JP5400080B2 - 道路標示部材、吸音装置、道路標示部材の製造方法 - Google Patents

道路標示部材、吸音装置、道路標示部材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、貫通孔を有する道路標示部材、吸音装置、および、その道路標示部材の製造方法に関する。
従来、道路を走行する車両に起因する騒音を低減するために、道路に沿って設置される吸音装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1には、前面に開口が形成された箱形の外枠と、外枠の開口に取り付けられた有孔板と、外枠の内部に設けられた吸音層とを備えた防音パネルが開示されている。この防音パネルは、有孔板が道路側を向くように設置される。これにより、道路を走行する車両に起因して騒音が発生した場合に、発生した騒音は、有孔板の開口部から外枠の内部に入射され、吸音層により減衰される。
ここで、道路における交通事故は、カーブにおいて多く発生している。このため、たとえば、道路のカーブに設置される吸音装置の有孔板の表面に道路標示を施すことが考えられる。
特開2001−355210号公報
しかしながら、有孔板の表面に道路標示を施した場合には、有孔板の開口部に起因して道路標示が見にくくなるという問題点がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、貫通孔が形成されている場合において、道路標示を見やすくすることが可能な道路標示部材、吸音装置、および、その道路標示部材の製造方法を提供することである。
本発明による道路標示部材は、道路標示の少なくとも一部が表面に施された板部材を備える道路標示部材であって、前記板部材には、複数の貫通孔が形成されており、前記板部材は、板状部と、前記貫通孔の周囲において裏面側に折り曲げられた折曲部とを含み、前記板状部および前記折曲部の表面には、道路標示の少なくとも一部が施されていることを特徴とする。
このように構成することによって、裏面側に折り曲げられた折曲部の表面に、道路標示の少なくとも一部が施されていることにより、たとえば、道路標示部材が道路のカーブに沿って設置される場合には、道路標示部材の位置する平面と直交する方向から傾斜した方向から道路標示部材が見られるので、道路を走行する車両の運転手に、板部材の板状部に施された道路標示の一部と、板部材の折曲部に施された道路標示の一部とを見せることができる。すなわち、道路標示部材が斜め方向から見られるので、板状部に施された道路標示の一部に加えて、折曲部に施された道路標示の一部を運転手に見せることができる。これにより、貫通孔が形成されている場合において、道路標示を見やすくすることができる。
上記道路標示部材において、前記貫通孔は、正面から見て円形に形成され、前記折曲部は、前記貫通孔の全周にわたり形成されていてもよい。
このように構成すれば、道路を走行する車両の運転席の高さが異なることにより、運転手が高い位置から道路標示部材を見る場合や、運転手が低い位置から道路標示部材を見る場合において、折曲部に施された道路標示の一部を同じように見せることができる。
上記道路標示部材において、前記板部材は、前記板部材の表面が道路側を向くように道路の路側に設けられていてもよい。
このように構成すれば、容易に、道路標示部材が斜め方向から見られるようにすることができる。
本発明による吸音装置は、本体部と、上記のいずれか一つの道路標示部材と、前記本体部および前記道路標示部材により形成される内部空間に配置される吸音部材とを備えることを特徴とする。
このように構成することによって、吸音装置を道路標示部材として用いるとともに、道路標示を見やすくすることができる。
本発明による道路標示部材の製造方法は、道路標示の少なくとも一部が表面に施された板部材を備える道路標示部材の製造方法であって、前記板部材の表面に道路標示の少なくとも一部を施す工程と、前記道路標示の少なくとも一部が施された板部材に、貫通孔を形成するとともに、前記貫通孔の周囲において裏面側に折り曲げられた折曲部を形成する工程とを備えることを特徴とする。
このように構成することによって、道路標示を見やすくすることが可能な道路標示部材を容易に製造することができる。
