリアンブルではアンテナ2上でSCHを送信し、第2および第4のプリアンブルではアンテナ3上でSCHを送信する場合、SCHパイロット・トーンを利用して、アンテナ2および3のチャネル推定パフォーマンスを向上させることができる。以下のシミュレーション結果において、これらの態様を完全に分析する。
図10に、SFBC−PFSTD(SFBC−プリコードFSTD)のための方法1000を与える。SSCおよびPSCパイロット・トーンを利用してチャネル推定パフォーマンスを向上させることができるように、この方式は、SFBC−FSTDにPVSを適用することと等価である。
SFBC−FSTDを実行する(ブロック1002)ことに加えて、送信の前にプリコーディング行列
Figure 0005180323
を乗算する(ブロック1004)。SCHに使用されるプリコーディング・ベクトルからPの列ベクトルを構成する(ブロック1006)。(プリアンブルとミッドアンブルにわたって)5msごとに、あらかじめ定義された順序でSCHプリコーディング・ベクトルを変更する(ブロック1008)。SCHが、各プリアンブルにおいてプリコーディング・ベクトルとしてPの第3または第4の列のみを選択する場合、SCHのパイロット・トーンはアンテナ2または3の追加のパイロット・トーンと等価になり、それをチャネル推定に利用する(ブロック1010)。同時に、DBCHが同じくSFBC−PFSTDに基づく場合、DBCHは、SCHからのアンテナ0および1の追加のパイロット・トーンの恩恵を被る(ブロック1012)。
図11に、BCHトランスポート・ブロック1110を送信するための方法1100を示す。レート・マッチングを含むチャネル・コーディングを実行する(ブロック1120)。1130に示すように、ビット数を4つのサブフレームに収まる数に一致させる。ブロック1140において、物理チャネル上で送信すべきコードワードの各々のコード化ビットのスクランブルを実行する。ブロック1150において、複素数値変調シンボルを生成するためにビットの変調を実行する。ブロック1160において、詳細には4つのサブフレームプリアンブル1172〜1178の1つである、1つまたは複数の送信層1170上で複素数値変調シンボルのマッピングを実行する。上述のように、送信がさらに、アンテナポート上での送信のための各層に対する複素数値変調シンボルのプリコーディング、リソース要素への各アンテナポートの複素数値変調シンボルのマッピング、および各アンテナポートに対する複素数値時間領域OFDM信号の生成を伴うことを諒解されたい。特に、SCHのプリコーディング・ベクトルの順序を、PBCH符号化RV番号にリンクするか、または40msの期間をRSに採用する場合、RS期間にリンクすることができる。この場合、PBCHブラインド復号のための仮定の数は同じままである。
SCHに対して複数のプリコーディング行列が可能である場合、UEは候補からプリコーディング行列をブラインド検出することができる。共通パイロットはすべてのチャネルによって使用されることになっており、共通パイロットの一部は非プリコーディング送信方式に基づく可能性があるので、RSに対するプリコーディングは不可能である。送信機においてRSがプリコーディング行列Pによって乗算されないとき、受信機はRS観測行列の右辺にPを乗算しなければならない。
いくつかの送信アンテナおよびフレーム境界線がブラインド検出によって発見される実装形態を考える。SCHに対するプリコーディング行列があらかじめ決定される場合、PBCHにSFBC−PFSTDを適用することは実行可能である。または、SCHに対して数個の異なるプリコーディング行列が可能である場合、ブラインド検出を使用することによってプリコーディング行列を発見することができる。
シミュレーションセットアップに関して、PBCHペイロードが10msの無線フレームごとにプリアンブルサブフレーム上でのみ送信されると仮定する。プリアンブルの第4、第5、第8、および第9のOFDMシンボル中の全リソース要素はPBCHペイロードに使用される。第6および第7のOFDMシンボルはSSCおよびPSCに使用されることに留意されたい。利用可能なとき、様々なチャネル推定オプション、すなわちRSのみ、RS+SSC、およびRS+PSCを評価する。図12に、1200で示すPBCHペイロードのトーンマッピングを示す。
表1に、次のような送信機、チャネル、および受信機構成に基づくリンクスループットシミュレーションのための数秘学およびリソース割振りを記載する。4×2アンテナ構成、3GPP TS36.211に規定されたRS構造、物理チャネルおよび変調、V1.0、帯域限定ホワイト干渉およびノイズ、1.25MHz BW−無相関TU−3km/h、30km/h、120km/h、350km/h、RSに基づくチャネル推定−1msのサブフレームにわたる時間平均、信号検出−LMMSE、TTI−40ms、ペイロードサイズ−60情報ビット、およびトラフィック対パイロットPSD比:0dB(トラフィック/パイロット電力スペクトル密度(PSD)に対する複数のアンテナの合計PSD)
Figure 0005180323
シミュレーション結果を図13〜図16に示す。特に、図13に1300で示す350km/h、図14に1400で示す120km/h、図15に1500で示す30km/h、および図16に1600で示す、不完全なチャネル推定をもつ3km/hのTUチャネルにおける様々なSFBCベースのダイバーシティ方式の間のブロック誤り率(BLER)パフォーマンスの比較を与える。以下の観測および考察が得られる。
第1に、RS+SSCを用いるSFBC−PFSTDは、RSを用いるSFBC−FSTDを約1dB上回り、クリーンPSCをも利用することによって、さらに約0.5dBの利得が達成される。この利得は、基本的に、SSCまたはPSCからのパイロット・トーンの数の増加によるものであり、パイロット・トーンの数の不足のために、アンテナ0および1よりも不十分な推定パフォーマンスを受けるであろうアンテナ2および3のチャネル推定を助ける。
第2に、SFBC−FTSTDのBLERは、SFBC−FSTDのBLERにほぼ等しい。コヒーレンス帯域幅が4つの連続するトーンの帯域幅よりも大きいと仮定すると、SFBC−FSTDは、2×4チャネル行列から形成されるすべてのチャネル利得のMRC合成を行う。したがって、時間によるアンテナ・グルーピングの変化は、理論的にはダイバーシティオーダーを増加させない。実際には、アンテナ・グルーピングを変化させる何らかの利点を生じる可能性のある、4つの連続するトーンの帯域幅にわたる何らかの変動があるが、非常に低いコードレート(約1/32)が2つの方式間のギャップをほぼ完全になくすように見える。より高いコードレートを考える場合、SFBC−FTSTDは、SFBC−FSTDに勝る約0.5dBのパフォーマンス利得を与えることが予想される。
第3に、RSを用いるSFBC−PVSは、SFBC−FSTDよりもはるかに悪く実行するだけである。しかしながら、RSにSSCを加えることは、非常に低いSNR状況においてSFBC−PVSがSFBC−FSTDを上回り、そのBLERは、6dBよりも大きいSNRではSFBC−FSTDよりも高い、著しい改善を与えることが示されている。PSCの利用は、さらにパフォーマンスを約0.5〜1.0dB改善する。
上記の利益によって、開示するSFBCベースの送信ダイバーシティ方式が、SFBC−FSTDのみよりも優れたパフォーマンスを達成するために、例示的な4つのアンテナなど、複数のアンテナを強化することができることを諒解されたい。SFBC−FSTD信号にプリコーディング行列を乗算するSFBC−PFSTDは、アンテナ0および1の半数のパイロット・トーンのみを有するアンテナ2および3のチャネル推定パフォーマンスを向上させるために、SSCおよびPSCのパイロット・トーンを利用する可能性を開く。シミュレーション結果は、SFBC−PFSTDが、それぞれ、SSCおよびSSC+PSCを利用することによって、SFBC−FSTDを約1および1.5dB上回ることを示す。SFBC−PFTSTDを実装するために、プリコーディング行列は各UEに知られていなければならず、これは、何らかのブラインド検出を使用することによって達成できる。
図17では、ユーザ機器(UE)1700は、コンピュータに物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信させるためのコードのセットなどの手段を与えるコンピューティング・プラットフォーム1702を有する。特に、コンピューティング・プラットフォーム1702は、コンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリ)1704を含み、コンピュータ可読記憶媒体1704は、(1つまたは複数の)プロセッサ1712によって実行される複数のモジュール(たとえば、電子構成要素または論理回路)1706、1708を記憶し、プロセッサ1712はまた、eNB(図18)と通信するための送信機/受信機構成要素1714を制御する。特に、モジュール1706は、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するために設けられる。モジュール1708は、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの異なる密度のパイロット・トーンを検出することによってSFBCベースのPBCHを復号するために設けられる。
