JP5417900B2 - 導電性塗膜の形成方法 - Google Patents
導電性塗膜の形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5417900B2 JP5417900B2 JP2009047949A JP2009047949A JP5417900B2 JP 5417900 B2 JP5417900 B2 JP 5417900B2 JP 2009047949 A JP2009047949 A JP 2009047949A JP 2009047949 A JP2009047949 A JP 2009047949A JP 5417900 B2 JP5417900 B2 JP 5417900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- substrate
- film
- coating film
- dispersion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
また、上記従来の特許文献2に示された導電性組成物を用いて形成された膜では、体積抵抗率が十分に小さくなるけれども、酸化銀が銀に変わるときに体積収縮が大きいため、膜が緻密になり難くなったり、或いは焼成後の内部応力が大きくなって膜が対象物から剥離し易くなる問題点があった。
本発明の目的は、比較的低温かつ短時間の焼成で金属銀に近い比抵抗を有するとともに、基材への密着性を向上できる、導電性塗膜の形成方法を提供することにある。
この第1の観点に記載された導電性塗膜の形成方法では、組成物を基材上に塗工した後に比較的低温の150〜200℃で比較的短時間の3〜10分間焼成するという簡易な工程で、比抵抗が金属銀に近い導電性塗膜が得られるとともに、基材への密着性が良好な導電性塗膜が得られる。
また上記分散媒はアルコール類又はアルコール類含有水溶液であることが好ましい。
更に上記湿式塗工法は、スプレーコーティング法、ディスペンサコーティング法、スピンコーティング法、ナイフコーティング法、スリットコーティング法、インクジェットコーティング法、スクリーン印刷法又はオフセット印刷法のいずれかであることが好ましい。
本発明の銀ナノ粒子は、銀粒子からなるコア部と、このコア部の表面の全部又は一部に形成され酸化銀又は水酸化銀からなる膜部とを有する。この銀ナノ粒子の平均粒径は10〜100nm、好ましくは10〜50nmである。ここで、銀ナノ粒子の平均粒径を10〜100nmの範囲内に限定したのは、10nm未満では銀ナノ粒子の比表面積が増大して保護剤の占める割合が大きくなり、焼成後の熱により脱離或いは分解(分離・燃焼)し易い有機分子であっても、この有機分子の占める割合が多いため、導電性塗膜の導電性に悪影響を及ぼす有機残渣が多く残ってしまい、100nmを越えると沈殿が生じ易くなってしまうからである。更に上記銀ナノ粒子は、平均粒径10〜50nmの銀ナノ粒子を数平均で70%以上、好ましくは75%以上含有する。ここで、平均粒径10〜50nmの銀ナノ粒子の含有量を数平均で70%以上に限定したのは、70%未満では銀ナノ粒子の比表面積が増大して保護剤の占める割合が大きくなり、焼成時の熱により脱離或いは分解(分離・燃焼)し易い有機分子であっても、この有機分子の占める割合が多いため、導電性塗膜の導電性に悪影響を及ぼす有機残渣が多く残ってしまうからである。また数平均で70%以上含む銀ナノ粒子の平均粒径の範囲を10〜50nmに限定したのは、統計的手法より平均粒径が10〜50nmの範囲内にある銀ナノ粒子が経時安定性(経年安定性)と相関しているからである。更にコア部の表面の全部又は一部に酸化銀又は水酸化銀からなる膜部を形成するには、銀ナノ粒子を分散媒に分散した組成物を大気中で30〜60℃に、1週間〜2月間、好ましくは1週間〜1月間保存するか、或いは上記組成物に酸素ガス又はオゾンガスを吹込む。なお、バルク状の銀の水酸化物は非常に不安定であるけれども、銀ナノ粒子は分散媒中にあるため、コア部である銀の表面に比較的安定的に銀の水酸化物又は酸化物が形成されているものと考えられる。また膜部がコア部の表面の全部に形成される場合、即ちコア部の全表面が膜部により全て被覆される場合、銀ナノ粒子はコアシェル構造となる。更に本明細書で使用される銀ナノ粒子の平均粒径とは、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(堀場製作所製 LA−950)にて測定し、粒子径基準を個数として演算した50%平均粒子径(D50)をいう。このレーザー回折/散乱式粒度分布測定装置による個数基準平均粒径の値は、走査型電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ製 S−4300SE及びS−900)により観察した画像において、任意の50個の粒子について粒径を実測したときのその平均粒径とほぼ一致する。
(a) 炭素骨格の炭素数を3とする有機分子主鎖の保護剤で化学修飾された銀ナノ粒子を用いる場合
