JP5405355B2 - 白色照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は白色照明装置に関する。
発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)は、電気エネルギーを紫外光や可視光の光に変換して放射する半導体発光素子であり、長寿命で信頼性が高く、光源として用いた場合に交換作業が軽減されるというような利点を有する。LEDチップを透明樹脂で封止したLEDランプは、液晶表示装置のバックライト、信号装置、スイッチ類、車載用ランプ、一般照明器具等に利用されている
LEDランプから放射される光の色調に関しては、LEDチップの発光波長を選択したり、あるいはLEDチップと種々の発光色を有する蛍光体とを組合せることによって、青色から赤色まで使用用途に応じた可視光領域の光を実現することができる。特に、白色発光型のLEDランプ(白色LEDランプ)は、液晶表示装置のバックライトや車載用ランプ等に加えて、白熱電球や蛍光ランプ等を用いた照明器具の代替品として注目されており、白色照明器具として実用化が進められている。
白色LEDランプを照明器具として使用する場合には、輝度特性に加えて演色性が重要になる。さらに、照明用途では家屋等の屋内照明や店舗等の売場照明のような照明環境に応じて様々な色調(色温度)の白色光が求められる。屋内照明だけでも季節や各種のシーンに応じた色調の白色光が求められる。ただし、一般的な白色LEDランプでは特定の白色光しか得ることができない。このような点に対し、特許文献1には青色LEDと緑色LEDと赤色LEDとで光源部を構成し、各LEDを独立して制御可能とした光源装置が記載されている。また、特許文献2には電球色LEDと昼白色LEDと昼光色LEDとで主光源を構成すると共に、青色LEDと緑色LEDと赤色LEDとで補助光源を構成し、補助光源で主光源の発光色を補うようにした照明装置が記載されている。
特許文献1に記載された光源装置や特許文献2に記載された照明装置は調色機能を有し、使用目的や使用状況等に応じて光の色調を変化させることができる。しなしながら、特許文献1では青色、緑色、赤色の各光源として、それぞれLEDを用いているため、各色の発光スペクトルがシャープとなり、平均演色評価数(Ra)等で評価される演色性を十分に高めることができない。また、特許文献2においても主光源及び補助光源の各光源としてLEDを用いているため、特許文献1と同様に演色性を十分に高めることが難しい。さらに、LEDは点灯時間の経過と共に発熱して輝度が低下しやすいため、点灯時間の経過に伴う色温度の変化が大きいという難点を有している。
特開2008−085324号公報 特開2007−299590号公報
本発明の目的は、使用目的や使用状況等に応じて白色光の色調を変化させることを可能にした上で、白色光の演色性を高めると共に、点灯時間の経過に伴う色温度の変化を抑制することを可能にした白色照明装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に係る白色照明装置は、白色光を発光する白色照明装置であって、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第1の半導体発光素子と、前記第1の半導体発光素子からの光により励起されて電球色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える電球色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第2の半導体発光素子と、前記第2の半導体発光素子からの光により励起されて昼白色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼白色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第3の半導体発光素子と、前記第3の半導体発光素子からの光により励起されて昼光色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼光色発光部とから選ばれる少なくとも2つの白色発光部と、前記少なくとも2つの白色発光部の発光強度を制御し、前記白色光の色温度を変化させる調色部とを具備し、前記緑色蛍光体は、一般式:(Ba 1-x-y-z Sr x Ca y Eu z )(Mg 1-u Mn u )Al 10 17 (式中、x、y、z、及びuは0≦x<0.2、0≦y<0.1、0.005<z<0.5、0.1<u<0.5を満足する数である)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体と、一般式:(Sr 1-x-y-z-u Ba x Mg y Eu z Mn u 2 SiO 4 (式中、x、y、z、及びuは0.1≦x≦0.35、0.025≦y≦0.105、0.025≦z≦0.25、0.0005≦u≦0.02を満足する数である)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活珪酸塩蛍光体とから選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴としている。
本発明の第2の態様に係る白色照明装置は、白色光を発光する白色照明装置であって、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の第1の半導体発光素子と、前記第1の半導体発光素子からの光により励起されて電球色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える電球色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第2の半導体発光素子と、前記第2の半導体発光素子からの光により励起されて昼白色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼白色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第3の半導体発光素子と、前記第3の半導体発光素子からの光により励起されて昼光色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼光色発光部とから選ばれる少なくとも1つの白色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第4の半導体発光素子と、前記第4の半導体発光素子からの光により励起されて青色光を発光する青色蛍光体とを備える青色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第5の半導体発光素子と、前記第5の半導体発光素子からの光により励起されて緑色光を発光する緑色蛍光体とを備える緑色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第6の半導体発光素子と、前記第6の半導体発光素子からの光により励起されて赤色光を発光する赤色蛍光体とを備える赤色発光部とから選ばれる少なくとも1つの単色発光部と、前記単色発光部の発光強度と前記白色発光部の発光強度を制御し、前記白色光の色温度を変化させる調色部とを具備し、前記緑色蛍光体は、一般式:(Ba 1-x-y-z Sr x Ca y Eu z )(Mg 1-u Mn u )Al 10 17 (式中、x、y、z、及びuは0≦x<0.2、0≦y<0.1、0.005<z<0.5、0.1<u<0.5を満足する数である)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体と、一般式:(Sr 1-x-y-z-u Ba x Mg y Eu z Mn u 2 SiO 4 (式中、x、y、z、及びuは0.1≦x≦0.35、0.025≦y≦0.105、0.025≦z≦0.25、0.0005≦u≦0.02を満足する数である)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活珪酸塩蛍光体とから選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴としている。
本発明の第1の白色照明装置においては、白色発光部を構成する各発光部を半導体発光素子と青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とで構成しているため、白色光の色調変化を可能にした上で、白色光の演色性を高めることができると共に、点灯時間の経過に伴う色温度の変化を抑制することが可能となる。
また、本発明の第2の白色照明装置においては、白色発光部を構成する各発光部を半導体発光素子と青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とで構成し、かつ単色発光部を構成する各発光部を半導体発光素子と各色の蛍光体とで構成しているため、白色光の色調変化を可能にした上で、白色光の演色性を高めることができると共に、点灯時間の経過に伴う色温度の変化を抑制することが可能となる。
本発明の第1の実施形態による白色照明装置を示す断面図である。 図1に示す白色照明装置の変形例を示す断面図である。 半導体発光素子と青色、緑色、及び赤色の蛍光体とで構成した白色照明装置の発光スペクトルを青色LED、緑色LED、及び赤色LEDで構成した白色照明装置の発光スペクトルと比較して示す図である。 本発明の第2の実施形態による白色照明装置を示す断面図である。 図4に示す白色照明装置の変形例を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による白色発光装置(白色照明装置)の構成を示す断面図である。同図に示す白色発光装置1は白色発光部として、電球色発光部10と昼白色発光部20と昼光色発光部30とを備えている。これら白色発光部10、20、30は、それぞれ発光ピーク波長が350〜450nmの範囲の半導体発光素子11、21、31と、半導体発光素子11、21、31からの光により励起されて白色光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体(BGR蛍光体)を含有する透明樹脂層12、22、32とを備えている。
