JP5419170B2 - 投射型表示装置、情報入力方法及びプログラム - Google Patents

投射型表示装置、情報入力方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、パスワード等の秘密情報を入力する投射型表示装置、情報入力方法及びプログラムに関する。
情報端末等を通じてユーザが限定されたサービスの提供を受ける場合や、情報端末をネットワークにログインさせる場合、ユーザは、ユーザ認証を受けるために情報端末等にパスワード等の認証コードを入力する。この認証コードは、他者が容易に判別できないように、様々な文字等の組み合わせから成る複雑なものとする必要がある。
ここで、他者が容易に判別できないような複雑な認証コードを入力する場合、認証コードとして入力できる文字等の数が多い入力装置(フルキーボード等)が必要となる。しかし、例えば、プロジェクタ等の投射型表示装置においては、その機能を発揮させるために必要十分な小型の本体ボタンやリモコンボタン等しか入力手段として装備されておらず、認証コードの入力のためだけにフルキーボードを用意するのは経済的ではない。
そこで、フルキーボードと同様に多くの文字等を入力できるソフトウェアキーボードを画面に表示させ、ユーザが画面上で文字を選択し、入力する方法が考えられる。ソフトウェアキーボードを利用して認証コードを入力させる場合、ユーザが画面上で選択した文字を画面に表示させるのが一般的である。これは、ソフトウェアキーボードは、ハードウェアの入力装置と異なり、文字等を示すボタンの1つ1つが物理的に独立しておらず、ユーザがボタンの選択間違いをすることが多いためである。
この場合、例えば、プレゼンテーション等において、プロジェクタ等を利用して大型のスクリーンに認証コードを入力する画面を表示させていると、認証コードとして選択された文字等がプレゼンテーションの聴衆に見られてしまい、認証コードが漏洩する可能性がある。
そこで、認証コードとして入力した文字が漏洩する可能性を低減するための技術が求められ、例えば、特開2001−166843号公報に開示されている。
特開2001−166843号公報に開示されている技術では、画面に表示されたソフトウェアキーボードから文字等を入力する際に、1文字目を入力し、2文字目を入力すると、1文字目に入力された文字が隠ぺい表示されるというものである。これにより、入力された文字が画面に表示され続けることがなく、パスワードが漏えいする可能性を低減することができる。
しかしながら、上述した技術を利用して、パスワードとして入力された文字を表示され続けないようにしても、ソフトウェアキーボードを利用してパスワードの入力を行う場合、ユーザは、画面に表示された入力対象の文字の中からパスワードとして選択する文字等そのものを画面上で直接的に指し示す必要がある。この場合、文字等を指し示す過程を他者に見られていると、入力した文字等が判別されてしまいパスワードの漏えいは防止できない。
本発明は、文字等の情報を入力する画面を他者に見られていても、入力された情報を他者が容易に判別できない投射型表示装置、情報入力方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
入力対象となる複数の文字を投射表示する表示装置と、前記複数の文字の中からいずれかを選択する入力を受けつける情報入力装置と、を具備する投射型表示装置において、
前記複数の文字を重複することなく順序不同に配置した文字列の中の基準となる基準文字位置からの移動量を入力するための移動量入力手段と、
前記文字列、および、前記基準文字を決定して前記表示装置に表示させ、その後、前記移動量入力手段からの移動量を受けつけると該移動量を示す移動量表示を前記表示装置に行わせる制御手段と、
を有することを特徴とする。
また、入力対象となる複数の文字を投射表示する表示装置と、前記複数の文字の中からいずれかを選択する入力を受けつける情報入力装置と、を具備する投射型表示装置における情報入力方法であって、
前記複数の文字を重複することなく順序不同に配置した文字列、および、前記文字列の中の基準となる基準文字を決定して前記表示装置に表示させる処理と、
前記基準文字位置からの移動量を受けつける処理と、
前記移動量を受けつけると該移動量を示す移動量表示を前記表示装置に行わせる処理とを有する。
また、入力対象となる複数の文字を投射表示する表示装置と、前記複数の文字の中からいずれかを選択する入力を受けつける情報入力装置と、を具備する投射型表示装置に、
前記複数の文字を重複することなく順序不同に配置した文字列、および、前記文字列の中の基準となる基準文字を決定して前記表示装置に表示させる機能と、
前記基準文字位置からの移動量を受けつける機能と、
前記移動量を受けつけると該移動量を示す移動量表示を前記表示装置に行わせる機能とを実現させる。
本発明は以上説明したように構成されているので、文字等の情報を入力する画面を他者に見られていても、入力された情報を他者が容易に判別できず、パスワードの漏えいを防止できる。