先ず硝酸銀を脱イオン水等の水に溶解して金属塩水溶液を調製する。一方、クエン酸ナトリウムを脱イオン水等の水に溶解させて得られた濃度10〜40%のクエン酸ナトリウム水溶液に、窒素ガス等の不活性ガスの気流中で粒状又は粉状の硫酸第一鉄を直接加えて溶解させ、クエン酸イオンと第一鉄イオンを3:2のモル比で含有する還元剤水溶液を調製する。次に上記不活性ガス気流中で上記還元剤水溶液を撹拌しながら、この還元剤水溶液に上記金属塩水溶液を滴下して混合する。ここで、金属塩水溶液の添加量は還元剤水溶液の量の1/10以下になるように、各溶液の濃度を調整することで、室温の金属塩水溶液を滴下しても反応温度が30〜60℃に保持されるようにすることが好ましい。また上記両水溶液の混合比は、金属塩水溶液中の金属イオンの総原子価数に対する、還元剤水溶液中のクエン酸イオンと第一鉄イオンのモル比がいずれも3倍モルとなるようにする。金属塩水溶液の滴下が終了した後、混合液の撹拌を更に10〜300分間続けて金属コロイドからなる分散液を調製する。この分散液を室温で放置し、沈降した銀ナノ粒子の凝集物をデカンテーションや遠心分離法等により分離した後、この分離物に脱イオン水等の水を加えて分散体とし、限外濾過により脱塩処理し、更に引き続いてアルコール類で置換洗浄して、銀の含有量を2.5〜50質量%にする。その後、遠心分離機を用いこの遠心分離機の遠心力を調整して粗粒子を分離することにより、銀ナノ粒子が平均粒径10〜100nmであって、しかも平均粒径10〜50nm範囲内の銀ナノ粒子を数平均で70%以上含有するように調製する、即ち数平均で全ての銀ナノ粒子100%に対する平均粒径10〜50nm範囲内の銀ナノ粒子の占める割合が70%以上になるように調整する。これにより炭素骨格の炭素数が3である有機分子主鎖の保護剤で化学修飾された銀ナノ粒子が分散した分散体(組成物)が得られる。更にこの分散体を大気中で30〜60℃に、1週間〜2月間、好ましくは1週間〜1月間保存するか、或いは上記分散体に酸素ガス又はオゾンガスを吹込む。このようにして、銀粒子からなるコア部と、このコア部の表面の全部又は一部に形成され酸化銀又は水酸化銀からなる膜部とを有する銀ナノ粒子が分散した分散体(組成物)が得られる。
還元剤水溶液を調製するときに用いたクエン酸ナトリウムをりんご酸ナトリウムに替えること以外は上記(a)と同様にして分散体を調製する。これにより炭素骨格の炭素数が2である有機分子主鎖の保護剤で化学修飾された銀ナノ粒子が分散した分散体が得られる。
(c) 炭素骨格の炭素数を1とする有機分子主鎖の保護剤で化学修飾された銀ナノ粒子を用いる場合
還元剤水溶液を調製するときに用いたクエン酸ナトリウムをグリコール酸ナトリウムに替えること以外は上記(a)と同様にして分散体を調製する。これにより炭素骨格の炭素数が1である有機分子主鎖の保護剤で化学修飾された銀ナノ粒子が分散した分散体が得られる。
先ず上記分散体(組成物)を基材上に湿式塗工法で塗工して0.2〜2.0μm、好ましくは0.3〜1.5μmの厚さに成膜する。上記基材は、シリコン基板、セラミック基板、ガラス基板又は高分子基板のいずれか、或いはシリコン基板、セラミック基板、ガラス基板及び高分子基板からなる群より選ばれた2種又は3種の積層体であることができる。また基材は太陽電池素子又は透明電極付き太陽電池素子のいずれかであったり、或いは銀配線される耐熱性の低い合成樹脂製のフィルムであってもよい。透明電極としては、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)、アンチモンドープ酸化錫(Antimony Tin Oxide:ATO)、ネサ(酸化錫SnO2)、IZO(Indium Zic Oxide)、AZO(アルミドープZnO)等などが挙げられる。更に、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のような誘電体薄膜が基材表面に形成されていてもよい。高分子基板としては、ポリイミドやPET(ポリエチレンテレフタレート)等の有機ポリマーにより形成された基板が挙げられる。上記分散体は上記基材上に直接塗布したり、太陽電池素子の光電変換半導体層の表面や、透明電極付き太陽電池素子の透明電極の表面に塗布される。基材上に形成された分散体の膜厚を0.2〜2.0μmの範囲としたのは、0.2μm未満では太陽電池に必要な電極の表面抵抗値が不十分となり、2.0μmを越えると特性上の不具合はないけれども、材料の使用量が必要以上に多くなって材料が無駄になるからである。更に上記湿式塗工法は、スプレーコーティング法、ディスペンサコーティング法、スピンコーティング法、ナイフコーティング法、スリットコーティング法、インクジェットコーティング法、スクリーン印刷法又はオフセット印刷法のいずれかであることが特に好ましいが、これに限らず、あらゆる方法を利用できる。スプレーコーティング法は分散体を圧縮エアにより霧状にして基材に塗布したり、或いは分散体自体を加圧し霧状にして基材に塗布する方法であり、ディスペンサコーティング法は例えば分散体を注射器に入れこの注射器のピストンを押すことにより注射器先端の微細ノズルから分散体を吐出させて基材に塗布する方法である。スピンコーティング法は分散体を回転している基材上に滴下し、この滴下した分散体をその遠心力により基材周縁に拡げる方法であり、ナイフコーティング法はナイフの先端と所定の隙間をあけた基材を水平方向に移動可能に設け、このナイフより上流側の基材上に分散体を供給して基材を下流側に向って水平移動させる方法である。スリットコーティング法は分散体を狭いスリットから流出させて基材上に塗布する方法であり、インクジェットコーティング法は市販のインクジェットプリンタのインクカートリッジに分散体を充填し、基材上にインクジェット印刷する方法である。
