JP5394540B2 - タッチパネルコントローラ、集積回路、タッチパネル装置、及び電子機器。 - Google Patents

タッチパネルコントローラ、集積回路、タッチパネル装置、及び電子機器。 Download PDF

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Description

本発明は、複数のドライブラインと複数のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラ、集積回路、タッチパネル装置、及び電子機器に関する。
マトリックス状に分布した静電容量値を検出する装置として、M本のドライブラインとL本のセンスラインとの間に形成される静電容量行列の静電容量値の分布を検出する容量検出回路が、特許文献1に開示されている。上記容量検出装置では、指やペンでタッチパネルに触れたとき、触れられた位置において静電容量の容量値が小さくなることを利用しており、上記容量値の変化を検出することによって、指やペンによるタッチパネルとの接触位置を検出する。
図15は、従来のタッチパネル装置900の構成を示す模式図である。また、図16は、タッチパネル装置900の駆動方法を説明するための図である。タッチパネル装置900は、タッチパネル902とタッチパネルコントローラ903とを備える。タッチパネル902は、ドライブラインDL1〜DL4と、センスラインSL1〜SL4と、ドライブラインDL1〜DL4とセンスラインSL1〜SL4とが交差する位置に配置された静電容量C11〜C44とを有している。また、タッチパネルコントローラ903は、駆動部904及び増幅器908を有している。
以下では、タッチパネル装置900において、どのような方法によって静電容量値を測定値(検出値)に変換しているのか説明する。
駆動部904は、図16の(式3)に示される、4行4列の符号系列に基づいて、ドライブラインDL1〜DL4を駆動する。符号系列の要素が「1」であれば、駆動部904は電源電圧VDDを印加し、要素が「0」であれば、ゼロボルトを印加する。
タッチパネル装置900は、センスラインSL1〜SL4のそれぞれに対応するように配置された、4個の増幅器908を有している。4個の増幅器908は、駆動部904により駆動されたセンスラインSL1〜SL4に沿った、静電容量の電荷の線形和Y1〜Y4を受け取って増幅する。
具体的には、例えば、上記4行×4列の符号系列による4回の駆動のうちの最初の駆動では、駆動部904はドライブラインDL1に電源電圧VDDを印加し、残りのドライブラインDL2〜DL4にゼロボルトを印加する。すると、例えばセンスラインSL3からは、図16の(式1)で示される静電容量C31の電荷に対応する出力が、測定値Y1として増幅器908に供給される。
そして、2回目の駆動では、駆動部904はドライブラインDL2に電源電圧VDDを印加し、残りのドライブラインDL1、DL3、DL4にゼロボルトを印加する。すると、センスラインSL3からは、図16の(式2)で示される静電容量C32に対応する出力が、測定値Y2として増幅器908に供給される。
同様に、3回目の駆動では、駆動部904はドライブラインDL3に電源電圧VDDを印加し、残りのドライブラインにゼロボルトを印加する。その後、4回目の駆動では、駆動部904はドライブラインDL4に電源電圧VDDを印加し、残りのドライブラインにゼロボルトを印加する。3回目の駆動、4回目の駆動によって、それぞれ、静電容量C33、C34に対応する測定値Y3、Y4が得られる。
以上によって、図16の(式3)及び(式4)に示すように、測定値Y1、Y2、Y3、Y4が、それぞれ、静電容量値C31、C32、C33、C34と関連付けられる。
特開2005−152223号公報(平成17年 6月16日公開)
しかしながら、前述のタッチパネル装置900では、センスラインごとに増幅器を設ける必要がある。このため、センスライン数が増大すると増幅器の数も増大し、増幅器を実装する回路の実装面積が大きくなるという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、実装面積の小さいタッチパネルコントローラ、集積回路、タッチパネル装置、及び電子機器を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るタッチパネルコントローラは、M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラであって、K個のM次元ベクトルを有する第1符号系列に基づいて前記M本のドライブラインを並列駆動して、前記N本のセンスラインに沿って前記静電容量の電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる駆動手段と、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する乗算手段と、前記第2線形和信号と前記第2符号系列との内積演算により第1内積演算信号を生成する第1内積演算手段と、前記第1内積演算信号と前記第1符号系列との内積演算に基づいて、前記静電容量の値を推定する第2内積演算信号を生成する第2内積演算手段とを備えたことを特徴とする。
この特徴により、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号が生成される。このため、第1線形和信号よりも数が少ない第2線形和信号により静電容量の値を推定することができる。従って、静電容量の値を推定するための信号を処理する回路の数を減らすことができる。この結果、実装面積の小さいタッチパネルコントローラを提供することができる。
本発明に係る他のタッチパネルコントローラは、M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラであって、K個のM次元ベクトルを有する第1符号系列に基づいて前記M本のドライブラインを並列駆動して、前記N本のセンスラインに沿って前記静電容量の電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる駆動手段と、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する乗算手段と、前記第2線形和信号と前記第2符号系列または第1符号系列とを乗算した信号と、前記第1符号系列または前記第2符号系列とを内積演算して、前記静電容量の値を推定する内積演算信号を生成する内積演算手段とを備えたことを特徴とする。
