JP5404303B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
デジタル印刷の進展と共に、その特色を生かした形態としてのバリアブルデータ印刷が注目されて久しい。印刷物の一部を可変データとして部毎に変更する等の印刷形態は、電子写真等のデジタルプリンタの特性を最大限に発揮するものである。初期のバリアブルデータ印刷ではこれまで各社各様のVDP(Variable Data Printing)言語が使われていたが、現在では標準言語としてのPPML(Personalized Print Markup Language)が定義され、広く利用されている。PPMLではページを描画する要素として、繰り返し参照されるリユーサブルオブジェクトと、一度限り参照されるローカルオブジェクトとの二つがある。リユーサブルオブジェクトはページ内、ページ間、或いはジョブ間で、単一の描画オブジェクトを複数箇所に配置する場合に用いられる。通常、ローカルオブジェクトやリユーサブルオブジェクト等の描画オブジェクトはソース描画データとしてPostScript(登録商標。以後、PSと略記する)やPDFを用いる。これらのソース描画データはRIP処理を経てラスタイメージ化された後にページ上に配置される。PPMLのリユーサブルオブジェクトのように再利用されることが明確な場合、画像処理装置は、ソース描画データからRIP処理した結果のラスタイメージをキャッシュする。その結果、非常に高速な描画処理が可能となる。但し、ラスタイメージは高解像度、かつ、高階調のカラーデータの場合、非常に大きなサイズとなる。その為、画像処理装置に大量のメモリが必要となる。そこでラスタイメージに変換する手前の中間データをソース描画データから生成し、これを画像処理装置にキャッシュするという方法もある。中間データをレンダリングするための時間は残るが、キャッシュに必要なメモリ容量を大幅に削減することが可能で、メモリ容量と性能とのバランスを考慮した折衷案といえる。
更に、次世代のVDP言語としてPDF/VT(Variable data and Transactional)の規格化が行われている。PDF/VTはPDFをベースとしたフォーマットであり、ページ描画の仕様に関してはPDFを踏襲する見込みである。PDF/VTではPDFの描画コンポーネントであるXObjectを用いて、描画オブジェクトの再利用を指示する。画像処理装置は、再利用が指定されたXObjectを何れかの形式でキャッシュすることにより、高速処理が可能となる。PDF/VTはPDFをベースとすることから、従来から存在するPDFワークフローやユーティリティとの親和性が非常に高い。既存のプレビューアやプリフライトチェック、面付けアプリ等、PDFを処理可能なツールを大きな変更なしに利用することができる。これはPPML等の従来のVDP言語には無かったメリットであり、今後の普及が期待されるものである。
VDPの標準言語としてPDF/VTが普及した場合、PPML等の従来のVDP言語からPDF/VTへの変換需要の発生が予想される。PDF/VTに変換することによって、既存のVDPデータを資産として活用することが可能となる。また、既存のVDP言語を用いている場合でも、PDFをベースとしたワークフローへの統合が可能となるからである。このような、PPMLからPDFへの変換コンバータが存在する(例えば、特許文献1参照)。
PPMLはレイアウト記述を定義し、描画オブジェクトとしてはPS、PDF等のプリントデータ形式を採用する。PPMLからPDF/VTに変換する場合も、これらの描画オブジェクト用のプリントデータをPDFに変換する必要がある。PSデータの処理方法としては、既存の処理系を生かした二通りの方法が考えられる。一つは、PSの記述を対応するPDFの記述に置き換える方法である。PSとPDFとの描画モデルは非常に類似するものであり、描画の粒度や抽象度はほぼそのまま維持される。もう一つは、PSを解釈するRIPにより、イメージデータを生成し、イメージデータからなるPDFを生成する方法である。
米国特許出願公開第2005/125724号明細書
しかしながら、PSの記述を対応するPDFの記述に置き換える方法では、PPMLからPDF/VT、更にラスタイメージへの変換というトータルの変換効率が良いとは言えない。単純に描画コマンドや描画する色の情報量は保持したまま書式の変換を行うため、このレベルの変換ではラスタイメージに近づいていない。したがって、変換後のPDF/VTのRIP処理に多大な時間を要してしまう。VDP言語といえども、RIP処理がエンジン速度に間に合わないケースが発生する可能性が高くなる。一方、RIPによるイメージへの変換はトータルの変換効率は高くなるが、データサイズが非常に大きくなるという問題がある。また、イメージに全て変換してしまうとRIP処理が不要となるため、印刷時にRIP用のコントローラCPUの処理時間を持て余してしまう。その分、PPMLからPDF/VTへの変換に時間を要することになる。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、データサイズ及び処理時間に関して効率的にバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータを第2形式のデータに変換することを目的とする。
そこで、本発明の画像処理装置は、第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式の部分RIP済みのイメージデータに変換する部分RIP済みイメージデータ変換手段と、第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式のRIP済みのイメージデータに変換するRIP済みイメージデータ変換手段と、バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトの属性に応じて、第1形式のデータの描画オブジェクトを、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するか、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するかを選択する選択手段と、を有し、前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータである。
本発明によれば、データサイズ及び処理時間に関して効率的にバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータを第2形式のデータに変換することができる。
