JP5407584B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
この発明は、ファクシミリ装置,スキャナ装置,複写機,複合機を含む画像読取装置に関する。
原稿台に置かれた原稿に光を照射して、原稿の像を撮像してその画像信号を生成することによって原稿の画像を読み取る画像読取装置において、原稿台上に原稿を置く位置を示す位置ガイドを表示して、ユーザが原稿台に原稿を精度良く設置し易くする技術がある。
従来、複数サイズの原稿に対する原稿載置位置またはスケールを付し、一端を原稿走査部上の読取部よりも走査終端側に接続し、他端を巻き取り軸部に接続して原稿走査部の走査終端側への走査に伴って巻き取り軸部に巻き取られる原稿位置指定部材を備え、巻き取り軸部の巻き取り動作を走査部の走査と連動させることにより、原稿を原稿載置台上に置く時には、原稿位置指定部材が原稿載置台の下方の走査領域に位置し、原稿位置指定部材に付された原稿位置指定によって原稿の位置決めが容易になるようにし、一方、原稿の読取時には走査部と連動して原稿位置指定部材が巻き取られることによって、読取部が原稿を読み取る光路を遮ることがないようにして、原稿載置台上に原稿を置く位置を認識し易くした画像読取装置(例えば、特許文献1参照)があった。
従来、複数サイズの原稿に対する原稿載置位置またはスケールを付し、一端を原稿走査部上の読取部よりも走査終端側に接続し、他端を巻き取り軸部に接続して原稿走査部の走査終端側への走査に伴って巻き取り軸部に巻き取られる原稿位置指定部材を備え、巻き取り軸部の巻き取り動作を走査部の走査と連動させることにより、原稿を原稿載置台上に置く時には、原稿位置指定部材が原稿載置台の下方の走査領域に位置し、原稿位置指定部材に付された原稿位置指定によって原稿の位置決めが容易になるようにし、一方、原稿の読取時には走査部と連動して原稿位置指定部材が巻き取られることによって、読取部が原稿を読み取る光路を遮ることがないようにして、原稿載置台上に原稿を置く位置を認識し易くした画像読取装置(例えば、特許文献1参照)があった。
しかしながら、上述のような原稿を置く位置を示す原稿位置指定部材を設けた画像読取装置では、原稿載置台上に原稿を置く位置を認識し易くする目的を達するためのみに使用する原稿位置指定部材とそれを巻き取る機能を含む多数の追加部品が必要になり、画像読取装置の製造コストの増大を招くという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、追加部品を設けなくても原稿台上に原稿を置く位置ガイドを表示できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、追加部品を設けなくても原稿台上に原稿を置く位置ガイドを表示できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、複数個の光源を原稿の主走査方向に並べて配置した光源部を有し、その光源部の各光源から原稿台上に載置された原稿に光を照射し、その反射光に基づいて原稿の画像を読み取る画像読取装置において、上記光源部の各光源の内の指定した個数の光源を点灯したまま上記光源部を上記原稿の副走査方向に往復動作させて、上記原稿台上に原稿を載置する位置ガイドを表示する位置ガイド表示手段を設けた画像読取装置を提供する。
また、上記位置ガイドが明瞭に表示されるように上記往復動作を高速にする手段を設けるとよい。
さらに、上記往復動作を上記原稿の画像の読み取り時よりも高速にする手段を設けるとよい。
さらにまた、上記光源部を上記原稿の副走査方向に往復動作させながら、上記副走査方向の往復範囲内に設定した等間隔毎の定位置では上記光源部の全光源を点灯し、上記各定位置の間では上記光源部の各光源の内の等間隔を置いた光源のみを点灯する動作を繰り返し、上記原稿台上にマス目状の位置ガイドを表示する手段を設けるとよい。
また、上記位置ガイドが明瞭に表示されるように上記往復動作を高速にする手段を設けるとよい。
さらに、上記往復動作を上記原稿の画像の読み取り時よりも高速にする手段を設けるとよい。
さらにまた、上記光源部を上記原稿の副走査方向に往復動作させながら、上記副走査方向の往復範囲内に設定した等間隔毎の定位置では上記光源部の全光源を点灯し、上記各定位置の間では上記光源部の各光源の内の等間隔を置いた光源のみを点灯する動作を繰り返し、上記原稿台上にマス目状の位置ガイドを表示する手段を設けるとよい。
この発明による画像読取装置は、追加部品を設けなくても原稿台上に原稿を置く位置ガイドを表示することができる。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
