JP5409664B2 - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンター等の画像形成装置においては、記録媒体に担持されたトナー像を加熱及び加圧することで記録媒体に定着させる定着装置が広く利用されている。近年の省エネルギー化に対する意識の高まりに伴い、画像形成装置の低消費電力化が要求され、なかでも、画像形成装置内で電力消費量の多い定着装置の高効率化が特に要求されている。
具体的には、定着装置は、定着ローラーと加圧ローラーとを備え、定着ローラーがハロゲンランプ等の熱源を内蔵しており、加圧ローラーが定着ローラーに圧接した状態で取り付けられている。記録媒体に担持されたトナー像は、定着ローラーと加圧ローラーとのニップ部を記録媒体が通過することにより、熱溶融して記録媒体上に定着される。このような定着装置から発する熱をいかに定着装置の外部に流出させないかが重要になってきている。定着ローラーからの熱の発散を抑え、且つ、定着装置外への熱の伝達を抑制するために、定着ローラーの外周に沿う断熱カバーを設けて、断熱カバーと装置の外枠を構成する枠体とに囲まれる空隙部を形成し、この空隙部の空気層が断熱効果を有するようにしている。
しかしながら、上記の空隙部は、断熱カバーと枠体との周囲に隙間が生じるため、空隙部を完全に密閉することは不可能である。この隙間からの空気層の流出、流入に加え、空隙部内の温度差により生じる対流、また、定着ローラー等の可動部分による空気層の流れが空隙部内に発生し、これらの空気層の流れによって熱が定着装置の外部に流出するという問題点があった。
そこで、特許文献1では、空隙部を形成する枠体内の表面に、格子状の突起部が設けられる構成としている。この格子状の突起により形成される凹部には、定着ローラーの回転による空気層の流れ等の影響を受けにくく、空気が滞留するため、断熱層としての空気層が形成される。この凹部により、空隙部の温度差により生じる対流、空隙部の隙間からの空気層の流出、流入、また、定着ローラー等の可動部分による空気層の流れなど、空隙部での空気層の流れは滞留し、装置外への熱の伝達を抑えるようにしている。
特開2004−177573号公報(段落[0017]、[0018]、第1図)
上述した特許文献1では、空隙部を形成する枠体内の表面に格子状の突起部が設けられる構成であるが、格子状の突起部が枠体内の表面だけでは、空隙部での空気層の流れを十分に滞留させることができず、装置外へ熱が伝達されることがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、装置の外部に熱が流出するのを防ぎ、断熱性能を高めた定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、加熱手段により加熱される定着ローラーと、該定着ローラーに圧接される加圧ローラーとを有し、前記定着ローラーと前記加圧ローラーとが圧接するニップ部にて記録媒体上に担持されたトナー像を記録媒体に定着する定着装置において、前記定着ローラーまたは前記加圧ローラーの少なくとも一方のローラー外周面の一部と所定の間隔を隔てて配置される断熱カバーと、前記断熱カバーの外側に配置されて装置の外枠を構成し前記断熱カバーとの間に空隙部を形成する枠体と、を備え、前記空隙部には、前記一方のローラーの軸方向に間隔を隔てて配列される複数の第1仕切り板と、前記複数の第1仕切り板の配列方向に対して平行に配列される複数の第2仕切り板とが配置され、前記複数の第1及び第2仕切り板が交差して複数の小空間が形成されることを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の定着装置において、前記複数の第2仕切り板は、前記少なくとも一方のローラーの径方向に平行に並べて配置されることを特徴としている。
また、第3の発明では、上記の定着装置において、前記複数の第2仕切り板は、前記少なくとも一方のローラーの径方向と軸方向との各線を含む平面に平行に並べて配置されることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の定着装置において、前記複数の第1仕切り板は、前記ニップ部に通紙される記録媒体に応じて、通紙可能な最大幅の通紙領域に対応して配列される状態と、最大幅の通紙領域よりも小幅の通紙領域に対応して配列される状態とに切り替えられることを特徴としている。
