JP5397010B2 - 端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置に関する。
近年、会話に使用される情報を記憶可能な携帯電話端末がある。会話に使用される情報は、例えば、スケジュール等の日時や時刻情報、品物の価格や数量等の数値情報である。上述した会話に使用される情報は、主にビジネスでの会話に使用される。会話に使用される情報は、携帯電話端末の入力装置を用いた入力や、そのような情報を有する電子メールの受信によって携帯電話端末に入力され、携帯電話端末内の記録媒体上に記憶される。記憶された情報は、情報を閲覧するためのアプリケーションプログラムの実行を介して携帯電話端末の表示装置上に呼び出すことができる。
携帯電話端末は、通常、専用のオペレーティングシステム(以下、「OS」と表記)と1以上のアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」と表記)とが予め組み込まれている。1以上のアプリケーションは、上記した会話に使用される情報の呼び出し処理を実行するアプリケーションを含む。
OSは、携帯電話端末の通話中(in service)における音声通話処理を行う。通話中において、OSは、アプリケーションの実行又は処理の動作を制限する。これによって、OSによる音声通話処理がアプリケーションの動作負荷の影響を受けることが抑えられ、音声通話の品質が維持される。
特開2005−121531号公報 特開2006−252218号公報 特開2002−261919号公報
近年、汎用OSで通話処理を行う携帯端末がある。例えば、スマートフォンと呼ばれる、携帯電話,PHS(Personal Handy Phone),又は無線IP電話とPDA(Personal Digital Assistants)とを組み合わせた携帯端末である。汎用OSで音声通話処理を行う
携帯端末は、通常、ユーザが自由にアプリケーションを追加可能な仕様を有する。また、汎用OSで音声通話処理を行う携帯端末では、通常、汎用OSによる音声通話中のアプリケーションの動作制限処理が行われない。従って、ユーザは、通話中であっても携帯端末の操作によってアプリケーションを動作させることができる。アプリケーションの動作によって、ユーザは、会話に使用する情報を閲覧し、会話に利用することができる。
しかしながら、通話中にアプリケーションが動作すると、携帯端末のリソースがアプリケーション動作のために消費されるので、汎用OSによる円滑な音声通話処理が阻害されるおそれがあった。円滑な音声通話処理が阻害されると、音声通話の品質が劣化したり、音声通話の切断が起こったりするおそれがあった。
本発明の態様の一つは、通話中のアプリケーションの起動による通話品質劣化を通話相手に報知可能な端末装置を提供することを目的とする。
本発明の態様の一つは、携帯端末であって、通話相手との通話処理を行う通話処理部と、
アプリケーションプログラムの実行を制御するアプリケーション制御部と、
前記通話処理部による通話処理中において前記アプリケーションプログラムの起動が前記実行処理部に指示された場合に、前記アプリケーションの起動によって通話品質が劣化するか否かを判定する判定部と、
前記通話品質が劣化すると判定される場合に、通話品質劣化を予告するための予告メッセージを前記通話相手に送信する送信部とを含む。
本発明の他の態様の一つは、上記した携帯端末による予告メッセージの送信方法である。また、本発明の他の態様の一つは、携帯端末として機能するコンピュータに上述した予告メッセージの送信のための処理を実行させるプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明の一態様によれば、通話中のアプリケーションの起動による通話品質劣化を通話相手に報知することができる。
図1は、実施形態に係る携帯端末が適用される移動体通信システムの例を示す図である。 図2は、通話制御プログラムがCPUによって実行されることによって実現される機能を模式的に示すブロック図である。 図3は、動作例1における、通話中のアプリケーション起動時における携帯端末の処理(通話制御プログラムの実行による処理)の例を示すフローチャートである。 図4Aは、SIPメッセージのフォーマット例を示す。 図4Bは、会話制御メッセージのフォーマット例を示す。 図5Aは、予告メッセージ受信時における、通話相手である携帯端末における処理を示すフローチャートである。 図5Bは、復旧メッセージ受信時における、通話相手である携帯端末の処理例を示すフローチャートである。 図6は、動作例2におけるアプリケーション起動時における携帯端末の処理例を示すフローチャートである。 図7は、動作例2における、通話相手である携帯端末の予告メッセージ受信時の処理例を示すフローチャートである。 図8は、負荷テーブルに対する情報の格納処理例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。下記の実施形態の構成は例示であり、本発明は、実施形態の構成に限定されない。
<移動体通信システム>
図1は、実施形態に係る端末装置が適用される移動体通信システムの例を示す図である。図1において、移動体通信システムは、網側設備として、携帯電話網N1と、携帯電話網N1に接続された基地局B1及びB2と、IP(Internet Protocol)網N2と、IP
網N2に接続されたアクセスポイントA1及びA2とを備える。
図1には、端末装置の例示として、携帯型の無線端末装置(以下、「携帯端末」と称す
る)10及び20が図示されている。携帯端末10は、携帯端末20を通話相手として、基地局B1,携帯電話網N1及び基地局B2を介して通話、すなわち電話通信を行うことができる。また、携帯端末10は、携帯端末20を通話相手として、アクセスポイントA1,IP網N2及びアクセスポイントA2を介してIP通信を行うことができる。IP網N2は、例えば、インターネットやイントラネットである。
<携帯端末>
携帯端末10及び20は、同じ構成を持つ。携帯端末10を例として説明する。携帯端末10は、携帯電話端末又はPHS端末としての機能と、無線LAN端末機能を有するPDAとしての機能との双方を有する。このような端末装置は、スマートフォンと呼ばれる。
携帯端末10は、CPU(中央演算処理装置)1,主記憶装置2,二次記憶装置3,入力装置4,出力装置5,RF(Radio Frequency)回路6,無線LAN(Local Area Network)インタフェース(無線LAN I/F)7を備える。
CPU1,主記憶装置2,二次記憶装置3,入力装置4,出力装置5,RFモジュール6,無線LANインタフェース7は、バスBU,図示しない入出力装置,インタフェース回路を介して相互に接続されている。