図18では、進化型基本ノード(eNB)1800は、コンピュータに物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信させるためのコードのセットなどの手段を与えるコンピューティング・プラットフォーム1802を有する。特に、コンピューティング・プラットフォーム1802は、コンピュータ可読記憶媒体(たとえば、メモリ)1804を含み、コンピュータ可読記憶媒体1804は、(1つまたは複数の)プロセッサ1312によって実行される複数のモジュール(たとえば、電子構成要素または論理回路)1806、1808を記憶し、プロセッサ1312はまた、UE(図12)と通信するための送信機/受信機構成要素1814を制御する。特に、モジュール1806は、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するために設けられる。モジュール(たとえば、モジュール、コードのセット)1808は、密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから異なる密度のパイロット・トーンを送信することによってSFBCベースのPBCHを符号化するために設けられる。
情報および信号は様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表すことができることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表すことができる。
さらに、本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装できることを当業者なら諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、手段、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するかソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装することができるが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じると解釈すべきではない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装できる。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶するか、またはコンピュータ可読媒体上で送信できる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、あるいは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、もしくは命令またはデータ構造の形の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用でき、汎用または専用コンピュータあるいは汎用または専用プロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続も正しくはコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、手段、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行できる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械とすることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せとして、たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装できる。
本明細書で開示した実施形態に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施するか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施するか、またはその2つの組合せで実施することができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に常駐することができる。ASICはユーザ端末内に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することもできる。
開示した実施形態の上記の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供したものである。これらの実施形態への様々な修正は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用できる。したがって、本開示は、本明細書で示した実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与られるべきである。
上記で説明した例示的なシステムに鑑みて、開示した主題に従って実装できる方法について、いくつかの流れ図を参照しながら説明した。説明を簡単にするために、方法を一連のブロックとして図示および説明したが、いくつかのブロックは本明細書で図示および説明したブロックとは異なる順序で、および/または他のブロックと同時に、行うことができるので、主張する主題はブロックの順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。さらに、本明細書に記載の方法を実装するために、図示したすべてのブロックが必要とされるわけではない。さらに、本明細書で開示した方法は、そのような方法をコンピュータに移送および転送することを可能にするために製造品に記憶することが可能であることをさらに諒解されたい。本明細書で使用する製造品という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包含するものとする。
全体的または部分的に、参照により本明細書に組み込まれると言われる任意の特許、公報、または他の開示資料は、その組み込まれる資料が本開示で説明した既存の定義、記述、または他の開示資料と競合しない限り、本明細書に組み込まれることを諒解されたい。したがって、必要な限り、本明細書で明示的に説明した開示は、参照により本明細書に組み込まれる任意の競合する資料に取って代わる。参照により本明細書に組み込まれると言われるが、本明細書で説明した既存の定義、記述、または他の開示資料と競合する、いかなる資料またはその部分も、その組み込まれる資料と既存の開示資料との間に競合が生じない限り、組み込まれる。
以下に本件出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための方法であって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信することと、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号することと、
を備える方法。
[2] 異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を受信することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[3] 第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを受信することであって、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを受信することであって、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することと、
によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナのペアに対してSFBC−FSTDを実行することをさらに備える、[2]に記載の方法。
[4] 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することをさらに備える、[3]に記載の方法。
[5] 同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とのパイロット・トーンを検出することによって各送信アンテナの増加した送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[6] 前記同期チャネルのためのプリコーディング行列にアクセスすることと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記SFBCベース物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを復号することと、
をさらに備える、[5]に記載の方法。
[7] 一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からのパイロット・トーンを復号することをさらに備える、[5]に記載の方法。