また、第5の発明では、上記の定着装置において、前記各第1仕切り板には、隣接する前記第1仕切り板をローラー軸方向に所定の間隔をもって移動可能に連結する連結部が形成されており、隣接する前記第1仕切り板の間隔は、最大幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第1の間隔になり、最大幅の通紙領域よりも小幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第2の間隔となることを特徴としている。
また、第6の発明では、上記の定着装置において、前記複数の第2仕切り板はローラー軸方向に蛇腹状に伸縮可能に設けられ、隣接する前記第1仕切り板の間隔は、前記複数の第2仕切り板が伸びている場合には最大幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第1の間隔になり、前記複数の第2仕切り板が縮んでいる場合には最大幅の通紙領域よりも小幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第2の間隔となることを特徴としている。
また、第7の発明では、上記の定着装置において、前記枠体の長手方向の両端部には、装置の外部に向けて開放した開口部が形成され、前記開口部は、前記複数の第1仕切り板のうちでローラー軸方向の両端部に配置される第1仕切り板に対向した位置に配置され、前記複数の第1仕切り板が最大幅の通紙領域に対応して配列された状態において、前記端部の第1仕切り板によって塞がれることを特徴としている。
また、第8の発明では、上記の定着装置において、前記断熱カバー及び前記枠体は、少なくとも前記定着ローラーの外周面と所定の間隔を隔てて配置されることを特徴としている。
また、第9の発明では、上記の構成の定着装置を備えた画像形成装置である。
第1の発明によれば、複数の第1及び第2仕切り板が交差して設けられることで、複数の比較的に小さい空間が空隙部に形成される。複数の小空間によって、空隙部での空気層の流れは滞留し、空隙部の温度差による対流が生じるのを抑えることができ、また、空隙部の隙間からの空気層の流出、流入、また、定着ローラー等の可動部分による空気層の流れが生じるのを抑えることができ、装置の外部への熱の流出を防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図 第1実施形態に係る定着装置を示す側面断面図 第1実施形態に係る定着装置を示す平面断面図 第1実施形態に係る定着装置の第1仕切り板と第2仕切り板とを分解して示す側面図 第1実施形態に係る定着装置の第1仕切り板を示す平面図 第1実施形態に係る定着装置の第1仕切り板を縮めた状態を示す平面図 第1実施形態に係る定着装置の小幅の記録媒体を定着処理する状態を示す平面図 第2実施形態に係る定着装置を示す側面断面図 第2実施形態に係る定着装置を示す平面断面図 第2実施形態に係る定着装置の第1仕切り板と第2仕切り板とを分解して示す側面図 第2実施形態に係る定着装置の第1及び第2仕切り板を示す平面図 第2実施形態に係る定着装置の小幅の記録媒体を定着処理する状態を示す平面図 第3実施形態に係る定着装置の第1及び第2仕切り板を示す平面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の右側に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上側に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着装置5と、画像形成部4及び定着装置5の上側に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、記録媒体である用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラー8の回転により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙搬送経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、矢印方向に回転可能である感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像器14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えると、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像器14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給された用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着装置5に向けて搬送される。定着装置5では、定着ローラー18及び加圧ローラー19によって、用紙9が加熱加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラー対20によって排出トレイ21上に排出される。