本発明の第1の実施の形態を示す図であり、プレゼンテーションシステムの一例を示す図である。 図1に示したプロジェクタの構成を示すブロック図である。 図1および図2に示したプロジェクタ100を上方からみた外観を示す図であり、プロジェクタの設定を行うための移動量入力手段である操作部を説明するための図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードを入力するための画面の一例を示している。 図1および図2に示したプロジェクタにパスワードが入力される際の制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示した記憶部が有している配列テーブルの一構成例を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザからの文字の選択が開始される前の画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが左矢印キーを5回押下した後、確定キーを押下したときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの2桁目の選択が確定されたときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが4桁のパスワードの入力を完了したときの画面を示す図である。 図1および図2に示したプロジェクタにパスワードが入力される際の制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図2に示した記憶部が有している配列テーブルの他の構成例を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが左矢印キーを3回押下したときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが確定キーを押下したときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、再決定された文字列および基準文字が表示されている画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの2桁目の選択が確定されたときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが4桁のパスワードの入力を完了したときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードを入力するための画面の他の例を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの1桁目の選択が確定されたときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、再決定された文字列および基準文字が表示されている画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの2桁目の選択が確定されたときの画面を示す図である。 図2に示した投射部によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの入力が完了したときの画面を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す図であり、プレゼンテーションシステムの一例を示している。
本形態のプレゼンテーションシステムは図1に示すように、投射型表示装置であるプロジェクタ100と、複数のコンピュータ200a〜200nと、スクリーン(不図示)とから構成されている。
プロジェクタ100とコンピュータ200a〜200nとは通信回線1を介して接続されており、コンピュータ200a〜200nからプロジェクタ100へ画像等を送信し、その画像等をプロジェクタ100からスクリーンに投射することができる。
図2は、図1に示したプロジェクタ100の構成を示すブロック図である。
図1に示したプロジェクタ100は、図2に示すように、制御部10と、表示装置である投射部20と、通信IF(インタフェース)部30と、記憶部40と、移動量入力手段および選択確定入力手段である操作部101とを備えている。
図3は、図1および図2に示したプロジェクタ100を上方からみた外観を示す図であり、プロジェクタ100の設定を行うための操作部101を説明するための図である。
説明をわかりやすくするために、操作部101以外は省略している。
図3に示すようにプロジェクタ100の操作部101は、上矢印キー31と、下矢印キー32と、左矢印キー33と、右矢印キー34と、確定キー35とを備えている。
操作部101の使い方としては、例えば、スクリーンに投射されているプロジェクタ100で設定可能な機能一覧から、上記の4つの矢印キー31〜34を押下することにより設定を行いたい機能をユーザが選択し、確定キー35を押下することにより設定を行う機能の確定を行うというようなものがある。
操作部101がユーザから受けつけた選択の内容は、制御信号として制御部10へ送信される。
なお、この操作部101は、通常は、図3に示したようにプロジェクタ100本体に直接置かれ、制御部10と接続されているが、プロジェクタ100本体からの取り外すことも可能である。操作部101をプロジェクタ100の本体から取り外した場合、操作部101は、有線または無線で制御部10と通信可能なリモートコントローラとして使用することができる。
