JP5416357B2 - 電界放出型ランプの駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子放出源から電界放出された電子により蛍光体を励起発光させる電界放出型ランプに用いて好適な電界放出型ランプの駆動装置に関する。
電子放出源から電界放出された電子により蛍光体を励起発光させる電界放出型ランプは知られており、特許文献1には、少なくとも、電子放出源を有するカソード電極と蛍光体を有する蛍光板電極(アノード電極)とが真空中で対向配置された発光装置であって、カソード電極に電圧を印加した状態で、カソード電極側のインピーダンスを、電子放出源における電界放出の電流密度が第1の設定値以上となる低インピーダンス状態から第2の設定値以下となる高インピーダンス状態に周期的に変換するインピーダンス変換手段を備えた発光装置(電界放出型ランプ)が開示されている。一方、この種の電界放出型ランプを発光させるには、専用の駆動装置を接続してアノード電極(蛍光板電極)に高圧の直流電圧を印加する必要がある。
従来、このような用途に適した駆動装置、特に、高圧の直流電圧を安定して出力するとともに、電圧変換効率を向上させることを目的とした駆動装置としては、特許文献2に開示されるスイッチング電源回路が知られており、同文献2には、スイッチング素子を備え、入力された直流人力電圧を断続して出力するスイッチング手段と、一次側の出力を二次側に伝送するために設けられ、一次巻線、第1の二次巻線、及び第2の二次巻線を巻回すると共に、上記一次巻線と上記第1の二次巻線とについては疎結合とされる所要の結合度が得られるようにされ、上記第1の二次巻線と第2の二次巻線については密結合の状態が得られるようにされた絶縁コンバータトランスと、上記スイッチング手段の動作を電流共振形とするようにして挿入される一次側直列共振回路と、上記スイッチング手段のスイッチング動作時において部分共振動作が得られるようにして形成される一次側部分共振回路と、上記第1の二次巻線に得られる交番電圧を入力して整流動作を行うことで、二次側直流出力電圧を得るように構成された直流出力電圧生成手段と、上記二次側直流出力電圧のレベルに応じて、上記スイッチング素子のスイッチング周波数を可変することで定電圧制御を行うようにされる定電圧制御手段と、上記第2の二次巻線に得られる交番電圧を入力して整流動作を行うことで、所定の高圧レベルとされる直流高電圧を得るように構成された直流高電圧生成手段とを備えるスイッチング電源回路が開示されている。
特開2006−286565号公報 特開2001−218460号公報
しかし、上述した従来の駆動装置(スイッチング電源回路)は、次のような問題点があった。
第一に、従来のスイッチング電源回路は、電圧変換効率を向上させることを目的としているものの、スイッチング手段を動作させるための共振回路が必須となるため、全体の信号系統(回路構成)の複雑化を招く。通常、直流入力電圧12〔V〕,出力直流電圧5〔kV〕及び駆動電力20〔W〕程度の電源回路では、電圧変換効率が86〔%〕程度となり、共振回路の構成部品による損失が無視できないことから、電圧変換効率を向上させるには限界がある。しかも、共振回路に伴う構成部品の増加は、装置全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図る上でも不利になる。
第二に、電界放出型ランプでは、ゲート電極の電圧制御或いは特許文献1に開示されるようなカソード電極に直列接続したスイッチング素子のオン/オフ制御により輝度制御(調光制御)が可能であるため、電界放出型ランプを発光させる駆動装置の出力電圧が変動したとしてもさほど支障を生じない。したがって、スイッチング電源装置に求められる一般的な性能である出力電圧の高度の安定化は、電界放出型ランプにとってさほど重要な性能ではなく、従来のスイッチング電源装置は電界放出型ランプにとって必ずしも最適な駆動装置として構成されているとはいえない。