BGR蛍光体の励起源(光源)となる半導体発光素子11、21、31としては、紫外光、紫色光、青紫色光等を出射する発光ダイオード(LED)チップが用いられる。なお、各白色発光部10、20、30の光源はLEDチップに限られるものではなく、半導体レーザ(レーザダイオード:LD)チップであってもよい。各白色発光部10、20、30の励起源には、発光波長のピーク値が350〜450nmの範囲の発光ダイオードやレーザダイオード等の半導体発光素子が用いられる。
励起源としてのLEDチップには、InGaN系、GaN系、AlGaN系等の各種の紫外発光ダイオード、紫色発光ダイオード、青紫色発光ダイオードが用いられる。LEDチップは350〜450nmの範囲に発光波長のピーク値を有している。このようなLEDチップを後述する蛍光体と組合せて用いることによって、高輝度でかつ演色性に優れた白色発光部を実現することができる。LEDチップやLDチップ(半導体発光素子11、21、31)の発光ピーク波長は370〜410nmの範囲であることがより好ましい。
半導体発光素子11、21、31は、それぞれ配線基板2上に実装されている。図示を省略したが、半導体発光素子11、21、31の下部電極は配線基板2の配線層と電気的及び機械的に接続されている。半導体発光素子11、21、31の上部電極はボンディングワイヤ13、23、33を介して配線基板2の配線層と電気的に接続されている。半導体発光素子11、21、31は、それぞれ半球状等の透明樹脂層12、22、32で覆われている。透明樹脂層12、22、32には、例えばシリコーン樹脂やエポキシ樹脂等が用いられる。なお、半導体発光素子11、21、31はリフレクタ内に配置されていてもよい。この場合、透明樹脂層はリフレクタ内に充填される。
半導体発光素子11、21、31を覆う透明樹脂層12、22、32は、それぞれ電球色発光部10、昼白色発光部20、昼光色発光部30に応じた青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体(BGR蛍光体)を含有している。電球色発光部10の透明樹脂層12は、電球色白光(色温度が2600〜3150Kの白色光)に応じた混合比率のBGR蛍光体を含有している。昼白色発光部20の透明樹脂層22は、昼白色白光(色温度が4600〜5400Kの白色光)に応じた混合比率のBGR蛍光体を含有している。昼光色発光部30の透明樹脂層32は、昼光色白光(色温度が5700〜7100Kの白色光)に応じた混合比率のBGR蛍光体を含有している。
半導体発光素子11、21、31に印加された電気エネルギーは、半導体発光素子11、21、31で紫外光や青紫色光等に変換される。半導体発光素子11、21、31から出射された光は、透明樹脂層12、22、32中に分散されたBGR蛍光体でより長波長の光に変換される。BGR蛍光体からの発光が混色されて放出されることによって、それぞれ所望の白色光が得られる。すなわち、電球色発光部10は透明樹脂層12に分散されたBGR蛍光体が半導体発光素子11から出射される光により励起されて電球色白光(例えば色温度が2800Kや3000Kの白色光)を発光する。同様に、昼白色発光部20は昼白色白光(例えば色温度が5000Kの白色光)を発光し、昼光色発光部30は昼光色白光(例えば色温度が6500Kの白色光)を発光する。
白色発光装置1は、電球色発光部10の半導体発光素子11に供給する電力と昼白色発光部20の半導体発光素子21に供給する電力と昼光色発光部30の半導体発光素子31に供給する電力とを、それぞれ独立して制御する調色部(図示せず)を備えている。このような調色部で電球色発光部10と昼白色発光部20と昼光色発光部30とから発光される白色光の発光強度を制御し、白色発光装置1から放出される白色光(各発光部10、20、30から発光される各白色光の混色光)の色温度を調整することが可能とされている。すなわち、白色発光装置1は白色光の調色機能を有している。
この実施形態の白色発光装置1において、電球色発光部10のみに電力を供給した場合には電球色白光が得られ、同様に昼白色発光部20または昼光色発光部30のみに電力を供給した場合には昼白色白光または昼光色白光が得られる。そして、電球色発光部10、昼白色発光部20、昼光色発光部30に供給する電力を調整し、各発光部10、20、30から発光される各白色光(電球色白光、昼白色白光、及び昼光色白光)の発光強度を制御することによって、所望の色温度の白色光を得ることができる。
なお、図1に示す白色発光装置1は電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30を備えているが、これら発光部10、20、30のうちの2つの発光部で白色発光装置を構成することも可能である。図2は電球色発光部10と昼白色発光部20(または昼光色発光部30)とで構成した白色発光装置1を示している。白色発光装置1は昼白色発光部20と昼光色発光部30とで構成することも可能である。この実施形態の白色照明装置は電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30から選ばれる少なくとも2つの白色発光部を備えていればよい。
