JP5403455B1 - 連珠状装飾品及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】主芯材11が破損した際の、装飾部材2の飛散を防止するような連珠状装飾品1、又はその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】貫通孔21を有する複数の装飾部材2を、前記貫通孔21に挿入された主芯材11によって連珠状に連ねた装飾品1であって、複数の前記装飾部材2は、前記貫通孔21に更に挿入された予備芯材12によって連珠状に連ねられ、前記予備芯材12の両端には、前記装飾部材2の抜け止め用の係止部13が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、破損時における装飾部材の飛散防止機能を備えた連珠状装飾品、及びその製造方法に関するものである。
宝石や金属などに穴あけ加工して、それらを数珠つなぎにすることで形成された装飾品が一般的に知られている。たとえば真珠のネックレスや、天然石の連珠状ブレスレットなどが挙げられる。
通常、そういった連珠状装飾品は、合成繊維や金属製のワイヤーを芯材として数珠つなぎに形成され、留め具によって装着可能に成されている。片手での装着が余儀なくされるブレスレットの場合、着脱の容易性を高めるため留め具を用いず、ポリウレタンゴムやシリコンゴム等の伸縮性を備えた芯材を採用している場合もある。
さて、連珠状装飾品の芯材が金属疲労や経年劣化等により断線した場合、使用している複数の装飾部材が飛散し、それら装飾部材を紛失してしまう問題が起こる。装飾部材には、天然石や真珠といった高価なものが用いられる場合も多く、一つの部材を紛失しただけでも大きな損失となる。
そのような問題に対処すべく、特許文献1に記載されているような、高い強度を備えた芯材を製造する技術が公開されている。この技術により、既存の装飾品に用いられる芯材よりも、さらに高い強度を持った芯材の提供が可能となり、装飾品が破損する可能性を抑えることが可能となった。
特開2003−79411号
しかし、前記の技術は芯材の断線を完全に防ぐものではなく、金属疲労や経年劣化等により、どうしても断線は起こってしまう。また、芯材の強度を高める対策は、装飾品によって首が絞まる、といった事故にも繋がりうる。装飾品は、身体に装着するものである以上、上記のような対策はあまり好ましいものとは言い難い。
そのため、装飾品によって思わぬ事故が起こらないように、芯材の断線は許容しつつも、装飾部材の紛失は防ぐように装飾品を構成することが必要となってくる。
よって本発明は、芯材が断線した際であっても、装飾部材の飛散を防止するような連珠状装飾品、又はその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、貫通孔を有する複数の装飾部材を、前記貫通孔に挿入された主芯材によって連珠状に連ねた装飾品であって、複数の前記装飾部材は、前記貫通孔に更に挿入された予備芯材によって連珠状に連ねられており、前記予備芯材の両端には、前記装飾部材の抜け止め用の係止部が設けられていることを特徴とする。
このような構成とすることで、主に外力や振動をうける主芯材が断線した場合にも、装飾部材は予備芯材により一つにまとめられているため、飛散、紛失することがなくなる。また、主芯材自体は一般的なものであるため、大きな力が加わった際は断線する。そのため、首が絞まる等の危険性もなくなる。
本発明の好ましい形態では、前記係止部を覆うための隠蔽部材を、更に備えていることを特徴とする。
隠蔽部材を備えていることによって、係止部を隠すことが可能となり、装飾品としてより見栄えの良いものとなる。
本発明の好ましい形態では、前記隠蔽部材は、前記係止部と前記主芯材が挿入された貫通孔を有し、前記貫通孔に挿入された主芯材によって、前記装飾部材と共に連ねられていることを特徴とする。
隠蔽部材が主芯材により、装飾部材とともに連ねられていることで外観をより統一的なものとすることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記装飾部材の一部が、前記隠蔽部材を兼ねていることを特徴とする。
