JP5549793B1 - 生体情報測定装置、生体情報測定装置の測定部、生体情報測定装置の指受け部、およびパルスオキシメータ - Google Patents

生体情報測定装置、生体情報測定装置の測定部、生体情報測定装置の指受け部、およびパルスオキシメータ Download PDF

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Abstract

生体情報測定装置は、被検生体の指に装着するための指受け部と、当該指受け部と連結可能であり、当該指受け部に指が配される領域を挟んで対向している発光部と受光部とを含む測定部と、から構成される。また、指受け部と測定部とは別体として形成された後、連結されている。また、測定部内で、生体情報測定装置の測定機能に係る基本的な電気的構成(発光部、受光部、電気回路など)が完結している。以上の構成となっているため、本発明の生体情報測定装置では、指受け部を容易に低コストで製造でき、被検者の指のサイズに合わせて指受け部の寸法を容易に設定可能であり、また、製品の在庫および流通の管理が容易となる。

Description

本発明は、パルスオキシメータなどのように生体の指に装着して当該指から生体情報を光学的に得る生体情報測定装置と、生体情報測定装置の測定部と、生体情報測定装置の指受け部とに関する。
血液中の酸素飽和度(SpO2)を測定する装置としてパルスオキシメータが知られている。このパルスオキシメータでは、被検者の生体部位に装着される測定部において、生体部位に向けて光が照射され、生体部位を透過または生体部位で反射した光の光量に基づいてSpO2が導出される。
このパルスオキシメータについては、一体型のハウジング内に、光源、センサー、プロセッサーおよびアンプ等が配されている装置が提案されている(例えば、特許文献1等)。これにより、装置の製造コストが低減されるとともに、装置が壊れ難い。また、本体部が手首に装着され、プローブが帯状のテープで指に固定される装置が提案されている(例えば、特許文献2等)。
欧州特許第1830695号明細書 特開2005−110816号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、一体型のハウジングの構造を一体成形する際に特殊な金型が必要であり、回路基板等の位置決めも難しい。そして、ハウジングのうちの指に装着される部分(指受け部とも言う)の寸法は、特殊な金型の寸法によって決まるため、指受け部の寸法のみを、大人用の寸法や子供用の寸法等といった具合に変更することは難しい。このため、寸法毎に特殊な金型を準備してパルスオキシメータの生産を行う必要があるが、製品の在庫および流通の管理が容易でない。
一方、上記特許文献2には、指のサイズに応じてリング状係止部の内径を調節する構成(指受け部の寸法を変更する構成)が示されている。しかしながら、上記特許文献2に記載の技術では、手首に装着された本体部およびこの本体部から指に固定されたプローブまで伸びるケーブルの存在によって、装置の長時間の装着が被検者にとって負担となる。
そしてこれは、パルスオキシメータに限らず、生体の指に装着してその指から生体情報を得る測定装置に共通の課題となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、生産における寸法の変更が容易であり且つ長時間の指への装着による被検者への負担が軽減され得る生体情報測定装置を提供することを第1の目的とする。
この発明の第2の目的は、上記第1の目的を達成しつつ、生体情報測定装置の供給を効率的にするための改良を行うことである。
上述した目的のうち少なくとも1つを解決するために、本発明の一側面を反映した生体情報測定装置は、発光素子と受光素子とからなる光電素子対の間の空間に被検生体の指を介挿させた状態で、前記発光素子から発光される光を前記受光素子で受光することにより、前記被検生体の生体情報を得る生体情報測定装置であって、前記発光素子および前記受光素子のうちの一方を第1光電素子とし、他方を第2光電素子としたとき、前記生体情報測定装置は、(a)前記第1光電素子と前記第2光電素子との対を光電素子対として使用して前記生体情報を光学的に測定する測定部と、(b)前記測定部とは別体として形成されるとともに前記測定部に連結され、前記被検生体の指を受けて保持する指受け部と、を備えるとともに、前記測定部が、前記第1光電素子を光学的に露出する位置に保持するハウジングと、当該ハウジング内に設けられ、前記第1光電素子と結合した本体内電子回路とを備える本体部と、前記本体部と一体形成され、前記指受け部を挟んで前記第1光電素子と光学的に対向する位置に第2光電素子を保持しており、当該第2光電素子と前記本体内電子回路との間における、電力供給および信号伝達のための伝送路を保持しているアームと、を備えており、前記光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定と、当該測定結果の外部への送信とのいずれもが、前記本体内電子回路で実行される。
上述した目的のうち少なくとも1つを解決するために、本発明の一側面を反映した生体情報測定装置の測定部は、発光素子と受光素子とからなる光電素子対の間の空間に被検生体の指を介挿させた状態で、前記発光素子から発光される光を前記受光素子で受光することにより、前記被検生体に関する生体情報を得る生体情報測定装置の測定部であって、前記発光素子および前記受光素子のうちの一方を第1光電素子とし、他方を第2光電素子としたとき、前記第1光電素子を光学的に露出する位置に保持するハウジングと、当該ハウジング内に設けられ、前記第1光電素子と結合した本体内電子回路とを備える本体部と、前記本体部と一体形成され、所定の指受け部を挟んで前記第1光電素子と光学的に対向する位置に第2光電素子を保持しており、当該第2光電素子と前記本体内電子回路との間における、電力供給および信号伝達のための伝送路を保持しているアームと、を備えており、前記指受け部は、前記測定部とは別体として形成されるとともに前記測定部に連結され、前記被検生体の指を受けて保持するものであり、前記光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定と、当該測定結果の外部への送信とのいずれもが、前記本体内電子回路で実行される。
