JP5398188B2 - ネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システム - Google Patents

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本発明は、多数のゲーム機がサーバ装置を介してゲームを行うネットワークゲームシステム、さらに詳しくいえば、ルール違反を行う者を抽出することができるゲームシステムに関する。
サーバ装置を介して多数のゲーム機の間を繋げ、不特定多数のゲームプレイヤの間でバトルゲームなどを行うことができるゲームシステムが提供されている。
通常、グループを組み、グループ同士で敵味方に別れてバトルゲームを行う場合、相手グループの特定のゲームプレイヤがゲームのルールやマナーに違反することがある。また、味方グループに属するゲームプレイヤについても同様な行為が行われる場合がある。
このような場合、ルール違反をした者を他のゲームプレイヤが指摘できるシステムが提案されている(特許文献1)。
特許文献1は一のゲームプレイヤによりゲームのルール違反が行われた場合、コンピュータが自動的にゲームのルール違反が行われることなしに、他のゲームプレイヤによりゲームのルール違反を指摘できるものである。
これはゲームサーバに一のゲームプレイヤによる違反情報と、他のゲームプレイヤによる違反指摘情報を記憶する記憶手段と、指摘情報と違反情報が所定関係であるかを判定する判定手段と、判定手段により違反指摘情報と違反情報とが所定関係であると判定した場合に、複数のゲーム端末装置の各々に対して、違反が行われたことを報知させる報知情報を送信する報知情報送信手段とを備えたものである。
特開2004−229843号公報
上記特許文献1はゲームサーバが各々のゲーム端末装置に対し、違反が行われたとを知らせるものであり、違反をした者に対し、気を付けることを告知する以上の対策を施すシステムではなかった。
そのため各々のゲーム端末装置のゲームプレイヤはこのような報知情報によって違反者に注意を施すことはできても、その違反者が次のゲームに参加しようとする場合、他のゲームプレイヤは対戦したくない相手として選択することができない。
また、ゲーム製作者側は特許文献1のように特定のマナー違反者を指摘できても、そのものが参加してきた場合、これを有効に阻止する手段はなかった。
このような状況から、気に入った特定のネットワークゲームに参加しようとしても、上述のような違反者が存在すると、ゲームプレイヤは不公平感や嫌悪感を解消することができなかった。
本発明は上記状況に鑑みなしたもので、その目的は、ネットワークゲームにおいてマナー違反者がでた場合、各ゲームプレイヤはそのマナー違反者の参加を拒否することができるようにしたネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システムを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明の請求項1記載の発明は、複数のゲーム機と、サーバ装置と、各ゲーム機およびサーバ装置の通信を行う通信手段とを備え、各ゲーム機の間でゲームを行えるゲームシステムにおいて、前記ゲーム機は、ゲーム開始時に異なる行政区画地域も対象とする全国対戦を選択した場合、サーバ装置にアクセスして対戦相手を検索するように依頼する検索依頼手段を有し、前記サーバ装置は、登録されているプレイヤに対し、拒否プレイヤを書き込むための項目を有するプレイヤリストを格納する記憶手段と、前記検索依頼手段により対戦候補検索を依頼された場合、対戦候補を検索し前記プレイヤリストを参照することにより検索依頼したゲーム機のプレイヤが、検索した対戦候補から対戦拒否申請されているか否かを判定し、前記対戦候補から対戦拒否申請されている場合、該対戦候補を対戦候補から外し、前記対戦候補から対戦拒否申請されていない場合、対戦候補が、検索依頼したゲーム機のプレイヤから対戦拒否されたプレイヤに含まれているか否かを判定し、検索依頼したゲーム機のプレイヤから対戦拒否されたプレイヤに含まれている場合、該対戦拒否されたプレイヤを対戦候補から外し、対戦拒否されたプレイヤに含まれていない場合、対戦候補とするように処理を繰り返すことにより、既定の対戦人数になるまで対戦候補を検索する検索判定処理手段と、前記検索判定処理手段の結果をゲーム機に送信する手段とを有し、前記検索依頼したゲーム機のプレイヤが対戦拒否申請していないプレイヤであって検索依頼したゲーム機のプレイヤに対し対戦拒否申請しているプレイヤおよび検索依頼したゲーム機のプレイヤが対戦拒否したプレイヤを、ネットワークゲームの対戦候補から除くように構成し、かつ、前記サーバ装置に、拒否プレイヤの項目に書き込まれている同じIDのプレイヤの数が所定の条件に達したとき、特別リストに登録する特別リスト登録手段を有し、ゲームを開始しようとするプレイヤが該特別リストに登録されている場合、ペナルティを課す旨の通知を行い、前記所定の条件は、届け出が異なるIDのプレイヤからn件以上出ていること、異なるIDのn以上のプレイヤの拒否プレイヤの項目に、同じIDのプレイヤが書き込まれていること、および届け出がm数の異なる行政区画地域でプレイするプレイヤから出ていることであることを特徴とする。
本発明の請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において前記ゲーム機は、プレイヤに今後ゲームを一緒にしたくないプレイヤがいるか否かを質問する画面を表示する拒否プレイヤ質問画面表示手段と、前記拒否プレイヤ質問の画面でプレイヤが拒否すべきプレイヤが存在する旨の操作を行ったとき、直前に行ったゲームのプレイヤ一覧を表示して選択させるための画面を表示する拒否プレイヤ選択画面表示手段とを有し、前記サーバ装置は、登録されているプレイヤに対し、拒否プレイヤの項目を有するプレイヤリストを格納する記憶手段と、前記ゲーム機より前記拒否プレイヤ選択画面で選択された拒否プレイヤの情報を受けたとき、前記プレイヤリスト中の前記ゲーム機のプレイヤの拒否プレイヤの項目に拒否プレイヤを特定する名前を書き込むリスト追加手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項3記載の発明は請求項1または2記載の発明において前記ゲーム機はゲーム制御手段を有し、該ゲーム制御手段はモードセレクトの画面を表示し、プレイヤが操作部を操作することにより全国対戦を選択し決定部を押せば、全国対戦モードにすることを特徴とする。
従来ではゲームのプレイマナーが悪いプレイヤがいても的確にプレイから排除することが難しいか、または処理自体を強制アカント停止などの手動で行う必要があったが、本発明によれば、その処理をある程度自動化できるとともに方法が簡単になるため、構成の実装が容易となる。また、プレイマナーの悪いプレイヤをゲームから排除することにより、一般のプレイヤのプレイ意欲減退を防止することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は、本発明によるネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システムの概略を示すブロック図である。
ゲーム機10a〜10nの各々は各都道府県の店舗に設置されているゲーム機であり、例えば、ゲーム機10aはID登録地が東京都○○区にある××店舗に設置されている。各ゲーム機10a〜10nはそれぞれ通信回線2a〜2nを介してネットワーク3に接続されており、各ゲーム機10a〜10nは相互に通信できるとともにサーバ装置20にアクセスして情報の送受信を行うことができる。
図2はマナー違反者抽出システムを構成するゲーム機とサーバ装置の回路の実施の形態を示すブロック図である。
コイン投入口8からコインが投入されるとコインが検出され、その情報はコイン関連装置40,入出力処理装置42を介してCPU44に伝達される。コイン投入の状態、すなわちコイン数・プレイ数などの設定値はバックアップメモリ41に格納される。
