JP5393391B2 - プリント配線板及び電子機器 - Google Patents

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本発明は、電子部品の電極がはんだ付けされる電極パッドを有するプリント配線板に関し、特に、鉛フリーの溶融はんだに浸漬することではんだ付けを行うために、電極パッドを除く表面を非金属材料により被覆したプリント配線板に関するものである。
プリント配線板に搭載された部品を溶融はんだに浸漬させることではんだ付けする場合、はんだ付け部分以外を非金属材料であるソルダレジストで予め被覆しており、これにより無用なはんだの付着を防いでいる。
この種のはんだ付けを行う際に用いられるプリント配線板として、従来より例えば、「表面実装部品2の電極3をはんだ付けするためにソルダレジスト5にて被覆されずに露出されたランド4が設けられたプリント基板において、ランド4から延出した導体パターン6を、所要の範囲に渡ってソルダレジスト5にて被覆せずに露出させて、はんだ付けの際に溶融はんだをランド4に導くはんだ導入路7とする。これにより、はんだ導入路が溶融はんだをランド側に引き寄せて、確実にランドにはんだを付着させることができ、配線設計を変更することなくはんだ未着を回避することができる。」とした技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、「チップ状の電子部品2の端子2bをはんだ付けする回路基板1のランド3において、電子部品2の本体2aが樹脂でモールドされた電子部品2をはんだ付けにより固定するランド3が、電子部品2を中心としたはんだ付け時の気泡領域4の外に突出する突出部3aを有するものとし、はんだが気泡領域内部のランド3にも回り込むようにした。」技術もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−280718号公報(要約) 特開2002−134884号公報(要約)
先行技術1では、電極から延出される導体パターンを、任意の範囲に渡ってソルダレジストにて被覆せずに露出させてはんだ導入路として使用しているが、ソルダレジストによる補強が得られなくなるため導体パターンと基材(基板部材)との密着力が弱まり、導体が基板部材から剥離する問題があった。また、電極パッドに連続してはんだ導入路が設けられており、ソルダレジストに覆われていない部分が大きいため、はんだが過剰に付着したはんだ接合部を形成することがある。この場合、はんだ付着量が少ないはんだ接合部との間に接合部形状の差異が生じる。すなわち、はんだ接合部のフィレット形状が部品毎に異なるものとなる。このような形状の差異が生じると、温度サイクルが作用する場合に、はんだ量が少ない方のはんだ接合部のみに熱応力が集中して早期に疲労破壊され、はんだ接合の長期信頼性が損なわれるという問題があった。
また、先行技術2では、ランド(電極パッド)形状を各電極ごとに統一することではんだ付着量に差異が出ないようにしている。しかしながら、部品の周囲に形成される気泡領域の大きさは電子部品寸法や電子部品高さによって変化するため、気泡領域が大きくなる電子部品を実装する場合を考慮すると、それに合わせて電極パッドも長くする必要がある。よって、上記先行技術1と同様に、導体パターンが基板部材から剥離する問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、はんだ接合の長期信頼性を損なうことなくはんだ未着を回避することができるプリント配線板、及びこのプリント配線板が組み込まれた電子機器を得ることを目的とする。
本発明に係るプリント配線板は、電子部品をはんだ付けするための電極パッドとはんだ付けの際に溶融はんだを電極パッド側へ引き込むための導体部とが形成され、電極パッドと導体部とを除く表面が非金属材料により被覆された基板部材を備え、導体部は、電子部品の実装面側から見て電極パッドと連続しないように配置され、また、電子部品を仮止めした基板部材を溶融はんだに浸漬させた際に基板部材上において溶融はんだに接触する接触部と、基板部材上において溶融はんだに接触しない非接触部との両方を跨ぐように導体部が配置されており、非接触部と接触部との境界ラインは、フローはんだ付け装置におけるプリント配線板の進行方向及び進行速度に応じて変化するものであり、予め測定されたプリント配線板の移動直前の境界ラインに比べて移動中の境界ラインが電極パッドに近づく場合、その近づいた移動中の境界ラインを跨ぐように導体部が配置されているものである。
