JP5418013B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来の電子写真方式の画像形成装置では、低印字率の原稿を印刷している場合に数枚〜数十枚に一度、トナーを強制的に一定量排出させるための制御が行われている。現像装置からトナーを定期的に排出させずにいるとトナー搬送スクリュー等によるストレスでトナーが劣化してしまうからである。
具体的には、黒ベタの帯状パッチを感光体上における紙間等の非画像領域に印字することで実現している。
パッチは、通常主走査方向に帯状に印字され、印字率の程度によっては副走査方向への長さが変更されて印字される。印字率の低い原稿を大量に印刷する場合には、一定量のトナーを定期的に排出するため、パッチの副走査方向の長さを大きくとる必要がある。また、パッチは、用紙を分離するための分離爪部分にトナーが付着することを避けるように印字される(特許文献1参照)。
特開平10−149074号公報
しかし、パッチを副走査方向に大きく長くして印字すると、クリーニングブレードやクリーニングブラシによって感光体の表面残留トナーを除去しきれなくなり、クリーニング不良と呼ばれる現象を引き起こす。
つまり、パッチを副走査方向に大きく長くした場合にクリーニング性能が満足せず、短いままではトナー劣化を防止できないといった、トレードオフの状態になる点で問題となる。
本発明の課題は、クリーニング性能を確保しつつ、トナー劣化を防止し得る画像形成装置を提供することである。
本発明によれば、
移動する像担持体の非画像領域に、滑剤が混合されたトナーを強制排出するトナー強制排出用のパッチを形成する画像形成部と、
有色画素のみで構成されるパッチ又は有色画素及び白色画素で構成されるパッチのうち、何れか一方のパッチを前記トナー強制排出用のパッチとして選択し、選択されたパッチを前記画像形成部により前記像担持体の非画像領域に形成する制御部と、を備える画像形成装置であって、
前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチは、有色画素で構成されるパッチ内部に白色画素を含んで構成され
前記制御部は、前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチにおける白色画素の比率分だけ、有色画素を前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチの副走査方向に加算する画像形成装置が提供される。
本発明によれば、トナー強制排出用のパッチに滑剤が多く含まれるため、感光体上でのトナーの滑りを良くすることができクリーニング性能の向上を図ることができる。
トナー量の多いパッチを現像する場合であっても、十分にクリーニングされ得るためクリーニング不良を防止でき、画質劣化を回避することができる。
画像形成装置の全体構成図である。 一般的なトナー強制排出用パッチの全体図である。 画像形成部の全体構成図である。 画像形成装置の機能的構成図である。 トナー強制出力用パッチの印刷処理のフロー図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの概念図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの概念図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの概念図である。 白抜き間引き量の比率分だけ黒色画素をパッチの副走査方向に加算する概念図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの全体図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの全体図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの全体図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの全体図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの全体図である。 白抜きのトナー強制排出用パッチの全体図である。
本実施形態における画像形成装置の構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。
図1に、画像形成装置10の全体構成を示す。