画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置のソフトウェア構成等の一例を示す図である。 PDLインタプリタ203の構成をより詳細に示した図である。 ジョブデータユーティリティ207の構成をより詳細に示した図である。 PSデータの印刷処理の一例を示すフローチャートである。 PDFデータの印刷処理の一例を示すフローチャートである。 PPMLデータをPDFに変換する処理の一例を示すフローチャートである。 ディスプレイリストにおけるデータ表現形式を示す図である。 EPSのコマンド記述を対応するPDFの記述に変換する処理の一例を示すフローチャートである。 EPSを解釈して部分的にRIP済みのPDFを生成する処理の一例を示すフローチャートである。 EPSを解釈してRIP済みのイメージデータからなるPDFを生成する処理の一例を示すフローチャートである。 PSコマンド記述置き換えのPDF、部分RIP済みPDF、RIP済みPDFの違いについて説明するための図である。 描画オブジェクトの生存期間により変換方法を選択する処理の一例を示すフローチャートである。 描画オブジェクトの描画エリア面積により変換方法を選択する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、本実施形態では画像処理装置(より具体的にはプリンタ100)単体の構成を用いて説明するが、ネットワークを介して接続させるホストコンピュータ上に多くの処理を分離実行させる構成としてもよい。
図1において、コントローラユニット200は、画像信号やデバイス情報の入出力を制御する。CPU1は、ROM3或いはHDD4に記憶されたプログラムをRAM2に読み出し、実行する。CPU1がプログラムを実行することによって、後述する機能構成(モジュール構成)及びフローチャートに係る各ステップの処理等が実現される。更に、CPU1は、システムバス5に接続される各デバイスを統括的に制御する。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークメモリとして機能する。ROM3には電源ON時に実行されるブートプログラムが格納され、HDD4にはオペレーティングシステムと本装置の制御プログラム本体が格納される。また、HDD4は、画像データやプリントデータ等の大容量データを一時的或いは長期的に保持する目的でも使用される。Network6は、プリンタ100をローカルエリアネットワーク13に接続し、プリンタ外部とのプリントデータやデバイス情報の入出力を担う。操作部I/F7は、操作部14とのインターフェース部で、操作部14に表示する画像データを操作部14に対して出力する。また、操作部I/F7は、操作部14から本装置の使用者が入力した情報を、CPU1に伝える役割をする。操作部14は、出力器として液晶パネルと音源とを備え、入力器としてタッチパネルとハードキーとを備えるものである。コントローラユニット200は、デバイスI/F8を介して、プリンタエンジン15に接続される。デバイスI/F8は、CPU1の指示に基づき、画像信号の送出、デバイス動作指示、デバイス情報の受信を行う。プリンタエンジン15は、コントローラユニット200からの画像信号を媒体上に出力する出力機であり、電子写真方式、インクジェット方式の何れでもよい。Raster Image Processor(RIP)9は、中間プリントデータをラスタイメージに展開する専用ハードウェアである。RIP9は、CPU1によりRAM2上に生成された中間プリントデータを高速、かつ、CPU1の実行と並列に、処理するものである。プリンタ画像処理部10は、プリント出力画像データに対して、画像補正、ハーフトーニング等を行う。画像回転部12は、画像データの回転を行う。画像圧伸部11は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
図2Aは、画像処理装置のソフトウェア構成等の一例を示す図である。
データ受信部201は、ホストから送信されたプリントデータを受信する。受信したデータはジョブ制御部202を介してジョブデータ管理部208で保持される。ジョブ制御部202は、データ受信から印刷までのジョブ制御の全般を司る。PDLインタプリタ203は、プリントデータを解釈して、中間データであるディスプレイリストを生成する。生成されたディスプレイリストはジョブ制御部202を介してジョブデータ管理部208で保持される。レンダラ204は、ディスプレイリストからビットマップイメージを生成するモジュールであり、多くの処理は専用ハードウェアであるRIP9により実行される。生成されたビットマップイメージはジョブ制御部202を介してジョブデータ管理部208で保持される。プリンタドライバ205は、デバイスI/F8を介してプリンタエンジンへの印刷指示とビットマップイメージの送出とを行う。ユーザインターフェース206は、操作部I/F7を介して、操作部14を制御するモジュールである。ユーザインターフェース206は、主に操作部14の液晶パネルに表示するデータを生成し、タッチパネルからの入力に従い液晶パネルの表示を更新する。また、ユーザインターフェース206は、タッチパネルからの入力が何らかのジョブ実行指示であった場合は、ジョブ制御部202に指示を伝達する。ジョブデータ管理部208は、プリントデータ、ディスプレイリスト、ビットマップイメージのそれぞれを一時的若しくは長期的に保持管理するデータベースである。ジョブデータユーティリティ207は、ジョブデータ管理部208に保持された各種ジョブデータに対する編集、加工、検査を行うユーティリティモジュールの集合である。
図2Bは、PDLインタプリタ203の構成をより詳細に示した図である。PPMLインタプリタ209は、PPMLデータの解釈を行う。PDF生成部210は、PPMLインタプリタから、PDFデータ、ディスプレイリスト、ビットマップイメージの何れかとレイアウト情報とを受け取り、PDF生成を行う。PDFインタプリタ211は、PDFデータの解釈を行う。PSインタプリタ213は、PSデータの解釈を行う。また、PDFインタプリタ211とPSインタプリタ213とはDLビルダ214により中間データであるディスプレイリストを出力する。キャッシュ制御部212は、描画オブジェクトをビットマップイメージ、若しくはディスプレイリストの形式でキャッシュする。PDFインタプリタ211は、PDFデータで描画オブジェクトの再利用が指示された場合は、キャッシュ制御部212と連動して描画オブジェクトの再利用を行う。PPMLのコンテンツとして、PSデータ若しくはPDFデータが指定されている場合は、ジョブ制御部202を介して、PDFインタプリタ211、若しくはPSインタプリタ213が起動される。PSインタプリタ213は、PSデータ中の描画命令を対応するPDFの描画命令に置き換えることによりPDF出力するPDF変換機能をも備える。PSインタプリタ213が、PSデータのPDFデータへの変換を実行する場合は、DLビルダ214によるディスプレイリストの出力は行わない。
