JP5396808B2 - スタッキング椅子の座部構造 - Google Patents

スタッキング椅子の座部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5396808B2
JP5396808B2 JP2008265853A JP2008265853A JP5396808B2 JP 5396808 B2 JP5396808 B2 JP 5396808B2 JP 2008265853 A JP2008265853 A JP 2008265853A JP 2008265853 A JP2008265853 A JP 2008265853A JP 5396808 B2 JP5396808 B2 JP 5396808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
rod
bending shell
bending
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008265853A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010094192A (ja
Inventor
博一 松本
卓三 世良
浩人 臼本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2008265853A priority Critical patent/JP5396808B2/ja
Publication of JP2010094192A publication Critical patent/JP2010094192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5396808B2 publication Critical patent/JP5396808B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

本発明は、スタッキング椅子の座部構造に係わり、例えば高さを抑えて40脚を上下にスタキング可能な椅子の座部構造に関するものである。
従来から、上下に積み重ねることが可能な構造の金属製の脚フレームに、薄肉の座部と背凭れ部を取付けたスタッキング可能な椅子は各種提供されている。この場合、多くの椅子をスタッキングできるようにするには、上下の椅子の重ねピッチを小さくする必要があり、そのため座部と背凭れ部は可及的に薄く作製されている。座部は、着座者の体重を支えるので高い強度が要求され、そのため剛性の高い金属や合板製の座板を用い、該座板の上面に薄いクッション体を被せ、その表面をクロスやレザーからなる表装材で覆った構造が一般的である。このように、従来のスタッキング椅子は、クッション性があまり重要視されてなかったので、座り心地はあまり良くなかった。
特許文献1には、側面視ほぼ方形をなす左右1対の脚枠と、両脚枠の前上部同士を連結する前部横杆との上方に取付けられる椅子の座部において、座板の下面両側部における外端縁より若干内方に、両脚枠の上部前後杆の内側面が当接しうる側部突条を垂設し、かつ座板の下面前端に、脚枠の前部横杆の上面と前面が当接する前部突条を垂設した構造の椅子の座部が開示されている。しかし、この特許文献1に記載の座部構造は、脚枠の上部前後杆を、座部の側部で内側と上側から抱え込むように取付けるので、椅子の重ねピッチは上部前後杆の上下寸法よりも遥かに大きくなり、スタッキング可能な脚数は少ない。また、座板は、合成樹脂製の成形品であるが、剛性を高くするためにリブ構造となっているので、厚みは大きく、そのためスタッキング可能な脚数を増やすには不向きである。
特許文献2には、金属パイプから成る平面視略四角形の座部フレームと、座部フレームの左右両側を支持する左右一対の脚部フレームと、左右の脚部フレームをその上部において連結する補強フレームと、座部フレームの後部に立設した背凭れ杆と、座部と、クッション付きの背凭れ部とを備えている椅子において、座部フレームを構成する左右水平部の内側に座受け金具を設け、座部の両側下面を左右水平部と座受け金具の上に載置するとともに、座部の両側下面に突設した係合爪を座受け金具の開口に係合して保持する構造が開示されている。ここで、前記座部は、多数のスリットを設けた合成樹脂製のベンディングシェルとその上に貼設したクッションからなり、ベンディングシェルは可撓性を備え、両側で前記座受け金具に支持されている。そして、前記座部フレームを構成する前後水平部は、左右水平部と同じ金属パイプで構成し、それらの上に座部が載置された状態で支持されている。従って、この特許文献2に記載の椅子は、座部が可撓性を備えているので、座り心地には優れているが、座部フレームを含めた座部の上下寸法が大きいので、前記同様にスタッキング可能な脚数は少ない。仮に、40脚の椅子を積み重ねできたとしても、高さが高くなり過ぎて、作業に無理が生じ、また不安定になる。
