JP5419796B2 - 馳締機 - Google Patents

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Description

本発明は、馳締ロールを具備した固定外筐と揺動外筐から構成された馳締機の固定外筐と揺動外筐とを容易且つ迅速に馳締作業が可能な状態に締め付け接合することができる馳締機に関する。
従来より、屋根,壁等の金属製折板建築用板において、下馳部と上馳部が備わっており、並設且つ隣接する折板建築用板の下馳部に上馳部を馳締して折板建築用板同士を接続して屋根,壁等の外囲体を施工することが行われている。この折板建築用板同士の下馳部と上馳部とを重合して、馳締を行うための馳締機が種々存在している。
そして、この種のものとして、特許文献1及び2に開示されたタイプのものが多く存在する。すなわち、固定外筐と揺動外筐から構成される馳締機の接合装置において、その固定外筐にコ字状枠を枢着され、このコ字状枠の前後方向中央に螺子杆と該螺子杆を回転させるためのハンドルが備わったものである。そして、ハンドルを回すことによって、螺子杆も回転し、前記コ字状枠に対して、螺子杆の先端が揺動外筐を固定外筐側に押圧して、固定外筐と揺動外筐とが近接すると共に、固定外筐側の馳締ロールと、揺動外筐の馳締ロールとが近接する構成となっている。このようにして、両方の馳締ロールを近接させて締付状態としたり、離間させて締付解除状態にすることができる。
実願昭53−95527 実願平01−142727
しかし、特許文献1及び2に開示された従来タイプの締付装置では、螺子杆を回転させて締め付けるために、両馳締ロールを近接させて、締付状態とするまでに時間を要し、また螺子杵はコ字状枠の一点にしか支持されていないので、螺子杆を締め付けたときに多少不安定である。さらに、螺子杆を具備する構造では、装置全体の構造が複雑となりがちであり、製作の工程数も多く、高価なものとなる等の問題があった。本発明が解決しようとする課題(技術的課題又は目的)は、折板屋根における馳締連結をするための馳締ロールのセッティングを簡易且つ迅速にできると共に、馳締ロールによる馳締圧力を常時一定にセットすることができるようにして、馳締の仕上がりを均一にすることにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく鋭意、研究を重ねた結果、請求項1の発明を、固定外筐の下部側に複数の受けロールが備えられ且つ上部に支持基部が形成された受け側筐体と、前記固定外筐に筐体連結部を介して枢支連結された可動外筐の下部側に複数の押圧ロールが備えられた押え側筐体と、前記支持基部に長手方向端部が揺動自在に装着され且つ操作杆を有する第1杆部材と、該第1杆部材の長手方向端部に枢支連結される第2杆部材と、長手方向端部一端が該第2杆部材と枢支連結され且つ前記支持基部との枢支連結箇所から長手方向に沿って延長突出部を有する第3杆部材と、バネを介して長さが弾性的に伸縮すると共に弾発力の調整機構を備えた弾性伸縮リンクとからなり、前記第1杆部材と前記第2杆部材との第1枢支連結部は、第1揺動中心部と第2枢支連結部とを結ぶ直線を通過自在とし、前記弾性伸縮リンクは前記第3杆部材の延長突出部の端部と前記可動外筐との間に枢支連結されてなる馳締機としたことにより、上記課題を解決したものである。
請求項2の発明を、請求項1において、前記第1杆部材に具備された操作杆は、第1揺動中心部付近に形成されてなる馳締機としたことにより、上記課題を解決したものである。請求項3の発明を、請求項1又は2において、前記弾性伸縮リンクは、外螺子部を有する軸部が形成された本体連結部と、前記軸部が貫通する貫通孔部を有すると共に前記軸部に沿って移動可能とした可動連結部と、前記軸部に固着されるストッパ部材と、前記軸部が挿通するバネと、前記外螺子に螺合する弾性調整ナットとからなり、前記ストッパ部材にて前記可動連結部の移動範囲が規制されてなる馳締機としたことにより、上記課題を解決したものである。
