JP5395416B2 - 工作機械、および工具ホルダの取り付け状態の判定方法 - Google Patents
工作機械、および工具ホルダの取り付け状態の判定方法 Download PDFInfo
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Description
また、工具交換装置を有する工作機械において、マガジンに収納された工具をマガジンから外部の手動工具交換位置に一旦引き出して、作業者が工具を手動で交換することができるようにした工具交換装置も知られている(例えば、特許文献2)。
このようにして、本発明は、作業者が介在した作業が正しく行なわれたかどうかを判定して、確実な自動工具交換動作を実現することができる。
参照する図面において、図1は本発明の実施形態に係るマシニングセンタの全体構成を説明するための正面図であり、図2(a)は本発明の実施形態に係るマシニングセンタの工具交換装置を説明するための部分斜視図であり、(b)は工具の収納状態を示す部分平面図である。
具体的には、工具Tは、図2(b)に示すように、工具ホルダであるHSKホルダ5に装着され(図3を併せて参照)、HSKホルダ5が工具ポット6に装着された状態で、マガジン2に収納されている。つまり、マガジン2は、櫛歯形状を呈し、溝部21に工具ポット6が脱着自在にはめ込まれて装着され、この工具ポット6にHSKホルダ5が装着された工具Tを装着できるように構成されている。
図3(a)は工具ホルダを工具ポットに装着する状態を示す斜視図であり、(b)は工具ホルダと工具ポットの構成を示す断面図である。図4は、工具ホルダを工具ポットに装着した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。図5は、工具ホルダを工具ポットに装着した状態を示す図4(b)の断面図であり、(a)はA−A断面図、(b)はB−B断面図である。
従来、作業者はHSKホルダ5の向きを誤らないように注意して装着し、目視にて隙間δがあるかどうかを確認していたが、人的作業には完全を期しがたい場合がある。
そして、下死点位置P1で作業者が手作業で工具Tを交換し、上死点位置P2で工具ローダ31との間で工具Tの受け渡しを行なう。
マシニングセンタ1で加工している際に、工具Tが破損または磨耗した場合、或いはマガジン2に戻された使用済みの古い工具Tを新しい工具Tに取り替える場合等において、作業者は手動工具交換装置4を使用して、手動で古い工具Tを新しい工具Tに交換することができる。
具体的には、手動工具交換装置4の工具受け部41を上死点位置P2で待機させた状態で、工具交換装置3により、主軸13に装着された、或いはマガジン2に収容されている古い工具Tを上死点位置P2に待機させた工具受け部41まで搬送する。
そして、HSKホルダ5が工具ポット6に正規の向きに装着されていると判定された場合には、工具交換装置3を起動させて、新しい工具Tを工具ローダ31が受け取りに行って工具交換位置或いはマガジン2の所定の場所へ搬送する。
このようにして、本発明の実施形態に係るマシニングセンタ1は、作業者が介在した作業が正しく行なわれたかどうかを判定して、確実な自動工具交換動作を実現することができる。
例えば、本実施形態においては、検出手段として、接触式の位置検出センサを用いたがこれに限定されるものではなく、他のセンサでもよく、光センサ等の光学検出装置で例えば反射光を検出するものであってもよい。そして、検出手段の配設位置も被検出部の対象や位置に応じて適宜設定し、適切な場所に配設することができる。
2 マガジン
3 工具交換装置
4 手動工具交換装置
5 HSKホルダ(工具ホルダ)
6 工具ポット
8 往復移動シリンダ(検出手段)
9 制御装置
12 主軸ヘッド
13 主軸
53a バランス穴(被検出部)
T 工具
Claims (4)
- 主軸と、工具を保持した工具ホルダを工具ポットに装着して収納するマガジンと、このマガジンと前記主軸との間で前記工具を交換可能な工具交換装置と、を有する工作機械であって、
前記工具ホルダを前記工具ポットに装着した状態で、
前記工具ホルダの外表面に設けられた位置情報の目印となる被検出部が、予め定められた被検出位置に存在するかどうかを検出する検出手段と、
この検出手段の検出情報に基づいて、前記工具ホルダが前記工具ポットに対し正規の向きに装着されているかどうかを判定する判定手段と、を備え、
前記被検出部は、前記工具ホルダの外表面一箇所に形成された被検出穴であり、
前記被検出位置は、前記工具ホルダが前記工具ポットに対し正規の向きに装着されているときの前記被検出穴の位置であり、
前記検出手段は、前記工具ホルダの外表面に対して前記被検出穴の深さ方向の寸法を計測することで、前記被検出穴が前記被検出位置に存在するかどうかを検出すること、
を特徴とする工作機械。 - 前記工具ホルダは、HSKホルダであり、
前記被検出部は、バランス穴であること、
を特徴とする請求項1に記載の工作機械。 - 前記検出手段は、位置検出センサ付きの往復移動シリンダであること、
を特徴とする請求項2に記載の工作機械。 - 主軸と、工具を保持した工具ホルダを工具ポットに装着して収納するマガジンと、このマガジンと前記主軸との間で前記工具を交換可能な工具交換装置と、を備えた工作機械における工具ホルダの取り付け状態の判定方法であって、
前記工具ホルダを前記工具ポットに装着した状態で、
前記工具ホルダの外表面に形成されたバランス穴が、予め定められた被検出位置に存在するかどうかを検出して、前記工具ホルダが前記工具ポットに対して正規の向きに装着されているかどうかを判定することを特徴とする工具ホルダの取り付け状態の判定方法。
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JP2008313033A JP5395416B2 (ja) | 2008-12-09 | 2008-12-09 | 工作機械、および工具ホルダの取り付け状態の判定方法 |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-12-09 JP JP2008313033A patent/JP5395416B2/ja active Active
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