JP5406240B2 - アスベスト飛散防止装置 - Google Patents

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Description

本発明はアスベスト飛散防止装置に関し、特に、アスベスト除去・封じ込めの際にアスベストの飛散を防止するためのアスベスト飛散防止装置に関する。
アスベストは耐火、断熱等に優れた機能を持ち、数多くの建築物に使用されてきた。しかしながら、劣化したアスベストが周辺に飛散し、それを吸引した者の健康被害問題となっている。このため建築物のアスベストの除去が大規模に行われるようになってきている。そして、アスベストの除去・封じ込めの際には、作業者や近隣住民等がアスベストを吸引することで健康被害が生じないよう法規制されている。
従来から、吹付アスベストの剥離、解体等をする工法として、種々の除去装置の開発や除去方法が試みられてきた。例えば特許文献1には、作業場所を隔離する養生過程を具備する、吹付アスベスト又は石綿含有吹付ロックウールの除去方法が開示されている。即ち、この方法は、アスベストの外部への飛散を防止するために、部屋全体をシート等で養生し、また、除去現場への出入り口もクリーンルームを設置することによりアスベストの外部への飛散を完全に防止して、アスベスト除去・封じ込め作業を行うものである。
また、吹付けられたアスベストを簡便に除去する方法として、例えば特許文献2では、吹付アスベストに、アスベスト除去剤を噴霧体としてフード付きノズルにより適用することで湿潤させた後、アスベストを除去する方法が開示されている。
また、霧化されたアスベスト処理剤を用いる他の方法として、例えば特許文献3では、壁や天井が仕上げ材で覆われている内部のアスベストを、仕上げ材を窄孔し、アスベスト固化剤を霧化注入する方法が開示されている。即ち、この方法は、仕上げ材を養生材として用いてアスベスト固化剤注入するものである。
特開2007−92387号公報 特開2008−38409号公報 特開2008−202377号公報
しかしながら、特許文献1の方法は、部屋全体を養生しなければならず、また、室内の設備の移転等を行なう必要があり、非常に大掛かりな作業となってしまうという問題があった。また、特許文献2の方法は、フード内の吹付アスベストのみ湿潤されるため、例えば室内の吹付アスベスト全体に適用する場合には、フードによりアスベスト面を傷付けてしまいフード外にアスベストが飛散する危険性もあり、またアスベスト全体を湿潤させるためには効率が悪いという問題があった。さらに、特許文献3の方法は、仕上げ材を養生材として用いているため、仕上げ材に隙間があった場合にはアスベスト固化剤が漏れ出す可能性や、アスベストが飛散する可能性もあった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、アスベスト除去・封じ込め作業において、室内の設備の移転等を伴わず、簡便でありながら効率が良いアスベスト飛散防止装置を提供しようとするものである。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるアスベスト飛散防止装置は、アスベスト吹付面から所定の空間を隔ててアスベスト吹付面を覆うように配置される養生材と、前記養生材を支える養生枠と、アスベスト吹付面と養生材との間の空間に、ミスト状のアスベスト飛散防止剤を噴霧して空間にアスベスト飛散防止剤を満たすためのアスベスト飛散防止剤噴霧器と、を具備するものである。
また、養生枠は、組み合わせることで8角形となるような多角形の枠からなる複数のフレームと、複数のフレームをアスベスト吹付面の大きさに合わせてそれぞれ繋ぎ合わせる連結棒と、複数のフレームを支持するフレームスタンドと、アスベスト吹付面の4隅と複数のフレーム間に突っ張られる突張棒であって、4隅にそれぞれ対向するフレームの辺に対して略直角に配置される突張棒とを具備しても良い。
また、養生材は、係止部及び係止受部を周縁部に有する複数の板状部材を組み合わせて構成されても良い。
また、アスベスト吹付面が天井面の場合、養生材は、アスベスト飛散防止剤噴霧器によりアスベスト飛散防止剤を噴霧する位置が最も低くなるように配置されても良い。