請求項4の発明を、請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記バネは圧縮コイルバネとしてなる馳締機としたことにより、上記課題を解決したものである。請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記固定外筐と前記可動外筐の下端部にはいずれか一方側には、所定位置にて停止状態を維持する出入部材が具備され、他方側には、前記出入部材が当接する被当接部材が具備されてなる馳締機としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、馳締機の受け側筐体と押え側筐体とを容易且つ迅速に締め付けて接合できる。また、安定した状態で締付ができる。すなわち、支持基部,第1杆部材、第2杆部材,第3杆部材によってリンク機構が構成され、第1杆部材には操作杆を具備し、第3杆部材の延長突出部と可動外筐が弾性伸縮リンクにて連結された構成である。さらに、第1杆部材と第2杆部材との第1枢支連結部は、第1揺動中心部と第2枢支連結部とを結ぶ直線を通過自在とし、前記弾性伸縮リンクは前記第3杆部材の延長突出部の端部と前記可動外筐との間に枢支連結された構成であり、これらによって、第1杆部材と第2杆部材とが一直線状態に並んで配置されたときには、第1杆部材と第2杆部材との枢支連結部の位置は、リンク機構における思案点となる。そして、第1杆部材と第2杆部材との枢支連結部が該思案点を締付側に向かって越えた状態では、縮んだ状態の弾性伸縮リンクには、弾発力が発生し、受け側筐体と押え側筐体との締付が常時一定の圧力で行われ最適な馳締作業状態にすることができる。
請求項2の発明では、第1杆部材に具備された操作杆は、第1揺動中心部付近に形成されたことで、操作杆は最小限の力で操作が可能となる。請求項3の発明では、弾性伸縮リンクは、弾性調整ナットを備えており、該弾性調整ナットによってバネの弾性力を微調整できるようにしたので、受け側筐体と押え側筐体とを近接させるための締付又はその解除作業にかかる力を調整して、作業を行い易い状態にすることができる。或は、締付状態における受ロールと押えロールとの締付力の強弱を調整し、種々の条件に応じて、良好な馳締仕上にすることができる。
また、外螺子部を有する軸部が形成された本体連結部と、前記軸部が貫通する貫通孔部を有すると共に前記軸部に沿って移動可能とした可動連結部とから構成されているので、バネの伸縮も直線状に安定してでき、バネの弾性を正確に調整することが可能となる。請求項4の発明ではバネが圧縮コイルバネのため、安定した弾性力を発生できる。請求項5の発明では、馳締箇所の大きさに合わせた締付作業ができる。
(A)は受ロールと押えロールの締付解除状態の正面図、(B)は(A)の要部を簡略化した正面図、(C)は受ロールと押えロールの締付状態の正面図、(D)は(C)の要部を簡略化した正面図である。 (A)は受ロールと押えロールの締付直前における第1杆部材,第2杆部材,第3杆部材及び弾性伸縮リンクの状態を簡略化した作用図、(B)は第1杆部材と第2杆部材の第1枢支連結部が思案点に位置する状態の要部略示図、(C)は受ロールと押えロールの締付状態における第1杆部材,第2杆部材,第3杆部材及び弾性伸縮リンクの状態を簡略化した作用図である。 (A)は第3杆部材の延長突出部と可動外筐に弾性伸縮リンクが装着された状態の要部構成図、(B)は締付解除状態の弾性伸縮リンクの縦断側面図、(C)は締付状態の弾性伸縮リンクの縦断側面図、(D)は弾性調整ナットによる調整を示す縦断側面図である。 (A)は間隔調整機構を示す一部断面にした要部正面図、(B)は(A)の(ア)部拡大図、(C)は(A)の(イ)部拡大図、(D)は(C)の(ウ)部拡大図である。 (A)は移動枠体を備えた正面図、(B)は走行架台を備えた側面図。 (A)は受け側筐体及び押え側筐体の下面側より見た平面略示図、(B)は(A)のY1−Y1矢視断面図、(C)は(A)のY2−Y2矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明には以下の説明において、前後方向が存在するものであり、この前後方向とは、本発明の馳締機が折板建築用板同士の馳締連結部の形成方向に沿って進行する方向である〔図5(B),図6(A)参照〕。ただし、前後方向における前方及び後方は特に限定されないものであり、いずれか一方を前方とし、他方を後方とする。また、幅方向は、前後方向と直交する方向である〔図5(A),図6(A)等参照〕。まず、本発明の主な構成は、受け側筐体1と押え側筐体2と、前記受け側筐体1と押え側筐体2との締付及び締付解除を行うための開閉機構と、受け側筐体1と押え側筐体2との間隔を調整する間隔調整機構とからなる。
受け側筐体1は、固定外筐11と,複数の受ロール12,12,…とからなる〔図5(A)参照〕。また、押え側筐体2は、可動外筐21と複数の押えロール22,22,…とからなる〔図6(A)参照〕。固定外筐11及び可動外筐21は、前後方向に長手方向となる略直方体形状としたものであり、受け側筐体1の固定外筐11と、押え側筐体2の可動外筐21とは、筐体連結部3にて連結され、該筐体連結部3を介して相互に開閉し、締付及び締付解除を行う。
ここで、本発明における馳締機の締付状態とは、図1(C),(D),図5(A)及び図6等に示すように、前記受け側筐体1と押え側筐体2とを近接させ、これによって受ロール12,12,…に押えロール22,22,…を近接させて馳締作業ができる状態のことである。また、締付解除とは、図1(A),(B)に示すように、受け側筐体1と押え側筐体2とを離間させて、馳締作業状態から折板建築用板9,9の下馳部92と上馳部93による馳締部分から受ロール12,12,…と押えロール22,22,…とを外すことができる状態のことである。
固定外筐11と可動外筐21とは、その幅方向において略平行となるように並設状態としている。前記筐体連結部3は、連結片31と連結ピン32とからなり、連結片31が可動外筐21側に装着され、連結ピン32が固定外筐11側に装着され、連結片31に連結ピン32が枢支連結された構成である〔図2(A),(C),図4等参照〕。
具体的には、固定外筐11と可動外筐21との対向する側面同士において、その上方を前記筐体連結部3にて、揺動中心として下方側が離間する構成となっている(図1参照)。前記固定外筐11の上部には、モータ13が装着され、固定外筐11内部には図示されない歯車機構部が備わっており、受ロール12,12,…がモータ13及び歯車機構部を介して全部の受ロール12,12,…が同一方向に回転駆動する構成となっている。
押え側筐体2の可動外筐21には、押えロール22,22,…が図示されない歯車機構を介して同一方向に回転する構成となっている。また、押え側筐体2側の押えロール22,22,…は、受け側筐体1と押え側筐体2とを締付及び締付解除を行う開閉操作において、その閉じたときの状態で、固定外筐11と可動外筐21との対向する側面部同士が近接し、固定外筐11側と可動外筐21側の歯車同士が噛み合い、モータ13の回転が可動外筐21側の歯車機構に伝達され、押えロール22,22,…が回転する構造となっている。
前記受ロール12,12,…は、図6(A)に示すように、全部で3個装着されている。そして、固定外筐11の前後方向両側に位置する受ロール12,12は、特に案内ロール121,121と称するものであり〔図6(A),(B)参照〕、後述する折板建築用板の馳締しようとする下馳部92と上馳部93を馳締状態に案内しつつ、下馳部92と上馳部93との馳締の初期工程を行う役目をなす。固定外筐11の前後方向中央に位置する受ロール12は、特に馳締仕上げロール122と称するものであり〔図6(A),(C)参照〕、馳締の仕上げの役目をなす。
