JP5405809B2 - 車両周辺監視装置およびカメラ位置・姿勢判定方法 - Google Patents

車両周辺監視装置およびカメラ位置・姿勢判定方法 Download PDF

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本発明は、車両周辺監視装置およびカメラ位置・姿勢判定方法に係り、特に、カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定するのに好適な車両周辺監視装置およびカメラ位置・姿勢判定方法に関する。
従来から、駐車場等における自車両の安全かつ円滑な運転操作を支援するシステムとして、自車両に取付けられた複数個の車載カメラによって自車両の周辺の路面等の撮影領域を撮影し、撮影映像に基づいて、図5に示すように、自車両の周辺を自車両の上方の仮想視点P(図6参照)から俯瞰したような画像である車両周辺俯瞰画像1を生成して車内のディスプレイに表示することにより、自車両の周辺の状況を監視可能とされた車両周辺監視装置が採用されていた。
ここで、図5に示すように、車両周辺俯瞰画像1は、その中央部に、自車両を仮想視点Pから俯瞰したような自車両を模したイラスト画像2を有している。
また、図5に示すように、車両周辺俯瞰画像1は、自車両の前方の撮影領域を撮影した撮影映像における所定の使用範囲(画素範囲)内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である前方側視点変換画像3を有している。この前方側視点変換画像3は、その後端部(図5における下端部)がイラスト画像2の前端部(図5における上端部)に連接されているとともに、前方に向かうにしたがって画像1上における車幅方向(図5における横方向)の寸法が大きくなるような等脚台形状に形成されている。このような前方側視点変換画像3は、自車両の前部(例えば、エンブレム部)に、自車両の前方を向く(捕捉する)ような姿勢で取り付けられた車載カメラとしてのフロントカメラの撮影映像に基づいて生成されるようになっている。
さらに、図5に示すように、車両周辺俯瞰画像1は、自車両の左側方の撮影領域を撮影した撮影映像における所定の使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である左側方側視点変換画像4を有している。この左側方側視点変換画像4は、その右端部がイラスト画像2の左端部に連接されているとともに、左方に向かうにしたがって画像1上における車両全長方向(図5における縦方向)の寸法が大きくなるような等脚台形状に形成されている。また、この左側方側視点変換画像4と前述した前方側視点変換画像3とは、図5に示すように、左側方側視点変換画像4における前端部と前方側視点変換画像3における左端部とを区画する境界線5を挟んで互いに隣接している。このような左側方側視点変換画像4は、自車両の左側部(例えば、左ドアミラー部)に、自車両の左側方を斜め上方から見下ろすような姿勢で取り付けられた車載カメラとしての左サイドカメラの撮影映像に基づいて生成されるようになっている。
さらにまた、図5に示すように、車両周辺俯瞰画像1は、自車両の右側方の撮影領域を撮影した撮影映像における所定の使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である右側方側視点変換画像6を有している。この右側方側視点変換画像6は、その左端部がイラスト画像2の右端部に連接されているとともに、右方に向かうにしたがって画像上における車両全長方向の寸法が大きくなるような等脚台形状に形成されている。また、この右側方側視点変換画像6と前述した前方側視点変換画像3とは、図5に示すように、右側方側視点変換画像6における前端部と前方側視点変換画像3における右端部とを区画する境界線7を挟んで互いに隣接している。このような右側方側視点変換画像6は、自車両の右側部(例えば、右ドアミラー部)に、自車両の右側方を斜め上方から見下ろすような姿勢で取り付けられた車載カメラとしての右サイドカメラの撮影映像に基づいて生成されるようになっている。
また、図5に示すように、車両周辺俯瞰画像1は、自車両の後方の撮影領域を撮影した撮影映像における所定の使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である後方側視点変換画像8を有している。この後方側視点変換画像8は、その前端部がイラスト画像2の後端部に連接されているとともに、後方に向かうにしたがって画像上における車幅方向の寸法が大きくなるような等脚台形状に形成されている。また、この後方側視点変換画像8と前述した左側方側視点変換画像4とは、図5に示すように、後方側視点変換画像8における左端部と左側方側視点変換画像4における後端部とを区画する境界線10を挟んで互いに隣接している。さらに、この後方側視点変換画像8と前述した右側方側視点変換画像6とは、図5に示すように、後方側視点変換画像8における右端部と右側方側視点変換画像6における後端部とを区画する境界線11を挟んで互いに隣接している。このような後方側視点変換画像8は、自車両の後部(例えば、リアライセンスガーニッシュ部)に、自車両の後方を斜め上方から見下ろすような姿勢で取り付けられた車載カメラとしてのバックカメラの撮影映像に基づいて生成されるようになっている。
なお、各視点変換画像3,4,6,8に対応する各車載カメラとしては、自車両の周囲360°の方向を監視可能とする観点から、魚眼レンズ等の超広角レンズを備えたカメラを用いることが多かった。
このような車両周辺監視装置においては、例えば、図7に示すように、車載カメラの撮像面(例えば、CCDやCMOS等の撮像素子のセンサ面)12に結像された車載カメラの撮影映像14における所定の使用範囲(画素領域)15内の映像を、この映像と車両周辺俯瞰画像1との座標の対応関係が記述された所謂マッピングテーブルを用いて座標変換(すなわち視点変換)することによって車両周辺俯瞰画像1を生成するのが一般的であった。
ここで、マッピングテーブルは、車載カメラの外部パラメータを用いて作成されるようになっており、この外部パラメータとしては、三次元ワールド座標系における車載カメラの方向(光軸の方向)を規定する回転行列および三次元ワールド座標系における車載カメラの位置を規定する平行移動ベクトルが知られている。
なお、マッピングテーブルによる視点変換が歪み補正をともなわないものであれば、視点変換によって得られた視点変換画像に対してさらに歪み補正を行った上で、歪み補正後の各視点変換画像を繋ぎ合わせて車両周辺俯瞰画像1を生成するようになっていた。
このようなマッピングテーブルは、自車両における車載カメラの取付け位置および取付け姿勢(換言すれば、車載カメラの光軸の方向)が設計通りに適切であれば正しく機能し、各車載カメラの撮影映像14に基づいて、各視点変換画像3,4,6,8同士が境界線5,7,10,11において適切に繋ぎ合わされた良好な車両周辺俯瞰画像1を生成することが可能とされていた。
しかしながら、必ずしも、車載カメラを設計通りに高精度に自車両に取り付けることができない場合があり、そのような場合には、境界線5,7,10,11の位置において各視点変換画像3,4,6,8同士のずれが確認されるような粗悪な車両周辺俯瞰画像1が生成される虞があった。
そこで、従来から、車両周辺監視装置に対しては、その製造時やカメラの交換時等において、例えば、キャリブレーション用のターゲットボードに描かれた複数の円形パターンを撮影した撮影映像を用いることによって、車載カメラの取付け位置および取付け姿勢を車載カメラの外部パラメータとして算出することが行われていた。そして、算出された外部パラメータが設計値からずれている場合には、ずれが解消されるように外部パラメータの補正およびこれにともなうマッピングテーブルの補正を行うようになっていた。