ROM47はゲーム機筐体全体を制御する制御プログラム47a,対戦相手の検索依頼を行う検索依頼プログラム47b,対戦拒否プレイヤ質問・選択プログラム47c,バトルゲームプログラム47d、通信処理プログラム47eおよびゲームに必要なデータ47fが格納されている。また、RAM46はゲーム制御部の作業エリアとして用いられるとともにゲーム中の操作情報などが格納される。
画像処理部45はゲーム制御部44aの制御の下に、待ち受け時にはモニタ9に待ち画面を表示しており、コイン投入によりバトルゲーム開始で全国対戦などを選択できるモードセレクトのメニュー画面を表示する。
CPU44はROM47から制御プログラム47a,検索依頼プログラム47b,対戦拒否プレイヤ質問・選択プログラム47c,バトルゲームプログラム47dおよび通信処理プログラム47eを読み込むことによりゲーム制御部44a,検索依頼部44b,対戦拒否プレイヤ質問画面・選択画面表示部44c,バトルゲーム実行部44dの機能を実現する。また、通信処理プログラム47eを読み込むことにより通信制御部44eの機能を実現する。
ゲーム制御部44aは、ゲーム機の待ち受け状態での制御,バトルゲーム開始時の制御,バトルゲーム実行時の制御,ゲーム終了時の制御等を行う。
検索依頼部44bは、ゲーム開始時にプレイヤが全国対戦のモードを選択した場合、サーバ装置20にアクセスして検索した対戦候補から検索依頼したゲーム機のプレイヤが対戦を拒否されている場合や、検索した対戦候補を依頼したプレイヤが対戦拒否している場合に、その者を対戦候補から外すような検索処理を繰り返すように依頼する。そして対戦候補が既定の対戦人数に達した時点でゲーム機はゲームを開始することができる。
また、ゲーム終了時に、対戦拒否プレイヤ質問画面・選択画面表示部44cは、直前のバトルで今後ゲームを一緒にしたくないプレイヤがいるか否かの質問をする画面を表示し、プレイヤが一緒にゲームをしたくないプレイヤがいるという操作をした場合、直前のバトルでプレイしたメンバを表示し、プレイヤに対戦拒否プレイヤを選択させる。これにより、選択した対戦拒否プレイヤの情報は通信制御部44eの制御によってサーバ装置20に送られ、サーバ装置20でプレイヤリストに登録される。
バトルゲーム実行部44dはプレイヤのバトル操作に従ってバトルゲームを進行させる。通信制御部44eは通信部43を介して上述したようにサーバ装置や他のゲーム機と通信を行う。例えば検索依頼のプレイヤの情報,サーバ装置からの報告,グループを構成する他のプレイヤや敵グループの他のプレイヤの情報などである。
サーバ装置20は通信部21,ROM22,データベース23およびCPU24を有している。ROM22は検索判定プログラム22a,リスト追加プログラム22b,登録基準判定プログラム22cおよび通信処理プログラム22dが格納されている。RAM25はCPUが処理するときの作業エリアとして用いられるとともに例えば検索,判定処理中などのデータ(プレイヤのIDなど)が一時的に格納される。
データベース23にはプレイヤリストテーブル23a,特別リストテーブル23bおよび条件データ23cが格納される。
プレイヤリストテーブル23aは各都道府県の店舗に設置されているゲーム機から登録された各プレイヤのリストであり、登録されたプレイヤについてプレイヤID,キャラ名,名前,ID登録地,拒否プレイヤ,キャラレベルおよびキャラジョブが書き込まれている。
例えば図4Aのプレイヤリストテーブルの例示によればIDが「01234」のプレイヤはキャラ名が「クイントマン」,名前が「台東一郎」,ID登録地が「東京都」,拒否プレイヤが「渋谷太郎,神奈川マン」の2名であり、キャラレベルが「1」,キャラジョブが「スナイパー」である。2名のプレイヤに対し対戦拒否を行っている。
特別リストテーブル23bは対戦拒否するプレイヤが所定の条件に達したときに、載せられるもので、この特別リストテーブル23bに載せられるとペナルティが課される。
例えば図4Bの特別リストテーブルの例示によれば、プレイヤはIDが「01234」の「クイントマン」が特別リストテーブルに載せられている。