[8] 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナのペアに対してSFBC−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行することをさらに備える、[5]に記載の方法。
[9] 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされたFSTD符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して復号することと、
によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナのペアに対してSFBC−プリコーディング周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行することをさらに備える、[5]に記載の方法。
[10] 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して復号することをさらに備える、[9]に記載の方法。
[11] 周波数領域中でアラモチ(Alamouti)コードを使用してSFBCを復号することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[12] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための少なくとも1つのプロセッサであって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための第1のモジュールと、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するための第2のモジュールと、
を備えるプロセッサ。
[13] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
コンピュータに、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信させるためのコードの第1のセットと、
前記コンピュータに、前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号させるためのコードの第2のセットと、
を備えるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[14] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための装置であって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための手段と、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するための手段と、
を備える装置。
[15] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための装置であって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための受信機と、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するためのコンピューティング・プラットフォームと、
を備える装置。
[16] 前記受信機が、異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を受信することにさらに関する、[15]に記載の装置。
[17] 前記受信機が、
第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを受信することであって、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを受信することであって、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
によって、4つの送信アンテナからSFBC−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行するための受信アンテナのペアを備え、
前記コンピューティング・プラットフォームが、FSTDのためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することにさらに関する、[16]に記載の装置。
[18] 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することにさらに関する、[17]に記載の装置。
[19] 前記コンピューティング・プラットフォームが、同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とのパイロット・トーンを検出することによって各送信アンテナの増加した送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号することにさらに関する、[15]に記載の装置。
[20] 前記同期チャネルのためのプリコーディング行列にアクセスすることと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記SFBCベース物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを復号することと、
をさらに備える、[19]に記載の装置。
[21] 一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からのパイロット・トーンを復号するための前記コンピューティング・プラットフォームをさらに備える、[19]に記載の装置。
[22] 前記受信機が受信アンテナのペアを備え、前記コンピューティング・プラットフォームが、
同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナの前記ペアに対してSFBC−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行することに関する、[19]に記載の装置。
[23] 前記受信機が受信アンテナのペアを備え、前記コンピューティング・プラットフォームが、
同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされたFSTD符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して復号することと、
によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナの前記ペアに対してSFBC−プリコーディング周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行することにさらに関する、[19]に記載の装置。
[24] 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して復号することにさらに関する、[23]に記載の装置。
[25] 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数領域中でアラモチ(Alamouti)コードを使用してSFBCを復号することにさらに関する、[15]に記載の装置。
[26] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための方法であって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信することと、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化することと、
を備える方法。
[27] 異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信される前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を送信することをさらに備える、[26]に記載の方法。
[28] 第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを送信することであって、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、送信することと、
その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを送信することであって、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、送信することと、
FSTDのためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することと、
によって、4つの送信アンテナから受信アンテナのペアに対してSFBC−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行することをさらに備える、[27]に記載の方法。
[29] 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することをさらに備える、[28]に記載の方法。
[30] 前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とともに検出のための同期チャネルのパイロット・トーンを送信することによって、復号するための前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化することをさらに備える、[26]に記載の方法。
[31] プリコーディング行列にアクセスすることと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記SFBCベース物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを符号化することと、
をさらに備える、[30]に記載の方法。
[32] 一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からの符号化パイロット・トーンをさらに備える、[30]に記載の方法。
[33] 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することと、
によって、4つの送信アンテナからSFBC−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行することをさらに備える、[30]に記載の方法。
[34] 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされたFSTD符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、
前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することと、
周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して符号化することと、
によって、4つの送信アンテナから受信アンテナのペアに対してSFBC−プリコーディング周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行することをさらに備える、[30]に記載の方法。
[35] 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して符号化することをさらに備える、[34]に記載の方法。
[36] 周波数領域中でアルモチ(Alamouti)コードを使用してSFBCを符号化することをさらに備える、[26]に記載の方法。
[37] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための少なくとも1つのプロセッサであって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための第1のモジュールと、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化するための第2のモジュールと、
を備えるプロセッサ。
[38] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
コンピュータに、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信させるためのコードの第1のセットと、
前記コンピュータに、前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化させるためのコードの第2のセットと、
を備えるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[39]物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための装置であって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための手段と、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化するための手段と、
を備える装置。
[40] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための装置であって、
異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を送信するための送信機と、
前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化するためのコンピューティング・プラットフォームと、
を備える装置。
[41] 前記送信機が、異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信される前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を送信することにさらに関する、[40]に記載の装置。
[42] 受信アンテナのペアに対してSFBC−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行するための4つの送信アンテナをさらに備え、
前記送信機が、第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを送信することにさらに関し、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信し、
前記送信機が、その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを送信することにさらに関し、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信し、
前記コンピューティング・プラットフォームが、FSTDのためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することにさらに関する、[41]に記載の装置。
[43] 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することにさらに関する、[42]に記載の装置。
[44] 前記コンピューティング・プラットフォームが、前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とともに検出のための同期チャネルのパイロット・トーンを送信することによって、復号するための前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化することにさらに関する、[40]に記載の装置。
[45] 前記コンピューティング・プラットフォームがプリコーディング行列にアクセスすることと、前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを符号化することとにさらに関する、[44]に記載の装置。
[46] 前記コンピューティング・プラットフォームが、一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からのパイロット・トーンを符号化することにさらに関する、[44]に記載の装置。
[47] SFBC−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行するための4つの送信アンテナをさらに備え、
前記コンピューティング・プラットフォームが、同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することとにさらに関する[44]に記載の装置。
[48] 2つの受信アンテナのペアに対してSFBC−周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行するための4つの送信アンテナをさらに備え、
前記コンピューティング・プラットフォームが、同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされたFSTD符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することと、周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して符号化することとにさらに関する[44]に記載の装置。
[49] 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して符号化することにさらに関する、[48]に記載の装置。
[50] 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数領域中でアラモチ(Alamouti)コードを使用してSFBCを符号化することにさらに関する、[40]に記載の装置。
[51] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための方法であって、
基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))および同期チャネルを受信することと、