第1の実施形態の白色発光装置1は、白色光の色温度を任意に調整(調色)することができるだけでなく、各発光部10、20、30をそれぞれ半導体発光素子11、21、31とBGR蛍光体とで構成しているため、白色発光装置1から発光される白色光の演色性を高めることができる。すなわち、各発光部10、20、30から発光される白色光(電球色白光、昼白色白光、昼光色白光)は、それぞれBGR蛍光体からの発光に基づくために発光スペクトルがブロードであり、平均演色評価数(Ra)等で評価される演色性に優れるものである。従って、白色発光装置1から発光される白色光(電球色白光、昼白色白光、及び昼光色白光の混色光)の演色性を高めることが可能となる。
図3は色温度が4000Kの白色光の発光スペクトルを示している。スペクトル1は紫外発光LEDとBGR蛍光体とを組合せて構成した白色照明装置の発光スペクトルである。スペクトル2は青色LEDと緑色LEDと赤色LEDとを組合せて構成した白色照明装置の発光スペクトルである。なお、各スペクトルはそれぞれのピーク波長の強度で標準化したものであり、絶対的な強度を比較するものではない。スペクトル2は青、緑、赤の各領域にピークを有しているのに対し、スペクトル1は全体がブロードであることが分かる。これは蛍光体自体の発光スペクトルがLEDに比べてブロードであることに加えて、BGR蛍光体の混色光であること等によるものである。
白色光の平均演色評価数(Ra)は発光スペクトルの形状に基づくものであり、スペクトル1に示すようなブロードな発光スペクトルを有する白色光は、優れた平均演色評価数(Ra)を有している。この実施形態の白色発光装置1から放出される白色光は、スペクトル1に示すような発光スペクトルを有する電球色白光、昼白色白光、及び昼光色白光の混色光であるため、優れた演色性を実現することができる。前述したように、家屋の屋内照明や店舗の売場照明等に用いられる照明器具では演色性が重要となる。従って、この実施形態の白色発光装置1は照明装置(器具)として優れた特性を有するものである。
さらに、第1の実施形態の白色発光装置1は、各発光部10、20、30をそれぞれ半導体発光素子11、21、31とBGR蛍光体とで構成しているため、任意の色温度の白色光の点灯時間の経過に伴う色温度の変化を抑制することができる。すなわち、LEDは点灯時間の経過に伴って発熱し、これにより輝度が低下する。同様に、蛍光体の温度も上昇して輝度(発光強度)が低下するが、LEDの輝度低下に比べて蛍光体の輝度低下の方が小さい。従って、LEDのみを組合せて構成した白色照明装置に比べて、各発光部10、20、30を半導体発光素子11、21、31とBGR蛍光体とで構成した白色発光装置1によれば、点灯時間の経過に伴う色温度の変化を抑制することが可能となる。
次に、電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30を構成するBGR蛍光体について述べる。各蛍光体は発光ピーク波長が350〜450nmの範囲の光で励起されて発光するものであれば限定されるものではないが、以下に示す青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体を使用することが好ましい。なお、各発光部10、20、30は青、緑、赤以外の発光色の蛍光体を含んでいてもよい。
青色蛍光体としては、発光のピーク波長が430〜460nmの範囲の蛍光体が用いられ、特に式(1)で表される組成を有するユーロピウム付活クロロ燐酸塩蛍光体を使用することが好ましい。
一般式:(Sr1-x-y-zBaxCayEuz5(PO43・Cl …(1)
(式中、x、y、及びzは0≦x<0.5、0≦y<0.1、0.005<z<0.1を満足する数である)
式(1)で表される組成を有する青色蛍光体は発光効率に優れ、さらに照明装置に適した青色光を得ることができる。
緑色蛍光体としては、発光のピーク波長が490〜575nmの範囲の蛍光体が用いられ、特に式(2)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体や式(3)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活珪酸塩蛍光体を使用することが好ましい。
一般式:(Ba1-x-y-zSrxCayEuz)(Mg1-uMnu)Al1017 …(2)
(式中、x、y、z、及びuは0≦x<0.2、0≦y<0.1、0.005<z<0.5、0.1<u<0.5を満足する数である)
一般式:(Sr1-x-y-z-uBaxMgyEuzMnu2SiO4 …(3)
(式中、x、y、z、及びuは0.1≦x≦0.35、0.025≦y≦0.105、0.025≦z≦0.25、0.0005≦u≦0.02を満足する数である)
式(2)や式(3)で表される組成を有する緑色蛍光体は発光効率や発光寿命に優れ、さらに照明装置に適した緑色光を得ることができる。
赤色蛍光体としては、発光のピーク波長が620〜780nmの範囲の蛍光体が用いられ、特に式(4)で表される組成を有するユーロピウム付活酸硫化物蛍光体や式(5)で表される組成を有するユーロピウム付活窒化物蛍光体を使用することが好ましい。
