JP5416626B2 - 運動機能測定用のセンサ、運動機能測定システム - Google Patents

運動機能測定用のセンサ、運動機能測定システム Download PDF

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Description

本発明は、生体(人間など)についての運動機能測定用のセンサ、そのセンサとセンサからの信号を受ける運動機能測定装置とを有する運動機能測定システムに関する。
パーキンソン病や脳梗塞などの病気の患者は、運動機能障害を発現させることがある。したがって、当該患者の運動機能をなるべく正確に把握することが望まれている。従来、当該患者の運動機能を把握する場合、例えば、医師が、当該患者に手の親指とその他の指の開閉運動などをさせ、それを見て、経験に基づいて判断していた。しかし、そのような主観的な判断により運動機能を正確に把握できるとは言えない。
そこで、本出願人は、被験者(当該患者など)の手の親指と人差し指にそれぞれコイルを取り付け、被験者にそれらの指の開閉運動を行わせ、その際、一方のコイルに交流電流を流すことで磁場(磁界)を発生させ、他方のコイルに発生する誘導電流の大きさから指の開閉運動の速度、加速度などを解析することで、被験者の運動機能を高精度で測定する技術を提案している(特許文献1参照)。
特開2008−246126号公報
しかしながら、特許文献1に開示した技術では、センサを被験者の指に取り付けるにあたっての装着感やコストの面、あるいは、センサを接続する装置におけるセンサ収納の利便性の面などにおいて、必ずしも万全とは言えなかった。
そこで、本発明(運動機能測定用のセンサおよび運動機能測定システム)は、前記問題に鑑みてなされたものであり、生体の運動機能の測定に使用する使い勝手のよいセンサやその関連技術を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、運動機能測定用のセンサであって、手の指の一方に取り付けられ、外部からの通電により磁場を発生させるコイル基板、およびピンを有する磁場発生部と、前記手の指の他方に取り付けられ、前記手の指の運動による前記磁場発生部との距離の変化と、前記磁場発生部が発生する磁場の強度とに応じた大きさの電流を発生して出力するコイル基板、およびピンを有する磁場検知部と、前記センサにおける前記磁場発生部または前記磁場検出部を覆いながら前記手の指に巻き付けられ、前記磁場発生部および前記磁場検知部に備えられた前記ピンが挿通する孔を複数備え、前記磁場発生部または前記磁場検知部を覆いながら前記手の指に巻き付けられたとき、前記複数の孔のうちの2つ以上の孔に前記ピンが挿通することにより、前記指に対して、前記磁場発生部または前記磁場検知部を固定する樹脂バンドを具備することを特徴とする。その他については後記する。
本発明(運動機能測定用のセンサおよび運動機能測定システム)によれば、生体の運動機能の測定に使用する使い勝手のよいセンサやその関連技術を提供することができる。
本実施形態のセンサ、運動機能測定装置、解析装置のブロック構成図である。 (a)は本実施形態のセンサ、ケーブルおよびコネクタの外観を示す図であり、(b)はセンサの構造を示す図であり、(c)はセンサを(b)のAの方向に見た場合を示す図であり、(d)はコイル基板の裏面側を示す図である。 (a)は本実施形態のシリコーンバンドの外観を示す図であり、(b)はシリコーンバンドを用いてセンサを指に取り付ける直前の様子を示す図であり、(c)はシリコーンバンドを用いてセンサを指に取り付けた様子を示す図である。 親指と人差し指のそれぞれにセンサを取り付けた様子を示す図である。 (a)はシリコーンバンドの他の例の外観を示す図であり、(b)〜(d)はそのシリコーンバンドを指に取り付ける様子を時系列に沿って示す図である。 (a)〜(d)は、図5(d)の後の、他の例のシリコーンバンドを指に取り付ける様子を時系列に沿って示す図である。 (a)は本実施形態の運動機能測定装置の外観を示す図であり、(b)はケーブル、コネクタを介してセンサを運動機能測定装置に接続した様子を示す図である。 (a)は運動機能測定装置のパネルを開いた様子を示す図であり、(b)は運動機能測定装置を横向きに置いた場合の様子を示す図である。
以下、本発明(運動機能測定用のセンサおよび運動機能測定システム)を実施するための形態(以下「実施形態」と称する。)について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、被験者とは、運動機能の測定対象となりうる生体(人間、動物など)を指すが、本実施形態では人間であるものとする。本実施形態の運動機能測定システムSでは、具体的には、被験者に対して、できるだけ早く手の親指と人差し指を開閉させる指タッピング運動を行うように指示し、このときの指の運動に基づいて、被験者の運動機能を測定する。