本形態のプレゼンテーションシステムでは、プロジェクタ100とコンピュータ200a〜200nとは通信回線1を介してネットワーク上で接続されている。よって、コンピュータ200a〜200nから送信される画像等をプロジェクタ100で受信するためには、プロジェクタ100をネットワークへログインさせる必要がある。以下に、そのログインをする際に必要なパスワードの入力方法についての概要を説明する。
図4は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードを入力するための画面の一例を示している。
図4に示すようにパスワードを入力するための画面は、ソフトウェアキーボード画面21と、パスワード入力結果表示画面22とを備えている。
ソフトウェアキーボード画面21には、制御部10が決定した0〜9の10個の文字を順序不同に配置した文字列が表示されている。
ユーザは、図3に示した操作部101の左矢印キー33および右矢印キー34を押下することにより文字列の文字の中からパスワードとして入力する文字を選択し、確定キー35を押下することによりパスワードとして選択する文字を確定させる。文字を選択する方法の詳細については、後述する動作フローにおいて説明する。
次に、図1および図2に示したプロジェクタ100の各ブロックの動作について説明する。
制御部10は、プロジェクタ100の動作を制御するものであり、代表的な動作としては以下が挙げられる。
(1)制御部10は、0〜9の10個の文字を順序不同に配置した文字列と、その文字列の中から文字を選択する際の基準位置となる基準文字とを決定する。
(2)制御部10は、決定した文字列と基準文字とを記憶部40に記憶させる。
(3)制御部10は、決定した文字列と基準文字とを投射部20に投射させる。
(4)制御部10は、基準文字からの移動量を示す情報を操作部101を介して受信し、パスワードとして選択された文字を認識する。
投射部20は、制御部10の指示により、ユーザが設定するプロジェクタ100の機能一覧や、ユーザがパスワードを入力するための画面を投射してスクリーンに表示させる。また、コンピュータ200a〜200nから送信される画像等を投射してスクリーンに表示させる。
通信IF部30は、コンピュータ200a〜200nとの通信の仲介を行う。
記憶部40は、制御部10が決定した文字列と基準文字とを自身が有している配列テーブルに記憶する。配列テーブルについては、後述する動作フローで説明する。
以下に、上記のように構成されたプレゼンテーションシステムにおいて、ユーザがプロジェクタ100をネットワークへログインさせるためにパスワード入力を行う場合の動作について説明する。ここでは、一例としてパスワードが4桁の場合について説明することとし、ユーザが入力するパスワードを「0124」とする。
図5は、図1および図2に示したプロジェクタ100にパスワードが入力される際の制御部10の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部10は、0〜9の10個の文字を順序不同に配置した文字列と、その文字列の中からパスワードとして入力する文字を選択する際の基準位置となる基準文字とを決定する(ステップS1)。そして、決定した文字列と基準文字とを記憶部40が有している配列テーブルに記憶させる(ステップS2)。ここでは、制御部10が決定した文字列を「0123456789」とし、基準文字を「5」とする。
図6は、図2に示した記憶部40が有している配列テーブル51の一構成例を示す図である。
図6に示すように配列テーブル51は、位置カラム51aと、表示文字カラム51bと、起点カラム51cとを備えている。
位置カラム51aは、文字列の中における各文字の配置位置を示している。
表示文字カラム51bには、ステップS1において制御部10が決定した文字列に従った文字が書き込まれている。
以下に、位置カラム51aと表示文字カラム51bの対応関係について説明する。
位置カラム51aで「1」に対応する表示文字カラム51bの文字が図4に示したソフトウェアキーボード画面21において、図4を上方から見て最も左に表示される。また、位置カラム51aで「10」に対応する表示文字カラム51bの文字が図4に示したソフトウェアキーボード画面21において、図4を上方から見て最も右に表示される。
例えば、図6において、位置カラム51aで「3」に対応する表示文字カラム51bの文字は「2」なので、「2」は、図4に示したソフトウェアキーボード画面21において、図4を上方から見て左から3番目に表示される。
起点カラム51cには、最初は、ステップS1において制御部10が基準文字として決定した文字が表示文字カラム51bと対応づけて示される。ここでは、ステップS1において制御部10が決定した基準文字が「5」であったので、表示文字カラム51bで「5」に対応する起点カラム51dに基準文字であることを示す「1」が書き込まれている。他の文字に対応する起点カラム51cには、基準文字でないことを示す「0」が書き込まれている。起点カラム51cに書き込まれる「0」および「1」は、パスワードが1桁入力される度に変更される。その変更の動作については後述する。