受ロール12,12,…において前後方向両側の案内ロール121,121は、馳締機が折板建築用板の長手方向に沿って移動する側の移動前方側が使用されるものであり、移動後方側の案内ロール121は使用されないことになる。したがって、馳締機の移動方向が反対になれば、案内ロール121は、その移動方向の前方側が使用され、後方側は使用されないことになる。前記馳締仕上げロール122は、馳締機の前後いずれの方向に移動するときであっても、常に馳締の仕上げを行うものである。
また、押え側筐体2の押えロール22,22,…についても同様で、全部で3個装着されており、可動外筐21の前後方向両側に位置する押えロール22,22は、案内ロール221,221と称するものであり〔図6(A),(B)参照〕、可動外筐21の前後方向中央に位置する押えロール22は馳締仕上げロール222と称するものである〔図6(A),(D)参照〕。特に押えロール22側の馳締仕上げロール222は外径が他のロールよりも、大きく形成され、そのロールの外周先端部分は、受ロール12の馳締仕上げロール122に食い込むように構成されている。
その動作は、前記受ロール12の案内ロール121及び馳締仕上げロール122と共に馳締を行うものである。そして受ロール12の案内ロール121は、押えロール22の案内ロール221に対応して、下馳部92と上馳部93とを馳締仕上げロール122及び222に対して円滑に送りこむと共に良好な馳締が行われ易いようにするものである。また、受ロール12,12,…と押えロール22,22,…との回転方向は相互に反対方向となる。
受け側筐体1と押え側筐体2との締付及び締付解除を行うための開閉機構は、主に、支持基部4,第1杆部材51,第2杆部材52,第3杆部材53及び弾性伸縮リンク6によって構成される。そして、受け側筐体1の固定外筐11の上部には、支持基部4が設けられている〔図1,図5(A)参照〕。さらに、具体的には、前記支持基部4は、固定外筐11の前後方向両側に配置されている〔図5(B)参照〕。該支持基部4は板状部材であり、後述する第1杆部材51及び第3杆部材53が揺動自在に枢支連結される。支持基部4はその大部分が押え側筐体2側の上方に突出するように形成されているが、支持基部4は押え側筐体2には接触するものではない。
第1杆部材51は、操作杆511を有しており、一体的に形成されている。具体的には、第1杆部材51と操作杆511は、略「L」,「レ」又は逆「L」,「レ」字形状をなしており〔図1(A),(B)参照〕、第1杆部材51の長手方向一端側に操作杆511が直角に近い鋭角に屈曲形成されたものである。また、第1杆部材51と操作杆511とは一体形成されるものである。操作杆511は、後述するが、支持基部4に枢支連結された第1杆部材51を揺動動作させる役目をなす。
さらに、操作杆511は、第1杆部材51に対して長尺であり、具体的には第1杆部材51の長手方向長さの約2倍乃至4倍程度の長さであるが、この寸法比率に限定されるものではなく、締付及びその解除作業が容易で且つ作業の邪魔にならないような程度の長さであればよい。また、操作杆511は、第1杆部材51の長手方向一端側から屈曲形成されたものであるが、第1杆部材51の長手方向中間箇所から屈曲形成されるものであってもかまわない。
前記支持基部4に対して、その下部付近で且つ固定外筐11の上面付近となるようにして第1杆部材51の長手方向一端側が枢支連結される。この枢支連結部分を第1揺動中心部P1と称する。また、第1杆部材51と操作杆511との屈曲部分は前記第1揺動中心部P1の位置に一致することが好ましい。前記操作杆511は固定外筐11及び可動外筐21の幅方向における垂直面上を揺動するものであり、操作杆511が水平状から略垂直状に亘って揺動し、水平状に倒置された状態では、可動外筐21の上面に近接する位置になる。第1杆部材51の長手方向他端側には、第2杆部材52の長手方向一端側が枢支連結される。
第2杆部材52は、前記第1杆部材51と長手方向長さが略同一である。この枢支連結部を第1枢支連結部J1と称する。また、第2杆部材52の長手方向他端側に第3杆部材53の長手方向一端側が枢支連結される。この枢支連結部を第2枢支連結部J2と称する。さらに第3杆部材53は、前記第1杆部材51及び第2杆部材52に比較して長手方向が長く形成されたもので、第1杆部材51及び第2杆部材52の長さの約2倍程度の長さである。
