JP5394230B2 - 電磁的に好適化されたv字形状の永久磁石を備える電磁アクチュエータ - Google Patents

電磁的に好適化されたv字形状の永久磁石を備える電磁アクチュエータ Download PDF

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Description

本発明は、電磁的に最適化されたV字形状の永久磁石を備える電磁アクチュエータに関する。
特許文献1は、電磁石の作用により動くことができる、アーマチュア(可動鉄片)に連係された作動部材を有し、コイルと、コイルからの磁束を流して、アーマチュア内にリターンパスを形成するのに好適な鉄心であって、周囲をコイルが取り巻いている中央分岐を含む分岐が突き出ているベースを持つ鉄心とを備えた電磁アクチュエータを開示している。
この電磁石は、鉄心内に組み込まれた2つの永久磁石を備えており、鉄心は、永久磁石からの磁束を流して、アーマチュア内にリターンパスを形成し、コイルからの磁束が、永久磁石を通過するようになっている。
特許文献1に示されている実施形態の1つにおいて、永久磁石は、鉄心の側方分岐内に傾斜して配置されており、それによって、鉄心内に、コイルの高さと実質的に等しい長さの永久磁石を、電磁石の高さを増加させることなく、収容することを可能にしている。
フランス国特許公開第2865238号公報
しかしながら、このような構成は、永久磁石を挿入することを可能にするために、鉄心の薄板に孔をくり抜かなければならないということを意味し、そのため、薄板を力学的に弱くして、組み立てに問題を引き起こす。さらに、薄板のくり抜き部分を一体化させておくために、薄板上に連結部分を存続させておく必要があり、この連結部分は、くり抜き部分が、隣接する永久磁石による磁束によって飽和するほど、多くの短絡回路を形成する。
本発明の目的は、より高い電磁効率を有する、傾斜した永久磁石を備える電磁アクチュエータを提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、アーマチュアに連係され、少なくとも1つの電磁石の作用の下で動くことができる作動部材を有する電磁アクチュエータであって、コイルと、コイルからの磁束を流して、アーマチュア内にリターンパスを形成するように設計された鉄心であって、周囲に前記コイルが張り巡らされた中央分岐を含む分岐が突き出ているベースを有する鉄心と、2つの永久磁石であって、前記鉄心が、該永久磁石からの磁束を流して、前記アーマチュア内にリターンパスを形成し、前記コイルからの前記磁束が、該永久磁石を通過するように、前記鉄心と連係されている2つの永久磁石とを備えてなる電磁アクチュエータを提供するものである。
本発明によれば、前記2つの永久磁石は、前記中央分岐を、永久磁石を支持していて、かつ、ベースと一体の支持部と、永久磁石を上に載せた端部とに分割するV字形状部を形成するように、鉄心の中央分岐内に配置されていて、前記2つの永久磁石のうちのどちらか1つからの磁束が通過することができる、前記鉄心またはアーマチュアの任意の断面が、磁束による断面の飽和を避けるのに十分な大きさの面積を持っている。
したがって、鉄心は、永久磁石の位置決めのためにアクセスすることが完全に自由である、永久磁石を支持するための部分を組み込んでいる主部と、支持部上に配置されている永久磁石に、永久磁石を上に載せるように取り付けられている端部であって、永久磁石によって形成されているV字形状部に基づいてセルフセンタリングされていて、支持部と全く接しない端部とに分離されており、そのため、支持部と端部との間に短絡回路が生じる危険性は、非常に低い。
さらに、鉄心またはアーマチュアの断面の面積が十分に大きいので、永久磁石からの磁束による、いかなる飽和も回避され、そのため、電磁アクチュエータの電磁効率を最大限に高めることができる。
添付図面を参照して、以下の説明を読めば、本発明をより明白に理解しうると思う。
図1に示すように、本発明の電磁アクチュエータは、鉄心2およびコイル3を備えた電磁石1を有する。この電磁石1は、X軸に沿って動くことができるプッシュロッド5と一体のアーマチュア4に、制御されたやり方で電磁力を及ぼす。
このような電磁アクチュエータは、例えば、内燃エンジンのバルブを作動させるために用いられ、電磁アクチュエータは、プッシュロッド5がバルブの摺動軸に沿って延在するように配置される。公知のように、この電磁アクチュエータは、アーマチュア4を反対方向に選択的に引き込むための、電磁石1に相対向して別の電磁石(図示せず)を備えている。