画像形成装置10は、自動原稿搬送部20、スキャナ部30、画像形成部40を備えて構成される。
自動原稿搬送部20は、原稿載置トレイに置かれた原稿Dを一枚ずつ所定の搬送路に搬送する。
スキャナ部30は、搬送される原稿Dに光源を照射し、原稿Dから反射される反射光を受光する。スキャナ部30は、受光した光信号を電気信号(画像データ)に変換し、変換された画像データを画像形成部40に出力する。
画像形成部40は、画像データに基づいて感光体41にトナー像を形成し、形成されたトナー像を用紙Pに転写して定着するまでの一連の画像形成処理を行う。
また、画像形成部40は、画像データを複数の用紙Pに連続して画像形成する場合、感光体41の非画像領域にトナー強制排出用のトナー像(以下、「トナー強制排出用パッチ」又は単に「パッチ」)を感光体41上に形成する。
なお、非画像領域とは、一般には用紙と用紙の間の領域である「紙間」をいう。画像領域ではなく非画像領域(紙間)にパッチを形成することで、生産性の低下を防止している。
図2に、一般的なトナー強制排出用パッチを示す。
トナー強制排出用パッチPT0は、感光体41に形成されるいわゆる黒ベタのトナー像であり、主走査方向に延在する帯状のパッチである。黒ベタのトナー像とは、黒色画素のみで構成されるトナー像である。
なお、本実施形態ではモノクロの画像形成装置を例に挙げて説明しているため、パッチは黒色画素(又は後述する白色画素)のみで構成されるとしているが、カラーの画像形成装置の場合はこれに限られない。カラーの画像形成装置であれば、パッチは、各色毎の感光体に対して各色の画素(有色画素)又は白色画素のみで構成されることになる。
トナー強制排出用パッチPT0は、用紙P1、P2に転写する各トナー像の間の非画像領域(紙間)に形成される。
図1に戻り、給紙部50は、トレイに複数種類の用紙Pを収容しており、所定の搬送路を介して画像形成部40に用紙Pを給紙する。
制御部1は、上述してきた画像形成装置10の各部(20〜50)の動作を統括的に制御する。本実施形態では特に、制御部1が行う画像形成部40の制御について説明する。
図3に、画像形成部40の全体構成を示す。
画像形成部40は、ドラム形状の感光体41の周辺に、帯電装置42、露光装置43、現像装置44、転写装置45、分離装置46、分離爪47、クリーニング装置48等を備えて構成される。
なお、画像形成部40の構成要素から露光装置43を除いて構成される1つのユニットを画像形成ユニットとし、これを独立して交換できるとしてもよい。
帯電装置42は、感光体41の表面を均一に帯電する。
露光装置43は、感光体41の非画像領域(トナー強制排出用パッチの領域は除く)を露光し、露光した部分の電荷を除去することで画像領域に静電潜像を形成する。
現像装置44は、静電潜像にトナーを付着してトナー像を現像する。
トナーの外添処方には滑剤が用いられ、現像装置44はトナーを介して感光体41に滑材を付着させる。滑剤の付着により感光体41の表面電位が下がるため、感光体41の表面ではトナーの滑りがよくなる。
転写装置45は、用紙Pの裏面からトナーとは逆極性の電荷を付加し、静電力により感光体41に付着しているトナー像を用紙Pに転写する。
分離装置46は、用紙Pの裏面から転写時とは逆極性の電荷を付加し、用紙Pと感光体41とを分離する。
分離爪47は、分離装置46による分離処理後も用紙Pと感光体41とが分離しない場合に、感光体41の表面に当接して用紙Pと感光体41とを分離する。
クリーニング装置48は、用紙Pに転写されずに感光体41に付着している残トナーをブラシやブレード等で除去する。
クリーニング装置48は、感光体41に滑剤が多く付着されていれば、残トナーが多い場合でも十分に除去することができる。
制御部1は、画像形成部40の各装置の動作を統括的に制御する。
例えば、制御部1は露光装置43を制御して、印刷対象の静電潜像又はトナー強制排出用の静電潜像を形成する。また、制御部1は現像装置44を制御して、印刷対象のトナー像又はトナー強制排出用パッチを現像する。
図4に、画像形成装置10の機能的構成を示す。
画像形成装置10は、制御部1、記憶部2、印字率カウンタ3、温湿度検出部4、プリンタコントローラ5、スキャナ部30、スキャナ系画像処理部6、メモリ制御部7、画像メモリ8、メモリ制御部9、画像メモリ9a、プリンタ系画像処理部9b、画像形成部40等を備えて構成される。
また、画像形成装置10は、LAN経由で外部PC200と接続される。
なお、画像形成装置10は、自動原稿搬送部20や給紙部50等も備えて構成されているが、ここでの図示は省略する。