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した電界放出型ランプの駆動装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、スイッチング信号Sa,Sbを出力する駆動回路と、このスイッチング信号Sa,Sbによりスイッチング素子Qa,Qbをオン/オフ制御して直流入力電圧Viをスイッチングするスイッチング回路3と、スイッチングされた入力電圧Viを昇圧する昇圧トランス4と、この昇圧トランス4の出力電圧Vmoを整流して直流出力電圧Va,Vgを出力する整流回路5を備える電界放出型ランプLの駆動装置1を構成するに際して、昇圧トランス4及びこの昇圧トランス4の有する浮遊静電容量Csを利用した共振回路6と、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で略ゼロとなる電流閾値に達したときにスイッチング信号Sa,Sbをオフにし、昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で略ゼロとなる電圧閾値に達したときにスイッチング信号Sa,Sbをオンにする制御を行うことにより、当該スイッチング信号Sa,Sbのオン/オフタイミングts,trを共振回路6の共振条件にマッチングさせる機能を有する駆動回路2と、整流回路5の直流出力電圧Vgを電界放出型ランプLのゲート電極Lgに印加するとともに、少なくとも負荷電流に基づき当該ゲート電極Lgに印加する直流出力電圧Vgの大きさを制御して電界放出型ランプLを調光可能な制御回路13とを備えることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、駆動回路2は、具体的なスイッチング信号Sa,Sbの生成方法(出力方法)として、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で所定の電流閾値に達するタイミングtr及び昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングtsを予め求め、求めたタイミングtr,tsに基づいて生成したスイッチング信号Sa,Sbを固定の他励信号として出力することができるし、或いは、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で所定の電流閾値に達するタイミングtr及び昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングtsを所定の検出手段11i,11vにより検出し、この検出したタイミングtr,tsに基づいてスイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングts/オフタイミングtrを制御することによりスイッチング信号Sa,Sbを自励信号として出力することができる。他方、整流回路5には、多倍電圧整流回路12を用いることができる。
このような構成を有する本発明に係る電界放出型ランプの駆動装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 昇圧トランス4及びこの昇圧トランス4の有する浮遊静電容量Csを利用した共振回路6の共振条件に、スイッチング信号Sa,Sbのオン/オフタイミングts,trをマッチングさせるようにしたため、追加的な共振回路が不要となる。したがって、追加的な共振回路の構成部品による損失を排除できるため、電圧変換効率をより高めることができる。また、全体の信号系統(回路構成)が単純化するため、装置全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
(2) 駆動回路2におけるスイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングts/オフタイミングtrを共振条件にマッチングさせる機能として、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で略ゼロとなる電流閾値に達したときにスイッチング信号Sa,Sbをオフにし、昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で略ゼロとなる電圧閾値に達したときにスイッチング信号Sa,Sbをオンにする機能を設けたため、ゼロボルトスイッチング動作を行わせることができ、ゼロボルトスイッチング動作のメリットであるスイッチング損失の低減及びスイッチングノイズの低減を図れるなど、本発明に係る駆動装置1に適用して最適な態様で動作させることができ、より大きな効果を得ることができる。
