JP2002088950A - 消音壁および消音壁構造物 - Google Patents

消音壁および消音壁構造物

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JP2002088950A JP2000279403A JP2000279403A JP2002088950A JP 2002088950 A JP2002088950 A JP 2002088950A JP 2000279403 A JP2000279403 A JP 2000279403A JP 2000279403 A JP2000279403 A JP 2000279403A JP 2002088950 A JP2002088950 A JP 2002088950A
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noise
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Makoto Tougeda
眞 垰田
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BIITEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 軽量コンパクトで消音効果に優れた消音壁お
よび消音壁構造物を提供する。 【解決手段】 頂角θが45°≦θ≦75°の中空三角
形状断面を含む断面家型騒音打消ユニツト中で、まず騒
音脈動を複数の開口部より導いて内壁で反射させ、次に
略同位相でこれらを衝突減衰させ、さらに必要に応じて
後部に配置した吸音材で脈動残余を吸収させる。また構
造部材には各種金属板、合成樹脂板の他に制振金属板を
使用する事により更に消音効果を上げる事が出来た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消音壁および消音壁
構造物に関し、より詳しくは壁面のほぼ直角方向(厚み
方向)より伝播する騒音脈動を多数の断面家型騒音打消
ユニットで略同位相衝突させて消音する消音壁および消
音壁構造物に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、新幹線、高速道路、鉄橋、
工場、野球場ないしサッカー場、またはその他の競技場
等のスタジアム、オペラハウス、ロックハウスなどの音
楽堂、あるいはパチンコ、ゲームセンター、ボーリング
場等の遊技場もしくはジェットエンジンの整備または試
験場および空港等の静止騒音源または車両等の各種移動
騒音源などの凡ゆる騒音発生源から発生する騒音は、一
般に聴覚を通じて周辺の人々に計り知れないストレスを
与えている。
【0003】従って、現代において自動車の消音器やピ
アノ独習室等の防音壁は、人々の精神的、肉体的健康を
守るために不可欠なものとなっている。また実際に周辺
住民の苦情等により、新幹線や高速道路の一部には防音
壁(ないし消音壁)が施されている場合が少なくない。
【0004】しかしいずれにしても空気の流通を遮断す
るか、もしくは通気性をある程度保ちながら防音(ない
し消音)する事は、コスト的にも中々に困難である。自
動車エンジン、圧縮機、ポンプ等の中、低周波脈動音や
航空機用ジェットエンジンのような連続高周波騒音につ
いては特にその必要性が高いため、騒音の打消、吸収の
観点から各種の工夫、発明がなされ、既に実施されてい
る。これらの騒音は吸気・排気等の高速のガス流を伴う
ものであるため、対策とする消音器、消音壁はガス流の
整流・乱流の区別なく音圧デシベルを下げる目的で工夫
されている。
【0005】この目的ではサイレンサ先行技術として、
特開昭59−155521がある。これにはバイパス排
気管を付加する事により、排気脈動の位相をずらして主
排気管の波形Aとバイパス排気管の波形Bの腹をプラス
とマイナスで一致させて脈動振幅を減少もしくは打ち消
させる、主としてディーゼルエンジン用のサイレンサが
提案されている。しかしこの発明では主排気管とバイパ
ス排気管への排気流の均等分配が困難であるという問題
点があり、この問題点はなお未解決である。
【0006】一方でまたマイクロホンや大型スピーカー
と増幅器を用いた所謂アクティブ消音器が色々出願され