図1は、この発明の実施例の画像読取装置の主要な構成を示す機能ブロック図である。
この画像読取装置は、スキャナ装置、ファクシミリ装置,複写機,複合機を含む画像形成装置に備わる画像読取装置、又はスキャナ機能付きのプリンタにおける画像読取装置であり、制御部1,モータ2,読取キャリッジ3,モータ駆動回路5,光源点灯回路6,入力装置7からなる。
制御部1は、CPU10,ROM11,RAM12,外部インタフェース(I/F)13,モータ制御部14,光源点灯制御部15を有する。
また、読取キャリッジ3は、原稿を露光する光源を原稿の主走査方向に複数個配置した光源部4を備えており、光源部4を原稿の副走査方向へ走査させる走査手段の機能を果たす。上記光源には、半導体レーザダイオード(LED)等がある。
〔実施例〕
図1は、この発明の実施例の画像読取装置の主要な構成を示す機能ブロック図である。
この画像読取装置は、スキャナ装置、ファクシミリ装置,複写機,複合機を含む画像形成装置に備わる画像読取装置、又はスキャナ機能付きのプリンタにおける画像読取装置であり、制御部1,モータ2,読取キャリッジ3,モータ駆動回路5,光源点灯回路6,入力装置7からなる。
制御部1は、CPU10,ROM11,RAM12,外部インタフェース(I/F)13,モータ制御部14,光源点灯制御部15を有する。
また、読取キャリッジ3は、原稿を露光する光源を原稿の主走査方向に複数個配置した光源部4を備えており、光源部4を原稿の副走査方向へ走査させる走査手段の機能を果たす。上記光源には、半導体レーザダイオード(LED)等がある。
さらに、入力装置7には、この画像読取装置に対する各種の操作情報を入力する入力部及び各種の情報を表示する表示部を備えた操作部8と、入力部及び表示部を備えたパーソナルコンピュータ(PC)を含む外部入力装置9がある。
制御部1のCPU10は、ROM11に格納されたプログラムを、RAM12を作業領域として実行することにより、この画像読取装置の全体の制御を司り、操作部8又は外部I/F13に接続された外部入力装置9から入力された原稿を置く位置を示す原稿設置位置指示データを含む各種の情報を受け付ける。
CPU10は、上記原稿設置位置指示データに基づいてモータ制御部14にモータ駆動信号を送出すると共に、光源点灯制御部15に光源点灯信号を送出する。
モータ制御部14は、上記モータ駆動信号に基づいてモータ駆動回路5を駆動させる。
光源点灯制御部15は、上記光源点灯信号に基づいて光源点灯回路6を駆動させる。
モータ駆動回路5は、モータ制御部14の制御によってモータ2を回転駆動させる。
制御部1のCPU10は、ROM11に格納されたプログラムを、RAM12を作業領域として実行することにより、この画像読取装置の全体の制御を司り、操作部8又は外部I/F13に接続された外部入力装置9から入力された原稿を置く位置を示す原稿設置位置指示データを含む各種の情報を受け付ける。
CPU10は、上記原稿設置位置指示データに基づいてモータ制御部14にモータ駆動信号を送出すると共に、光源点灯制御部15に光源点灯信号を送出する。
モータ制御部14は、上記モータ駆動信号に基づいてモータ駆動回路5を駆動させる。
光源点灯制御部15は、上記光源点灯信号に基づいて光源点灯回路6を駆動させる。
モータ駆動回路5は、モータ制御部14の制御によってモータ2を回転駆動させる。
光源点灯回路6は、光源点灯制御部15の制御によって光源部4の各光源を点灯する。
モータ2は、読取キャリッジ3を原稿台に対して原稿の副走査方向へ往復動作させる。
この画像読取装置は、CPU10が上述の制御をし、上記各部の制御及び駆動動作により、原稿台(図示を省略)上に載置された原稿に対して読取キャリッジ3を原稿の副走査方向に操作させながら、光源部4の各光源から原稿に光を照射し、その反射光に基づいて原稿の画像を読み取り、その読み取った画像データを、例えば、外部入力装置9へ出力、図示を省略した印刷部によって印刷、又は図示を省略した通信部によってファクシミリ送信やネットワーク上の端末装置へ送信する。
モータ2は、読取キャリッジ3を原稿台に対して原稿の副走査方向へ往復動作させる。
この画像読取装置は、CPU10が上述の制御をし、上記各部の制御及び駆動動作により、原稿台(図示を省略)上に載置された原稿に対して読取キャリッジ3を原稿の副走査方向に操作させながら、光源部4の各光源から原稿に光を照射し、その反射光に基づいて原稿の画像を読み取り、その読み取った画像データを、例えば、外部入力装置9へ出力、図示を省略した印刷部によって印刷、又は図示を省略した通信部によってファクシミリ送信やネットワーク上の端末装置へ送信する。