制御部1は、図示しないCPU、RAM、ROM等を備えて構成される。
制御部1は、CPUにより、ROM又は記憶部2に記憶されている各種プログラムをRAMに展開し、展開された各種プログラムと協働して画像形成装置10の動作を集中制御する。
記憶部2は、不揮発性メモリ等で構成され、システムプログラム又は各種プログラム等を記憶する。
印字率カウンタ3は、印刷処理されたページ数を累積的にカウントして記憶する。
また、印字率カウンタ3は、印刷処理される1ページ辺りの印字率を算出し、算出された印字率を累積的にカウントして記憶する。
なお、印字率カウンタ3は、画像形成部40に内蔵される構成としてもよい。
温湿度検出部4は、画像形成装置10の内部の温度又は湿度を検出し、検出された温度又は湿度のデータを記憶する。
プリンタコントローラ5は、外部PC200から出力されるPDL(Page Description Language)データをLAN経由で入力する。
プリンタコントローラ5は、入力されたPDLデータを圧縮/伸張処理してメモリ制御部7に出力する。
スキャナ部30は、CCD等の光学系により原稿Dの画像を読み取り、A/D変換等して生成した画像データをスキャナ系画像処理部6に出力する。
スキャナ系画像処理部6は、スキャナ部30から出力された画像データを入力し、入力された画像データに各種画像処理を施してメモリ制御部7又はメモリ制御部9に出力する。
スキャナ系画像処理部6が行う各種画像処理には、シェーディング補正、画像遅延、領域判別、空間フィルタ、変倍、濃度γ変換、傾き補正、誤差拡散、解像度変換等がある。
メモリ制御部7は、スキャナ系画像処理部6から出力された画像データを入力し、入力された画像データを圧縮処理して画像メモリ8に出力する。
また、メモリ制御部7は、画像メモリ8から出力される画像データを入力し、伸張処理してプリンタ系画像処理部9bに出力する。
画像メモリ8は、メモリ制御部7から出力される画像データを入力して記憶する。また、画像メモリ8は、メモリ制御部7に画像データを出力する。
メモリ制御部9は、プリンタコントローラ5又はスキャナ系画像処理部6から出力された画像データを入力し、入力された画像データを圧縮処理して画像メモリ9aに出力する。
また、メモリ制御部9は、画像メモリ9aから出力される画像データを入力し、伸張処理してプリンタ系画像処理部9bに出力する。
画像メモリ9aは、メモリ制御部9から出力される画像データを入力して記憶する。また、画像メモリ9aは、メモリ制御部9に画像データを出力する。
プリンタ系画像処理部9bは、メモリ制御部7、9から出力された画像データを入力し、入力された画像データに各種画像処理を施して画像形成部40に出力する。
プリンタ系画像処理部9bが行う各種画像処理には、セル平均、解像度変換、画像遅延、領域判別、プリンタγ変換、細線化処理、微少変倍、スクリーン処理、印字率カウンタ等がある。
図5を参照して、トナー強制出力用パッチの印刷処理について説明する。
制御部1は、印刷指示があるか否か判断する(ステップS1)。
印刷指示が無い場合(ステップS1;N)、制御部1は、印刷指示があるまで待機する。
印刷指示があった場合(ステップS1;Y)、制御部1は、画像形成装置10の各部を制御することにより印刷処理を行う(ステップS2)。
制御部1は、印字率カウンタ3により、印刷処理されたページ数を累積的にカウントする(ステップS3)。
制御部1は、印字率カウンタ3により、印刷処理された1ページ辺りの印字率を算出し(ステップS4)、算出された印字率を累積的にカウントする(ステップS5)。
制御部1は、印刷ページ数が予め定められた設定枚数よりも大きいか否か判断する(ステップS6)。
印刷ページ数が設定枚数よりも大きくない場合(ステップS6;N)、制御部1は、ステップS1に移行する。
印刷ページ数が設定枚数よりも大きい場合(ステップS6;Y)、制御部1は、累積的にカウントしている印刷ページ数をリセットする(ステップS7)。
制御部1は、累積的にカウントされた印字率(以下、「累積印字率」)が予め定められた設定値よりも大きいか否か判断する(ステップS8)。
なお、累積印字率は、「黒化率」と呼ばれる場合もある。
累積印字率が設定値よりも大きい場合(ステップS8;Y)、制御部1は、非画像領域に形成するパッチとして、一般的なトナー強制排出用パッチ(図2;パッチPT0)を選択する(ステップS9)。
制御部1は、累積印字率に基づいて、トナー強制排出用パッチ(パッチPT0)の副走査方向の長さを決定する(ステップS10)。