本発明によれば、貫通孔が形成されている場合において、道路標示を見やすくすることが可能な道路標示部材、吸音装置、および、その道路標示部材の製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態による吸音装置の全体構造を示した正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1に示した吸音装置の前面板の貫通孔周辺を拡大して示した断面図である。 図1に示した吸音装置の前面板の貫通孔周辺を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態による吸音装置が道路の路側に設置された状態の一例を示した斜視図である。 図6に示した吸音装置がH鋼に取り付けられた状態を示した断面図である。 本発明の実施の形態による吸音装置の前面板の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態による吸音装置の前面板の製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態の変形例による前面板の貫通孔周辺を拡大して示した断面図である。 本発明の実施の形態の変形例による前面板の貫通孔周辺を拡大して示した斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1〜図5を参照して、本実施の形態による吸音装置100aの構造について説明する。
吸音装置100aは、図1〜図3に示すように、本体部1(図2参照)と、前面板2と、一対の側面板3(図3参照)と、吸音部材4(図2参照)と、吸音部材4を支持する支持部材5(図2参照)とを備えている。なお、前面板2は、本発明の「道路標示部材」の一例である。
本体部1は、図2に示すように、背面板11と、背面板11の下端部(矢印Z1方向側の端部)から前方(矢印Y1方向)に延びる底面板12と、背面板11の上端部(矢印Z2方向側の端部)から前方に延びる上面板13とを有する。
背面板11は、正面から見て長方形状に形成されている。背面板11には、ブラインドリベット(図示省略)により支持部材5が取り付けられるとともに、アイボルト8a(図3参照)が挿入されるボルト孔(図示省略)が形成されている。
底面板12および上面板13には、それぞれ、本体部1に前面板2を取り付けるための取付部12aおよび13aが設けられている。底面板12の取付部12aは、底面板12の前端部(矢印Y1方向側の端部)から上方(矢印Z2方向)に延びるように形成されている。上面板13の取付部13aは、上面板13の前端部(矢印Y1方向側の端部)から下方(矢印Z1方向)に延びるように形成されている。取付部12aおよび13aには、ブラインドリベット6(図1参照)が挿入されるリベット孔(図示省略)が複数形成されている。
前面板2は、図1に示すように、正面から見て長方形状に形成されており、たとえば、縦方向(矢印Z1およびZ2方向)の長さが50cmであり、横方向(矢印X方向)の長さが148cmである。前面板2には、正面から見て円形の貫通孔2aが複数形成されている。前面板2の開口率は、たとえば、約50%である。
前面板2には、図2に示すように、上端部および下端部に後方(矢印Y2方向)に突出する突出部2bが設けられている。そして、前面板2の一対の突出部2bの間に本体部1が配置されている。
また、前面板2の上端部には、図1に示すように、横方向に所定の間隔を隔てて、本体部1の取付部13a(図2参照)のリベット孔と対応するように、ブラインドリベット6が挿入されるリベット孔(図示省略)が形成されている。前面板2の下端部には、横方向に所定の間隔を隔てて、本体部1の取付部12a(図2参照)のリベット孔と対応するように、ブラインドリベット6が挿入されるリベット孔(図示省略)が形成されている。そして、前面板2は、複数のブラインドリベット6により本体部1に取り付けられている。
また、前面板2の横方向における両端部には、それぞれ、ブラインドリベット7が挿入されるリベット孔(図示省略)と、後述するボルト50a(図7参照)が挿入されるボルト孔2cとが形成されている。
側面板3は、図3に示すように、前端部(矢印Y1方向側の端部)から外方向に突出する取付部31と、後端部(矢印Y2方向側の端部)から内方向に突出する取付部32とを有する。
取付部31には、前面板2の横方向における端部に形成されたリベット孔と対応するように、ブラインドリベット7(図1参照)が挿入されるリベット孔(図示省略)が形成されている。そして、側面板3は、ブラインドリベット7により前面板2に取り付けられている。また、取付部31には、後述するボルト50a(図7参照)が挿入される切欠部(図示省略)が形成されている。
取付部32は、ブラインドリベット(図示省略)により、本体部1の背面板11に取り付けられている。また、取付部32には、アイボルト8aが挿入されるボルト孔(図示省略)が形成されており、アイボルト8aにはナット8bが締め付けられている。なお、アイボルト8aは、設置された吸音装置100aの落下を防止するためのワイヤ(図示省略)が通されるために設けられている。