ているが、いずれも多大な電気的エネルギと複雑な回路
構造を要するものであり、効果的な場合も考えられるが
メンテナンスを含めて、長期かつ連続使用の観点からす
ると、実用性は低いと云わざるを得ない。
【0007】一方で主として空気等の雰囲気ガスは一般
に静止もしくは精々50m/sec以下の中・低風速下
における音波伝達であるため、必ずしも充分な研究開発
がなされていないのが実状である。これは一つには静止
した防音壁として最も効果的なのはコンクリートや鉄な
いし鉛等を素材とする、高密度で質量の大きいものが、
最も有効であるためであろう。
【0008】しかし大面積で厚みの比較的薄い軽量の防
音壁(ないし消音壁)の必要性は、その施工容易性とコ
スト削減の面で益々高まって来ている。
【0009】そこで本発明者等は、当初自動車用レシプ
ロエンジンや圧縮機等の高速吸排気を媒体とする中・低
周波騒音用サイレンサとして特願平10−219823
を提案し、これは幸いにも出願後1年3ヶ月程で、特許
第2992513号として特許登録された。
【0010】この発明は、静止もしくは比較的中・低速
流の主として流れ方向に与えられる中低周波脈動騒音を
断面家型騒音打消ユニット内面で反射させ、流れの略直
角方向面内において略同位相で衝突させてこれらを打ち
消すという技術思想に基づく。
【0011】本発明者はこの原理を用いて発明を更に改
良し、静止もしくは中・低速ガス流を伝播する騒音をも
効果的に消去する消音壁を得るべく鋭意研究した結果、
多数の消音ユニットを消音壁厚み方向に軸をそろえて分
散配置する事により、必要に応じて若干のガスの流通も
許しつつ消音可能な本発明消音壁に到達した。
【0012】
【発明の目的】本発明の目的は、軽量で効果的な消音壁
および消音壁構造物を提供するにある。
【0013】本発明の他の目的は、必要に応じて空気を
含むガス体の流通も許しつつ騒音の音圧デシベルを下げ
る事が出来る消音壁および消音壁構造物を提供するにあ
る。
【0014】本発明の更に他の目的は、小型の定尺ユニ
ット消音壁を面方向もしくは厚み方向に多数組み合わせ
る事により必要なサイズの中・大型消音壁構造物を提供
する事である。
【0015】
【発明の構成】本発明により、消音壁の厚み方向断面が
少なくとも頂角θを45°≦θ≦75°とする屋根部と
放射状開口部を備える床部とこれらによって囲まれる空
間で成る断面家型騒音打消ユニツトを積層して複数個備
え、放射状開口部から流入した騒音脈動を前記空間内に
て略同位相で衝突減衰させる事を特徴とする消音壁(請
求項1)、前記積層して複数個備える断面家型騒音打消
ユニツトの一部空間に吸音材を充填した請求項1に記載
の消音壁(請求項2)、一部空間が前記屋根部と外装部
材で囲まれる吸音材を充填した空間であり、前部空間に
おいて略同位相衝突で衝突減衰した脈動残余を吸音する
ようにした請求項2に記載の消音壁(請求項3)、外装
部材および断面家型騒音打消ユニット構成部材が金属板
および/もしくは合成樹脂板あるいは制振金属板である
請求項1ないし3に記載の消音壁(請求項4)、制振金
属板が、粘弾性合成樹脂を1対の表面処理金属板でサン
ドイッチした制振金属板もしくは少なくとも騒音脈動非
反射面に制振シートを貼付した制振金属板である請求項
4に記載の消音壁(請求項5)、金属板および/もしく
は合成樹脂板あるいは制振金属板が多数の開口部を有す
る通風型の請求項1ないし5に記載の消音壁(請求項
6)、断面家型騒音打消ユニットが断面波型床部と切妻
型屋根部もしくは断面波型屋根部とを備える請求項1な
いし6項に記載の消音壁(請求項7)、切妻型屋根部も
しくは断面波型屋根部を備える断面家型騒音打消ユニツ
ト(以下A型ユニツトと略称する。)が複数箇並列配置
された請求項7に記載の消音壁(請求項8)断面波型床
部ないし同屋根部がいずれも変曲点±(2〜10mm)
の範囲ないしそれ以上で直線状をなす請求項7ないし8
に記載の消音壁(請求項9)、A型ユニツトの並列稜線
部が略30°〜90°の傾斜角αで面方向に複数箇交叉
配置された請求項8ないし9に記載の消音壁(請求項1
0)、断面波型床部および同屋根部がいずれもが円錐状
である請求項7ないし9に記載の消音壁(請求項11)
および請求項1ないし11に記載の定尺単位消音壁を厚
み方向および/もしくは面方向に複数箇組み合わせて構