この特徴により、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号が生成される。このため、第1線形和信号よりも数が少ない第2線形和信号により静電容量の値を推定することができる。従って、静電容量の値を推定するための信号を処理する回路の数を減らすことができる。この結果、実装面積の小さいタッチパネルコントローラを提供することができる。
本発明に係るさらに他のタッチパネルコントローラは、M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラであって、K個のM次元ベクトルを有する第1符号系列に基づいて前記M本のドライブラインを並列駆動して、前記N本のセンスラインに沿って前記静電容量の電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる駆動手段と、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有して前記第1符号系列とプリファードペアの関係にある第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する乗算手段と、前記第2線形和信号と前記第2符号系列または第1符号系列とを乗算した信号と、前記第1符号系列または前記第2符号系列とを内積演算して、前記静電容量の値を推定する内積演算信号を生成する内積演算手段とを備えたことを特徴とする。
この特徴により、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有して前記第1符号系列とプリファードペアの関係にある第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号が生成される。このため、第1線形和信号よりも数が少ない第2線形和信号により静電容量の値を推定することができる。従って、静電容量の値を推定するための信号を処理する回路の数を減らすことができる。この結果、実装面積の小さいタッチパネルコントローラを提供することができる。
本明細書において、「プリファードペア」とは、以下の定義による。即ち、第一及び第二の2つのM系列生成回路より生成されるM系列であり、M系列の符号長が2−1である場合、第一のM系列生成回路で生成される任意の系列と第二のM系列生成回路より生成される任意のM系列との相互相関の絶対値が、Nが奇数であれば、最大で(2(N+1/2)+1)/(2−1)となり、Nが偶数であれば、最大で(2(N+2/2)+1)/(2−1)となる場合、第一のM系列生成回路で生成される系列と第二のM系列生成回路より生成されるM系列とはプリファードペアの関係にある。
本発明に係るさらに他のタッチパネルコントローラでは、前記第1符号系列は、前記第2符号系列の1周期ごとに値が変更され、または、前記第2符号系列は、前記第1符号系列の1周期ごとに値が変更されることが好ましい。
上記構成により、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号が生成されるため、第1線形和信号よりも数が少ない第2線形和信号により静電容量の値を推定することができる。従って、静電容量の値を推定するための信号を処理する回路の数を減らすことができる。この結果、実装面積の小さいタッチパネルコントローラを提供することができる。
本発明に係るさらに他のタッチパネルコントローラでは、前記第1符号系列と前記第2符号系列との少なくとも一方を生成する符号生成手段をさらに備えることが好ましい。
上記構成により、前記第1符号系列と前記第2符号系列との少なくとも一方をタッチパネルコントローラが生成する。このため、タッチパネルコントローラが前記第1符号系列と前記第2符号系列との少なくとも一方を外部から受け取る必要がなくなる。
本発明に係る集積回路は、本発明に係るタッチパネルコントローラを集積したことを特徴とする。
本発明に係るタッチパネル装置は、M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルと、前記タッチパネルを制御する本発明のタッチパネルコントローラとを備えたことを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルと、前記タッチパネルを制御する本発明のタッチパネルコントローラとを備えたことを特徴とする。
本発明に係るタッチパネルコントローラでは、前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号が生成される。このため、第1線形和信号よりも数が少ない第2線形和信号により静電容量の値を推定することができる。従って、静電容量の値を推定するための信号を処理する回路の数を減らすことができる。この結果、実装面積の小さいタッチパネルコントローラ実装面積を小さくすることができる。
実施の形態1に係るタッチパネル装置の構成を示す回路図である。 (a)は上記タッチパネル装置に設けられた容量駆動部により静電容量を駆動するための符号系列を示す図であり、(b)はタッチパネル装置に設けられた符号乗算部により、静電容量の電荷に基づく線形和信号を乗算するための符号系列を示す図である。 (a)は上記静電容量を駆動するための符号系列の時間波形を示す図であり、(b)は上記線形和信号を乗算するための符号系列の時間波形を示す図である。 実施の形態2に係るタッチパネル装置の構成を示す回路図である。 上記タッチパネル装置の要部を示す図である。 上記タッチパネル装置に設けられた符号生成部の構成を示す図である。 上記タッチパネル装置に設けられた内積演算部の構成を示す図である。 実施の形態3に係るタッチパネル装置の構成を示す回路図である。 上記タッチパネル装置に設けられた符号生成部の構成を示す図である。 上記タッチパネル装置に設けられた内積演算部の構成を示す図である。 実施の形態4に係るタッチパネル装置の構成を示す回路図である。 比較例に係る符号生成部の構成を示す図である。 上記タッチパネル装置に設けられた符号生成部の構成を示す図である。 実施の形態5に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。 従来のタッチパネル装置の構成を示す回路図である。 上記タッチパネル装置の駆動方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(実施の形態1)
