JP5402086B2 - 省エネルギー支援装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、エネルギーの消費量を監視する省エネルギー支援装置、及びプログラムに関する。
近年では、消費エネルギー量を監視し、消費エネルギー量をより抑えるための管理を実施することが提案されている。
一般に、省エネルギー支援装置は、電気、ガス、水道などを使用する機器やこの機器を有する部門などの消費エネルギー量を取得し、この取得した消費エネルギー量の統計などを表示することで省エネルギーを促すように構成されている(例えば、特許文献1を参照)。この特許文献1に記載されたエネルギー管理システムは、電気、ガス、水道などのエネルギーの消費量を計測して表示するとともに、計測した過去の消費エネルギー量から目標値を設定して、この目標値に対する実際の消費エネルギー量の度合いを算出して省エネ達成度を表示するように構成している。
また、特許文献2に記載されたエネルギー管理システムは、分割された複数のエリアに配置したセンサから取得した温度などの状態情報を基に、各エリアに配置された設備機器を制御するようにし、消費エネルギー量を抑制するようにしている。
このような従来の省エネルギー活動の取組みは、主に商業施設の売場に設置されるショーケースや空調機を制御して実施されているものが多い。
特開2007−72842号公報 特開2007−162982号公報
一方、売場とは別に調理部門が配置されるスーパーマーケットなどでは、調理部門にて調理された食品が販売されている。近年、このような調理部門には厨房機器が多数導入され、調理部門の消費エネルギー量が店舗全体の消費エネルギー量に対して大きな割合を占めるようになってきており、調理部門における省エネルギー活動の取組みが大きく望まれてきている。
このような中、調理部門における消費エネルギー量は、外気温などの周辺環境の影響よりも集客状況による影響の方が大きいため、調理部門における省エネルギー活動の成果を正確に把握することが困難という問題があり、現状、このような問題を解決する提案は推進されていない。
すなわち、調理部門の消費エネルギー量は、集客状況により大きく増減する特性であるため、このような特性の消費エネルギー量の増減を単に観測しても省エネルギー活動を正しく実施したとは限らず、エネルギーを無駄なく消費したかを正確に知ることは困難である。
これに対して、上述の特許文献1に記載の従来のエネルギー管理システムは、過去の消費エネルギー量から目標値を設定して、この目標値に対して省エネルギー活動の進退を表示するものである。これは、目標値の基となる消費エネルギー量が省エネルギー活動の取組み指針から外れた場合には、これに追従して目標値も省エネルギー活動の取組み指針から外れる可能性が大きい。こうなると、目標値が本当に正しいものであるか解らないため、省エネルギー活動を正しく実施できたか否か不明となる欠点があった。
また、特許文献2に記載の従来のエネルギー管理システムは、エリアの状態情報(周辺環境情報)を基に、エリアに配置された設備機器を制御するものであるので、集客状況に影響される調理部門の省エネルギー活動の取組みが正常に実施されたか否かを把握することは難しい。
本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、その目的は、スーパーマーケットなどに配置された調理部門の省エネルギー活動が正常に実施されたかを通知することが可能な省エネルギー支援装置、消費エネルギー量の理論値算出方法、消費エネルギー量の判定方法、およびこれらを実現するプログラムを提供することにある。
上述した目的を達成するため本発明の請求項1に係る省エネルギー支援装置は、複数のエネルギー消費部門が所定の期間に消費したエネルギー量である実績値をエネルギー消費部門毎に取得する消費エネルギー取得手段と、この消費エネルギー取得手段により取得された自部門の実績値と他部門の実績値とを関連付けする関連付手段と、この関連付手段が関連付けした自部門の実績値と他部門の実績値との相関関係を示す相関式に他部門の実績値を代入して自部門の理論値を算出する理論値算出手段と、この理論値算出手段によって算出された理論値と自部門の実績値との差を算出する誤差算出手段と、該誤差算出手段によって算出された差分値が、所定の閾値範囲内にあるか否かを判定する消費エネルギー量判定手段と、この消費エネルギー量判定手段による判定結果を出力する相関結果出力手段を備える
関連付手段は、最小二乗法によって自部門の実績値と他部門の実績値とを関連付ける。
本発明のプログラムは、自部門と他部門が所定の期間に消費した消費エネルギー量である実績値をそれぞれ取得する機能と、この取得された自部門の実績値と他部門の実績値とを最小二乗法によって関連付けする機能と、該関連付けされた自部門の実績値と他部門の実績値との相関関係を示す相関式に他部門の実績値を代入して自部門の理論値を算出する機能と、理論値と自部門の実績値との差を算出する機能と、該算出された差分値が所定の閾値範囲内にあるか否かを判定し、判定結果を出力する機能をコンピュータで実現する。
上述した目的を達成するため本発明の請求項4に係る省エネルギー支援装置は、複数のエネルギー消費部門が所定の期間に消費したエネルギー量である実績値をエネルギー消費部門毎に取得する消費エネルギー取得手段と、この消費エネルギー取得手段により取得された自部門の実績値と複数の他部門のそれぞれの実績値とを関連付けする関連付手段と、この関連付手段が関連付けした自部門の実績値と複数の他部門のそれぞれの実績値との相関関係を示すそれぞれの相関式に他部門の実績値をそれぞれ代入して自部門の複数の仮の理論値を求めて該複数の仮の理論値の平均値を算出する理論値算出手段と、平均値と自部門の実績値との差を算出する誤差算出手段と、該誤差算出手段によって算出された差分値が、所定の閾値範囲内にあるか否かを判定する消費エネルギー量判定手段と、この消費エネルギー量判定手段による判定結果を出力する相関結果出力手段を備える。
本発明の請求項1に係る構成によれば、所定の期間に消費したエネルギー量である実績値をエネルギー消費部門毎に取得し、取得した実績値の相関関係を示す相関式を用いて、自部門の理論値を算出する省エネルギー支援装置が提供される。
そして、本発明の請求項1に係る省エネルギー支援装置は、理論値と実績値との差分値が所定の閾値範囲内にあるか否かを判定して、判定結果を出力する構成としたので、部門毎の消費エネルギー量を取込むことのみで、エネルギー消費部門毎の省エネルギー活動が正常に実施されたかを容易に通知することができる。
