JP5396237B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを液滴にして吐出する液滴吐出ヘッドを備える液滴吐出装置に関する。
近年、液滴吐出装置が設けられる印刷装置において、印刷媒体搬送の高速化が求められている。そして、搬送速度の高速化に伴って、以下の3つの問題が生じている。まず、第1に、印刷媒体をベルトに吸引する吸引力を強くする必要がある。従って、印刷媒体と印刷媒体の間から吸引される空気の量が増えることにより、インクミストが増大する。第2に、高速印刷媒体搬送によって、気流の速度が速くなる。従って、これまで印刷媒体に塗布されていたインクの徴小液滴が、インクミストとなり、インクミストが増大する。第3に、印刷媒体の搬送速度が10倍程度高速になると、気流が乱流へと遷移する。このような乱流状態では、気流速度のばらつきが大きくなるため、インクミストが増大する。そこで、インクミストを回収する技術が求められている。
特許文献1には、インクを液滴にして吐出する複数の液滴吐出ヘッドと、液滴吐出ヘッドの下面(吐出面)の下流側に設けられた突起部と、液滴吐出ヘッド間に設けられた吸収体とを備える液滴吐出装置が開示されている。複数の液滴吐出ヘッドは、印刷用紙の搬送方向に沿って、等間隔で配列されている。
特許文献1の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドの下面からインクの液滴が吐出される。これにより、画像が、液滴吐出ヘッドの下面と対面した状態で搬送される印刷用紙に印刷される。ここで、吐出されたインクの一部は、霧状(以下、インクミスト)となって搬送方向に沿って空気とともに流れる。特許文献1の技術では、インクミストを含む空気の流れ(以下、気流)が突起部によって、上向きに曲げられる。これによって、気流が吸収体に向かうので、気流中のインクミストが吸収体に吸収される。この結果、特許文献1の技術は、インクミストによって液滴吐出ヘッドの下面等が汚れることを抑制できる。
特開2006−315226号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、液滴吐出ヘッドの吐出面に突起部を設けているので、吐出面と印刷用紙との間隔が大きくなるといった課題がある。更に、当該間隔の増大に起因して装置の大型化及び画質の低下といった課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するために創案されたものであり、吐出面と印刷媒体との間隔を比較的小さくしつつ、インクによる汚染を抑制できる液滴吐出装置を提供することを目的としている。更に、当該間隔を比較的小さくすることによって、装置の小型化及び画質の向上を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、印刷媒体へインクの液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドの吐出面を挟み印刷媒体の搬送経路と反対側に設けられ、少なくとも一部が搬送方向における前記液滴吐出ヘッドの下流側に配置された板状のミスト回収部材とを備える液滴吐出装置において、前記ミスト回収部材の内部または外周には、気流が前記搬送経路から前記ミスト回収部材を挟み前記搬送経路とは反対側へと流れる気流路が形成され、前記ミスト回収部材は、前記気流路に沿って形成される平板部と、該平板部の両端に前記気流路に沿って起立される一対の支持部の間に取り付けられる棒状のミスト吸収梁とから構成されることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、回転しつつ印刷媒体の印刷面を押圧する紙ガイドローラを更に備え、前記気流路の少なくとも一部は、前記紙ガイドローラの前記吐出面を挟み搬送経路と反対側に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、気流が、液滴吐出ヘッドの下流側に配置された板状のミスト回収部材へと流れる。これにより、気流が板状のミスト回収部材に沿って流れつつ、気流に含まれるインクミストがミスト回収部材に付着して回収される。この結果、請求項1の発明は、インクミストによる汚染を抑制できる。更に、ミスト回収部材は、液滴吐出ヘッドの吐出面を挟み印刷媒体の搬送経路と反対側に設けられているので、吐出面と印刷媒体との間隔を小さくすることができる。この結果、請求項1の発明は、装置の小型化を実現しつつ、画質を向上させることができる。
また、請求項1の発明によれば、吐出面に近くインクミストを多く含む気流が、気流路を通って搬送経路からミスト回収部材を挟み前記搬送経路とは反対側へと流れるので、ミスト回収部材は、より多くのインクミストを回収することができる。