転写部15による転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
図2は、上述の画像形成装置1に用いられる定着装置5の概略の構成を示す側面断面図であり、図3は定着装置5の断面平面図である。尚、図3は、図2の線A−Aで断面したものである。また、定着ローラー18のローラー軸方向をX方向(図3参照、装置の長手方向)とし、定着ローラー18のローラー径方向をY方向(図2参照)とする。
図2に示すように、定着装置5は、ローラー定着方式であり、定着ローラー18と、加圧ローラー19と、熱源であるヒーター43と、下側枠体55と、上側枠体56と、断熱カバー57とを備える。
定着ローラー18は、熱伝導性に優れたアルミや鉄等の金属からなる円筒形状の芯金上に、フッ素樹脂のコーティングやチューブを被覆したものが用いられる。定着ローラー18の芯金内部にハロゲンランプやキセノンランプ等のヒーター43が設けられている。
加圧ローラー19は、合成樹脂、金属その他材料から構成される円筒形状の基材上にシリコンゴム等の弾性層が形成され、この弾性層の表面をフッ素樹脂コートにて被覆したものが用いられる。
加圧ローラー19は定着ローラー18に所定の圧力で圧接されて、加圧ローラー19が回転駆動すると、定着ローラー18は従動回転する。定着ローラー18と加圧ローラー19とが互いに逆回転しながら当接する部分には、ニップ部Nが形成される。
下側枠体55は、定着装置5の外枠の一部を構成し、加圧ローラー19をローラー軸方向Xに回転可能に支持する。また、下側枠体55には、上流側搬送ガイド40及び下流側搬送ガイド41が加圧ローラー19に夫々対向して取り付けられている。上流側搬送ガイド40は用紙9をニップ部Nに案内するものであり、下流側搬送ガイド41はニップ部Nにて定着処理された用紙9を定着装置5外の所定の位置に案内するものである。
上側枠体56は、定着装置5の外枠の一部を構成し、定着ローラー18をローラー軸方向Xに回転可能に支持する。また、上側枠体56には、分離爪51が取り付けられている。分離爪51は、定着処理後の用紙9を定着ローラー18の表面から分離するものであり、ニップ部Nに対して定着ローラー18の回転方向の下流側に配設され、その先端部が定着ローラー18の表面に当接あるいは近接して配置される。また、分離爪51は定着ローラー18の軸方向に複数個並べて設けられる。
用紙9が搬送ガイド40に案内されて、ニップ部Nに搬送され、ニップ部Nにおいて、定着ローラー18と加圧ローラー19によって加熱及び加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが熱溶融して定着される。定着処理後の用紙9は、分離爪51によって定着ローラー18の表面から分離された後、下流側搬送ガイド41によって定着装置5外の所定の位置に案内される。また、小さいサイズの用紙やA4タテの用紙がニップ部Nに通紙された時には、ローラー軸方向Xの中央部に小幅の通紙領域が形成される一方、ローラー軸方向Xの両側部に非通紙領域が形成され、定着ローラー18と加圧ローラー19によって加熱及び加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが熱溶融して定着される。
断熱カバー57は、定着ローラー18の熱が装置の外部に放出されることを防ぐものであり、定着ローラー18の上側の外周に沿うように半円筒状の樹脂材にて形成される。断熱カバー57は、上側枠体56の下部に取り付けられ、上側枠体56とともに取り囲むことで空隙部Sを形成する。
空隙部Sは、側面断面上で定着ローラー18に対向する部分がアーチ状である略矩形型をなし、ローラー軸方向Xにおいて加圧ローラー19よりも長く延びて形成される(図3参照)。空隙部Sには、第1仕切り板61と第2仕切り板65とが設けられる。第1仕切り板61及び第2仕切り板65は、夫々複数枚設けられ、交差して配置されることで、複数の小さい空間を形成する。空隙部Sの複数の小空間によって、断熱空気層が形成される。また、図3に示すように、空隙部Sを形成する上側枠体56には、一対の開口部56aが形成される。一対の開口部56aは、上側枠体56のローラー軸方向Xの両側壁側に配置される第1仕切り板61に対向して設けられ、開閉可能に構成されている。開口部56aの開閉動作については後で詳しく説明する。