さらに、従来は、このようなマッピングテーブルの補正を行った後に、車載カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を実使用の前に最終的に判定するために、補正後のマッピングテーブルを用いて判定用の車両周辺俯瞰画像1を表示するようになっていた。
この判定用の車両周辺俯瞰画像1としては、例えば、図8に示すように、画像1上における車幅方向に長尺な第1のパターン(例えば、白線)の画像17が境界線5を跨ぐようにして互いに隣接する2つの視点変換画像3,4中に表示されるような画像1と、図9に示すように、画像1上における車両全長方向に長尺な第2のパターン(例えば、白線)の画像18が境界線5を跨ぐようにして2つの視点変換画像3,4中に表示されるような画像1とがある。
なお、図8における第1のパターンの画像17と図9における第2のパターンの画像18とを同時に表示することもある。
また、第1のパターンの画像17は、自車両の載置面(例えば、路面等)上に実際に配置された自車両の車幅方向に平行な第1のパターンを撮影し、この撮影された映像をマッピングテーブルを用いて視点変換することによって得られたものである。
同様に、第2のパターンの画像18は、自車両の載置面上に実際に配置された自車両の車両全長方向に平行な第2のパターンを撮影し、この撮影された映像をマッピングテーブルを用いて視点変換することによって得られたものである。
そして、従来は、このような判定用の車両周辺俯瞰画像1を目視確認することにより、各車載カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を、各パターンの画像17,18の車両周辺俯瞰画像1上における車幅方向および車両全長方向への直進性(平行な度合い)と、境界線5の位置における各パターンの画像17,18のずれの有無とを確認することによって判定するようになっていた。
ここで、各パターンの画像17,18の直進性についての説明は割愛して各パターン17,18のずれの有無についてさらに説明すると、図8の判定用の車両周辺俯瞰画像1においては、境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第1のパターンの画像17同士の車両全長方向のずれの有無を確認するようになっていた。
また、図9の判定用の車両周辺俯瞰画像1においては、境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中のパターンの画像18同士の車幅方向のずれの有無を確認するようになっていた。
そして、境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第1のパターンの画像17同士の車両全長方向のずれおよび境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第2のパターンの画像18同士の車幅方向のずれがいずれも生じていない場合には、第1のパターンの画像17が車幅方向に平行かつ第2のパターン18の画像18が車両全長方向に平行である(すなわち直進性がある)ことを前提に、車載カメラの取付け位置および取付け姿勢が適切であると判定していた。
逆に、境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第1のパターンの画像17同士の車両全長方向のずれ、または、境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第2のパターンの画像18同士の車幅方向のずれが生じている場合には、車載カメラの取付け位置および取付け姿勢が不適切であると判定するようになっていた。
そして、このような判定の結果、車載カメラの取付け位置および取付け姿勢が不適切である場合には、境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第1のパターンの画像17同士の車両全長方向のずれおよび境界線5の位置における2つの視点変換画像3,4中の第2のパターンの画像18同士の車幅方向のずれがいずれも生じなくなるように、さらにマッピングテーブルを再補正するようになっていた。
特許第3300334号
しかしながら、従来は、図8および図9に示したように、車両周辺俯瞰画像1上における車両全長方向および車幅方向に対して傾きを有するような境界線5の位置において、車幅方向または車両全長方向に長尺なパターンの画像17,18のずれを目視確認していたため、傾きを有する境界線5を間に挟むことによる人間の目の錯覚によって、実際にはずれが生じていない場合においてもずれが生じていると誤認されてしまう場合があった。
この結果、従来は、車載カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を正確に判定することが困難であるといった問題が生じていた。
そこで、本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を容易かつ正確に判定することができる車両周辺監視装置およびカメラ位置・姿勢判定方法を提供することを目的とするものである。
前述した目的を達成するため、本発明に係る車両周辺監視装置は、車両における互いに異なる取付け位置に、当該取付け位置に対応する所定の撮影方向を向くような取付け姿勢で取り付けられ、前記車両の周辺における前記撮影方向に対応する撮影領域をそれぞれ撮影可能とされた複数個のカメラと、これら複数個のカメラの撮影画像における各カメラにそれぞれ対応する使用範囲内の映像を、当該使用範囲内の映像が前記車両の上方の仮想視点から俯瞰されるように視点変換された画像である視点変換画像へとそれぞれ変換して境界線を挟んで互いに隣接するように繋ぎ合わせた前記車両の周辺を前記仮想視点から俯瞰したような画像である車両周辺俯瞰画像を生成し、前記車両周辺俯瞰画像を任意のカメラに対応する視点変換画像が、車両周辺俯瞰画像上における車両全長方向に平行な第1の境界線と車両周辺俯瞰画像上における車幅方向に平行な第2の境界線とを挟んで他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような当該車両周辺俯瞰画像とするとともに、前記車両周辺俯瞰画像を表示部に表示する画像表示処理手段とを備えた車両周辺監視装置であって、前記画像表示処理手段は、実使用時の表示モードと、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を車両周辺俯瞰画像を目視確認することによって判断するための判定時の表示モードとが選択的に設定可能とされており、前記判定時の表示モードの設定状態においては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が、前記第1の境界線および前記第2の境界線を挟んで前記他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示し、前記実使用時の表示モードの設定状態においては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が、前記車両全長方向および前記車幅方向に対して傾斜された第3の境界線のみを挟んで前記他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示することを特徴とする。