一つの装飾部材の貫通孔を係止部が入るように加工して、その中に係止部を隠すことによって、予備芯材を有する装飾品でありながら、通常の装飾品と遜色のない外観にすることが可能となる。たとえば、真珠のネックレスのように、すべての装飾部材の外観を同じにしたい場合に有効である。
本発明の好ましい形態では、前記隠蔽部材が、前記装飾部材を兼ねていることを特徴とする。
隠蔽部材が装飾部材を兼ねていることにより、装飾性を兼ね備えた隠蔽部材を構成することが可能となる。
また、本発明は装飾品の製造方法であって、複数の装飾部材の貫通孔に主芯材を挿入して、連珠状に連ねる主芯材挿入工程と、複数の装飾部材の貫通孔に予備芯材を挿入して、連珠状に連ねる予備芯材挿入工程と、前記予備芯材の両端に前記装飾部材の抜け止め用の係止部を設ける工程と、を有することを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記予備芯材挿入工程を行った後に、前記係止部を設ける工程を行い、主芯材挿入工程を行うことを特徴とする。
各工程をこのような順序で行うことで、効率的に予備芯材を備えた連珠状装飾品の製造を行うことが可能である。
本発明の好ましい形態では、前記係止部を収容するための貫通孔を有する、隠蔽部材を設ける工程を更に備えることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記係止部を収容するための貫通孔を有する、装飾部材を設ける工程を更に備えることを特徴とする。
本発明を用いることにより、芯材が断線した際であっても、装飾部材の飛散を防止するような連珠状装飾品、及びその製造方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る装飾品を示す図である。 本発明の実施形態1に係る装飾品の隠蔽部材近傍を示す図である。 本発明の実施形態2に係る装飾品を示す図である。 本発明の実施形態2に係る装飾品の、装飾隠蔽部材近傍を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る装飾品の別形態1を示す図である。 本発明の実施形態2に係る装飾品の別形態1における、装飾隠蔽部材近傍を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る装飾品の別形態2を示す図である。 本発明の実施形態2に係る装飾品の別形態2における、隠蔽部材近傍を示す断面図である。 本発明の実施形態3に係る装飾品を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図1ないし図9を参照して説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1について、図1〜図2を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態1に係る、飛散防止機能を備えたネックレスを示す図である。この図において、符号1は装飾品全体を、符号2は装飾部材を、符号3は隠蔽部材を、符号4は結合部を示している。
図1(b)は、図1(a)において、装飾部材2以外の部分を図示したものである。図1(b)、図2において、符号11は主芯材、符号12は予備芯材を、符号13は係止部を示している。また、符号21は装飾部材2に設けられた貫通孔を、符号31は隠蔽部材3に設けられた貫通孔を示している。次いで、これらの詳細を説明する。
装飾品1は、複数の装飾部材2が、その貫通孔21に通された主芯材11により連珠状に連結されることで構成されている。
装飾部材2は、それぞれが貫通孔21を有している。連結された装飾部材2の貫通孔21には、主芯材11の他に、予備芯材12が通されている。予備芯材12の両端に係止部13を設けることによって、装飾部材2が予備芯材12から抜け落ちないように連結されている。予備芯材12に複数の装飾部材2を挿入し、予備芯材12の両端に、装飾部材2が抜け落ち無いような係止部13を設けたものを、装飾部材群とする。
隠蔽部材3は、貫通孔31を有している。この貫通孔31は、貫通孔21よりさらに大きく、係止部13を収容しながら、さらに主芯材11を挿入できる程度の大きさを有する。隠蔽部材3を係止部13に覆い被せるように配置することで、係止部13が装飾品1の外観に影響を与えないように成されている。隠蔽部材3は必ずしも用いられている必要はない。