図2Cは、ジョブデータユーティリティ207の構成をより詳細に示した図である。プレビューア215は、各種ジョブデータをユーザインターフェース206により表示を行う為に整形するモジュールである。プレビューア215は、液晶パネルの解像度72dpiへの解像度変換と、RGB出力のためのRGB変換と、を行う。また、プレビューア215は、ジョブデータがディスプレイリストである場合は、レンダラ204を用いたビットマップイメージへの変換をジョブ制御部202に指示する。更に、プレビューア215は、ジョブデータがプリントデータである場合は、PDLインタプリタ203、レンダラ204を用いたビットマップイメージへの変換をジョブ制御部202に指示する。プリフライトチェッカ216は、プリントデータのまま保持されたジョブデータの検査、即ちプリフライトチェックを行う。プリンタデータへのフォントの埋め込みや、入力色空間、極細線の有無、オーバプリントの有無等のチェックが主たる検査項目となる。プレビューア215は、ユーザインターフェース206を介して検査指示を受け取り、ユーザインターフェース206により検査結果をフィードバックする。面付け制御217は、ジョブデータに対して、製本面付けやページ集約面付けを実行する。本画像処理装置では、プリフライトチェッカ216によるプリフライトチェックと面付け制御217は、PPMLデータに対しては実行できない。したがって、PPMLデータに対するプリフライトチェックや面付けを実行したい場合は、PPMLデータをPDFデータに一度、変換する必要がある。
次に、PSデータの印刷処理に関して、図3のフローチャートを用いて説明する。
S1001において、データ受信部201がホストコンピュータよりネットワークを介して送信されたPSデータを受信し、ジョブ制御部202に対してジョブ投入通知を行う。そして、ジョブ制御部202は、受信したPSデータをジョブデータ管理部208にスプールする。次にS1002で、ジョブ制御部202は、PSインタプリタ213に対してPSデータの解釈を指示する。PSインタプリタ213は、DLビルダ214と協調してPSデータを解釈し、中間データであるディスプレイリストを生成する。ジョブ制御部202は、生成されたディスプレイリストをジョブデータ管理部208に一時的に保持する。次にS1003にて、ジョブ制御部202は、前記ディスプレイリストをビットマップ化するようにレンダラ204に指示する。レンダラ204は、RIP9を用いて前記ディスプレイリストをビットマップイメージ化する。次にS1004で、ジョブ制御部202は、生成されたビットマップイメージを画像圧伸部11により圧縮し、ジョブデータ管理部208に一時的に保持する。なお、ビットマップ化が終了したディスプレイリストはジョブ制御部202により、ジョブデータ管理部208から削除される。
次に、S1005でジョブ制御部202は、プリンタドライバ205にビットマップイメージのプリントエンジンへの送信を指示する。プリンタドライバ205は、プリンタエンジン15と同期を取りながらビットマップイメージを送信する。また、プリンタドライバ205は、送信する前に画像圧伸部11によりビットマップイメージの伸張処理を行う。プリンタドライバ205は、プリンタエンジン15への送信が終了したビットマップイメージをジョブデータ管理部208から削除する。なお、S1002からS1005までの処理は全ページ分のデータに対する一括処理を行うようにも、ページ毎の逐次処理を行うようにも構成することができる。ページ毎の逐次処理を行うようにした場合、S1002からS1005までの処理はパイプライン化され、各処理は並列実行されるようになる。
次に、PDFデータの印刷処理に関して、図4を用いて説明する。なお、PDFデータの印刷処理のフローチャートは図3のS1002を除いて、PSの印刷フローチャートと同一である。そのため、PDFデータを解釈してディスプレイリストを生成する処理に関してのみ詳細を説明するものとする。
S1101において、PDFインタプリタ211は、次に行う描画がPDFのXObjectによる描画かどうか判定する。Yesであれば、S1102へ進み、PDFインタプリタ211は、前記XObjectがリユーサブル指定されたものかどうか判定する。S1101でNo、又はS1102でNoの場合はS1104へ進み、PDFインタプリタ211は、描画命令を解釈して部分ディスプレイリストを生成する。VDPを意図したPDFではない場合は、常にこの処理が実行される。S1102でYesの場合はS1103へ進み、PDFインタプリタ211は、前記XObjectがキャッシュ済みかどうか判定する。Noの場合はS1105へ進み、PDFインタプリタ211は、描画命令を解釈して部分ディスプレイリストを生成する。そして、S1106へ進み、キャッシュ制御部212は、生成された部分ディスプレイリストをキャッシュする。S1103でYesの場合は、S1107へ進み、キャッシュ制御部212は、キャッシュから対応する部分ディスプレイリストを取り出す。そして、S1108へ進み、PDFインタプリタ211は、部分ディスプレイリストの位置情報を修正する。部分ディスプレイリストは、キャッシュされた時点ではページのどの位置に配置されるか分からない。したがって、実際にキャッシュから取り出して使用するタイミングで位置情報の修正を行う。ここで、部分ディスプレイリストがキャッシュ済みの場合は、部分ディスプレイリストの再生成が不要なため、PDF解釈処理が高速化されるものである。どの処理パスを通ったとしてもS1109へ進み、PDFインタプリタ211は、生成した部分ディスプレイリストをディスプレイリスト本体に追加する。そして、S1110へ進み、PDFインタプリタ211は、全ての描画処理が終了したかどうか判定する。Noの場合は、S1101へ戻り、全ての描画処理が終了するまで、同様の処理を繰り返す。
次に、PPMLからPDF/VTへの変換処理に関して、図5を用いて説明する。また、本画像処理装置におけるPPMLデータの印刷は、PPMLからPDFへの変換処理が入ることを除けば、図3と図4とを用いて説明したPDF印刷と同じである。図4を用いて説明したPDF解釈処理の前にPPMLからPDFへの変換処理が入る。
