JP5415884B2 - 軸出器 - Google Patents

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Description

この発明は、軸出器に関する発明であり、詳細には、玉型形状測定装置を用いてレンズの形状を測定する場合や、レンズ研削加工装置を用いてレンズを研削加工する場合に、未加工の眼鏡レンズにレンズ吸着治具(加工用レンズブロック、吸着盤、吸着カップ等とも称する)を装着させる軸出器に関する発明である。
従来から、玉型形状測定装置を用いてダミーレンズや度数のある眼鏡レンズの形状を測定する場合や、レンズ研削加工装置を用いて未加工の眼鏡レンズを研削加工する場合には、ダミーレンズ等にレンズ吸着治具を装着させてダミーレンズ等の保持を行い、このレンズ吸着治具を玉型形状測定装置やレンズ研削加工装置の内部に固定させている。
また、ダミーレンズ等にレンズ吸着治具を装着させる際には、ダミーレンズ等の幾何学中心(度数のある眼鏡レンズの場合には光学中心)とレンズ吸着治具の中心とを一致させて、ダミーレンズ等の屈折面にレンズ吸着治具を装着させる軸出器が用いられている。
このような軸出器としては、例えば、上方に開口するベースと、このベースの上部開口に設けられた光透過プレートと、ベース内に配設された照明光源と、ベースの側部に設けられた支柱と、光透過プレート上に設けられ且つ三角形状に配列された3本の軸状のレンズ受と、この支柱を中心に回動してレンズ受の上方のプレート使用位置とこのプレート使用位置から水平方向に退避したプレート退避位置との間で移動可能に設けられた半透明な幾何学中心設定用の目盛りプレートと、レンズ受の上方の治具装着位置とこの治具装着位置から水平方向に退避した治具退避位置との間で、支柱を中心に回動可能に設けられた治具装着アームと、を備えたものがある。
また、治具装着アームは治具装着位置で下降可能であり、治具装着アームが治具装着位置で下降することにより、治具装着アームの先端に保持させたレンズ吸着治具をレンズ受上のダミーレンズ等に装着させることができるように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−301676号公報
ところで、玉型形状測定装置やレンズ研削加工装置には、それぞれの装置メーカごとに専用のレンズ吸着治具が用意されていて、これら専用のレンズ吸着治具は互いにサイズ等が異なるものとなっている。
この結果、装置メーカごとに専用のレンズ吸着治具をレンズに装着させる軸出器も、装置メーカごとに個別に準備する必要があった。
すなわち、眼鏡店や専用の研削加工工場等において、複数の異なるメーカの玉型形状測定装置やレンズ研削加工装置に対応するためには、複数の軸出器を異なるメーカ毎に揃えておく必要があり、コスト高になるという問題があった。特に、規模の小さい眼鏡店にとっては、1台の軸出器で複数のレンズ吸着治具に対応できることが長い間望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、仕様の異なる複数の種類のレンズ吸着治具を保持して、ダミーレンズや眼鏡レンズへのレンズ吸着治具の装着を行うことができる軸出器を提供することを目的とするものである。
本発明に係る軸出器にあっては、治具装着アームの嵌着凹部に装着補助具を介してレンズ吸着治具を嵌着保持させるものであって、この装着補助具は、その上端部に嵌着凹部に嵌着保持される凸部を有し、その下端部にレンズ吸着治具を嵌着保持する凹部を有し、この凸部の外径と凹部の内径とは大きさが異なるものである。
すなわち、本発明に係る軸出器は、下降可能で、レンズ吸着治具が装着される嵌着凹部が設けられた治具装着アームを有し、前記治具装着アームに前記レンズ吸着治具が保持された状態で、前記治具装着アームが下降することにより、前記治具装着アームの下方に設置された眼鏡レンズに前記レンズ吸着治具を装着させる軸出器において、前記嵌着凹部は、前記レンズ吸着治具とは異なる外径の他の種類のレンズ吸着治具を装着補助具を介して保持するものであり、前記装着補助具は、円柱状であり外周面が前記嵌着凹部に嵌着保持される凸部が形成されている上端部と、前記他の種類のレンズ吸着治具を嵌着保持する凹部が形成されている下端部と、を有し、前記凸部の外径と前記凹部の内径とは大きさが異なることを特徴とする。