(3) 駆動装置1に、整流回路5の直流出力電圧Vgを電界放出型ランプLのゲート電極Lgに印加するとともに、ゲート電極Lgに印加する直流出力電圧Vgの大きさを制御して当該電界放出型ランプLを調光可能な制御回路13を設けたため、駆動装置1の直流出力電圧Va,Vgが変動しても調光制御により電界放出型ランプLの輝度を一定にすることができる。したがって、従来のスイッチング電源装置のように、直流出力電圧Va,Vgに対する高度の安定化はさほど重要とはならないため、その分回路構成の簡略化,小型化,電圧変換効率の更なる向上を図れるなど、電界放出型ランプLに対する駆動装置1としての最適化を図ることができる。
(4) 好適な態様により、駆動回路2における具体的なスイッチング信号Sa,Sbの生成方法(出力方法)として、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で所定の電流閾値に達するタイミングtr及び昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングtsを予め求め、求めたタイミングtr,tsに基づいて生成したスイッチング信号Sa,Sbを固定の他励信号として出力するようにすれば、スイッチング信号Sa,Sbにおけるオンタイミングts及びオフタイミングtrを固定できるため、回路構成の簡略化を図れるとともに、小型コンパクト化及び低コスト化に寄与できる。
(5) 好適な態様により、駆動回路2における具体的なスイッチング信号Sa,Sbの生成方法(出力方法)として、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で所定の電流閾値に達するタイミングtr及び昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングtsを所定の検出手段11i,11vにより検出し、この検出したタイミングtr,tsに基づいてスイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングts/オフタイミングtrを制御することによりスイッチング信号Sa,Sbを自励信号として出力するようにすれば、入力電流Ii及び端子電圧Vmiの変動等に応じてオン/オフタイミングtr,tsを最適な状態に変更できるため、より精度の高い動作を行わせることができるとともに、駆動装置1の高性能化及び性能安定化に寄与することができる。
(6) 好適な態様により、整流回路5に、多倍電圧整流回路12を用いれば、倍数選択により昇圧トランス4における二次巻線部の巻数を変えることにより、昇圧トランス4の共振条件を調整できるため、昇圧トランス4の共振条件を変更した場合であっても、同一の直流出力電圧Va,Vgを得ることができる。
次に、本発明に係る最良の実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る電界放出型ランプの駆動装置1の理解を容易にするため、図6及び図7を参照して、本発明の原理の概要について説明する。
図6は、トランス60を高周波スイッチング動作させる際の簡易等価回路を示す。図6中、61は理想トランス部,Cs,Csは浮遊静電容量,64は漏れインダクタンス,65は導線抵抗を示す。この簡易等価回路において、トランス60の一次巻線60f側にスイッチング手段SWa,SWbを接続し、図7に示すように、スイッチング手段SWa,SWbを交互にオン/オフ制御すれば、トランス60を固有の周波数により共振させることができる。即ち、追加的な共振回路を設けることなく、浮遊静電容量Cs…を利用してトランス60のみで共振動作を行うことができる。また、スイッチング手段SWa,SWbのオンタイミングts及びオフタイミングtrをトランス60の共振条件にマッチングさせれば、ゼロボルトスイッチング動作も可能となる。したがって、追加的な共振回路が不要になるため、共振回路の構成部品による損失を排除でき、電圧変換効率を高めることができるとともに、全体の信号系統(回路構成)を単純化できるため、装置全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。加えて、ゼロボルトスイッチング動作を行わせれば、ゼロボルトスイッチング動作のメリットであるスイッチング損失の低減及びスイッチングノイズの低減も図れることになる。