(タッチパネル装置7の構成)
図1は、実施の形態1に係るタッチパネル装置7の構成を示す回路図である。タッチパネル装置7は、タッチパネル6とタッチパネルコントローラ1とを備えている。タッチパネル6は、M本のドライブラインDL1〜DLMと、N本のセンスラインSL1〜SLNとを有している。ドライブラインDL1〜DLMとセンスラインSL1〜SLNとが交差する位置には、静電容量値がそれぞれC11〜CMNである静電容量C11〜CMNが配置されている。
タッチパネルコントローラ1は、容量駆動部5を有している。容量駆動部5は、K個のM次元ベクトルを有する符号系列Dに基づいてM本のドライブラインDL1〜DLMを並列駆動して、N本のセンスラインSL1〜SLNに沿って静電容量C11〜CMNの電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる。
このように、ドライブラインDL1〜DLMに接続される容量駆動部5によって、静電容量C11〜CMNが駆動される。容量駆動部5には互いに相関の低い符号系列Dが与えられる。符号系列Dは、符号系列D1〜D4を含む。容量駆動部5は、符号が「1」の場合は対応するドライブラインに電圧Vdriveを印加し、符号が「−1」の場合は対応するドライブラインに電圧−Vdriveを印加する。
タッチパネルコントローラ1には、乗算部2が設けられている。乗算部2は、K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する符号系列Eを乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する。符号系列Eは、符号系列E1〜E4を含む。
乗算部2は、符号乗算部8と増幅部9とを有している。センスラインSL1〜SLNに沿って出力される静電容量C11〜CMNの電荷に基づいたK個の第1線形和信号は、符号乗算部8を介して、増幅部9に与えられる。符号乗算部8には互いに相関の低い符号系列E1〜ENが与えられ、符号が「1」の場合は対応するセンスラインを増幅部9のオペアンプ10に設けられた非反転入力端子に接続し、符号が「−1」の場合は対応するセンスラインをオペアンプ10の反転入力端子に接続する。
簡単のために、センスライン数を4本、ドライブライン数を4本、符号系列の系列長を31とした場合の容量駆動部5に与えられる符号系列D1〜D4と、符号乗算部8に与えられる符号系列E1〜E4の例を図2(a)(b)に示す。
(符号系列の構成)
図2(a)は容量駆動部5により静電容量C11〜CMNを駆動するための符号系列D1〜D4を示す図であり、(b)は符号乗算部8により、静電容量C11〜CMNの電荷に基づく線形和信号を乗算するための符号系列E1〜E4を示す図である。
符号系列D1〜D4は、いずれも、系列長が31であり、1または−1の値を有している。符号系列E1〜E4も、系列長が31であり、1または−1の値を有している。
図3(a)は静電容量C11〜CMNを駆動するための符号系列D1〜D4の時間波形を示す図であり、(b)は線形和信号を乗算するための符号系列E1〜E4の時間波形を示す図である。
図3(a)に示す信号SD1の時間的変化は、符号系列D1の1番目〜3番目の符号(1、1、1)の変化に対応しており、信号SD2の時間的変化は、符号系列D2の1番目〜3番目の符号(1、1、1)の変化に対応している。信号SD3の時間的変化は、符号系列D3の1番目〜3番目の符号(−1、1、1)の変化に対応しており、信号SD4の時間的変化は、符号系列D4の1番目〜3番目の符号(−1、−1、1)の変化に対応している。
図3(b)に示す信号SE1の領域R1に属する箇所の時間的変化は、符号E1の1番目〜31番目の符号(1、1、1、…)の変化に対応しており、信号SE2の領域R2に属する箇所の時間的変化は、符号系列E2の1番目〜31番目の符号(1、1、1、…)の変化に対応している。信号SE3の時間的変化は、符号系列E3の1番目〜31番目の符号(−1、1、1、…)の変化に対応しており、信号SE4の時間的変化は、符号系列E4の1番目〜31番目の符号(1、−1、1、…)の変化に対応している。
信号SE1〜SE4に対応する符号系列E1〜E4は、信号SD1〜SD4に対応する符号系列D1〜D4よりも高速であり、信号SD1〜SD4に対応する符号系列D1〜D4が1回値を変える期間(例えば、図3(a)における時刻T1〜時刻T2)が、信号SE1〜SE4に対応する符号系列E1〜E4の1周期に相当する。
増幅部9の出力信号Yは、下記の(式5)で与えられる。
Figure 0005394540
ここで、符号Eの1周期分の内積を計算すると、符号Eの互いの相関をゼロとすれば、出力信号Yは、下記の(式6)で与えられる。
Figure 0005394540
ここで、Tは符号系列Eの周期である。次に、この信号と、符号Dの1周期分との内積の計算結果は、Dの互いの相関をゼロとすれば、下記の(式7)で与えられる。
Figure 0005394540
ここで、Tは符号系列Dの周期である。このようして、タッチパネルの容量値を推定することができる。
(実施の形態2)
(タッチパネル装置7Aの構成)
図4は、実施の形態2に係るタッチパネル装置7Aの構成を示す回路図である。図5は、タッチパネル装置7Aの要部を示す図である。このタッチパネル装置7Aは、センスライン数4,ドライブライン数4、符号系列の系列長を31とした場合の実施の形態である。
タッチパネル装置7Aは、タッチパネル6Aとタッチパネルコントローラ1Aとを備えている。タッチパネル6Aは、4本のドライブラインDL1〜DL4と、4本のセンスラインSL1〜SL4とを有している。ドライブラインDL1〜DL4とセンスラインSL1〜SL4とが交差する位置には、静電容量値がそれぞれC11〜C44である静電容量C11〜C44が配置されている。
タッチパネルコントローラ1Aには、符号生成部4Aが設けられている。符号生成部4Aは、31個の4次元ベクトルを有する符号系列Dをクロック信号に基づいて生成して容量駆動部5Aに供給する。