次に、制御部10は、基準文字をマーカーにより識別した文字列をソフトウェアキーボード画面21として投射部20を介してスクリーンに表示させる。また、制御部10は、パスワードの入力に必要なパスワード入力結果表示画面22も併せて、投射部20を介してスクリーンに表示させる。(ステップS3)。
図7は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザからの文字の選択が開始される前の画面を示している。
図7に示すようにソフトウェアキーボード画面21には、制御部10が決定した基準文字がマーカーにより他の文字と識別されて表示されている。ここでは、ステップS1において制御部10が決定した基準文字が「5」であったので、「5」がマーカーにより識別されている。
次に、ユーザは、マーカーにより識別された基準文字を起点として操作部101の左矢印キー33または右矢印キー34(図3参照)を押下することによりパスワードの1桁目の文字を選択する。ここでは、パスワードの1桁目の文字が「0」であり、基準文字が「5」であるので、ユーザは、左矢印キー33を5回押下する。
ユーザからの左矢印キー33または右矢印キー34の押下を受けつけた操作部101は、押下されたことを示す制御信号を制御部10へ送信する。
操作部101から送信された制御信号を受信した制御部10は、パスワード入力結果表示画面22にアスタリスク「*」を表示させる。このアスタリスク「*」は、左矢印キー33または右矢印キー34が押下された回数分だけ矢印キーの種類に関係なくパスワード入力結果表示画面22に表示される(ステップS4)。
次に、ユーザは、基準文字からパスワードとして選択される文字までの移動量と、アスタリスク「*」の数とが正しいことを確認した上で、操作部101の確定キー35を押下する。
ユーザからの確定キー35の押下を受けつけた操作部101は、確定キー35が押下されたことを示す制御信号を制御部10へ送信する。
操作部101から送信された制御信号を受信した制御部10は、パスワード入力結果表示画面22のアスタリスク「*」の直後に、確定キー35が押下されたことを示す確定マーク「−」を表示させる(ステップS5)。
図8は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが左矢印キー33を5回押下した後、確定キー35を押下したときの画面を示している。図8において、文字列の上の矢印は、文字を選択するイメージを示すためのものであり、実際には表示されない。以下の図面においても同様である。
ユーザは、左矢印キー33を5回押下したため、図8に示すようにパスワード入力結果表示画面22にアスタリスク「*」が5個表示され、その後に確定マーク「−」が表示されている。
次に、制御部10は、ステップS2において記憶部40に記憶させた配列テーブル51の内容を取得する。そして、制御部10は、取得した配列テーブルの内容と、ユーザによって押下された矢印キーの種類および回数とから、選択された文字を認識し、その文字をパスワードの1桁目として記憶部40に記憶させる(ステップS6)。
ここでは、制御部10がステップS2において記憶部40に記憶させた文字列は、図6に示したように、「0123456789」で、基準文字は「5」である。また、ユーザは左矢印キー33を5回押下している。よって、ユーザが選択した文字は、「5」から左へ5回移動したところにある「0」となるため、制御部10は「0」をパスワードの1桁目として記憶部40に記憶させる。
ここまでで、パスワードの1桁目の入力が完了したことになる。
次に、制御部10は、記憶部40に記憶されているパスワードの桁数を確認する(ステップS7)。
ここで、本形態ではパスワードは4桁としている。よって、入力されたパスワードの桁数が4桁未満であった場合、制御部10は、パスワードの1桁目として入力された文字を配列テーブル51の表示文字カラム51bから検索し、対応する起点カラム51cにパスワードの次の桁を入力する際の基準文字であることを示す「1」を書き込む。そして、制御部10は、他の文字に対応する起点カラム51cを基準文字でないことを示す「0」にする。(ステップS8)。
ここでは、ステップS1において制御部10が基準文字として決定したのは「5」であったため、表示文字カラム51bで「5」に対応する起点カラム51cに「1」が書き込まれている。この場合、パスワードの1桁目として「0」が入力されると、制御部10は、表示文字カラム51bで「0」に対応する起点カラム51cに書き込まれた「0」を「1」に置き換え、表示文字カラム51bで「5」に対応する起点カラム51cに書き込まれた「1」を「0」に置き換える。
上述した起点カラム51cの書き換えにより、ステップS1において制御部10が決定した基準文字「5」が「0」に置き換わる。
そして、ステップS4に戻り、制御部10は、ユーザが「0」を起点として操作部101の左矢印キー33および右矢印キー34を押下した回数に応じた数のアスタリスク「*」をパスワード入力結果表示画面22に表示させる。ここでは、パスワードの2桁目は「1」なので、ユーザは、「0」を起点として操作部101の左矢印キー33を1回押下した後、確定キー35を押下する。