条件データ23cは所定の条件を記載したもので、
・届け出が異なるIDのプレイヤからn件以上出ている。異なるIDのn以上のプレイヤの拒否プレイヤの項目に、同じIDのプレイヤが書き込まれている。
・届け出がm数の異なる都道府県でプレイするプレイヤから出ている。
上記2つの条件を満たしたときが、所定の条件に達したとして特別リストテーブルに登録される。
例えば、n=20,m=5であれば、届け出が異なるIDのプレイヤから20件,届け出が5つの異なる都道府県でプレイするプレイヤから出ている場合に特別リストテーブルに加えられる。
図2においてCPU24はROM22から検索判定プログラム22a,リスト追加プログラム22b,登録基準判定プログラム22cおよび通信処理プログラム22dを読み込むことにより検索判定処理部24a,リスト追加部24b,登録基準判定部24cおよび通信制御部24dの機能を実現する。
検索判定処理部24aは対戦候補を検索しプレイヤリストテーブルを参照することにより検索を依頼したゲーム機のプレイヤが、検索した対戦候補の他のプレイヤから対戦拒否申請されているか、または検索した対戦候補が、検索を依頼したゲーム機のプレイヤから対戦拒否されたプレイヤに含まれているか否かを判定し、該当する場合にはそのプレイヤを対戦候補から外す処理を行う。検索はこのような処理を繰り返し、対戦候補が既定の対戦人数になるまで行われる。
リスト追加部24bは、前記ゲーム機から対戦拒否プレイヤ質問画面・選択画面表示部44cで指定された拒否プレイヤの情報を受けたとき、プレイヤリストテーブルのゲーム機のプレイヤの拒否プレイヤの項目に拒否プレイヤのIDを書き込む。
登録基準判定部24cはプレイヤリストの、あるプレイヤの拒否プレイヤの項目に拒否プレイヤのIDが記述された場合、拒否プレイヤについて所定の条件に達したか否かの判定を行い、所定の条件に達した場合、所定の条件に達した拒否プレイヤを特別リストテーブルに登録する。
図3A,図3Bは、マナー違反者抽出システムの処理の流れを示すフローチャートである。
ゲーム制御部44aはゲーム機の待ち受け状態でコインが投入されると、サーバ装置20に問い合わせる(ステップ(以下「S」という)001)。サーバ装置20においてCPU24は特別リストテーブルを参照することによりゲーム開始をしようとするプレイヤが特別リストに載っているか否か判定し、特別リストに載っていれば、ゲーム機に対しペナルティを課す旨を告知する(S002)。
特別リストに載っていなければ、その旨がゲーム機に報告される。ゲーム機のゲーム制御部44aはモードセレクトの画面を表示し、プレイヤがジョイスティック6を操作して全国対戦を選択し決定ボタン7を押せば、全国対戦のモードになる(S003)。
つぎにゲーム機の検索依頼部44bは、サーバ装置20にアクセスして対戦相手を検索判定する処理を依頼する。依頼に際し検索依頼部44bはゲーム機のプレイヤのIDを通信制御部44eによってサーバ装置20に送信する。
サーバ装置20の検索判定処理部24aはこれを受けて、データベース23のプレイヤリストテーブルを参照することにより検索依頼したゲーム機のプレイヤが、検索した対戦候補の他のプレイヤから対戦拒否申請がされているかを判定する(S004,S005)。これはプレイヤリストテーブルの拒否プレイヤの項目をサーチすることにより例えば、図4Aにおいて検索依頼したのがID「01234」のプレイヤであれば、検索した対戦候補の他のプレイヤの拒否プレイヤの項目にID「01234」のプレイヤのキャラ名の書き込みがあるかを調べる。この例では、2つの他のプレイヤ(渋谷太郎,神奈川マン)の拒否プレイヤの項目にはクイントマンのキャラ名があるので、それらの拒否プレイヤを候補から外して再度検索を行う(S007)。拒否プレイヤがいない場合にはS006に移行する。
