JP5404356B2 - 筆記具用インク収容部材及びそれを用いた筆記具 - Google Patents
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Description
一般に、顔料は、耐光性に優れているが色のバリエーションに欠ける。一方、染料は、発色性や色のバリエーションに富むが、耐水性や耐光性に難点がある。
しかしながら、上記特許文献1に具体的に開示された遮光性且つガス非透過性の材料は、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄合金などの金属材料を中心としたものである。このような材料を使用した筆記具は、遮光性には優れているものの、インク残量を外観から認識することが困難である。
しかしながら、ロイコ染料を用いたインクを収容したインク収容部材に、このような透明性の高い材料を用いると、インク収容部材を透過した光によりロイコ染料が経時的に変質し、インクの変色が引き起こされることとなる。これを防止するためには、上記特許文献1のように、インク収容部材の遮光性を高めることが効果的であるが、一方で、インク残量が視認できなくなるという問題が生ずる点に課題がある。
(1)ロイコ染料を含有する水性インクを収容した筆記具用インク収容部材であって、該インク収容部材は、少なくとも光散乱粒子及び透明性を有する樹脂により構成され、外観からインク色が視認可能であることを特徴とする筆記具用インク収容部材。
(2)光散乱粒子が、酸化チタン、アルミナ、シリカ、亜鉛華、鉛白、ポリスチレン系重合体、スチレン−アクリル系共重合体、アクリル系重合体の少なくとも何れか一つから選ばれることを特徴とする上記(1)記載の筆記具用インク収容部材。
(3)光散乱粒子が前記樹脂に分散されていることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の筆記具用インク収容部材。
(4)光散乱粒子を含む層を有することを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の筆記具用インク収容部材。
(5)上記(1)乃至(4)の何れか一つに記載の筆記具用インク収容部材を有することを特徴とする筆記具。
なお、本発明において、「筆記具用インク収容部材」とはインク(水性インク組成物)を収容している部材を指し、例えば、後述するように、図1(a)の筆記具の軸体とは別のインクを収容する部材(リフィール)がある形態や、図3に示すように軸体に直接インクを収容する形態などが挙げられる。
また、本発明において、「外観からインク色が視認可能」であるとは、JIS Z 8720に準拠したCIE D65D標準光源下において、目視により筆記具用インク収容部材中のインク残量が認識できる状態のことをいう。
本発明の筆記具用インク収容部材は、ロイコ染料を含有する水性インク組成物を収容した筆記具用インク収容部材であって、該インク収容部材は、少なくとも光散乱粒子及び透明性を有する樹脂により構成され、外観からインク色が視認可能であることを特徴とするものである。
なお、ロイコ染料、顕色剤、変色温度調整剤の含有量は、用いるロイコ染料、顕色剤、変色温度調整剤の種類、マイクロカプセル化法などにより変動するが、ロイコ染料1に対して、質量比で顕色剤0.1〜100、変色温度調整剤1〜100である。また、カプセル膜剤は、カプセル内容物に対して、質量比で0.1〜1である。
なお、本発明(実施例等含む)で規定する「平均粒子径」は、粒度分布測定装置〔粒子径測定器N4Plus(COULTER社製)〕にて、平均粒子径を測定した値である。
また、得られるマイクロカプセルでは、上記ロイコ染料、顕色剤及び変色温度調整剤の種類、量などを好適に組み合わせることにより、各インクの色、任意の発色温度、消色温度とすることができる。
このマイクロカプセルの含有量は、インク組成物全量に対して、好ましくは、着色力、発色性、かすれがない描線濃度の点から、5〜30質量%、更に好ましくは、10〜25質量%とすることが望ましい。
色材としては、水溶性の染料、カーボンブラックなどの無機顔料、フタロシアニンなどの有機顔料が使用可能である。また、顔料分散剤としては、界面活性剤やスチレンアクリル共重合体等の樹脂分散剤を使用することができる。