さらに、アスベスト吹付面を負圧にするための吸引部を具備するものであっても良い。
またさらに、アスベスト吹付面と養生材との間の空間を加圧するための加圧部を具備するものであっても良い。
本発明のアスベスト飛散防止装置には、アスベスト除去・封じ込め作業において、室内の設備の移転等を伴わず、簡便でありながら効率が良いという利点がある。
図1は、本発明のアスベスト飛散防止装置を説明するための概略立面図である。 図2は、本発明のアスベスト飛散防止装置の養生枠を説明するための概略図である。 図3は、本発明のアスベスト飛散防止装置の変形例を説明するための概略上面図である。 図4は、本発明のアスベスト飛散防止装置の他の実施例を説明するための概略図である。 図5は、本発明のアスベスト飛散防止装置において、アスベスト飛散防止剤をより浸透させる例を説明するための概略立面図である。 図6は、本発明のアスベスト飛散防止装置において、アスベスト飛散防止剤をより浸透させる他の例を説明するための概略立面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明のアスベスト飛散防止装置を説明するための概略立面図である。図2は、本発明のアスベスト飛散防止装置の養生枠を説明するための概略図である。図2(a)は、本発明のアスベスト飛散防止装置の養生枠を説明するための平面図であり、図2(b)は、本発明のアスベスト飛散防止装置の養生枠を説明するための立面図である。
図示の通り、本発明のアスベスト飛散防止装置は、養生材10と、養生枠20と、アスベスト飛散防止剤噴霧器30とから主に構成されている。
養生材10は、アスベスト吹付面40から所定の空間50を隔ててアスベスト吹付面40を覆うように配置されるものである。養生材10は、後述の養生枠20に支持されている。これにより、空間50に、アスベスト飛散防止剤を満たすことが可能であると共に、アスベスト飛散防止剤の不必要な場所への飛散が防止される。図示例では、養生材10は、シート状の養生材で構成されている。なお、養生材10は、アスベスト飛散防止剤の流出を妨げるものであれば良く、例えばポリエチレンシートやビニルシート等で構成されれば良い。
養生枠20は、養生材10を支えるものである。これにより、空間50が形成され、この範囲内のみにアスベスト飛散防止剤を噴霧することが可能となる。したがって、室内の設備の移転等を行う必要がなくなる。また、アスベスト吹付面40が広範囲の場合であっても、養生枠20により、養生材10のたるみ等が低減され、空間50の十分なスペースが保障される。また、ある程度の強度も保障され、例えばアスベスト飛散防止剤を含んだアスベストの予期せぬ落下が生じても、アスベストの飛散が低減される。
ここで、図2(a)、図2(b)に示されるように、養生枠20は、フレーム21と連結棒22とフレームスタンド23とから構成されている。フレーム21は、多角形の枠からなるものであり、養生枠20の1ユニットを構成するものである。これを4つ組み合わせることで、概ね8角形となるように構成されている。連結棒22は、複数のフレーム21をアスベスト吹付面40の大きさに合わせてそれぞれ繋ぎ合せるものである。即ち、アスベスト吹付面40の大きさに応じて連結棒22の長さを変えることで、養生枠20の大きさを伸縮自在に繋ぎ合せることが可能となる。連結棒22は、数種類の長さのものを用意しても良いし、伸縮自在な棒であっても良い。また、図示のように、フレーム21と連結棒22は、ジョイント28を介して接続されれば良い。フレームスタンド23は、複数のフレーム21複数のフレーム21を支持するものである。即ち、養生枠20の1つのユニットは、フレーム21とフレームスタンド23とから構成されており、これを4ユニット組み合わせて連結棒22で連結したものが養生枠20となる。フレームスタンド23も伸縮自在に構成されれば、フレーム21の設置高さを調整可能となる。