ここでは累積印字率が設定値よりも大きいことを前提に(ステップS8;Y参照)、設定値よりも更に大きい場合、一定量のトナーが定期的に排出されていることになるからトナー強制排出用パッチの副走査方向の長さを印字率に応じて短くする。
制御部1は、画像形成部40により、トナー強制排出用パッチを非画像領域である紙間に現像する(ステップS11)。
制御部1は、累積印字率をリセットして(ステップS12)、本処理を終了する。
ステップS8に戻り、累積印字率が設定値よりも大きくない場合(ステップS8;N)、制御部1は、非画像領域に形成するパッチとして、白抜きのトナー強制排出用パッチを選択する(ステップS13)。
図6〜図8を参照して、白抜きのトナー強制排出用パッチについて説明する。
白抜きのトナー強制排出用パッチは、パッチPT0(図2)のような黒色画素のみで構成されるパッチと異なり、パッチ内部に白色画素を含んで構成される。
トナーと混合されている滑剤は感光体41表面の電位差がある部分に付着しやすい特徴を有しており、パッチ内部に白色画素が含まれることで白色部分に滑剤が多く流れ込む。
その結果、感光体41に滑剤が多く付着することになる。
感光体41に滑剤が多く付着することによりトナーが滑り易くなり、クリーニング性能の向上を図ることができる。
以下、白抜きのトナー強制排出用パッチの例を挙げる。
パッチPT1は、本実施形態において最も基本的な白抜きのトナー強制排出用パッチであり、主走査方向の8画素を1つの単位として5画素を黒色、3画素を白色として構成される。なお、8画素のうち6画素を黒色、2画素を白色としてもよい。
6画素を黒色、2画素を白色画素とする構成は、温度又は湿度の環境が現像条件にとって良好な場合に有効である。すなわち、現像条件が良好な場合であればトナーが各画素領域に適正に現像され、2画素の白色画素の領域が十分に確保されるためである。
パッチPT2は、主走査方向の8画素を1つの単位として5画素を黒色、3画素を白色とする場合と6画素を黒色、2画素を白色とする場合とが混合して構成される。
パッチPT3は、主走査方向の8画素を1つの単位として6画素を黒色、2画素を白色とする場合と7画素を黒色、1画素を白色とする場合とが混合して構成される。
なお、白色画素を1画素又は2画素とする構成は、温度や湿度の環境が現像条件にとって良好な場合に有効である。
パッチPT4は、副走査方向の8画素を1つの単位として5画素を黒色、3画素を白色とする場合と6画素を黒色、2画素を白色とする場合とが混合して構成される。
パッチPT5は、副走査方向の8画素を1つの単位として6画素を黒色、2画素を白色とする場合と7画素を黒色、1画素を白色とする場合とが混合して構成される。
パッチPT5は、現像条件が良好な場合に有効である。
パッチPT6は、黒色画素で構成されるパッチ内部に白色画素を格子状に配列して構成される。
パッチPT7は、黒色画素で構成されるパッチ内部に一又は二以上の9画素の白色画素の塊(以下、「孤立部分」)が点在して構成される。
一又は二以上の孤立部分は、9画素でなくとも例えば4画素で構成されるとしてもよい。また、孤立部分が二以上である場合、孤立部分は一定間隔に点在して構成されるとしてもよいし、又はランダムに点在して構成されるとしてもよい。
上記してきた白抜きのトナー強制排出用パッチPT1〜PT7はあくまで一例であり、黒色画素で構成されるパッチ内部に白色画素が配置されて構成されるものであれば上記パッチPT1〜PT7に限定されるものではない。
また、他の例として、黒色画素で構成されるパッチ内部に一定の角度をもたせて白色画素を配置したラインパターンのような構成としてもよい。
図5に戻り、制御部1は、温湿度検出部4により温度又は湿度を検出する(ステップS14)。
制御部1は、検出された温度又は湿度の情報に基づいて、白抜き間引き量を選択する(ステップS15)。
つまり、制御部1は白抜き間引き量が異なる上記の各パッチPT1〜PT7のうち、何れか一のパッチを選択する。
制御部1は、累積印字率に基づいて、トナー強制排出用パッチ(パッチPT1〜PT7)の副走査方向の長さを決定する(ステップS16)。
ここでは累積印字率が設定値よりも小さいことを前提に(ステップS8;N参照)、設定値よりも多少小さい程度の場合(ステップS8参照)、ある程度の量のトナーが定期的に排出されていることになるから副走査方向の長さを多少長くする。
累積印字率が設定値よりもかなり小さい場合、ほとんどトナーが排出されていないことになるから副走査方向の長さをより長くする。
制御部1は、白抜き間引き量の比率分だけ、黒色画素をトナー強制排出用パッチ(PT1〜PT7)の副走査方向に加算する(ステップS17)。