また、必要に応じて、トリエタノールアミンなどのpH調整剤、ベンゾイソチアゾリンなどの防腐剤、ベンゾトリアゾールなどの防錆剤、リン酸エステルなどの潤滑剤、各種界面活性剤、キサンタンガムやポリアクリル酸等の粘度調整剤、グリセリン等の水溶性有機溶剤等を適宜使用することができる。
本発明に用いられる光散乱粒子は、光を散乱する特性を有する粒子であれば特に限定されないが、好ましくは、白色の粒子を使用することができる。具体的に用いることができる光散乱粒子としては、例えば、酸化チタン、アルミナ、シリカ、亜鉛華、鉛白、ポリスチレン系重合体、スチレン−アクリル系共重合体、アクリル系重合体の少なくとも1種が挙げられる。これらの中でも光散乱能、価格、扱い易さの点から酸化チタンが好ましい。
上記a)の形態では、インク収容部材を構成する樹脂原料に光散乱粒子を配合して又は光散乱粒子マスターバッチとして配合した原料組成物を使用して、押出成形、射出成形等の従来公知の成形方法で作製することができる。
樹脂に対して光散乱粒子を均一に分散させるにあたっては、従来公知の成形方法と同様に、各材料を均一に練りこんだ後に成形することで可能となり、また、光散乱粒子を含まない樹脂と含む樹脂を共押出し成形してもよい。
樹脂表面に薄膜(層)を形成するにあたっては、収容部材を成形後、光散乱粒子を含んだコーティング液を塗布後に乾燥させる方法、光散乱粒子を含んだフィルムを貼付する方法が例示される。
0.05〜1μm、使用量では、樹脂中には0.5〜3質量%、また、薄膜(層)中では、20〜70質量%程度である。
本実施形態となる筆記具用インク収容部材(リフィール)10は、図1(a)に示すように、インク収容管11の前端に継手部材12を介してペン先となるボールペンチップ13が取り付けられた構成となっている。このインク収容管11内には、ロイコ染料を含有する上述の構成となる熱変色性の水性インク組成物20が収容されると共に、この水性インク組成物20の後端に配置され、インクの消費により前進するインク追従体30が充填されている。
図1(b)は、インク収容部材を構成する樹脂(例えば、PP)に対して、光散乱粒子を均一に(樹脂中に)分散した形態となる筆記具用インク収容部材であり、図1(c)はインク収容部材を構成する樹脂外表面に光散乱粒子を含有した薄膜(層)14を形成してなる筆記具用インク収容部材の形態である。
この実施形態の筆記具40では、軸筒42の少なくとも一部分を、収容した筆記具用インク収容部材(リフィール)10のインク残量を視認できるように視認部(例えば、図示符号44)を形成すれば、軸筒42の外からインク残量が容易に視認可能となり、しかも、インク収容部材10には光散乱粒子含有効果によりインクに含まれるロイコ染料の光による変色を防止することができるものとなる。
本実施形態では、図3に示すように、軸体となる軸筒45に直接水性インク組成物20を収容した筆記具50であり、軸筒45の前端に継手部材46を介してペン先となるボールペンチップ47が取り付けられた構成となっている。この形態でも軸筒45の外からインク残量が容易に視認可能となり、しかも、軸筒45中に均一に分散される光散乱粒子含有効果によりインクに含まれるロイコ染料の光による変色を防止することができるものとなる。
〔インクの調製〕
ロイコ染料:6−(ジメチルアミノ)−3,3−ビス[4−(ジメチルアミノ)フェニル]−1(3H)−イソベンゾフラノン1部、顕色剤:ビスフェノールA2部、及び変色温度調整剤:4,4’−(ヘキサフルオロイソプロピリデン)ビスフェノールジラウレート24部を加熱溶融後、95℃、pH4に調整したメチルビニルエーテル・無水マレイン酸共重樹脂(GANTREZAN−179:GAF CHEMICALS社)水溶液400部に投入し、過熱攪拌して油滴状に分散させ、次いでカプセル膜剤として、50%メチロールメラミン水溶液20部を徐々に投入し、引き続き1時間反応させて調製した。この分散液を濾過することにより、平均粒子径0.3μmのマイクロカプセル顔料を得た。
上記マイクロカプセル顔料 10質量%
トリエタノールアミン 0.5質量%
キサンタンガム 0.3質量%
ベンゾトリアゾール 0.3質量%
ベンゾイソチアゾリン 0.3質量%
グリセリン 10質量%
蒸留水 78.6質量%
以上の各成分をディスパーを用いて、2時間混合攪拌し、得られたインクをフィルター濾過した。