言い換えれば、請求項1に係る計測装置は、エネルギー消費部門毎の消費エネルギー量を取得するのみで、エネルギー消費部門毎のエネルギーの消費状況に異常があったかを通知できる。
また、本発明によれば、一般的に広く知られた最小二乗法にて実績値を関連付けするので、特殊な計算を必要としない簡単なプログラムにて関連付手段を実現できる。
また、本発明によれば、所定の期間に消費したエネルギー量である実績値をエネルギー消費部門毎に取得し、取得した実績値の相関関係を示す相関式を用いて、自部門の理論値を算出するようにした。すなわち、理論値算出対象部門の理論値は、関連付けした他部門の実績値から算出されるので、理論値算出対象部門の消費エネルギー量の変動に影響されない理論値を算出することができる。従って、本発明では、高信頼な理論値を求めることができる。
また、理論値と実績値との差が所定の閾値の範囲内であるか否かを判定するようにしたので、消費エネルギー量が省エネルギー活動の取組みに沿って正常に消費されたか否かを正確に判定することができる。
また、本発明によれば、複数のエネルギー消費部門が所定の期間に消費した消費エネルギー量である実績値をエネルギー消費部門毎に算出する機能、この算出されたエネルギー消費部門毎の実績値を関連付けする機能、この関連付けのもと実績値に対応する理論値を算出する機能、この理論値と実績値との差分値を算出する機能、そして、この差分値が所定の閾値範囲内にあるか否かを判定する機能を実現させるためのプログラムをパーソナルコンピュータなどにインストールすることにより、特殊なコンピュータを使用せずに設備機器の消費エネルギー量を監視する省エネルギー支援装置を提供することができる。
また、本発明によれば、本発明のプログラムを記憶した媒体が提供できるため、エンドユーザが所有するパーソナルコンピュータなどへの展開が容易になる。
また、本発明によれば、所定の期間に消費したエネルギー量である実績値をエネルギー消費部門毎に取得し、取得した実績値の相関関係を示す相関式を用いて、自部門と複数の他部門とのそれぞれの理論値(仮の理論値)を算出し、これら仮の理論値の平均値を算出する省エネルギー支援装置が提供される。
そして、本発明は、算出された平均値と実績値との差分値が所定の閾値範囲内にあるか否かを判定して、この判定結果を出力する構成としたので、部門毎の消費エネルギー量を取込むことのみで、個々のエネルギー消費部門の消費エネルギー量の変動に影響されない更に高信頼な省エネルギー支援装置を提供することができる。
また、本発明によれば、バックヤードに配置された部門の消費エネルギー量の統計値を算出し、この統計値を基に消費エネルギー量の正常範囲を算出する。そして、正常範囲を算出した後の所定期間に消費された最新の消費エネルギー量が正常範囲内にあるか否かを判定する構成にした。このようにすることによって、本発明は、バックヤードに配置された部門の消費エネルギー量を取得することのみでその部門の消費エネルギー量が省エネルギー活動に沿った消費であるか否かを判定する省エネルギー支援装置を提供することができる。
本発明に係る省エネルギー支援装置の構成を示す内部構成図である。 本発明に従って省エネルギー支援装置が実行する処理を示すフロー図である。 本発明の実施例1に従ってエネルギー相関分析部が実行する処理を示すフロー図である。 本発明に従ってデータベースが保持した消費エネルギー量の情報を示すブロック図である。 本発明に従って機器の構成を設定する例を示す画面図とその設定情報を示すブロック図である。 本発明に従って分析データを選択する例を示す画面図とその選択情報を示すブロック図である。 本発明に従ってデータベースが保持した分析結果の情報を示すブロック図である。 本発明に従って消費エネルギー量の異常を出力する例を示す画面図である。 本発明に従って部門の組合せを示すブロック図である。 本発明の実施例2に従ってエネルギー相関分析部が実行する処理を示すフロー図である。 本発明の実施例3係る省エネルギー支援装置の構成を示す内部構成図である。 本発明の実施例3に従って省エネルギー支援装置が実行する処理を示すフロー図である。 本発明の実施例3に従ってデータベースが保持した消費エネルギー量の情報を示すブロック図である。 本発明の実施例3に従って統計対象とする積算値を選択する例を示す画面図である。 本発明の実施例3に従ってデータベースが保持した統計値の情報を示すブロック図である。 本発明の実施例3に従って正常範囲を算出する例を示す画面図である。 本発明の実施例3に従ってデータベースが保持した正常範囲の情報を示すブロック図である。 本発明の実施例3に従って正常範囲を表示する例を示す画面図である。 本発明の実施例3に従って消費エネルギー量とその異常を出力する例を示す画面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図1〜図19の図面を基に説明する。尚、これらの図面は本発明の一実施形態を説明するための図面であって、これらの図面によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る省エネルギー支援装置の内部構成図である。図1において、110はスーパーマーケットなどの調理スペースであり、110a,110b,110c,110nは、食品の種類毎(例えば惣菜、パン、精肉など)に調理する調理スペース110内に配置された個別調理部門である。120は、調理スペース110の消費エネルギー量を測定するためのセンサであり、このセンサはセンサ120a,センサ120b,センサ120c,センサ120nなどのように個別調理部門毎に設置されている。
100は本発明の省エネルギー支援装置であり、101は、個別調理部門毎に配置されたセンサ120を介して所定の期間に消費したエネルギー量(実績値)を個別調理部門毎に取得する消費エネルギー取得手段である。
データベース102は、消費エネルギー取得手段101が取得した個別調理部門毎の消費エネルギー量を保持する記憶手段である。データベース103は、後述のエネルギー相関分析部105が算出して得た相関分析結果を保持する記憶手段である。104は相関分析結果などをディスプレイなどに出力する相関結果出力手段である。106は、後述のエネルギー相関分析部105が実績値を相関分析するためのパラメータや調理部門が備える機器の構成を設定する操作設定部である。そして、データベース107は、操作設定部106によって設定された設定情報を保持する記憶手段である。