ついで検索判定処理部24aはつぎに検索した対戦候補がID「01234」のプレイヤが対戦拒否したプレイヤに含まれているかを判定する(S006)。これはプレイヤリストテーブルのID「01234」のプレイヤの拒否プレイヤの項目を調べることにより判定することができる。ID「01234」の拒否プレイヤの項目には「渋谷太郎」「神奈川マン」が書き込まれていると判定する。このプレイヤについてモニタ9の候補の一覧から表示を削除する。
このように検索判定を繰り返すことにより、検索を依頼したゲームのプレイヤを拒否したプレイヤ,検索を依頼したゲームのプレイヤが拒否するプレイヤすべてを対戦候補から外し、既定の対戦人数の候補になった時点でバトルが開始されることとなる(S008)。なお上記S004,S005,S006およびS007の一例の処理は対戦相手の数だけ行うこととなる。
この検索判定の間に、他のプレイヤがバトルプレイを開始するためにゲーム機を立ち上げ、ネットワークゲームに参加する旨の操作をすれば、上記のように検索判定することとなる。
バトルは各ゲーム機のプレイヤがボタン(A)4,ボタン(B)5,ジョイスティック6,決定ボタン7を操作することによりバトルゲーム実行部44dがバトル処理を行う。そして、バトルが終了する(S009)と、各ゲーム機では対戦拒否プレイヤ質問画面・選択画面表示部44cがモニタ9に対戦拒否プレイヤに質問するための画面を表示する(S010)。これは図5に例示するように直前のゲームに参加したプレイヤのうち、今後ゲームを一緒にしたくないプレイヤがいるかどうかを質問するものである。
プレイヤがジョイスティック6を操作して「NO」を選択し決定ボタン7を押すと、終了画面を表示してゲームは終了する(S011)。
一方、プレイヤがジョイスティック6を操作して「YES」を選択し決定ボタン7を押すと、対戦拒否プレイヤ質問画面・選択画面表示部44cは直前のバトルでプレイしたメンバを表示し、プレイヤが一覧から今後一緒にプレイしたくないプレイヤを選択するように促す。図6に直前にバトルしたプレイヤの一覧の例を示す。
このようにして対戦拒否プレイヤを選択する画面が表示され、プレイヤはジョイスティック6を操作して決定ボタン7を押すことにより、選ぶこととなる。図6では「タトーマン,下今泉次郎」が選択されている。
決定ボタンが押されると、その情報はサーバ装置20に送信される(S012)。
サーバ装置20ではリスト追加部24bがゲーム機対応のプレイヤのリスト中の拒否プレイヤの項目に拒否すべきプレイヤの名前を書き込む(S013)。
つぎに登録基準判定部24cは条件データ23cを参照することにより、プレイヤリストに追加された拒否すべきプレイヤが登録基準に合致するか否かを判定する(S014,S015)。
合致しなければ、終了する。合致している場合には図4Bに示す特別リストテーブルに追加される(S016)。この特別リストテーブルに追加されるプレイヤは前述したようにペナルティを課されるものであり、特別リストはいわゆる、ブラックリストと言われるものである。
都道府県のゲームセンタなどに設置されているゲーム機によるネットワークゲームシステムである。
本発明によるネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システムの概略を示すブロック図である。 マナー違反者抽出システムを構成するゲーム機とサーバ装置の回路の実施の形態を示すブロック図である。 マナー違反者抽出システムの処理の流れを示すフローチャートで、前半の部分である。 マナー違反者抽出システムの処理の流れを示すフローチャートで、後半の部分である。 ゲームプレイヤリストテーブルの一例を示す図である。 特別リストテーブルの一例を示す図である。 マッチング拒否をするか否かを選択するための画面の一例を示す図である。 マッチング拒否相手を選ぶための画面の一例を示す図である。
符号の説明
2a〜2n 通信回線
3 ネットワーク
4 ボタンA
5 ボタンB
6 ジョイスティック
7 決定ボタン
8 コイン投入口
9 モニタ
10a〜10n ゲーム機
20 サーバ装置
21,43 通信部
22,47 ROM
23 データベース
24,44 CPU
25,46 RAM
40 コイン関連装置
41 バックアップメモリ
42 入出力処理装置