成する消音壁構造物(請求項12)が提供される。
【0016】以下に実施例を用いて本発明を詳細に説明
する。
【0017】
【実施例】図2は本発明実施例1の正面図、図1は図2
のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図5は実
施例2の正面図、図4は図5のC−C断面図、図6は図
4のD−D断面図、図7は交叉角αが90°の複合ユニ
ツト背面図、図8は実施例3の一部断面図、図9は実施
例3の要部断面図、図10は実施例4の要部断面図、図
11は実施例5の要部断面図、図12は実施例5の要部
斜視図、図13は実施例5の正面図(または背面図)、
図14は実施例5の要部断面図、図15は実施例6の要
部断面図、図16は実施例6の要部正面図、図17は実
施例1又は2を複合した消音壁構造物の斜視図である。
【0018】図1〜17において100は実施例1、2
00は実施例2、300は実施例3、400は実施例
4、500は実施例5、600は実施例6、700は消
音壁構造物、1は床部(内壁/騒音源側)、2は半円状
床凹部、2Aは放射状開口部、2Bは床部開口部、2C
は屋根部開口部、2Dは外壁開口部、3は屋根部、3A
は壁部、3Bは屋根部内面、4は天部(外壁/非騒音源
側)、5は空隙、6は側壁部、7は稜線部、10,11
A,11B,11Cは騒音脈動(但し音圧dBは10≫
11A>11B>11C)、13は吸音材、20は脈動
衝突点、θは屋根部頂角、14は波状床部、15は波状
屋根部(兼床部)、16は波状屋根部、17は管状スぺ
ーサ、18はボルト、18Aはボルトヘッド、18Bは
ナット、25は変曲点、30は直線部、32は円錐状床
部、33は円錐状屋根部、40はH型鋼である。
【0019】(実施例1)図1において、縦に伸びる断
面家型騒音打消ユニツトが3箇並列配置されている床面
(内壁/騒音源側)は約60°頂角(θ)でなる断面切
妻型屋根部下では断面半円状床凹部2(空隙から見ると
連続突起)をなしており、これらには夫々放射状開口部
2A、2Aが穿設されており、騒音脈動はここを通って
空隙5に侵入し、切妻型屋根部内面3Bに衝突して反射
し、左右の脈動伝播方向のほぼ水平(最初の脈動伝播方
向のほぼ直角方向)に衝突点20で衝突し、互いにその
騒音脈動エネルギーが打ち消される。
【0020】実施例の100では通風用の開口部は床部
1や天部(外壁/非騒音源側)4には穿設されていない
が、残余脈動(もしあれば)は消音壁内の吸音材13も
しくは全体に吸収される。これらの床部1、屋根部3も
しくは壁部3A並びに側壁部6と天部4よりなる外装部
材は通常同一素材であるが、必要に応じて変える事も出
来る。
【0021】例えば電気又は溶融Znめつき鋼板、塩ビ
鋼板またはAl、ステンレス鋼板等の表面処理金属板で
構成する。さらに特に屋根部を制振金属板(Al、C
u、真鍮等の非鉄金属も可)にすると消音効果が大とな
る。但し、PE,PP,PET,PVC,ナイロン、P
VC外の各種合成樹脂又はこれらの混合、合成物(しば
しばリサイクル品が用いられる)でなる弾性合成樹脂を
2枚の金属板でサンドイッチした制振鋼板の場合はその
まま、又片面に制振シートを(例えば日東電工(株)製
「レジェトレックス」登録商標)を貼付した制振金属板
の場合は騒音脈動の反射面に金属面が来るようにして家
型消音ユニットを構成する。
【0022】最近はサンドイッチ型制振金属板でも、プ
レス加工性(本用途には少なくともベンダー加工性ない
しロールフォーミング加工性必要)の良いものや合成樹
脂中に導電物質を混入させてスポットもしくはシーム溶
接性を向上させたものもあって、これらは本発明に好適
に採用される。
【0023】吸音材13には、素材としてシュレッダー
ダスト、硝子繊維、重・軽量コンクリート、リサイクル
合成樹脂等が好適に用いられる。
【0024】なお、屋根部頂角(狭角θ)は、45°よ
り小さく、また75°より大きいと騒音脈動の進行方向
の略直角方向平面内における同位相衝突が困難になり、
本発明効果である衝突減衰が得られなくなるので、45
°≦θ≦75°としたが、最も望ましいのがθ≒60°
である。
【0025】(実施例2)図1〜2に対し図4〜5のよ
うに、実施例2では屋根部3の他床部開口部2B、矢印
開口部2Dの如く、多数の開口部を設け、若干でも雰囲