次に、本実施形態に係る電界放出型ランプの駆動装置1の構成について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る駆動装置1及びこの駆動装置1により駆動する(発光させる)電界放出型ランプLを示す。この場合、電界放出型ランプLは、真空バルブ91の内部に、カソード電極Lk,ゲート電極Lg,アノード電極Laの順に間隔を空けて配した構成を有し、蛍光体を有するアノード電極Laに直流高電圧を印加すれば、電子放出源を有するカソード電極Lkから電子が電界放出され、この電子がアノード電極Laの蛍光体を励起発光させる発光原理を有する。
一方、駆動装置1は、入力側に、正側入力端子21p及び負側入力端子21nを有し、正側入力端子21pは電源ラインHを介して単巻トランスを用いた昇圧トランス4に接続するとともに、負側入力端子21nはグランドGに接続する。昇圧トランス4は、同一巻数となる第一巻線Nfxと第二巻線Nfyを有する一次巻線部Nfと二次巻線部Nsを有し、第一巻線Nfxと第二巻線Nfyの共通接続部となる一次巻線部Nfの中間タップJcに上述した電源ラインHが接続される。他方、駆動装置1の出力側には、アノード出力端子21a,ゲート出力端子21g及びカソード出力端子21kを有し、アノード出力端子21a,ゲート出力端子21g及びカソード出力端子21kは、電界放出型ランプLにおけるアノード電極La,ゲート電極Lg及びカソード電極Lkにそれぞれ接続することができる。
また、昇圧トランス4の一次側となる電源ラインHとグランドGには、制御回路13及び駆動回路2を接続する。制御回路13は、電界放出型ランプLのカソード電極Lk(又はアノード電極La)に対してスイッチング素子14を直列接続し、このスイッチング素子14をオン/オフ制御して電界放出型ランプLを調光する調光機能を備える。調光機能は、正側入力端子21pの直流入力電圧Viと電流検出部13dから検出するアノード電極Laに流れる負荷電流から駆動電力を求めるとともに、スイッチング素子14をスイッチングする際のデューティ比を可変制御することにより駆動電力が一定となるように制御する。なお、ゲート電極Lgに印加する直流出力電圧Vgの大きさを可変制御しても同様の調光を行うことができる。調光機能には、このように直流入力電圧Viが変動しても駆動電力(輝度)が一定になるように制御する調光機能と、不図示の調整ダイヤル等を操作して任意に電界放出型ランプLの輝度を変化させる調光機能が含まれる。
駆動回路2は、スイッチング信号Sa,Sbを出力する機能を備える。図2に、駆動回路2の具体的回路構成を示す。図2に示す駆動回路2は、オペアンプ22aを利用した発振回路22、相互に反対方向に接続した第一ダイオードDsと第二ダイオードDrを有する双方向ダイオード23、フリップフロップ回路24f,アンド回路24a及び24bを用いたスイッチング信号生成回路24を備える。なお、R1,R2,R3,R4は抵抗、Ccはコンデンサを示すとともに、Rsは第一ダイオードDsに直列接続した調整抵抗、Rrは第二ダイオードDrに直列接続した調整抵抗を示す。
この駆動回路2は、他励式発振器を構成し、発振回路22からは図3(a)に示すパルス信号Smが出力する。このパルス信号Smはスイッチング信号生成回路24に付与され、一方のアンド回路24aから図3(b)に示すスイッチング信号Saが出力するとともに、他方のアンド回路24bから図3(c)に示すスイッチング信号Sbが出力する。また、調整抵抗Rs,Rr及びコンデンサCcにより、スイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングts及びオフタイミングtrが設定される。この場合、調整抵抗Rsの大きさを変更すれば、コンデンサCcに対する充電時間が変化し、スイッチング信号Sa,Sbのオフタイミングを変更できるとともに、調整抵抗Rrの大きさを変更すれば、コンデンサCcにおける放電時間が変化し、スイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングを変更できる。