仕切り板の構成を図3とともに図4〜図6を用いて説明する。図4は、第1仕切り板と第2仕切り板とを分解して示す側面図であり、図5は、図2に示す第1仕切り板の要部を上側から見た平面図であり、図6は、図5の状態にある第1仕切り板を縮めた状態を示す平面図である。
図3に示すように、空隙部Sには、複数の第1仕切り板61がローラー軸方向Xに平行に配列して設けられる。また、空隙部Sには、複数の第2仕切り板65が、第1仕切り板61の配列方向に対して平行に配列して設けられ、且つ、ローラー径方向Y(図2参照)に対して平行に並べて設けられる。さらに、第2仕切り板65は、空隙部Sのローラー軸方向Xの内壁に接近するように、ローラー軸方向Xに延びて設けられる。この構成によって、ローラー軸方向Xとローラー径方向Yとに直交する方向に複数の小空間を形成し、空隙部Sの空気層の流れを滞留させるが、特にローラー軸方向Xと、ローラー径方向Yに空気層の流れを滞留させることができる。
図4に示すように、第1仕切り板61は、樹脂製シート材にて、空隙部Sの側面断面形状と略同じ形状に形成されてなり、空隙部Sの内壁に近接するように配置される(図2参照)。第1仕切り板61の左右側端部には、夫々、上側から順にスリット61a、61b、61cが形成され、第1仕切り板61の右側端部には更にスリット61dが形成されている。第1仕切り板61のスリット61a〜61dには、第2仕切り板65A〜65Dが嵌装される。
第2仕切り板65A〜65Dは樹脂製シート材にて短冊状に形成され、第2仕切り板65A〜65Cは第1仕切り板61のスリット61a〜61cに対応させて夫々一対設けられ、第2仕切り板65Dは第1仕切り板61のスリット61dに対応させて一つ設けられる。第2仕切り板65Aは図4の左右方向に最も長く、第2仕切り板65B〜65Dは、夫々、左右方向に順に短く形成される。
第2仕切り板65A〜65Dを夫々第1仕切り板61のスリット61a〜61dに嵌装すると、第2仕切り板65A〜65Dは第1仕切り板61の半円状の内縁部61e近傍まで延びて配置されることになる。従って、複数の第1仕切り板61がローラー軸方向Xに平行に配列された状態で、第2仕切り板65A〜65Dを夫々スリット61a〜61dに嵌装すると、複数の第1及び第2仕切り板61、65によって、多数の小さい空間(図3参照)が形成される。また、第1仕切り板61のスリット61a〜61dの幅は第2仕切り板65A〜65Dの厚みより大きく形成されており、第2仕切り板65A〜65Dが第1仕切り板61のスリット61a〜61dに嵌装された状態では、第1仕切り板61は第2仕切り板65A〜65Dに対してローラー軸方向Xに移動可能である構成となる。
図5に示すように、第1仕切り板61は、仕切り板本体61fと、第1連結部61gと、第2連結部61hとを有する。尚、第2仕切り板65は、本来、第1仕切り板61に嵌装されて図5の紙面方向に設けられているが、図5では、説明の便宜上、第2仕切り板65を省いている。
仕切り板本体61fは、上下方向(図5において)に延びて第1仕切り板61の基部を構成するものであり、隣接する第1仕切り板61の仕切り板本体61fに対して平行に配置され、複数の第2仕切り板65(図4参照)とともに、複数の小空間を形成する。また、仕切り板本体61fの上下方向(図5において)の両端部には、第1連結部61gと第2連結部61hが形成される。
第1連結部61gは仕切り板本体61fの一方の面に外側を開放してフック状に形成され、第2連結部61hは仕切り板本体61fの他方の面に内側を開放してフック状に形成される。第1連結部61gは、隣接する第1仕切り板61の第2連結部61hに係合可能である。第1連結部61gが隣接する第2連接部61hに当接している状態(係合状態)では、隣接する仕切り板本体61f、61fとの間に、第1の間隔が形成される。一方、第1連結部61gが隣接する第1仕切り板61の仕切り板本体61fに当接している状態(図6参照)では、隣接する仕切り板本体61f、61fとの間に、第1の間隔より小さい第2の間隔が形成されることになる。第1及び第2の間隔を形成するために、第1仕切り板61がローラー軸方向Xに移動するときには、第2連結部61hの外周縁が上側枠体56の内壁部56bに案内される。
通常、定着処理を行う用紙の最大幅よりも小さい幅の用紙を定着処理する場合、通紙領域と非通紙領域との温度差が発生し、最大幅の通紙領域に対して、空隙部Sにおける複数の小空間の空気層が断熱効果を有する構成では、非通紙領域も定着装置5の外部へ熱を放散することが難しくなり、非通紙領域が温度上昇することなる。
そこで、第1仕切り板61が空隙部Sで図5の状態から図6の状態にローラー軸方向Xに移動することによって、小さいサイズの用紙やA4タテの用紙の定着処理を行うときに、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することが可能となる。図7に第1仕切り板61が移動した状態を示す。