図2は図1に示す画像読取装置の原稿台20上に表示する位置ガイドの説明図である。
この画像読取装置の原稿台20には、原稿Pを載置するプラテンガラス21と、原稿Pを載置する位置の目安となる原稿基準位置を決める原稿スケール22を有する。
その原稿台20の下側には、原稿Pを露光する光源40を原稿の主走査方向に所定の間隔で複数個配置した光源部4と、光源部4を搭載して原稿Pを副走査方向に走査すると共に、副走査方向に往復動作(図中矢示A方向)する読取キャリッジ3が配設されている。
なお、図中には、図面が見難くならないように、光源の1つのみに符号の40を付してその他の符号の記載を省略している。
この画像読取装置の原稿台20には、原稿Pを載置するプラテンガラス21と、原稿Pを載置する位置の目安となる原稿基準位置を決める原稿スケール22を有する。
その原稿台20の下側には、原稿Pを露光する光源40を原稿の主走査方向に所定の間隔で複数個配置した光源部4と、光源部4を搭載して原稿Pを副走査方向に走査すると共に、副走査方向に往復動作(図中矢示A方向)する読取キャリッジ3が配設されている。
なお、図中には、図面が見難くならないように、光源の1つのみに符号の40を付してその他の符号の記載を省略している。
ユーザの操作により、操作部8又は外部入力装置9からに原稿を置く位置を示す原稿設置位置指示データが入力されると、CPU10は、その原稿設置位置指示データに基づいて原稿台20上の主走査方向における光源点灯位置X1,X2を算出し、上記原稿設置位置指示データに基づいて原稿台20上の副走査方向における光源点灯位置Y1,Y2も算出して、上記原稿設置位置指示データと光源点灯位置X1,X2と光源点灯位置Y1,Y2を対応させてテーブル形式でROM11又はRAM12に格納する。
そして、ユーザが原稿を原稿台に載置する際、例えば、読み取る原稿のサイズを指定すると、CPU10は、ROM11又はRAM12から上記指定されたサイズに対応する光源点灯位置X1,X2と光源点灯位置Y1,Y2を読み出し、ユーザによって原稿台の蓋(図示を省略)が開かれると、光源点灯位置X1,X2に基づく光源点灯信号を光源点灯制御部15へ送り、光源部4において光源点灯位置X1からX2の間に配置された各光源40を点灯すると共に、光源点灯位置Y1,Y2に基づくモータ駆動信号をモータ制御部14へ送り、光源部4を搭載した読取キャリッジ3を光源点灯位置Y1とY2の区間で所定の速度で往復動作させる。
このようにして、光源部4の位置が原稿の副走査方向に光源点灯位置Y1とY2間で往復動作するように読取キャリッジ3を往復動作させ、その往復動作の間、光源部4の各光源40の内の光源点灯位置X1とX2の範囲で指定した個数の光源を点灯したままにすれば、上記光源からの光の軌跡又は残像により、原稿台20上のプラテンガラス21に原稿Pを置く位置を示す位置ガイド23(図2中に斜線を施して示す矩形領域)を表示することができる。
このようにして、光源部4の位置が原稿の副走査方向に光源点灯位置Y1とY2間で往復動作するように読取キャリッジ3を往復動作させ、その往復動作の間、光源部4の各光源40の内の光源点灯位置X1とX2の範囲で指定した個数の光源を点灯したままにすれば、上記光源からの光の軌跡又は残像により、原稿台20上のプラテンガラス21に原稿Pを置く位置を示す位置ガイド23(図2中に斜線を施して示す矩形領域)を表示することができる。
そして、ユーザは位置ガイド23に重ねるようにして原稿Pを載置することにより、原稿台20上の読み取り位置に正しく原稿Pをセットすることができる。
なお、上記位置ガイド23の表示の際、読取キャリッジ3を往復する区間の両端では光源部4の光源点灯位置X1,X2の間の全ての光源40を点灯し(この点灯時間にある程度幅を持たせれば両端部の光の帯を太くすることができる)、往復動作中は光源部4の光源点灯位置X1とX2にそれぞれ対応する位置の1つ、又はその1つを含む数個の光源40を点灯するようにすれば、上記位置ガイド23を矩形枠で表示することができる。
また、読取キャリッジ3の往復動作を原稿の画像の読み取り時よりも高速にすれば、光の残像を強く残すことができ、プラテンガラス21上に位置ガイド23を明瞭に映すことができ、ユーザに原稿台20上の位置ガイド23を明確に認識させることができる。
