JP5415372B2 - 電解用塩水供給装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電解用塩水供給装置において、前記タンク内は透水性を有する仕切板によって上下に区画され、前記食塩は前記仕切板の上の載せられるようになっており、前記水は前記仕切板の下の部屋に供給されて、前記仕切板がわずかに水中に没するようにされ、それによって前記食塩は下方部分だけが前記水に浸されるように構成される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電解用塩水供給装置において、前記仕切板は、多数の穴が明けられているFRP製の板と、該板の上に敷かれているウレタン製の不織布とからなるように構成される。
そして、請求項4に記載の発明は、循環ポンプと、浴湯をろ過するろ過装置と、浴湯を加熱する加熱器と、請求項1〜3のいずれかの項に記載の電解用塩水供給装置を備えた電解装置とから構成され、浴槽中の浴湯は、前記循環ポンプによって所定の管路を循環するとき、前記ろ過装置でろ過され、前記加熱器で加熱され、前記電解装置において電解された電解水が適宜混入されて殺菌浄化されるようになっていることを特徴とする浴湯の殺菌浄化装置として構成される。
実験装置:図1の(ア)に示されている浴湯の殺菌浄化装置において、第1の実施の形態に係る電解用供給装置18の代わりに第2の実施の形態に係る電解用塩水供給装置18’を接続したものを使用した。電解装置17の第1、2の電極板26、27には、電流が一定になるように電圧を自動的に調整する電源装置を接続した。
実験:
(1)食塩を塩水タンク33’に投入してセラミックスヒータ50に通電しないで数日間運転を行った。水道水の水温は10℃以下であった。塩水タンク33’内の食塩は塊状になって溶解しにくくなった。電解装置17において、水温の高い夏期には3.7Vである第1、2の電極26、27間の電圧は、6.0〜6.8Vに上昇した。これは、電極26、27間の電流を一定に維持するために電源装置から供給される電圧が自動的に上昇したからであり、塩水の濃度が低下して電解効率が低下していることが確認された。
(2)セラミックスヒータ50に通電して、セラミックスヒータ50近傍の水を25℃に加熱するようにして1日間運転した。セラミックスヒータ50近傍の塊状の食塩はわずかに溶解したことが確認された。しかしながら、第1、2の電極26、27間の電圧は5.5〜5.8V程度であり、電解装置22の電解効率は高くはなかった。
(3)セラミックスヒータ50近傍の水を30℃に加熱するようにして1日間運転した。セラミックスヒータ50近傍の塊状の食塩が効率よく溶解されるのが観察された。第1、2の電極26、27間の電圧は4.7Vに低下し、電解効率が大幅に改善されていることが確認された。
(4)セラミックスヒータ50近傍の水を35℃に加熱するようにして2週間運転した。図2の写真には、塩水タンク33’内の塊状になった食塩が溶解され、穴が開いている様子が示されている。塩水タンク33’内の塩水も実質的に飽和食塩水に近い濃度になっていた。電解効率は高く、浴湯の殺菌浄化装置は正常に動作していることが確認された。
(5)セラミックスヒータ50近傍の水を30℃に加熱するようにして3ヶ月運転した。この間、第1、2の電極26、27の劣化は見られなかった。セラミックスヒータ50が設けられていない装置においては、冬期には第1、2の電極26、27が少しずつ劣化する現象が生じていた。従って、セラミックスヒータ50によって水を加熱することによって、塩水濃度も安定するだけでなく、電解効率も向上したことが確認された。
3 循環ポンプ 4 ろ過器
5 加熱器 15 殺菌装置
17 電解装置 18 電解用塩水供給装置
20 電解タンク 33 塩水タンク
36 仕切壁 37 塩水生成室
38 水位調整室 42 仕切板
43 FRP製の板 44 不織布
50 セラミックスヒータ
Claims (4)
- タンク内に食塩と該食塩を溶解する水が入れられ、生成された塩水を電解装置に供給するようになっている電解用塩水供給装置であって、前記食塩は前記タンク内に比較的大量に入れられるようになっていると共に前記水は前記タンク内に適宜補給され、それによって前記食塩が少しずつ溶解されるようになっており、前記タンクの底部には、ヒータが設けられ、前記水を30℃以上に加熱するようになっていることを特徴とする電解用塩水供給装置。
- 請求項1に記載の電解用塩水供給装置において、前記タンク内は透水性を有する仕切板によって上下に区画され、前記食塩は前記仕切板の上の載せられるようになっており、前記水は前記仕切板の下の部屋に供給されて、前記仕切板がわずかに水中に没するようにされ、それによって前記食塩は下方部分だけが前記水に浸されるようになっていることを特徴とする電解用塩水供給装置。
- 請求項2に記載の電解用塩水供給装置において、前記仕切板は、多数の穴が明けられているFRP製の板と、該板の上に敷かれているウレタン製の不織布とからなることを特徴とする電解用塩水供給装置。
- 循環ポンプと、浴湯をろ過するろ過装置と、浴湯を加熱する加熱器と、請求項1〜3のいずれかの項に記載の電解用塩水供給装置を備えた電解装置とから構成され、
浴槽中の浴湯は、前記循環ポンプによって所定の管路を循環するとき、前記ろ過装置でろ過され、前記加熱器で加熱され、前記電解装置において電解された電解水が適宜混入されて殺菌浄化されるようになっていることを特徴とする浴湯の殺菌浄化装置。
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