図9は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの2桁目の選択が確定されたときの画面を示している。
ユーザは、左矢印キー33を1回押下した後、確定キー35を押下しているので、図9に示すようにパスワード入力結果表示画面22において、1つ目の確定マーク「−」の後にアスタリスク「*」が1個表示され、その後に2つめの確定マーク「−」が表示されている。
以降、同様の動作によりパスワードの3桁目である「2」および4桁目である「4」についても入力が受けつけられる。
一方、ステップS7において、記憶部40に記憶されているパスワードの桁数が4桁となっていた場合、制御部10は、配列テーブル51の表示文字カラム51bおよび起点カラム51cを初期化する(ステップS9)。
図10は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが4桁のパスワードの入力を完了したときの画面を示している。
図10に示すように、パスワード入力結果表示画面22には、4つの確定マーク「−」が表示されている。つまり4桁のパスワードが入力されたことを示している。
このように、第1の実施の形態においては、パスワードの入力状況を表示している投射画面(スクリーン)と、パスワードの入力操作を行う操作部101とが離れている。そのため、パスワードを窃取しようとする者は、スクリーンに投射された画面と、操作部101を利用してパスワードの入力操作を行っている者の手元とを同時に観察し、キー操作を記憶しなければならず、パスワードの窃取は困難である。従って、パスワードについて高い秘匿性を保つことができる。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態では、制御部10が決定した文字列および基準文字は、パスワード入力中に変更されることがなかった。第2の実施の形態では、ユーザがパスワードを1桁入力する度に、制御部10が文字列および基準文字を再度決定し、その再度決定された文字列および基準文字をソフトウェアキーボード画面21に表示させる。そして、ユーザは、新たに表示された文字列および基準文字に基づいて操作部101の左矢印キー33および右矢印キー34を押下することにより次の文字を選択する。
上記以外の例えば、システム構成等については、第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同じである。
以下に第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態と同様に、ユーザがプロジェクタ100をネットワークへログインさせるためにパスワード入力を行う場合の動作について説明する。ここでは、一例としてパスワードが4桁の場合について説明することとし、ユーザが入力するパスワードを「2524」とする。
図11は、図1および図2に示したプロジェクタ100にパスワードが入力される際の制御部10の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部10は、0〜9の10個の文字を順序不同に配置した文字列と、その文字列の中からパスワードとして入力する文字を選択する際の基準位置となる基準文字とを決定する(ステップS51)。そして、決定した文字列と基準文字とを記憶部40が有している配列テーブルに記憶させる(ステップS52)。ここでは、制御部10が決定した文字列を「0123456789」とし、基準文字を「5」とする。
図12は、図2に示した記憶部40が有している配列テーブルの他の構成例を示す図である。
図12に示すように配列テーブル51は、位置カラム51aと、表示文字カラム51bと、基準文字カラム51cとを備えている。
位置カラム51aは、文字列の中における各文字の配置位置を示している。
表示文字カラム51bには、ステップS51において制御部10が決定した文字列に従った文字が書き込まれている。
位置カラム51aと表示文字カラム51bの対応関係は、第1の実施の形態において説明したものと同様である。
基準文字カラム51dは、第1の実施の形態で示した起点カラム51cに代わるものである。上述したように、第2の実施の形態においては、制御部10は、パスワードが1桁入力される度に、文字列と基準文字とを再度決定する。それに伴い、パスワードが1桁入力される度に、表示文字カラム51bと基準文字カラム51dは、初期化され、再度書き込まれる。その初期化および再度の書き込みについては後述する。
次に、制御部10は、基準文字をマーカーにより識別した文字列をソフトウェアキーボード画面21として投射部20を介してスクリーンに表示させる。また、制御部10は、パスワードの入力に必要なパスワード入力結果表示画面22も併せて投射部20を介して表示させる(ステップS53)。
次に、ユーザは、マーカーにより識別された基準文字を起点として操作部101(図3参照)の左矢印キー33または右矢印キー34を押下することによりパスワードの1桁目の文字を選択する。ここでは、パスワードの1桁目の文字が「2」であり、基準文字が「5」であるので、ユーザは、左矢印キー33を3回押下する。
ユーザからの左矢印キー33または右矢印キー34の押下を受けつけた操作部101は、押下されたことを示す制御信号を制御部10へ送信する。