このように構成された本発明に係る軸出器によれば、レンズ吸着治具のサイズ等が治具装着アームの嵌着凹部のサイズ等に対応していないことによって、レンズ吸着治具を嵌着凹部に直接保持させることができない場合には、装着補助具を介することにより、このレンズ吸着治具を治具装着アームに保持させることができる。
一方、レンズ吸着治具のサイズ等が治具装着アームの嵌着凹部のサイズ等に対応している場合には、装着補助具を用いることなく、嵌着凹部に直接レンズ吸着治具を保持させることができる。
このため、装着補助具を用いる場合と装着補助具を用いない場合とを使い分けることにより、仕様の異なる複数の種類のレンズ吸着治具を保持して、ダミーレンズや眼鏡レンズへのレンズ吸着治具の装着を行うことができる。
また、本発明に係る軸出器においては、前記嵌着凹部には、前記嵌着凹部の直径方向に延びた、周方向の位置決めをする直線板状のアーム位置決め突起が設けられ、前記装着補助具の前記上端部には、前記上端部の直径方向に延びた、前記アーム位置決め突起に嵌着される補助具位置決め溝が設けられ、前記装着補助具の前記下端部には、前記凹部に、前記補助具位置決め溝と平行であって、前記他の種類のレンズ吸着治具に形成された位置決め溝に嵌着する補助具位置決め突起が設けられている構成とすることが好ましい。
このように構成された本発明に係る軸出器によれば、嵌着凹部にアーム位置決め突起が設けられていることにより、装着補助具を用いずに嵌着凹部に直接レンズ吸着治具を保持させる場合には、このアーム位置決め突起にレンズ吸着治具に形成された位置決め溝を嵌着させて、レンズ吸着治具の周方向の位置決めを行うことができる。
さらに、装着補助具の上端部には補助具位置決め溝が設けられ、装着補助具の下端部には補助具位置決め溝と平行である補助具位置決め突起が設けられていることにより、嵌着凹部に装着補助具を介してレンズ吸着治具を保持させる場合であっても、装着補助具を用いない場合と同様に、レンズ吸着治具の周方向の位置決めを行うことができる。
また、本発明に係る軸出器においては、前記下端部の周壁のうち、前記補助具位置決め突起の両端部に対応する位置に切欠きが設けられている構成とすることが好ましい。
このように構成された本発明に係る軸出器によれば、補助具位置決め突起の両端部に対応する位置に切欠きが設けられていることにより、装着補助具を用いてレンズ吸着治具を保持する場合であって、レンズ吸着治具に形成された位置決め溝と下端部に設けられた補助具位置決め突起とを嵌着させる際に、これら位置決め溝と補助具位置決め突起との位置関係を切欠きを介して調整することができるため、装着補助具の下端部に容易かつ確実にレンズ吸着治具を嵌着保持させることができる。
本発明に係る軸出器によれば、仕様の異なる複数の種類のレンズ吸着治具を保持して、ダミーレンズや眼鏡レンズへのレンズ吸着治具の装着を行うことができる。
本実施形態の軸出器100の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1の吸着治具取付部15から装着補助具17およびレンズ吸着治具18を取り外した状態で、吸着治具取付部15を下方から見た状態を示す拡大斜視図である。 図1の装着補助具17とレンズ吸着治具18とを結合させた状態での拡大斜視図である。 図1の装着補助具17とレンズ吸着治具18とを分離した状態での拡大斜視図である。 図5の装着補助具17の下端部20の構造を示す拡大斜視図である。 図3の嵌着凹部16にレンズ吸着治具18´を直接嵌着保持させた状態を示す断面図である。 図7のレンズ吸着治具18´の構造を示す拡大斜視図である。 本実施形態の軸出器100の軸出し作用を説明するための第1作用図である。 本実施形態の軸出器100の軸出し作用を説明するための第2作用図である。
以下、図1〜図10に基づいて、本発明の一実施形態としての軸出器100について説明する。
[軸出器全体の構成]
図1は、本実施形態の軸出器100の斜視図であり、図2は、図1のA−A線断面図であり、図3は、図1の吸着治具取付部15から装着補助具17およびレンズ吸着治具18を取り外した状態で、吸着治具取付部15を下方から見た状態を示す拡大斜視図である。
本実施形態の軸出器100は、図1に示すように、軸出器のベース部材である筐体としての装置本体(ベース)1と、上下に延びる円筒状突部2と、を有している。