さて、本発明の省エネルギー支援装置100が備えるエネルギー相関分析部105は、消費エネルギー取得手段101によって取得された個別調理部門毎の消費エネルギー量(実績値)を、最小二乗法により関連付けした相関式を求める関連付手段105aと、この関連付手段105aによる関連付け(相関式)のもと、前述実績値からこの実績値に対応する理論値を算出する理論値算出手段105bとを備える。
また、エネルギー相関分析部105は、理論値算出手段105bによって算出された理論値とこの理論値に対応する実績値との差分値を算出する誤差算出手段105cと、この誤差算出手段105cによって算出された差分値が、所定の閾値範囲内にあるか否かを判定する消費エネルギー量判定手段105dとを備える。
このように、エネルギー相関分析部105は、関連付け手段105a、理論値算出手段105b、誤差算出手段105c、消費エネルギー量判定手段105dを用いて実績値を相関分析する。
更にエネルギー相関分析部105は、操作設定部106による設定の基、所定の実績値を抽出する実績値抽出手段105e備え、関連付け手段105aが関連付けする実績値を選定できるようになっている。
これら関連付手段105a、理論値算出手段105b、そして、誤差算出手段105c、消費エネルギー量判定手段105d、および実績値抽出手段105eは、いずれも省エネルギー支援装置100が備えるプログラム記憶手段(不図示)に保持されたエネルギー相関分析部105が実行するプログラムである。
また、省エネルギー支援装置100はパーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータにて実現することができる。この場合、関連付手段105a、理論値算出手段105b、そして、誤差算出手段105c、消費エネルギー量判定手段105d、および実績値抽出手段105eは、コンパクトディスク(Compact Disk (商標))などの記憶媒体に保持され、パーソナルコンピュータのアプリケーションプログラムとしてパーソナルコンピュータの記憶装置などにインストールされる。そして、これらプログラムは、パーソナルコンピュータのオペレーションシステムなどの制御のもとで機能する。
そして、エネルギー相関分析部105は、不図示の部門組合せ展開手段を備える。部門組合せ展開手段は、エネルギー相関分析部105が相関分析する互いの個別調理部門を参照するための部門組合せをテーブル(図9)に展開するものである。部門組合せ展開手段は、データベース102(図4)の項目にあたる調理部門欄を参照し、分析対象の個別調理部門を知る。そして、個別調理部門を互いに(対に)対応付ける部門組合せテーブル(図9)をデータベース107に退避する。
概略的には上述したように構成された本発明の実施例に係る省エネルギー支援装置100が特徴とするところは、複数のエネルギー消費部門の消費エネルギー量(実績値)をそれぞれ算出し、この実績値を用いて関連付けして、実績値に対応する理論値を算出する。この理論値と実績値との差分値を求め、この差分値が所定の誤差範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果を出力することによりエネルギー消費部門の省エネルギー活動が異常であったかを通知する点にある。
このような特徴を備えた本発明の実施例に係る省エネルギー支援装置の動作について、より詳細に説明する。
尚、この実施例にて記載する理論値は、データの関連性を示す方法として広く一般的に知られた最小二乗法により導き出された相関式に、実績値を代入して計算し得たものである。そして、この実施例にて記載する自部門とは理論値算出対象の部門を指し、他部門とは自部門に関連付けされた部門を指す。
本発明の実施例に係る省エネルギー支援装置100は、エネルギー相関分析部105がデータベース102に保持された個別調理部門毎の消費エネルギー量(実績値)を参照し、最小二乗法によって実績値を関連付けする相関式を求める。この後、エネルギー相関分析部105は、関連付けされた他部門の実績値を相関式に代入して自部門の実績値に対応する理論値を算出し、この理論値と実績値との差分値を求め、実績値と理論値、および差分値を対応付けてデータベース103に退避する。そして、省エネルギー支援装置100は、この差分値が所定の範囲内にあるか否かを判定してその判定結果を出力するように構成している。
さて、図2は、本発明の実施例に係る省エネルギー支援装置100の動作の流れを説明するフローチャートである。
図2において、S201は、省エネルギー支援装置100が省エネルギー支援装置100を操作するオペレータに向けて、調理部門110に設置された機器の構成に変更が生じたか否かの入力を促す処理である。この処理は、操作設定部106が機器構成の変更の入力を促す画面をディスプレイなどに表示して達成される。この画面に応答してオペレータが機器構成を更新しない(S201 No)としたとき、省エネルギー支援装置100は、S204へと進み、オペレータが機器構成を更新するとしたとき、省エネルギー支援装置100は、S202に進む。
S202は、調理部門110に設置された機器の構成を設定する設定画面(図5a)を表示する処理である。オペレータは、この設定画面の設定項目である「フラグ設定年月日」、「設定フラグ」、および「フラグ設定理由」を入力した後、この設定画面の保存ボタンをクリックすることによって、これら設定情報を図5(b)に示す構成定義テーブルとしてデータベース107に保存する。保存された構成定義テーブルは、この後に説明の消費エネルギー取得手段101が消費エネルギー量の実績値をデータベース102に転送する際、機器構成を示すフラグ情報を付加するために参照される。
ここで、図5を参照しながら機器構成の設定項目を説明する。図5は、本発明の実施例に係る操作設定部106が備える部門構成設定手段106aの実施形態を示す一例である。図5(a)は、省エネルギー支援装置100が備える表示ディスプレイなどに表示された調理部門110に設置される機器構成を設定する画面である。
図5の「フラグ設定理由」は、調理部門に設置する機器の構成を変更したり、新たな機器を追加したときに、機器構成に変化が生じたときの理由や機器のメーカ名および型式などを記録する項目である。また、「設定フラグ」はフラグ設定理由に対応して、その機器構成に番号を付する項目である。そして、「フラグ設定年月日」は、機器構成を変更した年月日を記録する項目である。