ポリプロピレン樹脂 100部
酸化チタン入りマスターバッチ(商品名:PB−16869−11、ムラロン社製、酸化チタン含有量12質量%) 10部
以上を混合して、押出し成形を行い、外径6mm、内径4mmの筆記具用インク収容部材(リフィール)を得た。
先端にボールペン用チップが装着された継手部材を上記インク収容部材に取り付けた後、上記インクを充填し、さらにポリブテンを主成分としたインク追従体を充填後、遠心処理を施してインク収容部材(リフィール)を得た。該リフィールをUM−100(三菱鉛筆社製)の軸体に組み入れてボールペンを得た。
〔コーティング液の調整〕
酸化チタン(商品名:MT500SA、テイカ社製) 11部
硝化綿 8.8部
アクリル樹脂 6部
クエン酸アセチルトリブチル 2.2部
酢酸ブチル 50部
酢酸エチル 22部
以上の各成分を混合分散してコーティング液を得た。
押出し成形にて外径6mm、内径4mmのポリプロピレン樹脂製のインク収容部材(リフィール)を得た。
該インク収容部材の外側表面に上記コーティング液を膜厚約12μmとなるように塗布し、乾燥させてインク収容部材を得た。
〔筆記具の作製〕
実施例1記載のインクを用いて実施例1と同様の手順にしたがって筆記具を得た。
〔インク収容部材の作製〕
上記実施例1における酸化チタン入りマスターバッチを除き、押出し成形にて外径6mm、内径4mmのポリプロピレン樹脂製のインク収容部材(リフィール)を得た。
〔筆記具の作製〕
実施例1記載のインクを用いて実施例1と同様の手順にしたがって筆記具を得た。
〔インク収容部材の作製〕
ポリプロピレン樹脂 100部
青色成分(商品名:MPP−69446−2、三井物産社製) 3部
以上を混合して、押出し成形を行い、外径6mm、内径4mmのインク収容部材(リフィール)を得た。
〔筆記具の作製〕
実施例1記載のインクを用いて実施例1と同様の手順にしたがって筆記具を得た。
各実施例及び比較例によって得られた筆記具について、JIS Z8720に準じたCIE D65D標準光源下において、目視によりインク収容部材中のインク残量を下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:認識可能
×:認識不可能
各実施例及び比較例によって得られた筆記具について、下記の耐光性試験を行った。
1)日光曝露試験:北側窓に貼り付けて3ヶ月間保管した。
2)蛍光灯試験:60W白色蛍光灯から20cm離した状態で3ヶ月間保管した。
3)フェドメーター試験:キセノンフェドメーターX25F(FLR40SW/M/36、スガ試験機株式会社製)にて100時間照射した。
上記の試験を行ったインクについて、インク収容部材から透明ガラス容器に回収してその色相を下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:初期と変わらない
×:変色が発生している
20 ロイコ染料を含有する水性インク組成物
30 インク追従体
40 筆記具
Claims (6)
- ロイコ染料を含有する水性インク組成物を収容した筆記具用インク収容部材であって、該インク収容部材は、少なくとも酸化チタンからなる光散乱粒子を透明性を有する樹脂中に0.5〜3質量%含み、外観からインク色が視認可能であることを特徴とする筆記具用インク収容部材。
- 酸化チタンからなる光散乱粒子の平均粒子径が0.05〜1μmであることを特徴とする請求項1記載の筆記具用インク収容部材。
- 酸化チタンからなる光散乱粒子が前記樹脂に分散されていることを特徴とする請求項1又は2記載の筆記具用インク収容部材。
- 筆記具用インク収容部材が押出成形、射出成形の何れかにより作製されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の筆記具用インク収容部材。
- 筆記具用インク収容部材が酸化チタンからなる光散乱粒子を含む樹脂と含まない樹脂とを用いて共押出成形により作製されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の筆記具用インク収容部材。
- 請求項1乃至5の何れか一つに記載の筆記具用インク収容部材を有することを特徴とする筆記具。
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