図1に示すように、運動機能測定システムSは、センサ1a(磁場検知部)、1b(磁場発生部)(以下、センサ1a、1bを特に区別しないときは「センサ1」と称する。)、運動機能測定装置2、解析装置3を備えて構成される。なお、磁場検知部と磁場発生部とで1つの運動機能測定センサをなすことから、本実施形態では、便宜上、磁場検知部をセンサ1a、磁場発生部をセンサ1bと称することとする。
センサ1a、1bは、被験者の手の二指(例えば、親指と人差し指)それぞれに装着されるものである。また、センサ1はケーブル4と接続され、ケーブル4はコネクタ5と接続されている。センサ1の構造については後記する。
運動機能測定装置2は、センサ1と解析装置3との間に入る装置であり、交流電流発生部201、電流検出部202、A(Analog)/D(Digital)変換部203を備え、それらは具体的には各種電子回路などによって実現される。
交流電流発生部201は、所定周期の交流電流を発生する。
電流検出部202は、ケーブル4およびコネクタ5を介して受信したセンサ1からの電流を検出する。
A/D変換部203は、電流検出部202で検出した電流の値をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号を解析装置3に出力する。
運動機能測定装置2の構造については後記する。
ここで、センサ1、運動機能測定装置2、解析装置3の動作の概要について説明する。なお、被験者はセンサ1a、1bを二指に装着し、指タッピング運動を行っているものとする。
まず、運動機能測定装置2の交流電流発生部201は、特定の周波数(例えば、20kHz等)を持つ交流電流を発生させる。その交流電流は、コネクタ5、ケーブル4を介してセンサ1bに供給される。
交流電流の供給を受けたセンサ1bは磁界(磁場)を発生させ、その磁界は絶えず変化する。その磁界の変化による電磁誘導によって、センサ1aは、誘導電流を発生させる。なお、その誘導電流の大きさは、センサ1a、1b間の距離が大きいほど、小さい。
電流検出部202は、センサ1aが発生させた誘導電流を、ケーブル4およびコネクタ5を介して検出し、その情報をA/D変換部203に渡す。A/D変換部203は、電流検出部202から受け取った情報(誘導電流のアナログ信号)の波形データを、所定のサンプリング周波数でデジタル信号の波形データに変換し、その変換したデジタル信号を解析装置3に送信する。解析装置3は、コンピュータ装置であり、A/D変換部203から受信したデジタル信号に基づいて、被験者の運動機能についての解析を行う。
なお、運動機能測定装置2には、上記構成のほかに、アンプ回路、位相調整回路、LPF(Low-Pass Filter)回路などを適宜設けることができる。なお、それらの回路などについては、詳述している特許文献1を参照するものとし、ここでは説明を省略する。
次に、センサ1、および、センサ1を被験者の指に取り付けるための樹脂バンドの構造について説明する。図2(a)に示すように、センサ1はケーブル4と接続され、ケーブル4はコネクタ5と接続されている。
図2(b)に示すように、センサ1は、コイル部12を有するコイル基板11を、ピン102および爪接触部103を含む樹脂101で覆った構造となっている。このようにコイル基板11全体を樹脂101で覆うことにより、センサ1の強度を高め、また、コイル基板11の腐食や損傷を防止することができる。
なお、コイル基板11は、磁場発生手段または磁場検知手段として機能するものであり、例えば、ガラスエポキシ基板等に複数層のコイル部12を積層することで実現される。なお、コイル基板については、詳述している特許文献1を参照するものとし、ここではこれ以上の説明を省略する。
ピン102は、薄型円盤状の土台に球形の突起が設けられた構造となっていて、樹脂101の一部を形成している。ピン102は、後記するシリコーンバンド111(樹脂バンド。シリコーン製のバンド)、121(樹脂バンド)をセンサ1に対して固定させる手段である(詳細は後記)。
爪接触部103は、樹脂101の一部で、被験者の指にセンサ1が取り付けられるときに指の爪が接触する部分であり、図2(c)にも示すように、指の形状に沿う方向の曲面を有する。この曲面を有する爪接触部103により、被験者は、センサ1を指に取り付けたときに、快適なフィット感を得ることができる。また、爪接触部103が比較的軟らかい樹脂で構成されていることにより、被験者は快適な装着感を得ることができ、爪や皮膚が傷つく可能性を低減することができる。
図2(d)は、コイル基板11の裏面側を示す図である。コイル基板11の裏面で、コイル部12のハーネス16が半田接着部14で半田付けによって固定される。ハーネス16はケーブル4と接続されている。ケーブル4は、コイル基板11の裏側から孔13を通ってコイル基板11の表側に出される。ハーネス16とケーブル4の接続部分は、接着部15でコイル基板11に固定される。