上述した目的のうち少なくとも1つを解決するために、本発明の一側面を反映した生体情報測定装置の指受け部は、発光素子と受光素子とからなる光電素子対の間の空間に被検生体の指を介挿させた状態で、前記発光素子から発光される光を前記受光素子で受光することにより、前記被検生体に関する生体情報を得る生体情報測定装置において、前記被検生体の指を受けて保持する指受け部であって、前記発光素子および前記受光素子のうちの一方を第1光電素子とし、他方を第2光電素子としたとき、測定部は、前記第1光電素子を光学的に露出する位置に保持するハウジングと、当該ハウジング内に設けられ、前記第1光電素子と結合した本体内電子回路とを備える本体部と、前記本体部と一体形成され、所定の指受け部を挟んで前記第1光電素子と光学的に対向する位置に第2光電素子を保持しており、当該第2光電素子と前記本体内電子回路との間における、電力供給および信号伝達のための伝送路を保持しているアームと、を備えており、前記光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定と、当該測定結果の外部への送信とのいずれもが、前記本体内電子回路で実行され、前記光電素子対の駆動制御、前記光電素子対の光検出結果に基づく検出情報信号の演算生成、および前記検出情報信号の当該装置外部への送信のいずれもが、前記本体内電子回路で実行され、前記指受け部は、前記測定部とは別体として環状に形成されるとともに、前記測定部に連結可能な連結構造を有する。
本発明の一側面を反映した生体情報測定装置では、投受光による光学的測定動作と、当該測定動作によって得られるデータの送信とに必要な基本的機能が測定部だけで完結している。このため、指受け部にはこれらの機能の一部を分担させる必要がなく、指受け部は容易かつ低コストで製造される。
また、測定部と指受け部とは別体として形成され、これらは連結されている。したがって、生体情報測定装置のメーカは、指受け部の寸法が複数(例えば、大人用の寸法や子供用の寸法)ある場合には、測定部と指受け部とを別体として管理しておいて、受注後に必要に応じてこれらを連結して生体情報測定装置を生産することが可能となる。すなわち、本発明の生体情報測定装置では、使用者の指のサイズに対応する生体情報測定装置を容易に生産可能であり、さらに、製品の在庫および流通の管理が容易となる。その結果、生体情報測定装置の供給を効率的に行うことができる。
また、測定部に指受け部が連結されるため、例えば、測定部の構成の一部を指から離れた部位に装着(例えば、特開2005−110816号公報)する必要がなく、測定部と指受け部とを繋ぐケーブル等が不要である。したがって、生体情報測定装置の指への装着による被検者への負担が軽減される。
本発明の一側面を反映した生体情報測定装置の測定部は、上記生体情報測定装置に利用可能である。
本発明の一側面を反映した生体情報測定装置の指受け部は、上記生体情報測定装置に利用可能である。
一実施形態に係る生体情報測定装置の外観を模式的に示す斜視図である。 一実施形態に係る生体情報測定装置の外観を模式的に示す側面図である。 一実施形態に係る生体情報測定装置の外観を模式的に示す正面図である。 一実施形態に係る生体情報測定装置の構成を模式的に示す上面図である。 図3にて一点鎖線III−IIIで示した位置におけるXZ断面を示す断面図である。 図4にて一点鎖線V−Vで示した位置におけるYZ断面を示す断面図である。 一実施形態において、指受け部が測定部に取り付けられる前の様子を示す図である。 一実施形態において、指受け部が測定部に取り付けられる様子を示す図である。 一実施形態に係る生体情報測定装置の機能的な構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る電気回路の機能的な構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る生体情報測定装置が指へ装着される様子を示す図である。 第1変形例に係る生体情報測定装置の構成を模式的に示す図である。 第1変形例に係る生体情報測定装置の指への装着態様を示す図である。 第2変形例において、指受け部が測定部に取り付けられる前の様子を示す図である。 第3変形例において、指受け部に測定部およびバンドが取り付けられる様子を示す図である。 第3変形例において、生体情報測定装置の内部構成を示す図である。 第4変形例において、指受け部が測定部に取り付けられる前の様子の一例を示す図である。 第4変形例において、指受け部が測定部に取り付けられる前の様子の一例を示す図である。 第4変形例において、指受け部が測定部に取り付けられる前の様子の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。なお、図面においては同様な構成および機能を有する部分については同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。また、図面は模式的に示されたものであり、各図における各種構造のサイズおよび位置関係等は正確に図示されたものではない。これらのうち図1ないし図8、図11ないし図19には、生体情報測定装置1の長手方向の一方向(図1の図面視右方向)を+X方向とする右手系のXYZ座標系が付されている。
<(1)一実施形態>
<(1−1)生体情報測定装置1の構成>
この発明の一実施形態に係る生体情報測定装置1は、発光部4(発光素子)から発され被検生体(典型的には患者などの被検者)の指を透過した光を受光部5(受光素子)で受光し、当該受光部5から出力される信号に基づいて血液中の酸素飽和度に係るデジタル値(SpO2値)を取得するパルスオキシメータである。
図1ないし図4は、生体情報測定装置1の外観を模式的に示す図である。これらのうち図1には、生体情報測定装置1の斜視図が示されている。図2、図3および図4はそれぞれ、生体情報測定装置1の側面図、正面図および平面図である。
また、図5および図6は、生体情報測定装置1の構成を模式的に示す図である。図5には、図3の一点鎖線III−IIIで示した位置におけるXZ断面が示されている。図6には、図5の一点鎖線V−Vで示した位置におけるYZ断面が示されている。
図示されるように、生体情報測定装置1は、大略的に、測定部2と指受け部3とを備えている。測定部2は、本体部20とアーム25とが一体形成された構成であり、パルスオキシメータの測定機能に係る基本的な電気的構成(発光部4、受光部5、電気回路6など)がこの測定部2で完結している。また、指受け部3は、被検生体(被検者)の指を保持可能な構成を有している。そして、測定部2と指受け部3とのうち少なくとも一方には、これらを一体化するための構成が備えられている。
このため、測定部2と指受け部3とを連結し、指受け部3内に被検者の指を配した状態で後述する投受光動作(発光および受光による測定動作)を行うことで、当該被検者の血液の酸素飽和度などに関する生体情報が得られる。