前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンおよび前記同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによって前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号することと、
を備える方法。
[52] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための少なくとも1つのプロセッサであって、
基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))および同期チャネルを受信するための第1のモジュールと、
前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンおよび前記同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによって前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するための第2のモジュールと、
を備えるプロセッサ。
[53] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
コンピュータに、基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))および同期チャネルを受信させるためのコードの第1のセットと、
前記コンピュータに、前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンおよび前記同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによって前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号させるためのコードの第2のセットと
を備えるコンピュータ可読記憶媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[54] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための装置であって、
基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))および同期チャネルを受信するための手段と、
前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンおよび前記同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによって前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するための手段と、
を備える装置。
[55] 物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))を受信するための装置であって、
基地局から送信された物理ブロードキャスト・チャネル(物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH))および同期チャネルを受信するための受信機と、
前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンおよび前記同期チャネルのパイロット・トーンを検出することによって前記物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するためのコンピューティング・プラットフォームと、
を備える装置。

Claims (46)

  1. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための方法であって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信することと、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)の物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号することと、
    異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を受信することと、
    を備える方法。
  2. 第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを受信することであって、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
    その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを受信することであって、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
    周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することと、
    によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナのペアに対して空間周波数ブロックコード(SFBC)−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  3. 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  4. 同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)の物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とのパイロット・トーンを検出することによって各送信アンテナの増加した送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記同期チャネルのためのプリコーディング行列にアクセスすることと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを復号することと、
    をさらに備える、請求項に記載の方法。
  6. 一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からのパイロット・トーンを復号することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  7. 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
    によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナのペアに対してSFBC−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  8. 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
    周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用してパイロット・トーンを復号することと、
    によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナのペアに対してSFBC−プリコーディング周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  9. 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して復号することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 周波数領域中でアラモチ(Alamouti)コードを使用して前記空間周波数ブロックコード(SFBC)を復号することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  11. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための少なくとも1つのプロセッサであって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信し、異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を受信するための第1のモジュールと、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するための第2のモジュールと、
    を備えるプロセッサ。
  12. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するためにプロセッサによって実行される命令を格納したコンピュータ可読媒体であって、
    前記命令が
    コンピュータに、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信させるためのコードの第1のセットと、