そして、本体部1と、前面板2と、一対の側面板3とにより、直方体状の内部空間Sが形成されている。吸音部材4は、支持部材5に支持されることにより、内部空間Sの前方側(矢印Y1方向側)に配置されている。吸音部材4は、たとえば、グラスウールと、グラスウールを包む保護フィルムとにより構成されている。なお、本体部1の底面板12には、内部空間Sに侵入した水を排出するための排出口(図示省略)が形成されている。
ここで、吸音装置100aの前面板2は、図4および図5に示すように、道路標示の一部22が表面に施された板部材21を含んでいる。板部材21は、たとえば、アルミ板である。道路標示の一部22は、道路標示100c(図6参照)の一部を構成しており、たとえば、塗料であってもよいし、道路標示100cの一部が表示されているシートであってもよい。
また、前面板2の貫通孔2aの周囲には、裏面側(矢印Y2方向側)に折り曲げられた折曲部2dが形成されている。なお、裏面側とは、板部材21に対して道路標示の一部22が形成される表面側の反対側である。すなわち、折曲部2dは、内部空間S側(内側)に折り曲げられている。このため、前面板2は、板状部2eと折曲部2dとを含んでいる。
折曲部2dは、貫通孔2aの全周にわたり形成されている。折曲部2dは、前面板2の板状部2eから後方(矢印Y2方向)に傾斜するように形成されている。また、折曲部2dは、板状部2eから貫通孔2aの中心に向かって延びるように形成されている。すなわち、折曲部2dは、後方へ向かって径が小さくなるように形成されており、すり鉢状に形成されている。なお、本実施の形態の板状部2eは、平坦状に形成されている。
したがって、道路標示の一部22は、板状部2eにおける板部材21の表面上に形成されるとともに、折曲部2dにおける板部材21の表面上に形成されている。
次に、図6および図7を参照して、本実施の形態による吸音装置100aが道路200の路側に設置された状態の一例について説明する。
図6に示すように、道路200の路側に設けられた側壁201の上には、複数の吸音装置100が設けられている。図6の例では、複数の吸音装置100は、道路200の延びる方向(車両(図示省略)の走行方向R)に沿って隣接するように設けられるとともに、縦方向に4個隣接するように設けられている。ここで、吸音装置100は、道路標示100cの一部が施された吸音装置100aと、道路標示が施されていない吸音装置100bとを含んでいる。なお、道路標示100cの一部が施された吸音装置100aは、図4に示すように、前面板2の板部材21に道路標示の一部22が施されている。その一方、道路標示が施されていない吸音装置100bは、前面板の板部材に道路標示が施されていない。
なお、吸音装置100の表面には、道路200を走行する車両に起因する騒音が入射される貫通孔が形成されているが、図6においては図面の見易さを考慮して貫通孔の図示を省略した。
道路標示100cの一部が施された吸音装置100aは、たとえば、道路200のカーブに沿って設けられている。図6の例では、1段目および2段目の吸音装置100は、3個の吸音装置100aと3個の吸音装置100bとが交互に配置され、3段目および4段目の吸音装置100は、全て道路標示が施されていない吸音装置100bである。
すなわち、6個の吸音装置100aにより1個の道路標示100cを構成しており、道路標示100cが等間隔に配置されている。これにより、道路標示100cは、縦方向の長さが100cmであり、横方向の長さが444cmである。また、側壁201は、たとえば、道路200の路面から90cmの高さ有する。したがって、道路標示100cは、道路200の路面から90cmの位置に配置されている。道路標示100cは、たとえば、道路200がカーブである旨を示す立体図形状の矢印である。
また、吸音装置100aは、図7に示すように、ボルト50aにナット50bが締め付けられることにより、側壁201(図6参照)に設けられたH鋼202に取り付けられる。これにより、吸音装置100aは、前面板2の位置する平面と直交する方向と、道路200の延びる方向とがほぼ直交するように配置される。また、吸音装置100aは、前面板2の道路標示の一部22が道路200側を向くように配置される。すなわち、吸音装置100aでは、平面的に見て、道路200側から順に、前面板2の道路標示の一部22、前面板2の板部材21、本体部1の取付部12aおよび13a、吸音部材4、支持部材5、本体部1の背面板11が配置される。したがって、吸音装置100aは、道路200を走行する車両に起因して騒音が発生した場合に、発生した騒音を前面板2の貫通孔2a(図1参照)を介して内部空間Sに取り込み、内部空間Sに取り込んだ騒音を吸音部材4により吸収するように構成されている。