さらに、突張棒24を用いて養生材10が支持されても良い。突張棒24は、アスベスト吹付面40の4隅と複数のフレーム21間に突っ張られるものである。図示例では、4隅にそれぞれ対向するフレーム21の辺に対して略直角に配置されている。また、突張棒24は、長さが伸縮自在に調整可能なものであっても良い。ここで、フレーム21、連結棒22、フレームスタンド23及び突張棒24は、養生材10を支持可能な強度を有するものであれば良く、例えば金属や樹脂等の素材で形成されれば良い。このように構成されることで、アスベスト吹付面40や作業環境のサイズや形状等に制限されることなく、養生材10を臨機応変に設置可能であり、本発明のアスベスト飛散防止装置を安定且つ確実に設置することが可能である。
なお、図示例では、フレーム21及び連結棒22を組み合わせて8角形としているが、本発明はこれに限定されず、アスベスト吹付面40や作業環境のサイズや形状等に合わせて、4角形や6角形、さらには複雑な部屋の形状等に合わせることも可能である。図3は、本発明のアスベスト飛散防止装置の変形例を説明するための概略上面図である。図示の通り、連結棒22や突張棒24を伸縮させることにより、複雑な部屋の形状に合わせ、確実にアスベスト吹付面を養生することが可能となる。また、図示例のように、突張棒24は、強度や設置環境によっては、アスベスト吹付面40の辺にそれぞれ対向するフレーム21の辺に対して略直角に配置されても良い。
上述の図示例では、フレーム21の大きさは変えずに連結棒22や突張棒24の長さを変えることでアスベスト吹付面40の大きさに合わせる例を説明したが、本発明はこれに限定されず、フレームの大きさを変えて対応するようにしても良い。
そして、アスベスト飛散防止剤噴霧器30は、空間50にアスベスト飛散防止剤を噴霧するものである。図示例では、例えば養生枠20の中央付近に設置されている。アスベスト飛散防止剤噴霧器30は、アスベスト飛散防止剤貯留部31と配管部32と先端部33とから主に構成されている。アスベスト飛散防止剤貯留部31は、アスベスト飛散防止剤を貯留するものである。配管部32は、噴霧されるアスベスト飛散防止剤が内部を通過するものである。先端部33は、アスベスト飛散防止剤がミスト状に噴霧されるように構成されている。アスベスト飛散防止剤はコンプレッサ等で圧縮され、噴霧されれば良い。また、図示例では、アスベスト飛散防止剤貯留部31が作業室内に配置されているが、本発明はこれに限定されず、作業環境によっては、作業室外にアスベスト飛散防止剤貯留部31を配置し、チューブ等の配管部32を延長してアスベスト飛散防止剤を噴霧する構成としても良い。さらにまた、図示例では、先端部33は、アスベスト吹付面40に略対向するように配置されているが、アスベスト飛散防止剤が、ミスト状に空間50に満たされるように噴霧されれば、例えばアスベスト吹付面40に略平行な方向や斜め上方の方向等、どのような向きに配置されても良い。さらにまた、図示例では、アスベスト飛散防止剤噴霧器30は1台であるが、複数台用いてアスベスト飛散防止剤を噴霧する構成としても良い。アスベスト飛散防止剤噴霧器30の先端部33は、養生材10に設けられた開口部から、空間50に挿入されている。図示されていないが、養生材10に設けられた開口部と空間50に挿入された先端部33との間には、アスベスト飛散防止剤の流出を妨げるように、シーリング等の適切な処理がなされれば良い。なお、アスベスト飛散防止剤は、アスベストの内部まで浸透するものが好ましい。
上述の構成により、空間50内に満たされたアスベスト飛散防止剤が、アスベスト吹付面40の表面からアスベスト内に浸透し、アスベストが固化することで、アスベストの飛散の危険性が低減される。
次に、本発明のアスベスト飛散防止装置の他の実施例を、図4を用いて説明する。図4は、本発明のアスベスト飛散防止装置の他の実施例を説明するための概略図であり、図4(a)は、本発明のアスベスト飛散防止装置の他の実施例の養生材の断面図、図4(b)は、本発明のアスベスト飛散防止装置の他の実施例の略立面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、詳説を省略する。図1の実施例では、養生材10の実施例として、シート状の養生材10を示したが、図4の実施例では、養生材10は、複数の板状部材11が組み合わされることで構成されている。板状部材11は、周縁部に、係止部12及び係止受部13を有している。係止部12は、他の板状部材11の係止部12と係止することで、板状部材11と他の板状部材11とを接続するためのものである。