容量駆動部5Aは、符号生成部4Aから供給された31個の4次元ベクトルを有する符号系列Dに基づいて4本のドライブラインDL1〜DL4を並列駆動して、4本のセンスラインSL1〜SL4に沿って静電容量C11〜C44の電荷に基づく31個の第1線形和信号を出力させる。符号系列Dは、図2(a)に示す符号系列D1〜D4を含む。
タッチパネルコントローラ1Aには、乗算部2Aが設けられている。乗算部2Aは、31個の第1線形和信号に対して、符号生成部4Aにより生成された31個の4次元ベクトルを有する符号系列Eを乗算して得られた31個の信号を加算した第2線形和信号を生成してAD変換器11に供給する。符号系列Eは、図2(b)に示す符号系列E1〜E4を含む。
乗算部2Aは、符号乗算部8Aと増幅部9Aとを有している。センスラインSL1〜SL4に沿って出力される静電容量C11〜C44の電荷に基づいた31個の第1線形和信号は、符号乗算部8Aを介して、増幅部9Aに与えられる。符号乗算部8Aには互いに相関の低い符号系列E1〜E4が与えられ、符号が「1」の場合は対応するセンスラインを増幅部9のオペアンプ10に設けられた非反転入力端子に接続し、符号が「−1」の場合は対応するセンスラインをオペアンプ10の反転入力端子に接続する。
AD変換器11は、乗算部2Aから供給された第2線形和信号をAD変換して内積演算部3Aに供給する。内積演算部3Aは、符号生成部4Aにより生成されたクロック信号Eに基づいて、AD変換器11によりAD変換された第2線形和信号と、符号生成部4Aにより生成された符号系列Eとを内積演算して第1内積演算信号を生成し、内積演算部3AAに供給する。
内積演算部3AAは、符号生成部4Aにより生成されたクロックDに基づいて、内積演算部3Aにより生成された第1内積演算信号と、符号生成部4Aにより生成された符号系列Dとを内積演算して第2内積演算信号を生成する。
(符号生成部4Aの構成)
図6は、タッチパネル装置7Aに設けられた符号生成部4Aの構成を示す図である。符号生成部4Aは、容量駆動部5Aに与える符号系列Dと、符号乗算部8Aに与える符号系列Eとを生成する。符号系列D及びEは、M系列による符号系列である。
符号生成部4Aは、直列に接続されたシフトレジスタ12a〜12eを有している。シフトレジスタ12a〜12eには、クロック信号が入力される。
符号生成部4Aには、クロック生成部15aが設けられている。クロック生成部15aは、シフトレジスタ12aにより生成された符号系列E1と、シフトレジスタ12bにより生成された符号系列E2と、シフトレジスタ12cにより生成された符号系列E3と、シフトレジスタ12dにより生成された符号系列E4と、シフトレジスタ12eにより生成された符号系列とに基づいてクロック信号Eを生成する。
符号生成部4Aは、XORゲート14aを有している。XORゲート14aは、シフトレジスタ12bにより生成された符号系列E2と、シフトレジスタ12eにより生成された符号系列とに基づいて生成した信号をシフトレジスタ12aに供給する。
符号生成部4Aは、直列に接続されたシフトレジスタ13a〜13eを有している。シフトレジスタ13a〜13eには、クロック生成部15aにより生成されたクロック信号Eが入力される。
符号生成部4Aには、クロック生成部15bが設けられている。クロック生成部15bは、シフトレジスタ13aにより生成された符号系列D1と、シフトレジスタ13bにより生成された符号系列D2と、シフトレジスタ13cにより生成された符号系列D3と、シフトレジスタ13dにより生成された符号系列D4と、シフトレジスタ13eにより生成された符号系列とに基づいてクロック信号Dを生成する。
符号生成部4Aは、XORゲート14bを有している。XORゲート14bは、シフトレジスタ13bにより生成された符号系列D2と、シフトレジスタ13eにより生成された符号系列とに基づいて生成した信号をシフトレジスタ13aに供給する。
このように、5個のシフトレジスタ12a〜12eで第一の線形帰還シフトレジスタを構成し、シフトレジスタ12b・12eの出力信号を、XORゲート14aを通してシフトレジスタ12aの入力に帰還させる。シフトレジスタ12a〜12eに与えるクロック信号は外部より入力する。
本実施の形態では、第一の線形帰還シフトレジスタ12a〜12eにより生成される符号系列を符号系列E1〜E4として用いる。この場合、符号系列E1〜E4の周期はクロック信号の周期の31倍となる。
図6に示すクロック生成部15aは、第一の線形帰還シフトレジスタ12a〜12eのすべての出力値が1の場合に、1を出力し、それ以外の場合に0を出力する。これにより、符号系列Eの1周期ごとに値を更新するためのクロック(クロック信号E)を生成する。
本実施の形態では、同様の構成の第二の線形帰還シフトレジスタ13a〜13eにより、符号系列D1〜D4を発生させる。第二の線形帰還シフトレジスタ13a〜13eは、符号系列Eの1周期ごとに値を更新する。
この場合、符号系列Dの周期は、符号系列Eの周期の31倍になり、符号生成部4Aに与えるクロック信号の31×31=961倍となる。また、第二の線形帰還シフトレジスタ13a〜13eもクロック生成部15bが接続され、符号系列Dの1周期に相当するクロック(クロック信号D)を生成する。
(内積演算部3Aの構成)
図7は、タッチパネル装置7Aに設けられた内積演算部3Aの構成を示す図である。内積演算部3Aは、乗算器16a〜16dと積分器17a〜17dとを有している。乗算器16aは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E1とを乗算して積分器17aに供給する。積分器17aは、乗算器16aから供給された信号をクロック信号Eに基づいて積分した信号を内積演算部3AAの1つに出力する。乗算器16bは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E2とを乗算して積分器17bに供給する。積分器17bは、乗算器16bから供給された信号をクロック信号Eに基づいて積分した信号を内積演算部3AAの他の1つに出力する。
乗算器16cは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E3とを乗算して積分器17cに供給する。積分器17cは、乗算器16cから供給された信号をクロック信号Eに基づいて積分した信号を内積演算部3AAのさらに他の1つに出力する。乗算器16dは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E4とを乗算して積分器17dに供給する。積分器17dは、乗算器16dから供給された信号をクロック信号Eに基づいて積分した信号を内積演算部3AAのさらに他の1つに出力する。