図7は、小さい幅の用紙を定着処理する場合における第1仕切り板の状態を示す平面図である。最大幅の用紙を定着処理する場合には、複数の第1仕切り板61が図3に示す状態にあるが、小幅の用紙を定着処理する場合には、複数の第1仕切り板61を図3の状態から図6の状態に移動させることによって、複数の第1仕切り板61が幅Tsに縮まる。尚、複数の第1仕切り板61をローラー軸方向Xに往復移動させるには、上側枠体56のローラー軸方向Xの両端部から空隙部Sに延び第1仕切り板61に取り付けられる一対の作動部材(図略)を設け、印刷する用紙のサイズ情報に基づいて、図示しないモータやソレノイドによって、一対の作動部材をローラー軸方向Xに互いに逆方向に往復移動させることで可能となる。
複数の第1仕切り板61が幅Tsに縮まると、空隙部Sのローラー軸方向Xの両端部には、第1及び第2仕切り板61、65によって形成される複数の小空間の替わりに比較的に大きな空間が形成される。また、上側枠体56の開口部56aは、複数の第1仕切り板61が第1の間隔を有するときには、開口部56aに対向する第1仕切り板61に塞がれていたが(図3参照)、複数の第1仕切り板61が幅Tsに縮まる(第2の間隔になる)と、空隙部Sは開口部56aによって定着装置5の外部に開放される。
小さい幅の用紙を定着処理する場合に、上記の構成をとることによって、非通紙領域に対応する空隙部Sには、断熱効果の比較的高い複数の小空間の空気層が出現せずに、その替わりに比較的に大きな空間が出現するために、空気の対流が顕著になり、非通紙領域の放熱量が増加する。さらに、空隙部Sから開口部56aを介して上側枠体56の外部に空気が流れることで、非通紙領域の放熱量が一層増加し、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することができる。
上記実施形態によれば、定着装置5は、定着ローラー18外周面の一部と所定の間隔を隔てて配置される断熱カバー57と、断熱カバー57の外側に配置されて装置の外枠を構成し断熱カバー57との間に空隙部Sを形成する上側枠体56と、を備える。空隙部Sには、ローラー軸方向Xに間隔を隔てて配列される複数の第1仕切り板61と、複数の第1仕切り板61の配列方向に対して平行に配列される複数の第2仕切り板65とが配置され、複数の第1及び第2仕切り板61、65が交差して複数の小空間が形成される。
この構成によると、複数の第1及び第2仕切り板61、65が交差して設けられることで、比較的に複数の小空間が空隙部Sに形成される。複数の小空間によって、空隙部Sでの空気層の流れは滞留し、空隙部Sの温度差による対流が生じるのを抑えることができ、また、空隙部Sの隙間からの空気層の流出、流入、また、定着ローラー18等の可動部分による空気層の流れが生じるのを抑えることができ、装置の外部への熱の流出を防ぐことができる。
また、上記実施形態によれば、複数の第1仕切り板61がローラー軸方向Xに平行に配列される一方、複数の第2仕切り板65はローラー径方向Yに平行に並べて配置される。
この構成によって、空気層の流れがローラー軸方向Xとローラー径方向Yで滞留し、装置の外部への熱の流出を防ぐことができる。
また、上記実施形態によれば、ニップ部Nに通紙される用紙に応じて、複数の第1仕切り板61は、最大幅の通紙領域に対応して配列される状態と、小幅の通紙領域に対応して配列される状態とに切り替えられる。
この構成によって、小さい幅の用紙を定着処理する場合、非通紙領域に対応する空隙部Sには、断熱効果の比較的に高い複数の小空間の空気層が出現せずに、その替わりに比較的に大きな空間が出現するために、空気の対流が顕著になり、非通紙領域の放熱量が増加する。従って、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することができる。
また、上記実施形態によれば、上側枠体56には、装置の外部に向けて開放した開口部56aが形成される。この開口部56aは、複数の第1仕切り板61のうちでローラー軸方向Xの端部側に配置される端部の第1仕切り板61に対向した位置に配置され、複数の第1仕切り板61が最大幅の通紙領域に対応して配列された状態において、端部の第1仕切り板61によって塞がれる。
この構成によって、小さい幅の用紙を定着処理する場合、非通紙領域に対応する空隙部Sには、比較的に大きな空間が出現し、空隙部Sの前記空間から開口部56aに空気が流れ易くなることで、非通紙領域で放熱される。従って、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することができる。