処理はS203へと進むが、S203は、省エネルギー支援装置100が個別調理部門毎の消費エネルギー量を取得するステップである。S203において、消費エネルギー取得手段101は、個別調理部門毎に配置されたセンサ120を介して個別調理部門毎に消費エネルギー量を取得し、この取得した消費エネルギー量を所定期間(例えば1日)の累積データ(実績値)とする。そして、消費エネルギー取得手段101は、この算出した実績値に実績値を取得した年月日などのタイムインデックス情報および前述機器構成を示すフラグ情報を付加して、データベース102に転送する。この転送されたデータは、図4に示す形態にて保存される。
ここで図4を参照しながらデータベース102の形態を説明する。図4は、本発明の実施例に係る省エネルギー支援装置100のデータベース102に保持された情報を示す図である。図4において、このデータベースは、消費エネルギー取得手段101が個別調理部門毎に設置されたセンサ(120a,120b,120c,120n)を介して2007年4月20日以降の1日毎に取得した電気消費エネルギー量(実績値)と、この実績値を取得した年月日などのタイムインデックス情報および前述データベース107に保存された機器の構成情報であるフラグ情報が対応付けられて保持されたものである。
尚、図4の例の場合、データベースは4部門を対象に展開されているが、この展開は、消費エネルギー取得手段101が消費エネルギー取得手段101に接続されたセンサ数を知ることによりデータベースに展開することで達成され、また、タイムインデックスの付加処理は、消費エネルギー取得手段101が不図示のカレンダー情報などを参照してタイムインデックス情報を付加するにより達成することができる。
さて、処理はS204進む。S204は、省エネルギー支援装置100がオペレータに向けて、取得した調理部門毎の消費エネルギー量の相関分析をするか否かを促す処理である。この処理に対応してオペレータが相関分析しない(S204 No)としたとき、省エネルギー支援装置100は、S208の処理へと進む。オペレータが相関分析するとしたとき、省エネルギー支援装置100は、S205の処理に進む。
S205の処理は、相関分析の対象の実績値をオペレータが選択するための画面を表示する処理である(図6a)。また、S205の処理は、オペレータが容易に実績値を選択できるように、データベース102に保持されたデータ(すなわち、図4のデータベース)を設定画面(図6a)の下部に表示するようにしている。
図6においてオペレータは、この設定画面の設定項目である「設定フラグを使用」もしくは「データ取得年を使用」のどちらかのラジオボタンおよびそれぞれのパラメータを設定し、この設定画面の保存ボタンをクリックすることによって、これら設定情報を「項目」、「パラメータ」、「設定情報」を項目とした実績値選択テーブルとしてデータベース107に保存する(図6(b))。この図6(b)の「設定情報」欄には、図6(a)の設定画面における選択項目のラジオボタンの設定に対応して「選択」が付される。
そして、エネルギー相関分析部105は、実績値選択テーブル(図6(b))を参照して、このテーブル情報の設定情報である「選択」が付されたパラメータに該当する実績値をデータベース102から個別調理部門毎に抽出する。
図6の例の場合オペレータは、設定フラグ01を選択しており、エネルギー相関分析部105は、データベース102の設定フラグ欄が「01」である店舗開店時の機器構成にて定められる実績値を抽出する。同様、オペレータがデータ取得年のラジオボタンを設定すれば、そのパラメータに2007年が設定されているので、エネルギー相関分析部105は、データベース102のデータ取得年欄が2007年である実績値を抽出する。
このように各種設定が成された後に、処理はS206に進む。S206の処理は、本発明の主要な動作であるので、後に図3を基に詳細に説明するが、概略処理は以下の通りである。S206において省エネルギー支援装置100は、前述抽出された実績値を参照し、この実績値を最小二乗法によりその相関式を求め、求めた相関式に関連付けした他方の実績値を代入して理論値を算出する。この処理は、図9の部門組合せテーブルのパラメータ欄が示す互いの部門全てを対象に実施する。
さて、相関分析処理(S206)を終了した省エネルギー支援装置100は、S207に進む。S207において省エネルギー支援装置100は、S206にて相関分析した分析結果をデータベース103に転送する。このデータベース103は、「データ選択方法」、「選択条件」を共通項目とし、「分析対象」、「相関式」、そして「相関計算結果」を個別項目としたデータベース(図7)である。
ここで、図7を参照しながら各項目を説明する。「データ選択方法」欄は、図6(b)に示す実績値選択テーブルの「項目」欄の情報を反映する領域である。また、「選択条件」欄は、同様図6(b)の実績値選択テーブルの「パラメータ」欄の情報を反映する領域である。この例の場合、実績値選択テーブルにて「設定フラグ」および「01」が選択されているので、図7の「データ選択方法」欄には「設定フラグ」が、「選択条件」欄には「01」が反映される。
同様、図7の「分析対象」欄は、相関分析した個別調理部門名を反映する領域である。そして、「相関式」欄は、関連付け手段105aが個別調理部門の実績値を用いて関連付けた相関式を反映する領域である。「相関計算結果」は、個別調理部門の実績値、そして、理論値算出対象部門の理論値、およびこの理論値に対応する実績値との誤差を百分率(%)換算した誤差値を反映する領域である。
そして、これら個別項目は、分析対象の部門全ての結果が順次反映されるようになっている。
処理はS208に進み、省エネルギー支援装置100は、取得した消費エネルギー量の消費が正常な消費であったか否かを判定する。S208において消費エネルギー量判定手段105dは、データベース103を参照し、データベース103に保持された誤差値(図7参照)と後述図8にて説明する閾値を比較し、誤差値が閾値内にあるか否かを判定する。そして、誤差値が閾値範囲外であったならば、相関結果出力手段104は、その結果をディスプレイなどに異常出力(表示)する。勿論、誤差値が閾値範囲内であったならば相関結果出力手段104は、正常結果をディスプレイなどに出力(表示)する。
ここで図8を参照しながら消費エネルギー量の判定結果の表示画面の説明をする。この画面は調理部門aの実績値と調理部門bの実績値との関連付けのもと、2008年10月30日の調理部門bの消費エネルギー量を閾値6%に設定して判定した結果の表示画面である。調理部門bの理論値214.26[kWh]は、調理部門aの実績値と調理部門b実績値とを最小二乗法による関連付けのもと求められた相関式(後述の調理部門b=0.300×調理部門a+149.06)に調理部門aの実績値217.33[kWh]を代入して得られた値である。