S1201において、PPMLインタプリタ209は、PPMLデータを解釈して、描画オブジェクトへの参照とページ内におけるレイアウト情報を抽出する。PPMLでは描画オブジェクトはPPML本体と別体とのファイルとして参照され、PS、PDF、若しくはJPEG、TIFFのイメージ形式でジョブ中に格納される。次にS1202へ進み、PPMLインタプリタ209は、抽出した描画オブジェクトがPDFか否か判定する。Yesの場合は、S1203へ進み、PDF生成部210は、PDFの指定されたページを単一のXObjectに変換する。PPMLから参照される描画オブジェクトがPDFの場合は、PDFの指定されたページに単一の描画オブジェクトが含まれる。S1202でNoの場合はS1204へ進み、PPMLインタプリタ209は、更に抽出した描画コンテンツがEPSか否か判定する。EPSはPostScriptの一形式でページの概念を持たない描画オブジェクトを表現するために用いられる。つまり、S1204の処理では、PPMLインタプリタ209は、描画コンテンツが、PS形式のデータの描画オブジェクトか否かを判定する。
S1204でYesの場合はS1205へ進み、PSインタプリタ213はEPSからPDFのXObjectへの変換処理を実行する。つまり、S1205において、PSインタプリタ213は、PS形式のデータの描画オブジェクトを、PDF形式のXObjectへ変換する。EPSからPDFへのXObjectへの変換処理の詳細に関しては後述する。
S1204でNoの場合はS1206へ進み、PDF生成部210は、JPEG、若しくはTIFFのイメージデータからPDFのXObjectへの変換処理を実行する。描画オブジェクトのXObjectへの変換処理が終了した場合、処理は、S1207へ進む。S1207ではPDF生成部210は、現在処理中の描画オブジェクトがPPMLでリユーサブル指定されたものか否かを判定する。Yesの場合はS1208へ進み、PDF生成部210は、生成したXObjectにヒント情報を付与する。このヒント情報によりXObjectがリユーサブルか否かが決定する。S1207でNoの場合は、S1208はスキップして、PDF生成部210は、処理をS1209へ進める。S1209において、PPMLインタプリタ209は、ページ内の全描画オブジェクトの処理が終了したか否か判定する。Noの場合は、S1202へ戻り、次の描画オブジェクトに対して同様の処理を継続して実行する。S1209でYesの場合は、S1210へ進み、PDF生成部210は、レイアウト情報を元にXObjectを統合してページコンテンツを生成する。そして、S1211へ進みPPMLインタプリタ209は、ジョブ内の全ページの処理が終了したか否か判定する。Noの場合は、S1202へ戻り、次のページの描画オブジェクトに対して同様の処理を継続して実行する。S1211でYesの場合は、S1212へ進み、PDF生成部210は、全ページを統合して単一のPDFデータを生成する。
本画像処理装置では図5のS1205に記したEPSからPDFのXObjectへの変換を実行する方法として次の三つの方法を備える。一つ目は、EPSのコマンド記述を対応するPDFの記述に置き換える方法である。二つ目は、EPSを解釈するRIPによりイメージデータを生成し、イメージデータからなるPDFを生成する方法である。三つ目は、EPSを解釈するPSインタプリタにより生成されたディスプレイリストから、部分的にRIP済みのPDFを生成する方法である。
図6を用いて部分RIP済みPDFの元なるディスプレイリストのデータ表現形式に関して、PS/PDFのデータ表現形式と比較して説明する。テキストの場合、PS/PDFでは印字文字列、フォント名、サイズ、位置情報、エンコーディング、色によって表現される。内蔵フォントの場合はフォント名のみが指定されるが、PS/PDFデータにフォントデータそのものを埋め込むことも可能である。これに対して、ディスプレイリストではマスクイメージ、位置情報、色によって表現される。マスクイメージは、各文字の形状を表わす1ビット階調のイメージデータであり、塗るピクセルと背景を残すピクセルを表現するものである。グラフィクス(線)の場合は、PS/PDFでは直線(開始点、終了点)、ベジエ曲線(開始点、制御点、終了点)、色、線幅、終端形状、位置情報で表現される。これに対して、ディスプレイリストでは線を閉領域と考えた場合の外形を表す線分集合、位置情報、色で表現される。即ち、PS/PDFでは線幅、終端形状として表現されていたものが、線の外形で表現され、曲線は複数の線分に分割される。グラフィックス(塗り)の場合は、PS/PDFでは直線(開始点、終了点)、ベジエ曲線(開始点、制御点、終了点)、ワインディングルール、色、位置情報で表現される。これに対して、ディスプレイリストでは塗り領域を閉領域と考えた場合の外形を表す線分集合、位置情報、色で表現される。即ち、グラフィックスの場合は元が線で塗りでも、ディスプレイリストとしては同様の表現が用いられる。次に、イメージの場合は、PS/PDFでは色、ピクセル表現、階調、解像度、圧縮形式が様々な出力デバイス非依存のサンプルデータと位置情報とで表現される。これに対して、ディスプレイリストでは色、ピクセル表現、階調、解像度、圧縮形式が出力デバイスに依存したサンプルデータ、位置情報で表現される。次に、クリップの場合は、PS/PDFでは直線(開始点、終了点)、ベジエ曲線(開始点、制御点、終了点)、位置情報で表現される。これに対して、ディスプレイリストでは線分集合、位置情報で表現される。なお、色と位置情報に関しては、PS/PDF、ディスプレイリストで共通の要素であるが、その詳細は異なる。PS/PDFでの色はCMYK、CIE、RGB、Grayの各種色空間上で表現されるが、ディスプレイリリストではプリンタエンジンに依存した単一の色空間で表現される。また、表現可能な階調数もプリンタエンジンに依存して決まる。PS/PDFでの位置情報は、ユーザ空間を含む任意の座標区間で表現することが可能であるが、ディスプレイリストではデバイスピクセルに依存したデバイス座標区間で表現される。
EPSからPDFのXObjectへの変換方法のうちの一つである、EPSのコマンド記述を対応するPDFの記述に置き換える方法に関して、図7を用いて説明する。