このように、ケーブル4をコイル基板11の裏側から孔13を通って表側に出すことと、接着部15でハーネス16とケーブル4の接続部分をコイル基板11に固定することで、ハーネス16の引張強度を大幅に増すことができる。つまり、ケーブル4が引っ張られた場合でも、その力のすべてがハーネス16に直接伝わらないようにしたことで、ハーネス16の切断等を防止することができる。また、半田接着部14に加わる負荷を大幅に低減して、ハーネス16の取り付けをより確実なものとすることができる。
図3(a)に示すように、樹脂バンドの一例であるシリコーンバンド111は、厚みが薄く、全体が、平面視(厚みと垂直な方向で見た場合)で、途中の少し膨らんだ略三日月形状をしており、2個の孔112と16個の孔113を有している。
図3(b)に示すように、センサ1を指6に取り付ける際、まず、センサ1のピン102にシリコーンバンド111の孔112のいずれかを通し、シリコーンバンド111の膨らんだ側が指6の根元側にくるようにする。
その後、図3(c)に示すように、シリコーンバンド111を指6に巻き付け、少し引っ張った状態で孔113のいずれかをピン102に通す。このようにしてセンサ1を指6に取り付けた場合、シリコーンバンド111は、略三日月形状をしていることによって、指6全体に万遍なく接触し、安定した装着性を実現することができる。
そして、図4に示すように、シリコーンバンド111によって指(人差し指)6aにセンサ1aを取り付け、シリコーンバンド111によって指(親指)6bにセンサ1bを取り付けることができる。その場合、さらに、ケーブルクリップ41によってケーブル4を服42に固定することで、ケーブル4がセンサ1を引っ張る事態を回避でき、指6に対するセンサ1の取り付けの安定性を向上させることができる。被験者は、この図4に示す状態で、指タッピング運動を行う。
次に、シリコーンバンドの他の例について説明する。図5(a)に示すように、シリコーンバンドの他の例であるシリコーンバンド121は、センサ1に巻き付けられる部分であるセンサカバー部122と、指6に巻き付けられる部分である略三日月形状の指保持部123(センサカバー部122と一部重複。略三日月形状部)と、を備えている。センサカバー部122と指保持部123とは、略L字状に一体形成されている。
センサカバー部122には、孔124、スリット125および孔126が設けられている。
指保持部123には、孔126のほかに、16個の孔127が設けられている。
次に、このシリコーンバンド121を用いてセンサ1を指6に取り付ける手順について説明する。
まず、図5(b)〜(d)で順に示すように、シリコーンバンド121のスリット125にセンサ1を通す。
次に、図6(a)に示すように、シリコーンバンド121の孔124をセンサ1のピン102に通す。次に、図6(b)、(c)で順に示すように、シリコーンバンド121の孔126をセンサ1のピン102に通す。その後、図6(d)に示すように、シリコーンバンド121を指6に巻き付け、少し引っ張った状態で孔127のいずれかをピン102に通す。
このように、シリコーンバンド121を用いてセンサ1を指6に取り付けた場合、シリコーンバンド111のときと同様、シリコーンバンド121の指保持部123が略三日月形状をしていることによって指6全体に万遍なく接触し、安定した装着性を実現することができる。
その他、シリコーンバンド121によれば、センサカバー部122と指保持部123が一体形成されていることから、指保持部123の略三日月形状の膨らみ方向を逆にして指6に取り付ける可能性をなくすことができる。なお、指保持部123の略三日月形状の膨らみ方向を逆にしてシリコーンバンド121を指6に取り付けると、指保持部123が指6全体に万遍なく接触せず、指6の一部を圧迫する不具合が生じるので、被験者にそのような誤装着を気付かせることができる。
また、センサカバー部122でセンサ1を覆うことにより、センサ1が指6と直接触れることがない。これにより、センサ1が人体にアレルギー反応を起こしうる材質から構成されている場合でも、被験者にアレルギー反応を起こさせる可能性を大幅に低減できる。また、指6に触れるのが、センサ1の樹脂101よりも柔らかいシリコーンであることで、被験者の指6により優しく、さらに、指6との間の摩擦が大きくなってセンサ1と指6(爪)とのずれを防止できる。
また、シリコーンバンド121の破損時や清掃、洗浄の目的のとき、シリコーンバンド121とセンサ1を自由に分離することができる。
また、スリット125を図5(a)に示す位置および大きさで設けることによって、センサ1にシリコーンバンド121を巻き付けたときに互いに密着させることができ、指6に対するセンサ1の取り付けの安定性を向上させることができる。
