JP5394835B2 - 乗物用シート - Google Patents
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Description
図1に示すように、本発明の乗物用シートの一例としての車両用シート1は、シートクッション10と、シートバック20と、ヘッドレスト30とを備える。車両用シート1は、図1に実線で示した着座して使用されるときの着座位置と、シートクッション10を前方(シートバック20と離れる方向、すなわち、荷室を広げる方向)に跳ね上げて空けたスペースにシートバック20を倒して実現される、二点鎖線で示した非着座時の収納位置の間で可動である。車両用シート1は、例えば、乗用車の後部座席であり、収納位置に移動させると車体のフロアFの荷室の床面F1とシートバック20の後面21A(本明細書において、前後左右上下は車両用シート1を着座位置にした姿勢を基準とする)がほぼ同一面となって荷室の床面F1を実質的に広げることができるようになっている。特に、本実施形態の車両用シート1では、図5(b)を参照してよく分かるように、収納位置においてシートクッション10の後端(図5(b)の姿勢では上端に位置する)がシートバック20の後面21Aおよび荷室の床面F1と同一高さとなっていることで、荷室のスペースが非常に広くなっている。
図示は省略するが、ヘッドレスト30は、公知の構造により高さ位置を調整する高さ調整機構を有しており、図1、図4および図5においては、調整範囲のうち、最も高い位置に調整してある。
また、ロックアーム42はケーブル42Aを介して支持アーム12の前後方向中央付近に接続されている。これにより、シートクッション10が前方に回動したときに支持アーム12が前方へ回動すると、ケーブル42Aが引かれてロックアーム42がロック解除するようになっている。すなわち、ケーブル42Aはロック解除手段の一例である。
図1に示す着座状態から操作レバー40を操作すると、ケーブル40A,41Aが引かれてロックアーム41が回動し、ロックアーム41とロックピン15の係合が外れる。また、操作レバー40を操作すると、ケーブル40A,43Aが引かれてロックアーム43が回動し、ロックアーム43と支持ピラー32の係合が外れる。こうしてシートクッション10とヘッドレスト30のロックが同時に解除されると、トーションバネ13と回動軸部材33に内蔵されたバネの付勢力により、図4(a)に示すようにシートクッション10とヘッドレスト30が前方へ回動する。
そして、図5(b)に示すように、シートクッション10、シートバック20およびヘッドレスト30のすべてが収納位置へ移動完了する。このとき、ヘッドレスト30は、左右の2つの支持アーム12の間であって、回動軸12Bおよび連結部材12Dの間を下方に通り抜けて収納位置へと移動する。収納位置において、ヘッドレスト30は、前方に回動した状態で、収納位置にあるシートクッション10とフロアFの前面壁F2との間の隙間に入り込んでコンパクトに収納される。
また、連結部材12Dは、図7に示すように、シートクッション10の底面11Aに入り込むような状態で配置されているため、車両が前面衝突した場合など、乗員Pが車両に対して前方にずれようとするときに、乗員Pの臀部P1が前方へ動こうとしても、連結部材12Dおよびその周りのクッションが抵抗となって、乗員Pが前方へずれにくいという効果を奏する。
10 シートクッション
11 クッション本体
11A 底面
11D 凹部
12 支持アーム
12A 回動軸
12B 回動軸
12C 屈曲部
12D 連結部材
13 トーションバネ
20 シートバック
25 ロックピン
30 ヘッドレスト
32 支持ピラー
40 操作レバー
40A ケーブル
42 ロックアーム
42A ケーブル
P 乗員
Claims (5)
- 着座して使用されるときの着座位置と前方に跳ね上げられた収納位置との間で移動可能なシートクッションと、着座して使用されるときの着座位置と前方に倒された収納位置との間で移動可能なシートバックとを有する乗物用シートであって、
前記シートクッションおよび前記シートバックのそれぞれを着座位置から収納位置に向けて付勢する少なくとも1つの付勢部材と、
前記シートバックを着座位置にロックするロック部材と、
前記シートバックに設けられたヘッドレストと、
前記シートクッションが着座位置から収納位置に向かって途中の位置まで所定量移動したときに、前記シートバックまたは前記ヘッドレストが前記シートクッションの底面または後端に当たるタイミングで前記ロック部材によるロックを解除し、前記シートバックを収納位置に向けて移動させ始めるロック解除手段とを備えたことを特徴とする乗物用シート。 - 着座して使用されるときの着座位置と前方に跳ね上げられた収納位置との間で移動可能なシートクッションと、着座して使用されるときの着座位置と前方に倒された収納位置との間で移動可能なシートバックとを有する乗物用シートであって、
前記シートクッションおよび前記シートバックのそれぞれを着座位置から収納位置に向けて付勢する少なくとも1つの付勢部材と、
前記シートバックを着座位置にロックするロック部材と、
前記シートバックに設けられたヘッドレストと、
前記ヘッドレストの高さを調整する高さ調整機構と、
前記シートクッションが着座位置から収納位置に向かって途中の位置まで所定量移動したときに、前記ヘッドレストが最も高い状態において前記ヘッドレストが前記シートクッションの底面または後端に当たるタイミングで前記ロック部材によるロックを解除し、前記シートバックを収納位置に向けて移動させ始めるロック解除手段とを備えたことを特徴とする乗物用シート。 - 前記ロック解除手段は、前記ヘッドレストが最も低い状態において、前記ヘッドレストが前記シートクッションに当たらないタイミングで前記ロックを解除するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート
- 前記シートクッションを機体に支持し、前端部において前記機体に対し回動可能とされた支持アームを左右に離れて少なくとも2つ備え、前記支持アームの前後方向中央より前寄りにおいて前記左右の支持アームを互いに連結する連結部材を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
- 前記シートクッションを機体に支持させる支持アームを備え、前記支持アームに、前記シートクッションの真下で上方に突出して乗員が前方へ移動するのを抑制する移動抑制部材を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の乗物用シート。
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