JP5406872B2 - 貫通スリーブ - Google Patents
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Description
先に形成した内壁材又は外壁材の孔の中心に対して、障害物を回避可能な位置にずらして形成することになるため、貫通孔の中心線が壁面に対して傾斜することになる。
屈曲自在に連結可能な複数のスリーブ体から構成されている。
また、前記区画体の貫通孔形成相当箇所に障害物が存在していて、この障害物を回避するために貫通孔の両開口部が位置ずれした状態で形成されている場合には、屈曲自在に連結された複数のスリーブ体を貫通孔の一方側の開口部から他方側の開口部に向けて斜めに挿入し、挿入先端側に位置するスリーブ体を他方側の開口部に挿通させるとともに、この挿入先端側のスリーブ体に対して屈曲する挿入元側のスリーブ体を、一方側の開口部にそれの孔中心と平行又は略平行に装着することにより、貫通スリーブの一方側の端部に一体形成されている鍔部、又は、貫通スリーブの一方側の端部に取付けられるウオールキャップと区画体の側面とを隙間の少ない状態で体裁良く当接させることができる。
そして、本発明による第1の特徴構成は、区画体に形成された貫通孔に装着される長尺体挿通用の貫通スリーブであって、
屈曲自在に連結可能な複数のスリーブ体から構成され、前記複数のスリーブ体が屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合されているとともに、前記スリーブ体の嵌合部同士を屈曲自在に連結する屈曲連結手段が設けられ、前記嵌合連結されるスリーブ体のうち、外嵌側のスリーブ体の連結側端面が、内嵌側のスリーブ体の外周面側との当接によって最大屈曲角度に規制するべく、屈曲連結箇所から周方向に離間するほどスリーブ体の他端側に後退する屈曲角度規制面に形成されている点にある。
本発明による第2の特徴構成は、区画体に形成された貫通孔に装着される長尺体挿通用の貫通スリーブであって、
スリーブ軸芯方向の中間部での切断分離によって複数のスリーブ体を現出可能に構成されているとともに、前記複数のスリーブ体を現出する各スリーブ体形成領域には、切断分離されたスリーブ体同士を屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する嵌合相当部位が形成されている点にある。
本発明による第3の特徴構成は、前記スリーブ体形成領域には、切断分離されたスリーブ体の嵌合相当部位同士を屈曲自在に連結する屈曲連結手段が設けられている点にある。
本発明による第4の特徴構成は、前記スリーブ体形成領域の境界相当箇所が、スリーブ全長におけるスリーブ軸芯方向の端部側に偏倚した部位に設定されている点にある。
本発明による第5の特徴構成は、前記スリーブ軸芯方向の一方のスリーブ体形成領域の端部には、径方向外方に突出する鍔部が形成されている点にある。
本発明による第6の特徴構成は、前記スリーブ体形成領域の境界相当箇所には、輪切り状に切断分離するための切断案内溝が形成されている点にある。
スリーブ軸芯方向の端部又は中間部の少なくとも一箇所に、他の部位の内径よりも小なる外径に構成された小径筒部を形成し、この小径筒部での切断分離によって屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する複数のスリーブ体を現出可能に構成されているとともに、前記複数のスリーブ体を現出する各スリーブ体形成領域の嵌合相当部位には、切断分離されたスリーブ体同士を屈曲自在に連結するための屈曲連結手段が設けられている点にある。
図1〜図6は、建築物の壁等の区画体Wに形成された貫通孔1に対して空調配管や電線等の長尺体を挿通させる際に、前記貫通孔1に挿入装着して用いられる合成樹脂(例えば、高密度ポリエチレン等)でブロー成形された円筒状の貫通スリーブSを示す。
この場合、前記内嵌側のスリーブ体S2の一端部に、鍔部6と同様の位置決め機能と化粧機能とを備えたウオールキャップを脱着可能に取付けるとよい。
図7〜図9に示す貫通スリーブSは、スリーブ軸芯方向の中間部で、且つ、スリーブ軸芯方向の中央位置に対して一端部側に偏倚した部位に、それの両側に連続する他の部位、つまり、スリーブ軸芯方向の両側に連続する同径の長尺大径筒部2及び短尺大径筒部3の内径よりも小なる外径に構成された小径筒部4を形成し、この小径筒部4における長尺大径筒部2側の境界箇所での切断分離により、屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する二個のスリーブ体S1,S2を現出可能に構成されている。
図10、図11は、上述の第2実施形態で説明した貫通スリーブSの変形例を示し、スリーブ軸芯方向の一端部に、それに連続する他の部位、つまり、スリーブ軸芯方向の他端部及び中間部を構成する長尺大径筒部2の内径よりも小なる外径に構成された小径筒部4を形成し、この小径筒部4における長尺大径筒部2側の境界相当箇所での切断分離により、屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する二個のスリーブ体S1,S2を現出可能に構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態及び第2実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