そして、このような構成によれば、画像表示処理手段により、任意のカメラに対応する視点変換画像が、車両周辺俯瞰画像上における車両全長方向に平行な第1の境界線と車両周辺俯瞰画像上における車幅方向に平行な第2の境界線とを挟んで他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示することにより、第1の境界線を用いて任意のカメラに対応する視点変換画像と他のカメラに対応する視点変換画像との車両全長方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができるとともに、第2の境界線を用いて任意のカメラに対応する視点変換画像と他のカメラに対応する視点変換画像との車幅方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができるので、カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を容易かつ正確に判定することができる。
さらに、このような構成によれば、実使用時においては、各カメラの解像度に基づく視認性を重視した車両周辺俯瞰画像の表示を行うことができる。
さらに、本発明に係るカメラ位置・姿勢判定方法は、車両における互いに異なる取付け位置に、当該取付け位置に対応する所定の撮影方向を向くような取付け姿勢で取り付けられ、前記車両の周辺における前記撮影方向に対応する撮影領域をそれぞれ撮影可能とされた複数個のカメラについて、それぞれの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定する際に、前記複数個のカメラの撮影映像における各カメラにそれぞれ対応する使用範囲内の画像を、当該使用範囲内の画像が前記車両の上方の仮想視点から俯瞰されるように視点変換された画像である視点変換画像へとそれぞれ変換して境界線を挟んで互いに隣接するように繋ぎ合わせた前記車両の周辺を前記仮想視点から俯瞰したような画像である車両周辺俯瞰画像を生成するとともに、前記車両周辺俯瞰画像を任意のカメラに対応する視点変換画像が、車両周辺俯瞰画像上における車両全長方向に平行な第1の境界線と車両周辺俯瞰画像上における車幅方向に平行な第2の境界線とを挟んで他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような当該車両周辺俯瞰画像とするとともに、前記車両周辺俯瞰画像を表示部に表示し、表示された前記車両周辺俯瞰画像を目視確認することにより、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定するカメラ位置・姿勢判定方法であって、実使用時の表示モードと、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を車両周辺俯瞰画像を目視確認することによって判断するための判定時の表示モードを選択可能とし、前記実使用時の表示モードにおいては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が、前記車両全長方向および前記車幅方向に対して傾斜された第3の境界線のみを挟んで前記他のカメラに多凹する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示し、前記判定時の表示モードにおいては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が前記第1の境界線および前記第2の境界線を挟んで前記他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示し、前記第1の境界線を用いて前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車両全長方向のずれの有無を有無を確認するとともに、前記第2の境界線を用いて、前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車幅方向のずれの有無を確認することによって、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定するようにされていることを特徴とする。
そして、このような方法によれば、第1の境界線を用いて任意のカメラに対応する視点変換画像と他のカメラに対応する視点変換画像との車両全長方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができるとともに、第2の境界線を用いて任意のカメラに対応する視点変換画像と他のカメラに対応する視点変換画像との車幅方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができるので、カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を容易かつ正確に判定することができる。
さらにまた、前記車両周辺俯瞰画像として、前記車幅方向に長尺な第1のパターンの画像が前記第1の境界線を跨ぐようにして前記任意のカメラに対応する視点変換画像中および前記他のカメラに対応する視点変換画像中に表示されるとともに、前記車両全長方向に長尺な第2のパターンの画像が前記第2の境界線を跨ぐようにして前記任意のカメラに対応する視点変換画像中および前記他のカメラに対応する視点変換画像中に表示されるような車両周辺俯瞰画像を表示した上で、前記第1の境界線の位置における前記任意のカメラに対応する視点変換画像中の前記第1のパターンの画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像中の前記第1のパターンの画像との前記車両全長方向のずれの有無を確認することによって、前記第1の境界線を用いた前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車両全長方向のずれの有無の確認を行い、前記第2の境界線の位置における前記任意のカメラに対応する視点変換画像中の前記第2のパターンの画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像中の前記第2のパターンの画像との前記車幅方向のずれの有無を確認することによって、前記第2の境界線を用いた前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車幅方向のずれの有無の確認を行うようにしてもよい。
そして、このような方法によれば、第1のパターンの画像および第2のパターンの画像を用いることによって任意のカメラに対応する視点変換画像と他のカメラに対応する視点変換画像との車両全長方向および車幅方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができるので、カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否をさらに簡便かつ適切に判定することができる。
本発明に係る車両周辺監視装置およびカメラ位置・姿勢判定方法によれば、カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を容易かつ正確に判定することができる。
以下、本発明に係る車両周辺監視装置の実施形態について、図1および図2をを参照して説明する。
なお、従来と基本的構成が同一もしくはこれに類する箇所については、同一の符号を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態における車両周辺監視装置20は、自車両に搭載された4台の車載カメラ21,22,23,24として、魚眼レンズ等の超広角レンズおよびCCDまたはCMOS等の撮像素子がそれぞれ内蔵された車載カメラ21,22,23,24を備えている。