以下、生体情報測定装置1の詳細な構成について説明する。
本体部20は、ハウジング20hと当該ハウジング20h内に配されている各種構成とを備えている。当該ハウジング20h内に配されている各種構成には、発光部4、電気回路6、電源部7、充電部8、通信部9、および操作部10が含まれている。ハウジング20hは、例えば、略直方体の形状を有している。ここで、ハウジング20hが指受け部3よりも硬ければ、本体部20に格納される各種構成が壊れ難く、相対的に柔らかい指受け部3によって被検者の指が保持されるため、生体情報測定装置1の装着感が良好となり得る。
アーム25は、本体部20と一体的に形成される部分であり、受光部5と、受光部5と電気回路6とを電気的あるいは光学的に情報伝達可能に接続する伝送路26と、当該受光部5と当該伝送路26とを実装する基板27とを備えている。このような基板27としては、例えば、フレキシブルな基板(以下、「フレキ27」と呼ぶ)を採用することができる。この場合、フレキ27が柔軟性をもち変形可能であるため、後述する指受け部3の変形に対応してアーム25も変形され、被検者における生体情報測定装置1の装着感が良好となり得る。なお、アーム25については、伝送路26やフレキ27等が露出しないように、これらを被覆する絶縁体などを設けることが望ましい。
また、アーム25における受光部5の配置は、指受け部3において被検生体の指が配される領域を挟んで発光部4と受光部5とが対向するように決定される。このため、投受光動作においては、発光部4より発せられる光が被検生体の指を透過し、受光部5によって受光される。なお、この実施形態においては、発光部4が本発明における「第1光電素子」に、受光部5が本発明における「第2光電素子」に、発光部4と受光部5との対が本発明における「光電素子対」に相当する。
指受け部3は、生体情報測定装置1において投受光動作の際に被検生体の指に装着し、当該指と測定部2との位置関係を相対的に固定するための部分である。例えば、指受け部3が、指を保持するための弾性力を発する弾性体を含んでいれば、生体情報測定装置1の指への装着が容易である。当該弾性体としては、例えば、ゴム等の高分子材料およびバネ等が採用され得る。具体的には、例えば、指受け部3の略全体が弾性を有するゴム等の樹脂によって構成される態様、および略U字状の板バネが樹脂に埋め込まれた態様等が採用され得る。
また、指受け部3には、生体の指が−X方向に挿入される挿入孔3Hを有する環状部3Rが設けられている。したがって、挿入孔3Hへの指の挿入によって、生体情報測定装置1の指への装着が非常に容易に行われ得る。そして、指受け部3の弾性体によって発生する弾性力によって、挿入孔3Hが閉じる方向に環状部3Rが弾性変形されるため、生体情報測定装置の指への装着が安定的であり、かつ長時間の指への装着による被検者の負担が軽減されうる。
指受け部3は測定部2と別体として形成されるが、投受光動作を行う際には、指受け部3は測定部2と連結されて用いられる(図1ないし図3、図5、図6参照)。すなわち、測定部2と指受け部3とのうち少なくとも一方には、これらを一体化するための構成が備えられている。
図7は、生体情報測定装置1について測定部2に指受け部3が取り付けられる前の状態(それぞれ別体として形成された状態)を示す図である。また、図8は、別体の測定部2と指受け部3とが一体化される様子の一例を示す図である。なお、本明細書において、「測定部2と指受け部3とを一体化する」あるいは「連結する」という表現は、「測定部2と指受け部3とが接しているとともに、測定部2から指受け部3が容易に脱落しないような状態、あるいはそれらの間の相対的な位置関係が大きく変動しないような状態にする」ことを意味し、「測定部2と指受け部3とを再分離不能に完全固定する」ことには限定しない。
図7,図8に示すように、本実施形態において、指受け部3の外周にはアーム25と嵌合する溝31が形成される。このため、アーム25を指受け部3に設けられた溝31に嵌め合わせることによって、測定部2と指受け部3とが連結して一体化される。また、溝31に接着剤等を充填しアーム25を当該溝31に嵌め合わせることで、測定部2と指受け部3とが接着剤によって固着(固定)されるため、より安定的に連結される。この場合、測定部2からの指受け部3の脱落を特に有効に防止できる。
以上説明したように、本実施形態の生体情報測定装置1は、測定部2と指受け部3とを別体として形成し、形成後にこれらを連結して構成されている。したがって、例えば、指受け部3の寸法が複数(大人用の寸法と子供用の寸法など)ある場合には、この生体情報測定装置1のメーカでは、それぞれの構成部品を別体として製造し、受注に応じて測定部2と指受け部3とを連結、あるいは連結後に固定して生体情報測定装置1を完成させることが可能である。このように、必要に応じて最終的な生産を行うことが可能となるため、製品の在庫および流通の管理が容易になり得る。
なお、複数の寸法の指受け部3を製造する場合には、当該複数の寸法の指受け部3のそれぞれが、測定部2と連結する構造(例えば、溝31)を有する必要がある。このような指受け部3の一例として、外形(例えば、溝31)が同じサイズを有する一方で内径の異なる指受け部3を採用することができる。この場合、使用者は、当該使用者の指のサイズと対応する内径を有する指受け部3を使用することが可能となる。また、別の例として、外形(例えば、溝31)も内径も同様であるが弾性力の異なる指受け部3を採用することができる。この場合、使用者は、当該使用者の指のサイズと対応する弾性力を有する指受け部3を使用することが可能となる。
また、本実施形態の生体情報測定装置1では、パルスオキシメータの測定機能に係る基本的な電気的構成が測定部2内で完結していることにより、指受け部3が測定のための電気的要素を含まずに形成できる。これによる利点などは後述する。
また、指受け部3の構成のうち、発光部4および受光部5と接する面には、光を透過しやすい素材(例えば、ガラス)からなる発光窓11aおよび受光窓11bが設けられている(図6、図7参照)。このように発光窓11aおよび受光窓11bを設ける理由については、生体情報測定装置1の測定動作の詳細と合わせて後述する。
<(1−2)生体情報測定装置の機能的な構成>
図9および図10は、生体情報測定装置1の機能的な構成を示すブロック図である。
図9で示されるように、生体情報測定装置1は、電気的な構成として、発光部4、受光部5、電気回路6、電源部7、充電部8、通信部9、操作部10、伝送路26、およびフレキ27を備えている。特に、発光部4、電気回路6、電源部7、充電部8、通信部9および操作部10からなる電気的構成ECは、本体部20に係る電気的構成であり、本発明における「本体内電子回路」に相当する。