プッシュロッド5の端とバルブの端とは、互いに逆向きの2つのばね(図示せず)によって、互いに押し戻され合っており、それによって、アーマチュアが実質的に2つの電磁石の間の真ん中に延在するという、プッシュロッド/バルブアセンブリの平衡位置が定められる。
電磁石1の鉄心2は、2つの側方分岐11、および1つの中央分岐が突き出ているベース10を有し、コイル3が、中央分岐の周囲を取り巻いている。中央分岐は、ベース10と一体の、対向し合う傾斜面を有する2つの部分12を備えている。2つの部分12は、鉄心2の支持部を形成しており、この支持部は、永久磁石13がX軸に対して傾いて延在して、V字形状部を形成し、V字形状部の先端31がベース10に向くように、永久磁石13を収容するように設計されている。中央分岐の端部を形成するウェッジ14が、V字形状部の内側に形成されている。
永久磁石13によって発生して、アーマチュア4内にリターンパスを形成するように鉄心2を通過する磁束線の経路が、図1に太破線で示されている。ウェッジ14は、永久磁石13に平行な溝17が存在する端面15を有している。この溝17は、溝17のどちらか一方の側を通る、2つの永久磁石13からのそれぞれの磁束線を、明確に分離している。
図2(鉄心が、図1に対して、上下逆に示されている)に見ることができるように、電磁アクチュエータは、以下のように組み立てられる。ベース10、側方分岐11、および支持部12を形成する薄板を組み立てて鉄心2を形成した後、永久磁石13を、支持部12上の所定の位置に置く。支持部12は、永久磁石13の位置決めを、より簡単にする段差50を備えている。
ウェッジ14を、対応する薄板を組み立てることによって形成した後、ウェッジ14を、矢印によって示すように、永久磁石13に取り付ける。それによって、ウェッジ14は、永久磁石13を上に載せて、永久磁石13によって形成されているV字形状部によってセルフセンタリングされる。
全ての組立部品を適所に保持するために、非磁性のクランプ18が用いられ、それらの各々は、一方において、ウェッジ14の活性な端面15の溝17内に収容される細長い部分(図1の断面に示されている)を有し、他方において、例えば、ねじ留め、またはリベット留めによって、自身を鉄心2に固定するために、ウェッジ14を貫通している孔内、次いで、2つの永久磁石13の間、最後に、鉄心2の孔内に延在する留め金具(それらは示されていない)を有している。一変形として、留め金具を、鉄心2を貫通させて、ボディ100に直接固定することもできる。
クランプ18は、一方では、支持部12と永久磁石13との間の製造上の公差、他方では、永久磁石13とウェッジ14との間の製造上の公差によって残っているかもしれない残留ギャップを軽減するか、または、除去するような圧縮力を働かせる。このギャップの軽減により、電磁アクチュエータの磁気効率は上昇する。
図3に示すように、鉄心2のこの幾何形状は、鉄心2の中央分岐に、永久磁石13からの磁束線に対して臨界値を有する通過断面を持たせる。第1の臨界値を持つ断面S1は、ウェッジ14内で、永久磁石13の端の1つと中心軸Xとの間に及んでいる。第2の臨界値を持つ断面S2は、支持部12の一方内で、対応する永久磁石13の端の1つと、ベース10と支持部12によって形成される角との間に及んでいる。最後に、第3の臨界値を持つ断面S3は、ウェッジ14内で、外表面と溝17との間に及んでいる。
これらの臨界値を持つ断面S1、S2、S3の各々は、永久磁石13のうちの1つからの全磁束が通過する最小面積を持っている。
さらに、アーマチュア4も、2つの永久磁石13のうちのどちらかからの全磁束が通過する、第4の臨界値を持つ断面S4を持っている。
鉄心2およびアーマチュア4を構成する強磁性体材料は、飽和閾値、すなわち、それを超過すると、与えられた通過断面に、さらなる磁束を通過させることが次第に困難になる閾値を持つことが知られている。コイルによって発生した磁束が、臨界値を持つ断面S1、S2、S3、S4を通過し、それによって、コイルに好ましい効率を与えるという可能性を保持するために、磁束が、永久磁石13によって発生するだけであるときに、鉄心2およびアーマチュア4を構成する材料を、臨界値を持つ断面S1、S2、S3、S4において、飽和閾値以下で動作させることが重要である。このことを行わせるために、臨界値を持つ断面S1、S2、S3、S4は、十分に大きな面積を持っていなければならない。
断面S1、S2、S3における鉄心2の幅を、それぞれ、d1、d2、d3と呼ぶ。Lを鉄心の長さ(図の平面に垂直な方向に沿って測った)とすると、臨界値を持つ断面S1、S2、S3は、それぞれ、次のような面積を持っている。