本実施の形態では、上記のように、前面板2の貫通孔2aの周囲に裏面側に折り曲げられた折曲部2dを形成するとともに、前面板2の板状部2eおよび折曲部2dにおける板部材21の表面上に道路標示100cの一部を構成する道路標示の一部22を形成することによって、吸音装置100aが道路200のカーブに沿って設置される場合には、前面板2の位置する平面と直交する方向から傾斜した方向から前面板2が見られるので、道路200を走行する車両の運転手に、前面板2の板状部2eおよび折曲部2dの道路標示の一部22を見せることができる。すなわち、前面板2が斜め方向から見られるので、板状部2eの道路標示の一部22に加えて、折曲部2dの道路標示の一部22を運転手に見せることができる。これにより、吸音装置100aを道路標示部材として用いるとともに、道路標示100cを見やすくすることができる。また、折曲部2dを形成することにより、前面板2の強度の向上を図ることができる。また、折曲部2dを裏面側に折り曲げることにより、折曲部を表面側に折り曲げる場合と異なり、前面板2の板状部2eから折曲部2dが前方(図2の矢印Y1方向)に突出しないようにすることができる。
また、本実施の形態では、貫通孔2aを円形に形成するとともに、折曲部2dを貫通孔2aの全周にわたり形成することによって、道路200を走行する車両の運転席の高さが異なることにより、運転手が高い位置から前面板2を見る場合や、運転手が低い位置から前面板2を見る場合において、前面板2の折曲部2dの道路標示の一部22を同じように見せることができる。
また、本実施の形態では、前面板2の道路標示の一部22が道路200側を向くように吸音装置100aを設置することによって、容易に、前面板2が斜め方向から見られるようにすることができる。
また、本実施の形態では、90cmの高さを有する側壁201の上に道路標示100cを配置することによって、側壁201に道路標示を施す場合に比べて、道路200を走行する車両の運転手の目線の高さ位置に近い位置に道路標示100cを配置することができるので、車両の運転手に道路標示100cを認識させやすくすることができる。
次に、図8および図9を参照して、本実施の形態による吸音装置100aの前面板2の製造方法について説明する。
まず、図8に示すように、アルミ製の板部材60の表面に道路標示の一部61を施す。なお、道路標示の一部61は、塗料であってもよいし、道路標示100cの一部が表示されているシートであってもよい。
次に、プレス機(図示省略)により、道路標示の一部61が施された板部材60に、貫通孔62(図9参照)を複数形成するとともに、貫通孔62の周囲において全周にわたり裏面側に折り曲げられた折曲部2dを形成する。これによって、図4に示すような前面板2が形成される。
本実施の形態では、上記のように、板部材60の表面に道路標示の一部61を施した後に、貫通孔62を形成することによって、板状部2eおよび折曲部2dにおける板部材21の表面上に容易に道路標示の一部22を形成することができる。
なお、今回開示した実施の形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施の形態では、吸音装置100aの前面板2に本発明の道路標示部材を適用する例を示したが、これに限らず、貫通孔を有する防雪板または防風板に本発明の道路標示部材を適用するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、6個(2×3個)の吸音装置100aにより1個の道路標示100cを構成する例を示したが、これに限らず、たとえば、4個(2×2個)の吸音装置により1個の道路標示を構成するようにしてもよいし、1個の吸音装置により1個の道路標示を構成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、6個の吸音装置100aにより構成される道路標示100cが等間隔に配置される例を示したが、これに限らず、道路標示が配置される間隔が異なっていてもよいし、道路標示が連続的に配置されていてもよい。また、道路標示が1個だけ配置されていてもよい。また、たとえば、2段目の吸音装置のみに道路標示が連続的に施されるとともに、2段目の吸音装置の各前面板の全面に道路標示が施されていてもよい。