発光部4は、電気回路6に対して電気的に結合されている。そして当該発光部4は、電気回路6の制御に応じた電源部7からの電力の供給によって受光部5に向けて光を発する。図5,図6では、この光が進む経路(光路)が矢印で示されている。発光部4には、赤色領域の波長λ1の光を発する部分と、赤外線の波長λ2の光を発する部分とが含まれる。このような発光部4としては、例えば、LED(Light Emitting Diode)等が採用され得る。なお、測定時には、発光部4から波長λ1の赤色光Lrと波長λ2の赤外光Lirとが時間的に交互に発せられるような、繰返しパルス発光が行われる。
受光部5は、フレキ27上に実装される伝送路26を介して電気回路6に対して電気的に接続されている。当該受光部5は、受光した光の強度に応じた大きさの電流信号を後述する信号処理部62に出力する。なお、受光部5は、例えば、少なくとも波長λ1の光および波長λ2の光に対して感度を有するシリコンフォトダイオード等の光電変換素子を備えている。そして、例えば、挿入孔3Hに指が挿入された状態で、受光部5は、発光部4から発せされる波長λ1,λ2の光のうち、指の生体組織を透過した光を受光する。
なお、生体情報の測定時には、発光部4から波長λ1の赤色光Lrと波長λ2の赤外光Lirとが時間的に交互に射出され、受光部5において発光部4の発光動作に同期して受光動作が行われる。発光部4の発光動作および受光部5の受光動作は、後述する制御部61によって制御され得る。各光Lr,Lirについての投受光動作は、例えば、1/100(秒)以上で且つ1/30(秒)以下程度の周期で繰り返される。
ここで、本実施形態のように発光部4が本体部20側に配されていれば、発光部4へ電力を供給するための配線経路が短くなり得る。これにより、発光部4への電力供給による電気回路6等に対するノイズの影響が低減され得る。
電気回路6は、制御部61および信号処理部62を備えている。この電気回路6は、各種電子部品、集積回路部品およびCPU等によって構成されれば良い。また、図10で示されるように、制御部61は、測定制御部611、通信制御部612および充電部制御部(不図示)を備えている。信号処理部62は、電流電圧変換部(以下、I/V変換部と言う)621、信号増幅部622、アナログデジタル変換部(以下、A/D変換部と言う)623および解析処理部624を備えている。
測定制御部611は、発光部4および受光部5の動作を制御するものである。ここでは、波長λ1の赤色光Lrおよび波長λ2の赤外光Lirを、例えば、それぞれ1/100(秒)の周期で発光部4から時間的に交互に射出させる。通信制御部612は、後述する通信部9によるデータの通信を制御する。
I/V変換部621は、周期的に受光部5から出力される電流信号を電圧信号に変換する。該電圧信号は、アナログの脈波に係る信号(脈波信号とも言う)である。
信号増幅部622は、例えば、I/V変換部621から出力される電圧信号を増幅するアンプである。
A/D変換部623は、信号増幅部622から出力されるアナログの脈波信号をデジタルの脈波信号に変換する。これにより、脈波に係るデジタル値が得られる。すなわち、発光部4から発せられて指を透過した光が受光部5で受光されることで受光部5から出力される電流信号に基づいて、脈波に係るデジタル値が取得される。
解析処理部624は、A/D変換部623から出力されたデジタルの脈波信号に基づいて、所定のデータ解析を行う。これにより、受光部5で受光された各光Lr,Lirの光量および脈波の振幅、赤色光Lrの振幅と赤外光Lirの振幅との比率、血液中の酸素飽和度の値(SpO2値)、脈拍数ならびに脈波の間隔(周期)等の各種値が算出される。
なお、測定制御部611、通信制御部612および解析処理部624は、専用の電子回路によって構成されても良いし、マイクロプロセッサやDSP(Digital Signal Processor)等においてプログラムが実行されることで実現されても良い。I/V変換部621、信号増幅部622およびA/D変換部623は、例えば、専用の電子回路によって構成され得る。
電源部7は、例えば、ニッケル水素蓄電池またはリチウムイオン電池等の二次電池を備えている。発光部4および電気回路6等の生体情報測定装置1の各種構成には、電源部7から電力が供給される。
充電部8は、電源部7の二次電池に対して充電を行うための回路である。例えば、二次電池に対して電気的に接続される端子に充電器が接続されることで、二次電池に対する充電が行われる形態が考えられる。これにより、簡易な構成で二次電池への充電が可能となる。ここで、例えば、充電部8で、二次電池に対して非接触の充電が行われる場合、つまり、充電部8が、二次電池に対する非接触の充電を行うための回路を有する場合には、充電器等を接続する端子等が不要である。このため、より簡易な構成で二次電池への充電が可能となる。なお、非接触の充電の方式としては、例えば、コイルの電磁誘導等を用いた方式等が採用され得る。これにより、本体部2には乾電池等の一次電池を交換するための機構(たとえば開閉可能な蓋)が不要となり得る。その結果、簡易且つ壊れ難い本体部20の構成が実現され得る。
通信部9は、信号処理部62で取得されるデータを無線方式で、外部の装置たとえばモニタリング(表示)機器や治療機器などに送信する。これにより、生体情報測定装置1からの信号の解析および保存を行うための構成、ならびに測定結果を表示する表示部を生体情報測定装置1そのものに設ける必要性がない。その結果、生体情報測定装置の小型化、省電力化および製造コストの低減が図られ得る。
また、本実施形態のように、無線によるデータの通信を採用することで、有線によるデータの通信を採用した場合(例えば、本体部20と外部機器とがケーブルで接続される場合)に比べ、生体情報測定装置1の装着による被検者の負担(例えば、ケーブルが邪魔になる等)を軽減しうる。
また、例えば、信号処理部62のA/D変換部623で取得されるデジタルの脈波信号、すなわち脈波に係るデジタル値のデータが、通信部9によって送信される構成が採用されても良い。この場合、例えば、通信部9から送信されたデータを受信した外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ等)において、解析処理部624に相当する構成で各種値が算出されれば良い。これにより、生体情報測定装置1における信号を処理するための構成が簡略化され得る。このため、装置の小型化、省電力化および製造コストのさらなる低減が図られ得る。