この例の場合、調理部門bの理論値と調理部門bの実績値との誤差値は−10.7%であり、この誤差値の絶対値は、閾値6%に対して上回っていることが解る。このように、閾値を外れる誤差値を算出した省エネルギー支援装置100は、判定欄に「異常」を表示すると共に、グラフ表示ボタンがオペレータによりクリック操作されることによって2008年10月30日の調理部門bの実績値を相関図上にプロットする(A点)。
さて、本発明の主要な処理である相関分析処理(S206)について、図3を参照しながら詳細に説明する。図3は、本発明の実施例に係る省エネルギー支援装置100が備えるエネルギー相関分析部105の詳細な動作を説明するフローチャートである。S301において、エネルギー相関分析部105は、実績値選択テーブル(図6(b))を参照し、このテーブルの「設定情報」欄の選択が付されたパラメータに対応する実績値をデータベース102から個別部門毎に抽出する(実績値抽出手段)。この例の場合、実績値抽出手段105eは、データベース102に保持されたデータベース(図4)の「設定フラグ」欄が「01」の実績値を個別部門毎に抽出し、不図示の作業領域に退避する。
ここで、分析データ選択手段105eが抽出した実績値を抽出実績値と定義する。
エネルギー相関分析部105はS302に進み、部門組合せテーブル(図9)を参照し、このテーブルのパラメータ欄に示された対の部門の抽出実績値を最小二乗法によって関連付けした相関式を求める(関連付け手段)。この最小二乗法による関連付けは、測定して得られた数値の組を、線形関数などの関数を用いて近似化する方法として、広く一般に知られたものである。この例の場合、調理部門bと調理部門a、調理部門cと調理部門a、調理部門nと調理部門aを関連付して以下の相関式1〜相関式3が得られたこととする。(相関式1,2,3に示す調理部門aは、調理部門aの実績値を指す。)

調理部門b(理論値)=0.300×調理部門a+149.06・・・・相関式1
調理部門c(理論値)=0.100×調理部門a+20.17・・・・・相関式2
調理部門n(理論値)=0.320×調理部門a+15.33・・・・・相関式3

さて、処理はS303に進み、エネルギー相関分析部105は、関連付け手段105aにて求めた相関式を基に、抽出実績値に対応する理論値を算出する(理論値算出手段)。S303において、理論値算出手段105bは、理論値算出対象の個別調理部門の理論値を求めるために、理論値算出対象の個別調理部門に関連付けした他方の個別調理部門の抽出実績値を相関式へ代入して理論値を算出する。
すなわち、理論値算出対象の個別調理部門(自部門)の理論値は、理論値算出対象の個別調理部門(自部門)に関連付けした他部門の実績値が相関式に代入されることによって求まる。(この例の場合、調理部門a以外の他調理部門の理論値は調理部門aの実績値を基準としてそれぞれ算出される。)
図4に示す2007年4月20日の実績値を例とした場合、2007年4月20日の調理部門aの実績値は、221.01[kwh]である。理論値算出手段105bは、上記相関式(相関式1,2,3)に2007年4月20日の調理部門aの実績値(221.01[kwh])を代入することにより、2007年4月20日における調理部門b、調理部門c、調理部門nの消費エネルギー量の理論値をそれぞれ算出する。
従って、2007年4月20日の調理部門b、調理部門c、調理部門nのそれぞれ理論値は、調理部門bの理論値=215.33[kwh]、調理部門cの理論値=42.27[kwh]、調理部門nの理論値=83.49[kwh]となる。
理論値を算出したエネルギー相関分析部105は、S304に進み、S303にて求めた理論値とこの理論値に対応する実績値との差分値を算出する(誤差算出手段)。
図4に示す2007年4月20日の実績値を例とした場合の調理部門bの誤差値の求め方を説明する。誤差算出手段105cは、調理部門bの理論値から調理部門bの実績値を引いて誤差値を算出する。従って、2007年4月20日の調理部門bの理論値に対応する実績値は、211.67[kwh]であるので、2007年4月20日の調理部門bの理論値と、この理論値に対応する実績値との差分値は、215.33[kwh]−211.67[kwh]=3.66[kwh]である。そして、この差分値は、2007年4月20日の調理部門bの実績値に対して約1.73%である。
同様、2007年4月20日の調理部門cの理論値とこの理論値に対応する実績値との差分値は、42.27[kwh]−40.66[kwh]=1.61[kwh]であり、2007年4月20日の調理部門cの実績値に対して約3.96%である。
すなわち、エネルギー相関分析部105は、(個別調理部門の実績値を最小二乗法によって関連付した)相関式に(理論値算出対象の個別調理部門に関連付けした)他方の個別調理部門の実績値を代入して得られた理論値と(理論値算出対象の個別調理部門の)実績値との差を求めることによって差分値を得る。
誤差を算出したエネルギー相関分析部105の処理は、S305へと進む。S305において、エネルギー相関分析部105は、S302〜S304の処理を図9の部門組合せテーブルのパラメータ欄に示される全ての組合せに対して実行するようにする。そして、エネルギー相関分析部105は、全ての部門の組合せに対してS302〜S304の処理を実行したならば、相関分析処理(図2 S206)を終了する。
次に本発明の実施例2に係る省エネルギー支援装置について図10を参照し説明する。
実施例2が上述した実施例1と異なるところは、エネルギー相関分析部105の処理において、複数の個別調理部門との関連付けの基、複数の仮の理論値を算出し、この複数の仮の理論値の平均値を真の理論値とする点にある。
また、図10において図3と同様な構成は同符号にて記載し、実施例1と重複する説明は省略する。
図10は、実施例2に係る省エネルギー支援装置100が備えるエネルギー相関分析部105の詳細な動作を説明するフローチャートである。S301、S304およびS305の処理は実施例1の処理と同じであるので、その説明は省略する。
さて、本発明の省エネルギー支援装置において、調理部門aの理論値は、調理部門b、調理部門c、調理部門nとのいずれの相関式からも求めることが可能である。従って、調理部門aの理論値を求めるために、これら複数の他調理部門と関連付けすることは、理論値の精度を高めるための有効な手法と考えることができる。