    前記コンピュータに、前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号させるためのコードの第2のセットと
    異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を前記コンピュータに受信させるための第3のセットと、
    から構成されるコンピュータ可読記憶媒体。
  13. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための装置であって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための手段と、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するための手段と
    異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を受信する為の手段と、
    を備える装置。
  14. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための装置であって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信された物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を受信するための受信機であって、異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を受信するための受信機と、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号するためのコンピューティング・プラットフォームと、
    を備える装置。
  15. 第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを受信することであって、前記第3の送信アンテナが前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと、
    その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを受信することであって、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、受信することと
    によって、前記受信機が4つの送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行するための受信アンテナのペアを備え
    前記コンピューティング・プラットフォームが、前記周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号している、請求項14に記載の装置。
  16. 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記受信ペアを復号することにさらに関する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記コンピューティング・プラットフォームが、同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とのパイロット・トーンを検出することによって各送信アンテナの増加した送信電力で送信された、それぞれの送信アンテナからの前記異なる密度のパイロット・トーンを検出することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を復号する、請求項14に記載の装置。
  18. 前記同期チャネルのためのプリコーディング行列にアクセスすることと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを復号することと、
    をさらに備える、請求項17に記載の装置。
  19. 一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からのパイロット・トーンを復号するための前記コンピューティング・プラットフォームをさらに備える、請求項17に記載の装置。
  20. 前記受信機が2つの受信アンテナのペアを備え、前記コンピューティング・プラットフォームが、
    同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
    によって、4つの送信アンテナから2つの受信アンテナの前記ペアに対してSFBC(空間周波数ブロックコード)−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行することに関する、請求項17に記載の装置。
  21. 前記受信機が2つの受信アンテナのペアを備え、
    同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを復号することと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを復号することと、
    周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用してパイロット・トーンを復号することと、
    によって、前記コンピューティング・プラットフォームが4つの送信アンテナから2つの受信アンテナの前記ペアに対して空間周波数ブロックコード(SFBC)−プリコーディング周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行する、請求項19に記載の装置。
  22. 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して復号することにさらに関する、請求項21に記載の装置。
  23. 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数領域中でアラモチ(Alamouti)コードを使用して空間周波数ブロックコード(SFBC)を復号することにさらに関する、請求項14に記載の装置。
  24. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための方法であって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信することと、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化することと、及び
    異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を送信することと、
    を備える方法。
  25. 第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを送信することであって、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、送信することと、
    その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを送信することであって、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信する、送信することと、
    FSTDのためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することと、
    によって、4つの送信アンテナから受信アンテナのペアに対して空間周波数ブロックコード(SFBC)−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  26. 周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とともに検出のための同期チャネルのパイロット・トーンを送信することによって、復号するための前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  28. プリコーディング行列にアクセスすることと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを符号化することと、
    をさらに備える、請求項27に記載の方法。
  29. 一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からの符号化パイロット・トーンをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  30. 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することと、
    によって、4つの送信アンテナからSFBC(空間周波数ブロックコード)−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行することをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  31. 同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、