さらに、昇圧トランス4の一次側(一次巻線部Nf)には、FETを用いたスイッチング素子Qa,Qbを接続する。即ち、スイッチング素子Qaを構成するFETのゲートにスイッチング信号Saを付与するとともに、このFETのドレインを一次巻線部Nfにおける第一巻線Nfxの端部Jxに接続し、かつソースをグランドGに接続する。また、スイッチング素子Qbを構成するFETのゲートにスイッチング信号Sbを付与するとともに、このFETのドレインを一次巻線部Nfにおける第二巻線Nfyの端部Jyに接続し、かつソースをグランドGに接続する。この場合、第一巻線Nfxの端部JxとグランドG間の電圧及び第二巻線Nfyの端部JyとグランドG間の電圧が一次巻線部Nfの端子電圧Vmiとなる。
他方、昇圧トランス4の二次巻線部Nsには、この二次巻線部Nsから出力する出力電圧Vmoを整流して二系統の直流出力電圧Va,Vgを出力する整流回路5を接続する。この場合、整流回路5は、多倍電圧整流回路12により構成する。多倍電圧整流回路12は、ダイオードD1,D2…D7,D8及びコンデンサC1,C2…C5,C6により構成する。なお、C7は平滑コンデンサを示す。そして、一方の直流出力電圧Vaは、アノード出力端子21aに付与されるとともに、他方の直流出力電圧Vgは、ゲート出力端子21gに付与される。
次に、本実施形態に係る駆動装置1の動作及び機能について、図1〜図6を参照して説明する。
まず、駆動装置1では、予め、駆動回路2から出力するスイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングts/オフタイミングtrを設定する。本実施形態に係る駆動装置1は、高周波スイッチング動作させることを前提とするため、図6に示した簡易等価回路のように、昇圧トランス4の浮遊静電容量Csを利用する。したがって、駆動装置1では、昇圧トランス4及びこの昇圧トランス4の有する浮遊静電容量Csにより構成される共振回路6を利用する。今、実際に測定した共振回路6の共振周波数が60〔kHz〕(共振条件)であったとすれば、駆動回路2におけるスイッチング周波数が60〔kHz〕になるように設定する。
そして、設定したスイッチング周波数により駆動装置1を作動させれば、駆動回路2の発振回路22からパルス信号Smが出力する。このパルス信号Smはスイッチング信号生成回路24に付与され、一方のアンド回路24aからスイッチング信号Saが出力するとともに、他方のアンド回路24bからスイッチング信号Sbが出力する。これにより、スイッチング素子(FET)Qa,Qbが交互にオン/オフし、一次巻線部Nfには、スイッチングされた入力電圧Viが印加されることにより入力電流Iiが流れる。また、これにより、二次巻線部Nsの両端には出力電圧Vmoが出力する。
この際、入力電流Iiと一次巻線部Nfの端子電圧Vmiを、例えば、波形表示し、入力電流Iiが減少過程で所定の電流閾値に達したときに、スイッチング信号Sa,Sbをオフにするオフタイミングtrを設定する。この場合、電流閾値を略ゼロに設定し、入力電流Iiが減少過程で略ゼロに達したときに、スイッチング信号Sa,Sbがオフするオフタイミングtrを、図2に示す駆動回路2における調整抵抗Rsの大きさを変更して設定する。また、端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達したときに、スイッチング信号Sa,Sbをオンにするオンタイミングtsを設定する。この場合も、電圧閾値を略ゼロに設定し、端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達したときに、スイッチング信号Sa,Sbがオンするオンタイミングtsを、図2に示す駆動回路2における調整抵抗Rrの大きさを変更して設定する。
これにより、スイッチング信号Sa,Sbのオン/オフタイミングts,trを共振回路6の共振条件にマッチングさせることができる。この結果、駆動回路2では、このようにして得られたオン/オフタイミングts,trに基づいてスイッチング信号Sa,Sbが生成されることになり、生成されたスイッチング信号Sa,Sbは固定の他励信号として駆動回路2から出力する。図2に示すような駆動回路2を構成すれば、スイッチング信号Sa,Sbにおけるオンタイミングts及びオフタイミングtrを固定できるため、回路構成の簡略化を図れるとともに、小型コンパクト化及び低コスト化に寄与できる利点がある。