また、上記実施形態によれば、隣接する第1仕切り板61は、ローラー軸方向Xに所定の間隔を有して互いに移動可能に連結される第1及び第2連結部61g、61hを形成してなり、所定の間隔が大きい(第1の間隔の)場合には、複数の第1仕切り板61が最大幅の通紙領域に対応して配列された状態になり、所定の間隔が小さい(第2の間隔の)場合には、複数の第1仕切り板61が小幅の通紙領域に対応して配列された状態となる。
この構成によって、複数の第1仕切り板61を、最大幅の通紙領域に対応した状態と、小幅の通紙領域に対応した状態とに、簡単に切り替えることができる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る定着装置を示す側面断面図であり、図9は、定着装置を示す平面断面図である。図10は、定着装置の第1仕切り板と第2仕切り板とを分解して示す側面図であり、図11は、図8に示す第1及び第2仕切り板を上側から見た平面図である。図12は、図9の状態にある第1仕切り板を縮めた状態を示す平面図である。第2実施形態では、第1実施形態と異なる、第1及び第2仕切り板について主に説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
図8に示すように、断熱カバー57は、定着ローラー18の熱が装置の外部に放出されることを防ぐものであり、定着ローラー18の上側の外周に沿うように半円筒状の樹脂材にて形成される。断熱カバー57は、上側枠体56の下部に取り付けられ、上側枠体56とともに取り囲むことで空隙部Sを形成する。
空隙部Sには、複数の第1仕切り板61がローラー軸方向X(図9参照)に平行に配列して設けられる。また、空隙部Sには、複数の第2仕切り板65が、第1仕切り板61の配列方向に対して平行に配列して設けられ、且つ、ローラー軸方向Xとローラー径方向Yとの各線を含む平面平行に並べて設けられる。さらに、さらに、第1仕切り板61は、空隙部Sのローラー軸方向Xの内壁に接近するように、ローラー軸方向Xに延びて設けられる。この構成によって、ローラー径方向Yに複数の小空間を形成し、空隙部Sの空気層の流れを滞留させるが、特に、ローラー軸方向Xと、図8の紙面方向とに空気層の流れを滞留させることができる。
図10に示すように、第1仕切り板61は、樹脂製シート材にて、空隙部Sの側面断面形状と略同じ形状に形成されてなり、空隙部Sの内壁に近接するように配置される(図8参照)。第1仕切り板61の上側端部には、左側から順にスリット61a、61b、61c、61dが形成され、また、右側から順にスリット61a、61b、61cが形成されている。第1仕切り板61のスリット61a〜61dには、第2仕切り板65A〜65Dが嵌装される。
第2仕切り板65A〜65Dは樹脂製シート材にて短冊状に形成され、第2仕切り板65Aは上下方向に最も長く、第2仕切り板65B〜65Dは、上下方向に順に短く形成される。第2仕切り板65Aは第1仕切り板61のスリット61aに嵌装され、第2仕切り板65Bは第1仕切り板61のスリット61bに嵌装され、また、第2仕切り板65Cは第1仕切り板61のスリット61cに嵌装され、さらに、第2仕切り板65Dは第1仕切り板61のスリット61dに嵌装される。
第2仕切り板65A〜65Dを夫々第1仕切り板61のスリット61a〜61dに嵌装すると、第2仕切り板65A〜65Dは第1仕切り板61の半円状の内縁部61e近傍まで延びて配置されることになる。従って、複数の第1仕切り板61がローラー軸方向Xに平行に配列された状態で、第2仕切り板65A〜65Dを夫々スリット61a〜61dに嵌装すると、複数の第1及び第2仕切り板61、65によって、多数の小さい空間が形成される。
図11に示すように、第1仕切り板61は、第1実施形態と同様に、第1連結部61gと、第2連結部61hとを有し、第1連結部61gと第2連結部61hは互いに間隔を可変に係合しており、また、第1仕切り板61は、第2仕切り板65に対してローラー軸方向Xに移動可能に嵌装されている。
小さい幅の用紙を定着処理する場合には、第1仕切り板61が、空隙部Sで図9に示す状態から、図12に示すようにローラー軸方向Xに幅Tsに縮まることによって、空隙部Sのローラー軸方向Xの両端部には、第1及び第2仕切り板61、65によって形成される複数の小空間の替わりに比較的に大きな空間が形成される。従って、非通紙領域に対応する空隙部Sには、非通紙領域の放熱量が増加し、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することができる。尚、第1実施形態と同様に、上側枠体56に一対の開口部56aを形成しておくと、複数の第1仕切り板61が幅Tsに縮まると、空隙部Sは開口部56aによって定着装置5の外部に開放される。このために、空隙部Sから開口部56aに空気が流れ易くなることで、非通紙領域の放熱量が一層増加し、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することができる。