一般式:(La1-x-yEuxy22S …(4)
(式中、MはSb、Sm、Ga、及びSnから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、x及びyは0.01<x<0.15、0≦y<0.03を満足する数である)
一般式:(Ca1-x-ySrxEuy)SiAlN3 …(5)
(式中、x及びyは0≦x<0.4、0<y<0.5を満足する数である)
式(4)や式(5)で表される組成を有する赤色蛍光体は発光効率や発光寿命に優れ、さらに照明装置に適した赤色光を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図4を参照して説明する。図4に示す白色発光装置(白色照明装置)41は白色発光部42と単色発光部43とを具備している。白色発光部42は電球色発光部10と昼白色発光部20と昼光色発光部30とを備えている。これら白色発光部10、20、30は、それぞれ第1の実施形態の白色発光装置1と同様な構成を有している。第2の実施形態の白色発光装置41は、第1の実施形態の白色発光装置1と同様な構成を有する白色発光部42(電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30)に、単色発光部43を加えて構成したものである。
単色発光部43は青色発光部50と緑色発光部60と赤色発光部70とを備えている。各発光部50、60、70は、発光ピーク波長が350〜450nmの範囲の半導体発光素子51、61、71を有している。青色発光部50は半導体発光素子51からの光により励起されて青色光を発光する青色蛍光体を含有する透明樹脂層52を有している。緑色発光部60は半導体発光素子61からの光により励起されて緑色光を発光する緑色蛍光体を含有する透明樹脂層62を有している。赤色発光部70は半導体発光素子71からの光により励起されて赤色光を発光する赤色蛍光体を含有する透明樹脂層72を有している。
単色発光部43を構成する青色発光部50、緑色発光部60、及び赤色発光部70の構成は、透明樹脂層52、62、72中に分散させる蛍光体がそれぞれ単色の蛍光体(青色、緑色、又は赤色の蛍光体)であることを除いて、白色発光部42を構成する各発光部10、20、30と同様な構成を有している。すなわち、半導体発光素子51、61、71には、第1の実施形態と同様なにLEDチップやLDチップが用いられる。半導体発光素子51、61、71はそれぞれ配線基板2上に実装されており、それらの下部電極は配線基板2の配線層と電気的及び機械的に接続されていると共に、上部電極はボンディングワイヤ53、63、73を介して配線基板2の配線層と電気的に接続されている。
半導体発光素子51、61、71は、それぞれ半球状等の透明樹脂層52、62、72で覆われている。透明樹脂層52は青色蛍光体を含有している。透明樹脂層62は緑色蛍光体を含有し、透明樹脂層72は赤色蛍光体を含有している。各蛍光体には第1の実施形態と同様な蛍光体を使用することが好ましい。青色蛍光体は式(1)で表される組成を有するユーロピウム付活クロロ燐酸塩蛍光体であることが好ましい。緑色蛍光体は式(2)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体や式(3)で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活珪酸塩蛍光体であることが好ましい。赤色蛍光体は式(4)で表される組成を有するユーロピウム付活酸硫化物蛍光体や式(5)で表される組成を有するユーロピウム付活窒化物蛍光体であることが好ましい。
白色発光装置41は、白色発光部42の半導体発光素子11、21、31に供給する電力と単色発光部43の半導体発光素子51,61、71に供給する電力とを、それぞれ独立して制御する調色部(図示せず)を備えている。このような調色部で電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30から発光される白色光の発光強度、さらに青色発光部50、緑色発光部60、及び赤色発光部70から発光される各色光の発光強度を制御し、白色発光装置41から放出される白色光(白色発光部42から発光される白色光と単色発光部43から発光される各色光との混色光)の色温度を調整することが可能とされている。すなわち、白色発光装置41は白色光の調色機能を有している。
この実施形態の白色発光装置41において、白色発光部42のみに電力を供給した場合には、電球色白光、昼白色白光、昼光色白光、及びこれらの混色光が得られる。この点は第1の実施形態と同様である。さらに、白色発光部42と単色発光部43とに電力を供給した場合には、白色発光部42からの白色光に単色発光部43からの各色光を加えた白色光を得ることができる。そして、白色発光部42及び単色発光部43に供給する電力を調整し、各発光部10、20、30、50、60、70から発光される白色光や単色光の発光強度を制御することによって、所望の色温度の白色光を得ることができる。