図9に、白抜き間引き量の比率分だけ黒色画素をパッチの副走査方向に加算する概念図を示す。
パッチPT1は、主走査方向の8画素を1つの単位として6画素を黒色、2画素を白色として構成される場合のパッチであり、ステップS13、S15で制御部1により選択されたパッチである。
パッチPT11は、パッチPT1の副走査方向に黒色画素が加算された後のパッチである。副走査方向に加算される黒色画素の長さは、下記式1で示される。
<式1>
(主走査方向における白色画素の比率)×(パッチの副走査方向の長さ)÷(主走査方向における黒色画素の比率)
図9に示すように、パッチPT1の副走査方向の長さが8mmである場合、パッチPT11の副走査方向の長さは、下記式2で示される。
<式2>
8mm+(式1)=8mm+(2/8画素×8mm)/(6/8画素)=10.6mm
図5に戻り、制御部1はステップS17の処理の後ステップS11、S12の処理を行い、本処理を終了する。
図10〜図15に、白抜きのトナー強制排出用パッチの全体構成を示す。
図10に、パッチPT1〜PT3の全体構成を示す。
図10に示すように、パッチPT1〜PT3は、黒色画素で構成されるパッチにおいて、副走査方向に延在する白色画素のスリットが配置されて感光体41に現像される。
図11に、パッチPT4、PT5の全体構成を示す。
図11に示すように、パッチPT4、PT5は、黒色画素で構成されるパッチにおいて、主走査方向に延在する白色画素のスリットが配置されて感光体41に現像される。
図12に、パッチPT6の全体構成を示す。
図12に示すように、パッチPT6は、黒色画素で構成されるパッチにおいて、副走査方向及び主走査方向に延在する白色画素のスリット、つまり格子状の白色画素が配置されて感光体41に現像される。
図13に、パッチPT7の全体構成を示す。
図13に示すように、パッチPT7は、黒色画素で構成されるパッチにおいて、白色画素の塊である孤立部分が点在して感光体41に現像される。
図14に、パッチPT8の全体構成を示す。
図14に示すように、パッチPT8は、黒色画素で構成されるパッチにおいて、副走査方向又は主走査方向と一定の角度をもった白色画素のスリットが配置されて感光体41に現像される。
図15に、パッチPT9の全体構成を示す。
図15に示すように、パッチPT9は、黒色画素で構成されるパッチにおいて、副走査方向又は主走査方向と一定の角度をもった格子状の白色画素が配置されて感光体41に現像される。
以上のように、本実施形態によれば、黒色画素のみで構成されるいわゆる黒ベタのパッチPT0又は白色画素も含むパッチPT1〜PT9のうち、何れか一方を選択してトナーを強制排出することができる。パッチPT1〜PT9を選択することができるため、滑剤を感光体41に十分に付着させることができる。滑剤により感光体41のトナーは滑り易くなるため、クリーニング不良を防止でき、画質劣化を回避し得る。
また、黒色画素に白色画素を含むパッチは、白色画素がスリット状に配置して構成されるパッチPT1〜PT5としてもよい。
また、スリットは、副走査方向又は主走査方向のうち、何れか一方に延びるスリットとしてもよく、更には副走査方向及び主走査方向の両方に延びるスリット、つまり格子状としてもよい。
また、黒色画素に白色画素を含むパッチは、一又は複数の白色画素の塊で構成される孤立部分が点在するパッチPT7としてもよい。
また、孤立部分は、一定間隔に点在するとしてもよい。
また、孤立部分は、不規則に点在するとしてもよい。
また、温湿度検出部4を備えて構成され、温湿度検出部4により検出された温度又は湿度の情報に基づいて、現像条件の良い環境下ではパッチPT1〜PT9の白色画素数を減少させ、現像条件の悪い環境下では白色画素数を増加させることができる。常に一定量の滑剤を感光体41に付着することができるため、クリーニング不良を防止でき、画質劣化を回避し得る。
また、印字率カウンタ3を備えて構成され、印字率カウンタ3によりカウントされた累積印字率の情報に基づいて、黒ベタのパッチPT0又は白色画素も含むパッチPT1〜PT9のうち、何れか一方を選択してトナーを強制排出することができる。具体的には、累積印字率が小さい場合は黒ベタのパッチPT0を選択し、大きい場合は白色画素も含むパッチPT1〜PT9を選択することができる。
また、白色画素も含むパッチPT1〜PT9において、白色画素の比率を算出し、算出された比率分をパッチPT1〜PT9の副走査方向の長さに加算することができる。白色画素分だけトナーが排出されないことを考慮し、常に一定量のトナーを強制排出することができる。