次に、運動機能測定装置2の構造について説明する。図7(a)、(b)に示すように、運動機能測定装置2は、本体部21と、取っ手22と、パネル23(扉)と、ベース24と、を備えて構成される。
本体部21は、角の丸い略直方体形状であり、内部に、交流電流発生部201(図1参照)と、電流検出部202(図1参照)と、A/D変換部203(図1参照)と、を収容している。また、本体部21は、解析装置3とケーブルで接続するときに用いる外部接続用端子211や、運動機能測定装置2のオン/オフを操作するための電源SW25を備えている。
取っ手22は、本体部21に取り付けられており、ベース24によって支えられているときの運動機能測定装置2の重心の鉛直上方に位置している。取っ手22がこのような位置に設けられていることにより、取っ手22を持って運動機能測定装置2を持ち上げたときに運動機能測定装置2が傾かず、搬送時などに便利である。また、図示のように取っ手22の下のスペースを大きく確保することで、運動機能測定装置2の搬送者が取っ手22を手で持ちやすい。
パネル23は、本体部21にヒンジで開閉可能に取り付けられている。なお、パネル23と本体部21との幅wは、ここでは20mm程度としており、この隙間に使用者が指を挟んだりしない構造としている。
ベース24は、本体部21を支える部材であり、平面視(取っ手22からの方向で見た場合)で本体部21およびパネル23を包含する大きさを有している。
図8(a)に示すように、本体部21は、パネル23を開くと見える部分に、収納部26およびランプ27を備えている。
収納部26は、その外周部にセンサ1と接続したケーブル4を巻き付けるためのものであり、例えば、スポンジ部材によって構成される。収納部26は、交換用シリコーンバンド収納部261、キャリブレーションブロック収納部262、フック263、264、パネル保持マグネット265を備えている。
交換用シリコーンバンド収納部261は、シリコーンバンド111、121を収納するスペースである。その際、シリコーンバンド111、121を袋に入れて収納してもよい。
キャリブレーションブロック収納部262は、キャリブレーションブロック7を収納するスペースである。キャリブレーションブロック7は、電圧情報と指間距離との関係についての校正のために使用される器具である。被験者毎に指の大きさ等に個人差があるため、測定前に、被験者が親指と人差し指とによってキャリブレーションブロック7を把持し、そのときの電圧情報と指間距離との関係を認識することで校正を行う。なお、キャリブレーションブロック7を用いた校正については、詳述している特許文献1を参照するものとし、ここではこれ以上の説明を省略する。
フック263、264は、収納部26の外周に巻き付けたケーブル4が外側にはみ出すのを阻止するための部材である。これにより、収納部26の外周に巻き付けたケーブル4が外側にはみ出して、パネル23を閉じるときに、はみ出したケーブル4が収納部26とパネル23の間に挟まってパネル23を閉じることができない、あるいはそのときにはみ出したケーブル4が損傷する、といった事態を未然に回避することができる。
パネル保持マグネット265は、パネル23に設けられた金属部231と磁気的に引き合うことで、本体部21に対して閉じたパネル23を安定的に固定する。また、パネル保持マグネット265は、フック263、264と同様、収納部26の外周に巻き付けたケーブル4が外側にはみ出すことを阻止する役目も果たす。
このように、運動機能測定装置2によれば、使用していないセンサ1およびケーブル4を収納部26に巻き付けておくことによりコンパクトに収納でき、運動機能測定装置2の搬送を容易にし、センサ1およびケーブル4を外部環境から保護することができる。
また、収納部26がスポンジ部材で構成されていることにより、収納部26に巻き付けたケーブル4やセンサ1が破損する可能性を低減することができる。
また、センサ1およびケーブル4を巻き付ける収納部26の内側に、シリコーンバンド111、121を収納する交換用シリコーンバンド収納部261とキャリブレーションブロック7を収納するキャリブレーションブロック収納部262を設けたことで、スペースをより有効に活用することができる。
また、ベース24が平面視で本体部21およびパネル23を包含する大きさを有していることで、図8(b)に示すように、運動機能測定装置2を横向きに置いたときに、運動機能測定装置2が不自然に斜めな角度になる。これにより、使用者はパネル23の開閉時やケーブル4の収納部26への巻き付け時などに違和感を覚えるようになるので、使用者に自然に運動機能測定装置2の縦向きでの使用を促すことができる。
以上、本発明(運動機能測定用のセンサおよび運動機能測定システム)の実施形態について説明したが、本発明(運動機能測定用のセンサおよび運動機能測定システム)はこれに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。
