JP5397128B2 - 多段過給システム内燃機関及びその制御方法 - Google Patents

多段過給システム内燃機関及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の過給機を直列接続し、高圧段タービンと並列に設けられた排気バイパス通路と、この排気バイパス通路に設けられた排気バイパス弁を備えた多段過給システム内燃機関及びその制御方法に関する。
内燃機関の過給に関しては、複数の過給機を同時使用するシリーズタイプの多段過給システムと、容量が大きく異なる複数の過給機を直列に配置した、内燃機関の運転状態に応じて適切な過給機を選択するシーケンシャルタイプの多段過給システムとがある。このシーケンシャル過給システムは、高圧段タービンと並列に排気ガスをバイパスするための排気バイパス通路と、この排気バイパス通路に設けられた排気バイパス弁を備えており、この排気バイパス弁の弁開度を制御することで、過給機を選択できる構造になっている。
この排気バイパス弁を開くことにより、排気ガスが高圧段タービンを通過しないようにバイパスさせることができ、排気ガスのエネルギーを他の過給機に重点的に配分することができる。また、この排気バイパス弁は、内燃機関の運転条件により決定した弁開度に制御される。
この多段過給システム内燃機関の例として、1つのEGR装置と複数過給機を備えた多気筒ディーゼルエンジンにおいて、EGRの制御精度と過給機制御の最適化を行うために、エンジンの運転条件に応じて複数の過給機の作動目標値を別々に設定して制御するように構成した多気筒ディーゼルエンジンの制御装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、このシーケンシャルタイプの過給システム内燃機関においては、排気バイパス弁を開閉した際に内燃機関の排気側の圧力が急激に変化するので、これにより吸入空気量の変動が生じ、排ガス制御や出力制御に対する外乱となることがある。つまり、排気バイパス弁を開くと、高圧段タービンの膨張比分の圧力差がバイパスされるため、他の段のタービン回転数が上昇してバランスが取れるまでの間、排気圧力が低下して吸入空気量が増加する。また、排気バイパス弁を閉じると、エンジン回転数が低い状態にある高圧段タービンが排気抵抗となるため、高圧段タービンの回転数が上昇するまでの間、排気圧力が上昇して吸入空気量が減少する。特に、排気バイパス弁を閉じる場合に、吸入空気量の減少や排気圧力の上昇による出力トルクの一時的低下が生じる場合があるという問題がある。
特開2003−120354号公報
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、シーケンシャルタイプの多段過給システムを持つ内燃機関において、高圧段タービンをバイパスする排気バイパス通路に設けられた排気バイパス弁の開閉操作に伴う吸入空気量の変動を抑制し、吸入空気量制御に対する外乱を抑えることができる多段過給システム内燃機関及びその制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の多段過給システム内燃機関は、シーケンシャルタイプの多段過給システムとEGRシステムを備えた内燃機関において、高圧段タービンをバイパスする排気バイパス通路に設けた排気バイパス弁を、内燃機関の運転状態に対応させて開閉操作すると共に、前記排気バイパス弁の開閉操作に連動させてEGRシステムのEGR弁の弁開度の制御に一時的に補正を加える制御装置を備え、前記制御装置が、前記排気バイパス弁を開く時には、前記EGR弁を一時的に開き側になるように補正し、前記排気バイパス弁を閉じる時には、前記EGR弁を一時的に閉じ側になるように補正する制御を行うことを特徴とする。この一時的とは、内燃機関の運転状態に従って予め設定された時間を経過すると補正がなくなるということを意味している。
この構成によれば、排気バイパス弁の開閉操作の際に、内燃機関の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を抑制することができる。また、この吸入空気量の変動は、排気ガスの制御や内燃機関の出力の制御における外乱となるが、この外乱を小さくすることができる。
また、EGR制御にフィードバック制御を用いている場合でも、その制御特性に影響を与えることなく、過給機切替え時の一時的な変動に対してのみEGR弁の制御量に補正を与えて操作することで、効果的に吸入空気量の変動を抑制することができる。
なお、このEGR弁の弁開度の補正の大きさや減衰時間は、内燃機関の運転状態に応じて調整する。この排気バイパス弁の開閉時のEGR弁の弁開度の補正は、EGR弁を吸入空気量に基づいてフィードバックにより制御している場合にも有効であり、この排気バイパス弁の開閉操作に連動させた補正をフィードフォワード量として加えることで効果的に作用させる。