この円筒状突部2の上部開口2aは乳白色の光透過プレート3で閉成されている。また、この光透過プレート3の上面の中央部には、上方に突出した3つのレンズ受4がレンズ載置台として一体に設けられている。この3つのレンズ受4は、互いに近接して、正三角形の頂点位置となるように配置されている。
そして、光透過プレート3の下方には、装置本体1内に配設した照明光源(図示せず)が取り付けられている。この照明光源は、装置本体1の側部に設けた電源スイッチ5で点灯、消灯するようになっている。
また、装置本体1の上壁1aには支柱取付筒部6が形成され、支柱取付筒部6には上方に向けた支柱7の下端部が固定されている。この支柱7の上部には、軸線(支柱7が延びる方向)回りに回動可能な筒体8が、図示しないコイルスプリングで上方に付勢されていて軸線方向の所定範囲内で移動可能(下降可能)に取り付けられている。
また、筒体8の下部には水平方向に延びる型板載置板9が設けられている。この型板載置板9には円形で透明な透光板部9aが形成されている。また、型板載置板9の下部側縁にはガイド突起10が設けられている。
さらに、このガイド突起10には環状ガイド溝10aが形成されており、この環状ガイド溝10aには、透明なスライドプレート11が支柱7に対して進退動可能(図1に示す矢印Y方向に進退動可能)となるように、スライドプレート11の側縁部が係合保持されている。
また、スライドプレート11の先端部及び支柱側端部の下面にはガイド突起12が設けられている。さらに、このガイド突起12には環状ガイド溝12aが形成されており、この環状ガイド溝12aには、目盛りプレート13がスライドプレート11の移動方向と直交する水平方向に移動可能(図1に示す矢印X方向に進退動可能)となるように、目盛りプレート13の側縁部が係合保持されている。この目盛りプレート13は透明なアクリル板によって形成されていて、この目盛りプレート13には、後述する図9および図10に示すような目盛13aが付されている。
また、筒体8の上部には、型板載置板9に対して直交する方向に延びる治具装着アーム14が一体に設けられている。上述のように、筒体8は下降可能であるため、この筒体8と一体に設けられている治具装着アーム14もまた下降可能である。
そして、この治具装着アーム14の先端部の下面側には、吸着治具取付部15が設けられている。この吸着治具取付部15には、図2および図3に示すように、内径がD1である嵌着凹部16と、嵌着凹部16の直径方向に延びた、直線板状のアーム位置決め突起29と、が設けられている。
[装着補助具の詳細な構成]
次に、嵌着凹部16に嵌着保持される装着補助具17の詳細な構成について説明する。
図4は、図1の装着補助具17とレンズ吸着治具18とを結合させた状態での拡大斜視図であり、図5は、図1の装着補助具17とレンズ吸着治具18とを分離した状態での拡大斜視図であり、図6は、図5の装着補助具17の下端部20の構造を示す拡大斜視図である。
装着補助具17は、図4および図5に示すように、上端部19と下端部20とを有している。その上端部19には、外径がD2の円柱状であって、その外周面が嵌着凹部16に嵌着保持される凸部25が形成されている。この凸部25の外径D2は、嵌着凹部16の内径D1と同じ大きさである(D1=D2)。また、この上端部19には、上端部19の直径方向に延びた補助具位置決め溝21が設けられている。
その下端部20は、図6に示すように、内径がD3である凹部22が形成されている。この凹部22の内径D3は、嵌着凹部16の内径D1および凸部25の外径D2よりも大きい(D1=D2<D3)。
また、この下端部20の凹部22には、上端部19に設けられた補助具位置決め溝21と平行である補助具位置決め突起23が設けられている。さらに、下端部20の周壁のうち、補助具位置決め突起23の両端部に対応する位置には切欠き24が設けられている。
次に、本実施形態の軸出器100の作用について、[レンズ吸着治具の保持作用]と[軸出し作用]とに分けて説明する。
[レンズ吸着治具の保持作用]
レンズ吸着治具の保持作用について、初めに、例えば、図5に示すように、図示しないダミーレンズ等に装着される面である装着面26と、その外径がD4である軸部27と、軸部27に形成された位置決め溝28と、が設けられている特定の種類のレンズ吸着治具18を用いる場合について説明する。なお、この軸部27の外径D4は、図6に示す凹部22の内径D3と同じ大きさである(D3=D4)。