主記憶装置2は、データやプログラムを記録したROM(Read Only Memory)と、CPU1のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory:メモリと呼ばれる)とを備えている。
二次記憶装置3は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)やHDD(Hard Disc Drive)であり、CPU1によって実行されるOS8、及び複数のアプリケーション9のようなプログラムがインストールされている。また、二次記憶装置3は、OS8やアプリケーション9のようなプログラムが実行される際に使用されるデータを格納している。また、アプリケーション9の一つとして、SIP(Session Initiation Protocol)
を用いたIP電話機能を司るVoIP(Voice over IP)アプリケーションを含む。
ここに、OS8は、アプリケーション9の管理及び動作制御を行う。また、OS8は、携帯端末10が携帯電話端末として通話相手(例えば携帯端末20)と音声通話を実施する場合における呼処理などを含む音声通話処理を行う。
これに対し、複数のアプリケーション9は、例えば、電子メールの送受信及び管理機能を司るメーラ、ユーザのスケジュールを管理するためのスケジューリングソフトウェアである。メーラによって送受信された電子メールや、スケジューラを用いて作成されたスケジュールデータは、二次記憶装置3の所定の記憶領域に格納される。
電子メールやスケジュールデータに含まれた情報は、出力装置5に含まれる表示装置の画面上に呼び出すことができ、ユーザは、表示された情報を会話、すなわち通話のための情報として利用することができる。
RF回路6は、携帯電話機能を用いた通話時に、携帯端末10が在圏する通信エリアの基地局(図1では基地局B1)とアンテナ6Aを介して無線通信を行い、通話に係る音声を送受信することができる。
無線LANインタフェース7は、無線LAN端末機能を用いたIP通信時に、携帯端末10が在圏する通信エリアのアクセスポイント(図1ではアクセスポイントA1)とアン
テナ7Aを介して無線通信を行い、IP通信に係るデータ(パケット)を送受信することができる。
入力装置4は、ユーザがデータを入力するための複数のキー又はボタンと、ユーザが音声を入力するためのマイクロフォンとを備えている。出力装置5は、主記憶装置2や二次記憶装置3に格納されたデータ又は情報を表示するための表示装置と、携帯端末10に入力又は受信された音声データに基づく音声を出力するためのスピーカとを備えている。
CPU1は、主記憶装置2のROMに格納されたプログラム、二次記憶装置3に格納されたOS8やアプリケーション9のようなプログラムを主記憶装置2のRAM(メモリ)にロードして実行する。プログラムの実行を通じて、CPU1は、上述したような携帯電話端末としての機能と、PDAとしての機能とを実現する。すなわち、携帯端末は、携帯電話端末,PHS端末,或いはIP電話端末として機能し、通信相手と通話を行うことができる。
OS8は、汎用OSである。OS8は、携帯電話機能の実現に係る音声通話処理を司る。すなわち、CPU1がOS8を実行することによって、音声通話処理を行う通話制御部としての機能が実現される。
また、携帯端末10は、IP網N2から所望のアプリケーション9をダウンロードして二次記憶装置3にインストールすることができる。また、OS8は、音声通話処理中(通話中)において、アプリケーション9の起動、動作を制限しない。このため、ユーザが通話中に、或るアプリケーション9を起動して、閲覧を望む情報を表示装置上に呼び出し、その情報を参照しながら会話を継続する利用方法が考えられる。
しかしながら、OS8は、複数のアプリケーション9と、CPU1,主記憶装置2のメモリ,ネットワークのようなシステムリソース(以下、単に「リソース」と表記)を共用する。このため、例えば、OS8の音声通話処理時にリソースの80%が消費されると仮定すると、音声通話処理中に、上記した或るアプリケーション9が残りの20%のリソースを消費すると、円滑な音声通話処理が阻害され、音切れのような通話品質への影響、すなわち通話品質の低下が生じる可能性がある。通話品質の低下が著しい場合には、会話の継続が困難となる。或いは、呼の切断が生じる可能性もある。
また、上記した或るアプリケーション9が定常状態では残りの20%の範囲でリソースを消費する場合であっても、当該或るアプリケーション9の起動時において、20%以上のリソースが消費されることが起こり得る。この場合には、当該或るアプリケーション9が起動してから定常状態に遷移するまでの間、通話品質に影響を及ぼす可能性があった。
実施形態における携帯端末10は、上述したような問題に鑑み、通話中、すなわちOS8による音声通話処理中に複数のアプリケーション9の一つが起動された場合に、携帯端末10のリソース消費量を考慮して、通話品質劣化を予告する予告メッセージを通話相手に送信する。また、携帯端末10は、上記した複数のアプリケーション9の一つが起動し、定常状態に遷移したと認められる状態になったときに、通話品質が復旧したことを示す復旧メッセージを通話相手に送信する。このような機能は、上述した複数のアプリケーション9の一つとしてインストールされた、通話制御プログラムがCPU1によって実行されることにより実現される。
図2は、アプリケーション9の一つである通話制御プログラムがCPU1によって実行されることによって実現される機能を模式的に示すブロック図である。図2に示すように、通話制御プログラムがCPU1によって実行されることで、音声通話処理部80と、ア
プリケーション監視部81と、アプリケーション起動制御部82と、負荷制御部83と、UI(User Interface)制御部84と、メッセージ制御部85とが実現される。さらに、負荷テーブル86が作成される。負荷テーブル86は、主記憶装置2のメモリ上、又は二次記憶装置3の記憶領域上に作成される。
負荷テーブル86は、携帯端末10にインストールされた複数のアプリケーション9の起動時に要求されるリソース使用率(負荷)を格納する。この負荷値は、例えば、CPU1の使用率や、メモリの使用率、或いはCPU1の使用率とメモリの使用率の組み合わせから決定することができる。各アプリケーション9の負荷値は、予め実験等によって求めた値を静的に負荷テーブル86に格納しておくことができる。或いは、負荷テーブル86は、動的に作成することが可能である。動的な負荷テーブル86の作成方法については後述する(図8)。