その第3杆部材53の長手方向他端が揺動中心となるようにして前記支持基部4に枢支連結される。この枢支連結部を第2揺動中心部P2と称する。また、第3杆部材53において、前記支持基部4との第2揺動中心部P2となる位置からさらに第3杆部材53の長手方向に沿って延長突出部531が形成され、該延長突出部531の端部(先端)に後述する弾性伸縮リンク6が枢支連結され、該弾性伸縮リンク6を介して前記可動外筐21に枢支連結される。前記第1揺動中心部P1及び前記第2揺動中心部P2は、共に支持基部4に備わっており(図1参照)、該支持基部4に対して不動の揺動中心である。
支持基部4と第1杆部材51との第1揺動中心部P1と、支持基部4と第3杆部材53との第2揺動中心部P2とは高さ方向において、第2揺動中心部P2が第1揺動中心部P1よりも上方に位置する(図1参照)。そして、支持基部4,第1杆部材51,第2杆部材52及び第3杆部材53によって4節リンク構造が構成される。前記支持基部4は、第1杆部材51,第2杆部材52及び第3杆部材53に対して不動(固定)リンクとしての役目をなすものである。
図面において、図1(B),(D)及び図2では、第1杆部材51,第2杆部材52及び第3杆部材53を、リンク機構として理解し易いように簡略化して開示されたものである。よって、図1(A)では、受け側筐体1と押え側筐体2とが締付解除された状態であり、図1(B)はリンク機構に置き換えて簡略化したものである。また、図1(C)では、受け側筐体1と押え側筐体2とが締付された状態であり、図1(D)はリンク機構に置き換えたものである。
支持基部4,第1杆部材51,第2杆部材52及び第3杆部材53による4節リンク構造は、第1杆部材51に設けられた操作杆511によって作動する(図1,図2参照)。そして、第1揺動中心部P1を中心として第1杆部材51と第2杆部材52との第1枢支連結部J1の軌跡円Qとし、前記第1杆部材51と第2杆部材52とが直線上に並ぶ状態、すなわち第1揺動中心部P1と第1枢支連結部J1と第2枢支連結部J2とが一直線状に配列された状態における第1揺動中心部P1と第2枢支連結部J2とを結ぶ線を仮想の直線Kとする〔図2(B)参照〕。
そして、前記直線Kと前記軌跡円Qとの交点が、第1杆部材51と第2杆部材52のリンク機構の動作における思案点Nとなる〔図2(B)参照〕。すなわち、第1枢支連結部J1は、前記直線Kに対して通過自在となる4節リンク機構を構成している。そして、第1杆部材51と第2杆部材52との第1枢支連結部J1が、前記思案点Nを基準にして前記思案点Nのいずれの側に移動するかによって、後述するように受け側筐体1の固定外筐11と、押え側筐体2の可動外筐21とが近接、離間するかが決定する(図2参照)。
弾性伸縮リンク6は、図3に示すように、主に本体連結部61と、可動連結部62と、バネ64とから構成される。前記本体連結61は、本体基部611と本体連結側部612,612とから構成され、該本体連結側部612,612には、前記第3杆部材53の延長突出部531の端部(先端)が枢支連結するための枢支孔612aが形成されている。本体連結部61には、軸部613が一体的に形成されており、該軸部613には、外螺子部613aが形成されている。該外螺子部613aには、2個の弾性調整ナット65,65が螺合装着されている。
さらに、可動連結部62では、可動基部621の幅方向両側に可動連結側部622,622が形成されている。可動基部621には挿通孔623が形成され、可動連結側部622,622には可動外筐21と枢支連結するための枢支孔622aが形成されている。そして、前記本体基部611の軸部613の外螺子部613aに2個の押圧弾性調整ナット65,65が螺合され、バネ64が挿通される。