また、スイッチング信号Sa,Sbのオン/オフタイミングts,trを共振回路6の共振条件にマッチングさせるため、スイッチング素子(FET)Qa,Qbはゼロボルトスイッチング動作を行うことになる。したがって、ゼロボルトスイッチング動作のメリットであるスイッチング損失の低減及びスイッチングノイズの低減を図れるなど、本発明に係る駆動装置1に適用して最適な態様で動作させることができ、より大きな効果を得ることができる。
このように、本実施形態に係る駆動装置1によれば、基本的に、昇圧トランス4及びこの昇圧トランス4の有する浮遊静電容量Csを利用した共振回路6の共振条件に、スイッチング信号Sa,Sbのオン/オフタイミングts,trをマッチングさせるようにしたため、追加的な共振回路が不要となる。したがって、追加的な共振回路の構成部品による損失を排除できるため、電圧変換効率をより高めることができる。また、全体の信号系統(回路構成)が単純化するため、装置全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
次に、駆動装置1の具体的な動作について説明する。今、正側入力端子21p及び負側入力端子21nに、直流入力電圧Vi(=12〔V〕)が付与された場合を想定する。駆動回路2では、上述したように、発振回路22から図3(a)に示すパルス信号Smが出力し、駆動回路2からは、昇圧トランス4及びこの昇圧トランス4の有する浮遊静電容量Csを利用した共振回路6の共振条件にマッチングしたオン/オフタイミングts,trを有する図3(b)に示すスイッチング信号Sa及び図3(c)に示すスイッチング信号Sbが出力し、スイッチング素子(FET)Qa,Qbのゲートに付与される。これにより、スイッチング素子(FET)Qa,Qbが交互にオン/オフし、一次巻線部Nfには、スイッチングされた入力電圧Viが印加されることにより、図3(e)に示す入力電流Iiが流れる。また、これにより、二次巻線部Nsの両端には、図3(d)に示す出力電圧Vmoが出力する。
図4及び図5は、実測した入力電流Ii〔A〕と端子電圧Vmi〔V〕の波形を示している。図4及び図5は、図1に示した駆動装置1及び図2に示した駆動回路2を使用するとともに、直流出力電圧Vaを7〔kV〕,駆動電力を10〔W〕とし、周辺温度が50〔℃〕の状態における実測波形であり、図4及び図5におけるタイミングts,trにおいて、ゼロボルトスイッチング動作が行われている。また、図3(d)に示すように、出力電圧Vmoは、正弦波に近似する波形となり、昇圧トランス4及びこの昇圧トランス4の有する浮遊静電容量Csを利用した共振回路6は、正規の共振回路として動作していることを確認できる。この場合、電圧変換効率として、95.25〔%〕が得られた。このような10〔W〕クラスでも、かなり高い電圧変換効率が得られるため、さらに駆動電力(出力電力)が大きい場合には、より電圧変換効率が高まるものと推測される。
他方、昇圧トランス4の二次巻線部Nsからは出力電圧Vmoが出力し、多倍電圧整流回路12により多倍電圧整流が行われる。これにより、アノード出力端子21aからは、略7.0〔kV〕の直流出力電圧Vaが得られ、電界放出型ランプLのアノード電極Laに付与されるとともに、ゲート出力端子21gからは、略3.8〔kV〕の直流出力電圧Vgが得られ、電界放出型ランプLのゲート電極Lgに付与される。なお、このような多倍電圧整流回路12を用いれば、倍数選択により昇圧トランス4における二次巻線部Nsの巻数を変えることにより、昇圧トランス4の共振条件を調整できるため、昇圧トランス4の共振条件を変更した場合であっても、同一の直流出力電圧Va,Vgを得ることができる利点がある。
例示する多倍電圧整流回路12の原理は次のようになる。この多倍電圧整流回路12では、コンデンサC1の両端電圧が二次巻線部Nsの出力電圧Vmoと同じになるとともに、他のコンデンサC2〜C6の両端電圧は、それぞれ二次巻線部Nsの出力電圧Vmoの2倍となる。したがって、アノード出力端子21aの直流出力電圧Vaは、
Va=Vi+(6.5×Vmo) …(1)
となる。ここで、Viは12〔V〕である。また、Vmoは(Ns/Nfx)×12となる。例示の場合、Ns/Nfx=90に設定してあるため、(1)式は、
