JP5413037B2 - 鉄骨の仮固定構造、鉄骨の仮固定方法 - Google Patents
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Description
なお、本発明において、上側の鉄骨を下側の鉄骨に対して仮固定するとは、上下の鉄骨を溶接等で接続する際、接続作業に先立って、上側の鉄骨を下側の鉄骨に対して所定の位置及び姿勢に保持しておくことを意味する。
また、前記第2の冶具は前記鉄骨に対して前記第1の冶具の外側に取付けられていてもよい。
図1は、ハイブリッドスリップフォーム工法により、橋脚を構築する方法を説明するための概略図である。同図に示すように、ハイブリッドスリップフォーム工法では、まず、地盤を掘削し、掘削した部分に最下段の鋼管20を配置し、最下段の鋼管20の下端が埋設されるように基礎10を構築する。次に、鋼管20を上方に向かって順次溶接接続していく。また、これと並行して鋼管20の周囲に縦筋30を配筋する。そして、最上段の鋼管20の接続作業が完了したら、鋼管20の最上部に反力架台を設け、反力架台により吊持されるようにスリップフォーム装置を設置し、このスリップフォーム装置を上昇させながらコンクリートを打設していく。
図2は、本実施形態のハイブリッドスリップフォーム工法で用いられる鋼管20を示す図であり、(A)は正面図、(B)は(A)におけるI−I断面図である。同図に示すように、本実施形態で用いられる鋼管20は、上下端部(ただし、最下段の鋼管は上端部のみ)に周方向に間隔をあけて、複数のブラケット21が、鋼管20の軸方向に延びるように鋼管20の表面に対して垂直に取付けられている。
図3〜図5に示すように、上側の鋼管20は、上下の鋼管20のブラケット21に取り付けられた第1及び第2の仮固定冶具60、70により下側の鋼管20の上方に仮固定されている。また、図4及び図5に示すように、第2の仮固定冶具70は鋼管20に対して、第1の仮固定冶具60の外周側に取付けられている。
また、ブラケット21及び第1の仮固定冶具60の把持部62の開口21A,63Bを挿通するようにボルト80及びナット81を取付けているため、第1の仮固定冶具60の離脱を防止できる。
また、本実施形態では、第1の仮固定冶具60からブラケット21に応力を伝達する方法として、把持部60の基底部63Cを押し当てる方法について説明したが、図9に示すように、ボルト180をシャックル等で使用する先端部分のみネジの切られているタイプとして、ボルト180により脚部63Aとブラケット21との間で応力を伝達する方法としてもよい。
21 ブラケット 30 縦筋
40 PCストランド 50 橋脚
60 第1の仮固定冶具 61 胴体部
62 把持部 63 把持部本体
64 螺条部
70 第2の仮固定冶具 71 ターンバックル本体
72 把持部 73 枠部
74 螺条部
80 ボルト 81 ナット
100 クレーン
Claims (5)
- 上側の鉄骨を下側の鉄骨に対して仮固定する構造であって、
下側の鉄骨の上端部と、上側の鉄骨の下端部に上下に対向する位置に互いに間隔をあけてそれぞれ取付けられた複数対のブラケットと、
前記ブラケットの各対の間に介装された伸長可能な部材からなり、両端が前記ブラケットと当接するように伸長した状態で長さが固定された第1の冶具と、
前記ブラケットの各対に対して互いに引き寄せる向きの力を作用させる第2の冶具と、
を備えることを特徴とする鉄骨の仮固定構造。 - 請求項1記載の鉄骨の仮固定構造であって、
前記第1の冶具は、
少なくとも両端部に螺条孔が形成された胴体部材と、
前記胴体部の螺条孔に螺合する螺条部及び前記ブラケットと当接する当接部を備えた当接部材と、により構成され、
前記当接部材の回転を拘束した状態で前記胴体部材を回転させることにより、伸縮するように構成されていることを特徴とする鉄骨の仮固定構造。 - 請求項1又は2記載の鉄骨の仮固定構造であって、
前記第2の冶具は、
少なくとも両端に螺条孔が形成された胴体部材と、
前記胴体部の螺条孔に螺合する螺条部及び前記ブラケットを保持可能な保持部を備えた保持部材と、により構成され、
前記保持部材の回転を拘束した状態で前記胴体部材を回転させることにより、伸縮可能に構成されており、
前記保持部により前記ブラケットを保持した状態で収縮させることで前記ブラケットの各対に対して互いに引き寄せる向きの力を作用させることを特徴とする鉄骨の仮固定構造。 - 請求項1から3のうち何れか1項に記載の鉄骨の仮固定構造であって、
前記第2の冶具は前記鉄骨に対して前記第1の冶具の外側に取付けられていることを特徴とする鉄骨の仮固定構造。 - 上側の鉄骨を下側の鉄骨に対して仮固定する方法であって、
下側の鉄骨の上端部と、上側の鉄骨の下端部に上下に対向する位置に互いに間隔をあけて複数対のブラケットを取付け、
伸長可能な部材からなる第1の冶具を、前記ブラケットの各対の間にそれぞれ介装し、前記ブラケットと当接するように伸長させた状態で長さを固定し、
前記ブラケットの各対に対して互いに引き寄せる向きの力を作用させる第2の冶具を取付けることを特徴とする鉄骨の仮固定方法。
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