ここで、信号処理部62において、デジタルの脈波信号に基づいて、血液中の酸素飽和度の値(SpO2値)、脈拍数および脈波の間隔(周期)のうちの少なくとも1種以上に係るデジタル値が取得される場合を想定する。この場合、信号処理部62によって取得される血液中の酸素飽和度の値(SpO2値)、脈拍数および脈波の間隔(周期)のうちの少なくとも1種以上に係るデジタル値のデータが通信部9によって送信され得る。これにより、通信部9から送信されたデータを受信した外部の装置において特別な演算等が行われずとも、当該外部の装置において有益な情報が容易に取得され得る。また、生体情報測定装置1における測定結果を表示する表示部の省略が可能であるため、装置の小型化、省電力化および製造コストの低減が図られ得る。
なお、電気回路6には、信号処理部62で取得されるデータを記憶する各種メモリが備えられていても良い。その場合には、たとえばモニタリング機器や治療機器などが準備できない屋外の急病人に対して生体情報測定装置1を装着して測定を行うとともに、その測定データを当該メモリに記憶しておく。そして、病院や救急車などにその急病人が搬送されてから、そのメモリから測定データを読出してモニタリング機器や治療機器などに送信させることにより、急病が生じた直後の患者の状況を時間的に遡って知得するというような時間差利用も可能となる。
操作部10は、例えば、電源ボタン、測定開始ボタンおよび測定終了ボタンを備えている(図4参照)。電源ボタンは、生体情報測定装置1の各部に対する電源部7からの電力の供給の有無を切り替えるためのボタンである。測定開始ボタンは、血液中の酸素飽和度の値(SpO2値)の測定等を開始させるためのボタンである。測定終了ボタンは、血液中の酸素飽和度の値(SpO2値)の測定等を終了させるためのボタンである。
<(1−3)生体情報測定装置の指への装着>
図11には、挿入孔3Hに指FG1が挿入されている状態における生体情報測定装置1の一形態が例示されている。
例えば、図2および図3で示されるように、生体情報測定装置1が指に装着されていない状態では、挿入孔3Hに挿入される指を挟持するための弾性力が指受け部3の弾性体によって発せられ、挿入孔3HがZ方向に閉じて偏平菱形になる方向に環状部3Rが弾性変形している。このとき、例えば、図3で示されるように、環状部3Rが、±Y側の部分B1,B2において折り曲げられた状態となり得る。
これに対し、生体情報測定装置1が指に装着される際には、ユーザ(医療従事者または被検者本人)による手操作によって、指受け部3の弾性体が発する弾性力に抗して、挿入孔3HがZ方向に広げられるように環状部3Rが弾性変形され、図11で示されるように、挿入孔3Hに対して−X方向に指FG1が挿入される。これにより、生体情報測定装置1が指FG1に装着されている状態では、指受け部3の弾性体が発する弾性力によって、挿入孔3HをZ方向に閉じる方向に環状部3Rが変形しようとして、指FG1が指受け部3によって挟持される。このとき、例えば、挿入孔3Hに挿入された指FG1のうちの爪N1と遠位指節間関節(第1関節とも言う)J1との間の領域に発光部4から発せられる各光Lr,Lirが照射されるように、指FG1が挿入孔3Hに挿入されれば良い。
なお、上述した投受光動作(測定動作)は、図11に示すように被検者の指を指受け部3に挿入した状態で行われる。そして、発光部4から発せられる各光Lr,Lirは、指受け部3および被検者の指FG1を通過して、受光部5にて受光される。このため、指受け部3内の各光Lr,Lirが通過しうる領域(すなわち、指受け部3において、発光部4または受光部5と接する面)に、当該光Lr,Lirを透過させやすい素材(例えば、ガラス)からなる発光窓11aおよび受光窓11bを設けることで、発光部4および受光部5が光学的に露出され、生体情報測定装置1による測定の精度が向上する。
<(1−4)一実施形態のまとめ>
以上のように、本実施形態に係る生体情報測定装置1では、測定部2にパルスオキシメータの測定機能に係る基本的な電気的構成(発光部4、受光部5、電気回路6など)が完結している。このため、指受け部3は、これらの機能の一部を分担させる必要がなく、生体の指を保持可能で測定部2と一体化される機構であればよい。したがって、指受け部3がより容易にかつ低コストで製造されうる。
さらに、例えば、指受け部の寸法が複数(例えば、大人用の寸法や子供用の寸法)ある場合には、測定部2と指受け部3とを別体として管理しておいて、受注後に必要に応じてこれらを接着剤等で固着することによって固定的に連結して生体情報測定装置1を生産することが可能となる。すなわち、本実施形態の生体情報測定装置1では、被検者の指のサイズに合わせて指受け部3の寸法を容易に設定可能であり、さらに、製品の在庫および流通の管理が容易となる。
また、パルスオキシメータの測定機能に係る基本的な電気的構成(つまり、この装置としての本来の測定の目的を達成するために不可欠な機能を実現する電気的構成要素群)の一部を指受け部3に設けている場合には、指受け部3を測定部2に連結するまでは、生体情報測定装置1の測定機能についての試験をすることができない。それは、受光部または発光部がまだ組みあわされていないためである。ところが、この発明の特徴に沿って、測定に必要な基本的な電気的構成の全体を測定部2に設けておけば、指受け部3と測定部2とを連結する前に、生体情報測定装置1の測定機能についての試験が可能となるという利点もある。
そして、測定部2に指受け部3が直接取り付けられるため、指以外の部位に測定部2の一部(例えば、本体部20)を装着する必要がない。したがって、例えば、特開2005−110816号公報に記載のオキシメーターのように、本体部と指受け部とを繋ぐケーブル等が不要である。したがって、生体情報測定装置1の指への装着による被検者への負担が軽減され得る。
<(2)変形例>
なお、本発明は上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
<(2−1)第1変形例>
上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、挿入孔3Hが±X方向に貫通していたが、これに限られるものではない。例えば、図12で示されるように、指受け部3のうちの挿入孔3Hの−X方向の一端部側にストッパー部SF1が加えられた生体情報測定装置1Aが採用されても良い。この場合、図13で示されるように、挿入孔3Hに対して+X側から指FG1が挿入されて、ストッパー部SF1に指FG1が当接される動作によって、指FG1のうちの光を照射すべき位置に素早く且つ適切に、生体情報測定装置1Aが装着され得る。すなわち、生体情報測定装置1Aの指FG1への装着に際して、装着位置の位置決めが容易である。