10 画像形成装置
20 自動原稿搬送部
30 スキャナ部
40 画像形成部
41 感光体
42 帯電装置
43 露光装置
44 現像装置
45 転写装置
46 分離装置
47 分離爪
48 クリーニング装置
50 給紙部
1 制御部
2 記憶部
3 印字率カウンタ
4 温湿度検出部
5 プリンタコントローラ
6 スキャナ系画像処理部
7 メモリ制御部
8 画像メモリ
9 メモリ制御部
9a 画像メモリ
9b プリンタ系画像処理部

Claims (9)

  1. 移動する像担持体の非画像領域に、滑剤が混合されたトナーを強制排出するトナー強制排出用のパッチを形成する画像形成部と、
    有色画素のみで構成されるパッチ又は有色画素及び白色画素で構成されるパッチのうち、何れか一方のパッチを前記トナー強制排出用のパッチとして選択し、選択されたパッチを前記画像形成部により前記像担持体の非画像領域に形成する制御部と、を備える画像形成装置であって、
    前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチは、有色画素で構成されるパッチ内部に白色画素を含んで構成され
    前記制御部は、前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチにおける白色画素の比率分だけ、有色画素を前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチの副走査方向に加算する画像形成装置。
  2. 前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチは、有色画素で構成されるパッチに白色画素がスリット状に配置されて構成される請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記スリットは、前記パッチの副走査方向、主走査方向、又は副走査方向かつ主走査方向のうち、何れかの方向に延びて構成される請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチは、有色画素で構成されるパッチに一又は複数の白色画素を1つの単位とした孤立部分が点在して構成される請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記孤立部分は、一定間隔に点在する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記孤立部分は、不規則に点在する請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 温度又は湿度を検出する温湿度検出部を更に備え、
    前記制御部は、前記検出される温度又は湿度の情報に基づいて、前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチにおける白色画素数を増減し、当該増減された後のパッチを前記画像形成部により現像する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 累積印字率をカウントする印字率カウンタを更に備え、
    前記制御部は、前記カウントされる累積印字率の情報に基づいて、前記有色画素のみで構成されるパッチ又は前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチのうち、何れか一方のパッチを前記トナー強制排出用のパッチとして選択する請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチにおける白色画素の比率を算出し、当該算出された比率と当該パッチの副走査方向の長さとを乗じ、当該乗じて得られる長さの前記有色画素のみで構成されるパッチを前記有色画素及び白色画素で構成されるパッチの副走査方向の長さに加算し、当該加算して得られるパッチを前記画像形成部により現像する請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
JP2009150748A 2009-06-25 2009-06-25 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5418013B2 (ja)

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