S1301において、PSインタプリタ213は、EPSのバウンディングボックスをXObjectのバウンディングボックスとして出力する。なお、対応するコマンド記述に置き換える方法では、複数の種類が存在するXObjectのうちForm XObjectを使用する。次にS1302へ進み、PSインタプリタ213は、PSパーサによりEPSファイルを解釈してPSコマンドを取り出す。S1303において、PSインタプリタ213は、PSコマンドがPDFのResourceに該当するかどうか判定する。イメージデータ、フォントデータ、色空間指定がResourceに該当する。Yesの場合は、S1305へ進み、PSインタプリタ213は、Form XObjectに付属するResourceとして出力する。S1303でNoの場合は、S1304へ進み、PSインタプリタ213は、PSコマンドがPDFのオペレータに置き換え可能かどうか判定する。Yesの場合は、S1306へ進み、PSインタプリタ213は、Form XObjectのstreamに置き換えたPDFオペレータを出力する。S1304でNoの場合は、S1307へ進み、PSインタプリタ213は、前記PSコマンドに対応した処理を行う。この場合、前記PSコマンドはPSインタプリタ内で消費されるのみであり、Form XObjectへの出力は行われない。最後にS1308へ進み、PSインタプリタ213は、EPSファイルの終端が否か検知する。Noの場合は、S1302へ戻り、PSインタプリタ213は、同様の処理を繰り返す。Yesの場合は、PDF XObjectへの変換を終了する。なお、PSインタプリタ213がコマンド記述を置き換えたPDFを生成するか、ディスプレイリストを生成するかは外部からの指示により切り替え可能である。
EPSからPDFのXObjectへの変換方法のうちの一つである、EPSを解釈するPSインタプリタにより生成されたディスプレイリストから部分的にRIP済みのPDFを生成する方法に関して、図8を用いて説明する。
S1401において、PSインタプリタ213は、EPSのバウンディングボックスをXObjectのバウンディングボックスとして出力する。なお、部分RIP済みのPDFを生成する方法では、複数種類XObjectのうちForm XObjectを使用する。次に、S1402において、PSインタプリタ213は、PSパーサにより、EPSファイルを解釈してPSコマンドを取り出す。次に、S1403において、PSインタプリタ213は、前記PSコマンドが描画を指示するものであるか判定する。Yesの場合は、S1404へ進み、PSインタプリタ213は、前記PSコマンドによる描画命令を図6に示したディスプレイリストの表現形式に変換する。次に、S1405へ進み、PDF生成部210が、ディスプレイリストの表現形式をPDFオペレータに変換する。そして、S1406へ進み、PDF生成部210が、Form XObjectのstreamに変換したPDFオペレータを出力する。S1403でNoの場合は、S1407へ進み、PSインタプリタ213は、前記PSコマンドに対応する処理を実行する。この場合、前記PSコマンドはPSインタプリタ内で消費されるのみであり、Form XObjectへの出力は行われない。最後に、S1308へ進み、PSインタプリタ213は、EPSファイルの終端が否か検知する。Noの場合は、S1402へ戻り、PSインタプリタ213は同様の処理を繰り返す。Yesの場合は、PDF XObjectへの変換を終了する。
EPSからPDFのXObjectへの変換方法のうちの一つである、EPSを解釈するRIPによりイメージデータを生成し、イメージデータを生成する方法に関して、図9を用いて説明する。
S1501において、PSインタプリタ213は、DLビルダ214と協調してPSデータを解釈し、中間データであるディスプレイリストを生成する。ジョブ制御部202は、生成されたディスプレイリストをジョブデータ管理部208に一時的に保持する。次にS1502において、ジョブ制御部202は、前記ディスプレイリストをビットマップ化するようにレンダラ204に指示する。レンダラ204は、RIP9を用いて前記ディスプレイリストをビットマップイメージ化する。次に、S1503で、ジョブ制御部202は、生成されたビットマップイメージを画像圧伸部11により圧縮し、ジョブデータ管理部208に一時的に保持する。なお、ビットマップ化が終了したディスプレイリストはジョブ制御部202により、ジョブデータ管理部208から削除される。次に、S1504でジョブ制御部202は、PDF生成部210にビットマップイメージのPDF化を指示する。PDF生成部210は、ビットマップイメージをPDFのImage XObjectに変換出力する。
ここで、図10を用いて、PSコマンド記述置き換えのPDF、部分RIP済みPDF、RIP済みPDFの違いについて説明する。図10は、各PDFに関して、テキスト、グラフィックス(線)、グラフィックス(塗り)、イメージ、クリップの描画形式に関して整理した図である。PSコマンド記述置き換えのPDF、部分RIP済みPDFでは、上述したようにPDFのForm XObjectに図10に表わした描画形式で描画される。PSコマンド記述置き換えのPDFの各描画形式は、図6のPS/PDFのデータ表現形式と一致するため、詳細の説明は省略する。また、部分RIP済みPDFの各描画形式は、図6のディスプレイリストのデータ表現形式と一致するため、詳細の説明は省略する。RIP済みPDFはEPSファイル全体をレンダリングして単一のラスタイメージを生成し、それをPDFのImage XObjectにより表現したものである。したがって、テキスト、グラフィックス、イメージの各描画要素は出力解像度でレンダリングされたラスタイメージ内の各ピクセルとして表現される。また、クリップはレンダリング後には不要な情報であるため、RIP済みPDFには含まれない。
前述した三つのPDF XObjectへの変換方法の使い分け方法に関して、図11を用いて説明する。図11のフローチャートは図5のS1205をより詳細に説明するものになる。
S1601でPPMLインタプリタ209は、描画オブジェクトの属性の一例であるライフタイム(生存期間)を調べる。PPMLの描画オブジェクトのライフタイムには、ライフタイムが短い順にローカルオブジェクト、Page、Document、DocSet、PPML、Globalの6種類が存在する。ローカルオブジェクト以外の五つはリユーサブルオブジェクトのライフタイムを表わす。なお、ライフタイムは属性として描画オブジェクトに設定されているものとする。次に、S1602において、PPMLインタプリタ209は、描画オブジェクトのライフタイムが第三の閾値の一例であるローカルオブジェクトか否か判定する。Yesの場合(描画オブジェクトのライフタイムが第三の閾値以下の場合)は、S1604へ進み、PSインタプリタ213は、EPSコマンド記述置き換えのPDF XObjectを生成する。ここで、S1604の詳細は図7のフローチャートが該当する。