また、気流は、ミスト回収部材の平板部の上方を流れ、気流に含まれるインクミストが、平板部によって回収される。更に、平板部を超えるインクミストは、ミスト吸収梁によって回収されるので、インクミストによる紙ガイドローラ等の汚染をより抑制できる。
請求項2の発明によれば、紙ガイドローラの吐出面を挟み搬送経路と反対側へと紙ガイドローラの回転によって向けられる気流が気流路を通る。これにより、インクミストを多く含む気流が、よりミスト回収部材よりも吐出面を挟み印刷媒体の搬送経路と反対側へと流れるので、ミスト回収部材によるインクミストの回収を向上させることができる。
第1実施形態による液滴吐出装置が設けられた両面印刷装置の全体構成図である。 第1実施形態による液滴吐出装置の分解斜視図である。 ヘッド保持ケースを除いた液滴吐出装置の平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。 第2実施形態による液滴吐出装置の分解斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。 第3実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。 第4実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。 第5実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。 第6実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。 第7実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。 気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態による液滴吐出装置が設けられた両面印刷装置について説明する。図1は、第1実施形態による液滴吐出装置が設けられた両面印刷装置の全体構成図である。図2は、第1実施形態による液滴吐出装置の分解斜視図である。図3は、ヘッド保持ケースを除いた液滴吐出装置の平面図である。図4は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図5は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図6は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。以下の説明において、ユーザが位置する方向(図2に矢印で示す前)を前方とする。また、ユーザから視て左右上下を左右上下方向とする。
尚、図1の太線で示す経路が、印刷用紙が搬送される搬送経路である。搬送経路のうち実線で示す経路が通常経路RCである。搬送経路のうち一点鎖線で示す経路が、反転経路RRである。搬送経路のうち二点鎖線で示す経路が、給紙経路RSである。以下の説明において、上流または下流とは、搬送方向における上流または下流とする。
図1に示すように、第1実施形態による両面印刷装置1は、給紙部2と、液滴吐出装置3を有する搬送印刷部4と、搬送部5と、排紙部6と、反転部7と、各部を収納する筐体8とを備えている。
給紙部2は、印刷用紙PAを給紙する部である。給紙部2は、搬送経路の最も上流側に配置されている。給紙部2は、給紙台11と、複数対の給紙ローラ12とを備えている。給紙台11は、搬送方向において、給紙経路RSの最上流に配置されている。給紙台11には、給紙用の印刷用紙PAが積載されている。給紙ローラ12は、給紙台11と搬送印刷部4との間に配置されている。給紙ローラ12は、給紙台11に積載された印刷用紙PAを搬送印刷部4に給紙する。
搬送印刷部4は、印刷用紙PAを搬送しつつ、印刷用紙PAに画像を印刷する部である。搬送印刷部4は、給紙部2の搬送方向下流側に配置されている。搬送印刷部4は、レジストローラ15と、液滴吐出装置3とを備えている。
レジストローラ15は、給紙部2と液滴吐出装置3との間に配置されている。レジストローラ15は、給紙部2によって給紙された印刷用紙PAを液滴吐出装置3へと搬送する。
図2〜図6に示すように、液滴吐出装置3は、ヘッド保持ケース21と、12個の液滴吐出ヘッド22と、8個のミスト回収部材23と、8本の紙ガイドローラ24と、ベルト搬送部25とを備えている。
ヘッド保持ケース21は、液滴吐出ヘッド22を保持するものである。ヘッド保持ケース21は、中空状の略直方体形状に形成されている。ヘッド保持ケース21の下面には、12個の略長方形状の保持穴21aが形成されている。保持穴21aには、液滴吐出ヘッド22が挿入されて、固定される。
12個の液滴吐出ヘッド22は、インクの液滴を下面(吐出面)から印刷用紙PAへと吐出するものである。液滴吐出ヘッド22は、インクに圧力を付与するための圧電部材(図示略)を有する。液滴吐出ヘッド22は、3個ずつ異なる色(例えば、黒、シアン、マゼンダ、イエロー)のインクを吐出する。液滴吐出ヘッド22は、左右方向に沿って、4個ずつ配列されている。更にこの4個の液滴吐出ヘッド22からなる列が、前後方向に3行配列されている。液滴吐出ヘッド22の中央の列は、液滴吐出ヘッド22の前列及び後列と左右方向にずれて配置されている。尚、図6において、ドットハッチングされている液滴吐出ヘッド22が、中央の列の液滴吐出ヘッドである。
ミスト回収部材23は、気流91に含まれる霧状のインク(以下、インクミストという)による紙ガイドローラ24や印刷用紙PAの汚染を抑制するものである。ミスト回収部材23は、アクリル樹脂等の樹脂からなる。図2〜図6に示すように、ミスト回収部材23は、曲板部31と、支持部32とを有する。
曲板部31は、下方への気流91を遮り、インクミストを回収するものである。図3に示すように、曲板部31の前後方向の長さは、液滴吐出ヘッド22が配置されている領域の前後方向の長さよりも長い。図6に示すように、曲板部31は、正面視にて、円弧状に形成されている。曲板部31の中心角は、95°〜100°である。ここで、曲板部31の下端は、左右方向の途中部に形成されている。これにより、回収されたインクが流れても、曲板部31の下端部でインクを溜めることができる。曲板部31の下流側の端部は、曲板部31の上流側の端部よりも高い位置に配置されている。曲板部31の円弧の中心が、曲板部31の上流側の端部よりも上流側に配置されている。換言すると、曲板部31の上流側が開口されている。曲板部31は、液滴吐出ヘッド22の吐出面よりも高い位置に配置されている。即ち、曲板部31は、液滴吐出ヘッド22の吐出面を挟み印刷用紙PAの通常経路RCと反対側に設けられている。曲板部31は、各液滴吐出ヘッド22の下流側に配置されている。曲板部31の上流側の端部は、液滴吐出ヘッド22の下流側の面と所定の間隔を開けて配置されている。これにより、インクミストを含む気流91が、当該間隔を通って下方から上方へと流れる。即ち、インクミストを含む気流91が、通常経路RCからミスト回収部23の曲板部31を挟み前記通常経路RCとは反対側へと流れる。この間隔を含めて曲板部31の外周の空間が、請求項の気流路に相当する。
支持部32の上端部は、ヘッド保持ケース21に固定されている。支持部32の下端部は、曲板部31の前後方向の端部の上端部に固定されている。これにより、曲板部31が、ヘッド保持ケース21に固定される。
8本の紙ガイドローラ24は、ベルト搬送部25によって搬送されている印刷用紙PAの印刷面(上面)を押えるものである。これにより、液滴吐出ヘッド22の吐出面による印刷用紙PAの汚染が低減される。紙ガイドローラ24は、前後方向に延びる略円柱形状に形成されている。紙ガイドローラ24の前後方向の長さは、液滴吐出ヘッド22が配置されている領域の前後方向の長さよりも長い。また、紙ガイドローラ24の前後方向の長さは、ミスト回収部材23の曲板部31の前後方向の長さより少し短い。紙ガイドローラ24は、液滴吐出ヘッド22の下流側に配置されている。また、紙ガイドローラ24は、ミスト回収部材23の曲板部31の下方に配置されている。これにより、紙ガイドローラ24は、曲板部31によって覆われる。紙ガイドローラ24は、後述するベルト搬送部25のベルト36の上方に配置されている。紙ガイドローラ24とベルト36との隙間は、印刷用紙PAの厚みよりも大きい。これにより、紙ガイドローラ24は、印刷用紙PAを押えることができる。紙ガイドローラ24は、モータによって回転駆動される。
ベルト搬送部25は、印刷用紙PAを吸引しつつ、所定の搬送速度で搬送するものである。ベルト搬送部25は、通常経路RCを挟み液滴吐出ヘッド22と反対側に配置されている。ベルト搬送部25は、一対のプーリ35と、ベルト36と、吸引ファン37とを備えている。
一対のプーリ35は、搬送経路に沿って配置されている。プーリ35は、駆動モータ(図示略)によって回転駆動される。ベルト36は、一対のプーリ35、35にわたって架けられている。図2に示すように、ベルト36には、複数の吸引穴36aが形成されている。吸引ファン37は、下方への気流91を生じさせるものである。印刷用紙PAは、吸引ファン37の気流91により、ベルト36の吸引穴36aに吸引される。
搬送部5は、搬送印刷部4によって印刷された印刷用紙PAを排紙部6または反転部7へと搬送するものである。搬送部5は、搬送印刷部4の搬送方向下流側に配置されている。搬送部5は、複数対の搬送ローラ41と、切替機構42とを備えている。搬送ローラ41は、通常経路RCに沿って配置されている。切替機構42は、印刷用紙PAの搬送経路を排紙部6と反転部7との間で切り替える。
排紙部6は、印刷済みの印刷用紙PAを排紙して積載するものである。排紙部6は、搬送部5の下流側に配置されている。排紙部6は、通常経路RCの最も下流に配置されている。排紙部6は、複数対の排紙ローラ44と、排紙台45とを備えている。排紙ローラ44は、切替機構42と排紙台45との間に配置されている。排紙ローラ44は、搬送部5から搬送された印刷用紙PAを排紙台45へと排紙する。
反転部7は、片面印刷済みの印刷用紙PAを反転して搬送印刷部4に再給紙するものである。反転部7は、搬送経路において、切替機構42とレジストローラ15との間に配置されている。反転部7は、複数対の反転ローラ47と、スイッチバック部48と、フリッパ49とを備えている。反転ローラ47は、反転経路RR上に配置されている。スイッチバック部48は、排紙台45に形成された空間からなる。フリッパ49は、搬送部5から搬送された印刷用紙PAをスイッチバック部48にガイドする。また、フリッパ49は、スイッチバック部48から搬送される印刷用紙PAを搬送印刷部4へとガイドする。
(印刷動作)
次に、上述した第1実施形態による両面印刷装置1の印刷動作について説明する。
最初、未印刷の印刷用紙PAは、給紙台11の何れかから給紙ローラ12により給紙経路RSに沿って、搬送印刷部4のレジストローラ15へと搬送される。
搬送印刷部4では、印刷用紙PAは、レジストローラ15によって液滴吐出装置3へ搬送される。この後、印刷用紙PAは、紙ガイドローラ24によって押圧されるともに、吸引ファン37によってベルト36に吸引されて搬送される。そして、印刷用紙PAは、搬送されつつ、液滴吐出ヘッド22によって吐出されたインクの液滴によって画像が印刷される。
液滴吐出ヘッド22から吐出されたインクの一部は、分裂してインクミストとなる。このインクミストを含む気流91が、液滴吐出ヘッド22の近傍を搬送方向92の下流側へと流れる。具体的には、図4及び図5の太線矢印で示すように、平面視では、インクミストを含む気流91は、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を流れた後、気圧の低い液滴吐出ヘッド22の下流側に回り込む。また、図6の太線実線矢印で示すように、正面視では、気流91は、紙ガイドローラ24の回転駆動によって上方へと向けられる。
ここで、第1実施形態と異なりミスト回収部材23が無い場合、インクミストを含む気流は、図6の太線点線矢印で示すように、紙ガイドローラ24の上方から降下する。これにより、紙ガイドローラ24はインクミストによって汚染される。
一方、第1実施形態のようにミスト回収部材23が有る場合、気流91は、ミスト回収部材23の曲板部31の上方へと流れた後、ミスト回収部材23の円弧部31に沿って流れるとともに、インクミストが曲板部31に付着して回収される。ここで、インクミストは、印刷用紙PAの粉末によって増粘している。このため、曲板部31に付着したインクが、下方へ流れることは少ない。しかし、例え少量のインクが下方に流れても、曲板部31の下端部が前後方向の途中部に形成されているので、インクが曲板部31の下端部に溜まる。これらにより、インクミストによる紙ガイドローラ24や印刷用紙PAの汚染が低減する。
この後、片面に画像が印刷された印刷用紙PAは、ベルト搬送部25によって更に搬送部5へと搬送される。搬送部5では、印刷用紙PAは、搬送ローラ41によって切替機構42へと搬送される。
ここで、片面印刷の場合、印刷用紙PAは、切替機構42によって排紙部6へと搬送される。排紙部6では、印刷用紙PAは、排紙ローラ44によって排紙台45に排紙される。これにより、片面印刷動作が終了する。
一方、両面印刷の場合、印刷用紙PAは、切替機構42によって反転部7の反転経路RRへとガイドされる。反転部7では、印刷用紙PAは、フリッパ49にガイドされつつ、反転ローラ47によってスイッチバック部48へと一時的に搬入される。その後、印刷用紙PAは、フリッパ49にガイドされつつ、反転ローラ47によって、搬送印刷部4のレジストローラ15へと再給紙される。
搬送印刷部4では、印刷用紙PAは、レジストローラ15及びベルト搬送部25によって搬送される。ここで、印刷用紙PAの未印刷面が、液滴吐出ヘッド22側に向けられて搬送される。これにより、画像が、液滴吐出ヘッド22によって、印刷用紙PAの未印刷面に印刷される。この後、両面印刷された印刷用紙PAは、搬送部5によって搬送される。次に、印刷用紙PAは、切替機構42にガイドされて、排紙部6へと搬送された後、排紙台45へと排紙される。これにより、両面に画像が印刷されて両面印刷動作が終了する。
(第1実施形態の効果)
上述した第1実施形態の液滴吐出装置3の効果について説明する。
上述したように液滴吐出装置3では、板状のミスト回収部材23の曲板部31が液滴吐出ヘッド22の下面(吐出面)よりも高い位置に配置されている。これにより、曲板部31によってインクミストを含み上昇した気流91が下降することを抑制しつつ、インクミストを回収することができる。この結果、ミスト回収部材23よりも下方に設けられた紙ガイドローラ24及び印刷用紙PA等がインクミストによって汚染されることを抑制できる。また、液面吐出装置3は、液滴吐出ヘッド22の下面(吐出面)よりも下にインクミストによる汚染を抑制するための構成を設ける必要がない。このため、液滴吐出ヘッド22の吐出面と印刷用紙PAとの間隔を小さくすることができる。この結果、液滴吐出装置3は、小型化を実現しつつ、画質を向上させることができる。
また、液滴吐出装置3では、液滴吐出ヘッド22の下流側の面と曲板部31の上流側の一辺との間に間隔(気流路)が形成されている。これにより、液滴吐出ヘッド22の吐出面近傍を流れ、インクミストを多く含む気流91が、曲板部31の上方へと容易に流れる。この結果、ミスト回収部材23が、インクミストをより多く回収することができる。
また、液滴吐出装置3では、曲板部31の下流側が上流側よりも高く、且つ、曲板部31が上流側に向かって開口されている。これにより、曲板部31は、上流の上方から下流の下方へと流れる気流91の多くを受け止めることができる。この結果、ミスト回収部材23は、より多くのインクミストを回収できる。
また、液滴吐出装置3では、曲板部31が円弧状に構成されている。これにより、平面状に構成する場合に比べて曲板部31の強度を向上させることができる。
また、液滴吐出装置3では、回転駆動される紙ガイドローラ24を備えているので、吐出面近傍を流れる気流91をミスト回収部材23よりも上方へと流すことができる。この結果、ミスト回収部材23によるインクミストの回収率を向上させることができる。
また、液滴吐出装置3では、曲板部31が紙ガイドローラ24を覆うように配置されている。これにより、下降する気流91が、曲板部31によって受け止められて、紙ガイドローラ24まで達することを抑制できる。この結果、液滴吐出装置3は、インクミストによる紙ガイドローラ24の汚染を低減できる。
また、液滴吐出装置3では、ミスト回収部材23をアクリル樹脂等の安価な材料によって製造することができる。更に、安価なためミスト回収部材23を交換可能に構成することができるので、インクミストの回収率を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、上述した実施形態の液滴吐出装置のミスト回収部材を変更した第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態による液滴吐出装置の分解斜視図である。図8は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図9は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図10は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図7〜図10に示すように、第2実施形態による液滴吐出装置3Aは、平板部33及び4本の支持部32Aを有するミスト回収部材23Aを備えている。
平板部33は、上下方向において、ヘッド保持ケース21と液滴吐出ヘッド22の吐出面との間に設けられている。平板部33は、ベルト36の上方に所定間隔を開けて配置されている。平板部33は、アクリル樹脂からなり、略長方形状に形成されている。平板部33は、液滴吐出ヘッド22が配置されている領域を覆うことができる平面積を有する。平板部33には、12個の保持窓33a及び12個の開口窓33bが形成されている。保持窓33aの下流側と開口窓33bの上流側は、繋がっている。保持窓33aの開口形状は、液滴吐出ヘッド22の上面と同じ形状に形成されている。液滴吐出ヘッド22は、保持窓33aに挿入されている。これにより、液滴吐出ヘッド22の下流側には、開口窓33bが位置する。即ち、液滴吐出ヘッド22の下流側は、開口される。これにより、紙ガイドローラ24の上方(吐出面を挟み通常経路RCと反対側)の一部が開口される。尚、開口窓33bが、請求項の気流路に相当する。
各支持部32Aの下端部は、平板部33の四隅に固定されている。各支持部32Aの上端部は、ヘッド保持ケース21の下面の四隅に取り付けられている。また、4本の支持部32Aは、同じ長さに構成されている。これにより、平板部33は、支持部32Aによってヘッド保持ケース21の下面と平行に、且つ、水平に取り付けられている。
第2実施形態による液滴吐出装置3Aでは、図10に示すように、インクミストを含む気流91は、紙ガイドローラ24の回転によって上方へと流れる。これにより、気流91は、開口窓33bを通り抜けて、ミスト回収部材23Aの平板部33の上方へ達する。また、図8及び図9に示すように、平面的に視ると、気流91は、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を下流側へと流れた後、液滴吐出ヘッド22の下流側へと回り込む。これにより、インクミストは、平板部33の上面に付着して回収される。
第2実施形態による液滴吐出装置3Aは、開口窓33bが形成された平面状の平板部33を有するミスト回収部材23Aを備えている。これにより、ミスト回収部材23Aの構成を簡略化することができるとともに、インクミストを回収する面積を大きくすることができる。この結果、液滴吐出装置3Aは、インクミストの回収率を向上させることができる。
また、液滴吐出装置3Aでは、紙ガイドローラ24の上方が開口窓33bによって開口されている。これにより、紙ガイドローラ24によって上方へ向けられた気流91がより多くミスト回収部材23Aの上方へと流すことができる。
(第3実施形態)
次に、上述した実施形態のミスト回収部材を変更した第3実施形態について説明する。図11は、第3実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図12は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図13は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
第3実施形態によるミスト回収部材23Bは、図11〜図13に示すように、平面視にて、紙ガイドローラ24と搬送方向92において隣接する紙ガイドローラ24との間に配置されている。ミスト回収部材23Bは、平板部33Bと、一対の支持部32Bとを備えている。
平板部33Bは、平面視にて、略長方形状に形成されている。平板部33Bの前後方向の長さは、液滴吐出ヘッド22と前後方向において隣接する液滴吐出ヘッド22との間の距離よりも短い。平板部33Bの左右方向の長さは、紙ガイドローラ24と搬送方向92において隣接する紙ガイドローラ24との間の距離よりも短い。平板部33Bは、紙ガイドローラ24と搬送方向92において隣接する紙ガイドローラ24との間に配置されている。
一対の支持部32Bは、正面視にて、略同じ長方形状に形成されている。一方の支持部32Bの下端部は、平板部33Bの前端部に固定されている。他方の支持部32Bの下端部は、平板部33Bの後瑞部に固定されている。支持部32Bの上端部は、ヘッド保持ケース21の下面に固定されている。支持部32Bの上下方向の長さは、ヘッド保持ケース21の下面と紙ガイドローラ24の上端との距離よりも短い。これにより、平板部33Bは、水平に且つ紙ガイドローラ24よりも上方に固定される。
第3実施形態では、インクミストを含む気流91が、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を流れた後、液滴吐出ヘッド22の下流側に回り込む。また、気流91は、紙ガイドローラ24によって上方へと向けられる。これにより、気流91は、ミスト回収部材23Bの平板部33Bの上方を流れる。そして、気流91に含まれるインクミストが、平板部33Bによって回収される。このため、第3実施形態は、インクミストによる紙ガイドローラ24等の汚染を抑制できる。
(第4実施形態)
次に、上述した実施形態のミスト回収部材を変更した第4実施形態について説明する。図14は、第4実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図15は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図16は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図14〜図16に示すように、第4実施形態によるミスト回収部材23Cは、平板部33Cからなる。平板部33Cは、平面視にて、略長方形状に形成されている。平板部33Cは、液滴吐出ヘッド22の上流側の面に水平に固定されている。平板部33Cは、紙ガイドローラ24よりも高い位置に配置されている。平板部33Cの左右方向の長さは、平面視における液滴吐出ヘッド22の下流側の面と紙ガイドローラ24の下流側の端部との距離よりも長い。これにより、平板部33Cは、紙ガイドローラ24の一部を覆うことができる。
第4実施形態では、インクミストを含む気流91が、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を流れた後、液滴吐出ヘッド22の下流側に回り込む。また、気流91は、紙ガイドローラ24によって上方へと向けられる。これにより、気流91は、ミスト回収部材23Cの平板部33Cの上方を流れる。そして、気流91に含まれるインクミストが、平板部33Cによって回収される。このため、第4実施形態は、インクミストによる紙ガイドローラ24等の汚染を抑制できる。
(第5実施形態)
次に、上述した実施形態のミスト回収部材を変更した第5実施形態について説明する。図17は、第5実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図18は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図19は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図17〜図19に示すように、第5実施形態によるミスト回収部材23Dは、平板部33Dからなる。平板部33Dは、平面視にて、略長方形状に形成されている。平板部33Dは、液滴吐出ヘッド22の上流側に固定されている。平板部33Dは、紙ガイドローラ24よりも高い位置に配置されている。平板部33Dの左右方向の長さは、平面視における液滴吐出ヘッド22の上流側の面と紙ガイドローラ24の上流側の端部との距離よりも長い。これにより、平板部33Dは、紙ガイドローラ24の一部を覆うことができる。
第5実施形態では、インクミストを含む気流91が、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を流れた後、液滴吐出ヘッド22の下流側に回り込む。また、気流91は、紙ガイドローラ24によって上方へと向けられる。これにより、気流91は、ミスト回収部材23Dの平板部33Dの上方を流れる。そして、気流91に含まれるインクミストが、平板部33Dによって回収される。このため、第5実施形態は、インクミストによる紙ガイドローラ24等の汚染を抑制できる。
(第6実施形態)
次に、上述した第3実施形態のミスト回収部材を変更した第6実施形態について説明する。図20は、第6実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図21は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図22は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図20〜図22に示すように、第6実施形態によるミスト回収部材23Eは、平板部33Bと、支持部32Bと、ミスト吸収梁34Eとを備えている。ミスト吸収梁34Eは、支持部32Bと支持部32Bとの間に取り付けられている。ミスト吸収梁34Eは、正面視にて、支持部32Bの中心近傍に取り付けられている。
第6実施形態では、インクミストを含む気流91が、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を下流側へと流れた後、液滴吐出ヘッド22の下流側に回り込む。また、気流91は、紙ガイドローラ24によって上方へと向けられる。これにより、気流91は、ミスト回収部材23Eの平板部33Bの上方を流れる。そして、気流91に含まれるインクミストが、平板部33Bによって回収される。
更に、平板部33Bを超えるインクミストは、ミスト吸収梁34Eによって回収される。このため、第6実施形態では、インクミストによる紙ガイドローラ24等の汚染をより抑制できる。
(第7実施形態)
次に、上述した第1実施形態のミスト回収部材を変更した第7実施形態について説明する。図23は、第7実施形態による気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大斜視図である。図24は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大平面図である。図25は、気流を説明するためのミスト回収部材近傍の拡大正面図である。尚、上述した実施形態と同様の構成には、同じ符号を付けて説明を省略する。
図23〜図25に示すように、第7実施形態によるミスト回収部材23Fは、曲板部31Fと、支持部32Fとを備える。
曲板部31Fの前後方向の長さは、平面視にて、紙ガイドローラ24の前後方向の長さよりも長い。曲板部31Fは、正面視にて、略「L」字状に形成されている。具体的には、曲板部31Fは、第1平板部位31Faと、第2平板部位31Fbとを備えている。
第1平板部位31Faの下流側の端部は、上流側の端部よりも高くなるように構成されている。第2平板部位31Fbの上流側の端部は、下流側の端部よりも高くなるように構成されている。第1平板部位31Faの上流側の端部と第2平板部位31Fbの下流側の端部とが連結されている。第1平板部位31Faの平面積は、第2平板部位31Fbの平面積よりも大きい。また、第1平板部位31Faの下流側の端部は、第2平板部位31Fbの上流側の端部よりも高くなるように構成されている。これにより、下流へと流れる気流91が、第1平板部位31Faによって受け止められる。
一対の支持部32Fは、第1平板部位31Faの右端の上端部とヘッド保持ケース21とを連結するためのものである。
第7実施形態では、インクミストを含む気流91が、液滴吐出ヘッド22の前面及び後面の横を下流側へと流れた後、液滴吐出ヘッド22の下流側に回り込む。また、気流91は、紙ガイドローラ24によって上方へと向けられる。これにより、気流91は、ミスト回収部材23Fの第1平板部位31Faの上方を流れる。そして、気流91に含まれるインクミストが、第1平板部位31Faによって回収される。このため、第7実施形態では、インクミストによる紙ガイドローラ24等の汚染をより抑制できる。
また、第7実施形態では、曲板部31Fを「L」字状に構成することによって、平面状に構成する場合に比べて、曲板部31Fの強度を向上させることができる。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載及び特許請求の範囲の記載と均等の範囲により決定されるものである。以下、上記実施形態を一部変更した変更形態について説明する。
上述した実施形態の構成の形状、材質、配置、数等は適宜変更可能である。また、各実施形態を組み合わせてもよい。
また、上述した第3実施形態〜第6実施形態において、平板部は水平に取り付けられていたが、平板部を傾斜させてもよい。平板部を傾斜させる場合、平板部の下流側の端部が、平板部の上流側の端部よりも高くなるほうが好ましい。これにより、平板部は、下流側へと流れる気流を、更に、受け止め易くなるためである。
1 両面印刷装置
2 給紙部
3、3A 液滴吐出装置
4 搬送印刷部
5 搬送部
6 排紙部
7 反転部
8 筐体
11 給紙台
12 給紙ローラ
15 レジストローラ
21 ヘッド保持ケース
21a 保持穴
22 液滴吐出ヘッド
23、23A、23B、23C、23D、23E、23F ミスト回収部材
24 紙ガイドローラ
25 ベルト搬送部
31、31F 曲板部
31Fa 第1平板部位
31Fb 第2平板部位
32、32A、32B、32F 支持部
33、33B、33C、33D 平板部
33a 保持窓
33b 開口窓
34E ミスト吸収梁
35 プーリ
36 ベルト
36a 吸引穴
37 吸引ファン
41 搬送ローラ
42 切替機構
44 排紙ローラ
45 排紙台
47 反転ローラ
48 スイッチバック部
49 フリッパ
91 気流
92 搬送方向
PA 印刷用紙
RC 通常経路
RR 反転経路
RS 給紙経路

Claims (2)

  1. 印刷媒体へインクの液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドの吐出面を挟み印刷媒体の搬送経路と反対側に設けられ、少なくとも一部が搬送方向における前記液滴吐出ヘッドの下流側に配置された板状のミスト回収部材とを備える液滴吐出装置において、
    前記ミスト回収部材の内部または外周には、気流が前記搬送経路から前記ミスト回収部材を挟み前記搬送経路とは反対側へと流れる気流路が形成され、
    前記ミスト回収部材は、前記気流路に沿って形成される平板部と、該平板部の両端に前記気流路に沿って起立される一対の支持部の間に取り付けられる棒状のミスト吸収梁とから構成されることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 回転しつつ印刷媒体の印刷面を押圧する紙ガイドローラを更に備え、
    前記気流路の少なくとも一部は、前記紙ガイドローラの前記吐出面を挟み搬送経路と反対側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
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