なお、上記位置ガイド23の表示の際、読取キャリッジ3を往復する区間の両端では光源部4の光源点灯位置X1,X2の間の全ての光源40を点灯し(この点灯時間にある程度幅を持たせれば両端部の光の帯を太くすることができる)、往復動作中は光源部4の光源点灯位置X1とX2にそれぞれ対応する位置の1つ、又はその1つを含む数個の光源40を点灯するようにすれば、上記位置ガイド23を矩形枠で表示することができる。
また、読取キャリッジ3の往復動作を原稿の画像の読み取り時よりも高速にすれば、光の残像を強く残すことができ、プラテンガラス21上に位置ガイド23を明瞭に映すことができ、ユーザに原稿台20上の位置ガイド23を明確に認識させることができる。
上述の説明はこの発明の一実施例を示すものであり、上述の説明に限定するものではない。
図3は、図1に示す操作部8又は外部入力装置9の表示部における原稿設置位置を指示する作業画面例の説明図である。
図4は、原稿設置位置指示データと光源点灯位置とを対応させて記憶した原稿基準位置テーブルの一例を示す図である。
操作部8又は外部入力装置9の表示部には、図3に示すように、ユーザによる原稿設置位置指示の際の表示画面30として、原稿サイズ設定欄31,主走査方向の原稿設置位置設定欄32,及び副走査方向の原稿設置位置設定欄32の計3項目の入力項目が表示される。
ユーザは、原稿サイズ31の項目について、ユーザが設置したい原稿サイズを選択項目「A4」「B5」「A5」……の中から選択して入力し、主走査方向の原稿設置位置32の項目について、「右」「中央」「左」の中からユーザが設置したい項目を選択し、副走査方向の原稿設置位置33の項目について、「上」「中央」「下」の中からユーザが設置したい項目を選択する。
このようにして、ユーザは原稿サイズと原稿設置位置を予め設定された項目から簡易的に指示できる。
図3は、図1に示す操作部8又は外部入力装置9の表示部における原稿設置位置を指示する作業画面例の説明図である。
図4は、原稿設置位置指示データと光源点灯位置とを対応させて記憶した原稿基準位置テーブルの一例を示す図である。
操作部8又は外部入力装置9の表示部には、図3に示すように、ユーザによる原稿設置位置指示の際の表示画面30として、原稿サイズ設定欄31,主走査方向の原稿設置位置設定欄32,及び副走査方向の原稿設置位置設定欄32の計3項目の入力項目が表示される。
ユーザは、原稿サイズ31の項目について、ユーザが設置したい原稿サイズを選択項目「A4」「B5」「A5」……の中から選択して入力し、主走査方向の原稿設置位置32の項目について、「右」「中央」「左」の中からユーザが設置したい項目を選択し、副走査方向の原稿設置位置33の項目について、「上」「中央」「下」の中からユーザが設置したい項目を選択する。
このようにして、ユーザは原稿サイズと原稿設置位置を予め設定された項目から簡易的に指示できる。
そして、上記入力された原稿サイズと主走査方向の原稿設置位置と副走査方向の原稿設置位置とからなる原稿設置位置指示データがCPU10へ送られる。
CPU10は、原稿設置位置指示データに基づいて光源点灯位置を求め、その求めた光源点灯位置と原稿設置位置指示データとを対応させて原稿基準位置テーブルに登録する。
図4に示すように、原稿基準位置テーブルは、原稿設置位置指示データの原稿サイズと主走査方向の原稿設置位置と副走査方向の原稿設置位置とに、光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2を対応させて複数種類を格納することができ、この原稿基準位置テーブルを制御部1のROM11又はRAM12に格納することにより、必要に応じてCPU10から呼び出すことができる。
そして、CPU10は、この原稿基準位置テーブルから、例えば、ユーザによって選択された原稿サイズ,原稿設置位置に対応する光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2を読み出し、その光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2に基づいて位置ガイドを表示する。
CPU10は、原稿設置位置指示データに基づいて光源点灯位置を求め、その求めた光源点灯位置と原稿設置位置指示データとを対応させて原稿基準位置テーブルに登録する。
図4に示すように、原稿基準位置テーブルは、原稿設置位置指示データの原稿サイズと主走査方向の原稿設置位置と副走査方向の原稿設置位置とに、光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2を対応させて複数種類を格納することができ、この原稿基準位置テーブルを制御部1のROM11又はRAM12に格納することにより、必要に応じてCPU10から呼び出すことができる。
そして、CPU10は、この原稿基準位置テーブルから、例えば、ユーザによって選択された原稿サイズ,原稿設置位置に対応する光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2を読み出し、その光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2に基づいて位置ガイドを表示する。
図5は、図1に示す操作部8又は外部入力装置9の表示部における原稿設置位置を指示する他の作業画面例の説明図である。
操作部8又は外部入力装置9の表示部に、図5に示すように、表示画面30上に原稿台を模した光源点灯位置指定領域34を表示し、上述の原稿サイズと原稿設置位置の指定に代えて、ユーザが光源点灯位置指定領域34内に任意の大きさの位置ガイド表示領域35を指示するようにしてもよい。この場合、操作部8又は外部入力装置9の表示部には、タッチパネル,マウス等の補助入力装置を併用すると良い。
操作部8又は外部入力装置9の表示部に、図5に示すように、表示画面30上に原稿台を模した光源点灯位置指定領域34を表示し、上述の原稿サイズと原稿設置位置の指定に代えて、ユーザが光源点灯位置指定領域34内に任意の大きさの位置ガイド表示領域35を指示するようにしてもよい。この場合、操作部8又は外部入力装置9の表示部には、タッチパネル,マウス等の補助入力装置を併用すると良い。
このようにすれば、ユーザは原稿を置く位置を直感的に、かつ任意の位置を正確に指示することができる。
そして、CPU10へは位置ガイド表示領域35の矩形枠の位置データからなる原稿設置位置指示データが送られ、CPU10は原稿設置位置指示データに基づいて光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2を算出し、その算出した光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2に原稿設置位置指示データを対応させて原稿基準位置テーブルに格納する。
そして、CPU10へは位置ガイド表示領域35の矩形枠の位置データからなる原稿設置位置指示データが送られ、CPU10は原稿設置位置指示データに基づいて光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2を算出し、その算出した光源点灯位置X1,X2,Y1,Y2に原稿設置位置指示データを対応させて原稿基準位置テーブルに格納する。
次に、この実施例の画像読取装置では、CPU10による読取キャリッジ3の駆動と光源部4の点灯の制御により、原稿台20のプラテンガラス21上にマス目状(網目状,方眼状)の位置ガイドを映すこともできる。
図6は、この実施例の画像読取装置の原稿台20上に表示するマス目状の位置ガイドの説明図である。
CPU10は、モータ駆動信号によってモータ制御部14を、光源点灯信号によって光源点灯制御部15をそれぞれ制御することにより、読取キャリッジ3を原稿Pの副走査方向に往復動作(図中矢示B方向)させると共に、読取キャリッジ3の光源部4の各光源40の全点灯と部分点灯を所定の時間間隔で繰り返し実施する。
例えば、光源部4を原稿Pの副走査方向に往復動作させながら、副走査方向の往復範囲内に設定した等間隔毎の定位置Y3〜Y13では光源部4の全光源40を全て点灯し、各定位置Y3〜Y13の間では光源部4の各光源40の内の等間隔を置いた光源のみ、図中では、主走査方向に設定した各位置X3〜X10に対応する光源41(図中には位置X3の光源のみに符号を付して他は省略する)のみを点灯する動作を繰り返すことにより、原稿台20のプラテンガラス21上にマス目状の位置ガイド24(図中に斜線を施して示した網目模様の領域)を映す。図6中には点灯させる光源を黒く塗り潰して示し、一部には符号41を付して示している。
図6は、この実施例の画像読取装置の原稿台20上に表示するマス目状の位置ガイドの説明図である。
CPU10は、モータ駆動信号によってモータ制御部14を、光源点灯信号によって光源点灯制御部15をそれぞれ制御することにより、読取キャリッジ3を原稿Pの副走査方向に往復動作(図中矢示B方向)させると共に、読取キャリッジ3の光源部4の各光源40の全点灯と部分点灯を所定の時間間隔で繰り返し実施する。
