JP5930366B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5930366B2 JP5930366B2 JP2011268594A JP2011268594A JP5930366B2 JP 5930366 B2 JP5930366 B2 JP 5930366B2 JP 2011268594 A JP2011268594 A JP 2011268594A JP 2011268594 A JP2011268594 A JP 2011268594A JP 5930366 B2 JP5930366 B2 JP 5930366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- pressure
- roller
- heat
- heat absorbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成及び動作について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図3は、画像形成動作時(作像時)における定着装置7の断面図である。
非画像形成動作時(非作像時)においては、前述したように前記接離機構によって加圧ローラ76を定着ベルト74から離間させ、定着ベルト74と加圧ローラ76との間で圧力が生じない所定の離間位置に移動させる。このように所定の離間位置に加圧ローラ76を移動させることで、吸熱装置80の無端ベルト83と加圧ローラ76とが接触する。また、加圧ローラ76が前記所定の離間位置に移動したら、吸熱装置80の張架ローラ81と張架ローラ82との少なくとも一方を不図示の駆動機構によって回転駆動させて、無端ベルト83を図中矢印方向に回転させる。これにより、無端ベルト83の回転に合わせて加圧ローラ76を連れ回りさせつつ、加圧ローラ76の熱を無端ベルト83に吸熱させて無端ベルト83の冷却が実施される。なお、無端ベルト83の回転に合わせて加圧ローラ76を連れ回りさせることで、無端ベルト83の吸熱面と加圧ローラ76の非吸熱面とが常時変化する。これにより、無端ベルト83の吸熱面や加圧ローラ76の非吸熱面が変化せず同一の面から常に吸熱される場合よりも冷却効率が良くなる。
図6は、構成例2の非画像形成動作時(非作像時)における定着装置7の断面図である。
図6の符号84は、吸熱装置80を空冷する冷却ファンであり、図中矢印方向に気流を発生させている。これにより、張架ローラ81,82や無端ベルト83などの蓄熱を抑制し吸熱装置80による加圧ローラ76の冷却効率を高めている。
(2)冷却ファン84の数は多ければ多いほど良い。
(3)無端ベルト83の空洞部(ループ内側の空間)に気流を作るように冷却ファン84を設置すると良い。
構成例3では、吸熱装置80の張架ローラ81及び張架ローラ82を熱伝導率の高い金属ローラとしている。
構成例4では、吸熱装置80の張架ローラ81及び張架ローラ82の軸端部に放熱フィンを設けた構成としている。張架ローラ81及び張架ローラ82の軸端部に放熱フィンを設けたことで、無端ベルト83から張架ローラ81及び張架ローラ82に遷移した熱を、放熱フィンから効率良く放熱することが可能となる。
図10は、構成例5の非画像形成動作時(非作像時)における定着装置7の断面図である。
図10の符号85は、吸熱装置80の無端ベルト83の表面を清掃する清掃部材であり、無端ベルト83の回転に連れ回るように設けられている。
(態様A)
回転可能に設けられた定着ベルト74などの定着部材と、定着部材を加熱する加熱ローラ73などの加熱手段と、回転可能に設けられ定着部材に圧接させて定着部材との間にニップ部を形成する加圧ローラ76などの加圧部材と、加圧部材の表面に接触し加圧部材の熱を吸熱する無端ベルト83などの吸熱部材を有し加圧部材を冷却する吸熱装置80などの冷却手段とを備え、前記ニップ部に記録媒体を通過させ、熱と圧力とによって記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着させる定着装置7などの定着装置において、定着部材に対して加圧部材を接離させる接離手段を有しており、接離手段により定着部材に対して加圧部材を離間させたときに、加圧部材と接する位置に吸熱部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、省エネルギー化を図りつつ、効率良く加圧部材を冷却することができる。
また、吸熱部材は無端状のベルト部材であり、冷却手段は、ベルト部材とベルト部材を回転可能に張架する複数の張架部材と、複数の張架部材の少なくとも1つがローラ部材でありローラ部材を回転駆動させる駆動手段とを有する。これよれば、上記実施形態について説明したように、効率良く加圧部材を冷却することができる。
(態様B)
(態様A)において、吸熱部材を冷却する吸熱部材冷却手段を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、加圧部材の冷却効率を更に高めることができる。
(態様C)
(態様B)において、吸熱部材冷却手段は気流を発生させて吸熱部材を空冷する冷却ファンである。これによれば、上記実施形態について説明したように、加圧部材の冷却効率を更に高めることができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、上記張架部材が金属材料からなる。これによれば、上記実施形態について説明したように、張架部材からの放熱効果を上げて加圧部材の冷却効率を更に高めることができる。
(態様E)
(態様D)において、上記張架部材に放熱フィンを設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、張架部材からの放熱効果を上げて加圧部材の冷却効率を更に高めることができる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)において、吸熱部材の加圧部材と接する接触面を清掃する清掃部材を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、黒ポチなどの異常画像の発生を抑制することができる。
(態様G)
像担持体と、像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、トナーを用いて前記潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を前記像担持体上から記録媒体上に転写する転写手段と、前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、前記定着手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)の定着装置を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、省エネルギー化を図りつつ、効率良く加圧部材を冷却することができる。
2 転写ユニット
3 給紙ユニット
4 二次転写装置
5 両面ユニット
6 搬送ベルト
7 定着装置
8 排紙ユニット
9 露光ユニット
10 読取装置
14 レジストローラ対
15 中間転写ベルト
16 転写対向ローラ
17 二次転写ローラ
20 感光体モジュール
21 感光体
30 帯電モジュール
40 現像装置
50 クリーニングモジュール
71 定着ローラ
72 ハロゲンヒータ
73 加熱ローラ
74 定着ベルト
75 加圧ハロゲンヒータ
76 加圧ローラ
77 トナー
78 用紙
79a 定着分離爪
79b 加圧分離爪
80 吸熱装置
81 張架ローラ
82 張架ローラ
83 加圧ローラ
83 無端ベルト
84 冷却ファン
85 清掃部材
90 中間転写ベルトクリーニングユニット
100 作像ユニット
Claims (7)
- 回転可能に設けられた定着部材と、
前記定着部材を加熱する加熱手段と、
回転可能に設けられ前記定着部材に圧接させて該定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、
前記加圧部材の表面に接触し該加圧部材の熱を吸熱する吸熱部材を有し該加圧部材を冷却する冷却手段とを備え、
前記ニップ部に記録媒体を通過させ、熱と圧力とによって該記録媒体上のトナー像を該記録媒体に定着させる定着装置において、