即ち、板状部材11の係止部12を他の板状部材11の係止受部13に重ね合わせ、接続することで、所定のサイズ及び形状の養生材10が形成される。ここで、組み合わされる複数の板状部材11の形状は、すべて同一形状でなくても良く、例えば養生材10の端部を構成する板状部材11が、例えば空間50内のアスベスト吹付面40を養生可能な形状、即ち、例えば断面L字形状等であっても良い。このような構成により、養生材10のサイズ及び形状の自由度が高くなると共に、再利用性が向上する。本発明のアスベスト飛散防止装置の他の実施例は、このように構成された養生材10を養生枠20で支持し、アスベスト飛散防止剤噴霧器30を配置するものである。ここで、板状部材11は、プラスチック等の樹脂で形成されれば良い。
また、図1や図4に示されるように、アスベスト吹付面40が天井面の場合、養生材10は、アスベスト飛散防止剤噴霧器30によりアスベスト飛散防止剤を噴霧する位置が最も低くなるように配置されても良い。即ち、養生材10は、アスベスト飛散防止剤噴霧器30の先端部33が空間50に挿入される開口部に向かって傾斜するように構成されても良い。このような構成とすることで、空間50に噴霧されたアスベスト飛散防止剤の内、余剰に噴霧され、アスベスト吹付面40のアスベストに吸収されず、液化して養生材10に付着したアスベスト飛散防止剤の回収が容易となる。なお、図1や図4では、養生材10の中央部が最も低くなる位置となるように構成されているが、本発明はこれに限定されず、作業環境に合わせて、例えばアスベスト吹付面40の角部等に最も低くなる位置、即ち、アスベスト飛散防止剤を噴霧する位置を設けても良い。
上述のように構成された本発明のアスベスト飛散防止装置を使用して、アスベストを固化した後に、養生を撤去し、アスベスト除去作業を行う。このようにすることで、少ない範囲の養生でアスベストの飛散が低減され、簡便にアスベスト除去作業を行うことが可能となる。
また、図示例では、アスベスト吹付面を天井面として示したが、本発明はこれに限定されず、アスベスト吹付面が、例えば壁面や床面等の場合においても、同じように空間を養生することで本発明のアスベスト飛散防止装置を適用可能である。
次に、本発明のアスベスト飛散防止装置において、アスベスト飛散防止剤がアスベスト吹付面に浸透しやすくなるように構成した例について説明する。図5は、本発明のアスベスト飛散防止装置において、アスベスト飛散防止剤をより浸透させる例を説明するための概略立面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、詳説を省略する。上述の図示例と異なる点は、吸引部が設けられている点である。
吸引部60は、アスベスト吹付面40を負圧にするために用いられる。例えば、図示のように、吸引部60は、吸引管61と吸引器62とから構成されるものである。吸引管61の先端は、養生材10に設けられる開口部を介してアスベスト吹付面40に吸着するように配置される。吸引管61は、例えばアスベスト吹付面40の角部近傍に配置されるように、4本の管で構成されている。アスベスト吹付面40と吸引管61の接触部は、適切にシールされれば良い。そして、養生材10と吸引管61の接触部は、適切にシールされれば良い。
吸引器62をオンにすると、吸引管61からアスベスト吹付面40全体を介して空気が吸われることになり、アスベスト吹付面40が負圧となる。この状態においては、空間50に噴霧されたアスベスト飛散防止剤は、負圧となったアスベスト吹付面40に高効率に浸透されることになる。
さらに、アスベスト吹付面40の負圧を高めるために、空間50を加圧しても良い。図6は、本発明のアスベスト飛散防止装置において、アスベスト飛散防止剤をより浸透させる他の例を説明するための概略立面図である。図中、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、詳説を省略する。この例では、さらにアスベスト吹付面と養生材との間の空間を加圧するための加圧部が設けられている。