ここに、アプリケーション監視部81は、各アプリケーション9の状態及び動作を監視する。アプリケーション起動制御部82は、各アプリケーション9の起動処理を制御する。負荷制御部83は、携帯端末10におけるCPU1の使用率やメモリの使用率のような負荷(リソース使用率)を監視する。負荷制御部83は、負荷テーブル86に対する情報の読み出し/書き込み、及び後述する負荷判定などを行う。UI制御部84は、出力装置4の表示装置に対する情報の表示制御や、出力装置4のスピーカに対する音声情報の出力制御を司る。メッセージ制御部85は、上記した予告メッセージや復旧メッセージの作成・送信処理を司る。予告メッセージ及び復旧メッセージをまとめて指す場合には、“会話制御メッセージ”との表記を用いる。
なお、OS8やアプリケーション9を実行するCPU1が、本発明の一態様である端末装置の通話制御部、アプリケーション制御部、判定部に相当し、当該アプリケーション制御部は、アプリケーション起動制御部82として機能するCPU1によって実現される。また、当該判定部は、負荷制御部83として機能するCPU1によって実現される。
また、無線LANインタフェース7が、本発明の一態様である端末装置の送信部及び受信部に相当し、送信部及び受信部としての無線LANインタフェース7は、メッセージ制御部85として機能するCPU1によって制御される。
また、出力装置5は、本発明の一態様である端末装置の問い合わせ部及び報知部に相当し、出力装置5は、UI制御部84として機能するCPU1によって制御される。また、入力装置4は、回答入力をユーザが入力するために使用される。
<動作例1>
以下、携帯端末10の動作例1について説明する。図1において、携帯端末10のユーザ(ユーザAと称する)が、携帯端末20のユーザ(ユーザBと称する)と携帯電話機能を用いた通話が行われていると仮定する。この場合、携帯端末10と携帯端末20との間に、携帯基地局B1,携帯電話網N1,基地局B2を介した呼が確立され、携帯端末10と携帯端末20との間で音声通話、すなわち、ユーザAとユーザBとの会話が行われる。
呼を確立するための処理、マイクロフォンから入力されたユーザA側の音声を符号化及び変調してアンテナ6Aから基地局B1へ送信するための処理、アンテナ6Aから受信された無線信号に対する復調処理及び復号処理を通じてユーザB側の音声をスピーカから出力するための処理のような、音声通話に係る様々な処理は、携帯端末10及び20のそれぞれにおけるOS8がCPU1によって実行されることによって実現される通話制御部としての機能により実現される。なお、音声通話において、携帯端末10及び20は、20ミリ秒毎に、約300バイトの音声データを送信することができる。
このような音声通話中に、ユーザAが携帯端末10の入力装置2(キー又はボタン)を操作し、複数のアプリケーション9の一つ(アプリケーションA)の起動指示を入力したと仮定する。
図3は、通話中のアプリケーション起動時における携帯端末10の処理(通話制御プログラムの実行による処理)の例を示すフローチャートである。図3のフローチャートにおいて、アプリケーション監視部81(図2)が、アプリケーションAの起動操作、すなわちアプリケーションAの起動指示入力を検出する(図3:ステップS01)。すると、アプリケーション監視部81は、アプリケーションAの起動命令をアプリケーション起動制御部82に与える。
起動命令を受け取ったアプリケーション起動制御部82は、アプリケーションAの起動を負荷制御部83に知らせる。アプリケーションAの起動を知らされた負荷制御部83は、負荷テーブル86からアプリケーションAのリソース使用率を読み出し、現在のリソース使用率に加算する(図3:ステップS02)。
負荷制御部83は、リソース不足による通話品質が劣化するリソース使用率の閾値(閾値1と称する)を予め有しており、加算値と閾値1とを比較する(図3:ステップS03)。このとき、加算値が閾値1を下回る場合(S03:NO)には、負荷制御部83は、アプリケーション起動制御部82にアプリケーション起動の許可を与え、アプリケーション起動制御部82が、アプリケーションAの起動処理を開始する(図3:ステップS08)。その後、通話制御プログラムの実行による処理が終了する。
これに対し、加算値1が閾値1以上である場合(S03:YES)には、予告メッセージの送信処理が行われる(図3:ステップS04)。すなわち、負荷制御部83は、現在のリソース使用率、すなわちアプリケーションAの起動前のリソース使用率を負荷テーブル86に書き込む。また、負荷制御部83は、メッセージ制御部85に対し、予告メッセージの送信指示を与える。メッセージ制御部85は、予告メッセージを生成する。実施形態に係る携帯端末10は、予告メッセージの伝達手法として、SIPを用いる。すなわち、予告メッセージを含むSIPメッセージを生成し、携帯端末20へ送信する。
図4Aは、SIPメッセージのフォーマット例を示し、図4Bは、会話制御メッセージのフォーマット例を示す。図4Aに示すように、SIPメッセージは、数十バイト程度の文字データであり、SIPメッセージフォーマットは、記載内容が制限されない拡張領域を有している。この拡張領域に会話制御メッセージ文が記載される。
図4Bに示す例では、会話制御メッセージは“メッセージ種別:SIPURI リソース種別 状態種別 日付 時刻”の規定フォーマットを持つ。メッセージ種別として、“Alert-ON”,“Alert-OFF”,“Dialog-OPEN”,“Dialog-OK”,“Dialog-CLOSE”の5
タイプが用意されている。
メッセージ種別“Alert-ON”は、メッセージが“通話品質劣化の予告又は警告”メッセージであることを示す。メッセージ種別“Alert-OFF”は、メッセージが“通話品質劣化
の警告解除又は通話品質劣化状態からの復旧”であることを示す。メッセージ種別“Dialog-OPEN”は、メッセージが“ダイアログボックス(ウィンドウ)表示指示”メッセージ
であることを示す。メッセージ種別“Dialog-OK”は、表示されたダイアログボックスの
表示内容を許可するメッセージであることを示す。メッセージ種別“Dialog-CLOSE”は、ダイアログボックスの表示内容を拒否するメッセージであることを示す。
SIPURIは、SIPにおけるアドレス(ユーザ識別子)であるURI(Uniform Resource Identifier)であり、ここでは、正式なURIからユーザ名部分のみが表記され
る。言い換えれば、アットマーク(@)以降の部分が省略表記される。例えば、携帯端末10(ユーザA)のURIは、“user1@domain.com”であり、拡張領域上のSIPURI表記として、“user1”と表記される。
リソース種別として、“CPU”,“MEMORY(主記憶装置)”,“STORAGE(二次記憶装置)”,“OTHER(その他)”が用意されている。状態種別として、CPUの状態を示す“BUSY”及び“STABLE”と、メモリ又はストレージの状態を示す“FULL”及び“FREE”が用意されている。また、日付及び時刻は、タイムスタンプとして使用される。