このように内積演算回路3Aは、符号系列Eと第2線形和信号の内積演算を行う。乗算器16a〜16dにより、符号系列Eと第2線形和信号とを乗算して得られる信号を符号系列Eの1周期の期間積分する。1周期の期間分の積分を実現するため、積分器17a〜17dを、図6に示すクロック生成部15a・15bで生成されたクロック(クロック信号E、 クロック信号D)でリセットする。
図6に示した符号生成部4Aによって生成された符号系列D1〜D4でタッチパネル6AのドライブラインDL1〜DL4を駆動し、タッチパネル6Aの静電容量C11〜C44の電荷に基づく信号をオペアンプ10を含む増幅部9Aを用いて加算する。この加算はオペアンプ10を用いた積分器で行う。積分器の容量Cintを1クロックごとにリセットすることで加算を実現する。
タッチパネル6Aの静電容量C11〜C44に対応するセンスラインSL1〜SL4は、符号系列E1〜E4に応じてオペアンプ10の反転入力端子、または非反転入力端子に接続される。本実施の形態では、オペアンプ10の出力信号をAD変換器11によりデジタル信号に変換し、デジタル回路で実装した図7に示す内積演算部3Aによって、デジタル変換されたオペアンプ10からの出力信号と、符号生成部4Aで生成された符号系列E1〜E4との内積を計算する。
内積演算部3Aに必要なリセット信号は、符号生成部4Aで生成されたクロック信号E1〜E4を用いる。内積演算部3Aは内積演算部3AAに接続されている。内積演算部3AAは、内積演算部3Aの出力信号と、符号生成部4Aで生成された符号系列D1〜D4を用いる。内積演算部3AAに必要なリセット信号は、符号生成部4Aで生成されたクロック信号Dを用いる。
ここで、センスラインSL1とドライブラインDL1との交点付近と、センスラインSL2とドライブラインDL2との交点付近にタッチ入力がある場合を考える。タッチパネルの静電容量が以下の(式8)ようになるとする。
Figure 0005394540
また、Cintを0.2pFとし、Vdriveを1Vとする。この場合、図4に示す回路で得られた容量パターンは、(式9)のようになった。
Figure 0005394540
本実施の形態で使用した符号系列は、相互相関値が0ではないため、静電容量値の誤差が出ているが、静電容量C11とC22とが他の静電容量よりも大きくなっており、タッチ入力があったことを検出することができている。
(実施の形態3)
(タッチパネル装置7Bの構成)
図8は、実施の形態3に係るタッチパネル装置7Bの構成を示す回路図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
タッチパネル装置7Bは、タッチパネルコントローラ1Bを備えている。タッチパネルコントローラ1Bは、内積演算部3Bを有している。内積演算部3Bは、AD変換器11から供給される第2線形和信号と符号系列Eまたは符号系列Dとを乗算した信号と、符号系列Dまたは符号系列Eとを内積演算して、静電容量C11〜C44の値を推定する内積演算信号を生成する。
(符号生成部4Bの構成)
図9は、タッチパネル装置7Bに設けられた符号生成部4Bの構成を示す図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
符号生成部4Bは、直列に接続されたシフトレジスタ12f〜12hを有している。シフトレジスタ12f〜12hには、クロック信号が入力される。シフトレジスタ12fには、シフトレジスタ12eからの出力信号が入力される。
シフトレジスタ12eからの出力信号、シフトレジスタ12fからの出力信号、シフトレジスタ12gからの出力信号、及びシフトレジスタ12hからの出力信号は、それぞれ符号系列D1〜D4に対応する。
本実施の形態では、線形帰還シフトレジスタによって生成されるM系列の符号系列を使用する。5個のシフトレジスタ12a〜12eで第一の線形帰還シフトレジスタを構成し、シフトレジスタ12b・12eの出力信号XORゲート14aを通してシフトレジスタ12aの入力に帰還させる。
また、シフトレジスタ12eの出力信号を入力とする縦続接続されたシフトレジスタ12f〜12hを設置している。シフトレジスタ12a〜12hに与えるクロック信号は符号生成部4Bの外部より入力する。クロック生成部15aは線形帰還シフトレジスタ12a〜12eのすべてのシフトレジスタの出力値が1の場合に1を出力し、それ以外の場合に0を出力する。
本実施の形態では、符号系列E1〜E4としてシフトレジスタ12a〜12dの出力信号を使用し、符号系列D1〜D4としてシフトレジスタ12e〜12hの出力信号を使用する。
センスライン数またはドライブライン数を増やしたい場合は、縦続接続されたシフトレジスタの数を増やすことで符号系列の数を増やすことが出来る。
(内積演算部3Bの構成)
図10は、タッチパネル装置7Bに設けられた内積演算部3Bの構成を示す図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
内積演算部3Bは、符号系列乗算部18a・18bを有している。符号系列乗算部18aは、乗算器16a〜16dを有している。乗算器16aは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E1とを乗算して、符号系列乗算部18bの乗算器16e・16f・16g・16hに供給する。乗算器16bは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E2とを乗算して、符号系列乗算部18bの乗算器に供給する。乗算器16cは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E3とを乗算して、符号系列乗算部18bの乗算器に供給する。乗算器16dは、ADC11から供給される第2線形和信号と符号系列E4とを乗算して、符号系列乗算部18bの乗算器16i・16j・16k・16lに供給する。