<実施例1>
先ず硝酸銀を脱イオン水に溶解して濃度25質量%の金属塩水溶液を調製した。またクエン酸ナトリウムを脱イオン水に溶解して濃度26質量%のクエン酸ナトリウム水溶液を調製した。このクエン酸ナトリウム水溶液に、35℃に保持された窒素ガス気流中で粒状の硫酸第1鉄を直接加えて溶解させ、クエン酸イオンと第1鉄イオンを3:2のモル比で含有する還元剤水溶液を調製した。次いで、上記窒素ガス気流を35℃に保持した状態で、マグネチックスターラーの攪拌子を還元剤水溶液中に入れた状態で100rpmの回転速度で回転させて、上記還元剤水溶液を攪拌しながら、この還元剤水溶液に上記金属塩水溶液を滴下して混合した。ここで、還元剤水溶液への金属塩水溶液の添加量は、還元剤水溶液の量の1/10以下になるように、各溶液の濃度を調整することで、室温の金属塩水溶液を滴下しても反応温度が40℃に保持されるようにした。また上記還元剤水溶液と金属塩水溶液との混合比は、金属塩水溶液中の銀イオンの総原子価数に対する、還元剤水溶液のクエン酸イオンと第1鉄イオンのモル比がいずれも3倍モルとなるようにした。
実施例1と同様にして組成物を調製し、この組成物をソーダガラス製の基材上に600nmの膜厚となるようにスピンコーティング法で塗布した後に、大気中で200℃の温度に5分間保持して焼成することにより、基材上に導電性塗膜を形成した。この基材上に形成された導電性塗膜を実施例2とした。
<実施例3>
先ず硝酸銀を脱イオン水に溶解して濃度25質量%の金属塩水溶液を調製した。またクエン酸ナトリウムを脱イオン水に溶解して濃度26質量%のクエン酸ナトリウム水溶液を調製した。このクエン酸ナトリウム水溶液に、35℃に保持された窒素ガス気流中で粒状の硫酸第1鉄を直接加えて溶解させ、クエン酸イオンと第1鉄イオンを3:2のモル比で含有する還元剤水溶液を調製した。次いで、上記窒素ガス気流を35℃に保持した状態で、マグネチックスターラーの攪拌子を還元剤水溶液中に入れた状態で100rpmの回転速度で回転させて、上記還元剤水溶液を攪拌しながら、この還元剤水溶液に上記金属塩水溶液を滴下して混合した。ここで、還元剤水溶液への金属塩水溶液の添加量は、還元剤水溶液の量の1/10以下になるように、各溶液の濃度を調整することで、室温の金属塩水溶液を滴下しても反応温度が40℃に保持されるようにした。また上記還元剤水溶液と金属塩水溶液との混合比は、金属塩水溶液中の銀イオンの総原子価数に対する、還元剤水溶液のクエン酸イオンと第1鉄イオンのモル比がいずれも3倍モルとなるようにした。
実施例3と同様にして組成物を調製し、この組成物をソーダガラス製の基材上に600nmの膜厚となるようにスピンコーティング法で塗布した後に、大気中で200℃の温度に5分間保持して焼成することにより、基材上に導電性塗膜を形成した。この基材上に形成された導電性塗膜を実施例4とした。
実施例1の平均粒径10〜50nmの範囲内の銀ナノ粒子を数平均で71%含有するように調整したけれども、40℃で1ヶ月間保存しなかった銀ナノ粒子10質量部を、水、エタノール及びメタノールを含む混合溶液90質量部に添加混合することにより分散させ、更にこの分散液にPVP(添加剤)を分散液100質量%に対し0.5質量%加えて組成物を得た。この組成物をソーダガラス製の基材上に600nmの膜厚となるようにスピンコーティング法で塗布して、200℃の温度に20分間保持して焼成することにより、基材上に導電性塗膜を形成した。この基材上に形成された導電性塗膜を比較例1とした。なお、上記水、エタノール及びメタノールの混合割合は質量比で2:1:1であった。
<比較例2>
市販の銀ペースト(FA−353:藤倉化成社製)をポリイミドフィルム製の基材上に600nmの膜厚となるようにスリットコーティング法で塗布して、150℃の温度に30分間保持して焼成することにより、基材上に導電性塗膜を形成した。この基材上に形成された導電性塗膜を比較例2とした。
<比較例3>
酸化銀微粒子分散溶液10質量部を、水、エタノール及びメタノールを含む混合溶液90質量部に分散させて組成物を得た。この組成物をソーダガラス製の基材上に600nmの膜厚となるようにスピンコーティング法で塗布して、200℃の温度に20分間保持して焼成することにより、基材上に導電性塗膜を形成した。この基材上に形成された導電性塗膜を比較例6とした。なお、上記水、エタノール及びメタノールの混合割合は質量比で2:1:1であった。