2個の弾性調整ナット65,65は、その一つが軸部613に沿ってバネ64の弾性力を調整する役目をなし、残りは弾性調整ナット65の位置を固定する役目をなす。また、弾性調整ナット65,65とバネ64との間に座金66が装着される。前記バネ64は、圧縮コイルバネが使用される。また、バネ64として使用されるものは、特にコイルバネに限定されるものではなく、弾性伸縮リンク6に使用可能なバネは全て含まれるものである。
可動連結部62の可動基部621に形成された挿通孔623に前記軸部613が挿通され、可動連結部62の可動基部621と、前記弾性調整ナット65,65によって、バネ64の伸縮方向の両端が押さえられる構造となり、弾性力の強弱を調整することができる。たとえば、図3(D)に示すように、締付状態において弾性調整ナット65をΔSだけ移動してバネ64の長さを縮めることで、該バネ64の加圧増加を行い、弾性力を強くなるように調整することができる。可動連結部62は、前記軸部613の軸方向に沿って移動することができるものである。また、可動連結部62は、前記バネ64の弾性力に抗して、弾性調整ナット65,65と共に押さえ込む役目もなしている。
軸部613の軸方向端面には、ストッパ部材63が装着される。該ストッパ部材63は、ストッパ板631と、ビス等の固着具632とからなり、該固着具632によって、ストッパ板631が軸部613の軸方向端面に固着される。ストッパ板631は、円形又は方形状等の板片であり、前記可動連結部62の挿通孔623よりも大きく形成され、可動連結部62が軸部613から外れない構成となっている。弾性伸縮リンク6は、上記の構成によって、本体連結部61に対して、可動連結部62が前記バネ64の伸縮と共に移動する〔図3(B),(C)参照〕。
弾性伸縮リンク6の本体連結部61は、前記第3杆部材53の延長突出部531に枢支連結される〔図3(A)参照〕。この枢支連結部は第1弾性連結部J3と称する。また、弾性伸縮リンク6の可動連結部62は可動外筐21の連結片211に枢支連結される〔図3(A)参照〕。この枢支連結部を第2弾性連結部J4と称する。そして、本発明の馳締機において、受け側筐体1と押え側筐体2とを締付機構を介して締付が解除された状態では、第1弾性連結部J3と第2弾性連結部J4の間隔寸法はLであり、前記バネ64が伸びた状態(略自然長の場合も含む)である〔図2(A),(C)及び図3(B),(C)参照〕。
受け側筐体1と押え側筐体2との締付が行われているときには、第1弾性連結部J3と第2弾性連結部J4との間隔寸法は小さくなり、バネ64は縮むこととなり、そのときの縮み量ΔLによってL−ΔLとなる〔図2(B)及び図3(B),(C)参照〕。その縮み量ΔLによってバネ64には伸長(復元)しようとする弾発力Fが発生する〔図2(C)参照〕。すなわち、馳締機の締付状態においては、可動外筐21は、前記弾性伸縮リンク6によって、常時固定外筐11側に弾性付勢されて、近接状態を維持し、且つ受ロール12,12,…に対して押えロール22,22,…が馳締可能な近接状態を弾性的に維持されるものである。
固定外筐11と可動外筐21の下端部には、図4に示すように、間隔調整具7が装着されている。固定外筐11と可動外筐21のいずれか一方側には出入部材71が具備され、他方側には、被当接部材72が装着されている。出入部材71は、当接ボルト711と、ボルトハウジング712が装着されている。該ボルトハウジング712内には内螺子部712aが形成され、当接ボルト711の外螺子部711aは、ボルトハウジング712の内螺子部712aに螺合し、当接ボルト711がボルトハウジング712に対して軸方向に出入することができるようになっている〔図4(C)参照〕。
また、ボルトハウジング712には、当接ボルト711を固定するためのロック部73が具備されている〔図4(B)参照〕。該ロック部73は、ロックハウジング731と固定ビス732とから構成される。ロックハウジング731は、前記ボルトハウジング712に固着され、前記当接ボルト711の外螺子部711aが挿通することができるようになっている。このようにボルトハウジング712を介して、当接ボルト711が固定外筐11側から可動外筐21側に出入することができるものである。