上記実施形態によれば、複数の第1仕切り板61がローラー軸方向Xに平行に配列される一方、複数の第2仕切り板65がローラー軸方向Xとローラー径方向Yとの各線を含む平面に平行に並べて配置される。
この構成によって、空気層の流れがローラー軸方向Xと図8の紙面方向で滞留し、装置の外部への熱の流出を防ぐことができる。
(第3実施形態)
図13は、第3実施形態に係る定着装置の第1及び第2仕切り板を上側から見た平面図である。第3実施形態では、第1仕切り板71が連結部を有しない点、及び第2仕切り板75が蛇腹状に伸縮可能である点が、第2実施形態と異なる。
第1仕切り板71は樹脂製シート材にて平板状に形成される。第1仕切り板71の両端部が上側枠体56の内壁部56bに夫々対向し、ローラー軸方向Xに移動するときに、第1仕切り板71は内壁部56bに案内される。
第2仕切り板75は、樹脂製シート材を三角波型に折り曲げて形成されることで、蛇腹状に伸縮可能となる。第2仕切り板75は、第1仕切り板71のスリット(図略)に図13の紙面表面側から嵌装される。これによって、複数の第1及び第2仕切り板71、75は多数の小さい空間を形成し、この小空間は断熱空気層を形成する。
複数の第2仕切り板75が、ローラー軸方向Xに伸縮すると、複数の第1仕切り板71は、上側枠体56の内壁部56bに案内されてローラー軸方向Xに往復移動する。複数の第1仕切り板71を往復移動させるには、上側枠体56のローラー軸方向Xの両端部から空隙部Sに延びる一対の作動部材(図略)を設け、この作動部材を端部の第1仕切り板71に夫々取り付け、印刷する用紙のサイズ情報に基づいて、図示しないモータやソレノイドによって、一対の作動部材をローラー軸方向Xに互いに逆方向に往復移動させる。端部の第1仕切り板71が作動部材によって往復移動すると、端部の第1仕切り板71の往復移動に追随して複数の第2仕切り板75が伸縮し、複数の第2仕切り板75の伸縮にともなって複数の第1仕切り板71が往復移動することになる。
尚、複数の第2仕切り板75は、前述のようにローラー径方向Yに平行に並べて配置される構成に替えて、ローラー軸方向X及び径方向Yの各線を含む平面に平行に並べて配置される構成にしてもよい。
複数の第2仕切り板75が伸びている場合には、複数の第1仕切り板71が最大幅の通紙領域に対応して配列された状態になり、複数の第2仕切り板75が縮んでいる場合には、複数の第1仕切り板71が小幅の通紙領域に対応して配列された状態となる。
この構成によって、ローラー軸方向Xの両端部には、第1及び第2仕切り板71、75によって形成される複数の小空間の替わりに比較的に大きな空間が形成される。従って、非通紙領域に対応する空隙部Sには、非通紙領域の放熱量が増加し、通紙領域と非通紙領域との間で発生する温度差を解消することができる。
また、この構成によって、複数の第1仕切り板71を、最大幅の通紙領域に対応した状態と、小幅の通紙領域に対応した状態とに、簡単に切り替えることができる。
尚、上記第1、第2実施形態では、第1及び第2仕切り板61、65は上側枠体56の内側の壁部と、断熱カバー57の内面部に当接することで保持される構成を示したが、本発明は、これに限らずに、第2仕切り板65を上側枠体56のローラー軸方向Xの両壁部に夫々固定して取り付け、第1仕切り板61を第2仕切り板65に移動可能に取り付けるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、定着ローラー18の周囲を覆う断熱カバー57と、上側枠体56とで囲まれる空隙部Sに、第1及び第2仕切り板61、65(71、75)を配設する構成を示したが、本発明はこれに限らず、加圧ローラー19の周囲を断熱カバー57で覆い、この断熱カバー57と、下側枠体55とで囲まれる空隙部Sに第1及び第2仕切り板61、65(71、75)を配設する構成にしてもよい。この構成でも、上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、上記第1〜第3実施形態では、定着ローラー18は、ヒーター43によって加熱されるヒーター加熱方式に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、定着ローラー18が誘導発熱層を備え、電磁誘導により定着ローラー18を加熱する電磁誘導加熱方式に適用してもよい。この場合も上記実施形態と同様の効果を奏する。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