操作部101から送信された制御信号を受信した制御部10は、パスワード入力結果表示画面22にアスタリスク「*」を表示させる。このアスタリスク「*」は、左矢印キー33または右矢印キー34が押下された回数分だけ矢印キーの種類に関係なくパスワード入力結果表示画面22に表示される(ステップS54)。
図13は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが左矢印キー33を3回押下したときの画面を示している。
ユーザは、左矢印キー33を3回押下したため、図13に示すようにパスワード入力結果表示画面22にアスタリスク「*」が3つ表示されている。
次に、ユーザは、基準文字からパスワードとして選択される文字までの移動量と、アスタリスク「*」の数とが正しいことを確認した上で、操作部101の確定キー35を押下する。
ユーザからの確定キー35の押下を受けつけた操作部101は、確定キー35が押下されたことを示す制御信号を制御部10へ送信する。
操作部101から送信された制御信号を受信した制御部10は、パスワード入力結果表示画面22のアスタリスク「*」の直後に、確定キー35が押下されたことを示す確定マーク「−」を表示させる(ステップS55)。
図14は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが確定キー35を押下したときの画面を示している。
ユーザが左矢印キー33を3回押下した後に確定キー35を押下しているため、図14に示すようにパスワード入力結果表示画面22には、3個のアスタリスク「*」の後に確定マーク「−」が表示されている。
次に、制御部10は、ステップS2において記憶部40に記憶させた配列テーブル51の内容を取得する。そして、制御部10は、取得した配列テーブルの内容と、ユーザによって押下された矢印キーの種類および回数とから、選択された文字を認識し、その文字をパスワードの1桁目として記憶部40に記憶させる(ステップS56)。
ここでは、制御部10がステップS2において記憶部40に記憶させた文字列は、図12に示したように、「0123456789」で、基準文字は「5」である。また、ユーザは左矢印キー33を3回押下している。よって、ユーザが選択した文字は、「5」から左へ3回移動したところにある「2」となるため、制御部10は「2」をパスワードの1桁目として記憶部40に記憶させる。
ここまでで、パスワードの1桁目の入力が完了したことになる。
次に、制御部10は、記憶部40に記憶されているパスワードの桁数を確認する(ステップS57)。
ここで、本形態ではパスワードは4桁としている。よって、入力されたパスワードの桁数が4桁未満であった場合、制御部10は、配列テーブル51の表示文字カラム51bおよび基準文字カラム51cを初期化する(ステップS58)。
次に、ステップS51の動作に戻り、制御部10は、再度、0〜9の10個の文字を順序不同に配置した文字列と、その文字列の中から基準文字とを決定する。そして、決定した文字列と基準文字とを記憶部40が有している配列テーブル51に記憶させる。また、基準文字をマーカーによって識別した文字列をソフトウェアキーボード画面21として投射部20を介してスクリーンに表示させる。
図15は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、再決定された文字列および基準文字が表示されている画面を示している。
図15に示すように、ソフトウェアキーボード画面21の文字列は、パスワードの1桁目の選択が行われている状態を示した図13および図14のソフトウェアキーボード画面21と比べて、文字列とマーカーにより識別された基準文字とが異なっている。
次に、ユーザは、新たな基準文字を起点として操作部101の左矢印キー33または右矢印キー34を押下することによりパスワードの2桁目の文字を選択する。ここでは、パスワードの2桁目の文字が「5」であり、基準文字が「9」であるので、ユーザは、右矢印キー34を4回押下した後、確定キー35を押下する。
図16は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの2桁目の選択が確定されたときの画面を示している。
ユーザは、右矢印キー34を4回押下した後、確定キー35を押下しているので、図16に示すようにパスワード入力結果表示画面22において、1つ目の確定マーク「−」の後にアスタリスク「*」が4個表示され、その後にも確定マーク「−」が表示されている。
パスワードの3桁目である「2」および4桁目である「4」の入力についても、上述したステップS51〜S56の動作が繰り返される。
一方、ステップS57において、記憶部40に記憶されているパスワードの桁数が4桁となっていた場合、制御部10は、配列テーブル51の表示文字カラム51bおよび基準文字カラム51cを初期化する(ステップS59)。
図17は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、ユーザが4桁のパスワードの入力を完了したときの画面を示している。
図17に示すように、パスワード入力結果表示画面22には、4つの確定マーク「−」が表示されている。つまり4桁のパスワードが入力されたことを示している。