特許第3343772号公報 特許第3738964号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、上下に積み重ねて格納することが可能な構造のスタッキング椅子において、座部の厚さを抑制して40脚の椅子を積み重ねても高さを低く抑えることができるにも係わらず、着座感を大幅に改善したスタッキング椅子の座部構造を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、上下に積み重ねることが可能な構造のスチール製脚フレームの両側に略水平な座支持杆を備えるとともに、該座支持杆の前後端部に偏平な板状の連結杆を渡設し、前記座支持杆と連結杆を利用して座部を取付けてなるスタッキング椅子において、前記座支持杆は、前端部が前脚杆に円弧部で連続するとともに、後端部が上方後方へ傾斜して立ち上がった傾斜部で背凭れ杆に連続し、前部連結杆の端部を前記円弧部に、後部連結杆の端部を前記傾斜部にそれぞれ上面が前下がりの傾斜状態に固定し、前記座支持杆の内側に沿って所定間隔を設けて支持金具を固定するとともに、前記支持金具と連結杆の上端を前記座支持杆より低く設定し、前記座部は可撓性を有する合成樹脂製のベンディングシェルとクッション性を備えたシート体とからなり、前記ベンディングシェルの両側部に沿って形成した下方開放の凹溝部を前記支持金具に上方から係合して内外の変位を規制するとともに、前記ベンディングシェルの下面を前後の連結杆に載置してネジ止めし、該ベンディングシェルの上面に前記シート体を装着し、前記座部の厚さを前記座支持杆の略上下寸法内に抑えたことを特徴とするスタッキング椅子の座部構造を構成した(請求項1)。
ここで、前記ベンディングシェルの両側部に下面側に前記凹溝部を有するエッジ部を形成し、該エッジ部より内側の上面を段落ちさせて凹所を形成し、該凹所内に前記シート体を嵌合状態で装着してなることが好ましい(請求項2)。
また、前記ベンディングシェルは、左右対称な複数のスリットを形成して弾性復元性を付与し、両側縁部及び前後縁部に複数の開口を形成するとともに、中央部にスリット状の係合孔を形成し、前記シート体の前記開口と対応する部位に該開口に係止する係合爪を突設するとともに、前記係合孔に無理嵌めする頭部付き突起を突設してなることが好ましい(請求項3)。
そして、前記前部連結杆の後縁に凹んだ円弧状縁部を形成し、該前部連結杆に取付けた前記ベンディングシェルの撓みを助長してなることも好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のスタッキング椅子の座部構造は、前記座部は可撓性を有する合成樹脂製のベンディングシェルとクッション性を備えたシート体とからなり、ベンディングシェルの周囲を両側の座支持杆と前後の連結杆に取付けたので、座部の中央部が弾性変形可能であり、またシート体のクッション性と相俟って体にフィットして座り心地に優れ、また前記座部の厚さを前記座支持杆の略上下寸法内に抑えたので、多数の椅子を上下に積み重ねても高さが抑えられ、椅子の積み上げ、下ろし作業が容易になるとともに、安定に保管できるのである。前記前部連結杆と後部連結杆は、上面が前下がりの傾斜状態に固定されていることにより、偏平な板状の連結杆であっても荷重に対して耐力があるとともに、後下方への撓みが許容されるから、座部の前後部もそれに応じた変形が許容され、着座感がより一層優れたものとなる。
請求項2によれば、前記ベンディングシェルの両側部に下面側に前記凹溝部を有するエッジ部を形成し、該エッジ部より内側の上面を段落ちさせて凹所を形成し、該凹所内に前記シート体を嵌合状態で装着してなるので、クッション性を備えたシート体をベンディングシェルに重ねて設けても座部の厚さを抑えることができ、更にシート体の両側にエッジ部が位置するので、シート体の縁部からの擦り切れを防止することができる。
請求項3によれば、前記ベンディングシェルは、左右対称な複数のスリットを形成して弾性復元性を付与し、両側縁部及び前後縁部に複数の開口を形成するとともに、中央部にスリット状の係合孔を形成し、前記シート体の前記開口と対応する部位に該開口に係止する係合爪を突設するとともに、前記係合孔に無理嵌めする頭部付き突起を突設してなるので、ベンディングシェルに対するシート体の装着が工具を使用せずワンタッチで行える。
請求項4によれば、前記前部連結杆の後縁に凹んだ円弧状縁部を形成し、該前部連結杆に取付けた前記ベンディングシェルの撓みを助長してなるので、座部の着座感を更に良くすることができる。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係るスタッキング椅子を示し、図3〜図11はその各部の詳細を示し、図中符号1は脚フレーム、2は座部、3は背凭れ部をそれぞれ示している。
本実施形態のスタッキング椅子は、図1及び図2に示すように、金属製の脚フレーム1に座部2を取付けるとともに、該座部2の左右後部に前記脚フレーム1から延びて一体的に立設した左右の金属製背凭れ杆4,4に背凭れ部3を取付けた構造を有し、上下に40脚を積み重ねられるように、前記座部2と背凭れ部3の肉厚を薄くしたものである。
本実施形態では、前記脚フレーム1は、スチール製のパイプを折曲し、溶接して構成したものであり、また前記座部2は可撓性を有するベンディングシェル5とクッション性を備えたシート体6とからなり、前記背凭れ部3は強度と可撓性を有するポリアミド6で形成している。また、前記シート体6は、インナーシェル7とクッション体8と表装材9とから構成されている。前記ベンディングシェル5はポリプロピレン樹脂、インナーシェル7は再生ポリプロピレン樹脂、クッション体8はポリエチレン樹脂発泡体、表装材9はポリプロピレンクロス又はレザーで作製している。尚、前記スチール製パイプの代わりに、中実の金属棒を用いて前記脚フレーム1を作製することも可能であり、外形形状も丸に限定されず四角であっても良く、また前記座部2や背凭れ部3の素材についても限定されない。
更に詳しくは、前記脚フレーム1は、図1〜図3に示すように、スチール製のパイプを折曲して形成した左右一対の脚体11,11を有し、前記座部2を支持する部分の前後部で両脚体11,11を偏平なスチール板からなる連結杆12,13で連結したものである。そして、前記脚体11は、接地杆14の前端から上方へ前脚杆15と後端から上方へ後脚杆16を立設するとともに、前記前脚杆15の上端から後方へ座支持杆17を延設し、該座支持杆17の後端から立上げた杆体と前記後脚杆16の上端部を左右に並べて互に溶接して前記背凭れ杆4としている。そして、前記背凭れ杆4の上端部は、前後から扁平に押し潰して前記背凭れ部3の両側下部に形成した筒状部18へ挿入して取付けている。しかし、本発明では背凭れ杆4と背凭れ部3との取付構造は限定されない。
前記脚体11の前脚杆15と座支持杆17とは円弧状に連続し、該円弧部19に前記前部連結杆12の端部が溶接され、また前記座支持杆17の後端部は上方後方傾斜して立ち上がった傾斜部20となっており、該傾斜部20に前記後部連結杆13の端部が溶接され、左右の脚体11,11が連結されている。つまり、前記前部連結杆12と後部連結杆13は、上面が前下がりの傾斜状態に固定されている。ここで、前記前部連結杆12の後縁に凹んだ円弧状縁部21を形成し、前記ベンディングシェル5の撓みを助長するようになっている。更に、前記脚フレーム1の剛性を高めるために、前記両前脚杆15,15の上部間に板状の補強杆22を溶接固定している。
更に、図3、図5及び図6に示すように、前記座支持杆17の内側に沿って所定間隔を設けて支持金具23を固定している。前記支持金具23は、断面四角形のスチール部材であり、スチール製の複数の固定片24,…を介して前記座支持杆17の内側に溶接され、該座支持杆17と支持金具23の間にはスリット溝25が形成されている。そして、前記支持金具23と連結杆12,13の上端を前記座支持杆17より低く設定し、下端は該座支持杆17より突出しないように設定している。
図3〜図6に示すように、前記ベンディングシェル5は、両側部に下面側に前記凹溝部26を有するエッジ部27,27を形成し、該エッジ部27,27より内側の上面を段落ちさせて凹所28を形成し、該凹所28に左右対称な複数のスリット29,…を形成して弾性復元性を付与している。そして、前記ベンディングシェル5の両側部に沿って形成した下方開放の凹溝部26,26を前記支持金具23,23に上方から係合して内外の変位を規制するとともに、前記ベンディングシェル5の下面を前後の連結杆12,13に載置してネジ止めし、それから該ベンディングシェル5の上面の凹所28内に前記シート体6を装着し、前記座部2の厚さを前記座支持杆17の略上下寸法内に抑えている。
前記ベンディングシェル5は、両側部が前記座支持杆17、円弧部19及び傾斜部20と略同形の形状を有し、下面は前記連結杆12,13に載置され、それぞれ連結杆12,13の二箇所に形成された通孔30,30に下方から通したネジ31,31をベンディングシェル5の内部又は上面に配したナット32,32に螺合して取付ける。更に、前記ベンディングシェル5の前部の立下り部33の端部は、前記補強杆22の前側に嵌合している。また、前記ベンディングシェル5の後部の立上り部34は、両側部が前記座支持杆17の傾斜部20に沿うようになっており、中間部は剛性が低く周囲は剛性が高い断面構造となっている。
ここで、前記ベンディングシェル5の凹溝部26を前記座支持杆17に固定した支持金具23に嵌合するが、この際に凹溝部26を構成する外側の側面板35は前記座支持杆17と支持金具23に形成されたスリット溝25に嵌入する。尚、前記側面板35で前記固定片24,…に対応する部位に切欠部36,…を形成して固定片24,…を逃がしている。前記座部2に着座して前記ベンディングシェル5の中央部に撓みが発生したときに、該ベンディングシェル5の側部が中央側に引っ張られるが、前述のような嵌合構造を採用したことにより、安定に保持することができる。
前記シート体6は、図7〜図9に示すように、インナーシェル7とクッション体8と表装材9とから構成されているが、前記インナーシェル7は、クッション体8と表装材9を保持し、前記ベンディングシェル5の凹所28内に取付ける役目をする部材であるので、強度が高い必要性はなく、薄くてベンディングシェル5の可撓性を妨げないようにする。そこで、前記インナーシェル7は、周囲を除いて中央部に開口部37を形成するとともに、前部から該開口部37の中央部にかけて支持片38を延設し、前記ベンディングシェル5に対応させて前部は立下り部39、後部は立上り部40を形成している。そして、前記インナーシェル7の上面にクッション体8が貼着され、その表面を表装材9で覆っている。
そして、前記シート体6を前記ベンディングシェル5の凹所28内に取付けるために、図3及び図4に示すように、前記ベンディングシェル5の凹所28内の両側縁部及び前後縁部に複数の開口41,…を形成するとともに、中央部にスリット状の係合孔42,42を形成し、前記インナーシェル7の前記開口41,…と対応する部位に該開口41に係止する係合爪43,…を突設するとともに、前記係合孔42に無理嵌めする頭部付き突起44,44を突設している。前記シート体6を前記ベンディングシェル5の凹所28内に押し込むだけで、前記係合爪43,…が開口41,…に係合するとともに、前記頭部付き突起44,44が係合孔42,42に抜止め係合して保持されるのである(図10及び図11参照)。ここで、前記シート体6の両側部には、前記ベンディングシェル5のエッジ部27,27が位置しているので、該シート体6の端部からの捲れや擦り切れを防止することができる。
このように構成した座部2の厚さは、前記座支持杆17の上下寸法と略等しく、40脚を専用の台車に積み重ねた場合でも高さを約150cmに抑えることができる。それにも係わらず、座部2はベンディングシェル5が弾性変形可能な可撓性を備え、しかもその上にクッション性を備えたシート体を重ねた構造であるので、着座時に臀部にフィットし、着座感が良好になる。
本発明に係るスタッキング椅子の全体斜視図である。 同じく本発明に係るスタッキング椅子を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 座部の分解斜視図である。 ベンディングシェルを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 脚フレームにベンディングシェルを取付けた状態を示す底面図である。 (a)は図5のI−I線端面図、(b)は図5のII−II線端面図、(c)は図5のIII−III線端面図、(d)は(c)の部分拡大断面図である。 シート体を示し、(a)は分解斜視図、(b)は組み立てた状態の斜視図である。 インナーシェルを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 シート体を示し、(a)は部分平面図、(b)は(a)のX−X線断面図、(c)は(b)の部分拡大断面図である。 スタッキング椅子の座部を下方から見た斜視図である。 同じくスタッキング椅子の座部を下方から見た拡大斜視図である。
1 脚フレーム、 2 座部、
3 背凭れ部、 4 背凭れ杆、
5 ベンディングシェル、 6 シート体、
7 インナーシェル、 8 クッション体、
9 表装材、 11 脚体、
12 前部連結杆、 13 後部連結杆、
14 接地杆、 15 前脚杆、
16 後脚杆、 17 座支持杆、
18 筒状部、 19 円弧部、
20 傾斜部、 21 円弧状縁部、
22 補強杆、 23 支持金具、
24 固定片、 25 スリット溝、
26 凹溝部、 27 エッジ部、
28 凹所、 29 スリット、
30 通孔、 31 ネジ、
32 ナット、 33 立下り部、
34 立上り部、 35 側面板、
36 切欠部、 37 開口部、
38 支持片、 39 立下り部、
40 立上り部、 41 開口、
42 係合孔、 43 係合爪、
44 突起。

Claims (4)

  1. 上下に積み重ねることが可能な構造のスチール製脚フレームの両側に略水平な座支持杆を備えるとともに、該座支持杆の前後端部に偏平な板状の連結杆を渡設し、前記座支持杆と連結杆を利用して座部を取付けてなるスタッキング椅子において、前記座支持杆は、前端部が前脚杆に円弧部で連続するとともに、後端部が上方後方へ傾斜して立ち上がった傾斜部で背凭れ杆に連続し、前部連結杆の端部を前記円弧部に、後部連結杆の端部を前記傾斜部にそれぞれ上面が前下がりの傾斜状態に固定し、前記座支持杆の内側に沿って所定間隔を設けて支持金具を固定するとともに、前記支持金具と連結杆の上端を前記座支持杆より低く設定し、前記座部は可撓性を有する合成樹脂製のベンディングシェルとクッション性を備えたシート体とからなり、前記ベンディングシェルの両側部に沿って形成した下方開放の凹溝部を前記支持金具に上方から係合して内外の変位を規制するとともに、前記ベンディングシェルの下面を前後の連結杆に載置してネジ止めし、該ベンディングシェルの上面に前記シート体を装着し、前記座部の厚さを前記座支持杆の略上下寸法内に抑えたことを特徴とするスタッキング椅子の座部構造。
  2. 前記ベンディングシェルの両側部に下面側に前記凹溝部を有するエッジ部を形成し、該エッジ部より内側の上面を段落ちさせて凹所を形成し、該凹所内に前記シート体を嵌合状態で装着してなる請求項1記載のスタッキング椅子の座部構造。
  3. 前記ベンディングシェルは、左右対称な複数のスリットを形成して弾性復元性を付与し、両側縁部及び前後縁部に複数の開口を形成するとともに、中央部にスリット状の係合孔を形成し、前記シート体の前記開口と対応する部位に該開口に係止する係合爪を突設するとともに、前記係合孔に無理嵌めする頭部付き突起を突設してなる請求項1又は2記載のスタッキング椅子の座部構造。
  4. 前記前部連結杆の後縁に凹んだ円弧状縁部を形成し、該前部連結杆に取付けた前記ベンディングシェルの撓みを助長してなる請求項1〜3何れかに記載のスタッキング椅子の座部構造。
JP2008265853A 2008-10-15 2008-10-15 スタッキング椅子の座部構造 Active JP5396808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008265853A JP5396808B2 (ja) 2008-10-15 2008-10-15 スタッキング椅子の座部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008265853A JP5396808B2 (ja) 2008-10-15 2008-10-15 スタッキング椅子の座部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010094192A JP2010094192A (ja) 2010-04-30
JP5396808B2 true JP5396808B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=42256317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008265853A Active JP5396808B2 (ja) 2008-10-15 2008-10-15 スタッキング椅子の座部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5396808B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5615641B2 (ja) * 2010-09-17 2014-10-29 株式会社岡村製作所 椅子
JP2012090791A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kokuyo Co Ltd 椅子
JP5665044B2 (ja) * 2010-10-27 2015-02-04 コクヨ株式会社 椅子
EP3516993B1 (en) 2016-09-23 2021-08-18 Aichi Co., Ltd. Chair and chair structure

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4427224Y1 (ja) * 1967-08-23 1969-11-14
JP2001340155A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Itoki Crebio Corp フレーム構造の椅子
JP4850361B2 (ja) * 2001-07-24 2012-01-11 株式会社岡村製作所 椅子における張り材の取付構造
JP2003159145A (ja) * 2001-09-17 2003-06-03 Itoki Crebio Corp 椅子及びこれに使用するクッションユニット
JP2003111637A (ja) * 2001-10-03 2003-04-15 Kokuyo Co Ltd 椅 子
JP4061103B2 (ja) * 2002-03-28 2008-03-12 株式会社岡村製作所 椅子の座の構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010094192A (ja) 2010-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5396808B2 (ja) スタッキング椅子の座部構造
JP2009112360A (ja) 椅子の背凭れ
JP7482941B2 (ja) 姿勢保持具
JP2011103933A (ja) 椅子
JP5259995B2 (ja) 椅子
JP5524578B2 (ja) 椅子の背凭れ装置
US6382728B1 (en) Back support for folding seat
JP5453632B2 (ja) 椅子
JP6148905B2 (ja) 椅子
JP4383788B2 (ja) 椅子
JP5529501B2 (ja) 椅子
JP5259993B2 (ja) 椅子
JP6595047B2 (ja) 椅子
JP4063043B2 (ja) 椅子
JP7173726B2 (ja) 椅子
JP5109580B2 (ja) スタッキング椅子
JP4710605B2 (ja) 椅子の背凭れ装置
JP4200947B2 (ja) 引手付き椅子
JP7330857B2 (ja) 椅子
JP5863353B2 (ja) 椅子
JP4238082B2 (ja) 椅子
JP5420861B2 (ja) 椅子
JP5259994B2 (ja) 椅子の背凭れ構造
WO2012153408A1 (ja) 椅子の背凭れ装置
JP3782712B2 (ja) 椅子の座の構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5396808

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350