結合部4は、雄部と雌部をかみ合わせることで、装飾品1を着脱可能にする部材であり、主芯材11を挟み込むことで固定されている。この結合部4は必ずしも用いられている必要はなく、主芯材11の両端を結び合わせる等して結合して、環状の装飾品としてもよい。これはごく一般的に行われている手法である。
本実施形態における装飾品1であるネックレスは、総装飾部材数が多く、重量がある。そのため、主芯材11には、それを支えるための強度を備えたステンレス製ワイヤーを用いている。予備芯材12には、主芯材11が断線して装飾部材群が落下した際に、装飾部材2や予備芯材が破損しないように、柔軟性を備えたポリウレタンゴムを用いている。もちろん他の素材を芯材に用いても構わない。貫通孔21、貫通孔31の大きさによっては、主芯材11、予備芯材12を複数本挿入してもよい。
本実施形態における装飾部材2は、天然石を多面体に加工したもの、およびペンダントトップである。
本実施形態における隠蔽部材3は、金属製の部材であり、係止部13は、芯材が通過可能な大きさの孔を有する可塑性を持つ金属で、一般的につぶし玉と呼ばれるものである。その孔に芯材を通した後、ペンチなどで潰すことで、係止部13を予備芯材12上に固定することができる。固定された係止部13の、予備芯材12と直交する方向の最大径は、抜け落ちを防止するために貫通孔21より大きい必要がある。
装飾部材2が抜け落ちることを防止できれば、係止部13はつぶし玉でなく、予備芯材12を結んだ結び目であっても構わない。結び目を係止部13として用いる際に、接着材を結び目に滴下し、結び目の強度を上げる方法が一般的に行われている。
次いで、本実施形態における装飾品の製造方法を示す。
まず、予備芯材12に必要な数の装飾部材2を通す。その際、予備芯材12の一端には係止部13を前もって装着しておくと、その一端からの装飾部材2の抜け落ちを気にする必要がなくなり、好ましい。装飾部材2をすべて通し終えたら、予備芯材12の両端に係止部13を設け、装飾部材2が抜け落ちないようにする。
係止部13によって、装飾部材2が抜け落ちないような装飾部材群が構成されたなら、次にそれら装飾部材2の貫通孔21に主芯材11を通す。この主芯材11を挿入する工程と、予備芯材12を挿入する工程とは、どちらを先に行っても構わないが、本件に例示した手順が効率的である。
この状態では、装飾部材群の両端に係止部13が露出している。そのため、主芯材11に隠蔽部材3を通し、係止部13の上に被せるように配置する。そして一般的な方法で結合部4を装着し、装飾品1が完成する。
本実施形態では、装飾部材の飛散防止機能を備えたネックレス、及びその製造方法を示した。この装飾品を用いることにより、金属疲労などによって突発的に主芯材11が断線した際も、予備芯材12によって装飾部材2がまとめられているため、装飾部材2が飛散することがなくなる。
既存の、強固な芯材を挿入する方法では、芯材の断線を完全に防ぐことは出来ない。また、芯材を強固にすることにより、首が絞まるといった危険が生じるため、身に着けるものである装飾品において、そのような手法はあまり好ましい対策とはいえない。その点、本発明は装飾部材の飛散、紛失を防止しながら、人体への危険を防ぐことが可能であり、装飾品に適した機能を備えているといえる。
<実施形態2>
図3、図4は、本願発明の実施形態2に係る、飛散防止機能を有するブレスレットを示す図である。図5〜8は、本実施形態の変形例である。なお、これらの図において図1〜2と基本的の同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
本実施形態における装飾品1は、図3に示すブレスレットであって、結合部4を設けず、主芯材11を結び合わせて環状に形成されている。符号4aはその結び目である。本実施形態において、係止部13は、予備芯材12を結び合わせた結び目によって形成されている。
図3(a)に示すように、係止部13を隠すため、隠蔽部材を兼ねた装飾部材である、装飾隠蔽部材2aを2つ用いている。装飾隠蔽部材2aは、外観は他の装飾部材2と変わらないが、装飾隠蔽部材2a近傍の断面図である図4に示すように、貫通孔21の片側を、係止部13を収容可能に拡張した貫通孔21aを有する。