S1602でNoの場合は、S1603へ進み、PPMLインタプリタ209は、描画オブジェクトがグローバルリユーサブルオブジェクトかどうか判定する。グローバルリユーサブルオブジェクトとは、複数のジョブをまたいで再利用可能なオブジェクトである。前述したPPML描画オブジェクトにおけるライフタイムの種類のうち、第一の閾値の一例であるGlobalが該当する。また、グローバルリユーサブルオブジェクトでない場合は、通常のリユーサブルオブジェクトの場合であり、通常のリユーサブルオブジェクトはジョブ内またはセクション内で再利用可能なオブジェクトである。Noの場合はS1605へ進み、PSインタプリタ213は、部分RIP済みのPDF XObjectを生成する。ここで、S1605の詳細は図8のフローチャートが該当する。
S1603でYesの場合(描画オブジェクトのライフタイムが第一の閾値以上の場合)は、S1606へ進み、PSインタプリタ213等は、RIP済みイメージのPDF XObjectを生成する。ここで、S1606の詳細は図9のフローチャートが該当する。
本実施形態の使い分け方法では、描画オブジェクトのライフタイムが長いほど、ラスタイメージに近い形態に変換するものである。これはライフタイムが長いほど、描画オブジェクトが再利用される確率が高いことに起因する。ラスタイメージに近いほど、その後の処理の高速化が可能となる。但し、全てラスタイメージ化することはデータ容量が肥大化し過ぎるという問題がある。そこで、本実施形態では、出現頻度が高いものをラスタイメージに近い形態に変換することにより、データ容量と処理速度とのバランスを図っている。
なお、本実施形態では、PSコマンド記述置き換えのPDF XObjectと、部分RIP済みPDF XObjectと、RIP済みPD XObjectFと、の三つのPDF XObjectへの変換方法の使い分けを例に説明を行った。しかしながら、二つのPDF XObjectへの変換方法を使い分けるようにしてもよい。
つまり、画像処理装置は、EPSのライフタイムに応じて、PSコマンド記述置き換えのPDF XObjectと、部分RIP済みPDF XObjectと、を使い分けるようにしてもよい。例えば、画像処理装置は、図11のS1602の判定において、yesの場合、S1604に進み、noの場合、S1605に進むようにしてもよい。
また、画像処理装置は、EPSのライフタイムに応じて、PSコマンド記述置き換えのPDF XObjectと、RIP済みPDF XObjectと、を使い分けるようにしてもよい。例えば、画像処理装置は、図11のS1602の判定において、yesの場合、S1604に進み、noの場合、S1606に進むようにしてもよい。
また、画像処理装置は、EPSのライフタイムに応じて、部分RIP済みPDF XObjectと、RIP済みPDF XObjectと、を使い分けるようにしてもよい。例えば、画像処理装置は、図11のS1602の判定を行わず、S1603の判定において、yesの場合、S1606に進み、noの場合、S1605に進むようにしてもよい。
これらの構成とした場合であっても、データサイズ及び処理時間に関して効率的にバリアブルプリントデータに含まれるPS形式のデータをPDF形式のデータに変換することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、主に三種類のEPSからPDFのXObjectへの変換方法の使い分けを描画オブジェクトの属性の一例であるライフタイムを基準に行った。別の方法として、描画オブジェクトの描画エリアの面積に応じて3種類の変換方法を使い分ける方式を、図12を用いて説明する。
図12のフローチャートは図5のS1205をより詳細に説明するものになる。S1701でPPMLインタプリタ209は、描画オブジェクトの描画エリアの面積を計算する。なお、ここで、描画エリアの面積を計算するとしているが、描画エリアの面積が描画オブジェクトの属性として設定されている場合、PPMLインタプリタ209は、前記面積を取得すればよい。また、属性として描画オブジェクトに描画エリアの幅及び高さ等が設定されている場合、PPMLインタプリタ209は、の幅及び高さ等から描画エリアの面積を算出する。
次にS1702において、PPMLインタプリタ209は、計算した面積が第四の閾値の一例であるD1よりも大きいか否か判定する。Yesの場合は、S1702へ進み、PSインタプリタ213は、EPSコマンド記述置き換えのPDF XObjectを生成する。ここで、S1704の詳細は図7のフローチャートが該当する。S1702でNoの場合(描画オブジェクトの描画エリアの面積が第四の閾値以下の場合)は、S1703へ進み、計算した面積が第二の閾値の一例であるD2よりも大きいか否か判定する。ここで、第二の閾値D2は第四の閾値D1よりも小さい値を選択する。Yesの場合はS1705へ進み、PSインタプリタ213は、部分RIP済みのPDF XObjectを生成する。ここで、S1705の詳細は図8のフローチャートが該当する。S1703でNoの場合は(描画オブジェクトの描画エリアの面積が第二の閾値以下の場合)、S1706へ進み、PSインタプリタ213等は、RIP済みイメージのPDF XObjectを生成する。ここで、S1706の詳細は図9のフローチャートが該当する。
本使い分け方法では、描画オブジェクトの面積が小さいほど、ラスタイメージに近い形態に変換するものである。これにより変換後のデータ容量が肥大化することを防げる。
なお、本実施形態では、PSコマンド記述置き換えのPDF XObjectと、部分RIP済みPDF XObjectと、RIP済みPD XObjectFと、の三つのPDF XObjectへの変換方法の使い分けを例に説明を行った。しかしながら、二つのPDF XObjectへの変換方法を使い分けるようにしてもよい。
つまり、画像処理装置は、EPSの描画エリアの面積に応じて、PSコマンド記述置き換えのPDF XObjectと、部分RIP済みPDF XObjectと、を使い分けるようにしてもよい。例えば、画像処理装置は、図12のS1702の判定において、yesの場合、S1704に進み、noの場合、S1705に進むようにしてもよい。
また、画像処理装置は、EPSの描画エリアの面積に応じて、PSコマンド記述置き換えのPDF XObjectと、RIP済みPDF XObjectと、を使い分けるようにしてもよい。例えば、画像処理装置は、図12のS1702の判定において、yesの場合、S1704に進み、noの場合、S1706に進むようにしてもよい。
また、画像処理装置は、EPSの描画エリアの面積に応じて、部分RIP済みPDF XObjectと、RIP済みPDF XObjectと、を使い分けるようにしてもよい。例えば、画像処理装置は、図12のS1702の判定を行わず、S1703の判定において、yesの場合、S1705に進み、noの場合、S1706に進むようにしてもよい。