また、排気バイパス弁を開くときには、吸入空気量の増加を抑え、排気バイパス弁を閉じるときには、吸入空気量の減少を抑えることで、排気バイパス弁の開閉操作の際における内燃機関の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を効果的に抑制することができる。
また、上記の多段過給システム内燃機関において、前記制御装置が、前記排気バイパス弁への指示開度データに基づいて、又は、前記排気バイパス弁の開度データに基づいて、前記EGR弁の補正をする制御を行うように構成すると、排気バイパス弁の開閉指示によりEGR弁の弁開度の補正を開始でき、その後の時間経過と共に、EGR弁を元の弁開度に戻していくような制御ができるようになる。
なお、排気バイパス弁の指示開度データ(弁開度の量を指示するデータ)をもとにEGR弁の弁開度を補正する場合には、吸入空気量フィードバックよりも早いタイミングでEGR弁を操作することができるため、排気バイパス弁の開度データ(実際の開いた弁開度のデータ)をもとにEGR弁の弁開度を補正する場合に比べて、吸入空気量の変動の初期の挙動をより効果的に抑えることができる。
また、上記の多段過給システム内燃機関において、前記排気バイパス弁への開閉指示動作を検出したら、予め設定しておいた前記EGR弁の動作パターンに従って、前記EGR弁の弁開度を補正する制御を行うように構成すると、排気バイパス弁の開閉指示によりEGR弁の弁開度の補正を、比較的簡単に行うことができるようになる。
そして、上記の目的を達成するための本発明の多段過給システム内燃機関の制御方法は、シーケンシャルタイプの多段過給システムとEGRシステムを備えた内燃機関の制御方法において、高圧段タービンをバイパスする排気バイパス通路に設けた排気バイパス弁を、内燃機関の運転状態に対応させて開閉操作すると共に、前記排気バイパス弁の開閉操作に連動させてEGRシステムのEGR弁の弁開度の制御に一時的に補正を加え、前記排気バイパス弁を開く時には、前記EGR弁を一時的に開き側になるように補正し、前記排気バイパス弁を閉じる時には、前記EGR弁を一時的に閉じ側になるように補正することを特徴とする方法である。
この方法によれば、排気バイパス弁の開閉操作の際に、内燃機関の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を抑制することができる。また、この吸入空気量の変動は、排気ガスの制御や内燃機関の出力の制御における外乱となるが、この外乱を小さくすることができる。
また、排気バイパス弁を開くときには、吸入空気量の増加を抑え、排気バイパス弁を閉じるときには、吸入空気量の減少を抑えることで、排気バイパス弁の開閉操作の際における内燃機関の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を効果的に抑制することができる。
また、上記の多段過給システム内燃機関の制御方法において、前記排気バイパス弁への指示開度データに基づいて、又は、前記排気バイパス弁の開度データに基づいて、前記EGR弁の補正をすると、排気バイパス弁の開閉指示によりEGR弁の弁開度の補正を開始でき、その後の時間経過と共に、EGR弁を元の弁開度に戻していくような制御ができる。
また、上記の多段過給システム内燃機関の制御方法において、前記排気バイパス弁への開閉指示動作を検出したら、予め設定しておいた前記EGR弁の動作パターンに従って、前記EGR弁の弁開度を補正すると、排気バイパス弁の開閉指示によりEGR弁の弁開度の補正を、比較的簡単に行うことができるようになる。
本発明に係る多段過給システム内燃機関及びその制御方法によれば、排気バイパス弁の開閉操作の際に、内燃機関の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を抑制することができ、この吸入空気量の変動を抑制することにより、排気ガスの制御や内燃機関の出力の制御における外乱を小さくすることができる。
つまり、過給機の切替え操作が吸入空気量制御の外乱となることを抑えることができる。また、これにより、吸入空気量の変動に起因する内燃機関の出力の変動を小さくすることができる。
本発明に係る実施の形態の多段過給システム内燃機関の構成を示した図である。 本発明に係る実施の形態の多段過給システム内燃機関の制御の概要を示した図である。 本発明に係る実施の形態の多段過給システム内燃機関の制御の別の例の概要を示した図である。 制御の効果を示した図である。
以下、本発明に係る実施の形態の過給システム内燃機関とその制御方法について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明に係る実施の形態の過給システム内燃機関(以下内燃機関という)1は、エンジン本体(E)2に吸気通路3と排気通路4とEGR通路5が設けられ、この吸気通路3の上流側から低圧段過給機6の低圧段コンプレッサ6aと高圧段過給機7の高圧段コンプレッサ7aが直列に配置され、また、排気通路4の上流側から高圧段過給機7の高圧段タービン7bと低圧段過給機6の低圧段タービン6bが直列に配置される。