図12〜図14は、上述の第3実施形態で説明した貫通スリーブSの変形例を示し、スリーブ軸芯方向の両端部の各々に、それに連続する他の部位、つまり、スリーブ軸芯方向の中間部を構成する長尺大径筒部2の内径よりも小なる外径に構成された小径筒部4を形成し、両小径筒部4における長尺大径筒部2側の境界相当箇所での切断分離により、屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する三個のスリーブ体S1,S2,S2を現出可能に構成されている。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
図15は、上述の各実施形態で説明した貫通スリーブSの屈曲連結手段5の変形例を示し、前記外嵌側のスリーブ体形成領域の嵌合相当部位2aの周方向二箇所に形成される凹部5bのうち、内嵌側のスリーブ体形成領域の嵌合相当部位4aに形成された屈曲支点突起部5aとスリーブ軸芯方向から当接可能な部位の各々に、スリーブ径方向と平行な内周面を備えた円筒状当り部5cが形成されている。
また、前記屈曲支点突起部5aのうち、凹部5bの円筒状当り部5cとスリーブ軸芯方向から当接可能な部位に、スリーブ径方向と平行な外周面を備えた円筒状当り部を形成してもよい。
(1)上述の各実施形態では、建築物の区画体Wの一例として木造住宅の木軸外壁構造を例に挙げて説明したが、壁構造としては軽量鉄骨壁構造、重量鉄骨壁構造、コンクリート壁構造、土壁等であってもよい。
また、前記屈曲連結手段5の屈曲支点突起部5aと凹部5bとをスリーブ体S1,S2の嵌合部2a,4aに一体形成したが、この屈曲支点突起部5aと凹部5bとをスリーブ体S1,S2とは別体に構成してもよい。
要するに、前記屈曲連結手段5としては、スリーブ体S1,S2の嵌合部2a,4a同士を屈曲自在に連結することのできるものであれば、如何なる構造に構成してもよい。
S1 スリーブ体
S2 スリーブ体
W 区画壁体(壁)
1 貫通孔
2 その他の部位(長尺大径筒部)
2a 嵌合相当部位(嵌合部)
2b 連結側端面(屈曲角度規制面)
3 その他の部位(短尺大径筒部)
4 小径筒部
4a 嵌合相当部位(嵌合部)
5 屈曲連結手段
5a 屈曲支点突起部
5b 凹部
6 鍔部
Claims (9)
- 区画体に形成された貫通孔に装着される長尺体挿通用の貫通スリーブであって、
屈曲自在に連結可能な複数のスリーブ体から構成され、前記複数のスリーブ体が屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合されているとともに、前記スリーブ体の嵌合部同士を屈曲自在に連結する屈曲連結手段が設けられ、前記嵌合連結されるスリーブ体のうち、外嵌側のスリーブ体の連結側端面が、内嵌側のスリーブ体の外周面側との当接によって最大屈曲角度に規制するべく、屈曲連結箇所から周方向に離間するほどスリーブ体の他端側に後退する屈曲角度規制面に形成されている貫通スリーブ。 - 区画体に形成された貫通孔に装着される長尺体挿通用の貫通スリーブであって、
スリーブ軸芯方向の中間部での切断分離によって複数のスリーブ体を現出可能に構成されているとともに、前記複数のスリーブ体を現出する各スリーブ体形成領域には、切断分離されたスリーブ体同士を屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する嵌合相当部位が形成されている貫通スリーブ。 - 前記スリーブ体形成領域には、切断分離されたスリーブ体の嵌合相当部位同士を屈曲自在に連結する屈曲連結手段が設けられている請求項2記載の貫通スリーブ。
- 前記スリーブ体形成領域の境界相当箇所が、スリーブ全長におけるスリーブ軸芯方向の端部側に偏倚した部位に設定されている請求項2又は3記載の貫通スリーブ。
- 前記スリーブ軸芯方向の一方のスリーブ体形成領域の端部には、径方向外方に突出する鍔部が形成されている請求項2〜4のいずれか1項に記載の貫通スリーブ。
- 前記スリーブ体形成領域の境界相当箇所には、輪切り状に切断分離するための切断案内溝が形成されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の貫通スリーブ。
- 区画体に形成された貫通孔に装着される長尺体挿通用の貫通スリーブであって、
スリーブ軸芯方向の端部又は中間部の少なくとも一箇所に、他の部位の内径よりも小なる外径に構成された小径筒部を形成し、この小径筒部での切断分離によって屈曲可能な状態でスリーブ軸芯方向から嵌合する複数のスリーブ体を現出可能に構成されているとともに、前記複数のスリーブ体を現出する各スリーブ体形成領域の嵌合相当部位には、切断分離されたスリーブ体同士を屈曲自在に連結するための屈曲連結手段が設けられている貫通スリーブ。 - 前記内嵌側となるスリーブ体形成領域の嵌合相当部位と外嵌側となるスリーブ体形成領域の嵌合相当部位とが、スリーブ軸芯方向の両端側に形成されている請求項7記載の貫通スリーブ。
- 前記内嵌側となるスリーブ体形成領域の嵌合相当部位と外嵌側となるスリーブ体形成領域の嵌合相当部位とがスリーブ軸芯方向に沿って連続して形成されている請求項7記載の貫通スリーブ。
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