また、本実施の形態では、前面板2に正面から見て円形の貫通孔2aを形成する例を示したが、これに限らず、たとえば、前面板に正面から見て多角形の貫通孔が形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、貫通孔2aの全周にわたり折曲部2dが形成される例を示したが、これに限らず、貫通孔の全周のうちの一部にのみ折曲部が形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、道路標示100cが立体図形状の矢印である例を示したが、これに限らず、たとえば、道路標示が、平面図形状の矢印であってもよいし、制限速度を示す文字情報であってもよい。
また、本実施の形態では、道路200のカーブに道路標示100cが配置される例を示したが、これに限らず、たとえば、道路の料金所の近くに道路標示が配置されていてもよい。
また、本実施の形態では、折曲部2dがすり鉢状に形成される例を示したが、これに限らず、図10および図11に示した変形例による前面板102のように、折曲部102dが板状部102eに対して直交するように形成されていてもよい。この貫通孔102aは、板部材121の表面上に道路標示の一部122を形成した後、バーリング加工することにより形成することが可能である。
また、本実施の形態において、板部材21と道路標示の一部22との間に防錆層や耐候層が形成されていてもよい。すなわち、塗装やシート貼着等によって表面に防錆層や耐候層が形成された板部材21の表面上に、さらに道路標示の一部22が形成されていてもよい。
また、本実施の形態では、吸音部材4がグラスウールを含む例を示したが、これに限らず、たとえば、吸音部材が樹脂繊維の不織布を含んでいてもよい。
また、本実施の形態では、前面板2の開口率が約50%である例を示したが、これに限らず、前面板の開口率はいくつであってもよい。
また、本実施の形態では、貫通孔62を形成するとともに、折曲部2dを形成する例を示したが、これに限らず、貫通孔62を形成した後に、折曲部2dを形成するようにしてもよい。すなわち、貫通孔62および折曲部2dを連続的に形成してもよいし、貫通孔62および折曲部2dを別々に形成するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、複数の貫通孔62を形成するとともに、各貫通孔62の周囲に折曲部2dを形成する例を示したが、これに限らず、貫通孔62および折曲部2dを1個ずつ形成するようにしてもよい。すなわち、1個の貫通孔62を形成するとともに、その貫通孔62の周囲に折曲部2dを形成する工程を繰り返し行うようにしてもよい。
1 本体部
2 前面板(道路標示部材)
2a 貫通孔
2d 折曲部
2e 板状部
4 吸音部材
21 板部材
100a 吸音装置
100c 道路標示
102 前面板(道路標示部材)
102a 貫通孔
102d 折曲部
102e 板状部
121 板部材

Claims (5)

  1. 道路標示の少なくとも一部が表面に施された板部材を備える道路標示部材であって、
    前記板部材には、複数の貫通孔が形成されており、
    前記板部材は、板状部と、前記貫通孔の周囲において裏面側に折り曲げられた折曲部とを含み、
    前記板状部および前記折曲部の表面には、道路標示の少なくとも一部が施されていること
    を特徴とする道路標示部材。
  2. 請求項1に記載の道路標示部材であって、
    前記貫通孔は、正面から見て円形に形成され、
    前記折曲部は、前記貫通孔の全周にわたり形成されていること
    を特徴とする道路標示部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の道路標示部材であって、
    前記板部材は、前記板部材の表面が道路側を向くように道路の路側に設けられること
    を特徴とする道路標示部材。
  4. 本体部と、
    請求項1から請求項3までのいずれか一つに記載の道路標示部材と、
    前記本体部および前記道路標示部材により形成される内部空間に配置される吸音部材とを備えること
    を特徴とする吸音装置。
  5. 道路標示の少なくとも一部が表面に施された板部材を備える道路標示部材の製造方法であって、
    前記板部材の表面に道路標示の少なくとも一部を施す工程と、
    前記道路標示の少なくとも一部が施された板部材に、貫通孔を形成するとともに、前記貫通孔の周囲において裏面側に折り曲げられた折曲部を形成する工程とを備えること
    を特徴とする道路標示部材の製造方法。
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