本実施形態の変形例として、図5、図7に示すブレスレットが挙げられる。図5に示すブレスレットには、装飾隠蔽部材2aの代わりに、装飾隠蔽部材2bが1つ用いられている。装飾隠蔽部材2bは、外見は他の装飾部材2と変わらないが、図6に示すように、貫通孔21の両側を、係止部13を収容可能に拡張した貫通孔21bを有する。図7に示すブレスレットは、図5に記載のブレスレットの装飾隠蔽部材2bを、隠蔽部材3で代用したものである。
装飾品1の着脱を容易にするため、主芯材11には伸縮性を備えたポリウレタンゴムを用いている。予備芯材12には、強度の高いステンレス製ワイヤーを用いている。これら芯材の材質は他のものでも構わない。貫通孔21、貫通孔31の大きさによっては、主芯材11、予備芯材12を複数本挿入してもよい。また、結び目4aによって環状に結合するのではなく、結合部4を設けてもよい。
本実施形態では、装飾部材2、装飾隠蔽部材2aとして、球状加工された天然石を用いている。さらに、隠蔽部材3を、装飾目的として装飾部材群に組み込んでいる。また、装飾品1を環状に形成するための、主芯材11の結び目4aを、貫通孔21aに収容することで隠している。結び目4aは、装飾部材群に組み込んだ隠蔽部材3や、装飾部材2、装飾隠蔽部材2aの孔内に収容することで、外部から見えないようにするのが一般的である。
次いで、本実施形態における装飾品の製造方法を示す。
まず、予備芯材12に、必要な数の装飾部材2および隠蔽部材3を、装飾隠蔽部材2aで挟み込むように通す。その際、貫通孔21aの拡張部分を、予備芯材12の端部方向に向けておく。予備芯材12の一端には係止部13を前もって設けておくことで、その一端からの装飾隠蔽部材2a等の抜け落ちを気にする必要がなくなり好ましい。装飾隠蔽部材2a、装飾部材2、および隠蔽部材3を全て通し終えたら、予備芯材12の両端に係止部13を設け、装飾隠蔽部材2a、装飾部材2、および隠蔽部材3が抜け落ちないようにする。
係止部13によって、部材の抜け落ちないような装飾部材群が形成されたなら、次にそれらの貫通孔21a、貫通孔21、貫通孔31に主芯材11を通す。主芯材11と予備芯材12はどちらを先に挿入しても構わないが、予備芯材12を先に挿入し、抜け止めである係止部13を設置してしまう方が、効率的に製造が可能である。
そして、主芯材11を結び合わせて環状にして、結び目4aを貫通孔21a内部に収容するようにずらすことで装飾品1が完成する。結び目4aは、貫通孔21や貫通孔31の内部に隠しても構わない。結び目4aを隠す部材は、外部から結び目4aが見えないような、非透明の材質であることが好ましい。同様の理由から、係止部13を隠す装飾隠蔽部材2aも非透明であることが好ましい。
本実施形態では、装飾部材の飛散防止機能を備えたブレスレット、及びその製造方法を示した。この装飾品を用いることにより、主芯材11が断線した際も、予備芯材12によって装飾部材群がまとめられているため、装飾隠蔽部材2a、装飾部材2、および隠蔽部材3が飛散することがなくなる。
既存の、主芯材を強固なものにする方法では、ブレスレットの着脱容易性などが損なわれる恐れがある。着脱を容易にするためにはポリウレタンゴム等の伸縮性を備えた芯材を用いるのが好ましいが、ポリウレタンゴムはそれほど強度があるものではない。そのため、本発明のようにポリウレタンゴムを使用しながら、装飾部材が飛散しないような構成とすることで、ブレスレットの着脱を容易にしながら、装飾部材の飛散、紛失を防ぐことが可能な装飾品を構成することが可能となる。
また、本実施形態のように装飾隠蔽部材2aを用いることで、主芯材11が断線した際に、実施形態1では飛散してしまっていた、係止部13を隠すための部材も装飾部材群中にまとめることが可能となり、部材の紛失をより抑える効果が期待できる。
<実施形態3>
図9は、本願発明の実施形態3に係る、飛散防止機能を有するストラップを示す図である。なお、これらの図において図1〜8と基本的の同一の構成要素については同一の符号を付してその説明を簡略化する。
本実施形態における装飾品1は、装着部5を有しており、装着部5の形状を変えることで、ピアスやイヤリングを形成することも可能である。また、主芯材11の抜け止めとして、留め金5aを用いている。
本実施形態において、装飾品1の軽量化を図るため、主芯材11にはナイロン製の芯材を用いている。予備芯材12にも同様に、ナイロン製の芯材を用いている。これら芯材の材質は他のものでも構わないが、特にピアスやイヤリングを形成する際は、出来るだけ軽量の芯材、部材を使用することが好ましい。貫通孔21、貫通孔31の大きさによっては、主芯材11、予備芯材12を複数本挿入してもよい。係止部13は、予備芯材12を結び合わせた結び目によって形成されている。装飾部材2として、多面体加工の成された天然石を用いている。また、隠蔽部材3として、金属製の部材を用いている。