乗算器16eは、乗算器16aからの出力と符号系列D1とを乗算して積分器17aに供給する。乗算器16fは、乗算器16aからの出力と符号系列D2とを乗算して積分器17bに供給する。乗算器16gは、乗算器16aからの出力と符号系列D3とを乗算して積分器17cに供給する。乗算器16hは、乗算器16aからの出力と符号系列D4とを乗算して積分器17dに供給する。
乗算器16iは、乗算器16dからの出力と符号系列D1とを乗算して積分器17eに供給する。乗算器16jは、乗算器16dからの出力と符号系列D2とを乗算して積分器17fに供給する。乗算器16kは、乗算器16dからの出力と符号系列D3とを乗算して積分器17gに供給する。乗算器16lは、乗算器16dからの出力と符号系列D4とを乗算して積分器17hに供給する。
積分器17aは、乗算器16eの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。積分器17bは、乗算器16fの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。積分器17cは、乗算器16gの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。積分器17dは、乗算器16hの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。
積分器17eは、乗算器16iの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。積分器17fは、乗算器16jの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。積分器17gは、乗算器16kの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。積分器17hは、乗算器16lの出力をクロック信号Eに基づいて積分する。
このように、ADC11からの入力信号に対し、符号系列E1〜E4を乗算する符号系列乗算部18aと、符号系列乗算部18aの出力信号を入力とし、この入力信号に符号系列D1〜D4を乗算する符号系列乗算部18bを持ち、符号系列乗算部18bの出力信号は、符号系列E,Dの1周期間積分される。積分器17a〜17hのリセット信号として、図9の符号発生部4Bが出力するクロック信号Eを用いる。
図8に示す、タッチパネル装置7Bについて説明する。図9に示した符号生成部4Bによって生成された符号D1〜D4でタッチパネル6Aの静電容量C11〜C44を駆動し、静電容量C11〜C44の電荷を増幅部9Aを含む乗算部2を用いて加算する。信号の加算は、オペアンプ10を用いた増幅部9Aを構成し、積分器の容量Cintを1クロックごとにリセットすることで構成する。
静電容量C11〜C44の電荷に基づく信号が供給されるセンスラインSL1〜SL4は、符号系列E1〜E4に応じてオペアンプ10の反転入力端子、非反転入力端子に接続される。本実施の形態では、オペアンプ10の出力信号をAD変換器11によりデジタル信号に変換し、デジタル回路で実装した図10の内積演算部3Bによって、デジタル変換されたオペアンプ10の出力信号と、符号生成部4Bで生成された符号系列E1〜E4、符号系列D1〜D4との内積を計算する。内積演算部3Bに必要なリセット信号は、符号生成部4Bで生成されたクロック信号Eを用いる。
ここで、センスラインSL1とドライブラインDL1の交点付近と、センスラインSL2とドライブラインSL2との交点付近にタッチ入力がある場合を考える。タッチパネル6Aの静電容量が以下の(式10)のようになるとする。
Figure 0005394540
また、Cintを0.2pF、Vdriveを1Vとする。この場合、図8に示す回路で得られた容量パターンは、下記の(式11)により示される。
Figure 0005394540
本実施の形態で使用した符号系列は、相互相関が0ではないため、静電容量値の誤差が出ているが、C11とC22が他の容量より大きくなっており、タッチ入力があったことを検出することができている。
実施の形態3によれば、クロック信号Dよりも周期の早いクロック信号Eのみに基づいて内積演算部を動作させるので、早く動作するタッチ入力に適切に対応することができる。
なお、符号系列Eと第2線形和信号とを乗算した信号と、符号系列Dとを内積演算する例を示したが、本発明はこれに限定されない。符号系列Dと第2線形和信号とを乗算した信号と、符号系列Eとを内積演算するように構成してもよい。
なお、本実施の形態では、符号系列E1〜E4としてシフトレジスタ12a〜12dの出力信号を使用し、符号系列D1〜D4としてシフトレジスタ12e〜12hの出力信号を使用したが、符号系列E1〜E4としてシフトレジスタ12e〜12hの出力信号を使用し、符号系列D1〜D4としてシフトレジスタ12a〜12dの出力信号を使用してもよい。
(実施の形態4)
(タッチパネル装置7Cの構成)
図11は、実施の形態4に係るタッチパネル装置7Cの構成を示す回路図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
実施の形態3に示したタッチパネル装置7Bにおいて、センスライン数を4とし、ドライブライン数を6とした場合を考える。
(比較例に係る符号生成部4Cの構成)
図12は、比較例に係る符号生成部4Cの構成を示す図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
符号生成部4Cは、直列に接続された5個のシフトレジスタ12f〜12jを有している。シフトレジスタ12f〜12jには、クロック信号が入力される。シフトレジスタ12fには、シフトレジスタ12eからの出力信号が入力される。
シフトレジスタ12e〜12jからの出力信号は、それぞれ符号系列D1〜D6に対応する。
符号生成部4Cは、図9に示した符号発生部4Bにシフトレジスタ12i・12jを追加し、生成する符号系列の数を増やした。ここで、センスラインSL2とドライブラインDL1との交点付近にタッチ入力がある場合を考える。タッチパネル容量が以下の(式12)のようになるとする。
Figure 0005394540
この場合、本実施の形態のタッチパネル装置7Cで得られた容量パターンは、下記の(式13)により示される。
Figure 0005394540