このような発想のもと、S302において関連付け手段105aは、理論値算出対象の個別調理部門の実績値と他調理部門の実績値を用いて関連付けした相関式をそれぞれ求める。例えば、理論値算出対象の個別調理部門を調理部門aとすれば、調理部門aに対応する相関式は、調理部門b、調理部門c、調理部門nのそれぞれの実績値と調理部門aの実績値を関連付けした相関式A1、相関式A2、相関式A3のように3通り求まる。
調理部門a(仮理論値)=α1×調理部門b+β1・・・・・相関式A1
調理部門a(仮理論値)=α2×調理部門c+β2・・・・・相関式A2
調理部門a(仮理論値)=α3×調理部門n+β3・・・・・相関式A3

同様、調理部門bに対応する相関式は相関式B1、相関式B2、相関式B3のようになる。
調理部門b(仮理論値)=α4×調理部門a+β4・・・・・相関式B1
調理部門b(仮理論値)=α5×調理部門c+β5・・・・・相関式B2
調理部門b(仮理論値)=α6×調理部門n+β6・・・・・相関式B3

このように、自部門の実績値と複数の他部門の実績値とを関連付けした複数の相関式を求めたエネルギー相関分析部105の処理は、S303に進む。
S303に進んだエネルギー相関分析部105は、理論値算出対象の個別調理部門に関連付けした他方の個別調理部門の実績値を、相関式に代入して仮の理論値をそれぞれ算出する。そして、この仮の理論値の平均値を真の理論値とする。
例えば、エネルギー相関分析部105は、相関式A1に調理部門bの実績値を代入し、相関式A2に調理部門cの実績値を代入し、相関式A3には調理部門nの実績値を代入して、調理部門aの仮の理論値をそれぞれ算出する。そして、これら仮の理論値の平均値を調理部門aの理論値とする。このように、仮の理論値の平均値を算出したエネルギー相関分析部105は、S304に進む。
S304における処理は、S303にて求めた、仮の理論値の平均値を理論値として扱うこと意外、実施例1に記載された内容と同じである。

以上のように、本発明は、所定の期間に消費したエネルギー量をエネルギー消費部門毎に算出した実績値を求め、この実績値を関連付けする。そして、この関連付けの基、実績値に対応する理論値を算出し、この理論値と実績値との差分値が所定の閾値範囲内にあるか否かを判定し、その結果を出力する構成とした。
従って本発明は、エネルギー消費部門毎の消費エネルギー量を取込むことのみで、エネルギー消費部門の省エネルギー活動が正常に実施されたかを通知することが可能となる。
また、本発明は、一般的に広く知られた最小二乗法にて調理部門の実績値を関連付けするので、特殊な計算を必要としない簡単なプログラムにて実現できる。
また、本発明は、関連付けした他部門の実績値から自部門の理論値を算出するようにしたので、自部門の消費エネルギー量の変動に影響されない理論値を算出することができる。
更に本発明は、自部門の実績値と複数の他部門の実績値との関連付けによって求められた各相関式に他部門の実績値をそれぞれ代入して仮の理論値をそれぞれ算出する。そして、この仮の理論値の平均値を真の理論値とした。すなわち、複数の他部門との関連付けから自部門の理論値を算出するので、個々の部門の消費エネルギー量が変動しても、この変動に対して影響が極少ない高信頼な理論値を算出することができる。
尚、以上に示した例は、電気エネルギーを対象とした一例であるが、対象とするものがガスや水道であった場合でも、同様な構成にて処理できることは勿論である。
次に本発明の実施例3に係る省エネルギー支援装置について図11〜図19を参照し説明する。図11〜図19において、図1〜図10と同様な構成は同符号にて記載し、実施例1と重複する説明は省略する。また、実施例3は、実施例1に記載した調理部門aを惣菜部門とし、調理部門bを鮮魚部門として説明する。
実施例3が上述した実施例1と異なるところは、図1のエネルギー相関分析部105に代わり消費エネルギー判定部130が付加された点、図1のデータベース103に代わって正常範囲結果データベース103aが付加された点にある。更に、図1の消費エネルギー取得手段101に代わり積算値算出手段101aが付加されている。消費エネルギー判定部130は、後述の統計値算出手段130aと正常範囲算出手段130b、そして消費エネルギー抽出手段130dおよび正常範囲判定手段130eを備える。これらエネルギー相関分析部105が備える手段は、CPUにより実行されるプログラムである。
さて、図12は、本発明の実施例3における省エネルギー支援装置の動きを説明するフローチャートである。以降、図12を中心に本発明の実施例3に係る発明を説明する。
図12において、S201〜S202は実施例1に記載した実施形態と同様である。
続いて、S203aは、積算値算出手段101aが個別調理部門毎の消費エネルギー量を取得するステップである。S203において、その概略動作は実施例1に記載した消費エネルギー取得手段101の動きと同じである。実施例1にて説明した消費エネルギー取得手段101が1日毎の実績値を求めることに対し、積算値算出手段101aは1時間毎に実績値を求め積算し、この積算された積算値を1日毎に初期化して図13に示す形態にてデータベース102に保存することが特徴点である。すなわち、所定時間毎の実績値を求めてその実績値を積算し、この積算した積算値を所定期間毎に初期化するよう消費エネルギー取得手段101に機能を付加すれば積算値算出手段101aを実現することができる。
さて、図13は、実施例3に係るデータベース102を説明する図である。図13に示すように、データベース102は、取得時間、設定フラグ、そして惣菜部門と鮮魚部門の消費エネルギー量の積算値のフィールドを持つ。例えば2008年6月11日の一日分の電気消費エネルギー量の積算値は、214.46[kW]である。積算値算出手段101aは、次の時間である2008年6月12日1時の時点で、前日の積算値を初期化し、続いて、2008年6月12日の24時から1時の期間での惣菜部門の電気消費エネルギー量(2.16[kW])を、2008年6月12日1時の惣菜部門の電気フィールドに保存する。このように、消費エネルギー量の積算値は1日毎にリセットされながら、データベース102に保存される。
続いて、処理はS204a進む。S204aは、省エネルギー支援装置100が、オペレータに向けて、取得した調理部門毎の消費エネルギー量の統計値の算出を促す処理である。この処理に対応してオペレータが統計値を算出しない(S204a No)としたとき、省エネルギー支援装置100は、S207aの処理へと進む。オペレータが統計値を算出するとしたとき、省エネルギー支援装置100は、S205aに進む。