そして、前記当接ボルト711のボルト頭部711bが被当接部材72に当接することによって、本発明における馳締機の固定外筐11と可動外筐21との間隔と共に、受ロール12,12,…と押えロール22,22,…との間隔を調整することができるものである。たとえば、図4(C)に示すように、当接ボルト711を回転させると、ボルト頭部711bは、長さΔXの分量が軸方向に突出し、固定外筐11と可動外筐21との間隔は通常よりもΔXの間隔だけ広くなる〔図4(C),(D)参照〕。また、さらに当接ボルト711を僅かに回転させると微小量Δxだけ間隔が拡がることになる〔図4(D)参照〕。
支持基部4,第1杆部材51,第2杆部材52,第3杆部材53は、固定外筐11の前後方向両側に備わっている。そして前後両方の操作杆511,511には棒軸状のハンドル54が装着され、該ハンドル54の上下操作により両操作杆511,511を上下方向に揺動させることができ、受け側筐体1と押え側筐体2との締付及び解除を行うことができる。さらに、前記受け側筐体1及び押え側筐体2は、走行架台8が具備されている(図5参照)。該走行架台8は、左右両枠部材81,81が略逆「V」 字形状に組み合わさったものである〔図5(A)参照〕。両枠部材81,81には、車輪部材82が備わっており、建築現場において、施工する屋根の折板建築用板9の長手方向に沿って受け側筐体1及び押え側筐体2が移動することができるようになっている。
次に、本発明における馳締機の操作について、説明する。まず、折板建築用板9は、略有底V字形状の主板91の幅方向一端側に下馳部92が形成され、他端側に上馳部93が形成されたものである。馳締機の受け側筐体1と押え側筐体2とは、筐体連結部3を介して開いた状態、すなわち締付解除状態である。このとき、固定外筐11と可動外筐21とは、図1(A),(B)に示すように、略「ハ」字形状に開いた状態であり、受ロール12,12,…と押えロール22,22,…とは離間している。
すなわち、受ロール12,12,…と、押えロール22,22,…との間に、馳締されていない並列配置された折板建築用板9,9における下馳部92と上馳部93とが入り込むことができる状態である。馳締機の締付解除状態において、前記第1杆部材51の操作杆511は、傾斜状態であり、可動外筐21の上面から離間している〔図1(A),(B)参照〕。
そして、受ロール12,12,…と、押えロール22,22,…との間に下馳部92と上馳部93とを入り込ませ、第1杆部材51の傾斜状態にある操作杆511を第1揺動中心部P1を揺動中心として、操作杆511を可動外筐21の上面に近接させ倒置する方向に揺動させると、第1杆部材51が第1揺動中心部P1を揺動中心として揺動し、第1枢支連結部J1が前記思案点Nに近接してゆく。この状態は、図2(A)において、第1枢支連結部J1が思案点Nの左側から右側に移動する状態で示されている。
この第1枢支連結部J1が思案点Nに近接し、該思案点Nを通過する行程で、第2杆部材52と第3杆部材53との第2枢支連結部J2が次第に上方に移動することにより、第3杆部材53は、支持基部4との第2揺動中心部P2を揺動中心として揺動する。そして、第3杆部材53の延長突出部531が前記第2揺動中心部P2を揺動中心として揺動しつつ、前記延長突出部531の端部(先端又は外端)が下がり、弾性伸縮リンク6を介して可動外筐21を前記筐体連結部3を揺動中心にして揺動させて固定外筐11に近接させる。
また、思案点Nを第1枢支連結部J1が通過して、操作杆511が固定外筐11の上面に設けた揺動規制台14に当接すると、操作杆511は略水平状態に停止する〔図1(C),(D)及び図2(C)参照〕。すなわち、揺動規制台14によって、操作杆511の揺動範囲を規制するものであり、締付状態にするために、第1枢支連結部J1が思案点Nを越えて適正な位置で停止させるようにする。このとき、可動外筐21は、固定外筐11に適正な間隔をおいて締付が完了した状態となり、第1弾性連結部J3と第2弾性連結部J4も締付解除状態のときよりも僅かに近接し、バネ64は押圧されて縮み量ΔLだけ縮み、弾発力Fを発生する〔図2(C)参照〕。