実際にタッチパネルの静電容量が0.5518と大きいC12だけでなく、推定されたC64の容量もC12と同じ値の0.5518になっており、タッチ入力がないにもかかわらず、センスラインSL4とドライブラインDL6との交点付近にタッチ入力があると誤認識してしまう。センスライン容量C12と、推定される容量C64とに関わる成分に注目すると、増幅器の出力信号に現れる成分は、Vdrive×C12×D1×E2となる。この信号に対して、推定される容量C64に関する推定部の計算は、下記の(式14)となる。
Figure 0005394540
ここで、Tは符号系列D、Eの周期である。簡単のため、Vdrive×C12=1とすると、
Figure 0005394540
となり、センスラインSL4とドライブラインDL6との交点付近にタッチ入力があると誤認識してしまう。
符号系列D1・E2・E4・D6は互いに相関の低い符号系列であるが、符号系列D1・E2・E4を乗算して生成される符号系列が符号系列D6に一致するために、このような結果になる。
そこで、符号系列Dと符号系列Eとが、プリファードペアとなるような符号系列を用いる場合、符号系列を乗算して生成する符号系列が、他の符号系列と一致することはなくなる。プリファードペアとなる符号系列を発生するための符号発生器の例を図13に示す。
(符号生成部4CCの構成)
図13は、タッチパネル装置7Cに設けられた符号生成部4CCの構成を示す図である。前述した構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。従って、これらの構成要素の詳細な説明は省略する。
符号生成部4CCは、直列に接続された6個のシフトレジスタ12f〜12kを有している。シフトレジスタ12f〜12kには、クロック信号が入力される。シフトレジスタ12fには、シフトレジスタ12eからの出力信号が入力される。
符号生成部4CCは、XORゲート14cを有している。XORゲート14cは、シフトレジスタ12gにより生成された符号系列D2と、シフトレジスタ12hにより生成された符号系列D3と、シフトレジスタ12iにより生成された符号系列4と、シフトレジスタ12jにより生成された符号系列D5とに基づいて生成した信号をシフトレジスタ12fに供給する。シフトレジスタ12fは符号系列D1を生成し、シフトレジスタ12kは符号系列D6を生成する。
符号系列E1〜E4は、図12の符号生成部4Cと同様の線形帰還シフトレジスタ12a〜12eで生成する。符号系列D1〜D6は、帰還位置を変更した線形帰還シフトレジスタ12f〜12kで生成する。5個のシフトレジスタ12f〜12jで線形帰還シフトレジスタを構成しており、シフトレジスタ12g〜12jの出力をXORゲート14Cを介してシフトレジスタ12fの入力にフィードバックする。得られる系列の数を6とするために、シフトレジスタ12kを用いる。
この符号発生部4CCを図11に示すタッチパネル装置7Cに適用した場合、得られた容量パターンは、以下の(式16)となる。
Figure 0005394540
C12が他の容量値に比べて0.5621と大きいため、センスラインSL2とドライブラインDL1との交点付近にタッチ入力があることを検知できていると判断することができる。
しかしながら、5個のシフトレジスタで構成される線形帰還シフトレジスタを用いた符号発生器で得られる、プリファードペアとなる符号系列Dと符号系列Eとの相関は、最大で−9/31となることが知られており、図6に示すM系列の相互相関である−1/31より大きいため、誤差が大きい。符号系列の周期が長くなるほど異なる発生器で得られる符号系列間の相関が小さくなることが知られており、周期の長い系列を使用することで誤差を軽減できる。
また、この誤差は系列ごとに異なる(本実施の形態に示したシフトレジスタ5個で構成できる符号発生器の場合は、−1/31、7/31、−9/31の三値を取る)ため、使用する符号系列を周期ごとに入れ替えて使用し、出力値の平均を計算することで、誤差を軽減することができる。符号系列D1〜D6を与えるドライブラインをランダムに入れ替え、符号系列の8周期分の平均をとった容量推定結果は、下記の(式17)により示される。
Figure 0005394540
前述した入れ替えなしの結果に比べて、C12以外の静電容量の推定値の最大値が、式16のC31に対応する0.2162pFから、式17のC34に対応する0.1205pFに減少しており、誤差が減少することを確認することができた。本実施の形態では、プリファードペアとなる系列をM系列により生成したが、Gold系列などの他の系列を用いても良い。
(実施の形態5)
(携帯電話機100の構成)
本発明の集積回路により制御されるタッチパネル102を搭載した電子機器の例である携帯電話機100について、図14に従って説明する。
図14は、実施の形態5に係る携帯電話機100の構成を示すブロック図である。携帯電話機100は、CPU110と、RAM112と、ROM111と、カメラ113と、マイクロフォン114と、スピーカ115と、操作キー116と、表示パネル118と、表示制御回路109と、タッチパネルシステム101とを備えている。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
CPU110は、携帯電話機100の動作を制御する。CPU110は、たとえばROM111に格納されたプログラムを実行する。操作キー116は、ユーザによる携帯電話機100への指示の入力を受ける。RAM112は、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、または操作キー116を介して入力されたデータを揮発的に格納する。ROM111は、データを不揮発的に格納する。
また、ROM111は、EPROM(Erasable Programmable Read−Only Memory)またはフラッシュメモリなどの書込みおよび消去が可能なROMである。また、図14には示していないが、携帯電話機100が、他の電子機器に有線により接続するためのインターフェイス(IF)を備える構成としてもよい。
カメラ113は、ユーザの操作キー116の操作に応じて、被写体を撮影する。なお、撮影された被写体の画像データは、RAM112や外部メモリ(たとえば、メモリカード)に格納される。マイクロフォン114は、ユーザの音声の入力を受付ける。携帯電話機100は、当該入力された音声(アナログデータ)をデジタル化する。そして、携帯電話機100は、通信相手(たとえば、他の携帯電話機)にデジタル化した音声を送る。スピーカ115は、例えば、RAM112に記憶された音楽データなどに基づく音を出力する。