Va=12+(6.5×90×12)
=7.032
≒7.0〔kV〕
となる。また、このときのゲート出力端子21gの直流出力電圧Vgは、
Vg=Vi+(3.5×Vmo) …(2)
となる。よって、
Vg=12+(3.5×90×12)
=3.792
≒3.8〔kV〕
となる。
なお、駆動時には、制御回路13による調光機能により調光制御が行われる。即ち、制御回路13では、正側入力端子21pからの直流入力電圧Vi(12〔V〕)の大きさと電流検出部13dにより検出するアノード電極Laに流れる負荷電流の大きさから駆動電力を得る。また、制御回路13は、スイッチング制御信号Skを出力し、スイッチング素子14を350〔Hz〕のスイッチング周波数によりスイッチングするとともに、得られた駆動電力が一定となるように、スイッチング制御信号Skのデューティ比を可変制御する。ゲート電極Lgに印加する直流出力電圧Vgの大きさを可変制御しても同様の調光を行うことができる。この場合、ゲート電極Lgに仮想線で示す電圧可変回路13vを接続し、制御回路13から電圧制御信号Sgを付与することにより駆動電力が一定となるように制御すればよい。
このような制御回路13を設ければ、駆動装置1の直流出力電圧Va,Vgが変動しても調光制御により電界放出型ランプLの輝度を一定にすることができる。特に、本実施形態に係る駆動装置1では、直流入力電圧Viの大きさが変動した場合、直流出力電圧Va,Vgが変動するが、このような調光制御が可能なため、従来のスイッチング電源装置のように、直流出力電圧Va,Vgに対する高度の安定化はさほど重要とはならないため、その分、回路構成の簡略化,小型化,電圧変換効率の更なる向上を図れるなど、電界放出型ランプLに対する駆動装置1としての最適化を図れる利点がある。
他方、図8には、駆動回路2の変更実施形態を示す。なお、図8において、図2と同一部分には同一符号を付してその構成を明確にした。図8に示す駆動回路2は、昇圧トランス4に流れる入力電流Iiが減少過程で所定の電流閾値に達するタイミングtr及び昇圧トランス4における一次巻線部Nfの端子電圧Vmiが低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングtsを所定の検出手段11i,11vにより検出し、この検出したタイミングtr,tsに基づいてスイッチング信号Sa,Sbのオンタイミングts/オフタイミングtrを制御するようにしたものである。この場合、例示の検出手段11iは、図1に仮想線で示すように、入力電流Iiの大きさを検出する電流検出回路である。また、例示の検出手段11vは、一次巻線部Nfの端子電圧Vmiの大きさを検出する電圧検出回路である。これにより、検出手段11iからは入力電流Iiの検出信号Sdaが図8における放電電流制御回路31aに付与されるとともに、検出手段11vからは端子電圧Vmiの検出信号Sdbが図8における充電電流制御回路31bに付与される。
したがって、図8に示す駆動回路2は次のように動作(機能)する。まず、調整抵抗Rs,Rrは、コンデンサCcに対する充電時間又は放電時間を長めに設定する。これにより、充電電流制御回路31bは、検出信号Sdbの大きさに応じてコンデンサCcに充電する充電電流ibの大きさを制御することができるため、検出信号Sdbの大きさに対応してスイッチング信号Sa,Sbのタイミングを変更することができる。即ち、充電電流ibを多くすれば、コンデンサCcに対する充電時間が早くなるため、オフタイミングを早めることができる。一方、放電電流制御回路31aは、検出信号Sdaの大きさに応じてコンデンサCcから放電する放電電流iaの大きさを制御することができるため、検出信号Sdaの大きさに対応してスイッチング信号Sa,Sbのタイミングを充電電流制御回路31b側の場合と同様変更することができる。
図8に示す駆動回路2では、スイッチング信号Sa,Sbは自励信号として出力するため、入力電流Ii及び端子電圧Vmiの変動等に応じて、オン/オフタイミングts,trを最適な状態に変更できるため、より精度の高い動作を行わせることができるとともに、駆動装置1の高性能化及び性能安定化に寄与できる利点がある。