加圧部70は、アスベスト吹付面40と養生材10との間の空間50を加圧するものである。例えば、図示のように、加圧部70は、加圧管71と加圧器72とから構成されるものである。加圧管71は、養生材10に設けられる開口部に配置される。養生材10と加圧管70の接触部は、適切にシールされれば良い。
吸引部60によりアスベスト吹付面40を負圧にしつつ、加圧器72をオンにすると、加圧管71から空気が空間50内に流入し、空間50が加圧される。この状態においては、空間50に噴霧されたアスベスト飛散防止剤は、さらにアスベスト吹付面40に高効率に浸透されることになる。
このようにアスベスト飛散防止剤をアスベスト吹付面に高効率に浸透されるように構成することで、例えばアスベスト吹付面が表面加工等されてアスベスト飛散防止剤が浸透しづらい状態であっても浸透しやすくなる。また、アスベスト飛散防止作業がより早く進められるようにもなる。
なお、本発明のアスベスト飛散防止装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 養生材
11 板状部材
12 係止部
13 係止受部
20 養生枠
21 フレーム
22 連結棒
23 フレームスタンド
24 突張棒
28 ジョイント
30 アスベスト飛散防止剤噴霧器
31 アスベスト飛散防止剤貯留部
32 配管部
33 先端部
40 アスベスト吹付面
50 空間
60 吸引部
61 吸引管
62 吸引器
70 加圧部
71 加圧管
72 加圧器

Claims (6)

  1. アスベストの飛散を防止する処理を施すためのアスベスト飛散防止装置であって、該アスベスト飛散防止装置は、
    アスベスト吹付面から所定の空間を隔ててアスベスト吹付面を覆うように配置される養生材と、
    前記養生材を支える養生枠であって、該養生枠は、組み合わせることで8角形となるような多角形の枠からなる複数のフレームと、複数のフレームをアスベスト吹付面の大きさに合わせてそれぞれ繋ぎ合わせる連結棒と、複数のフレームを支持するフレームスタンドと、アスベスト吹付面の4隅と複数のフレーム間に突っ張られる突張棒であって、4隅にそれぞれ対向するフレームの辺に対して略直角に配置される突張棒と、からなる養生枠と、
    アスベスト吹付面と養生材との間の空間に、ミスト状のアスベスト飛散防止剤を噴霧して空間にアスベスト飛散防止剤を満たすためのアスベスト飛散防止剤噴霧器と、
    を具備することを特徴とするアスベスト飛散防止装置。
  2. アスベストの飛散を防止する処理を施すためのアスベスト飛散防止装置であって、該アスベスト飛散防止装置は、
    アスベスト吹付面から所定の空間を隔ててアスベスト吹付面を覆うように配置される養生材であって、該養生材は、係止部及び係止受部を周縁部に有する複数の板状部材を組み合わせて構成される、養生材と、
    前記養生材を支える養生枠と、
    アスベスト吹付面と養生材との間の空間に、ミスト状のアスベスト飛散防止剤を噴霧して空間にアスベスト飛散防止剤を満たすためのアスベスト飛散防止剤噴霧器と、
    を具備することを特徴とするアスベスト飛散防止装置。
  3. 請求項1に記載のアスベスト飛散防止装置において、前記養生材は、係止部及び係止受部を周縁部に有する複数の板状部材を組み合わせて構成されることを特徴とするアスベスト飛散防止装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか記載のアスベスト飛散防止装置において、アスベスト吹付面が天井面の場合、前記養生材は、アスベスト飛散防止剤噴霧器によりアスベスト飛散防止剤を噴霧する位置が最も低くなるように配置されることを特徴とするアスベスト飛散防止装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載のアスベスト飛散防止装置であって、さらに、アスベスト吹付面を負圧にするための吸引部を具備することを特徴とするアスベスト飛散防止装置。
  6. 請求項5に記載のアスベスト飛散防止装置であって、さらに、アスベスト吹付面と養生材との間の空間を加圧するための加圧部を具備することを特徴とするアスベスト飛散防止装置。
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