続いて、S205aは、統計の算出対象とする積算値をオペレータが選択するための処理であり、この処理は、実施例1における図2のS205の処理と概略同じである。
図14を参照しながらS205aの処理を説明する。図14において、オペレータは、この設定画面の設定項目である「設定フラグを使用」もしくは「データ取得年を使用」のどちらかのラジオボタンおよびそれぞれのパラメータを設定し、この設定画面の保存ボタンをクリックすることによって、統計の算出対象とする積算値を選択する。
例えば図14においてオペレータは、「取得時間を使用」を選択している。このため、省エネルギー支援装置100は、この設定のパラメータである2008年6月12日から2008年6月17日までを対象とした惣菜部門と鮮魚部門の積算値をデータベース102から抽出する。また、図14の統計値計算ボタンは、後に説明する統計値算出手段130aに処理を移行させるためのボタンである。
続いて、処理はS206aに移行する。S206aにおいて、統計値算出手段130aは、前述S205aによって選択された各時間帯の積算値を参照し、その統計値を算出する。
図15を参照しながら統計値算出手段130aの処理を説明する。図15は、パーソナルコンピュータのディスプレイに表示された統計値算出画面である。図15の「計算」ボタンは統計を計算するためのボタンであり、「正常範囲計算」ボタンは,後に説明する正常範囲算出手段130bの処理に画面を移行させるためのボタンである。
図15において、オペレータにより「計算」ボタンが押されると統計値算出手段130aは、前述S205にて設定された設定条件(図14にて)に基き、2008年6月12日から2008年6月17日における1時間毎の電気消費量の積算値と水道消費量の積算値を用いて、それぞれの平均値と標準偏差を求める。例えば、2008年6月12日から2008年6月17日における2時から3時の1時間の時間帯における惣菜部門の電気消費量の平均値は5.91[kW]であり、標準偏差は0.03[kW]である。同様、水道消費量の平均値は0.02m3であり、標準偏差は0.01m3である。
すなわち、統計値算出手段130aは、所定期間における所定時間帯の消費エネルギー量の平均値と標準偏差を算出する。ここで、平均値および標準偏差を総じて統計値ともいう。
続いて、統計値を算出した後、処理はS206bに移行する。S206bにおいて、正常範囲算出手段130bは、統計値算出手段130aが算出した平均値および標準偏差を用いて、各時間帯における消費エネルギー量の正常範囲値を算出し、パーソナルコンピュータのディスプレイに表示する(図16)。
図16は、パーソナルコンピュータのディスプレイに表示された正常範囲算出画面である。この図を参照しながら正常範囲算出手段130bの処理を説明する。図16において、「計算」ボタンは正常範囲を算出するためのボタンであり、同図「グラフ表示」ボタンは、正常範囲をグラフ表示させるためのボタンである。オペレータにより「計算」ボタンが押されると正常範囲算出手段130bは、統計値算出手段130aにて算出された各時間帯の平均値と標準偏差を用いて、式1にて正常範囲の最小閾値(最小値)を、式2にて正常範囲の最大閾値(最大値)を、時間帯毎にそれぞれ算出する。

最小値=平均―m×標準偏差 ・・・・式1
最大値=平均+m×標準偏差 ・・・・式2

ここで式1と式2は、消費エネルギー量のデータ分布を統計学における正規分布に適用することを前提としており、この例の場合m=2として計算している。mを2とすることで、正規分布曲線上に分布されたデータは95%確保されることが知られており、mを3にすれば、更に広範囲のデータを確保することができる。従って、mは正規分布を考慮している限り、その値は任意の正の実数にて適用することができる。
例えば、図15の22時において、惣菜部門の電気消費量の平均値は220.11[kW]であり標準偏差は16.84[kW]である。このとき、正常範囲算出手段130bは、式1と式2それぞれの平均値に220.11を代入し、それぞれの標準偏差に16.84を代入して電気消費量の正常範囲の最小値と最大値を算出する。従って、図15の22時における電気消費量の最小値は220.11−2×16.84=186.43[kW]となり、最大値は220.11+2×16.84=253.79[kW]となる。
従って、図15の22時における惣菜部門の電気消費量の正常範囲は、186.43[kW]〜253.79[kW]として算出される。
すなわち、標準偏差に正の実数を乗じた値を分散値とすると、正常範囲の最小閾値は分散値を平均値から減算した値であり、正常範囲の最大閾値は平均値に分散値を加算した値である。
続いて処理はS207aに進み、省エネルギー支援装置100は、前述正常範囲算出手段130bが算出した正常範囲値を正常範囲結果データベース103aに転送する。
図17に示すように、正常範囲結果データベース103aは、時間帯、そして各部門の消費エネルギー量の正常範囲を示す最小値と最大値のフィールドを持つ表形式のデータベースである。例えば、上述22時における惣菜部門の電気消費量の最小値である186.43[kW]は、図17の時間帯22時の惣菜部門・電気・最小値フィールドに保存される。同様、最大値である253.79[kW]は、図17の時間帯22時の惣菜部門・電気・最大値フィールドに保存される。
図18は、正常範囲算出手段130bにて算出された正常範囲を、パーソナルコンピュータの表示ディスプレイにグラフ表示した例である。オペレータは、表示条件として、部門および時間帯を設定する。そして、オペレータによって「グラフ表示ボタン」が押されると省エネルギー支援装置100は、前述表示条件に該当する部門と時間帯の正常範囲を正常範囲結果データベース103aから抽出し、その正常範囲をグラフ上に太枠表示する。図18の例では、設定された部門は惣菜部門で、時間帯は20時である。
そして、オペレータによってグラフ表示ボタンが押されることにより、惣菜部門の20時における正常範囲が正常範囲結果データベース103aから抽出され、横軸に電気消費量、縦軸に水道消費量としたグラフ上に20時の時間帯における正常範囲が太枠にて表示される。
続いて、処理はS208aに進む。S208aは、前述正常範囲が算出された後に、消費エネルギー量抽出手段130dおよび正常範囲判定手段130eが定期的(この例の場合1時間毎に)に実行する処理である。S208aにおいて、消費エネルギー量抽出手段130dは、データベース102に保存されている消費エネルギー量の最新の積算値を抽出する。そして、同様S208aにおいて、正常範囲判定手段130eは、消費エネルギー量抽出手段130dにより抽出された最新の積算値が、正常範囲結果データベース103aに保持された正常範囲の範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果をパーソナルコンピュータの表示ディスプレイに出力する。