これらの構成とした場合であっても、データサイズ及び処理時間に関して効率的にバリアブルプリントデータに含まれるPS形式のデータをPDF形式のデータに変換することができる。
更に、実施形態1の描画オブジェクトのライフタイムを基準とした変換方法と組み合わせることもできる。例えば、描画オブジェクトのライフタイムが長い場合でも、描画エリアの面積が大きい場合、画像処理装置は、EPSコマンド記述置き換えのPDF XObjectを生成する方式を選択する。逆に描画オブジェクトのライフタイムが短い場合でも、描画エリアの面積が小さい場合、画像処理装置は、RIP済みイメージのPDF XObjectを生成する方式を選択する。これにより、更にデータ容量と処理速度のバランスが最適化された変換方式を実現することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、PS記述を部分的にRIP済みの形式に変換することにより、データサイズをそれほど肥大化させることなく、適度にラスタイメージに近づけることができる。したがって、変換後データのRIP処理にかかる時間も短縮される。更に、描画オブジェクトとしての生存期間が長いものをラスタイメージ化することにより、トータルの変換効率を更に高めることができる。描画オブジェクトとしての生存期間が長いことは、それだけ再利用される可能性が高いことを意味する。バリアブルデータプリントでは、再利用される描画オブジェクトをRIPした結果をキャッシュすることにより、高速化を図っている。しかしながら、描画オブジェクトが最初に出現した箇所では、必ずRIPする必要があり、該当するページのRIP時間がエンジン速度に間に合わないケースが散見される。しかしながら上述した実施形態で示した手法では、この点も改善され、変換後の印刷がエンジン速度に間に合う可能性が高まる。かといって、上述した実施形態で示した手法では、全ての描画オブジェクトをイメージ化するわけではないので、データサイズも押さえることができる。また、上述した実施形態で示した手法は、エンジン速度に間に合う範囲でRIP処理を残していると考えることもでき、トータルの変換効率が非常に高いといえる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
特許請求の範囲に記載した「部分RIP済みイメージデータ変換手段」による処理の一例は、例えば、上述したS1605、S1705、図8のフローチャートの処理等に対応する。また、特許請求の範囲に記載した「RIP済みイメージデータ変換手段」による処理の一例は、例えば、上述したS1606、S1706、図9のフローチャートの処理等に対応する。また、特許請求の範囲に記載した「変換手段」による処理の一例は、例えば、上述したS1604、S1704、図7のフローチャートの処理等に対応する。また、特許請求の範囲に記載した「選択手段」による処理の一例は、例えば、上述したS1602、S1603、S1702、S1703等に対応する。

Claims (14)

  1. 第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式の部分RIP済みのイメージデータに変換する部分RIP済みイメージデータ変換手段と、
    第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式のRIP済みのイメージデータに変換するRIP済みイメージデータ変換手段と、
    バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトの属性に応じて、第1形式のデータの描画オブジェクトを、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するか、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するかを選択する選択手段と
    を有し、
    前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータである画像処理装置。
  2. 前記描画オブジェクトの属性とは、描画オブジェクトの生存期間であり、
    前記選択手段は、第1形式のデータの描画オブジェクトの生存期間が第1の閾値よりも短い場合、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択し、第1形式のデータの描画オブジェクトの生存期間が第1の閾値以上の場合、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記描画オブジェクトの属性とは、描画オブジェクトの描画エリアの面積であり、
    前記選択手段は、第1形式のデータの描画オブジェクトの描画エリアの面積が第2の閾値より大きい場合、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択し、第1形式のデータの描画オブジェクトの描画エリアの面積が前記第2の閾値以下の場合、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 第1形式のデータの描画オブジェクトを、第1形式のデータのコマンド記述を第2形式のデータのコマンド記述に変換することで第2形式のデータに変換する変換手段を更に有し、
    前記選択手段は、バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトの属性に応じて、第1形式のデータの描画オブジェクトを、前記変換手段で第2形式のデータに変換するか、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するか、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するかを選択する請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記描画オブジェクトの属性とは、描画オブジェクトの生存期間であり、
    前記選択手段は、第1形式のデータの描画オブジェクトの生存期間が第3の閾値以下の場合、前記変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択し、第1形式のデータの描画オブジェクトの生存期間が前記第3の閾値よりも長く、かつ、前記第1の閾値よりも短い場合、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択し、第1形式のデータの描画オブジェクトの生存期間が前記第3の閾値よりも長く、かつ、前記第1の閾値以上の場合、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択する請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記描画オブジェクトの属性とは、描画オブジェクトの描画エリアの面積であり、