次いで、本実施形態における装飾品の製造方法を示す。
まず、予備芯材12に必要な数の装飾部材2を通す。その際、予備芯材12の一端には係止部13を前もって設けておいてもよい。装飾部材2をすべて通し終えたら、予備芯材12の両端に係止部13を設け、装飾部材2が抜け落ちないようにする。
係止部13によって、装飾部材2が飛散しないような装飾部材群が構成されたなら、装飾部材群の両端に隠蔽部材3が配置されるように、装飾部材2の貫通孔21、および隠蔽部材3の貫通孔31に主芯材11を通す。主芯材11の一端には留め金5aが設置されており、一方の隠蔽部材3が抜け落ちないように成されている。主芯材11と予備芯材12のどちらを先に挿入するかはどちらでも構わないが、記載の順番で作業するのが効率的であり、好ましい。
隠蔽部材3を、係止部13の上に被せるように配置する。残りの主芯材11を用いて装着部5を設置することで、装飾品1が完成する。
本実施形態では、装飾部材の飛散防止機能を備えたストラップ、及びその製造方法を示した。この装飾品を用いることにより、主芯材11が断線した際も、予備芯材12によって装飾部材2がまとめられているため、装飾部材2が飛散することがなくなる。
本発明を用いることで、芯材が断線した際に、装飾部材の飛散を防止する機能を備えた装飾品を形成することが可能となる。特別な部材を用いる必要はなく、一般的な物品と、簡単な加工によって構成されているため、非常に容易に実施が可能である。
1 装飾品
11 主芯材
12 予備芯材
13 係止部
2 装飾部材
2a 装飾隠蔽部材(一端加工)
2b 装飾隠蔽部材(両端加工)
21 貫通孔(装飾部材)
21a 貫通孔(一端加工の装飾隠蔽部材)
21b 貫通孔(両端加工の装飾隠蔽部材)
3 隠蔽部材
31 貫通孔(隠蔽部材)
4 結合部
4a 結び目
5 装着部
5a 留め金

Claims (9)

  1. 貫通孔を有する複数の装飾部材を、前記貫通孔に挿入された主芯材によって連珠状に連ねた装飾品であって、
    前記複数の装飾部材は、前記貫通孔に更に挿入された予備芯材によって連珠状に連ねられ、
    前記予備芯材の両端には、前記装飾部材の抜け止め用の係止部が設けられていることを特徴とする装飾品。
  2. 前記係止部を覆うための隠蔽部材を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の装飾品。
  3. 前記隠蔽部材は、前記係止部と前記主芯材とが挿入された貫通孔を有し、前記貫通孔に挿入された主芯材によって、前記装飾部材と共に連ねられていることを特徴とする請求項2に記載の装飾品。
  4. 前記装飾部材の一部が、前記隠蔽部材を兼ねていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の装飾品。
  5. 前記隠蔽部材が、前記装飾部材を兼ねていることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の装飾品。
  6. 複数の装飾部材の貫通孔に主芯材を挿入して、連珠状に連ねる主芯材挿入工程と、複数の装飾部材の貫通孔に予備芯材を挿入して、連珠状に連ねる予備芯材挿入工程と、前記予備芯材の両端に前記装飾部材の抜け止め用の係止部を設ける工程と、を有することを特徴とする装飾品の製造方法。
  7. 前記予備芯材挿入工程を行った後に、前記係止部を設ける工程を行い、主芯材挿入工程を行うことを特徴とする請求項6に記載の装飾品の製造方法。
  8. 前記係止部を収容するための貫通孔を有する、隠蔽部材を設ける工程を更に備えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の装飾品の製造方法。
  9. 前記係止部を収容するための貫通孔を有する、装飾部材を設ける工程を更に備えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の装飾品の製造方法。

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