以上、最良の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、電流閾値及び電圧閾値として、略ゼロである場合を例示したが、略ゼロとは完全にゼロであることは勿論のことゼロに近い僅かな大きさも含む概念である。また、整流回路5として多倍電圧整流回路12を用いた場合を例示したが、他の整流回路を排除するものではない。さらに、昇圧トランス4として単巻トランスを例示したがトランスの種類は問わない。
本発明に係る駆動装置1は、電界放出型照明ランプ(FEL)や電界放出型表示装置(FED)など、各種用途における電界放出型ランプLに利用することができ、同様の発光原理を用いる以上、その名称は問わない。
本発明の最良の実施形態に係る電界放出型ランプの駆動装置の回路図、 同駆動装置に備える駆動回路を具体的に示す回路図、 同駆動装置における各部の信号を示すタイミングチャート、 同駆動装置の昇圧トランスにおける入力電流を実測した実測波形図、 同駆動装置の昇圧トランスにおける一次巻線部の端子電圧を実測した実測波形図、 同駆動装置の理解を容易にするための本発明の原理説明図、 図6に示した原理説明図におけるスイッチング手段のオン/オフ状態を示すタイミングチャート、 本発明の変更実施形態に係る駆動回路を具体的に示す回路図、
符号の説明
1:駆動装置,2:駆動回路,3:スイッチング回路,4:昇圧トランス,5:整流回路,6:共振回路,11i:検出手段,11v:検出手段,12:多倍電圧整流回路,13:制御回路,14:スイッチング素子,Sa:スイッチング信号,Sb:スイッチング信号,Qa:スイッチング素子,Qb:スイッチング素子,Vi:直流入力電圧,Vmi:一次巻線部の端子電圧,Vmo:昇圧トランスの出力電圧,Va:直流出力電圧,Vg:直流出力電圧,Vi:昇圧トランスに印加される入力電圧(直流入力電圧),Nf:一次巻線部,L:電界放出型ランプ,Cs:浮遊静電容量,ts:オンタイミング,tr:オフタイミング,Ii:入力電流,Lg:ゲート電極,Lk:カソード電極,La:アノード電極

Claims (4)

  1. スイッチング信号を出力する駆動回路と、このスイッチング信号によりスイッチング素子をオン/オフ制御して直流入力電圧をスイッチングするスイッチング回路と、スイッチングされた入力電圧を昇圧する昇圧トランスと、この昇圧トランスの出力電圧を整流して直流出力電圧を出力する整流回路を備える電界放出型ランプの駆動装置において、前記昇圧トランス及びこの昇圧トランスの有する浮遊静電容量を利用した共振回路と、前記昇圧トランスに流れる入力電流が減少過程で略ゼロとなる電流閾値に達したときに前記スイッチング信号をオフにし、前記昇圧トランスにおける一次巻線部の端子電圧が低下過程で略ゼロとなる電圧閾値に達したときに前記スイッチング信号をオンにする制御を行うことにより、当該スイッチング信号のオン/オフタイミングを前記共振回路の共振条件にマッチングさせる機能を有する駆動回路と、前記整流回路の直流出力電圧を電界放出型ランプのゲート電極に印加するとともに、少なくとも負荷電流に基づき当該ゲート電極に印加する直流出力電圧の大きさを制御して前記電界放出型ランプを調光可能な制御回路とを備えることを特徴とする電界放出型ランプの駆動装置。
  2. 前記駆動回路は、前記昇圧トランスに流れる入力電流が減少過程で所定の電流閾値に達するタイミング及び前記昇圧トランスにおける一次巻線部の端子電圧が低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングを予め求め、求めたタイミングに基づいて生成した前記スイッチング信号を固定の他励信号として出力することを特徴とする請求項1記載の電界放出型ランプの駆動装置。
  3. 前記駆動回路は、前記昇圧トランスに流れる入力電流が減少過程で所定の電流閾値に達するタイミング及び前記昇圧トランスにおける一次巻線部の端子電圧が低下過程で所定の電圧閾値に達するタイミングを所定の検出手段により検出し、この検出したタイミングに基づいて前記スイッチング信号のオン/オフタイミングを制御することにより前記スイッチング信号を自励信号として出力することを特徴とする請求項1記載の電界放出型ランプの駆動装置。
  4. 前記整流回路は、多倍電圧整流回路を用いることを特徴とする請求項1記載の電界放出型ランプの駆動装置。
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