図19は、パーソナルコンピュータの表示ディスプレイに表示された実績値抽出/消費エネルギー判定画面である。この図を参照しながら消費エネルギー量抽出手段130dおよび正常範囲判定手段130eの処理を説明する。図19において、例えば、現在時刻が2008年6月20日の20時であった場合、消費エネルギー量抽出手段130dは、データベース102に保存されている最新時刻のデータである2008年6月20日の20時の積算値(最新の積算値)を抽出する。そして、オペレータにより表示部門が選択されると消費エネルギー量抽出手段130dは、この選択された部門の2008年6月20日の20時における正常範囲(図19のグラフ太枠)と最新の積算値(図19の上部表)を表示する。
そして、正常範囲判定手段130eは、正常範囲の最小値 ≦ 最新の積算値 ≦ 正常範囲の最大値であったとき、消費エネルギー量が正常であったと判定する。同様正常範囲判定手段130eは、正常範囲の最小値 > 最新の積算値であったとき、もしくは、正常範囲の最大値 < 積算値であったとき、消費エネルギー量が異常であったと判定する。
この例の場合、正常範囲判定手段130eは、電気消費量に対して、その最新の積算値が正常範囲の最小値と最大値の間に入っているため、正常と判定する。しかしながら、水道消費量はその最新の積算値が正常範囲の最大値を超えているので、正常範囲判定手段130eは水道消費量を異常と判定する。そして、正常範囲判定手段130eは、これら複数の判定結果に対して異常の論理和を取って(この場合、電気と水道それぞれの判定結果の論理和を取る)最終判定を異常とする。判定を異常とした正常範囲判定手段130eは、図19の判定結果欄に「異常」を表示出力すると共にB点のように正常範囲に対しての外れ度合いをグラフィック表示する。
以上のように、本発明は、消費エネルギー量の統計に着目して、この統計値を基に算出された正常範囲内に消費エネルギー量があるか否かを判定する構成にしたので、調理部門の消費エネルギーを観測するのみで、消費エネルギー量が省エネルギー活動に沿った消費であるか否かを容易に判定することができる。
尚、実施例3に係る発明は、季節別の消費エネルギー量の統計を基にしても良いし、営業パターン(平日、土曜日、日祝日)別の消費エネルギー量の統計を基にしても良い。このような、季節特性や営業パターン特性を取り込んで省エネルギー活動を推進すれば、更に精度の高い運用が可能になる。
100 省エネルギー支援装置
101 消費エネルギー取得手段
102 データベース
103 データベース
104 相関結果出力手段
105 エネルギー相関分析部
105a 関連付手段
105b 理論値算出手段
105c 誤差算出手段
105d 消費エネルギー量判定手段
105e 実績値抽出手段
106 操作設定部
106a 部門構成設定手段
106b 分析設定手段
107 データベース
110 調理スペース
110a 調理部門a
110b 調理部門b
110c 調理部門c
110n 調理部門n
120,120a,120b,120c,120n センサ

101a 積算値算出手段
103a 正常範囲結果データベース
130 消費エネルギー判定部
130a 統計値算出手段
130b 正常範囲算出手段
130d 消費エネルギー量抽出手段
130e 正常範囲判定手段

Claims (4)

  1. 複数のエネルギー消費部門が所定の期間に消費したエネルギー量である実績値を前記エネルギー消費部門毎に取得する消費エネルギー取得手段と、
    この消費エネルギー取得手段により取得された自部門の実績値と他部門の実績値を関連付けする関連付手段と、
    この関連付手段が関連付けした前記自部門の実績値と前記他部門の実績値との相関関係を示す相関式に前記他部門の実績値を代入して自部門の理論値を算出する理論値算出手段と、
    この理論値算出手段によって算出された前記理論値と前記自部門の実績値との差を算出する誤差算出手段と、
    該誤差算出手段によって算出された差分値が、所定の閾値範囲内にあるか否かを判定する消費エネルギー量判定手段と、
    この消費エネルギー量判定手段による判定結果を出力する相関結果出力手段
    を備えることを特徴とする省エネルギー支援装置。
  2. 前記関連付手段は、最小二乗法によって自部門の実績値と他部門の実績値とを関連付けることを特徴とする請求項1に記載の省エネルギー支援装置。
  3. 設備機器の消費エネルギー量を監視する省エネルギー支援装置として用いることが可能なコンピュータに、
    自部門と他部門が所定の期間に消費した消費エネルギー量である実績値をそれぞれ取得する機能と、
    この取得された自部門の実績値と他部門の実績値とを最小二乗法によって関連付けする機能と、
    該関連付けされた前記自部門の実績値と前記他部門の実績値との相関関係を示す相関式に前記他部門の実績値を代入して自部門の理論値を算出する機能と、
    前記理論値と前記自部門の実績値との差を算出する機能と、
    該算出された差分値が所定の閾値範囲内にあるか否かを判定し、判定結果を出力する機能を実現させるためのプログラム。
  4. 複数のエネルギー消費部門が所定の期間に消費したエネルギー量である実績値を前記エネルギー消費部門毎に取得する消費エネルギー取得手段と、
    この消費エネルギー取得手段により取得された自部門の実績値と複数の他部門のそれぞれの実績値とを関連付けする関連付手段と、
    この関連付手段が関連付けした前記自部門の実績値と前記複数の他部門のそれぞれの実績値との相関関係を示すそれぞれの相関式に前記他部門の実績値をそれぞれ代入して自部門の複数の仮の理論値を求めて該複数の仮の理論値の平均値を算出する理論値算出手段と、
    前記平均値と前記自部門の実績値との差を算出する誤差算出手段と、
    該誤差算出手段によって算出された差分値が、所定の閾値範囲内にあるか否かを判定する消費エネルギー量判定手段と、
    この消費エネルギー量判定手段による判定結果を出力する相関結果出力手段を備えることを特徴とする省エネルギー支援装置。
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