このように、上述した2つの形態においては、ユーザがパスワードとして選択する文字等を画面上で直接的に指し示さないため、パスワードを入力する画面を他者に見られていても、その他者は、パスワードとして選択された文字を容易に判別できない。
なお、上述した第2の実施の形態においては、パスワードの1文字の入力が完了すると、制御部10は、文字列と基準文字の両方を再度決定したが、両方を再度決定するのではなく、文字列又は基準文字のどちらかのみを再度決定するようにしてもよい。
また、上述した2つの形態において、マーカーにより識別された基準文字が文字列の両端の文字となっていた場合、アスタリスク「*」の数を数えることによりパスワードとして選択された文字が推測されやすくなることも想定されるため、基準文字は、文字列の両端以外の文字から選択されるようにしてもよい。これにより、さらに、パスワードの秘匿性を高めることができる。
また、上述した2つの形態においては、一例として、ユーザがプロジェクタ100をネットワークへログインさせるためにパスワード入力を行う場合について説明したが、本発明は、ネットワークへログインするためのパスワードを入力する場合に限定されることはなく、パスワードを入力することが想定される他の様々な場面に適用できる。
また、上述した第2の実施の形態のように、ユーザがパスワードを1桁入力するたびにソフトウェアキーボード画面21に表示される文字列および基準文字を決定する場合の方がパスワードとして選択された文字と矢印キーを押下する回数との関連性は推測しにくくなり、第1の実施の形態に比べ秘匿性はより高くなる。
また、文字の選択に使用する矢印キーは、1回の文字の入力につき左矢印キー33または右矢印キー34のどちらか1つだけである必要はない。例えば、一旦、右矢印キー34を使用して右方向に移動させた後、連続して左矢印キー33を使用して左方向に移動させることで、選択する文字と矢印キーを押下する回数との関連性は推測しにくくなり、秘匿性はより高くなる。
また、ユーザにより選択されている文字が文字列の右端の文字である状態から、さらに右矢印キー34が押下された場合には、選択されている文字が文字列の左端の文字へ遷移し、また、ユーザにより選択されている文字が文字列の左端の文字である状態から、さらに左矢印キー33が押下された場合に、選択されている文字が文字列の右端の文字へ遷移させることで、選択する文字と矢印キーを押下する回数との関連性は推測しにくくなり、秘匿性はより高くなる。
また、上述した2つの形態では、一例として、ソフトウェアキーボード画面21には0〜9の文字のみが表示されて場合について説明した。しかし、ソフトウェアキーボード画面21に0〜9の文字のみを表示するのではなく、一般的なキーボードと同様に他の多くの文字や記号も表示させることにより、より複雑なパスワードの入力を受け付けることが可能である。
図18は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードを入力するための画面の他の例を示している。
図18に示したような一般的なキーボードと同様の文字数を持つソフトウェアキーボードを利用すれば、ユーザは、パスワードとして多くの文字や記号を入力することが可能である。
以下に、一般的なキーボードと同様の文字数を持つソフトウェアキーボードを利用してパスワードを入力する場合について説明する。
ここでは、一例としてユーザが入力するパスワードを「CAS5」とし、最初の基準文字を「F」とした場合について説明する。
まず、パスワードの1桁目は「C」なので、ユーザは、操作部101の左矢印キー33を3回押下し、確定キー35を押下する。
図19は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの1桁目の選択が確定されたときの画面を示している。
ユーザは、左矢印キー33を3回押下した後、確定キー35を押下しているので、図19に示すようにパスワード入力結果表示画面22において、アスタリスク「*」が3個表示され、その後に確定マーク「−」が表示されている。
パスワードの1桁目の入力が完了すると、制御部10は、文字列と基準文字を再度、決定する。
図20は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、再決定された文字列および基準文字が表示されている画面を示している。
図20に示すようにソフトウェアキーボード画面21の文字列は、パスワードの1桁目の選択が行われている状態を示した図19のソフトウェアキーボード画面21と比べて、文字列とマーカーにより識別された基準文字とが異なっている。
ここでは、基準文字は「X」で、パスワードの2桁目が「A」なので、ユーザは操作部101の上矢印キー31を2回押下し、左矢印キー33を3回押下した後、確定キー35を押下する。
図21は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの2桁目の選択が確定されたときの画面を示している。
ユーザは、上矢印キー31を2回押下し、左矢印キー33を3回押下した後、確定キー35を押下しているので、図21に示すようにパスワード入力結果表示画面22において、1つ目の確定マーク「−」の後にアスタリスク「*」が5個表示され、その後にも確定マーク「−」が表示されている。