なお、図4に示す白色発光装置41は白色発光部42が電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30を備えているが、これら発光部10、20、30のうちの1つ又は2つの発光部で白色発光部42を構成することも可能である。図5は白色発光部42を電球色発光部10で構成した白色発光装置41を示している。白色発光部42は昼白色発光部20又は昼光色発光部30で構成してもよい。さらに、単色発光部43に関しても、予め調色範囲が決められている場合には青色発光部50、緑色発光部60、及び赤色発光部70のうちの1つ又は2つの発光部で構成してもよい。白色照明装置41は、電球色発光部10、昼白色発光部20、及び昼光色発光部30から選ばれる少なくとも1つの白色発光部42と、青色発光部50、緑色発光部60、及び赤色発光部70から選ばれる少なくとも1つの単色発光部43とを備えていればよい。
第2の実施形態の白色発光装置41は、各種の白色光に青色光、緑色光、赤色光、及びこれらの混色光を加えることができるため、実現可能な白色光の色温度範囲を広げることができる。すなわち、一般的な各種色温度の白色光に加えて、例えば赤味を帯びた白色光や青味を帯びた白色光等、各種色調の白色光を実現することができる。従って、白色発光装置41の使用目的等に応じて様々な白色光を得ることができ、さらに使用状況等に応じて調色することが可能となる。そして、各発光部10、20、30、50、60、70をそれぞれ半導体発光素子11、21、31、51、61、71と蛍光体とで構成しているため、第1の実施形態と同様に、白色光の演色性を高めることができると共に、点灯時間の経過に伴う色温度の変化を抑制することが可能となる。
次に、本発明の具体的な実施例とその評価結果について述べる。
(実施例1)
まず、青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体として、ユーロピウム付活クロロ燐酸塩蛍光体((Sr0.6Ba0.3Eu0.15(PO43・Cl)、ユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体((Ba0.8Sr0.1Eu0.1)(Mg0.3Mn0.7)Al1017)、ユーロピウム付活酸硫化物蛍光体((La0.8Eu0.222S)を用意した。これら各蛍光体を電球色発光部の発光色温度(2800K)となるように混合して、電球色発光部用BGR蛍光体を調製した。同様に、昼白色発光部(発光色温度:5000K)用BGR蛍光体と昼光色発光部(発光色温度:6700K)用BGR蛍光体を調製した。これらBGR蛍光体をそれぞれシリコーン樹脂中に分散させて蛍光体スラリーを作製した。
上記した各蛍光体スラリーを、図1に示したように配線基板上2に実装された半導体発光素子11、21、31上にそれぞれ個別に滴下した後、熱処理を施してシリコーン樹脂を硬化させることによって、電球色発光部10と昼白色発光部20と昼光色発光部30とを備える白色発光装置1を作製した。半導体発光素子11、21、31には、発光ピーク波長が399nmであるLEDチップを使用した。
(実施例2)
実施例1と同様にして、電球色発光部用蛍光体スラリー、昼白色発光部用蛍光体スラリー、及び昼光色発光部用蛍光体スラリーを作製した。さらに、白色発光部の作製に用いた青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体を、それぞれ単独でシリコーン樹脂中に分散させることによって、青色発光部用蛍光体スラリー、緑色発光部用蛍光体スラリー、及び赤色発光部用蛍光体スラリーを作製した。
上記した各蛍光体スラリーを図4に示したように配線基板上2に実装された半導体発光素子11、21、31、51、61、71上にそれぞれ個別に滴下した後、熱処理を施してシリコーン樹脂を硬化させることによって、電球色発光部10と昼白色発光部20と昼光色発光部30とを有する白色発光部42と青色発光部50と緑色発光部60と赤色発光部70とを有する単色発光部43とを備える白色発光装置41を作製した。半導体発光素子11、21、31には、発光ピーク波長が399nmであるLEDチップを使用した。
(比較例1)
青色LED(発光ピーク波長:445nm)、緑色LED(発光ピーク波長:526nm)、及び赤色LED(発光ピーク波長:640nm)を配線基板上に実装することによって、白色発光装置を作製した。
上述した実施例1〜2及び比較例1による各白色発光装置の発光特性を以下のようにして測定、評価した。実施例1の白色発光装置については、電球色発光部、昼白色発光部、及び昼光色発光部に印加する電流を表1のように変化させ、それぞれ表1に示す色温度の白色光を得た。実施例2の白色発光装置については、電球色発光部、昼白色発光部、昼光色発光部、青色発光部、緑色発光部、及び赤色発光部に印加する電流を表2のように変化させ、それぞれ表2に示す色温度の白色光を得た。比較例1の白色発光装置については、青色LED、緑色LED、及び赤色LEDに印加する電流を表3のように変化させ、それぞれ表3に示す色温度の白色光を得た。
実施例1〜2及び比較例1による各白色発光装置について、各発光条件下における発光の平均演色評価数(Ra)を測定した。また、各発光条件下において、電流の投入直後の発光の色温度と10分後の発光の色温度とを測定し、10分間の点灯後における色温度変化を求めた。それらの結果を表1〜3にそれぞれ示す。