実施例1〜4及び比較例1〜3の導電性塗膜の比抵抗を測定するとともに、導電性塗膜の基材への密着性を評価した。導電性塗膜の比抵抗は、四探針法により塗膜の表面抵抗を測定し、走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)により塗膜の膜厚を測定し、それぞれ測定した表面抵抗と膜厚とから計算により求めた。また導電性塗膜の基材への密着性の評価は、JIS K 5600−5−6(クロスカット法)に準拠した方法により行い、定性的に評価した。具体的には、塗膜に著しい剥離が生じない場合、即ち、剥離分類が0〜2の範囲内の場合に「良好」と評価し、それ以外を「不良」と評価した。これらの結果を、膜部の作製方法と、添加物の種類及びその含有量と、焼成条件と、基材の材質とともに表1にそれぞれ示す。
一方、実施例1〜4では、導電性塗膜の基材との密着性がいずれも良好であり、かつ導電性塗膜の比抵抗が4.0×10-6〜4.7×10-6Ω・cmと金属銀の比抵抗1.6×10-6Ω・cmと同じオーダであった。このことから、実施例1〜4では、どのような種類の基材に対しても優れた密着性を示すとともに、塗膜が高い導電性を有することが分った。このような性質を有する導電性塗膜は、太陽電池用電極の用途に好適であるとともに、合成樹脂製のフィルム等の耐熱性の低い基材上への銀配線の形成にも好適である。
Claims (3)
- 銀ナノ粒子を分散した分散媒を大気中で30〜60℃に、1週間〜2月間保存するか、或いは前記銀ナノ粒子を分散した分散媒に酸素ガス又はオゾンガスを吹込むことにより、銀粒子からなるコア部と前記コア部の表面の全部又は一部に形成され酸化銀又は水酸化銀からなる膜部とを有する平均粒径10〜100nmの銀ナノ粒子が前記分散媒に分散した組成物を得る工程と、
前記組成物を基材上に湿式塗工法で塗工して膜を形成する工程と、
前記膜を150〜200℃の温度で3〜10分間焼成して導電性塗膜を得る工程と
を含む導電性塗膜の形成方法。 - 分散媒がアルコール類又はアルコール類含有水溶液である請求項1記載の導電性塗膜の形成方法。
- 湿式塗工法が、スプレーコーティング法、ディスペンサコーティング法、スピンコーティング法、ナイフコーティング法、スリットコーティング法、インクジェットコーティング法、スクリーン印刷法又はオフセット印刷法のいずれかであり、焼成温度が150〜200℃である請求項1又は2記載の導電性塗膜の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009047949A JP5417900B2 (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | 導電性塗膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009047949A JP5417900B2 (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | 導電性塗膜の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010202910A JP2010202910A (ja) | 2010-09-16 |
JP5417900B2 true JP5417900B2 (ja) | 2014-02-19 |
Family
ID=42964682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009047949A Expired - Fee Related JP5417900B2 (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | 導電性塗膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5417900B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5741809B2 (ja) * | 2011-02-22 | 2015-07-01 | 三菱マテリアル株式会社 | 接合用ペースト、および半導体素子と基板の接合方法 |
US10056508B2 (en) | 2015-03-27 | 2018-08-21 | Heraeus Deutschland GmbH & Co. KG | Electro-conductive pastes comprising a metal compound |
CN107408418A (zh) | 2015-03-27 | 2017-11-28 | 贺利氏德国有限责任两合公司 | 包含氧化物添加剂的导电浆料 |
JP6796448B2 (ja) * | 2016-10-20 | 2020-12-09 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 導電性ペーストおよびその製造方法、ならびに太陽電池セル |
CN115805316A (zh) * | 2021-09-14 | 2023-03-17 | 中国科学院化学研究所 | 片状银纳米颗粒及其制备方法以及导电银浆组合物和导电银浆 |