45 画像処理部
55 サウンド処理部
56 スピーカ

Claims (3)

  1. 複数のゲーム機と、サーバ装置と、各ゲーム機およびサーバ装置の通信を行う通信手段とを備え、各ゲーム機の間でゲームを行えるゲームシステムにおいて、
    前記ゲーム機は、
    ゲーム開始時に異なる行政区画地域も対象とする全国対戦を選択した場合、サーバ装置にアクセスして対戦相手を検索するように依頼する検索依頼手段を有し、
    前記サーバ装置は、
    登録されているプレイヤに対し、拒否プレイヤを書き込むための項目を有するプレイヤリストを格納する記憶手段と、
    前記検索依頼手段により対戦候補検索を依頼された場合、対戦候補を検索し前記プレイヤリストを参照することにより検索依頼したゲーム機のプレイヤが、検索した対戦候補から対戦拒否申請されているか否かを判定し、前記対戦候補から対戦拒否申請されている場合、該対戦候補を対戦候補から外し、
    前記対戦候補から対戦拒否申請されていない場合、対戦候補が、検索依頼したゲーム機のプレイヤから対戦拒否されたプレイヤに含まれているか否かを判定し、検索依頼したゲーム機のプレイヤから対戦拒否されたプレイヤに含まれている場合、該対戦拒否されたプレイヤを対戦候補から外し、
    対戦拒否されたプレイヤに含まれていない場合、対戦候補とするように処理を繰り返すことにより、既定の対戦人数になるまで対戦候補を検索する検索判定処理手段と、
    前記検索判定処理手段の結果をゲーム機に送信する手段とを有し、
    前記検索依頼したゲーム機のプレイヤが対戦拒否申請していないプレイヤであって検索依頼したゲーム機のプレイヤに対し対戦拒否申請しているプレイヤおよび検索依頼したゲーム機のプレイヤが対戦拒否したプレイヤを、ネットワークゲームの対戦候補から除くように構成し、
    かつ、前記サーバ装置に、
    拒否プレイヤの項目に書き込まれている同じIDのプレイヤの数が所定の条件に達したとき、特別リストに登録する特別リスト登録手段を有し、ゲームを開始しようとするプレイヤが該特別リストに登録されている場合、ペナルティを課す旨の通知を行い、
    前記所定の条件は、
    届け出が異なるIDのプレイヤからn件以上出ていること、異なるIDのn以上のプレイヤの拒否プレイヤの項目に、同じIDのプレイヤが書き込まれていること、および届け出がm数の異なる行政区画地域でプレイするプレイヤから出ていることであることを特徴とするネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システム。
  2. 前記ゲーム機は、
    プレイヤに今後ゲームを一緒にしたくないプレイヤがいるか否かを質問する画面を表示する拒否プレイヤ質問画面表示手段と、
    前記拒否プレイヤ質問の画面でプレイヤが拒否すべきプレイヤが存在する旨の操作を行ったとき、直前に行ったゲームのプレイヤ一覧を表示して選択させるための画面を表示する拒否プレイヤ選択画面表示手段とを有し、
    前記サーバ装置は、
    登録されているプレイヤに対し、拒否プレイヤの項目を有するプレイヤリストを格納する記憶手段と、
    前記ゲーム機より前記拒否プレイヤ選択画面で選択された拒否プレイヤの情報を受けたとき、前記プレイヤリスト中の前記ゲーム機のプレイヤの拒否プレイヤの項目に拒否プレイヤを特定する名前を書き込むリスト追加手段とを有することを特徴とする請求項1記載のネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システム。
  3. 前記ゲーム機はゲーム制御手段を有し、
    該ゲーム制御手段はモードセレクトの画面を表示し、プレイヤが操作部を操作することにより全国対戦を選択し決定部を押せば、全国対戦モードにすることを特徴とする請求項1または2記載のネットワークゲームにおけるマナー違反者抽出システム。
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