ここで、ストッパー部SF1が、ゴム等の弾性を有する部材であれば、挿入孔3Hへ指FG1が挿入される際に、指先が傷つき難いため、生体情報測定装置1Aの指先への装着が容易である。さらに、ストッパー部SF1に指先がフィットし易いため、長時間の指先への生体情報測定装置1Aの装着による被検者への負担が軽減され得る。また、ストッパー部SF1が、光の透過を遮断する遮光素材であれば、当該遮光によって外光が受光部5に照射され難い。このため、測定誤差が生じ難い。
<(2−2)第2変形例>
上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、アーム25が指受け部3の外周に形成された溝31に嵌め合わされて測定部2と指受け部3とが一体化されていたが、これに限られるものではない。例えば、図14(a)および図14(b)の生体情報測定装置1Bに示すように、指受け部3にアーム25が挿通される挿通孔32が形成される構造(トンネル構造)を採用してもよい。この場合、アーム25(受光部5、伝送路26、フレキ27など)が当該挿通孔32内に挿通されて、測定部2と指受け部3とが連結される。したがって、アーム25の電気的構成(受光部5、伝送路26、フレキ27など)が指受け部3の内部に保護されるので、上記実施形態のようにアーム25が指受け部3の外部に設けられる場合に比べて、壊れ難い。
<(2−3)第3変形例>
また別の実施形態として、上記一実施形態に係る生体情報測定装置1の構成に加え、アーム25と溝31との嵌合箇所を覆うバンド80をさらに有する生体情報測定装置1Cを採用してもよい(図15、図16)。アーム25の電気的構成(受光部5、伝送路26、フレキ27など)がバンド80の内部に保護されるため、上記実施形態のようにアーム25が指受け部3の外部に設けられる場合に比べて、壊れ難い。バンド80は絶縁性を有していることが望ましい。
特に、本変形例では、指受け部3のYZ平面視における外周のうち上部を除く略U字区間に沿って溝31が形成され、YZ平面視おいて略U字形状のバンド80が該溝31に嵌め合わされているので、バンド80と指受け部3との密着性が高い。また、バンド80と溝31との嵌合箇所を接着剤等で固着すればバンド80と指受け部3との密着性は一層高まり、バンド80が指受け部3から脱落し難くなる。本変形例では、測定部2の一部であるアーム25をバンド80と指受け部3とで挟む構成となるため、バンド80と指受け部3との密着性が高まることで指受け部3と測定部2との密着性も高まり、指受け部3が測定部2から脱落し難くなる。
また、本変形例では、略U字形状であるバンド80の両端部81が本体部20の下面の凹部29に嵌め合わされる構成となっている。バンド80の両端部81と本体部20の下面の凹部29とを接着剤等で固着すればバンド80と本体部20との密着性が一層高まり、バンド80が本体部20から脱落し難くなる。
また、アーム25と溝31との嵌合箇所をバンド80で被覆する本変形例の生体情報測定装置1Cの構成は、上記トンネル構造を有する第2変形例の生体情報測定装置1Bの構成に比べ、組み立てが容易である。
<(2−4)第4変形例>
上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、測定部2と指受け部3とを固定的に連結する方法として、接着剤を用いて固着する方法について説明したが、これに限られるものではない。図17ないし図19は、測定部2と指受け部3とを相対的に固定する方法として、上記実施形態で説明した接着剤による固着とは異なる固定方法を示した図である。なお、当該固定方法に関係がない部分(例えば、アーム25、発光窓11a、受光窓11bなど)については、適宜省略して描いてある。
例えば、図17(a)および図17(b)で示される生体情報測定装置1Dように、測定部2と指受け部3とに被狭持部C2,C3を設ける構成を採用しても良い。この場合、被狭持部C2,C3を当接させて、クリップCL1,CL2等によって被狭持部C2,C3が挟持されることによって、測定部2と指受け部3とが固定される。なお、被狭持部C2,C3およびクリップCL1,CL2が、本発明における「クリップ嵌合構造」に相当する。
また、例えば、図18(a)および図18(b)で示される生体情報測定装置1Eように、指受け部3に凸部PR2が設けられ、測定部2の本体部20に当該凸部PR2と対応する凹部SL1が設けられる構成を採用しても良い。この場合、凸部PR2が凹部SL1に押し込まれることによって、測定部2と指受け部3とが固定される。さらに、図19(a)および図19(b)に示す生体情報測定装置1Fように、凹部SL1の内部および凸部PR2の先端に係止部が設けられる場合には、測定部2と指受け部3とがより強固に固定される。なお、凸部PR2および凹部SL1が、本発明における「凹凸嵌合構造」に相当する。また、本変形例とは逆に、凸部が測定部2の本体部20に設けられ、凹部が指受け部3に設けられる構成でもよい。
すなわち、上記一実施形態のように溝31に接着剤を充填して測定部2と指受け部3とを固着する固定的連結方法の他にも、図17ないし図19で示したように、測定部2と指受け部3とを構造的に連結する方法を採用することができる。
そして、当該連結方法(図17ないし図19参照)では、測定部2と指受け部3とを着脱自在に連結することができる。また、当該着脱自在な連結方法と接着剤による固定的連結方法(固着)との両方を採用することで、測定部2と指受け部3とはより強固に固定される。
そして、前者の連結方法(着脱自在な連結方法)においては、生体情報測定装置1のメーカだけでなくユーザにおいても測定部2と指受け部3とを連結あるいは分離させることが可能となりうる。したがって、例えば、ユーザが複数の寸法の指受け部3を有している場合には、必要に応じて好適な一の指受け部3を選択して生体情報測定装置1を使用することが可能となる。また、指受け部3の寸法を変更するという目的以外にも、指受け部3が劣化・損傷等した場合に、ユーザは同一の寸法の他の指受け部3に取り替えることも可能である。また、例えば、測定部2から指受け部3を分離して洗浄し、洗浄後の指受け部3を測定部2に再び連結することも可能となる。このように、測定部2と指受け部3との分離可能な連結方法を採用した場合、多様な利用態様があるため、測定部2および指受け部3の有効利用が図られうる。
<(2−5)第5変形例>