    前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することと、
    周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用してパイロット・トーンを符号化することと
    によって、4つの送信アンテナから受信アンテナのペアに対して空間周波数ブロックコード(SFBC)−プリコーディング周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行することをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  32. 周波数時間切替え送信ダイバーシ ティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して符号化することをさらに備える、請求項31に記載の方法。
  33. 周波数領域中でアルモチ(Alamouti)コードを使用して空間周波数ブロックコード(SFBC)を符号化することをさらに備える、請求項24に記載の方法。
  34. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための少なくとも1つのプロセッサであって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための第1のモジュールであって、異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を送信するための第1のモジュールと、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化するための第2のモジュールと、
    を備えるプロセッサ。
  35. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するためにプロセッサによって実行される命令を格納したコンピュータ可読媒体であって、前記命令が
    コンピュータに、異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信させるためのコードの第1のセットと、
    前記コンピュータに、前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化させるためのコードの第2のセットと、
    異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を前記コンピュータに送信させるためのコードの第3のセットと、
    から構成されるコンピュータ可読記憶媒体。
  36. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための装置であって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための手段と、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化するための手段と、
    異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を前記コンピュータに送信させるための手段と、
    を備える装置。
  37. 物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための装置であって、
    異なる密度のパイロット・トーンを割り当てられる複数の送信アンテナから空間周波数ブロックコード(SFBC)によって送信される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を送信するための送信機であって、異なる密度のパイロット・トーンを有する別の送信アンテナの全送信電力に一致するように、前記密度のパイロット・トーンごとに反比例して調整される送信利得で送信された前記SFBベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)の分散部分を前記コンピュータに送信させるため送信機と、
    前記密度に対応する各送信アンテナの送信電力で、それぞれの送信アンテナから前記異なる密度のパイロット・トーンを送信することによって前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化するためのコンピューティング・プラットフォームと、
    を備える装置。
  38. 受信アンテナのペアに対してSFBC−周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)を実行するための4つの送信アンテナをさらに備え、
    前記送信機が、第1および第3の送信アンテナから分散信号の第1のペアを送信することにさらに関し、前記第3の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第1のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信し、
    前記送信機が、その後、第2および第4の送信アンテナから分散信号の第2のペアを送信することにさらに関し、前記第4の送信アンテナが、前記電力の2倍の電力で送信される前記第2のアンテナのパイロット・トーンの半数のパイロット・トーンを送信し、
    前記コンピューティング・プラットフォームが、FSTDのためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することにさらに関する、請求項36に記載の装置。
  39. 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して分散信号の前記送信ペアを符号化することにさらに関する、請求項38に記載の装置。
  40. 前記コンピューティング・プラットフォームが、前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)とともに検出のための同期チャネルのパイロット・トーンを送信することによって、復号するための前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)を符号化することにさらに関する、請求項36に記載の装置。
  41. 前記コンピューティング・プラットフォームがプリコーディング行列にアクセスすることと、前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルと前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)との両方の前記パイロット・トーンを符号化することとにさらに関する、請求項40に記載の装置。
  42. 前記コンピューティング・プラットフォームが、一次同期チャネル、二次同期チャネル、および前記空間周波数ブロックコード(SFBC)ベースの物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)からのパイロット・トーンを符号化することにさらに関する、請求項40に記載の装置。
  43. SFBC(空間周波数ブロックコード)−PVS(プリコードベクトル・スイッチ)を実行するための4つの送信アンテナをさらに備え、
    前記コンピューティング・プラットフォームが、同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することとにさらに関する請求項40に記載の装置。
  44. 2つの受信アンテナのペアに対してSFBC(空間周波数ブロックコード)−周波数切替え送信ダイバーシティ(PFSTD)を実行するための4つの送信アンテナをさらに備え、
    前記コンピューティング・プラットフォームが、同期チャネルによって使用されるプリコーディング行列によってプリコードされた周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)符号化物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)のパイロット・トーンを符号化することと、前記プリコーディング行列を使用して前記同期チャネルのパイロット・トーンを符号化することと、周波数切替え送信ダイバーシティ(FSTD)のためのマッピング行列を使用してパイロット・トーンを符号化する請求項40に記載の装置。
  45. 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数時間切替え送信ダイバーシティ(FTSTD)のためのマッピング行列を使用して符号化することにさらに関する、請求項44に記載の装置。
  46. 前記コンピューティング・プラットフォームが、周波数領域中でアラモチ(Alamouti)コードを使用してSFBC(空間周波数ブロックコード)を符号化することにさらに関する、請求項36に記載の装置。
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