Figure 0005405355
Figure 0005405355
Figure 0005405355
表1および表2から明らかなように、実施例1〜2による白色発光装置によれば演色性に優れた各種色温度の白色光を得ることができ、さらに点灯時間の経過に伴う色温度変化も小さいことが分かる。すなわち、各種色温度の白色光を得ることができ、その上で白色光の演色性と色温度の維持性を向上させることができる。一方、比較例1の白色発光装置は各種色温度の白色光を得ることができるものの、得られる白色光の演色性は低く、また点灯時間の経過に伴う色温度変化も大きいことが分かる。
1,41…白色発光装置(白色照明装置)、10…電球色発光部、20…昼白色発光部、30…昼光色発光部、42…白色発光部、43…単色発光部、50…青色発光部、60…緑色発光部、70…赤色発光部、11,21,31,51,61,71…半導体発光素子、12,22,32,52,62,72…透明樹脂層。

Claims (10)

  1. 白色光を発光する白色照明装置であって、
    発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第1の半導体発光素子と、前記第1の半導体発光素子からの光により励起されて電球色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える電球色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第2の半導体発光素子と、前記第2の半導体発光素子からの光により励起されて昼白色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼白色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第3の半導体発光素子と、前記第3の半導体発光素子からの光により励起されて昼光色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼光色発光部とから選ばれる少なくとも2つの白色発光部と、
    前記少なくとも2つの白色発光部の発光強度を制御し、前記白色光の色温度を変化させる調色部と
    を具備し、
    前記緑色蛍光体は、
    一般式:(Ba 1-x-y-z Sr x Ca y Eu z )(Mg 1-u Mn u )Al 10 17
    (式中、x、y、z、及びuは0≦x<0.2、0≦y<0.1、0.005<z<0.5、0.1<u<0.5を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体と、
    一般式:(Sr 1-x-y-z-u Ba x Mg y Eu z Mn u 2 SiO 4
    (式中、x、y、z、及びuは0.1≦x≦0.35、0.025≦y≦0.105、0.025≦z≦0.25、0.0005≦u≦0.02を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活珪酸塩蛍光体とから選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする白色照明装置。
  2. 請求項1記載の白色照明装置において、
    前記青色蛍光体は、
    一般式:(Sr1-x-y-zBaxCayEuz5(PO43・Cl
    (式中、x、y、及びzは0≦x<0.5、0≦y<0.1、0.005<z<0.1を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム付活クロロ燐酸塩蛍光体を含むことを特徴とする白色照明装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の白色照明装置において、
    前記赤色蛍光体は、
    一般式:(La1-x-yEuxy22
    (式中、MはSb、Sm、Ga、及びSnから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、x及びyは0.01<x<0.15、0≦y<0.03を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム付活酸硫化物蛍光体と、
    一般式:(Ca1-x-ySrxEuy)SiAlN3
    (式中、x及びyは0≦x<0.4、0<y<0.5を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム付活窒化物蛍光体とから選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする白色照明装置。
  4. 請求項1ないし請求項のいずれか1項記載の白色照明装置において、
    前記半導体発光素子は発光ダイオード又はレーザダイオードであることを特徴とする白色照明装置。
  5. 白色光を発光する白色照明装置であって、