    前記選択手段は、第1形式のデータの描画オブジェクトの描画エリアの面積が第4の閾値より大きい場合、前記変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択し、第1形式のデータの描画オブジェクトの描画エリアの面積が前記第4の閾値以下、かつ、前記第2の閾値より大きい場合、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択し、第1形式のデータの描画オブジェクトの描画エリアの面積が前記第4の閾値以下、かつ、前記第2の閾値以下の場合、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のデータに変換すると選択する請求項4記載の画像処理装置。
  7. バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトでないと判定される場合、第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式の部分RIP済みイメージデータ又は第2形式のコマンド記述データに変換し、
    前記判定手段によりバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトであると判定される場合、第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のRIP済みイメージデータに変換する変換手段と、
    を有し、
    前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータである画像処理装置。
  8. 前記第1形式はPS形式であり、前記第2形式はPDF形式である、請求項1乃至7何れか1項記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式の部分RIP済みのイメージデータに変換する部分RIP済みイメージデータ変換ステップと、
    第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式のRIP済みのイメージデータに変換するRIP済みイメージデータ変換ステップと、
    バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトの属性に応じて、第1形式のデータの描画オブジェクトを、前記部分RIP済みイメージデータ変換ステップで第2形式のデータに変換するか、前記RIP済みイメージデータ変換ステップで第2形式のデータに変換するかを選択する選択ステップと、
    を含み、
    前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータである画像処理方法
  10. バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによりバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトでないと判定される場合、第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式の部分RIP済みイメージデータ又は第2形式のコマンド記述データに変換し、
    前記判定ステップによりバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトであると判定される場合、第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のRIP済みイメージデータに変換する変換ステップと、
    を含み、
    前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータである画像処理方法
  11. 前記第1形式はPS形式であり、前記第2形式はPDF形式である、請求項9又は10記載の画像処理方法。
  12. コンピュータを、
    第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式の部分RIP済みのイメージデータに変換する部分RIP済みイメージデータ変換手段と、
    第1形式のデータの描画オブジェクトを、第2形式のRIP済みのイメージデータに変換するRIP済みイメージデータ変換手段と、
    バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトの属性に応じて、第1形式のデータの描画オブジェクトを、前記部分RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するか、前記RIP済みイメージデータ変換手段で第2形式のデータに変換するかを選択する選択手段と、
    して機能させ、
    前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータであるプログラム。
  13. コンピュータを、
    バリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトでないと判定される場合、第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式の部分RIP済みイメージデータ又は第2形式のコマンド記述データに変換し、
    前記判定手段によりバリアブルプリントデータに含まれる第1形式のデータの描画オブジェクトがグローバルリユーザブルオブジェクトであると判定される場合、第1形式のデータの描画オブジェクトを第2形式のRIP済みイメージデータに変換する変換手段と、して機能させ、
    前記RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトのレンダリングにより得られるビットマップデータであるのに対し、前記部分RIP済みイメージデータは、描画オブジェクトの形状、位置情報及び色を含むデータであるプログラム。
  14. 前記第1形式はPS形式であり、前記第2形式はPDF形式である、請求項12又は13記載のプログラム。
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