例えば、光源部4を原稿Pの副走査方向に往復動作させながら、副走査方向の往復範囲内に設定した等間隔毎の定位置Y3〜Y13では光源部4の全光源40を全て点灯し、各定位置Y3〜Y13の間では光源部4の各光源40の内の等間隔を置いた光源のみ、図中では、主走査方向に設定した各位置X3〜X10に対応する光源41(図中には位置X3の光源のみに符号を付して他は省略する)のみを点灯する動作を繰り返すことにより、原稿台20のプラテンガラス21上にマス目状の位置ガイド24(図中に斜線を施して示した網目模様の領域)を映す。図6中には点灯させる光源を黒く塗り潰して示し、一部には符号41を付して示している。
このようにして、原稿台20上の広範囲にマス目状の位置ガイドを表示することができ、ユーザは原稿Pの4角や4辺をそれぞれマス目に沿わせるようにして原稿Pを原稿台20の所望の位置に正確に載置することができる。
なお、読取キャリッジ3の往復動作を原稿の画像の読み取り時よりも高速にすれば、光の残像を強く残すことができ、プラテンガラス21上にマス目状の位置ガイド24を明瞭に表示することができる。
このようすれば、操作部8又は外部入力装置9によるユーザからの原稿設置位置指示データを必要とせずに、原稿台20上に原稿Pを載置する位置の目安となる位置ガイドを表示することができるので、ユーザは原稿台20の任意の位置に原稿Pを精度良く設置する作業が容易に行える。
なお、読取キャリッジ3の往復動作を原稿の画像の読み取り時よりも高速にすれば、光の残像を強く残すことができ、プラテンガラス21上にマス目状の位置ガイド24を明瞭に表示することができる。
このようすれば、操作部8又は外部入力装置9によるユーザからの原稿設置位置指示データを必要とせずに、原稿台20上に原稿Pを載置する位置の目安となる位置ガイドを表示することができるので、ユーザは原稿台20の任意の位置に原稿Pを精度良く設置する作業が容易に行える。
この実施例の画像読取装置は、原稿を露光する光源を主走査方向に複数個配置した光源部を有し、光源部の任意の光源を点灯し、かつ光源を搭載した読取キャリッジを往復動作させることにより、光の軌跡もしくは残像を利用して原稿を置く位置ガイドを原稿台上に表示するので、ユーザが原稿台の正しい読み取り位置に原稿を容易に載置することができる。また、追加部品無しに原稿を置く位置ガイドを原稿台上に表示することができるので、画像読取装置の製造コストも増大させずに済む。
この発明による画像読取装置は、ファクシミリ装置,スキャナ装置,複写機,複合機を含む画像形成装置においても適用することができる。
1:制御部 2:モータ 3:読取キャリッジ 4:光源部 5:モータ駆動回路 6:光源点灯回路 7:入力装置 8:操作部 9:外部入力装置 10:CPU 11:ROM 12:RAM 13:外部I/F 14:モータ制御部 15:光源点灯制御部 20:原稿台 21:プラテンガラス 22:原稿スケール 23,24:位置ガイド 30:表示画面 31:原稿サイズ設定欄 32:主走査方向位置設定欄 33:副走査方向位置設定欄 34:光源点灯位置指定領域 35:位置ガイド表示領域 40,41:光源 P:原稿
Claims (4)
- 複数個の光源を原稿の主走査方向に並べて配置した光源部を有し、該光源部の各光源から原稿台上に載置された原稿に光を照射し、その反射光に基づいて原稿の画像を読み取る画像読取装置において、
前記光源部の各光源の内の指定した個数の光源を点灯したまま前記光源部を前記原稿の副走査方向に往復動作させて、前記原稿台上に原稿を載置する位置ガイドを表示する位置ガイド表示手段を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記位置ガイドを表示する前記原稿台上の位置を指定する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
- 前記位置ガイドが明瞭に表示されるように前記往復動作を前記原稿の画像の読み取り時よりも高速にする手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
- 前記光源部を前記原稿の副走査方向に往復動作させながら、前記副走査方向の往復範囲内に設定した等間隔毎の定位置では前記光源部の全光源を点灯し、前記各定位置の間では前記光源部の各光源の内の等間隔を置いた光源のみを点灯する動作を繰り返し、前記原稿台上にマス目状の位置ガイドを表示する手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009148387A JP5407584B2 (ja) | 2009-06-23 | 2009-06-23 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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