上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、アーム25が、受光部5と、伝送路26と、当該受光部5と当該伝送路26とを実装するフレキ27とを有する構成を採用していたが、これに限られるものではない。すなわち、アーム25の構成において必須の要件は、本体部20と一体形成されること、発光部4と受光部5とを光学的に対向するように受光部5を保持すること、本体部20と受光部5とを電気的に接続する伝送路26を有することであり、これらを満たす種々のアーム25を採用することができる。
したがって、例えば、受光部5と伝送路26とを実装するフレキ27(上記一実施形態の構成)に代えて、受光部5を実装する基板と、発光部4と受光部5が対向するように当該基板を保持する保持手段と、当該基板と本体部20とを電気的に接続する伝送路26(例えば、リード線)とを有する構成を採用することができる。また、別の例として、受光部5を実装する基板と、当該基板と本体部20とを電気的に接続する伝送路26と、当該伝送路26を実装するフレキシブルな基板とを有する構成を採用することができる。
また、アーム25が全体として柔軟性を有することで、指受け部3の変形に対応可能となり生体情報測定装置1の装着感が良好となりうる点については、既に説明した通りであるが、これに限られるものではない。すなわち、アーム25の構成において、柔軟性は必須の要件ではない。したがって、例えば、アーム25が、上記電気的構成(受光部5、伝送路26、フレキ27等)を保護する剛性の筐体を有しており、全体として剛性を有する構成の場合、生体情報測定装置1の装着感は上記一実施形態の構成に劣るものの、生体情報測定装置1の衝撃防御性や耐水性は向上しうる。
<(2−6)その他の変形例>
上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、発光部4を本体部20側(+Z側)に配し、受光部5を当該発光部4と光学的に対向するようにフレキ27上(−Z側)に配する構成が示されていたが、これに限られるものではない。例えば、受光部5を本体部20側(+Z側)に配し、発光部4を当該受光部5と光学的に対向するようにフレキ27上(−Z側)に配する構成が採用されても良い。
この場合には、受光部5が本発明における「第1光電素子」に、発光部4が本発明における「第2光電素子」に相当する。
また、上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、表示部が配されていなかったが、これに限られない。例えば、解析処理部624で得られた各種値を表示するための表示部が配されても良い。この場合、通信制御部612および通信部9が省かれても良い。
また、上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、指FG1が挿入される環状部3Rを指受け部3が備えていたが、これに限られない。例えば、指受け部3が指FG1を挟持する構造を有していても良い。但し、生体情報測定装置1の長時間の指への装着による被検者への負担を軽減する観点から言えば、指FG1が挿入される環状部3Rを指受け部3が備えている方が好ましい。
また、上記一実施形態の指受け部3は、挿入孔3Hが閉じる方向に弾性力を発する弾性体によって構成されていたが、これに限られるものではない。すなわち、指受け部3が弾性を有しない部材(例えば、挿入孔3Hが円形で変形しない部材)であっても構わない。ただし、この場合には、被検者の指のサイズに対応して、挿入孔3Hの寸法毎に複数種類の指受け部3が生産されることが望ましい。
また、上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、信号処理部62によって、血液中の酸素飽和度に係るデジタル値(SpO2値)が取得されたが、これに限られない。例えば、SpO2値が取得されず、心拍数等の脈波等に関する生体の情報が測定されるパルスオキシメータ以外の生体情報測定装置が採用されても良い。
また、上記一実施形態に係る生体情報測定装置1では、電気回路6にI/V変換部621が含まれていたが、これに限られない。例えば、受光部5から出力される電流信号をアナログの電圧信号に変換するI/V変換部621を、フレキ27上に実装しても良い。この場合、受光部5からI/V変換部621までの電流信号の伝送経路が短くなることで、ノイズの影響が低減され得る。
また、生体情報測定装置1内の信号伝達には、電気的信号伝送路だけではなく、光ファイバなどを用いた光学的信号伝送路が併用されてもよい。
また、指受け部3に、測定のための基本的な電気的機能とは関係しない電子要素を設けることは、この発明の範囲内である。そのようなものとして、例えば、複数のサイズで製造された指受け部3の種類識別のためのICタグやHFタグなどがある。すなわち、生体情報の測定のための基本機能として、
(1) 光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定、および
(2) 当該測定結果の外部への送信、
の機能のいずれもが、測定部2内の電気的構成によって完結していることが本発明の趣旨であり、このようなタグなどは、これらの基本機能には関係しない。
また、この発明は、被検生体が人間(被検者)である場合に限らず、動物病院や畜産施設において動物の指から当該動物の生体情報を得るような装置にも適用できる。
なお、上記一実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1,1A〜1F 生体情報測定装置
2 測定部
3 指受け部
3H 挿入孔
3R 環状部
4 発光部
5 受光部
6 電気回路
7 電源部
8 充電部
9 通信部
10 操作部
11a 発光窓
11b 受光窓
20 本体部
20h ハウジング部
25アーム
26 伝送路
27 フレキ
61 制御部
62,62D,62E 信号処理部
80 バンド
621 電流電圧変換部(I/V変換部)
622 信号増幅部
623 アナログデジタル変換部(A/D変換部)
624 解析処理部
C1,C2 被狭持部
CL1,CL2 クリップ
F1 フレキシブルプリント基板
FG1 指
SF1 ストッパー部
SL1 凹部
PR2 凸部

Claims (13)

  1. 発光素子と受光素子とからなる光電素子対の間の空間に被検生体の指を介挿させた状態で、前記発光素子から発光される光を前記受光素子で受光することにより、前記被検生体の生体情報を得る生体情報測定装置であって、
    前記発光素子および前記受光素子のうちの一方を第1光電素子とし、他方を第2光電素子としたとき、
    前記生体情報測定装置は、
    (a)前記第1光電素子と前記第2光電素子との対を光電素子対として使用して前記生体情報を光学的に測定する測定部と、