A1 = L × d1; A2 = L × d2; A3 = L × d3
同様に、d4を断面S4におけるアーマチュアの幅とし、アーマチュアの長さをほぼLであるとすると、断面S4の面積は、A4 = L × d4である。
永久磁石13からの磁束に関しては、磁束は、鉄心に接している永久磁石の表面の面積にほぼ比例する。Hを永久磁石の高さとすると、その面積は、A = L × Hである。
臨界値を持つ断面が飽和することを避けるために、問題としている臨界値を持つ断面の面積に対する磁束の比に上限を与える必要がある。したがって、次のような比とする必要がある。
r1 = A/A1; r2 = A/A2; r3 = A/A3; r4 = A/A4
これらの比の上限は、鉄心2およびアーマチュア4を構成する材料の性質に依存する。比r1、r2、r3、r4の上限は、次の値に等しいのが好ましい。
− ケイ素−鉄で作られた鉄心またはアーマチュアの場合には、3.2。
− 17/18%コバルト−鉄で作られた鉄心またはアーマチュアの場合には、3.75。
− 48/50%コバルト−鉄で作られた鉄心またはアーマチュアの場合には、4.15。
長さLが、面積A、A1、A2、A3、およびA4に対する式中に入っているから、これらの比は、さらに、r1 = H/d1、r2 = H/d2、r3 = H/d3、r4 = H/d4としても表現することができる。したがって、これらの比は、長さの比を表わすということに注意されたい。
図3に示すように、本明細書に例示されている鉄心2は、ウェッジ14が、ウェッジ14の断面S1に接続している永久磁石13の端と反対側の永久磁石13の端とほぼ一致する点に終端するような鉄心である。同様に、支持部12は、支持部12の断面S2に接続している永久磁石13の端と反対側の永久磁石13の端と一致する点に終端している。この構成においては、2つの永久磁石13によって形成されるV字形状部の半角φの正接は、d2/Hまたはd1/H、すなわち、比r1またはr2の逆数とほぼ等しい。
したがって、これは、比r1およびr2に上限を与えること、すなわち、V字形状部の先端31の半角φに下限を与えるということを意味する。V字形状部の先端31の半角φの下限は、次の値に等しいのが好ましい。
− ケイ素−鉄で作られた鉄心の場合には、17°。
− 17/18%コバルト−鉄で作られた鉄心の場合には、13.5°。
− 48/50%コバルト−鉄で作られた鉄心の場合には、12°。
これらの値は、臨界値を持つ断面において、永久磁石13からの磁束のみの下で飽和するのを防止することを可能にする。いかなる場合にも、V字形状部の先端31の半角φは、10°以上であるように選ばれる。
しかしながら、比r1、r2、r3、r4は、あまり小さくするべきではない。そうでないと、これらの比は、過度に大きな通過断面に導き、永久磁石13の効率を限定する。実際には、比r1、r2、r3、r4は、2以上となるように選ぶのが好ましい。角度という点から見ると、この条件は、V字形状部の半角φを、25°以下の値に制限するということを意味する。
本発明は、上記のもののみに制限されるのではなく、全く正反対に、本発明は、請求項によって定められている範囲内にある、いかなる変形例も包含するものである。
本明細書においては、永久磁石が、先端を鉄心のベースに向けたV字形状部を形成している電磁アクチュエータを例示したが、永久磁石を、先端をアーマチュアに向けたV字形状部を形成するように配置することも可能である。ベースの永久磁石の支持部は、互いに向かい合わずに、側方分岐に向いた傾斜面を持つことになり、一方、中央分岐の端部は、ウェッジ状ではなく、帽子形状を有することになる。
本明細書においては、中央分岐において、臨界値を有する断面について考察しているが、比r1、r2、r3、r4に適用される限界は、鉄心またはアーマチュアの残りの部分において選ばれる任意の断面に伴う任意の同様の比にも適用される。この比は、当該断面の面積に対する永久磁石の表面の面積の比と等しいことは明白である。
本発明による電磁アクチュエータの部分断面略図である。 組み立ての途中を示す、図1の電磁アクチュエータの部分略図である。 本発明による電磁アクチュエータの部分断面略図である。
符号の説明
1 電磁石
2 鉄心
3 コイル
4 アーマチュア
5 プッシュロッド
10 ベース
11 側方分岐
12 支持部
13 永久磁石
14 ウェッジ
15 端面
17 溝
18 クランプ
31 先端
50 段差
100 ボディ
d1、d2、d3、d4 幅
H 永久磁石の高さ
S1、S2、S3、S4 断面
φ 半角

Claims (8)

  1. アーマチュア(4)に連係され、少なくとも1つの電磁石の作用により動くことができる作動部材を持つ電磁アクチュエータであって、
    − コイル(3)と、
    − 前記コイルからの磁束を流して、前記アーマチュア内にリターンパスを形成するようになっており、かつ周囲に、前記コイルが張り巡らされた中央分岐を含む分岐が突き出ているベース(10)を有する鉄心(2)と、
    − 2つの永久磁石(13)であって、前記鉄心が、この永久磁石からの磁束を流して、前記アーマチュア内にリターンパスを形成し、前記コイルからの磁束が、前記永久磁石を通過するように、前記鉄心に連係されている2つの永久磁石(13)と、
    を備えてなる電磁アクチュエータにおいて、
    前記2つの永久磁石は、前記中央分岐を、前記永久磁石を支持していて、かつ、前記ベースと一体の支持部(12)と、前記永久磁石を載せた端部(14)とに分割するV字形状部を形成するように、前記鉄心の中央分岐内に配置されており、
    前記2つの永久磁石のうちのどちらか1つからの磁束が通過することができる、前記鉄心またはアーマチュアの臨界値を有する断面が、
    ウェッジ内で、永久磁石の端の1つと中心軸Xとの間に延びる、第1の臨界断面と、
    支持部の一方内で、対応する永久磁石の端の1つと、ベースと支持部によって形成される角との間に延びる、複数の第2の臨界断面と
    を有し、
    前記第1の臨界断面と前記複数の第2の臨界断面につき、永久磁石の前記鉄心に接している表面の面積と、これら臨界断面の面積との比の上限が与えられ、
    前記鉄心(2)およびアーマチュア(4)の断面(S1、S2)は、自身からの磁束が前記第1または第2臨界断面を通過する永久磁石(13)の、前記鉄心(2)に接している表面の面積(A)と、前記第1または第2臨界断面のいずれかの面積(A1、A2)との比(r1、r2)であって、
    鉄心(2)およびアーマチュア(4)が、下記のいずれかの素材で形成されるとともに、
    − ケイ素−鉄で作られた鉄心またはアーマチュアの場合には、3.2以下であり、
    − 17/18%コバルト−鉄で作られた鉄心またはアーマチュアの場合には、3.75以下であり、
    − 48/50%コバルト−鉄で作られた鉄心またはアーマチュアの場合には、4.15以下である、
    比(r1、r2)を有するように形作られていることを特徴とする電磁アクチュエータ。
  2. 前記第1または第2臨界断面のそれぞれに対して、前記比(r1、r2)が、2以上である、請求項に記載の電磁アクチュエータ。
  3. 前記鉄心の支持部(12)と、前記端部(14)とのうちの少なくとも1つが、前記2つの永久磁石(13)のうちの一方の1つの端と一致する点に終端し、前記永久磁石によって形成されている前記V字形状部は、前記鉄心の支持部(12)と前記端部(14)とのうちの少なくとも一方において、前記永久磁石の反対側の端に接続している断面(S1、S2)の飽和を避けるのに十分な半頂角(φ)を有し、前記永久磁石(13)によって形成されている前記V字形状部の半頂角(φ)は、10°以上である、請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  4. 前記V字形状部の半頂角(φ)は、
    − ケイ素−鉄で作られた鉄心の場合には、17°以上であり、
    − 17/18%コバルト−鉄で作られた鉄心の場合には、13.5°以上であり、
    − 48/50%コバルト−鉄で作られた鉄心の場合には、12°以上である、
    請求項に記載の電磁アクチュエータ。
  5. 前記永久磁石(13)によって形成されているV字形状部の半頂角(φ)は、25°以下である、請求項に記載の電磁アクチュエータ。
  6. 前記永久磁石(13)によって形成されているV字形状部が、前記ベース(10)の方向に向けられた先端(31)を有し、前記端部(14)は、ウェッジ形状をなしている、請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  7. 永久磁石の長手方向に平行に延びる溝を端部の端面に更に備え、
    第3の臨界断面が、外表面と溝との間に延びていることを特徴とする、請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
  8. アーマチュアは、いずれかの永久磁石の磁束が通過する、第4の臨界断面を有していることを特徴とする、請求項1に記載の電磁アクチュエータ。
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