気ガスの流通を可能としており、実施例1よりも一般に
使用されやすいと思われる。
【0026】更に図7には各ユニツトの稜線部を図1な
いし、図4のB−B断面図、D-D断面図のように騒音
脈動に対して線状に並んだ屋根部が配設されているが、
これは単位消音壁上においても、または後述する面方向
に継ぎ足した消音壁構造(図16参照)においても各ス
ケールにおいて、傾斜角αが45°≦α≦90°の範囲
で傾斜接合される。例えば図7のように傾斜角αが90
°で隣接すれば消音壁全体として方向性が出なくて好都
合である。
【0027】(実施例3)要部断面を図8〜図9に示
す、波型床部と波型屋根部の組み合わせは、製造容易お
よび低コストの点で各実施例の頂点に立つものである。
【0028】従来波型トタン板(溶融Znめっき鋼板)
は各種板厚のものが市販されており、ガラス繊維で補強
した半透明の合成樹脂波板も市販され、一般に多用され
ている。
【0029】しかし、その波型断面はそのままでは本発
明用途には適さない。なぜならば図9のように変曲点2
5付近に直線部(平坦部)30を有しないと、また頂角
θが前記範囲を外れると反射後の騒音脈動が分散し同位
相でかつ略直交面上で衝突し難いからである。
【0030】従って図9のようになるように、再度専用
ローラまたはベンダーで市販の波板を加工する必要があ
る。しかし、この製造法によれば他の素材を用いるより
も遥かに容易かつ低コストで実施例3を作る事が出来
る。
【0031】なお、これらの波板には前述の制振金属板
を用いる事も出来、その場合、消音効果は著しく向上す
る。図8において波板間の位置決めは、管状スぺーサ1
7とボルトヘット゛18Aを持つボルト18、ナット1
8Bで行なう。管状スペーサ17には金属管を用いるの
が普通であるが高強度プラスチック管から切り出しても
良い。変曲点付近の直線部(平坦部)30は最短でも±
2mmないし±10mmは必要でありそれより大きい方
は構わない。
【0032】これ以外の条件では上手くゆかない理由
は、前述のとおり正確な反射脈動射突が行われ難くなる
事に由来する。以上の記述は他の実施例にも適用され
る。
【0033】(実施例4)図10に示す実施例10では
3層の波板(波状底部14、波状屋根部15,16)が
管状スペーサ17,17…によって適切な空隙5,5…
を介して配置されており、2段の略同位相衝突と吸音材
13による吸音により、騒音脈動10は11A,11
B,11Cと順に減衰される。
【0034】(実施例5)図11,12,13,14に
示す実施例5では他の実施例と異なり、円錐状底部32
と同屋根部33で構成されるユニット内で、やはり略同
位相の騒音脈動衝突を行わせしめ消音する。
【0035】金属板、合成樹脂板、制振金属板等の板状
素材にこのような孔開きユニカルカップ(円錐状カッ
プ)を多数、正確な位置に加工設置する事は、更に適切
な距離だけ正確に離間して積層配置する事は容易でない
かも知れないが、予めプレス用ダイセットを用意すれば
大量生産することも可能である。
【0036】しかし前述の波状積層タイプが最も低コス
トであろう。なお、いずれの実施例でも特に床部、屋根
部の素材に制振金属板を用いる事が非常に有効である。
【0037】(実施例6)図15、16に示す実施例6
の特徴は波状屋根部16と対称カマボコ型波状床部14
とを組み合わせ、床部14の放射状開口部2A、2A…
を長孔としたところに特徴がある。
【0038】本発明の実施例は他にも考えられるが、請
求項に記載の範囲ですべてのものがこれらに相当する事
は他実施例共に言う迄もない。
【0039】(実施例7)図17に示す消音壁構造物で
ある実施例700はその一例に過ぎないが、ユニツトを
厚み方向、面方向に組み合わせた上で、更に傾斜角α
(図7参照)を任意に変化させる事が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明を実施する事により、前記目的の
すべてが達成される。
【0041】すなわち低コスト、軽量コンパクトであっ
てかつ有効な消音壁および消音壁構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のA−A断面図。
【図2】本発明実施例1の正面図。
【図3】図1のB−B断面図。
【図4】図5のC−C断面図。
【図5】実施例2の正面図。