これら4台の車載カメラ21,22,23,24のうちの1台21は、自車両の前部に、自車両の前方を向くような姿勢で取付けられたフロントカメラ21とされており、このフロントカメラ21は、自車両の前方の広視野角にわたる所定範囲の撮影領域を撮影するようになっている。また、残りの3台の車載カメラ22,23,24のうちの1台22は、自車両の左側部に、自車両の左側方を斜め上方から見下ろすような姿勢で取付けられた左サイドカメラ22とされており、この左サイドカメラ22は、自車両の左側方の広視野角にわたる所定範囲の撮影領域を撮影するようになっている。さらに、残りの2台の車載カメラ23,24のうちの1台23は、自車両の右側部に、自車両の右側方を斜め上方から見下ろすような姿勢で取付けられた右サイドカメラ23とされており、この右サイドカメラ23は、自車両の右側方の広視野角にわたる所定範囲の撮影領域を撮影するようになっている。さらにまた、残りの1台の車載カメラ24は、自車両の後部に、自車両の後方を斜め上方から見下ろすような姿勢で取付けられたバックカメラ24とされており、このバックカメラ24は、自車両の後方の広視野角にわたる所定範囲の撮影領域を撮影するようになっている。
また、図1に示すように、本実施形態における車両周辺監視装置20は、画像表示処理手段としての画像表示処理部26を有しており、この画像表示処理部26には、各車載カメラ21,22,23,24がそれぞれ接続されている。
画像表示処理部26は、図示しないメモリに格納されたプログラムを実行することによって、車両周辺俯瞰画像の表示のための各種の処理を行うようになっている。
すなわち、画像表示処理部26は、各車載カメラ21,22,23,24の撮影映像を取得し、取得された各車載カメラ21,22,23,24の撮影映像から、各車載カメラ21,22,23,24ごとに個別に設定された所定の使用範囲(画素領域)内の映像をそれぞれ抽出するようになっている。さらに、画像表示処理部26は、抽出された各車載カメラ21,22,23,24ごとの使用範囲内の映像を、当該使用範囲内の映像が自車両の上方の仮想視点P(図6参照)から俯瞰されるように視点変換された画像である視点変換画像へとそれぞれ変換するようになっている。なお、この視点変換は、各車載カメラ21,22,23,24ごとの使用範囲内の映像の歪み(ディストーション)を除去する歪み補正をともなうこともある。視点変換が歪み補正をともなわない場合には、画像表示処理部26は、視点変換に前後して歪み補正を行う。そして、画像表示処理部26は、視点変換によって得れた歪みも除去された各載カメラ21,22,23,24ごとの視点変換画像を境界線を挟んで互いに隣接するように繋ぎ合わせることによって、自車両の周辺を自車両の上方の仮想視点P(図6参照)から俯瞰したような画像である車両周辺俯瞰画像を生成するようになっている。
さらに、図1に示すように、本実施形態における車両周辺監視装置20は、表示部としてのディスプレイ27を有している。ディスプレイ27には、前述した画像表示処理部26が接続されており、画像表示処理部26は、生成された車両周辺俯瞰画像をディスプレイ27に表示するようになっている。
そして、本実施形態において、画像表示処理部26は、図2に示すような車両周辺俯瞰画像(以下、判定モード時車両周辺俯瞰画像と称する)28を表示可能とされており、この判定モード時車両周辺俯瞰画像28を目視確認することによって、各車載カメラ21,22,23,24の取付け位置および取付け姿勢の適否を判定可能とされている。
図2に示すように、判定モード時車両周辺俯瞰画像28は、その中央部に、自車両を仮想視点Pから俯瞰したような自車両を模した略長方形状のイラスト画像2を有している。このイラスト画像2は、車載カメラ21,22,23,24の撮影映像に基づいてではなく、画像表示処理部26が実行するプログラムによって独自に作成されるようになっている。
また、図2に示すように、判定モード時車両周辺俯瞰画像28は、自車両の前方の撮影領域を撮影したフロントカメラ21の撮影映像における使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である判定モード時前方側視点変換画像30を有している。
この判定モード時前方側視点変換画像30は、四角形状の中央側部位30aと、この中央側部位30aの左側に位置する直角三角形状の左側部位30bと、中央側部位30aの右側に位置する直角三角形状の右側部位30cとによって構成されている。
より具体的には、中央側部位30aは、その後端部(図2における下端部)がイラスト画像2の前端部(図2における上端部)に連接されているとともに、画像28上における車幅方向(図2における横方向)の寸法および当該車幅方向における表示位置が、イラスト画像2と一致している。
また、左側部位30bは、その後端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位30aの後端部と同一直線上に位置し、その左端部(直角三角形の高さに相当)が、その後端部における左端から前方に向かって中央側部位30aにおける前端部と画像28上における車両全長方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その後端部における右端からその左端部における前端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する左側部位30bは、その後端部における右端が、中央側部位30aの後端部における左端に接している。
さらに、右側部位30cは、その後端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位30aの後端部と同一直線上に位置し、その右端部(直角三角形の高さに相当)が、その後端部における右端から前方に向かって中央側部位30aにおける前端部と画像28上における車両全長方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その後端部における左端からその右端部における前端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する右側部位30cは、その後端部における左端が、中央側部位30aの後端部における右端に接している。
さらに、図2に示すように、判定モード時車両周辺俯瞰画像28は、自車両の左側方の撮影領域を撮影した左サイドカメラ22の撮影映像における使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である判定モード時左側方側視点変換画像31を有している。この判定モード時左側方側視点変換画像31は、四角形状の中央側部位31aと、この中央側部位31aの前側に位置する直角三角形状の前側部位31bと、中央側部位31aの後側に位置する直角三角形状の後側部位31cとによって構成されている。
より具体的には、中央側部位31aは、その右端部がイラスト画像2の左端部に連接されているとともに、画像28上における車両全長方向(図2における縦方向)の寸法および当該車両全長方向における表示位置が、イラスト画像2と一致している。そして、本実施形態において、中央側部位31aの前端部には、判定モード時前方側視点変換画像30における左側部位30bの後端部が、第2の境界線としての画像28上における車幅方向に平行な前方/左側方第2境界線LFL2を挟むようにして隣接している。なお、中央側部位31aの前端部は、判定モード時前方側視点変換画像30における左側部位30bの後端部と同寸に形成されている。
また、前側部位31bは、その右端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位31aの右端部と同一直線上に位置し、その前端部(直角三角形の高さに相当)が、その右端部における前端から左方に向かって中央側部位31aにおける左端部と画像28上における車幅方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その右端部における後端からその前端部における左端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する前側部位31bは、その右端部における後端が、中央側部位31aの右端部における前端に接している。そして、本実施形態において、前側部位31bの右端部には、判定モード時前方側視点変換画像30における中央側部位30aの左端部が、第1の境界線としての画像28上における車両全長方向に平行な前方/左側方第1境界線LFL1を挟むようにして隣接している。なお、前側部位31bの右端部は、判定モード時前方側視点変換画像30における中央側部位30aの左端部と同寸に形成されている。さらに、本実施形態において、前側部位31bの斜辺には、判定モード時前方側視点変換画像30における左側部位30bの斜辺が、画像28上における車両全長方向および車幅方向に対して傾斜された前方/左側方第3境界線LFL3を挟むようにして隣接している。なお、前側部位31bの斜辺は、判定モード時前方側視点変換画像30における左側部位30bの斜辺と同寸に形成されている。