以降、同様の動作によりパスワードの3桁目である「S」および4桁目である「5」についても入力が受けつけられる。
ここで、パスワードの桁数が予め決められていない場合、パスワードとして入力する文字等を選択し、確定キーが押下され、確定マーク「−」が表示された状態で、さらに確定キーが押下されることによりパスワードの入力を完了するようにすることも可能である。
図22は、図2に示した投射部20によってスクリーンに投射された画面を示す図であり、パスワードの入力が完了したときの画面を示している。
図22に示すように、確定マーク「−」が表示された状態で、さらに確定キーが押下され、確定マーク「−」が2つ連続して表示されている。これは、パスワードの入力が完了したことを示している。
また、本発明においては、投射型表示装置内の処理は上述の専用のハードウェアにより実現されるもの以外に、その機能を実現するためのプログラムを投射型表示装置にて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを投射型表示装置に読み込ませ、実行するものであっても良い。投射型表示装置にて読取可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、DVD、CDなどの移設可能な記録媒体の他、投射型表示装置に内蔵されたHDDなどを指す。
以上、実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

Claims (6)

  1. 入力対象となる複数の文字を投射する投射部と、前記複数の文字の中からいずれかを選択する入力を受けつける操作部と、を具備する投射型表示装置において、
    前記複数の文字を重複することなく配置した文字列の中の基準となる基準文字位置からの移動量を入力するための移動量入力手段と、
    前記文字列、および、前記基準文字を決定して前記投射部に投射させ、その後、前記移動量入力手段が入力を受けつける毎に前記移動量を前記投射部に投射させる制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記移動量入力手段が受けつけた入力回数を前記移動量として前記投射部に投射させる投射型表示装置。
  2. 請求項1に記載の投射型表示装置において、
    前記文字列、および、前記基準文字位置を記憶する記憶部を有し
    前記制御手段は、前記記憶部から取得した前記文字列および前記基準文字位置と、前記移動量入力手段に入力された前記移動量とから、選択された文字を認識し、その後、新たな前記文字列および前記基準文字を再決定し、該再決定した前記文字列および前記基準文字を前記投射部に投射させることを所定回数繰り返す投射型表示装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の投射型表示装置において、
    前記基準文字位置からの移動量を入力することにより選択された文字の選択確定を入力するための選択確定入力手段を有し
    前記制御手段は、前記選択確定入力手段へ前記選択確定が入力されると、選択された文字の認識を行う投射型表示装置。
  4. 請求項1に記載の投射型表示装置において、
    前記文字列、および、前記基準文字位置を記憶する記憶部と、
    前記基準文字位置からの移動量を入力することにより選択された文字の選択確定を入力するための選択確定入力手段と、を有し
    前記制御手段は、前記選択確定入力手段へ前記選択確定が入力されると、前記記憶部から取得した前記文字列および前記基準文字位置と、前記移動量入力手段から受けつけた移動量とから選択された文字を認識し、その後、前記選択された文字位置を基準文字位置に置き換える投射型表示装置。
  5. 入力対象となる複数の文字を投射する投射部と、前記複数の文字の中からいずれかを選択する入力を受けつける操作部と、を具備する投射型表示装置における情報入力方法であって、
    前記複数の文字を重複することなく配置した文字列、および、前記文字列の中の基準となる基準文字位置を決定して前記投射部に投射させる処理と、
    前記基準文字位置からの移動量を受けつける処理と、
    前記移動量を受けつける毎に前記移動量を前記投射部に投射させる処理とを有し、
    前記移動量を前記投射部に投射させる処理では、前記受けつけられた入力回数を前記移動量として前記投射部に投射させる情報入力方法。
  6. 入力対象となる複数の文字を投射する投射部と、前記複数の文字の中からいずれかを選択する入力を受けつける操作部と、を具備する投射型表示装置に、
    前記複数の文字を重複することなく配置した文字列、および、前記文字列の中の基準となる基準文字位置を決定して前記投射部に投射させる機能と、
    前記基準文字位置からの移動量を受けつける機能と、
    前記移動量を受けつける毎に前記移動量を前記投射部に投射させる機能とを実現させ
    前記前記移動量を前記投射部に投射させる機能では、前記受けつけられた入力回数を前記移動量として前記投射部に投射させるためのプログラム。
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