【図6】図4のD−D断面図。
【図7】交叉角αが90°の複合ユニツト背面図。
【図8】実施例3の一部断面図。
【図9】実施例3の要部断面図。
【図10】実施例4の要部断面図。
【図11】実施例5の要部断面図。
【図12】実施例5の要部斜視図。
【図13】実施例5の正面図(または背面図)。
【図14】実施例5の要部断面図。
【図15】実施例6の要部断面図。
【図16】実施例6の要部正面図。
【図17】実施例1又は2を複合した消音壁構造物の斜
視図。
【符号の説明】 1 床部(内壁/騒音源側) 2 半円状床凹部 2A 放射状開口部 2B 床部開口部 2C 屋根部開口部 2D 外壁開口部 3 屋根部 3A 壁部 3B 屋根部内面 4 天部(外壁/非騒音源側) 5 空隙 6 側壁部 7 線部 10 騒音脈動(但し音圧dBは10≫11A
>11B>11C) 11A 騒音脈動(但し音圧dBは10≫11A
>11B>11C) 11B 騒音脈動(但し音圧dBは10≫11A
>11B>11C) 11C 騒音脈動(但し音圧dBは10≫11A
>11B>11C) 13 吸音材 20 脈動衝突点 θ 屋根部頂角 14 波状床部 15 波状屋根部(兼床部) 16 波状屋根部 17 管状スぺーサ 18 ボルト 18A ボルトヘッド 18B ナット 25 変曲点 30 直線部 32 円錐状床部 33 円錐状屋根部 40 H型鋼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04B 1/86

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消音壁の厚み方向断面が少なくとも頂角θ
    を45°≦θ≦75°とする屋根部と放射状開口部を備
    える床部とこれらによって囲まれる空間で成る断面家型
    騒音打消ユニツトを積層して複数個備え、放射状開口部
    から流入した騒音脈動を前記空間内にて略同位相で衝突
    減衰させる事を特徴とする消音壁。
  2. 【請求項2】前記積層して複数個備える断面家型騒音打
    消ユニツトの一部空間に吸音材を充填した請求項1に記
    載の消音壁。
  3. 【請求項3】一部空間が前記屋根部と外装部材で囲まれ
    る吸音材を充填した空間であり、前部空間において略同
    位相衝突で衝突減衰した脈動残余を吸音するようにした
    請求項2に記載の消音壁。
  4. 【請求項4】外装部材および断面家型騒音打消ユニット
    構成部材が金属板および/もしくは合成樹脂板あるいは
    制振金属板である請求項1ないし3に記載の消音壁。
  5. 【請求項5】制振金属板が、粘弾性合成樹脂を1対の表
    面処理金属板でサンドイッチした制振金属板もしくは1
    枚の金属板の少なくとも騒音脈動非反射面に制振シート
    を貼付した制振金属板である請求項4に記載の消音壁。
  6. 【請求項6】金属板および/もしくは合成樹脂板あるい
    は制振金属板が多数の開口部を有する通風型の請求項1
    ないし5に記載の消音壁。
  7. 【請求項7】断面家型騒音打消ユニットが断面波型床部
    と切妻型屋根部もしくは断面波型屋根部とを備える請求
    項1ないし6項に記載の消音壁。
  8. 【請求項8】切妻型屋根部もしくは断面波型屋根部を備
    える断面家型騒音打消ユニツト(以下A型ユニツトと略
    称する。)が複数箇並列配置された請求項7に記載の消
    音壁。
  9. 【請求項9】断面波型床部ないし同屋根部がいずれも変
    曲点±(2〜10mm)の範囲ないしそれ以上で直線状
    をなす請求項7ないし8に記載の消音壁。
  10. 【請求項10】A型ユニツトの並列稜線部が略30°〜
    90°の傾斜角αで面方向に複数箇交叉配置された請求
    項8ないし9に記載の消音壁。
  11. 【請求項11】断面波型床部および同屋根部がいずれも
    が円錐状である請求項7ないし9に記載の消音壁。
  12. 【請求項12】請求項1ないし11に記載の定尺単位消
    音壁を厚み方向および/もしくは面方向に複数箇組み合
    わせて構成する消音壁構造物。
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