この高圧段タービン7bには、この高圧段タービン7bをバイパスする排気バイパス通路7cが設けられ、更に、この排気バイパス通路7cには排気バイパス弁7dが設けられている。また、高圧段コンプレッサ7aをバイパスする吸気バイパス通路7eが設けられ、更に、この吸気バイパス通路7eには吸気バイパス弁7fが設けられている。また、低圧段タービン6bにはウェストゲートバルブ6cが設けられている。これらの構成により、シーケンシャルタイプの2段過給システムを形成している。
また、EGR通路5には、EGR弁5aが設けられている。また、吸気通路3には図示しないが吸入空気量センサ(MAFセンサ)が設けられている。更に、内燃機関1のエンジンの運転状態や、EGR弁5aと排気バイパス弁7dを制御するためのECU(エンジンコントロールユニット)と呼ばれる制御装置(ECU)8が設けられている。
なお、本発明に直接関係しない、エアクリーナ、吸気絞り弁、インタークーラ、EGRクーラ、排気ガス浄化装置、排気絞り弁、消音装置等も設けられるが、説明を簡略化するために図示しない。
次に、この内燃機関1における制御方法について説明する図2及び図3に示すように、この内燃機関1では、高圧段タービン7をバイパスする排気バイパス通路7cに設けた排気バイパス弁7dを、内燃機関1の運転状態に対応させて開閉操作すると共に、この排気バイパス弁7dの開閉操作に連動させてEGRシステムのEGR弁5aの弁開度の制御に一時的に補正を加える。この一時的とは、内燃機関の運転状態に従って予め設定された時間を経過すると補正がなくなるということを意味する。
この弁開度の補正は、図2及び図3に示すように、排気バイパス弁7dへの指示開度データ(この指示開度データの弁開度になるように指示する)である指示開度Vbtに基づいて、排気バイパス弁7dを開く時には、EGR弁5aを一時的に開き側になるように補正し、排気バイパス弁7dを閉じる時には、EGR弁5aを一時的に閉じ側になるように補正する。
あるいは、特に図示していないが、排気バイパス弁7dの開度データ(実際に開いている弁開度のデータ)に基づいて、排気バイパス弁7dを開く時には、EGR弁5aを一時的に開き側になるように補正し、排気バイパス弁7dを閉じる時には、EGR弁5aを一時的に閉じ側になるように補正する。
なお、排気バイパス弁7dの指示開度データを基にEGR弁5aの弁開度を補正する場合には、吸入空気量フィードバックよりも早いタイミングでEGR弁5aを操作することができるため、排気バイパス弁7dの開度データを基にEGR弁5aの弁開度を補正する場合に比べて、吸入空気量の変動の初期の挙動をより効果的に抑えることができる。
図2に示す場合では、通常の場合は、EGR弁5aの弁開度は、エンジン回転数Neと燃料噴射量Qから、「EGR弁の弁開度データ」のマップM1を参照して、オープンループの場合にはEGR弁5aの指示開度Vet1が設定され、フィードバックの場合には、EGR弁5aの指示開度Vet2が設定される。
なお、排気バイパス弁7dへの開度データに基づいて補正する場合には、図2に示すように、排気バイパス弁7dの指示開度データVbtと、エンジン回転数Neと燃料噴射量Qから「EGR弁の弁開度の補正データ」のゲインマップM2を参照して得られた補正量の大きさと、エンジン回転数Neと燃料噴射量Qから「EGR弁の弁開度の補正データ」の時定数マップM3を参照して得られた補正量を減衰させるための時定数とを高域通過フィルタを持つ制御回路に入れる。この高域通過フィルタを使用することにより、排気バイパス弁7dの開閉のタイミングを検出することが容易にできる。
この制御回路で処理したデータに基づいて、EGR弁5aの補正(補正量の大きさ(ゲイン)と減衰の程度(時定数))をする制御を行うようにすると、排気バイパス弁7aの開閉指示データにより、補正量の大きさ(ゲイン)に従ったEGR弁5aの弁開度にする制御を開始でき、減衰の程度(時定数)に従って、その後の時間経過と共にEGR弁5aを元の弁開度に戻していく制御ができる。
このEGR弁5aの弁開度の補正量の大きさ(ゲイン)や減衰時間(時定数)は、内燃機関1の運転状態に応じて調整するが、この調整量(ゲインと時定数)の算出はエンジン回転数Neと燃料噴射量QからゲインマップM2と時定数マップM3をそれぞれ参照して行う。
この排気バイパス弁7dの開閉時のEGR弁5aの弁開度の補正は、EGR弁5aを吸入空気量に基づいてフィードバックにより制御している場合にも有効であり、この排気バイパス弁の開閉操作に連動させた補正をフィードフォワード量として加えることで効果的に作用する。
また、図3に示す場合では、排気バイパス弁7dへの開閉指示動作を検出したら、予め設定しておいたEGR補正動作パターンのデータテーブルM4によりEGR弁5aの開度を補正する。補正パターンの振幅は、エンジン回転数Neと燃料噴射量Qに基づいてゲインマップM2から得られた補正ゲインにより決定する。決定した補正パターンは、EGR弁開度マップM1データに加算され、EGR弁5aの弁開度制御に使用される。
このような構成とすることで、予め決定した補正動作のパターンに基づいてEGR弁5aの弁開度の補正動作を、比較的容易に行うことができるようになる。
次に、上記のEGR弁の補正制御を行わない場合と行った場合の実験結果について説明する。図4に示すように、EGR弁5aを補正制御した場合(実線A)には、補正制御しない場合(点線B)に比べて、吸入空気量の変動量が小さくなっていることが分かる。
従って、上記の構成の内燃機関1及びその制御方法によれば、EGR弁5aの補正による制御により、排気バイパス弁7dを開くときには、吸入空気量の増加を抑え、排気バイパス弁7dを閉じるときには、吸入空気量の減少を抑えることで、排気バイパス弁7dの開閉操作の際における内燃機関1の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を効果的に抑制することができる。また、この吸入空気量の変動は、排気ガスの制御や内燃機関1の出力の制御における外乱となるが、この外乱を小さくすることができる。
また、EGR制御にフィードバック制御を用いている場合でも、その制御特性に影響を与えることなく、過給機切替え時の一時的な変動に対してのみEGR弁5aの制御量に補正を与えて操作することで、効果的に吸入空気量の変動を抑制することができる。
本発明の多段過給システム内燃機関及びその制御方法によれば、シーケンシャルタイプの多段過給システム内燃機関において、高圧段タービンをバイパスする排気バイパス通路に設けた排気バイパス弁の開閉操作の際に、内燃機関の排気側の圧力の急激な変化に伴って生じる吸入空気量の変動を抑制することができ、この吸入空気量の変動を抑制することにより、排気ガスの制御や内燃機関の出力の制御における外乱を小さくすることができるので、自動車搭載の内燃機関などに利用することができる。
1 過給システム内燃機関
2 エンジン本体(E)
5a EGR弁
7b 高圧段タービン
7c 排気バイパス通路
7d 排気バイパス弁
8 制御装置(ECU)
Ne エンジン回転数
M1 「EGR弁の弁開度データ」のマップ
M2 「EGR弁の弁開度の補正データ」のゲインマップ
M3 「EGR弁の弁開度の補正データ」の時定数マップ
M4 「EGR弁補正動作パターン」のデータテーブル
Q 燃料噴射量
Vbt 排気バイパス弁への指示開度
Vet1,Vet2 EGR弁の指示開度

Claims (6)

  1. シーケンシャルタイプの多段過給システムとEGRシステムを備えた内燃機関において、高圧段タービンをバイパスする排気バイパス通路に設けた排気バイパス弁を、内燃機関の運転状態に対応させて開閉操作すると共に、前記排気バイパス弁の開閉操作に連動させてEGRシステムのEGR弁の弁開度の制御に一時的に補正を加える制御装置を備え、
    前記制御装置が、前記排気バイパス弁を開く時には、前記EGR弁を一時的に開き側になるように補正し、前記排気バイパス弁を閉じる時には、前記EGR弁を一時的に閉じ側になるように補正する制御を行うことを特徴とする多段過給システム内燃機関。
  2. 前記制御装置が、前記排気バイパス弁への指示開度データに基づいて、又は、前記排気バイパス弁の開度データを高域通過フィルタで処理したデータに基づいて、前記EGR弁の補正をする制御を行うことを特徴とする請求項1記載の多段過給システム内燃機関。
  3. 前記制御装置が、前記排気バイパス弁への開閉指示動作を検出したら、予め設定しておいた前記EGR弁の動作パターンに従って、前記EGR弁の弁開度を補正する制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の多段過給システム内燃機関。
  4. シーケンシャルタイプの多段過給システムとEGRシステムを備えた内燃機関の制御方法において、高圧段タービンをバイパスする排気バイパス通路に設けた排気バイパス弁を、内燃機関の運転状態に対応させて開閉操作すると共に、前記排気バイパス弁の開閉操作に連動させてEGRシステムのEGR弁の弁開度の制御に一時的に補正を加え、
    前記排気バイパス弁を開く時には、前記EGR弁を一時的に開き側になるように補正し、前記排気バイパス弁を閉じる時には、前記EGR弁を一時的に閉じ側になるように補正することを特徴とする多段過給システム内燃機関の制御方法。
  5. 前記排気バイパス弁への指示開度データに基づいて、又は、前記排気バイパス弁の開度データを高域通過フィルタで処理したデータに基づいて、前記EGR弁の補正をすることを特徴とする請求項4記載の多段過給システム内燃機関の制御方法。
  6. 前記排気バイパス弁への開閉指示動作を検出したら、予め設定しておいた前記EGR弁の動作パターンに従って、前記EGR弁の弁開度を補正することを特徴とする請求項4又は5に記載の多段過給システム内燃機関の制御方法。
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