例えば、センサ1を取り付ける指は、親指と人差し指に限定されることなく、中指等の他の指であってもよい。
また、樹脂バンドの素材は、シリコーンでなくても、伸縮性、軟度、強度、耐久性、耐水性、生体安全性、温度特性(温度が多少変化しても伸縮性等があまり変わらないことなど)などの点でほぼ同等以上のものであれば、シリコーン以外の物質であってもよい。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 センサ(運動機能測定用のセンサ)
1a センサ(磁場検知部)
1b センサ(磁場発生部)
2 運動機能測定装置
3 解析装置
4 ケーブル
5 コネクタ
6、6a、6b 指
11 コイル基板
12 コイル部
13 孔
14 半田接着部
15 接着部
16 ハーネス
21 本体部
22 取っ手
23 パネル(扉)
24 ベース
25 電源SW
26 収納部
27 ランプ
41 ケーブルクリップ
42 服
101 樹脂
102 ピン
103 爪接触部
111、121 シリコーンバンド
112、113 孔
122 センサカバー部
123 指保持部
124、126、127 孔
125 スリット
201 交流電流発生部
202 電流検出部
203 A/D変換部
211 外部接続用端子
231 金属部
261 交換用シリコーンバンド収納部
262 キャリブレーションブロック収納部
263、264 フック
265 パネル保持マグネット

Claims (8)

  1. 手の指の一方に取り付けられ、外部からの通電により磁場を発生させるコイル基板、およびピンを有する磁場発生部と、
    前記手の指の他方に取り付けられ、前記手の指の運動による前記磁場発生部との距離の変化と、前記磁場発生部が発生する磁場の強度とに応じた大きさの電流を発生して出力するコイル基板、およびピンを有する磁場検知部と、
    前記センサにおける前記磁場発生部または前記磁場検出部を覆いながら前記手の指に巻き付けられ、前記磁場発生部および前記磁場検知部に備えられた前記ピンが挿通する孔を複数備え、前記磁場発生部または前記磁場検知部を覆いながら前記手の指に巻き付けられたとき、前記複数の孔のうちの2つ以上の孔に前記ピンが挿通することにより、前記指に対して、前記磁場発生部または前記磁場検知部を固定する樹脂バンドと、
    を具備することを特徴とする運動機能測定用のセンサ。
  2. 前記磁場発生部および前記磁場検知部それぞれは、前記指に取り付けられるときの指側の部分が前記指の形状に沿う方向の曲面を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の運動機能測定用のセンサ。
  3. 前記磁場発生部および前記磁場検知部それぞれのコイル基板には、当該コイル基板と電気的に接続されるケーブルが挿通される貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の運動機能測定用のセンサ。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載の運動機能測定用のセンサと、
    前記運動機能測定用のセンサが接続される運動機能測定装置とを有する運動機能測定システムであって、
    前記運動機能測定装置は、前記運動機能測定用のセンサにおける前記磁場発生部および前記磁場検知部とケーブルおよびコネクタを介して接続され、前記磁場発生部に供給する交流電流を発生させる交流電流発生部と、
    前記磁場検知部が発生させた電流を検出する電流検出部と、
    前記交流電流発生部と、前記電流検出部を収容し、前記磁場発生部および前記磁場検知部に接続された前記ケーブルを巻き付けて収納する収納部を含む本体部と、
    前記本体部に開閉可能に取り付けられる扉と、
    を具備することを特徴とする運動機能測定システム。
  5. 前記収納部は、スポンジ部材からなることを特徴とする請求項に記載の運動機能測定システム。
  6. 前記収納部は、巻き付けられた前記ケーブルが前記扉側にはみ出すことを阻止するためのフックを2つ以上備えることを特徴とする請求項に記載の運動機能測定システム。
  7. 前記本体部は略直方体形状であり、
    前記運動機能測定装置は、
    前記本体部を支え、平面視で前記本体部および前記扉を包含する大きさを有する部材であるベースを備える
    ことを特徴とする請求項に記載の運動機能測定システム。
  8. 前記運動機能測定装置は、
    前記本体部に取り付けられ、前記ベースによって支えられているときの前記運動機能測定装置の重心の鉛直上方に位置する取っ手を備えている
    ことを特徴とする請求項に記載の運動機能測定システム。
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