例えば、図4Aの拡張領域に示された“Alert-ON: user1 CPU BUSY 20081217 15:12:32”は、SIPメッセージが2008年12月17日の15時12分32秒に発行されたユーザ1(携帯端末10)のCPU1がビジーであることを理由とする通話品質劣化の予告メッセージであることを示す。
動作例1では、メッセージ種別として、“Alert-ON”及び“Alert-OFF”が使用される
。また、リソース種別及び状態種別はオプションである。また、動作例1では、リソース使用率の例として、CPU1の使用率(CPU1の負荷)が適用されている。
図3のステップS04において、図4Aに示すような会話メッセージ“Alert-ON: user1 CPU BUSY 20081217 15:12:32”を含むSIPメッセージ、すなわち予告メッセージが送信される。すなわち、メッセージ制御部85は、無線LANインタフェース7を制御して、SIPメッセージを無線通信によりアンテナ7AからアクセスポイントA1(図1)へ送信する。アクセスポイントA1に受信されたSIPメッセージは、IP網N2,アクセスポイントA2を介して携帯端末20に受信される。
図5Aは、予告メッセージ受信時における、通話相手である携帯端末20における処理を示すフローチャートである。携帯端末20のアンテナ7Aから受信されたSIPメッセージは、無線LANインタフェース7を介してCPU1(メッセージ制御部85)に与えられる。
メッセージ制御部85は、受信されたSIPメッセージの解析を行い、当該SIPメッセージがメッセージ種別“Alert-ON”を有する予告メッセージであることを検知(判定)する(図5A:ステップS21)。すると、メッセージ制御部85は、UI制御部84に対し、“Alert-ON”、すなわち予告メッセージの報知を指示し、UI制御部84が予告メッセージの報知処理を行う(図5A:ステップS22)。動作例1では、メッセージ制御部85は、予告メッセージに応じた表示内容を出力装置5の表示装置に表示することを指示する。
ここに、二次記憶装置3の記憶領域には、会話制御メッセージのメッセージ種別に応じた表示画面データ(表示内容データ)が予め保持されている。UI制御部84は、出力装置5の表示装置を制御して、メッセージ種別“Alert-ON”、すなわち予告メッセージに対応する表示画面データに基づく表示画面を表示装置上に表示させる。
表示内容は、例えば、通話品質劣化に伴い会話を控えることを促す文字メッセージ“しばらくお待ち下さい”である(図5Aの画面M1参照)。或いは、文字メッセージは、通話品質がしばらくの間劣化することを予告する内容の文字メッセージを含むことができる。また、文字メッセージの表示に加えて、UI制御部84は、出力装置5を制御し、スピ
ーカから警告音(アラーム)や、音声ガイダンスを出力することができる。アラーム音や音声ガイダンスの音声データは、予め二次記憶装置3の記憶領域に用意しておくことができる。
これによって、携帯端末20のユーザBは、表示装置に表示された文字メッセージや、アラーム及び/又は音声ガイダンスによって、通話品質が低下することを認識し、会話をしばらく控えることができる。
一方、携帯端末10では、図3のステップS04の処理後、メッセージ制御部85によるSIPメッセージ(予告メッセージ)の送信がアプリケーション起動制御部82に通知される。すると、アプリケーション起動制御部82は、アプリケーションAの起動処理を開始する(図3:ステップS05)。
アプリケーションAの起動処理に伴って、携帯端末10のリソースが消費され、起動処理が終了するまでの間、携帯端末10のリソース使用率が一時的に上昇し、高負荷状態となる。負荷制御部83は、アプリケーションAの起動開始前から継続的にリソース使用率、すなわち負荷を監視し、リソース使用率がアプリケーションAの起動処理が終了し、定常状態になった場合におけるリソース使用率となるのを待つ。
例えば、アプリケーションAの起動処理の終了後の定常状態では、リソース使用率が起動処理前より5%程度上昇すると仮定する。この場合、負荷制御部83は、リソース使用率が、アプリケーションAの起動前より5%程度上昇した状態、すなわち定常状態になるのを待つ。
負荷制御部83は、アプリケーションAの定常状態におけるリソース使用率(上記例では5%)を予め保持している。このリソース使用率を負荷テーブル86に格納したアプリケーション起動前のリソース使用率に加算し、アプリケーションAが定常状態か否かを判断するための閾値(閾値2)を生成する。
例えば、アプリケーションAの起動前におけるリソース使用率が60%であり、アプリケーションAの定常状態におけるリソース使用率が5%であると仮定すると、閾値2は、65%、或いは65%より数%高い値に設定される。
負荷制御部83は、リソース使用率が閾値2以下か否かを判定し(図3:ステップS06)、現在のリソース使用率が閾値2以下となった場合(S06;YES)に、アプリケーションAの起動処理が終了し、定常状態になったと判定する。なお、アプリケーションAの定常状態におけるリソース使用率は、負荷テーブル86に予め登録しておくこともできる。
リソース使用率が閾値2以下になると、復旧メッセージの送信処理が行われる(図3:ステップS07)。すなわち、負荷制御部83は、リソース使用率が閾値2以下になると、メッセージ制御部85に対して、通話品質劣化状態からの復旧を示す復旧メッセージ(会話制御メッセージの一つ)の送信指示を与える。
メッセージ制御部85は、復旧メッセージを生成する。すなわち、メッセージ制御部は、復旧メッセージ、例えば“Alert-OFF: user1 CPU STABLE 20081217 15:15:30 ”のような会話制御メッセージが拡張領域に格納されたSIPメッセージを生成し、携帯端末20へ送信する。
復旧メッセージを含むSIPメッセージは、予告メッセージを含むSIPメッセージ同
様の経路を通って携帯端末20に到達する。携帯端末20では、アンテナ7Aで受信された復旧メッセージを含むSIPメッセージは、無線LANインタフェース7を介してCPU1(メッセージ制御部85)に与えられる。
図5Bは、復旧メッセージ受信時における、通話相手である携帯端末20の処理例を示すフローチャートである。図5Bにおいて、メッセージ制御部85は、受信されたSIPメッセージの解析を行い、当該SIPメッセージがメッセージ種別“Alert-OFF”を有す
る復旧メッセージであることを検知(判定)する(図5B:ステップS23)。
すると、復旧メッセージの報知処理が行われる(図5B:ステップS24)。すなわち、メッセージ制御部85は、UI制御部84に対し、“Alert-OFF”、すなわち復旧メッ
セージの報知を指示する。動作例1では、メッセージ制御部85は、復旧メッセージに応じた表示内容を、出力装置5の表示装置に表示することを指示する。