タッチパネルシステム101は、タッチパネル102とタッチパネルコントローラ103(集積回路)とを有している。CPU110は、タッチパネルシステム101の動作を制御する。CPU110は、例えばROM111に記憶されたプログラムを実行する。RAM112は、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータを揮発的に格納する。ROM111は、データを不揮発的に格納する。
表示パネル118は、表示制御回路109により、ROM111、RAM112に格納されている画像を表示する。表示パネル118は、タッチパネル102に重ねられていてもよいし、タッチパネル102を内蔵していてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、複数のドライブラインと複数のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラ、集積回路、タッチパネル装置、及び電子機器に利用することができる。
1、1A タッチパネルコントローラ
2、2A 乗算部(乗算手段)
3A 内積演算部(第1内積演算手段)
3AA 内積演算部(第2内積演算手段)
3B 内積演算部(内積演算手段)
4A 符号生成部(符号生成手段)
5、5A 容量駆動部(駆動手段)
6、6A タッチパネル
7、7A タッチパネル装置
8、8A 符号乗算部
9、9A 増幅部
10 オペアンプ
11 ADC(アナログデジタル変換器)
12a〜12k シフトレジスタ
14a、14b XORゲート
15a、15b クロック生成部
16 乗算器
17 積分器
18a、18b 符号系列乗算部
100 携帯電話機(電子機器)

Claims (8)

  1. M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラであって、
    K個のM次元ベクトルを有する第1符号系列に基づいて前記M本のドライブラインを並列駆動して、前記N本のセンスラインに沿って前記静電容量の電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる駆動手段と、
    前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する乗算手段と、
    前記第2線形和信号と前記第2符号系列との内積演算により第1内積演算信号を生成する第1内積演算手段と、
    前記第1内積演算信号と前記第1符号系列との内積演算に基づいて、前記静電容量の値を推定する第2内積演算信号を生成する第2内積演算手段とを備えたことを特徴とするタッチパネルコントローラ。
  2. M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラであって、
    K個のM次元ベクトルを有する第1符号系列に基づいて前記M本のドライブラインを並列駆動して、前記N本のセンスラインに沿って前記静電容量の電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる駆動手段と、
    前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有する第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する乗算手段と、
    前記第2線形和信号と前記第2符号系列または第1符号系列とを乗算した信号と、前記第1符号系列または前記第2符号系列とを内積演算して、前記静電容量の値を推定する内積演算信号を生成する内積演算手段とを備えたことを特徴とするタッチパネルコントローラ。
  3. M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルを制御するタッチパネルコントローラであって、
    K個のM次元ベクトルを有する第1符号系列に基づいて前記M本のドライブラインを並列駆動して、前記N本のセンスラインに沿って前記静電容量の電荷に基づくK個の第1線形和信号を出力させる駆動手段と、
    前記K個の第1線形和信号に対して、K個のN次元ベクトルを有して前記第1符号系列とプリファードペアの関係にある第2符号系列を乗算して得られたK個の信号を加算した第2線形和信号を生成する乗算手段と、
    前記第2線形和信号と前記第2符号系列または第1符号系列とを乗算した信号と、前記第1符号系列または前記第2符号系列とを内積演算して、前記静電容量の値を推定する内積演算信号を生成する内積演算手段とを備えたことを特徴とするタッチパネルコントローラ。
  4. 前記第1符号系列は、前記第2符号系列の1周期ごとに値が変更され、または、前記第2符号系列は、前記第1符号系列の1周期ごとに値が変更される請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネルコントローラ。
  5. 前記第1符号系列と前記第2符号系列との少なくとも一方を生成する符号生成手段をさらに備える請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネルコントローラ。
  6. 請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネルコントローラを集積したことを特徴とする集積回路。
  7. M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルと、
    前記タッチパネルを制御する請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネルコントローラとを備えたことを特徴とするタッチパネル装置。
  8. M本のドライブラインとN本のセンスラインとの交点にそれぞれ形成された静電容量を有するタッチパネルと、
    前記タッチパネルを制御する請求項1〜3のいずれかに記載のタッチパネルコントローラとを備えたことを特徴とする電子機器。
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