    発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の第1の半導体発光素子と、前記第1の半導体発光素子からの光により励起されて電球色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える電球色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第2の半導体発光素子と、前記第2の半導体発光素子からの光により励起されて昼白色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼白色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第3の半導体発光素子と、前記第3の半導体発光素子からの光により励起されて昼光色白光を発光する青色蛍光体、緑色蛍光体、及び赤色蛍光体の混合蛍光体とを備える昼光色発光部とから選ばれる少なくとも1つの白色発光部と、
    発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第4の半導体発光素子と、前記第4の半導体発光素子からの光により励起されて青色光を発光する青色蛍光体とを備える青色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第5の半導体発光素子と、前記第5の半導体発光素子からの光により励起されて緑色光を発光する緑色蛍光体とを備える緑色発光部と、発光ピーク波長が350nm以上450nm以下の範囲の第6の半導体発光素子と、前記第6の半導体発光素子からの光により励起されて赤色光を発光する赤色蛍光体とを備える赤色発光部とから選ばれる少なくとも1つの単色発光部と、
    前記単色発光部の発光強度と前記白色発光部の発光強度を制御し、前記白色光の色温度を変化させる調色部と
    を具備し、
    前記緑色蛍光体は、
    一般式:(Ba 1-x-y-z Sr x Ca y Eu z )(Mg 1-u Mn u )Al 10 17
    (式中、x、y、z、及びuは0≦x<0.2、0≦y<0.1、0.005<z<0.5、0.1<u<0.5を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活アルミン酸塩蛍光体と、
    一般式:(Sr 1-x-y-z-u Ba x Mg y Eu z Mn u 2 SiO 4
    (式中、x、y、z、及びuは0.1≦x≦0.35、0.025≦y≦0.105、0.025≦z≦0.25、0.0005≦u≦0.02を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム及びマンガン付活珪酸塩蛍光体とから選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする白色照明装置。
  6. 請求項記載の白色照明装置において、
    前記青色蛍光体は、
    一般式:(Sr1-x-y-zBaxCayEuz5(PO43・Cl
    (式中、x、y、及びzは0≦x<0.5、0≦y<0.1、0.005<z<0.1を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム付活クロロ燐酸塩蛍光体を含むことを特徴とする白色照明装置。
  7. 請求項5又は請求項記載の白色照明装置において、
    前記赤色蛍光体は、
    一般式:(La1-x-yEuxy22
    (式中、MはSb、Sm、Ga、及びSnから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、x及びyは0.01<x<0.15、0≦y<0.03を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム付活酸硫化物蛍光体と、
    一般式:(Ca1-x-ySrxEuy)SiAlN3
    (式中、x及びyは0≦x<0.4、0<y<0.5を満足する数である)
    で表される組成を有するユーロピウム付活窒化物蛍光体とから選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする白色照明装置。
  8. 請求項ないし請求項のいずれか1項記載の白色照明装置において、
    前記半導体発光素子は発光ダイオード又はレーザダイオードであることを特徴とする白色照明装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の白色照明装置において、
    前記白色照明装置に対する電流の投入直後から10分間の点灯後における前記白色光の色温度の変化量は、前記電流の投入直後における前記白色光の色温度に対して30K以下であることを特徴とする白色照明装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載の白色照明装置において、
    前記白色光の平均演色評価数が95以上であることを特徴とする白色照明装置。
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