さらに、後側部位31cは、その右端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位31aの右端部と同一直線上に位置し、その後端部(直角三角形の高さに相当)が、その右端部における後端から左方に向かって中央側部位31aにおける左端部と画像28上における車幅方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その右端部における前端からその後端部における左端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する後側部位31cは、その右端部における前端が、中央側部位31aの右端部における後端に接している。
さらにまた、図2に示すように、判定モード時車両周辺俯瞰画像28は、自車両の右側方の撮影領域を撮影した右サイドカメラ23の撮影映像における使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である判定モード時右側方側視点変換画像32を有している。この判定モード時右側方側視点変換画像32は、四角形状の中央側部位32aと、この中央側部位32aの前側に位置する直角三角形状の前側部位32bと、中央側部位32aの後側に位置する直角三角形状の後側部位32cとによって構成されている。
より具体的には、中央側部位32aは、その左端部がイラスト画像2の右端部に連接されているとともに、画像28上における車両全長方向の寸法および当該車両全長方向における表示位置が、イラスト画像2と一致している。そして、本実施形態において、中央側部位32aの前端部には、判定モード時前方側視点変換画像30における右側部位30cの後端部が、第2の境界線としての画像28上における車幅方向に平行な前方/右側方第2境界線LFR2を挟むようにして隣接している。なお、中央側部位32aの前端部は、判定モード時前方側視点変換画像30における右側部位30cの後端部と同寸に形成されている。
また、前側部位32bは、その左端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位32aの左端部と同一直線上に位置し、その前端部(直角三角形の高さに相当)が、その左端部における前端から右方に向かって中央側部位32aにおける右端部と画像28上における車幅方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その左端部における後端からその前端部における右端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する前側部位32bは、その左端部における後端が、中央側部位32aにおける左端部の前端に接している。そして、本実施形態において、前側部位32bの左端部には、判定モード時前方側視点変換画像30における中央側部位30aの右端部が、第1の境界線としての画像28上における車両全長方向に平行な前方/右側方第1境界線LFR1を挟むようにして隣接している。なお、前側部位32bの左端部は、判定モード時前方側視点変換画像30における中央側部位30aの右端部と同寸に形成されている。さらに、本実施形態において、前側部位32bの斜辺には、判定モード時前方側視点変換画像30における右側部位30cの斜辺が、画像28上における車両全長方向および車幅方向に対して傾斜された前方/右側方第3境界線LFR3を挟むようにして隣接している。なお、前側部位32bの斜辺は、判定モード時前方側視点変換画像30における右側部位30cの斜辺と同寸に形成されている。
さらに、後側部位32cは、その左端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位32aの左端部と同一直線上に位置し、その後端部(直角三角形の高さに相当)が、その左端部における後端から右方に向かって中央側部位32aにおける右端部と画像28上における車幅方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その左端部における前端からその後端部における右端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する後側部位32cは、その左端部における前端が、中央側部位32aにおける左端部の後端に接している。
また、図2に示すように、判定モード時車両周辺俯瞰画像28は、自車両の後方の撮影領域を撮影したバックカメラ24の撮影映像における使用範囲内の映像を、仮想視点Pから俯瞰するように視点変換した画像である判定モード時後方側視点変換画像33を有している。この判定モード時後方側視点変換画像33は、四角形状の中央側部位33aと、この中央側部位33aの左側に位置する直角三角形状の左側部位33bと、中央側部位33aの右側に位置する直角三角形状の右側部位33cとによって構成されている。
より具体的には、中央側部位33aは、その前端部がイラスト画像2の後端部に連接されているとともに、画像28上における車幅方向の寸法および当該車幅方向における表示位置が、イラスト画像2と一致している。そして、本実施形態において、中央側部位33aの左端部には、判定モード時左側方側視点変換画像31における後側部位31cの右端部が、第1の境界線としての画像28上における車両全長方向に平行な後方/左側方第1境界線LBL1を挟むようにして隣接している。なお、中央側部位33aの左端部は、判定モード時左側方側視点変換画像31における後側部位31cの右端部と同寸に形成されている。さらに、本実施形態において、中央側部位33aの右端部には、判定モード時右側方側視点変換画像32における後側部位32cの左端部が、第1の境界線としての画像28上における車両全長方向に平行な後方/右側方第1境界線LBR1を挟むようにして隣接している。なお、中央側部位33aの右端部は、判定モード時右側方側視点変換画像32における後側部位32cの左端部と同寸に形成されている。
また、左側部位33bは、その前端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位33aの前端部と同一直線上に位置し、その左端部(直角三角形の高さに相当)が、その前端部における左端から後方に向かって中央側部位33aにおける後端部と画像28上における車両全長方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その前端部における右端からその左端部における後端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する左側部位33bは、その前端部における右端が、中央側部位33aにおける左端部の前端に接している。そして、本実施形態において、左側部位33bの前端部には、判定モード時左側方側視点変換画像31における中央側部位31aの後端部が、第2の境界線としての画像28上における車幅方向に平行な後方/左側方第2境界線LBL2を挟むようにして隣接している。なお、左側部位33bの前端部は、判定モード時左側方側視点変換画像31における中央側部位31aの後端部と同寸に形成されている。さらに、本実施形態において、左側部位33bの斜辺には、判定モード時左側方側視点変換画像31における後側部位31cの斜辺が、画像28上における車両全長方向および車幅方向に対して傾斜された後方/左側方第3境界線LBL3を挟むようにして隣接している。なお、左側部位33bの斜辺は、判定モード時左側方側視点変換画像31における後側部位31cの斜辺と同寸に形成されている。
さらに、右側部位33cは、その前端部(直角三角形の底辺に相当)が中央側部位33aの前端部と同一直線上に位置し、その右端部(直角三角形の高さに相当)が、その前端部における右端から後方に向かって中央側部位33aにおける後端部と画像28上における車両全長方向の位置が同一となる位置まで直角に延び、その前端部における左端からその右端部における後端まで延びる斜辺を有するような直角三角形状に形成されている。このような形状を有する右側部位33cは、その前端部における左端が、中央側部位33aにおける右端部の前端に接している。そして、本実施形態において、右側部位33cの前端部には、判定モード時右側方側視点変換画像32における中央側部位32aの後端部が、第2の境界線としての画像28上における車幅方向に平行な後方/右側方第2境界線LBR2を挟むようにして隣接している。なお、右側部位33cの前端部は、判定モード時右側方側視点変換画像32における中央側部位32aの後端部と同寸に形成されている。さらに、本実施形態において、右側部位33cの斜辺には、判定モード時右側方側視点変換画像32における後側部位32cの斜辺が、画像28上における車両全長方向および車幅方向に対して傾斜された後方/右側方第3境界線LBR3を挟むようにして隣接している。なお、右側部位33cの斜辺は、判定モード時右側方側視点変換画像32における後側部位32cの斜辺と同寸に形成されている。
すなわち、判定モード時車両周辺俯瞰画像28は、任意の1台のカメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33が、画像28上における車両全長方向に平行な第1の境界線LFL1,LFR1,LBL1,LBR1と、画像28上における車幅方向に平行な第2の境界線LFL2,LFR2,LBL2,LBR2とを挟んで他の2台のカメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33に隣接するような画像28とされている。
ここで、画像28上における車両全長方向に平行な第1の境界線LFL1,LFR1,LBL1,LBR1は、図5に示した車両周辺監視画像1における境界線5,7,10,11に比べて、視点変換画像30,31,32,33同士の当該車両全長方向のずれの有無を確認する際における目の錯覚が生じ難い形状となっている。
したがって、本実施形態においては、第1の境界線LFL1,LFR1,LBL1,LBR1を用いて任意の1台の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33と他の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33との画像28上における車両全長方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができる。
また、車幅方向に平行な第2の境界線LFL2,LFR2,LBL2,LBR2は、図5に示した車両周辺監視画像1における境界線5,7,10,11に比べて、視点変換画像30,31,32,33同士の画像28上における車幅方向のずれの有無を確認する際における目の錯覚が生じ難い形状となっている。
したがって、本実施形態においては、第2の境界線LFL2,LFR2,LBL2,LBR2を用いて任意の1台の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33と他の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33との画像28上における車幅方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができる。
なお、図2のように、例えば、判定モード時左側方側視点変換画像31における前側部位31aを、判定モード時前方側視点変換画像30における左側部位30bよりも前方に表示することができるのは、左サイドカメラ22とフロントカメラ21との間で、撮影領域に重なり部分があることによるものである。このことは、他のカメラについても同様である。
また、図2においては、各視点変換画像30,31,32,33の配置状態を分かりやすくするために、便宜上、各視点変換画像30,31,32,33ごとに異なるハッチングが施されている。
図1に戻って、画像表示処理部26には、記憶部35が接続されており、この記憶部35には、各車載カメラ21,22,23,24ごとの使用範囲内の映像と、判定モード時車両周辺俯瞰画像28との座標の対応関係が記述されたマッピングテーブル(以下、判定モード時マッピングテーブルと称する)が記憶されている。
画像表示処理部26は、この判定モード時マッピングテーブルを用いて、車載カメラ21,22,23,24の撮影映像からの使用範囲内の映像の抽出および抽出された使用範囲内の映像の視点変換画像30,31,32,33への視点変換を行うことによって、判定モード時車両周辺俯瞰画像28を生成するようになっている。
上記構成に加えて、さらに、本実施形態において、画像表示処理部26には入力操作部36が接続されており、この入力操作部36は、画像表示処理部26に対して、実使用時の表示モードと、車載カメラ21,22,23,24の取付け位置および取付け姿勢の適否を判定するための判定時の表示モードとを選択的に設定可能とされている。
また、本実施形態において、記憶部35には、判定モード時マッピングテーブルの他にも、車載カメラ21,22,23,24ごとの使用範囲内の映像と、図5に示したものと同様の車両周辺俯瞰画像(以下、実使用モード時車両周辺俯瞰画像と称する)1との座標の対応関係が記述されたマッピングテーブル(以下、実使用モード時マッピングテーブルと称する)が記憶されている。
そして、画像表示処理部26は、入力操作部36によって判定時の表示モードが設定された状態においては、記憶部35に記憶された判定モード時マッピングテーブルを用いて図2に示したような判定モード時車両周辺俯瞰画像28を表示するようになっている。
また、画像表示処理部26は、入力操作部36によって実使用時の表示モードが設定された状態においては、自車両の車速パルスが所定速度以下を示すことを条件として、記憶部35に記憶された実使用モード時マッピングテーブルを用いて図5に示したような実使用モード時車両周辺俯瞰画像1を表示するようになっている。
ここで、各車載カメラ21,22,23,24の解像度に基づく車両周辺俯瞰画像の視認性の観点からは、判定モード時車両周辺俯瞰画像28よりも実使用モード時車両周辺俯瞰画像1の方が好ましい。このため、本実施形態においては、用途に応じて好ましい車両周辺俯瞰画像1,28を選択的に表示するようになっている。
なお、本実施形態において、実使用モード時車両周辺俯瞰画像1における境界線5,7,10,11は、判定モード時車両周辺俯瞰画像28における各第3境界線LFL3,LFR3,LBL3,LBR3と一致している。また、本実施形態において、判定モード時車両周辺俯瞰画像28と実使用モード時車両周辺俯瞰画像1とは、判定モード時車両周辺俯瞰画像28における視点変換画像30,31,32,33の中央部位30a,31a,32a,33a,34aに相当する画像が互いに共通している。したがって、判定モード時マッピングテーブルは、実使用モード時マッピングテーブルの一部を変更することによって簡便に作成されたものとなっている。
また、判定モード時マッピングテーブルと実使用モード時マッピングテーブルとは、車両周辺俯瞰画像の生成に用いる使用範囲の映像に一部相違点があるだけで、マッピングテーブルの作成に用いられている車載カメラ21,22,23,24の外部パラメータは互いに一致していることは言うまでもない。
次に、本発明に係るカメラ位置・姿勢判定方法の実施形態について、図3および図4を新たに参照して説明する。
本実施形態においては、図3に示すように、実世界上の自車両37の載置面(例えば、路面)38上における自車両37の前後の位置に、実世界上における自車両37の車幅方向に平行な白線からなる一対の第1のパターン41を配置する。
また、本実施形態においては、図3に示すように、載置面38上における自車両37の左右の位置に、自車両37の車両全長方向に平行な白線からなる一対の第2のパターン42を配置する。
次いで、このような状態において、入力操作部36によって画像表示処理部26に対して判定時の表示モードを設定する。
次いで、この判定時の表示モードの設定状態において、画像表示処理部26は、各車載カメラ21,22,23,24から、第1のパターン41および第2のパターン42が配置された自車両37の周辺の撮影領域を撮影した撮影映像を取得する。
次いで、画像表示処理部26は、車載カメラ21,22,23,24の撮影映像を、記憶部35に記憶された判定モード時マッピングテーブルを用いて視点変換することによって、図4に示すような判定モード時車両周辺俯瞰画像28を生成してディスプレイ27に表示する。
この判定モード時車両周辺俯瞰画像28における自車両のイラスト画像2の前後の位置には、画像28上における車幅方向(すなわち、イラスト画像2の車幅方向)に平行な第1のパターン41の画像41’がそれぞれ含まれている。
なお、各第1のパターン41の画像41’が画像28上における車幅方向に対して平行ではなく傾きを有していれば、その時点で、車載カメラ21,22,23,24の取付け姿勢が不適切であると判定することができるが、便宜上、本実施形態においては、このような第1のパターン41の画像41’の傾きは生じていないものとする。
ここで、本実施形態において、イラスト画像2に対する前方側の第1のパターン41の画像41’は、前方/左側方第1境界線LFL1を跨ぐようにして判定モード時前方側視点変換画像30と判定モード時左側方側視点変換画像31との双方の画像30,31中に表示されている。また、この前方側の第1のパターン41の画像41’は、前方/右側方第1境界線LFR1を跨ぐようにして判定モード時前方側視点変換画像30と判定モード時右側方側視点変換画像32との双方の画像30,32中に表示されている。
さらに、本実施形態において、イラスト画像2に対する後方側の第1のパターン41の画像41’は、後方/左側方第1境界線LBL1を跨ぐようにして判定モード時後方側視点変換画像33と判定モード時左側方側視点変換画像31との双方の画像33,31中に表示されている。また、この後方側の第1のパターン41の画像41’は、後方/右側方第1境界線LBR1を跨ぐようにして判定モード時後方側視点変換画像33と判定モード時右側方側視点変換画像32との双方の画像33,32中に表示されている。
また、判定モード時車両周辺俯瞰画像28における自車両のイラスト画像2の左右の位置には、画像28上における車両全長方向(すなわち、イラスト画像2の車両全長方向)に平行な第2のパターン42の画像42’がそれぞれ含まれている。
なお、各第2のパターン42の画像42’が画像28上における車両全長方向に対して平行ではなく傾きを有していれば、その時点で、車載カメラ21,22,23,24の取付け姿勢が不適切であると判定することができるが、便宜上、本実施形態においては、このような第2のパターン42の画像42’の傾きは生じていないものとする。
ここで、本実施形態において、イラスト画像2に対する左側方側の第2のパターン42の画像42’は、前方/左側方第2境界線LFL2を跨ぐようにして判定モード時前方側視点変換画像30と判定モード時左側方側視点変換画像31との双方の画像30,31中に表示されている。また、この左側方側の第2のパターン42の画像42’は、後方/左側方第2境界線LBL2を跨ぐようにして判定モード時後方側視点変換画像33と判定モード時左側方側視点変換画像31との双方の画像33,31中に表示されている。
さらに、本実施形態において、イラスト画像2に対する右側方側の第2のパターン42の画像42’は、前方/右側方第2境界線LFR2を跨ぐようにして判定モード時前方側視点変換画像30と判定モード時右側方側視点変換画像32との双方の画像30,32中に表示されている。また、この右側方側の第2のパターン42の画像42’は、後方/右側方第2境界線LBR2を跨ぐようにして判定モード時後方側視点変換画像33と判定モード時右側方側視点変換画像32との双方の画像33,32中に表示されている。
そして、このような判定モード時車両周辺俯瞰画像28の表示状態において、ユーザは、第1の境界線LFL1,LFR1,LBL1,LBR1の位置における互いに隣接する視点変換画像30,31,32,33同士の画像28上における車両全長方向のずれの有無を、第1の境界線LFL1,LFR1,LBL1,LBR1の位置における第1のパターン41の画像41’の車両全長方向のずれの有無として簡便かつ適切に目視確認することができる。
また、同時に、ユーザは、第2の境界線LFL2,LFR2,LBL2,LBR2の位置における互いに隣接する視点変換画像30,31,32,33同士の画像28上における車幅方向のずれの有無を、第2の境界線LFL2,LFR2,LBL2,LBR2の位置における第2のパターン42の画像42’の車幅方向のずれの有無として簡便かつ適切に目視確認することができる。
そして、この結果、ずれが一切確認されなかった場合には、各車載カメラ21,22,23,24の取付け位置および取付け姿勢が適切であると判定する。この場合には、実使用モード時マッピングテーブルの補正は行わない。
一方、ずれが確認された場合には、車載カメラ21,22,23,24の取付け位置および取付け姿勢が不適切であると判定した上で、確認されたずれが解消されるように、判定モード時マッピングテーブルにおける外部パラメータを補正する。
そして、この補正後の外部パラメータを、記憶部35に記憶された実使用モード時マッピングテーブルに適用することによって、実使用モード時マッピングテーブルを補正する。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1の境界線LFL1,LFR1,LBL1,LBR1を用いて任意の1台の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33と他の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33との車両全長方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができる。また、第2の境界線LFL2,LFR2,LBL2,LBR2を用いて任意の1台の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33と他の車載カメラ21,22,23,24に対応する視点変換画像30,31,32,33との車幅方向のずれの有無を簡便かつ適切に確認することができる。この結果、車載カメラ21,22,23,24の取付け位置および取付け姿勢の適否を容易かつ正確に判定することができる。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る車両周辺監視装置の実施形態を示すブロック図 本発明に係る車両周辺監視装置の実施形態において、判定モード時車両周辺俯瞰画像の表示状態を示す図 本発明に係るカメラ位置・姿勢判定方法の実施形態において、載置面上への第1のパターンおよび第2のパターンの配置状態を示す図 本発明に係るカメラ位置・姿勢判定方法の実施形態において、第1のパターンの画像および第2のパターンの画像を含む判定モード時車両周辺俯瞰画像の表示状態を示す図 従来から採用されていた車両周辺俯瞰画像の一例を示す図 車両周辺俯瞰画像の仮想視点を説明するための説明図 車載カメラの撮影映像を示す図 従来のカメラ位置・姿勢判定方法において、第1のパターンの画像が含まれた車両周辺俯瞰画像の表示状態を示す図 従来のカメラ位置・姿勢判定方法において、第2のパターンの画像が含まれた車両周辺俯瞰画像の表示状態を示す図
符号の説明
20 車両周辺監視装置
21 フロントカメラ
22 左サイドカメラ
23 右サイドカメラ
24 バックカメラ
26 画像表示処理部
27 ディスプレイ
28 判定モード時車両周辺俯瞰画像
30 判定モード時前方側視点変換画像
31 判定モード時左側方側視点変換画像
32 判定モード時右側方が視点変換画像
33 判定モード時後方側視点変換画像

Claims (3)

  1. 車両における互いに異なる取付け位置に、当該取付け位置に対応する所定の撮影方向を向くような取付け姿勢で取り付けられ、前記車両の周辺における前記撮影方向に対応する撮影領域をそれぞれ撮影可能とされた複数個のカメラと、
    これら複数個のカメラの撮影画像における各カメラにそれぞれ対応する使用範囲内の映像を、当該使用範囲内の映像が前記車両の上方の仮想視点から俯瞰されるように視点変換された画像である視点変換画像へとそれぞれ変換して境界線を挟んで互いに隣接するように繋ぎ合わせた前記車両の周辺を前記仮想視点から俯瞰したような画像である車両周辺俯瞰画像を生成し、
    前記車両周辺俯瞰画像を任意のカメラに対応する視点変換画像が、車両周辺俯瞰画像上における車両全長方向に平行な第1の境界線と車両周辺俯瞰画像上における車幅方向に平行な第2の境界線とを挟んで他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような当該車両周辺俯瞰画像とするとともに、
    前記車両周辺俯瞰画像を表示部に表示する画像表示処理手段と
    を備えた車両周辺監視装置であって、
    前記画像表示処理手段は、実使用時の表示モードと、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を車両周辺俯瞰画像を目視確認することによって判断するための判定時の表示モードとが選択的に設定可能とされており、
    前記判定時の表示モードの設定状態においては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が、前記第1の境界線および前記第2の境界線を挟んで前記他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示し、
    前記実使用時の表示モードの設定状態においては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が、前記車両全長方向および前記車幅方向に対して傾斜された第3の境界線のみを挟んで前記他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示する
    ことを特徴とする車両周辺監視装置。
  2. 車両における互いに異なる取付け位置に、当該取付け位置に対応する所定の撮影方向を向くような取付け姿勢で取り付けられ、前記車両の周辺における前記撮影方向に対応する撮影領域をそれぞれ撮影可能とされた複数個のカメラについて、それぞれの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定する際に、
    前記複数個のカメラの撮影映像における各カメラにそれぞれ対応する使用範囲内の画像を、当該使用範囲内の画像が前記車両の上方の仮想視点から俯瞰されるように視点変換された画像である視点変換画像へとそれぞれ変換して境界線を挟んで互いに隣接するように繋ぎ合わせた前記車両の周辺を前記仮想視点から俯瞰したような画像である車両周辺俯瞰画像を生成するとともに、
    前記車両周辺俯瞰画像を任意のカメラに対応する視点変換画像が、車両周辺俯瞰画像上における車両全長方向に平行な第1の境界線と車両周辺俯瞰画像上における車幅方向に平行な第2の境界線とを挟んで他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような当該車両周辺俯瞰画像とするとともに、前記車両周辺俯瞰画像を表示部に表示し、表示された前記車両周辺俯瞰画像を目視確認することにより、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定するカメラ位置・姿勢判定方法であって、
    実使用時の表示モードと、前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を車両周辺俯瞰画像を目視確認することによって判断するための判定時の表示モードを選択可能とし、
    前記実使用時の表示モードにおいては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が、前記車両全長方向および前記車幅方向に対して傾斜された第3の境界線のみを挟んで前記他のカメラに多凹する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示し、
    前記判定時の表示モードにおいては、前記任意のカメラに対応する視点変換画像が前記第1の境界線および前記第2の境界線を挟んで前記他のカメラに対応する視点変換画像に隣接するような車両周辺俯瞰画像を表示し、
    前記第1の境界線を用いて前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車両全長方向のずれの有無を有無を確認するとともに、
    前記第2の境界線を用いて、前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車幅方向のずれの有無を確認することによって、
    前記カメラの取付け位置および取付け姿勢の適否を判定するようにされていること
    を特徴とするカメラ位置・姿勢判定方法。
  3. 前記車両周辺俯瞰画像として、前記車幅方向に長尺な第1のパターンの画像が前記第1の境界線を跨ぐようにして前記任意のカメラに対応する視点変換画像中および前記他のカメラに対応する視点変換画像中に表示されるとともに、
    前記車両全長方向に長尺な第2のパターンの画像が前記第2の境界線を跨ぐようにして前記任意のカメラに対応する視点変換画像中および前記他のカメラに対応する視点変換画像中に表示されるような車両周辺俯瞰画像を表示した上で、
    前記第1の境界線の位置における前記任意のカメラに対応する視点変換画像中の前記第1のパターンの画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像中の前記第1のパターンの画像との前記車両全長方向のずれの有無を確認することによって、前記第1の境界線を用いた前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車両全長方向のずれの有無の確認を行い、
    前記第2の境界線の位置における前記任意のカメラに対応する視点変換画像中の前記第2のパターンの画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像中の前記第2のパターンの画像との前記車幅方向のずれの有無を確認することによって、前記第2の境界線を用いた前記任意のカメラに対応する視点変換画像と前記他のカメラに対応する視点変換画像との前記車幅方向のずれの有無の確認を行うこと
    を特徴とする請求項2に記載のカメラ位置・姿勢判定方法。
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