    (b)前記測定部とは別体として形成されるとともに前記測定部に連結され、前記被検生体の指を受けて保持する指受け部と、
    を備えるとともに、
    前記測定部が、
    前記第1光電素子を光学的に露出する位置に保持するハウジングと、当該ハウジング内に設けられ、前記第1光電素子と結合した本体内電子回路とを備える本体部と、
    前記本体部と一体形成され、前記指受け部を挟んで前記第1光電素子と光学的に対向する位置に第2光電素子を保持しており、当該第2光電素子と前記本体内電子回路との間における、電力供給および信号伝達のための伝送路を保持しているアームと、
    を備えており、
    前記光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定と、当該測定結果の外部への送信とのいずれもが、前記本体内電子回路で実行される生体情報測定装置。
  2. 請求項1に記載の生体情報測定装置であって、
    前記指受け部には、前記アームの形状と対応する溝構造が設けられており、
    前記測定部と前記指受け部との連結が、前記アームを前記溝構造に適合させて行われる生体情報測定装置。
  3. 請求項1に記載の生体情報測定装置であって、
    前記指受け部には、前記アームの形状と対応するトンネル構造が設けられており、
    前記測定部と前記指受け部との連結が、前記アームを前記トンネル構造に挿通させて行われる生体情報測定装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の生体情報測定装置であって、
    前記測定部と前記指受け部とが接着剤によって固着されることにより固定的に連結される生体情報測定装置。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の生体情報測定装置であって、
    前記測定部と前記指受け部とが着脱自在である生体情報測定装置。
  6. 請求項5に記載の生体情報測定装置であって、
    前記測定部の前記本体部と前記指受け部との一方に凸部が、他方に凹部がそれぞれ形成されることによって、前記凸部と前記凹部とが互いに嵌合可能な凹凸嵌合構造が形成され、前記凹凸嵌合構造によって前記測定部と前記指受け部とが着脱自在とされる生体情報測定装置。
  7. 請求項5に記載の生体情報測定装置であって、
    前記測定部と前記指受け部とを狭持可能なクリップ構造が設けられ、前記クリップ嵌合構造によって前記測定部と前記指受け部とが着脱自在とされる生体情報測定装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の生体情報測定装置であって、
    前記アームにおける前記第2光電素子および前記伝送路が、フレキシブルな基板上に実装される生体情報測定装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の生体情報測定装置であって、
    前記指受け部が、前記被検生体の指を保持するための弾性力を発する弾性体を含む生体情報測定装置。
  10. 請求項9に記載の生体情報測定装置であって、
    前記指受け部が、前記指を一方向に挿入させる挿入孔を有する環状部を有し、
    前記環状部が、前記弾性力によって前記挿入孔が閉じる方向に弾性変形する生体情報測定装置。
  11. 発光素子と受光素子とからなる光電素子対の間の空間に被検生体の指を介挿させた状態で、前記発光素子から発光される光を前記受光素子で受光することにより、前記被検生体に関する生体情報を得る生体情報測定装置の測定部であって、
    前記発光素子および前記受光素子のうちの一方を第1光電素子とし、他方を第2光電素子としたとき、
    前記第1光電素子を光学的に露出する位置に保持するハウジングと、当該ハウジング内に設けられ、前記第1光電素子と結合した本体内電子回路とを備える本体部と、
    前記本体部と一体形成され、所定の指受け部を挟んで前記第1光電素子と光学的に対向する位置に第2光電素子を保持しており、当該第2光電素子と前記本体内電子回路との間における、電力供給および信号伝達のための伝送路を保持しているアームと、
    を備えており、
    前記指受け部は、前記測定部とは別体として形成されるとともに前記測定部に連結され、前記被検生体の指を受けて保持するものであり、
    前記光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定と、当該測定結果の外部への送信とのいずれもが、前記本体内電子回路で実行される生体情報測定装置の測定部。
  12. 発光素子と受光素子とからなる光電素子対の間の空間に被検生体の指を介挿させた状態で、前記発光素子から発光される光を前記受光素子で受光することにより、前記被検生体に関する生体情報を得る生体情報測定装置において、前記被検生体の指を受けて保持する指受け部であって、
    前記発光素子および前記受光素子のうちの一方を第1光電素子とし、他方を第2光電素子としたとき、
    測定部は、
    前記第1光電素子を光学的に露出する位置に保持するハウジングと、当該ハウジング内に設けられ、前記第1光電素子と結合した本体内電子回路とを備える本体部と、
    前記本体部と一体形成され、所定の指受け部を挟んで前記第1光電素子と光学的に対向する位置に第2光電素子を保持しており、当該第2光電素子と前記本体内電子回路との間における、電力供給および信号伝達のための伝送路を保持しているアームと、
    を備えており、
    前記光電素子対を用いた前記生体情報の光学的測定と、当該測定結果の外部への送信とのいずれもが、前記本体内電子回路で実行され、
    前記光電素子対の駆動制御、前記光電素子対の光検出結果に基づく検出情報信号の演算生成、および前記検出情報信号の当該装置外部への送信のいずれもが、前記本体内電子回路で実行され、
    前記指受け部は、前記測定部とは別体として環状に形成されるとともに、前記測定部に連結可能な連結構造を有する生体情報測定装置の指受け部。
  13. パルスオキシメータであって、
    請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の生体情報測定装置として構成され、
    前記生体情報として、少なくとも前記被検生体の血液に含まれる酸素飽和度の情報を測定するパルスオキシメータ。
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