前記定着部材に対して前記加圧部材を接離させる接離手段を有しており、
前記接離手段により前記定着部材に対して前記加圧部材を離間させたときに、該加圧部材と接する位置に前記吸熱部材を設けており、
前記吸熱部材は無端状のベルト部材であり、前記冷却手段は、前記ベルト部材と該ベルト部材を回転可能に張架する複数の張架部材と、該複数の張架部材の少なくとも1つがローラ部材であり該ローラ部材を回転駆動させる駆動手段とを有することを特徴とする定着装置。 - 請求項1の定着装置において、
上記吸熱部材を冷却する吸熱部材冷却手段を有することを特徴とする定着装置。 - 請求項2の定着装置において、
上記吸熱部材冷却手段は気流を発生させて上記吸熱部材を空冷する冷却ファンであることを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2または3の定着装置において、
上記張架部材が金属材料からなることを特徴とする定着装置。 - 請求項4の定着装置において、
上記張架部材に放熱フィンを設けたことを特徴とする定着装置。 - 請求項1、2、3、4または5の定着装置において、
上記吸熱部材の上記加圧部材と接する接触面を清掃する清掃部材を設けたことを特徴とする定着装置。 - 像担持体と、
像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、
トナーを用いて前記潜像を現像しトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を前記像担持体上から記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体上に転写されたトナー像を該記録媒体に定着させる定着手段とを備えた画像形成装置において、
前記定着手段として、請求項1、2、3、4、5または6の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011268594A JP5930366B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011268594A JP5930366B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013120314A JP2013120314A (ja) | 2013-06-17 |
JP5930366B2 true JP5930366B2 (ja) | 2016-06-08 |
Family
ID=48772967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011268594A Active JP5930366B2 (ja) | 2011-12-08 | 2011-12-08 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5930366B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6102291B2 (ja) | 2012-10-24 | 2017-03-29 | 株式会社リコー | 定着装置と画像形成装置 |
JP6444066B2 (ja) | 2014-06-02 | 2018-12-26 | キヤノン株式会社 | 光電変換装置および撮像システム |
JP6648678B2 (ja) | 2016-12-14 | 2020-02-14 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 定着装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3391949B2 (ja) * | 1995-09-08 | 2003-03-31 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置 |
JP5370666B2 (ja) * | 2009-09-14 | 2013-12-18 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
-
2011
- 2011-12-08 JP JP2011268594A patent/JP5930366B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013120314A (ja) | 2013-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9423730B2 (en) | Cooling device and image forming apparatus including same | |
JP5636883B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP5835644B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP5347855B2 (ja) | 搬送装置、冷却装置及び画像形成装置 | |
JP5891764B2 (ja) | 光沢付与装置および画像形成装置 | |
JP5850302B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP2017173774A (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP2008170541A (ja) | 定着装置、後処理装置および画像形成装置 | |
US20130149000A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP5930366B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2016157091A (ja) | 画像形成装置及び冷却装置 | |
JP5332180B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5984039B2 (ja) | 冷却装置、及び画像形成装置 | |
JP6682840B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5800290B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
JP6578754B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2012181402A (ja) | 定着装置、及び画像形成装置 | |
JP2014056007A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6094162B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6155628B2 (ja) | 光沢付与装置および画像形成装置 | |
JP2017003850A (ja) | 定着装置、画像形成装置 | |
JP6016146B2 (ja) | 冷却装置及び画像形成装置 | |
US20130148999A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
JP2020085933A (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP5550244B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141118 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150918 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160408 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160421 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5930366 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |