JP5408656B2 - 外壁の改修構造 - Google Patents

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この発明は、例えば戸建て住宅や集合住宅の既設外壁を、新設外装材の増し張りによって改修した外壁の改修構造に関する。
戸建て住宅や集合住宅の既設外壁の改修に際して、既設の外装材を撤去して例えばタイル等の新設の外装材を張り付ける場合、既設の外装材を取り外すといった大掛かりな作業が必要となり、取り外した既設の外装材が産業廃棄物となってその処分も面倒になるといった不具合があった。
このため、既設の外装材を取り付けたままにして、それら既設の外装材の表面に下地材を取り付けて、その下地材にタイルを張り付ける、すなわち、既設外壁の表面に下地材を介してタイルを増し張りすることが一般的に行われている。
この増し張りに際しては、複数の面材を並設してなる面状下地材を用いて、この面状下地材にタイルを張り付けたり、或いは、特許文献1にも開示されているように、縦枠材と横枠材を格子状に組み付けてなる格子状下地材を用いて、この格子状下地材にタイルを張り付けるようにしている。
特開平5−209454号公報
しかしながら、上記のタイルの増し張りに際して、面状下地材を用いる場合には、材料費が嵩むとともに、小ロット注文生産が困難で在庫増も懸念されることから、施工費の増大を招き易いといった不具合があった。しかも、既設外壁の表面に複数の面材を並設すると、それら面材間の境界部分において隙間や段差が生じ易く、境界部分付近に張り付けたタイルに浮き上がりや傾きが生じたり、外部から見たときに境界部分が目立つようになって、仕上がり面を平滑にきれいに仕上げることが困難であるといった不具合があった。
一方、格子状下地材を用いる場合には、面状下地材を用いる場合に比べて、材料費を抑えることができ、しかもベンダー加工が可能な縦枠材と横枠材とを格子状に組み付けることによって、在庫増を解消した小ロット注文生産にも対応可能であることから、施工費の低減を図ることができる。しかしながら、格子状下地材にタイルを取り付けるにあたって、例えば縦方向に間隔をあけて配置した横枠材に対してタイルを横並びに嵌合しており、横方向に並んだタイル同士は横枠材を介して一体化されているが、縦方向に並んだタイル同士は互いに分離独立した状態となることから、横枠材の取付精度にバラツキが生じていると、これが直ちにタイルの浮き上がりや傾きに反映されるとともに、上下に隣接するタイル間の横目地部において不陸が生じ易くなって、依然として仕上がり面を平滑にきれいに仕上げることが困難であるといった不具合があった。
特に、例えば波形サイディング材を張り付けたような凹凸状表面を有する既設外壁である場合には、面状下地材や格子状下地材を精度良く取り付けることが難しく、仕上がり面を平滑にきれいに仕上げることがより一層困難となっていた。
そこで、この発明は、上記の不具合を解消して、凹凸状表面を有する既設外壁を新設外装材の増し張りによって改修するにあたって、仕上がり面を平滑にきれいに仕上げることができる外壁の改修構造の提供を目的とする。
この発明の外壁の改修構造は、既設外壁1の凹凸状表面2に、複数の縦枠材3・・を横方向に間隔をあけて取り付け、これら縦枠材3・・における既設外壁1の表面凸部12・・に覆い被さる膨出片20の垂直面20a・・間に跨って、複数の横枠材4・・を縦方向に間隔をあけて取り付けて、これら横枠材4・・に対して、複数の新設外装材6、50、60・・を張り付けるようにしたものであって、各新設外装材6、50、60を、上下の横枠材4、4間に跨ってそれぞれ装着するとともに、上下に隣接する新設外装材6、50、60・・間の横目地部46、55、68・・を、横枠材4・・によって裏支えしたことを特徴とする。
具体的には、各縦枠材3の膨出片20の垂直面20aに、上下方向に間隔をあけて複数のスリット22・・をそれぞれ形成して、これらスリット22・・に、各横枠材4における既設外壁1に対して近接する方向に突出する引掛片31を差し入れるようにして引っ掛けながら、各横枠材4を縦枠材3・・の膨出片20・・の垂直面20a・・に重ね合わせている。
また、各新設外装材6、50、60の裏面側に、上側係止部41、53、64と下側接着部42、54、65とをそれぞれ形成して、上側係止部41、53、64を、上側の横枠材4における既設外壁1に対して離間する方向に突出する止着片32に係合するとともに、下側接着部42、54、65を、下側の横枠材4における垂直片30に接着剤45を介して接着している。
さらに、各新設外装材は、タイル6又は太陽光発電パネル50又は植栽パネル60からなり、縦枠材3・・及び横枠材4・・が介在することによって既設外壁1とパネル50、60・・との間に生じる隙間56、69には、太陽光発電パネル用の配線57・・や植栽パネル用の給水配管70・・を収容させている。
この発明の外壁の改修構造においては、既設外壁の凹凸状表面に格子状下地材を取り付けるにあたって、縦枠材における既設外壁の表面凸部に覆い被さる膨出片の垂直面間に跨って横枠材を取り付けていることから、既設外壁の凹凸に影響されることなく、横枠材を精度良く取り付けることができる。しかも、上下に隣接する新設外装材間の横目地部を横枠材によって裏支えしながら、各新設外装材を上下の横枠材間に跨ってそれぞれ装着することで、横方向及び縦方向に並んだ新設外装材を横枠材を介して一体化していることから、横枠材の取付精度に多少のバラツキが生じていても、新設外装材の浮き上がりや傾きを目立たなくすることができ、上下に隣接する新設外装材間の横目地部における不陸を抑えることができる。これにより、仕上がり面を平滑にきれいに仕上げることができる。
また、各縦枠材の膨出片の垂直面に形成したスリットに、各横枠材の引掛片を差し入れるようにして引っ掛けながら、各横枠材を縦枠材の膨出片の垂直面に重ね合わせることで、横枠材をしっかりと位置決めしながら安定した状態で取り付けることができ、横枠材の取付精度をより一層向上することができる。しかも、新設外装材の取り付けに際して邪魔になるような縦枠材からの出っ張りもなく、新設外装材を安定して取り付けることができる。さらに、縦枠材の上下に間隔をあけて形成したスリットに対して、横枠材の引掛片を選択的に引っ掛けることで、横枠材の取付本数や取付間隔の調節が可能であって、新設外装材の大きさや形状、張付スタイルの変更にも柔軟に対応することができる。
さらにまた、新設外装材の上側係止部を、上側の横枠材の止着片に係合するとともに、下側接着部を、下側の横枠材の垂直片に接着剤を介して接着して、新設外装材を装着することで、ビス止め等を不要として、新設外装材を見栄え良く安定して取り付けることができる。
また、新設外装材として、太陽光発電パネルや植栽パネルを用いることで、付加価値の高い機能的な外壁とすることができ、しかも太陽光発電パネル用の配線や植栽パネル用の給水配管を、既設外壁とパネルとの間に生じる隙間を利用して収容することで、メンテナンス性を高めながら、外観を良好に維持することができる。
この発明の一実施形態に係る外壁の改修構造を示す斜視図である。 同じくその要部の縦断面図である。 同じくその要部の横断面図である。 同じくその要部の分解斜視図である。 縦枠材の取付状態を示す斜視図である。 横枠材の取付状態を示す斜視図である。 新設外装材として太陽光発電パネルを用いた場合の改修構造の縦断面図である。 新設外装材として植栽パネルを用いた場合の改修構造の縦断面図である。 新設外装材として縦長のタイルを用いた場合の改修構造の斜視図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係る外壁の改修構造においては、図1乃至図3に示すように、戸建て住宅や集合住宅における既設外壁1の凹凸状表面2に、複数の縦枠材3・・と複数の横枠材4とを格子状に組み付けてなる格子状下地材5を介して、複数の新設外装材6・・が増し張りされている。これにより、既設の外装材10・・を撤去することなくそのままにして施工性の向上を図りながら、既設外壁1の防火性能や防水性能等を有効に利用している。
既設外壁1は、例えばガルバリウム鋼板に断熱材を裏打ちした波形サイディング材(既設の外装材)10・・を、横胴縁等の下地材11・・に張り付けてなり、その凹凸状表面2は、縦方向に沿った表面凸部12・・及び表面凹部13・・が横方向に交互に連続した状態となっている。
縦枠材3は、帯状の金属板をベンダー加工することによって製造されており、図4に示すように、縦方向に沿ったコ字状の膨出片20と、この膨出片20の両端部から互いに離間する方向に突出した一対の縦方向に沿ったフランジ片21、21とを備え、全体的に断面略ハット状に形成されている。そして、縦枠材2における膨出片20の正面側の垂直面20aには、上下方向に間隔をあけて複数のスリット22・・が形成されている。これらスリット22・・は、垂直面20aを分断するように膨出片20を横方向に貫通して形成されている。
そして、複数の縦枠材3・・は、図4及び図5に示すように、それらのフランジ片21、21を既設外壁1の表面凹部13、13に嵌め込んで、それらの膨出片20を既設外壁1の例えば2本の表面凸部12、12に覆い被せるようにした状態で、フランジ片21、21を表面凹部13、13及びその裏側の下地材11にビス23・・止めすることによって、既設外壁1の凹凸状表面2に横方向に間隔をあけて取り付けられている。なお、この取付状態において、膨出片20の垂直面20aの幅方向中央が、2本の表面凸部12、12間の表面凹部13に対向した状態となっている。
横枠材4は、帯状の金属板をベンダー加工することによって製造されており、図4に示すように、横方向に沿った垂直片30と、この垂直片30の上端部から既設外壁1に対して近接する方向に突出した引掛片31と、垂直片30の下端部から既設外壁1に対して離間する方向に突出した止着片32とを備え、全体的に断面略Z字状に形成されている。なお、引掛片31と垂直片30との間のコーナー部分は略直角になっており、止着片32と垂直片30とのコーナー部分は鋭角になっている。
そして、複数の横枠材4・・は、図4及び図6に示すように、それらの引掛片31を縦枠材3・・の横方向に並んだスリット22・・に差し入れるようにして引っ掛けながら、それらの垂直片30を縦枠材3・・の膨出片20・・の垂直面20a・・に重ね合わせた状態でビス33・・止めすることによって、縦枠材3・・の膨出片20・・の垂直面20a・・間に跨って縦方向に間隔をあけて取り付けられている。なお、この取付状態において、図3に示すように、ビス33・・の先端部分が既設外壁1の表面凹部13に位置するように、膨出片20の垂直面20aの幅方向中央に対応してビス33・・がねじ込まれていて、これによって既設の波形サイディング材10・・をビス33・・によって傷付けないようにしている。
新設外装材6は、図4に示すように、横長のタイルからなり、このタイル6の裏面側には、上側溝側面と下側溝側面とが奥拡がり状に傾斜した蟻溝40が横方向に貫通して形成されている。そして、蟻溝40を挟んだ上側に、横枠材4の止着片32に係合する上側係止部41が形成され、蟻溝40を挟んだ下側に、横枠材4の垂直片30に接着する下側接着部42が形成されている。また、タイル6の上端部には、その厚み方向裏面側において上方に突出する上側突部43が形成され、下端部には、その厚み方向表面側において下方に突出する下側突部44が形成されている。
そして、複数のタイル6・・は、図2及び図4に示すように、それらの上側係止部41を上側の横枠材4の止着片32に係合するとともに、それらの下側接着部42を下側の横枠材4の垂直片30に弾性接着剤45を介して接着することによって、上下の横枠材4、4間に跨って装着されて、横方向及び縦方向に並んだ状態で張り付けられている。このタイル6・・の張り付け状態において、上下に隣接するタイル6、6間の横目地部46・・が、横枠材4・・の垂直片30・・によって裏支えされている。また、横目地部46・・においては、上側のタイル6の下側突部44と下側のタイルの上側突部43とが厚み方向に重なった状態となっていて、横枠材4・・の垂直片30・・が外部から見えないようになっている。
これにより、横方向及び縦方向に並んだタイル6・・が横枠材4・・を介して一体化した状態となり、横枠材4・・の取付精度に多少のバラツキが生じていても、タイル6・・の浮き上がりや傾きを目立たなくして、上下に隣接するタイル6、6間の横目地部46・・における不陸を抑えることができ、しかも横目地部46・・においてその裏側に位置する横枠材4・・の垂直片30・・が外部から見えないようになっているので、仕上がり面を平滑に見栄え良く仕上げることができる。
図7は、新設外装材として、太陽光発電パネル50・・を用いた場合の改修構造を示している。太陽光発電パネル50は、例えば多結晶シリコンからなるセル(太陽電池の基本単位)を必要枚配列して、屋外で利用できるよう強化ガラスで覆って方形状にパッケージ化した太陽電池51を備え、その太陽電池51の周端部を囲むようにして外周枠52を取り付けた構造となっている。そして、外周枠52の上枠材の裏面側に、横枠材4の止着片32に係合する上側係止部53が形成され、下枠材の裏面側に、横枠材4の垂直片30に接着する下側接着部54が形成されている。
複数の太陽光発電パネル50・・は、上述したタイル6・・の場合と同様に、それらの上側係止部53を上側の横枠材4の止着片32に係合するとともに、それらの下側接着部54を下側の横枠材4の垂直片30に弾性接着剤45を介して接着することによって、上下の横枠材4、4間に跨って装着されて、横方向及び縦方向に並んだ状態で張り付けられている。この太陽光発電パネル50・・の張り付け状態において、上下に隣接する太陽光発電パネル50、50間の横目地部55・・が、横枠材4・・の垂直片30・・によって裏支えされている。また、格子状下地材5が介在することによって既設外壁1と太陽光発電パネル50・・との間に生じた隙間56には、太陽光発電パネル50・・によって発電した電力を取り込むための配線57・・が収容されている。なお、太陽光発電パネル50・・は、タイル6・・よりも大判になるため、太陽光発電パネル50・・の縦方向の寸法に合わせて、横枠材4・・の取付本数を減らして、それらの取付間隔を増大している。
このように、新設外装材として、太陽光発電パネル50・・を用いることで、太陽電池光発電システムを備えた付加価値の高い外壁とすることができ、しかも既設外壁1と太陽光発電パネル50・・との間に生じた隙間56を利用して配線57・・を収容しているので、メンテナンス性を高めながら、外観を良好に維持することができる。なお、その他の構成及び作用効果は、タイル6・・を用いた場合と同様である。
図8は、新設外装材として、植栽パネル60・・を用いた場合の改修構造を示している。植栽パネル60は、上述したタイル6と同形状でタイル6よりも大判の基盤61の表面側に植栽マット62を嵌め込んだ構造となっている。そして、基盤61の裏面側には、横方向に貫通する蟻溝63を挟んだ上側に、横枠材4の止着片32に係合する上側係止部64が形成され、蟻溝63を挟んだ下側に、横枠材4の垂直片30に接着する下側接着部65が形成されている。また、基盤61の上端部には、その厚み方向裏面側において上方に突出する上側突部66が形成され、下端部には、その厚み方向表面側において下方に突出する下側突部67が形成されている。
そして、複数の植栽パネル60・・は、上述したタイル6・・の場合と同様に、それらの上側係止部64を上側の横枠材4の止着片32に係合するとともに、それらの下側接着部65を下側の横枠材4の垂直片30に弾性接着剤45を介して接着することによって、上下の横枠材4、4間に跨って装着されて、横方向及び縦方向に並んだ状態で張り付けられている。この植栽パネル60・・の張り付け状態において、上下に隣接する植栽パネル60、60間の横目地部68・・が、横枠材4・・の垂直片30・・によって裏支えされている。また、格子状下地材5が介在することによって既設外壁1と植栽パネル60・・との間に生じた隙間69には、植栽パネル60・・に給水を行うための給水配管70・・が収容されている。なお、植栽パネル60・・は、タイル6・・よりも大判になるため、植栽パネル60・・の縦方向の寸法に合わせて、横枠材4・・の取付本数を減らして、それらの取付間隔を増大している。
このように、新設外装材として、植栽パネル60・・を用いることで、壁面緑化を実現した付加価値の高い外壁とすることができ、しかも既設外壁1と植栽パネル60・・との間に生じた隙間69を利用して給水配管70・・を収容しているので、メンテナンス性を高めながら、外観を良好に維持することができる。なお、その他の構成及び作用効果は、タイル6・・を用いた場合と同様である。
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、この発明の改修構造は、戸建て住宅や集合住宅の既設外壁の改修だけでなく、体育館や病院等のその他建物の既設外壁、さらには既設内壁の改修に適用しても良い。また、上記実施形態においては、横長のタイルを新設外装材として張り付ける例を示したが、縦枠材の上下に間隔をあけて形成したスリットに対して、横枠材の引掛片を選択的に引っ掛けることで、横枠材の取付本数や取付間隔の調節が可能であることから、このような調節を適宜行うことで、例えば図9に示すように、新設外装材として縦長のタイルを張り付けるようにしても良い。
1・・既設外壁、2・・凹凸状表面、3・・縦枠材、4・・横枠材、6・・タイル、12・・表面凸部、20・・膨出片、20a・・垂直面、22・・スリット、30・・垂直片、31・・引掛片、32・・止着片、41、53、64・・上側係止部、42、54、65・・下側接着部、45・・接着剤、46、55、68・・横目地部、50・・太陽光発電パネル、56、69・・隙間、57・・配線、60・・植栽パネル、70・・給水配管

Claims (6)

  1. 既設外壁(1)の凹凸状表面(2)に、複数の縦枠材(3)・・を横方向に間隔をあけて取り付け、これら縦枠材(3)・・における既設外壁(1)の表面凸部(12)・・に覆い被さる膨出片(20)の垂直面(20a)・・間に跨って、複数の横枠材(4)・・を縦方向に間隔をあけて取り付けて、これら横枠材(4)・・に対して、複数の新設外装材(6)(50)(60)・・を張り付けるようにした外壁の改修構造であって、各新設外装材(6)(50)(60)を、上下の横枠材(4)(4)間に跨ってそれぞれ装着するとともに、上下に隣接する新設外装材(6)(50)(60)・・間の横目地部(46)(55)(68)・・を、横枠材(4)・・によって裏支えしたことを特徴とする外壁の改修構造。
  2. 各縦枠材(3)の膨出片(20)の垂直面(20a)に、上下方向に間隔をあけて複数のスリット(22)・・をそれぞれ形成して、これらスリット(22)・・に、各横枠材(4)における既設外壁(1)に対して近接する方向に突出する引掛片(31)を差し入れるようにして引っ掛けながら、各横枠材(4)を縦枠材(3)・・の膨出片(20)・・の垂直面(20a)・・に重ね合わせた請求項1記載の外壁の改修構造。
  3. 各新設外装材(6)(50)(60)の裏面側に、上側係止部(41)(53)(64)と下側接着部(42)(54)(65)とをそれぞれ形成して、上側係止部(41)(53)(64)を、上側の横枠材(4)における既設外壁(1)に対して離間する方向に突出する止着片(32)に係合するとともに、下側接着部(42)(54)(65)を、下側の横枠材(4)における垂直片(30)に接着剤(45)を介して接着した請求項1又は2記載の外壁の改修構造。
  4. 各新設外装材は、タイル(6)からなる請求項1乃至3のいずれかに記載の外壁の改修構造。
  5. 各新設外装材は、太陽光発電パネル(50)からなり、縦枠材(3)・・及び横枠材(4)・・が介在することによって既設外壁(1)と太陽光発電パネル(50)・・との間に生じる隙間(56)に、太陽光発電パネル用の配線(57)・・を収容した請求項1乃至3のいずれかに記載の外壁の改修構造。
  6. 各新設外装材は、植栽パネル(60)からなり、縦枠材(3)・・及び横枠材(4)・・が介在することによって既設外壁(1)と植栽パネル(60)・・との間に生じる隙間(69)に、植栽パネル用の給水配管(70)・・を収容した請求項1乃至3のいずれかに記載の外壁の改修構造。
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