このような場合には、軸部27の外径D4は嵌着凹部16の内径D1よりも大きいため、このレンズ吸着治具18を嵌着凹部16に直接保持させることができない。このため、図2に示すように、装着補助具17を介してレンズ吸着治具18を嵌着凹部16に保持させる。
まず、図4および図5に示すように、装着補助具17の下端部20に設けられた凹部22にレンズ吸着治具18の軸部27を嵌着保持させる。このとき、下端部20の周壁に設けられた切欠き24を介して、レンズ吸着治具18に形成された位置決め溝28と補助具位置決め突起23との位置関係を調整しながら、位置決め溝28に補助具位置決め突起23を嵌着させる。
そして、図2に示すように、レンズ吸着治具18を嵌着保持した装着補助具17の上端部19に形成された凸部25を、治具装着アーム14の嵌着凹部16に嵌着保持させる。このとき、上端部19に設けられた補助具位置決め溝21に嵌着凹部16に設けられたアーム位置決め突起29を嵌着させる。
これにより、装着補助具17を介してレンズ吸着治具18を嵌着凹部16に保持させることができる。なお、先に装着補助具17の上端部19の凸部25を嵌着凹部16に取り付けて、その後に、レンズ吸着治具18を装着補助具17の下端部20の凹部22に取り付けても構わない。
次に、例えば、図7および図8に示すように、図示しないダミーレンズ等に装着される面である装着面26´、その外径がD4´である軸部27´と、軸部27´に形成された位置決め溝28´と、が設けられているレンズ吸着治具18´を用いる場合について説明する。なお、この軸部27´の外径D4´は、図3に示す嵌着凹部16の内径D1と同じ大きさである(D1=D4´)。
このような場合には、レンズ吸着治具18´の軸部27´の外径D4´が嵌着凹部16の内径D1と同じであるため、図7に示すように、装着補助具17を用いることなく、レンズ吸着治具18´に形成された位置決め溝28´に嵌着凹部16に設けられたアーム位置決め突起29を嵌着させて、レンズ吸着治具18´を嵌着凹部16に直接保持させることができる。
[軸出し作用]
ダミーレンズ等の幾何学中心(度数のある眼鏡レンズの場合には光学中心)とレンズ吸着治具の中心とを一致させて、ダミーレンズ等の屈折面にレンズ吸着治具18、18´を装着させる軸出し作用について説明する。
図9は、本実施形態の軸出器100の軸出し作用を説明するための第1作用図であり、図10は、本実施形態の軸出器100の軸出し作用を説明するための第2作用図である。
上記のように、装着補助具17を介して嵌着凹部16にレンズ吸着治具18が保持された状態、あるいは、装着補助具17を用いずに直接嵌着凹部16にレンズ吸着治具18が保持された状態で、ダミーレンズ等にレンズ吸着治具を取り付けるには、まず、レンズ位置決め作業を行う必要がある。
このレンズ位置決め作業では、図示しないダミーレンズ等をレンズ受4上に載置すると共に、図9に示すように、支柱7を中心に回動して、目盛りプレート13をレンズ受4上方のプレート使用位置に移動させて、電源スイッチ5をONにして下方の照明光源を点灯させる。
これにより、ダミーレンズ等の玉型形状が目盛りプレート13に投影される。なお、吸着位置を示す3つの印点マークが表面にレンズメータにより施されている円形の未加工眼鏡レンズの場合には、図9および図10に示すように、3つの印点マーク(M1、M2、M3)が目盛りプレート13に投影される。
さらに、このように投影されたダミーレンズ等の玉型形状の幾何学中心(度数のある眼鏡レンズの場合には光学中心)がレンズ吸着位置の中心13bに位置するように、ダミーレンズ等を水平方向に移動させて、目盛りプレート13に投影された玉型形状を移動させる。
このようなレンズ位置決め作業が終了後に、図10に示すように、支柱7を中心に回動して目盛りプレート13をレンズ受4上から退避させる。そして、治具装着アーム14をレンズ受4上の治具吸着位置に移動させ、治具装着アーム14を押し下げて下降させることにより、治具装着アーム14の嵌着凹部16に保持されたレンズ吸着治具18、18´がレンズ受4上のダミーレンズ等に装着される。