5 定着装置
18 定着ローラー(一方のローラー)
19 加圧ローラー
43 ヒーター
55 下側枠体
56 上側枠体(枠体)
56a 開口部
56b 内壁部
57 断熱カバー
61 第1仕切り板
61a〜61d スリット
61e 内縁部
61f 仕切り板本体
61g 第1連結部(連結部)
61h 第2連結部(連結部)
65、65A〜65D 第2仕切り板
71 第1仕切り板
75 第2仕切り板
N ニップ部
S 空隙部
X ローラー軸方向
Y ローラー径方向

Claims (9)

  1. 加熱手段により加熱される定着ローラーと、該定着ローラーに圧接される加圧ローラーとを有し、前記定着ローラーと前記加圧ローラーとが圧接するニップ部にて記録媒体上に担持されたトナー像を記録媒体に定着する定着装置において、
    前記定着ローラーまたは前記加圧ローラーの少なくとも一方のローラー外周面の一部と所定の間隔を隔てて配置される断熱カバーと、前記断熱カバーの外側に配置されて装置の外枠を構成し前記断熱カバーとの間に空隙部を形成する枠体と、を備え、
    前記空隙部には、前記一方のローラーの軸方向に間隔を隔てて配列される複数の第1仕切り板と、前記複数の第1仕切り板の配列方向に対して平行に配列される複数の第2仕切り板とが配置され、前記複数の第1及び第2仕切り板が交差して複数の小空間が形成されることを特徴とする定着装置。
  2. 前記複数の第2仕切り板は、前記少なくとも一方のローラーの径方向に平行に並べて配置されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記複数の第2仕切り板は、前記少なくとも一方のローラーの径方向と軸方向との各線を含む平面に平行に並べて配置されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記複数の第1仕切り板は、前記ニップ部に通紙される記録媒体に応じて、通紙可能な最大幅の通紙領域に対応して配列される状態と、最大幅の通紙領域よりも小幅の通紙領域に対応して配列される状態とに切り替えられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 前記各第1仕切り板には、隣接する前記第1仕切り板をローラー軸方向に所定の間隔をもって移動可能に連結する連結部が形成されており、隣接する前記第1仕切り板の間隔は、最大幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第1の間隔になり、最大幅の通紙領域よりも小幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第2の間隔となることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記複数の第2仕切り板はローラー軸方向に蛇腹状に伸縮可能に設けられ、隣接する前記第1仕切り板の間隔は、前記複数の第2仕切り板が伸びている場合には最大幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第1の間隔になり、前記複数の第2仕切り板が縮んでいる場合には最大幅の通紙領域よりも小幅の通紙領域に対応して前記小空間が配列された第2の間隔となることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  7. 前記枠体の長手方向の両端部には、装置の外部に向けて開放した開口部が形成され、前記開口部は、前記複数の第1仕切り板のうちでローラー軸方向の両端部に配置される第1仕切り板に対向した位置に配置され、前記複数の第1仕切り板が最大幅の通紙領域に対応して配列された状態において、前記端部の第1仕切り板によって塞がれることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記断熱カバー及び前記枠体は、少なくとも前記定着ローラーの外周面と所定の間隔を隔てて配置されることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の定着装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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