すると、UI制御部84は、復旧メッセージに対応する表示画面データを二次記憶装置3の記憶領域から読み出し、出力装置5の表示装置を制御して、復旧メッセージにの表示画面データに基づく表示画面を表示装置上に表示させる。
表示内容は、例えば、通話品質劣化状態から復旧により会話を再開することを促す文字メッセージ“お待たせしました”である(図5Bの画面M2参照)。或いは、文字メッセージは、通話品質が劣化状態から復旧したことを示す内容の文字メッセージを含むことができる。また、文字メッセージの表示に加えて、UI制御部84は、出力装置5を制御し、スピーカから警告音(アラーム)や、音声ガイダンスを出力することができる。アラーム音や音声ガイダンスの音声データは、予め二次記憶装置3の記憶領域に用意しておくことができる。
これによって、携帯端末20のユーザBは、表示装置に表示された文字メッセージや、アラーム及び/又は音声ガイダンスによって、通話品質劣化状態からの復旧により、会話を再開できることを知ることができる。
<動作例2>
次に、携帯端末10の動作例2について説明する。動作例2は、動作例1と共通点を含むので、主として相違点について説明する。図6は、動作例2における、通話中のアプリケーション起動時における携帯端末10の処理例を示すフローチャートである。図7は、動作例2における、通話相手である携帯端末20の予告メッセージ受信時の処理例を示すフローチャートである。
動作例2の前提、すなわち、図6に示す処理開始の条件は、動作例1と同じにすることができる。図6に示す処理は、携帯端末10と携帯端末20との音声通話中に、携帯端末10において、例えばアプリケーションAの起動操作が行われたことを契機として開始される。
図6におけるステップS01からステップS03における処理は、動作例1(図3)と同じであるので説明を省略する。ステップS03において、現在のリソース使用率とアプリケーションAのリソース使用率との加算値が閾値1未満である場合(S03;NO)には、アプリケーションAが起動され(図6:ステップS08)、図6に示す処理が終了する。すなわち、携帯端末10のユーザAと携帯端末20のユーザBとは、アプリケーションAの起動にかかわらず、良好な通話品質で会話を継続することができる。
これに対し、上記した加算値が閾値1以上である場合(S03;YES)には、確認画
面表示処理が行われる(図6:ステップS11)。すなわち、負荷制御部83は、現在のリソース使用率、すなわちアプリケーションAの起動前のリソース使用率を負荷テーブル86に書き込む。また、負荷制御部83は、UI制御部84に対し、確認画面の表示指示を与える。
UI制御部84は、二次記憶装置3の記憶領域に予め格納されている確認画面のデータを読み出し、出力装置5の表示装置を制御して、確認画面データに基づく確認画面M3(図6)を表示装置に表示させる。
確認画面M3は、図6に示すように、“アプリケーションを起動すると音声通話品質が劣化します。起動を続行しますか? YES/NO”のような、通話品質の劣化を予告(警告)した上で、起動を続行するか否かの回答をユーザ(ユーザA)に促す文字メッセージを含むことができる。
携帯端末10のユーザAは、確認画面M3に対して、入力装置4の操作を通じて、問い合わせに対する回答(YES又はNO)を入力することができる。また、確認画面M3には、回答入力時間の残り時間を示す時間表示を表示することができる。残り時間の表示により、ユーザAの迅速な回答入力が促される。
UI制御部84は、回答入力時間が尽きるまで、ユーザAの回答入力を待つ。ユーザAからの回答は、入力装置1を介してUI制御部84に与えられる。UI制御部84は、回答結果が“YES”であるか“NO”であるかを判定することによって、ユーザAが通話品質の劣化を許容する否かを判定する(図6:ステップS12)。
このとき、回答結果が“NO”である場合(S12;NO)には、ユーザAが通話品質の劣化を許容せず、アプリケーションAの起動処理の続行を望まないものとして、UI制御部84は、アプリケーションAの起動キャンセルをアプリケーション起動制御部82に指示する。すると、アプリケーション起動制御部82は、アプリケーションAの起動をキャンセルする(図6:ステップS15)。その後、図6の処理が終了する。これによって、アプリケーションAは起動せず、ユーザAは、アプリケーションAの起動による通話品質の劣化なく、ユーザBとの会話を継続することができる。
なお、回答入力時間が尽きるまでの間に、ユーザAからの回答入力が無かった場合には、回答結果が“NO”である場合と同様に、UI制御部84がアプリケーションAの起動キャンセルをアプリケーション起動制御部82に指示し、アプリケーション起動制御部82がアプリケーションAの起動をキャンセルする(図6:ステップS15)。
これに対し、回答結果が“YES”である場合(S12;YES)には、ユーザAが通話品質の劣化を許容する、すなわち、アプリケーションAの起動を望むと判定される。この場合には、予告メッセージの送信処理が実行される(図6:ステップS04)。
すなわち、UI制御部84は、メッセージ制御部85に対し、予告メッセージの送信を指示する。メッセージ制御部85は、予告メッセージを生成する。このとき、メッセージ制御部85は、会話制御メッセージ(図4A)として、メッセージ種別“Dialog-ON”を
含む予告メッセージを生成する。例えば、“Dialog-ON: user1 CPU Busy 20081217 16:12:32”のような会話制御メッセージを含むSIPメッセージが生成され、携帯端末20へ
送信される。
SIPメッセージ(予告メッセージ)は、動作例1で説明した通信経路と同様の経路を通じて携帯端末20で受信される。図7は、動作例2における、通話相手である携帯端末
20の予告メッセージ受信時の処理例を示すフローチャートである。
図7において、SIPメッセージは、動作例1と同様に、携帯端末20のメッセージ制御部85に与えられる。メッセージ制御部85は、受信されたSIPメッセージの解析を行い、当該SIPメッセージがメッセージ種別“Dialog-ON”を有する予告メッセージで
あることを検知(判定)する(図7:ステップS21)。
すると、選択画面の表示処理が行われる(図7:ステップS31)。すなわち、メッセージ制御部85は、UI制御部84に対し、メッセージ種別“Dialog-ON”に基づく選択
画面(ダイアログボックス)の表示指示を与える。UI制御部84は、二次記憶装置3の記憶領域に予め格納されている選択画面のデータを読み出し、この選択画面のデータに基づく選択画面M4(図7参照)を、出力装置5の表示装置に表示させる。
選択画面M4には、例えば、図7に示すような“通話相手側で音声通話品質劣化イベントが発生します。許容しますか? YES/NO”のような、通話品質劣化イベントの発生を予告するとともに、通話品質劣化イベントの発生を許容するか否かを問い合わせる文字メッセージが表示される。
選択画面M4には、また、回答入力時間の残り時間を示す時間表示が表示される。残り時間の表示により、ユーザAの迅速な回答入力が促される。携帯端末20のユーザBは、選択画面M4に対して、入力装置4の操作を通じて、問い合わせに対する回答(YES又はNO)を入力することができる。
UI制御部84は、回答入力時間が尽きるまで、ユーザBの回答入力を待つ(図7:ステップS32)。ユーザBからの回答は、入力装置1を介してUI制御部84に与えられる。UI制御部84は、回答結果が“YES”であるか“NO”であるかを判定することによって、ユーザBが通話品質の劣化を許容する否かを判定する(図7:ステップS33)。
このとき、回答結果が“NO”である場合(S33;NO)には、処理がステップS34の回答結果返信処理に進む。ステップS34では、ユーザBが通話品質の劣化を許容せず、アプリケーションAの起動処理の続行を望まないことを示す応答メッセージが生成される。すなわち、UI制御部84は、回答結果が“NO”であることを示す応答メッセージの作成指示をメッセージ制御部85に与える。メッセージ制御部85は、応答メッセージを会話制御メッセージを含むSIPメッセージのフォーマットを用いて作成する。
この場合、メッセージ制御部85は、メッセージ種別“Dialog-CLOSE”を含む会話制御メッセージ(図4A,図4B参照)が拡張領域に記載されたSIPメッセージを生成し、携帯端末10へ送信する。
なお、ユーザBが回答入力時間内に回答を入力しなかった場合にも、UI制御部84は、回答結果が“NO”であることを示す応答メッセージの作成指示をメッセージ制御部85に与え、メッセージ制御部85は、メッセージ種別“Dialog-CLOSE”を含む会話制御メッセージ(図4A,図4B参照)が拡張領域に記載されたSIPメッセージを生成し、携帯端末10へ送信する。
“Dialog-CLOSE”を含む会話制御メッセージが拡張領域に記載されたSIPメッセー
ジが携帯端末10へ送信される。
これに対し、回答結果が“YES”である場合(S33;YES)には、UI制御部3
4が予告メッセージの報知処理を行う(図7:ステップS22)。これによって、動作例1と同様の手法で、通話品質劣化予告が報知される。例えば、図7に示すような、通話品質劣化に伴い会話を控えることを促す文字メッセージ“しばらくお待ち下さい”を含む画面M1が表示装置に表示される。或いは、画面表示に加えて、スピーカから警告音(アラーム)や音声ガイダンスが出力される。
これによって、携帯端末20のユーザBは、表示装置に表示された文字メッセージや、アラーム及び/又は音声ガイダンスによって、通話品質が低下することを認識し、会話をしばらく控えることができる。その後、処理がステップS34に進む。
ステップS34では、UI制御部84は、ユーザBが通話品質の劣化を許容することを示す応答メッセージが生成される。すなわち、UI制御部84は、回答結果が“NO”であることを示す応答メッセージの作成指示をメッセージ制御部85に与える。メッセージ制御部85は、会話制御メッセージを含むSIPメッセージのフォーマットを用いて応答メッセージを作成する。
この場合、メッセージ制御部85は、メッセージ種別“Dialog-OK”を含む会話制御メ
ッセージ(図4A,図4B参照)が拡張領域に記載されたSIPメッセージ、すなわち応答メッセージを生成し、携帯端末10へ送信する。その後、図7に示す携帯端末20の処理が終了する。
ところで、携帯端末10では、予告メッセージの送信が行われると(図6:ステップS04)、所定期間、携帯端末20からの応答メッセージの受信を待つ(図6:ステップS13)。所定期間内に応答メッセージが受信された場合、及び応答メッセージの受信なく所定期間が経過した場合には、処理がステップS14に進む。
応答メッセージとしてのSIPメッセージは、携帯端末10で受信されると、メッセージ制御部85に与えられる。ステップS14において、メッセージ制御部85は、SIPメッセージの解析を行い、SIPメッセージの拡張領域に記載されたメッセージ種別が
“Dialog-CLOSE”であるか“Dialog-OK”であるかを判定する。
このとき、メッセージ種別が“Dialog-CLOSE”であれば、メッセージ制御部85は、ユーザB(すなわち通話相手)が通話品質の劣化を許容しないと判定し(S14;NO)、処理がステップS15に進む。ステップS15では、アプリケーションAの起動がキャンセルされる。その後、図6における携帯端末10の処理が終了する。なお、上記した所定期間内に応答メッセージが受信されなかった場合にも、メッセージ種別“Dialog-CLOSE”を含む応答メッセージが受信された場合と同様の処理が行われる。
これに対し、メッセージ種別が“Dialog-OK”であれば、メッセージ制御部85は、ユ
ーザB(すなわち通話相手)が通話品質の劣化を許容すると判定し(S14;YES)、処理が図6のステップS05に進む。図6に示すステップS05からステップS07の処理は、動作例1と同様であるので説明を省略する。また、ステップS07において、復旧メッセージが携帯端末20に送信され、携帯端末20にて、図5Bに示した処理と同様の処理が行われる。
動作例2によれば、携帯端末10でのリソース使用率が閾値1を超えている場合に、アプリケーションAの起動の確認画面M3が表示され、ユーザAに対してアプリケーションAの起動を許容するか否かの回答が求められる。ユーザAが起動を許容しないのであれば、アプリケーションAの起動がキャンセルされる。これに対し、ユーザAが起動を許容するのであれば、予告メッセージが携帯端末20に送信される。
予告メッセージを受信した携帯端末20では、選択画面M4(ダイアログボックス)が表示装置に表示され、ユーザBに対してアプリケーションAの起動を許容するか否かの回答が求められる。ユーザBが起動を許容しないとの回答を入力した場合には、起動を許容しないことを示す応答メッセージが携帯端末10に送信される。ユーザBが起動を許容するとの回答を入力した場合には、起動を許容することを示す応答メッセージが携帯端末10に送信される。
応答メッセージを受信した携帯端末10では、応答メッセージがアプリケーションAの起動を許容しないことを示す場合に、アプリケーションAの起動がキャンセルされる。これに対し、応答メッセージがアプリケーションAの起動の許容を示す場合に、アプリケーションAの起動処理が開始される。その後、アプリケーションAの起動処理が終了した時点、すなわちリソース使用率が閾値2以下となった時点で、復旧メッセージが携帯端末20に送信される。
携帯端末20では、復旧メッセージに基づき、ユーザBが通話品質劣化状態からの復旧を知ることができる。このように、動作例2によれば、動作例1と同様の効果に加えて、ユーザA及びユーザBの双方が通話品質の劣化を許容する場合にアプリケーションAを起動することができる。よって、ユーザAの判断のみで、通話品質劣化状態へ遷移することが防止される。
上述した動作例1と動作例2とは選択的に実行されることができる。すなわち、携帯端末10及び20は、上述した動作例1及び動作例2の一方のみを実行可能な携帯端末で合っても良い。なお、携帯端末10と携帯端末20との通話中に携帯端末20で或るアプリケーションの起動操作が行われた場合には、携帯端末20が動作例1又は2における携帯端末10の動作を行い、携帯端末10が動作例1又は2における携帯端末20の動作を行う。
また、動作例2において、確認画面表示に係るステップS11及びS12(図6)は、オプションとすることができる。すなわち、ステップS11及びS12は省略可能である。一方、動作例2において、選択画面表示に係るステップS31からS33は、オプションとすることが可能である。すなわち、ステップS31からS33は省略可能である。
上述した実施形態では、負荷テーブル86に対し、各アプリケーションの負荷(リソース使用率)が予め格納されている例について示した。図8は、負荷テーブル86に対する情報の格納処理例を示すフローチャートである。
図8に示す処理は、例えば、アプリケーション監視部81からアプリケーション起動制御部82に対して、或るアプリケーション(この例では、アプリケーションBとする)の起動命令が通知された場合に開始される。
アプリケーションBの起動命令を受け取ったアプリケーション起動制御部82は、負荷テーブル86を参照し、アプリケーションBに対するエントリが負荷テーブル86に格納されているか否かを判定する(ステップS001)。
このとき、アプリケーションBのエントリが負荷テーブル86に格納されていれば(S001;YES)、図8に示す処理が終了する。これに対し、アプリケーションBに対するエントリが負荷テーブル86に格納されていなければ(S001;NO)、アプリケーション起動制御部82は、アプリケーションBのエントリを負荷テーブル86に作成し(ステップS002)、アプリケーションBの起動を負荷制御部83に通知する。
アプリケーションBの起動が通知された負荷制御部83は、現在のリソース使用率を得て、アプリケーションBの起動前のリソース使用率として、負荷テーブル86中のアプリケーションBのエントリに格納する(ステップS003)。負荷制御部83は、起動前のリソース使用率が格納されたことをアプリケーションBに通知する。
起動前のリソース使用率の格納が通知されたアプリケーション起動制御部82は、アプリケーションBの起動処理を開始し(ステップS004)、アプリケーションBの起動開始通知を負荷制御部83に与える。負荷制御部83は、起動開始通知を受け取ると、リソース使用率を継続的に監視する(ステップS005)。
アプリケーション起動制御部82は、アプリケーションBの起動処理が完了すると(ステップS006;YES)、アプリケーションBの起動完了通知を負荷制御部83に与える。負荷制御部83は、起動完了通知を受け取ると、起動開始通知を受け取ってから起動完了通知を受け取るまでの間におけるリソース使用率の平均値を算出する(ステップS007)。
続いて、負荷制御部83は、起動前のリソース使用率を負荷テーブル86のアプリケーションBのエントリから読み出し、平均値との差分を算出する。負荷制御部83は、算出された差分を、アプリケーションBのリソース使用率、すなわち閾値1として、負荷テーブル86のアプリケーションBのエントリに登録する(ステップS008)。
また、負荷制御部83は、現在のリソース使用率、すなわち、アプリケーションBの定常状態時のリソース使用率を取得し(ステップS009)、起動前のリソース使用率との差分を得る。負荷制御部83は、定常状態時のリソース使用率と起動前のリソース使用率との差分を、動作例1及び動作例2で説明した閾値2を算出するための値として、負荷テーブル83のアプリケーションBのエントリに登録する(ステップS010)。
その後、通話中にアプリケーションBの起動操作が行われた場合には、負荷テーブル86に格納された閾値1を用いてステップS03(図3、図6)の処理が実行され、閾値2を算出するための値を用いて、ステップS06(図3、図6)の処理を実行するための閾値2が算出される。
図8に示した処理において、起動前のリソースの使用率は、閾値1が登録される間での間、一時的に格納されるようにしても良い。平均値の代わりに、起動処理中の最大リソース使用率が採用されても良い。また、エントリは、アプリケーション起動制御部82の代わりに負荷制御部83が作成するようにしても良い。
上述した実施形態によれば、携帯端末10と携帯端末20との間での通話中に、ユーザA又はユーザBが、携帯端末10又は携帯端末20に記憶された会話に必要な情報を呼び出して会話に利用することを所望する場合に、通話相手に対して予告メッセージが送信されることによって、通話品質の劣化を予告し、会話の中断を促すことができる。また、通話品質劣化状態からの復旧時に復旧メッセージが送信されることによって、会話の再開を促すことができる。これによって、携帯端末に記憶された情報を利用しつつ、ストレスのない会話を行うことができる。
また、上述した実施形態では、携帯電話機能を用いた通話について説明したが、IP電話機能を用いた通話中における他のアプリケーションの起動命令が発行された場合にも、動作例1及び動作例2の動作を行うことが可能である。また、実施形態に示した携帯端末の構成及び機能は、固定型の端末装置にも適用可能であるが、携帯端末に適用するのが好
適である。
また、上述した実施形態では、携帯電話網N1を用いた通話中に、アプリケーションの起動に伴う各種のメッセージをIP網N2を介して送受信する例について説明した。但し、他の実施形態として、携帯電話網N1のみを用いて通話及びメッセージ送受信のためのIP通信を行う構成を採用可能である。すなわち、予告メッセージや復旧メッセージ等の各種のメッセージの送受信に携帯電話網N1を用いたIP通信を適用することができる。或いは、他の実施形態として、IP網N1のみを用いてIP電話による通話とメッセージ送受信のためのIP通信を行う構成を適用することもできる。すなわち、通話は、携帯電話網を用いた通話であっても、IP電話によるIP網N1を用いた通話であっても良い。また、メッセージの送受信は、携帯電話網N1を介したIP通信であっても、IP網N2を通じたIP通信であっても良い。通話とメッセージの送受信とのそれぞれに適用される網は、適宜決定することができる。
<その他>
上述した実施形態は、以下の発明を開示する。以下の発明は適宜組み合わせることができる。
(付記1)通話相手との通話処理を行う通話制御部と、
アプリケーションプログラムの実行を制御するアプリケーション制御部と、
前記通話制御部による通話処理中に前記アプリケーションプログラムの起動が前記アプリケーション制御部に指示された場合に、前記アプリケーションプログラムの起動によって通話品質が劣化するか否かを判定する判定部と、
前記通話品質が劣化すると判定される場合に、通話品質劣化を予告する予告メッセージを前記通話相手に送信する送信部と
を含む端末装置。(1)
(付記2) 前記アプリケーション制御部は、前記予告メッセージの送信後に前記アプリケーションプログラムの起動処理を行い、
前記送信部は、前記アプリケーションプログラムの起動処理の終了後に、通話品質劣化状態からの復旧を知らせるための復旧メッセージを前記通話相手に送信する
付記1に記載の端末装置。(2)
(付記3) 前記通話品質が劣化すると判定される場合に、前記端末装置のユーザに対して、前記アプリケーションプログラムの起動による通話品質劣化を許容するか否かの回答入力を促す問い合わせ部をさらに含み、
ユーザから入力された回答入力が前記通話品質劣化の許容を示す場合に、前記送信部が前記予告メッセージを前記通話相手に送信し、前記回答入力が前記通話品質劣化を許容しないことを示す場合に、前記アプリケーション制御部が前記アプリケーションの起動をキャンセルする
付記1に記載の端末装置。(3)
(付記4) 前記予告メッセージに対する応答メッセージを受信する受信部をさらに含み、
前記アプリケーション制御部は、前記応答メッセージが前記通話相手が通話品質劣化を許容することを示す場合に前記アプリケーションプログラムの起動処理を開始し、前記応答メッセージが前記通話相手が通話品質劣化を許容しないことを示す場合に前記アプリケーションプログラムの起動をキャンセルする
付記1に記載の端末装置。(4)
(付記5) 前記判定部は、前記アプリケーションプログラムの起動によって前記端末装置の負荷が閾値を超える場合に、前記通話の品質が劣化すると判定する
付記1に記載の端末装置。
(付記6)
前記送信部は、前記端末装置の負荷が前記アプリケーションプログラムの起動処理の終
了を示す状態となった場合に、前記復旧メッセージを送信する
付記2に記載の端末装置。
(付記7)
前記通話相手からの前記予告メッセージを受信する受信部と、
前記予告メッセージが受信された場合に、前記予告メッセージに基づく通話品質劣化の予告を報知する報知部とをさらに含む
付記1に記載の端末装置。
(付記8)
前記通話相手からの前記復旧メッセージを受信する受信部と、
前記復旧メッセージが受信された場合に、前記通話の品質の劣化状態からの復旧を報知する報知部とをさらに含む
付記1に記載の端末装置。
(付記9)
通話相手との通話に係る処理を行う通話制御部と、
前記通話制御部による通話処理中に、通話品質劣化を予告するための予告メッセージを前記通話相手から受信する受信部と、
前記予告メッセージに基づく通話品質劣化を報知する報知部と、
を含む端末装置。(5)
(付記10)
前記受信部は、通話品質劣化の状態からの復旧を知らせるための復旧メッセージを前記通話相手から受信し、
前記報知制御部は、前記復旧メッセージに基づく通話品質劣化状態からの復旧を報知する報知処理を行う
付記10に記載の端末装置。
(付記11)
前記予告メッセージの受信時に、通話品質劣化を許容するか否かの回答入力をユーザに促す問い合わせ部と、
前記ユーザから入力された回答を示す応答メッセージを前記通話相手に送信する送信部とをさらに含む
付記10に記載の端末装置。
A1,A2・・・アクセスポイント
B1,B2・・・基地局
N1・・・携帯電話網
N2・・・IP網
1・・・CPU
2・・・主記憶装置
3・・・二次記憶装置
4・・・入力装置
5・・・出力装置
6・・・RF回路
7・・・無線LANインタフェース
8・・・オペレーティングシステム(OS)
9・・・アプリケーションプログラム
81・・・アプリケーション監視部
82・・・アプリケーション起動制御部
83・・・負荷制御部
84・・・UI制御部
85・・・メッセージ制御部
86・・・負荷テーブル

Claims (5)

  1. 通話相手との通話処理を行う通話制御部と、
    アプリケーションプログラムの実行を制御するアプリケーション制御部と、
    前記通話制御部による通話処理中に前記アプリケーションプログラムの起動が前記アプリケーション制御部に指示された場合に、前記アプリケーションプログラムの起動によって通話品質が劣化するか否かを判定する判定部と、
    前記通話品質が劣化すると判定される場合に、通話品質劣化を前記通話相手のユーザに予告するための予告メッセージを前記通話相手に送信する送信部と
    を含む端末装置。
  2. 前記アプリケーション制御部は、前記予告メッセージの送信後に前記アプリケーションプログラムの起動処理を行い、
    前記送信部は、前記アプリケーションプログラムの起動処理の終了後に、通話品質劣化状態からの復旧を知らせるための復旧メッセージを前記通話相手に送信する
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記通話の品質が劣化すると判定される場合に、前記端末装置のユーザに対して、前記アプリケーションプログラムの起動による通話品質の劣化を許容するか否かの回答入力を促す問い合わせ部をさらに含み、
    ユーザから入力された回答入力が前記通話品質の劣化の許容を示す場合に、前記送信部が前記予告メッセージを前記通話相手に送信し、前記回答入力が前記通話品質の劣化を許容しないことを示す場合に、前記アプリケーション制御部が前記アプリケーションの起動をキャンセルする
    請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記予告メッセージに対する応答メッセージを受信する受信部をさらに含み、
    前記アプリケーション制御部は、前記応答メッセージが前記通話相手が通話品質劣化を許容することを示す場合に前記アプリケーションプログラムの起動処理を開始し、前記応答メッセージが前記通話相手が通話品質劣化を許容しないことを示す場合に前記アプリケーションプログラムの起動をキャンセルする
    請求項1に記載の端末装置。
  5. 通話相手との通話に係る処理を行う通話制御部と、
    前記通話制御部による通話処理中に、前記通話相手による通話中のアプリケーションの起動によって起こる通話品質劣化をユーザに予告するための予告メッセージを前記通話相手から受信する受信部と、
    前記予告メッセージに基づく通話品質劣化の予告をユーザに報知する報知部と、
    を含む端末装置。

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