この弾発力Fは、延長突出部531の端部(先端又は外端)を上方に弾性的に押し上げようとし、第1揺動中心部P1が締付状態となるように思案点Nを超えた状態〔図1(C)では、第1枢支連結部J1が思案点Nの右側に位置している状態〕に維持することで、締付状態を維持することができる。このような状態で、本発明の馳締機は、折板建築用板9,9の下馳部92と上馳部93との馳締を行い、且つ受ロール12,12,…に対して押えロール22,22,…が弾性伸縮リンク6のバネ64による一定の弾発力Fによって馳締作業が行われるものである。
本発明の構成は、上述したように、第1杆部材51と第2杆部材52との第1枢支連結部J1は、第1杆部材51と第2杆部材52とが一直線状態に並び、この状態で、第1揺動中心部P1と、第2揺動中心部P2とを結ぶ直線Kと、前記第1枢支連結部J1の軌跡円Qとの交点を思案点Nとし、第1枢支連結部J1が思案点Nを通過自在としている。そして、弾性伸縮リンク6は第3杆部材53の延長突出部531の端部と前記可動外筐21との間に枢支連結され、締付状態では、前記弾性伸縮リンク6は縮み、弾性力Fが発生するものである。
11…固定外筐、12…受けロール、2…押え側筐体、21…可動外筐、
511…操作杆、52…第2杆部材、53…第3杆部材、531…延長突出部、
6…弾性伸縮リンク、64…バネ、61…本体連結部、613…軸部、
613a…外螺子部、62…可動連結部、63…ストッパ部材、
64…バネ、65…弾性調整ナット、71…出入部材、72…被当接部材、
K…直線、J1…第1枢支連結部、J2…第2枢支連結部、P1…第1揺動中心部。

Claims (5)

  1. 固定外筐の下部側に複数の受けロールが備えられ且つ上部に支持基部が形成された受け側筐体と、前記固定外筐に筐体連結部を介して枢支連結された可動外筐の下部側に複数の押圧ロールが備えられた押え側筐体と、前記支持基部に長手方向端部が揺動自在に装着され且つ操作杆を有する第1杆部材と、該第1杆部材の長手方向端部に枢支連結される第2杆部材と、長手方向端部一端が該第2杆部材と枢支連結され且つ前記支持基部との枢支連結箇所から長手方向に沿って延長突出部を有する第3杆部材と、バネを介して長さが弾性的に伸縮すると共に弾発力の調整機構を備えた弾性伸縮リンクとからなり、前記第1杆部材と前記第2杆部材との第1枢支連結部は、第1揺動中心部と第2枢支連結部とを結ぶ直線を通過自在とし、前記弾性伸縮リンクは前記第3杆部材の延長突出部の端部と前記可動外筐との間に枢支連結されてなることを特徴とする馳締機。
  2. 請求項1において、前記第1杆部材に具備された操作杆は、第1揺動中心部付近に形成されてなることを特徴とする馳締機。
  3. 請求項1又は2において、前記弾性伸縮リンクは、外螺子部を有する軸部が形成された本体連結部と、前記軸部が貫通する貫通孔部を有すると共に前記軸部に沿って移動可能とした可動連結部と、前記軸部に固着されるストッパ部材と、前記軸部が挿通するバネと、前記外螺子に螺合する弾性調整ナットとからなり、前記ストッパ部材にて前記可動連結部の移動範囲が規制されてなることを特徴とする馳締機。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記バネは圧縮コイルバネとしてなることを特徴とする馳締機。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記固定外筐と前記可動外筐の下端部にはいずれか一方側には、所定位置にて停止状態を維持する出入部材が具備され、他方側には、前記出入部材が当接する被当接部材が具備されてなることを特徴とする馳締機。
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