このように構成された本実施形態に係る軸出器100によれば、レンズ吸着治具18´を直接保持することができる嵌着凹部16は、レンズ吸着治具18´とは異なる外径の他の種類のレンズ吸着治具18を装着補助具17を介して保持するものであり、装着補助具17は、円柱状であり外周面が嵌着凹部16に嵌着保持される凸部25が形成されている上端部19と、レンズ吸着治具18を嵌着保持する凹部22が形成されている下端部20と、を有し、凸部25の外径D2と凹部22の内径D3とは大きさが異なることにより、装着補助具17を用いる場合と装着補助具17を用いない場合とを使い分けて、仕様の異なる複数の種類のレンズ吸着治具18、18´を保持して、ダミーレンズや眼鏡レンズへのレンズ吸着治具18、18´の装着を行うことができる。
また、このように構成された本発明に係る軸出器100によれば、嵌着凹部16にアーム位置決め突起29が設けられていることにより、装着補助具17を用いずに嵌着凹部16に直接レンズ吸着治具18´を保持させる場合には、このアーム位置決め突起29にレンズ吸着治具18´に形成された位置決め溝28´を嵌着させて、レンズ吸着治具18´の周方向の位置決めを行うことができる。
さらに、装着補助具17の上端部19には補助具位置決め溝21が設けられ、装着補助具17の下端部20には補助具位置決め溝21と平行である補助具位置決め突起23が設けられていることにより、嵌着凹部16に装着補助具17を介してレンズ吸着治具18を保持させる場合であっても、装着補助具17を用いない場合と同様に、レンズ吸着治具18の周方向の位置決めを行うことができる。
そして、このように構成された本発明に係る軸出器100によれば、下端部20の周壁のうち、補助具位置決め突起23の両端部に対応する位置に切欠き24が設けられていることにより、装着補助具17を用いてレンズ吸着治具18を保持する場合であって、レンズ吸着治具18に形成された位置決め溝28と下端部20に設けられた補助具位置決め突起23とを嵌着させる際に、これら位置決め溝28と補助具位置決め突起23との位置関係を切欠き24を介して調整することができるため、装着補助具17の下端部20に容易かつ確実にレンズ吸着治具18を嵌着保持させることができる。
なお、本発明の実施形態では、ダミーレンズ等のレンズ位置決め作業などを手動で行う軸出器100について説明したが、本発明に係る軸出器は上述のような形態に限定されず、例えば、特開2005−292489号公報に開示されるような、レンズ吸着治具の装着位置を自動検出する軸出器にも適用することができる。
17 装着補助具
18 レンズ吸着治具
19 上端部
20 下端部
21 補助具位置決め溝
23 補助具位置決め突起
24 切欠き
25 凸部
26 装着面
27 軸部
28 位置決め溝

Claims (3)

  1. 下降可能で、レンズ吸着治具が装着される嵌着凹部が設けられた治具装着アームを有し、前記治具装着アームに前記レンズ吸着治具が保持された状態で、前記治具装着アームが下降することにより、前記治具装着アームの下方に設置された眼鏡レンズに前記レンズ吸着治具を装着させる軸出器において、
    前記嵌着凹部は、前記レンズ吸着治具とは異なる外径の他の種類のレンズ吸着治具を装着補助具を介して保持するものであり、
    前記装着補助具は、円柱状であり外周面が前記嵌着凹部に嵌着保持される凸部が形成されている上端部と、前記他の種類のレンズ吸着治具を嵌着保持する凹部が形成されている下端部と、を有し、前記凸部の外径と前記凹部の内径とは大きさが異なることを特徴とする軸出器。
  2. 前記嵌着凹部には、前記嵌着凹部の直径方向に延びた、周方向の位置決めをする直線板状のアーム位置決め突起が設けられ、
    前記装着補助具の前記上端部には、前記上端部の直径方向に延びた、前記アーム位置決め突起に嵌着される補助具位置決め溝が設けられ、
    前記装着補助具の前記下端部には、前記凹部に、前記補助具位置決め溝と平行であって、前記他の種類のレンズ吸着治具に形成された位置決め溝に嵌着する補助具位置決め突起が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の軸出器。
  3. 前記下端部の周壁のうち、前記補助具位置決め突起の両端部に対応する位置に切欠きが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の軸出器。
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