CN114743716A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-12 | 北京大学深圳研究生院 | 一种可低温烧结银粉及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003187640A (ja) * | 2001-12-18 | 2003-07-04 | Bando Chem Ind Ltd | 金属コロイド液及び導電性被膜 |
JP2004263205A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-09-24 | Toho Titanium Co Ltd | 金属微粉末およびその製造方法ならびにこの金属微粉末を用いた導電ペースト |
JP4583063B2 (ja) * | 2004-04-14 | 2010-11-17 | 三井金属鉱業株式会社 | 銀化合物被覆銀粉及びその製造方法 |
JP5023506B2 (ja) * | 2005-02-28 | 2012-09-12 | Dic株式会社 | 導電性塗料の製造方法 |
-
2009
- 2009-03-02 JP JP2009047949A patent/JP5417900B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010202910A (ja) | 2010-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9620668B2 (en) | Composition for manufacturing electrode of solar cell, method of manufacturing same electrode, and solar cell using electrode obtained by same method | |
JP5309440B2 (ja) | 太陽電池の電極形成用組成物及び該電極の形成方法並びに該形成方法により得られた電極を用いた太陽電池の製造方法 | |
JP5309521B2 (ja) | 電極形成用組成物及びその製造方法並びに該組成物を用いた電極の形成方法 | |
TWI377237B (ja) | ||
JP5453813B2 (ja) | 金属ナノ粒子分散液及びその製造方法 | |
JP5417900B2 (ja) | 導電性塗膜の形成方法 | |
TWI472041B (zh) | 導電性反射膜及其製造方法 | |
JP5332624B2 (ja) | 金属ナノ粒子分散液及びその製造方法 | |
KR20090115854A (ko) | 금속 나노 입자 분산액 및 그 제조 방법 그리고 금속 나노 입자의 합성 방법 | |
JP5248006B2 (ja) | 太陽電池の電極の形成方法 | |
JP5326647B2 (ja) | 太陽電池の電極形成用組成物の製造方法 | |
KR20140147975A (ko) | 전도성 잉크 조성물, 이를 포함하는 투명 전도성 필름 및 투명 전도성 필름의 제조방법 | |
JP5070808B2 (ja) | 太陽電池の電極形成用組成物及び該電極の形成方法並びに該形成方法により得られた電極を用いた太陽電池 | |
JP2010137220A (ja) | スプレーによる薄膜形成方法及びこの薄膜を用いた電極形成方法 | |
JP5151229B2 (ja) | 太陽電池の電極形成用組成物及び該電極の形成方法並びに該形成方法により得られた電極を用いた太陽電池の製造方法 | |
JP2009197324A (ja) | 金属ナノ粒子分散液及びその製造方法 | |
JP5435063B2 (ja) | 太陽電池の電極形成用組成物の製造方法及び該電極の形成方法 | |
JP2011109069A (ja) | 導電性反射膜及びその製造方法 | |
JP5435088B2 (ja) | 太陽電池の電極を形成する方法 | |
TW201703901A (zh) | 處理奈米粒子的方法 | |
JP5423860B2 (ja) | 導電性反射膜及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130226 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20130423 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130902 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130920 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131022 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131104 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |