JP5395561B2 - 液体分離機及びこれを利用した吸引装置 - Google Patents

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Description

この発明は、吸引される気体から液体を分離する液体分離機及びこれを利用した吸引装置に関するものである。
液体貯留ケースに水を入れておいておき、吸引した乾塵埃を含む吸気を水により補塵するバキュームクリーナが例えば特許文献1及び特許文献2において知られている。
このようなクリーナにおいては、回転式のセパレータを具備して水と気体とを分離している。セパレータにより水の分離が十分でないと後段の電動ファン等に吸い込まれ故障の原因となるからである。
特開平10-304993号公報 特開平11−32950号公報
これらの従来技術によると、セパレータにより殆どの水の分離は可能であるが、ミスト状となった水は、セパレータを通過する。ミスト状となった水にも細かな塵芥が含まれているが、吸引ファンに到達する前に、吸引による風により乾燥し残渣が電動ファンに衝突して侵食させる。または、そのまま外気に排出され浄化レベルを落とすと言う問題がある。
上記目的を達成するために、本発明では、液体が混合された状態で吸引される気体を、隔壁に設けられた開口を介して、隔壁外空間から内部側空間へ液体の進入を抑止して取り込む液体分離機において、前記隔壁の内部空間側から隔壁外側に延長された回転軸により回転し、前記回転軸から同心円上に離れた周側面に、多数の貫通孔が設けられた外部部材と、前記外部部材の周側面内側に取り付けられ、上下が開放された周壁をもち、前記貫通孔から該周側面の内側の空間に侵入した気体を前記開口に導く通路を構成するパイプとを有することを特徴とする。
本発明は、上記課題を解決する液体分離機及びこれを利用した吸引装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、液体が混合された状態で吸引される気体を、隔壁に設けられた開口を介して、隔壁外空間から内部側空間へ液体の進入を抑止して取り込む水分離機において、前記隔壁の内部空間側から隔壁外側に延長された回転軸により回転し、前記回転軸から同心円上に離れた周側面に、多数の貫通孔が設けられた外部部材と、前記外部部材の周側面内側に取り付けられ、上下が開放された周壁をもち、前記貫通孔から該周側面の内側の空間に侵入した気体を前記開口に導く通路を構成するパイプとを有することを特徴とする。
本発明によれば、外部部材の管通穴を通過したミストは、遠心力によって外部部材の内側のパイプに捕獲され、かつ捕獲されたミストは回転による風で乾燥されるため、残渣としての塵芥を堆積・固定させることができる。この結果、吸引ファンの腐食が抑止され、かつ細かな塵芥まで捕獲することができるという効果を有する。
本実施例に係るバキュームクリーナ1の斜視図 バキュームクリーナ1の側断面図 液体貯留槽10の側断面図 ターボファンユニット20の組み立て図 ファンケース100の断面図 ファンケース100の斜視図 対面部材90の説明図 外部部材80の説明図 アタッチメントノズル60の断面図 液体貯留槽10の他の実施例を示す図 ファンケース100の隔壁130の他の実施例を示す図 対面部材90と隔壁130の他の実施例を示す図 外部部材80の他の実施例を示す図 他の実施例に係るバキュームクリーナ1を示す図 他の実施例による外部部材80の説明図 他の対面部材90の説明図
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。この実施例では、吸引装置としてバキュームクリーナを例として示してある。
図1は本実施例によるバキュームクリーナ1の斜視図である。バキュームクリーナ1は、シャーシ2に収容されており、シャーシ2の前後部に設けられた接地車輪8a、8bは移動方向を変えることができるようにキャスターになっている。
シャーシ2の前方(図中、右側)には、集塵ホース51(図2)を取り付ける取付口3、洗浄液チューブ52(図2)を取り付けるジャケット4が設置されている。また、気体の取付口3の後方には透明窓2aが設けられており、シャーシ2の内部が見えるようになっている。透明窓2aの内側には、側断面形状が円形の液体貯留槽10が設置される。液体貯留槽10は、その上方が開口14のように開放されている。また、液体貯留槽10は、透明な合成樹脂材で形成されており、シャーシ2の外部から透明窓2aを通して、内部の様子が観察できるようになっている。シャーシ2は、上方に開口7を有しており、液体貯留槽10を外部に「イ」に示すように脱着可能となっている。液体貯留槽10は、シャーシ2に設置した際に、取付口3からの吸気が液体貯留槽10の内部に導入されるように液密な連結口11を有する。一方、液体貯留槽10の内部には、取付口3からの吸気を、液体貯留槽10の断面円形な側面に沿って噴出すノズル12が設けられている。液体貯留槽10は、容器部16と蓋17を具備しており、開口7は蓋側4に設けられている。一方、ノズル12は容器16側に設けられている。
シャーシ2の中央部2bには吸気を行う電動ファン73(図2)が収められている。連結ダクト30は、電動ファン73の上方に設けられており、電動ファン73から吸気の方向を変更してシャーシ2の前方側に向けるものである。特に、図中、連結ダクト30は起立した状態を示しているが、本実施例の連結ダクト30は、吸気の方向を前方に変更できるものとなっている。
連結ダクト3の前方には、ターボファンユニット20が接続されている。連結部30がシャーシ2の矢印ロのように前方に位置付けられるとき、ターボファンユニット20の液体分離機24(図4)を、液体貯留槽10の上方の開放した開口14に挿入し、液密、気密状態で塞ぐものとなっている。また、連結部30を矢印ロの逆に動かすことにより液体分離機24は、開口14から離脱し大気側に位置付けられる。このようにターボファンユニット20は、着脱可能となっている。
シャーシ2の後部には、洗浄液タンク40を設置するケース31が設けられている。洗浄液タンク40をケース31内に「ハ」に示すように設置したとき、底部に設けられた接続部42が解放し、内部の洗浄液をバキュームクリーナ1内に導入する。また、シャーシ2には、電動ファンの電源スイッチ5、及び洗浄液ポンプ6(後述)の電源スイッチが夫々設けられている。
図2は、バキュームクリーナ1の断面側面図である。電動ファン73は、シャーシ2の底部2cに設置され、電動モータ74と、モータ回転軸に設けられたファンとを有している。電源スイッチ5(図1)を投入することで商用電源に接続され、ファンの吸引口76から吸気作用をするように構成されている。電動モータ74がシャーシ底部2cに設置されているため、バキュームクリーナ1の重心が低くなっており、取り回しが容易である。
連結ダクト30は、水平な支軸31を中心に回動可能であり、内部にフレキシブルホース32が設けられている。フレキシブルホース32は、電動ファン61の吸気口76に接続されている。また、電動ファン61の前方のシャーシ底部2cには、洗浄液ポンプ70が取り付けられている。洗浄液ポンプ70は、洗浄液タンク40の洗浄液Cをパイプ71を経由して取り込み、吐出しパイプ72へ圧力を掛けて送るものである。吐出しパイプ72は、ジャケット4に接続している。洗浄液ポンプ70は、電源スイッチ6(図1)を投入することで商用電源に接続され可動する。ここにおいて、電動ファン73の電源とは独立して投入できるようになっている。
液体貯留槽10は、底面から上方に向かって暫時、半径が増大する円筒形状の容器16を有している。容器16には、貯留する液体(実施例では、水であり図中Wと表記)の上限の目安を示すために底面の中心から垂直に水位目安ピン13が立設されている。水位目安ピン13は、後述する水の渦の発生を妨げないように、丸棒状であることが望ましい。液体貯留槽10の前側(図中、右側)には、吸気口と接続する連結口11を有しており、液体貯留槽10がシャーシ2内に設定されたときに液密、気密状に取付口3に接続する。液体貯留槽10内は、電気ファン73の稼動により負圧となっているので、吸気ホース51からの塵芥が混入した気体及び液体は液体貯留槽10の内部に噴出される。
液体貯留槽10は、さらに容器16の上周縁に水密・気密状に勘合する蓋17を有している。蓋17は、ターボファンユニットの外部部材80(図4)が貫通する開口が設けられており、その開口の周縁に円筒状の周壁18を有している。周壁18は、図面下側(容器16の底部に向かう方向)高さを持つ壁であり、電気ファン73停止時にバキュームクリーナ1が転倒しても、液体貯蔵層10内の汚濁水が液体分離機24内に浸入しないようにする障壁として機能する。液体貯留槽10の水位目安ピン13よりも高い位置に、連結口3からの塵芥が混入した気体及び液体を液体貯留槽10に導入する吹き出し口を有するノズル12が設けられている。この位置は、後述する外部部材80の複数の貫通孔81の開口より低い位置である。図3において、図3Aは液体貯留槽10のノズル12の高さで切断した断面図を示している。このノズル12は、液体貯留槽10の容器16の側面形状10aから連続的に延びる上面12aを有している。連結口3からの気体は、ノズル12によりその流れの向きを変えられる。ノズル12の噴出向きQは、液体貯留槽10の中心に向かう成分Rと、液体貯留槽10の側面の曲線に沿った方向の成分Pにその方向成分を観察したときに、成分Pの方がRよりも大きいものとされる。
ノズル12による噴出により、液体貯留槽10の内の気体は、渦を巻くものとなる。一方、液体貯留槽10内に、水が水位目安ピン13の高さ程度まで充填されている場合は、この気体の渦に誘起されて図3Bに示すように水が渦巻き状となって、液体貯留槽10内の水が渦流Tを作る。水の渦流は遠心力により、液体貯留槽10の容器16内の外周に押し付けられることになるため、液容器16の内側面においては、上縁に向けてせりあがり、ノズル12を覆った水の回転膜を形成する。せりあがった水は、蓋17にまで達し、さらにその内側まで濡らすので、蓋17と容器16との間は水密なシールを施してある。ノズル12の設置部分の渦T1においては、ノズル12が液体貯留槽10の断面円の形状を乱しており渦の抵抗となる。従って、ノズル12の上面は、液体貯留槽10の側面形状10aから連続的に延びる形状として、渦に与える抵抗を少なくしている。また、液体貯留槽10の形状は液体貯留槽10が底面から上に向かって、半径が暫時増大するものであるが、この形状も水がせり上がることに寄与している。
ノズル12からの噴出しによって気体及び水の渦を発生させるためには、ノズル12からの流れの全成分を側面の曲線に沿った方向にするのが効率上望ましい。ノズル12は、電動ファン73の停止時には、液体貯留槽10内に蓄えられた水に没しない高さであることが望ましいが、水に没しても水の渦を発生させることは可能である。この場合、電動ファン73の停止時に液体貯留槽10の水が吸引口3に逆流しないような構造としておく必要がある。
このように、液体貯留槽10内においては、ノズル12から噴出した気体は水渦の膜を潜るため、気体に含まれる塵芥が水に触れる機会が増大する。また、液体貯留槽10の気体も渦を巻いており遠心分離により、塵芥は水の渦の中に取り込まれることになる。このように、気体の渦と水の渦とが2重の渦となることにより、塵芥を捕獲することができる。
図2に戻り、ターボファンユニット20は、半球状の形状をしており、内部にファン111(図5)及び液体分離機24(図4)を具備している。これらについては、後述するが、液体分離機24はファンの回転軸に連結して、高速に回転するものであって、その回転軸は、液体貯留槽10の中心位置に位置付けられている。ノズル12から噴出した気体は、液体貯留槽10の水渦の膜を潜りはね飛ばすため、水しぶきが立ちこめる。これをそのまま電動モータ74で吸い込むと、液滴と液滴に混じった塵埃も一緒に吸い込んでしまう。液体分離機24は、空気と液滴を分離するものである。液体貯留槽10の周縁にターボファンユニット20が液密・気密状に設置されたとき、液体貯留槽10の内部で回転する。この回転方向と、ノズル12からの噴出す方向成分P(図3)は、同じ方向である。このため、液体分離機24の回転も、この旋回渦を作るのに寄与させることができる。ターボファンユニット20は、図中破線で示すように、連結ダクト30から「ホ」のように分離可能になっており、個別にメンテナンスができるようになっている。尚、液体分離機24の回転のみでは、液体貯留槽10の水は回転させることは可能であるが、液体貯留槽10の壁をよじ登る渦とするのは困難である。
ターボファンユニット20の詳細について、図4を用いて説明する。
ターボファンユニット20は、ファンを収めて回転軸21が突出させたファンケース100を有している。さらに液体分離機24を構成する対面部材90、外部部材80を有している。電気ファン73が稼動を始めると、その吸引力によりファンケース100内のファンが回転軸21を回転させる。回転軸21には対面部材90がナット22により固着されている。更にこの回転軸21には同軸に、外部部材80がその外周縁を対面部材90の外周縁に、また中央部を取付ナット22に当接した状態で、ナット23により固着されている。
図5に示すように、ファンケース100は、ターボファンユニット20の半球状カバー22の中に設けられており、ファン111が収められたファン室110と、連結ダクト30へと続く排気室120が設けられている。ファン室110の下面は隔壁130が設けられている。隔壁130には、下向きに立設した気体通路となる回廊136を内部に有する外周壁139、対面部材90の周壁92の通路となる周状の溝138、及び筒状の壁134が設けられている。ファン室110と排気室120との間には、ファン111の半径よりも小さい幅をもつ開口112が設けられる。一方、ファン室110の下面となる隔壁130には、開口112の対向する位置であって、回転軸21と壁134の間にさらなる開口135が設けられており、これらの開口135を通して電気ファン73による吸気がファン室110を通過する。ファン111は、この開口112、135間を通過する吸気により回転する。ファン111の全面に吸気を受けても良いが、開口112、135を設けて吸気が通過する範囲を絞るのは、ファン111を高速回転させるためである。
図6に、ファン室110の下面に設けられた隔壁130を下から見た斜視図を示す。隔壁130の外周壁の頂部には、弾性部材によるパッキン137が設けられており、液体貯留層10の上方の開口14の周縁と当接して液密、気密なシールを構成する。回廊136の内側の壁130cには、等角度間隔を置いて空気穴133が設けられている。また、外側の壁130aにも空気穴131が設けられており、外側の空気穴131から気体を取り入れて回廊136を経て内側の空気穴133へ案内される。このように、外周壁139に回廊136が設けられるのは、消音の目的である。外周壁139の上面138には、弾性材料によるシール137が設けられている。上面138において、シール137が設けられている範囲を除いて、外部部材80のフランジ部86の裏面83(図8)が狭い隙間をもって対向している。
図7は、対面部材90を示す図である。図7Aの上面図において、内周には複数の貫通孔91が設けられている。この貫通孔91は、対面部材90の隔壁130の開口135への気体の通路となっている。また、図7Bの側面図に示すように、対面部材90の周壁92には、回転した際に図中下側から上側に気体を案内するための傾斜面93を持つ複数のリブ94が等角度間隔に設けられている。傾斜面73は、図中tで示すように上側に膨らんだ傾斜である。また、この傾斜面93は、対面部材90の外周側が内周側よりも高くなっている。図7Cは、対面部材90のA−A断面であり、ファン室110の隔壁130との関係を示している。対面部材90を回転軸21に固定した際、対面部材90の周壁92の外周面92a、下面92b、内周面92cは、ファン室110の溝138の外周面130a、下面130b、内周壁130cと近接してラビリンスシールを構成する。このラビリンスシールは、対面部材90の周壁94と隔壁130との隙間から対面部材90の内側に入り込もうとする液体をシールするものである。液体分離機24の内部は、吸引されているために負圧となっており、この隙間から液体が進入するのである。ファン室130の回廊136からは空気穴133を通して、気体が取り込まれており、対面部材92のリブ94は、この空気を対面部材90の図中上方に押し出すファンの役目を果たす。対面部材90の周壁92と隔壁130の間から対面部材90の内側に入り込もうとする液体は、この空気の流れにより押し出されるように作用する。
このように、ファン室130の隔壁130と対面部材90との間には、ラビリンスシール或いは気体を動的に動かす動的シールが形成されている。これは、隔壁130と対面部材90の隙間から少量の塵埃を含んだ水、及び、液体の浸入を許すと、電動モータを汚染しその寿命を短くするのを抑制するためである。
図8に外部部材80の斜視図を示す。外部部材80は、セパレータとも呼ばれ、その側壁84に内側と外側を貫通する複数のスリット81(貫通孔)が等角度間隔で穿設してある。これらのスリット81を構成するリブ82が、図中右側方向(対面部材90から離れる方向)に向かって、回転軸21に対してセ外部部材80を縮径するように内側に曲げられている。外部部材80は回転した際に、液体貯留槽10内において飛び散った水を遠心力により振り払い液体分離機24内部に水が吸い込まれないように働く。遠心力により振り払うためには、リブ82を図中右方向に向かって、回転軸21に対して外部部材80の径を増加するように外側に曲げられているのが望ましい。外部部材80に付着した水が、遠心力により図中右側方向に移動しやすいからである。しかしながら、量産においては、そのような形状であると外部部材80を樹脂材料により成型する際において、型枠から取り出しが困難となるので、本実施例の形状としているのである。
図9に集塵ホース51の先端に取り付けるアタッチメントノズル60を示す。アタッチメントノズル60は、筒状のノズル本体61と、その内部に設けられた断面L字形の遮蔽板62と、この遮蔽板62に連結され、遮蔽板52を変位させるための駆動部63を備えている。このアタッチメントノズル60内には、洗浄液チューブ62の先端が、中空のステイ64に支持された状態で配置されており、流体供給チューブ62の先端から噴出した洗浄液は、ステイ64を経てノズル本体61の先端側に形成された開口部65から壁に付着した汚れに対して吹付けられる。
遮蔽板62は、断面略L字状を有し、このL字状を画定する略垂直面部分の略中央部分に、開口部67が形成されている。駆動部63は、環状のガイド壁部63d内の空間に設けられたピストン部63aが、軸部63bを介して遮蔽板62に連結された構成となっている。この軸部63bには、ピストン部63aを上方に付勢するコイル状のスプリング63cが設けられている。この駆動部63は、ノズル本体61内が十分な負圧になった際に、大気圧とこの負圧との差圧が、ピストン部63aをスプリング63cの弾撥力に抗して図中下方(アタッチメントノズル60本体の内部空間に近接する方向)に変位させ、更に、このピストン部63aの変位が、軸部63bを介して遮蔽板62を変位させるよう構成されている。したがって、アタッチメントノズルは、ノズル本体内が十分な負圧となっていない状態、つまりアタッチメントノズル1が壁から離間している状態では、上限位置に存在しており、開口部67の下部面68に、スティ64から噴出した洗浄液が衝突し、アタッチメントノズル61の開口部65から外部に噴出しない。一方、ノズル本体61内が十分な負圧になった際には、この負圧との差圧が、ピストン部63をスプリング63cの弾撥力に抗して遮蔽板62を図中下方に変位させ、開口部65から洗浄液を噴出させる。
図9Bに開口部65のY−Y断面図を示す。図示のように、開口部65の側面には、大気側からの空気を「ル」に示すように取り入れる小孔66が開口している。この小孔66は、開口部65が完全に塞がった場合でも、吸引できるようにしたものである。
なお、このようなアタッチメントノズル50に関しては、例えば、特開2001−276172号公報、特開2001−299903号公報、特開2004−141845号公報及び特開2004−223372号公報等に記載されているノズルも好適に使用することができる。
次に、本実施例によるバキュームクリーナ1の使用方法について説明する。バキュームクリーナ1は、2つのモードで使用することができる。第1のモードは、液体貯留槽10に水を貯めてこれをフィルタとして利用するモードである。第2のモードは、液体貯留槽10は空の状態で洗浄液ポンプ70を電気ファン73と並行して稼動させるモードである。
まず、第1のモードについて説明する。水目安ピン13の上端部まで、水を液体貯留槽10に注水し、バキュームクリーナ1のシャーシ2に設定する。ターボファンユニット20を液体貯留槽10に被せる。集塵ホース51の先端に付けるアタッチメントノズル60は、図9で示したようなアタッチメントノズルでも良いが、家庭用掃除機のノズルでも良い。電気ファン73の電源スイッチ5を投入することにより、吸引が始まり、液体貯留槽10の中には水の渦が発生する。この渦は、透明窓2aを介して確認することができる。使用につれて、液体貯留槽10の水が汚濁してくるので、電源スイッチ5を落とし、ターボファンユニット20を取り外し、液体貯留槽10をシャーシ2から引き抜いて、汚濁水を捨てる。
第2のモードにおいては、まず洗浄液タンク40に、洗浄液を充填し、洗浄液ケース31にセットする。洗浄液チューブ52をジャケット4に差し込む。この際に使用する集塵ホース51のアタッチメントノズル60は、図9で示したものが利用できる。液体貯留槽10は空の状態である。電気ファン73及び洗浄液ポンプ70の電源スイッチ5、6を投入する。使用につれて、洗浄液が液体貯留槽10に溜まっていくので、水目安ピン13まで溜まったら、電源スイッチ5、6を落とし、ターボファンユニット20を取り外し、液体貯留槽10をシャーシ2から引き抜いて、汚濁水を捨てる。
図10は、他の実施例による液体貯留槽10のノズル19を示している。図3のノズルは、液体貯留槽10内の空間に入り込んでいたが、本実施例のノズル19は、液体貯留槽10の側面断面10aの形状を円にできるだけ近づけるものである。そために、液体貯留槽10の外側に気体の方向を曲げる構造を持たせ、液体貯留槽10内には気体が噴出する噴出し口19aを持たせて、円形状に干渉しないようにした。これにより水の渦への抵抗を少ないものとした。
図11は、対面部材90とファン室110下面の隔壁130間のラビリンスシールを変更するものである。具体的には、図11Aのように、隔壁130の筒状の壁134の上縁に回転中心に向って、ドーナッツ状の面138を、対面部材90の貫通孔91の外側縁に達し、図11Bに示すように貫通孔91から覗く長さに設ける。ドーナッツ状面138と対面部材90の内下面95との間で延長したラビリンスシールを構成する。また、貫通孔91から覗く長さとすることにより、外部部材80から吸引された気体の一部が、ドーナッツ状面138と対面部材90の内下面95との間に押し込まれることになり、シール性が向上する。
図12は、対面部材90と隔壁130との間にさらに動的なシールを設けるものである。具体的には、対面部材90が回転すると、壁92c、130cで構成するラビリンスシールの方に向かって、空気を押し出す面97を有するフィン96を対面部材90の内下面に設けるものである。図12の動的シールを収容できるような間隔に、図11のドーナッツ状面138と対面部材90の内面95との間隔を広げて、図12のような動的シールを設置することも可能である。
図13は、外部部材80の外側(液体貯留槽10に面する方)に動的なシール構造を設けるものである。具体的には、図13Aに示すように、外部部材80のフランジ部86にフィン84を設けるものである。外部部材80が「ネ」方向に回転すると、外周に向かって、「ヌ」のように空気を押し出す面85がフィン84に設けられている。外部部材80を樹脂成型する際には、フィン84をリブ82(図8)と一体的に形成するのが強度を得られて良い。
また、図13B、フランジ部86の裏面83にフィン87を設けてもよい。外部部材80が「ネ」方向に回転すると、外周に向かって、「ノ」のように空気を押し出す面89がフィン87に設けられている。ここにおいて、フィン87は、隔壁130の外周壁139の上面138(図6)と対面する隙間に配置するため、薄いものとなっている。フィン87が空気を押し出すように機能すると、貫通穴81を通過して外部部材80に入り込んだミストが、フランジ83と隔壁130の間に入り込む。このミストは塵芥を取り込んだ水の微粒子である。ミストは、外部部材80の回転により発生した風で乾燥し、残渣として残った塵芥がフランジ83と隔壁130の間に堆積する。本実施例の外部部材80は、ファン111により回転駆動されるものであるから、回転開始時に抵抗が大きいと十分な回転とならないことが生じえる。また、クリーナー1がこぼれた水を吸い込むと、液体貯留層10の水位が上昇してフランジ83が水にかぶり、これによって外部部材80の回転が落ちて塵芥がフランジ83と隔壁130の間に入りこともある。フィン87は、このような堆積した塵芥を掻き出して、気体の押し出し効果が低下することを抑止する効果もある。
図14は、対面部材90と隔壁130との間の動的なシールをさらに改良するものである。図の動的なシールにおいては、隔壁130の空気穴131は大気に開放されていたが、本実施例は電気ファン73の排気を、空気穴131へ導入したものである。
図において、電動ファン73は、電動モータ74と吸気ファン88とが内部壁150を介して上下の部屋2a、2bに分かれて配置されている。吸気ファン88は、ターボファンユニット20かの吸気を行うファンであり、吸気した気体には湿気が多く含まれている。電動モータ74には自身を冷却するためのファン(図示せず、図には排気管75が示されている)が設けられている。内部壁150は、吸気ファン88により吸気された湿気を含む気体が部屋2bに入り込むのを抑止し、電動モータ74が湿気にさらされて腐食するのを抑止している。部屋2bは、夫々別々に図示しない排気口により大気に開放されている。
チューブ78の一端は部屋2aに開放されており、部屋2a内の正圧の気体を取り込む。チューブ78は、シャーシ2の外側に延長され、その先端は液体貯留槽10に設定されたターボファンユニット20の方向を向けられている。一方、ターボファンユニット20側の空気穴131には、管132が延長されている。ターボファンユニット20が液体貯留槽10に設定されたとき、チューブ78の先端に設けられた接続栓79は、管132と連結され、部屋2a内の正圧空気が空気穴131に連通する。この結果、部屋2a内の空気がターボファンユニット20に流れ込み、対面部材90と隔壁130との間のシール性を向上させる。特に、吸気ファン88からは、清浄化された気体が排出されるため、空気穴131が塵芥を吸い込んで汚れることが抑制される。
図15は、図13に示した外部部材80の内側にパイプ152した例である。パイプ152は前後が開放され、図15Aに示すように外部部材80の内側に内嵌する形状となっており、本例では前後が開口し円錐状に傾斜した側面を有している。パイプ152が装着されると、図15Bに示すように複数のスリット81のフランジ83側一部が覆われる。パイプ152は外部部材80と同体状に回転し、パイプ152の内側は旋回する空気流が流れることになり、隔壁130の外周壁139の上面138(図6)と対面する隙間に入り込もうとする細かな塵芥を、遠心力によりパイプ152側面内側で捕獲する。外部部材80により水の進入はかなり抑えられているが、パイプ152内はミスト状になっており、これには細かな塵芥が含まれている。パイプ152を設けない場合、ミストはファン111に至るまでに乾燥し、残渣がファン111に衝突して侵食させたり、塵芥として外気に排出され排気の清浄度を下げることになる。
図16は、図7に示した対面部材90の他の実施例である。図7の対面部材90の周壁92に設けられた傾斜面93aは上側に膨らんだ傾斜であるが(傾斜をsで示す)、本実施例においては、逆に隔壁130側に凸となる曲線となっている。この傾斜面93aにより、図面上側の垂直に近い角度で押し出すことができる。
上記実施例においては、液体貯留槽10が重力に対して垂直に起立したものとしたが、デザイン上やや斜めに配置することは可能である。その際、液体貯留槽10として円筒状のものを用いると、斜めにした際には水の渦の形状が楕円状となるので、渦にとっては抵抗となる。これは、本実施例のバキュームクリーナ1が傾斜地に置かれたときと同じ現象である。また、回転軸21に接続し、電動機により液体分離機24を回転させても良い。
本実施例によるバキュームクリーナ1は、家庭用、工業用の電気掃除機として利用できる他、ビューティサロンにおける残留化粧剤の除去や、頭皮に利用されるクリーナとしても利用可能である。
尚、本実施例によるバキュームクリーナは、上記の通りであるが、本実施例において説明した液体分離機24については、例えば特許文献1に示す水に吸気を噴出するようなバキュームクリーナにも適用できる多様性を持つものである。
すなわち、ファンから隔壁を介して延長された回転軸に固定され、隔壁の外側空間から内部側への液体の進入を抑止して気体を取り込み、取り込んだ気体を前記隔壁に設けられた開口から排気する液体分離機24であって、外側空間に露出し、前記回転軸から同心円上に離れた周側面に、内部へ貫通した多数の貫通孔が設けられた外部部材と、隔壁に対面し、前記貫通孔を通して進入した気体を前記隔壁の開口へ連通させ、外部部材の貫通孔を通過せずに前記開口に進入する気体に対して外側空間から前記隔壁との間でシールする対面部材とを有し、そのシール構造において、静的なシールと、動的なシール構造を持っている液体分離機24において、以下に示す各特徴を有している。
(a)隔壁は、前記外側空間の圧力よりも圧力の高い雰囲気から気体を取り入れて隔壁と対面部材の間から気体を前記外側空間に押し出す構造となっている。対面部材にはその周囲に隔壁に向かって延びた円筒状の外周壁を有しており、隔壁はその外周壁と外側から対面する面を有している。この対面する空間においては、隔壁に前記圧力の高い雰囲気から取り入れた複数の空気孔が設けられ、一方、対面部材側の外周壁には、前記対面する空間から気体を押し出す面が設けられている。その面は、前記回転軸から離れるにしたがって、押し出す方向に傾いている。
(b)前記対面部材の外周壁の内側の壁と対面している円筒状の壁が隔壁には設けられており、その円筒状の壁の頂部においてはさらに回転軸の方向にドーナッツ状の円板が設けられている。
(c)前記対面部材の外周壁の内側には、外周壁の前記円筒状の壁との間に向かって気体を押し出す面が設けられている。
(c−1)前記ドーナッツ状の円板と前記対面部材との間にも(c)の気体を押し出す面を設けても良い。
(d)前記圧力の高い雰囲気は、大気圧よりも高い圧力としても良い。この場合、吸引ファンの排気を用いるのが効率的である。
(e)前記対面部材の前記外部空間に露出する面であって、前記隔壁側に、前記貫通孔から前記外側空間に遠ざけるように、気体を押し出す面を有する。
1・・・バキュームクリーナ
10・・・液体貯留槽
20・・・ターボファンユニット
24・・・液体分離機
30・・・連結ダクト
40・・・洗浄液タンク
60・・・アタッチメントノズル
70・・・洗浄液ポンプ
80・・・外部部材
90・・・対面部材
100・・・ファンケース
130・・・隔壁

Claims (4)

  1. 液体が混合された状態で吸引される気体を、隔壁に設けられた開口を介して、隔壁外空間から内部側空間へ液体の進入を抑止して取り込む液体分離機において、
    前記隔壁の内部空間側から隔壁外側に延長された回転軸により回転し、前記回転軸から同心円上に離れた周側面に、多数の貫通孔が設けられた外部部材と、
    前記外部部材の周側面内側に取り付けられ、上下が開放された周壁をもち、前記貫通孔から該周側面の内側の空間に侵入した気体を前記開口に導く通路を構成するパイプとを有することを特徴とする液体分離機。
  2. 請求項1の液体分離機において、前記外部部材の周側面と前記隔壁の間に設けられ、前記外部部材の回転により気体を前記周側面の内側の空間から押し出すフィンを有することを特徴とする液体分離機。
  3. 請求項1の液体分離機において、前記周側面の内側で前記外部部材と同体状に回転し、隔壁に対面して前記貫通孔を通して進入した気体を前記隔壁の開口へ導く対面部材を有し
    前記対面部材は隔壁に向かって延びた円筒状の外周壁を有しており、一方、隔壁は前記外周壁に対して外周側から対面する面を有しており、前記外周壁と前記対面する面との間に前記対面部材の回転により前記周側面の内側の空間へ押し入れる傾斜面であって、前記隔壁側に凸となる曲線を描くリブが設けられていることを特徴とする液体分離機。
  4. 請求項3の液体分離機を有する吸引装置において、前記隔壁外空間は液滴が存在する液滴空間であり、前記液体分離機の前記隔壁の前記対面する面には空気穴が設けられ、前記液体分離機を前記液滴空間内と大気空間との間で移動する連結部と、前記内部側空間の気体を吸引する吸引ファンと、前記液体分離機が前記液滴空間内に移動されたときに前記吸引ファンの排気を前記空気穴に接続する接続栓とを有することを特徴とする吸引装置。
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