本発明によれば、はんだ付けの際に溶融はんだを電極パッド側へ引き込むための導体部を、接触部と非接触部とを跨ぐように配置したため、電子部品の周囲に生じる気泡領域の外側から電極パッド近傍まで溶融はんだを引き込む事ができ、はんだ未着を回避することが可能となる。また、導体部を、電子部品の実装面側から見て電極パッドと連続しないように配置したので、導体部の表面が直接、電子部品の端子に接続されるのを防止でき、電子部品の端子がはんだ付けされる領域を電極パッド部分に限定することができる。よって、はんだ接合部の形状がばらつくのを防止でき、はんだ接合の長期信頼性を確保することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るプリント配線板の要部上面図である。 図1のプリント配線板のA−A断面図である。 図1のプリント配線板を電子部品を下向きにしてはんだ付けを行っている状態を示す断面図である。 図1の導体部の作用説明図である。 電子部品の一例を示す図である。 3端子ミニモールド部品の部品高さと、部品を溶融はんだに浸漬した際の気泡径との関係を表すグラフである。 導体部を露出するためのソルダレジストの除去形状のパターン例を示す図である。 図1の導体部と電極パッドとの配置の他の例を示す図(1/2)である。 図1の導体部と電極パッドとの配置の他の例を示す図(2/2)である。 フローはんだ付け装置を用いてはんだ付けを行う際の、プリント配線板の溶融はんだとの接触状態を示す上面図である。 電子部品を溶融はんだと接触させた時に生じる気泡領域による境界ラインを測定する方法の説明図である。 電子部品の樹脂モールド部の外型寸法から気泡領域の境界ラインを決定する方法の説明図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るプリント配線板の要部上面図である。図2は、図1のプリント配線板1のA−A断面図である。図3は、図1のプリント配線板を電子部品を下向きにしてはんだ付けを行っている状態を示す断面図である。
プリント配線板1は基板部材2を有し、この基板部材2の表面に、電子部品10(ここでは、3端子ミニモールド部品を例示している)の端子11をはんだ付けするための電極パッド3が設けられている。この電極パッド3からは配線パターン4が延出されている。電極パッド3と配線パターン4の一部(後述の導体部4a)とを除く基板部材2の表面は、非金属材料であるソルダレジスト5により被覆されている。図1において左下向きの斜線のハッチングで示した部分がソルダレジスト5で覆われた部分である。このように、基板部材2の表面全体に塗布されたソルダレジスト5のうち、電極パッド3と配線パターン4の一部(後述の導体部4a)とに対応する部分は除去され、電極パッド3と導体部4aとが外部に露出した状態となっている。
ところで、プリント配線板1を溶融はんだ20に接触させてはんだ付けを行う際には、図3に示すように電子部品10を中心とした周囲に気泡領域21が発生する。図1〜図3の一点鎖線は、気泡領域21とその周囲の溶融はんだ20との境界部分を示している。以下、プリント配線板1上において、はんだ付け時に溶融はんだ20と接触する部分を接触部22、気泡領域21内に位置して溶融はんだ20とは接触しない部分を非接触部23という。
電子部品10の周囲に発生する気泡領域21によって電子部品10の端子11に溶融はんだ20が未着となる不都合を解消するため、本実施の形態では、はんだ付けの際に溶融はんだ20を電極パッド3側へ引き込むための導体部4aを電極パッド3の近傍に設けている。導体部4aは、ソルダレジスト5により被覆されずに露出した状態に形成され、また、電子部品の実装面側から見て電極パッド3と連続しないように配置される。さらに、導体部4aは、接触部22と非接触部23との両方を跨ぐようにして連続して設けられる。接触部22と非接触部23との境界部分(気泡領域21の境界ライン)の位置は、予め実験により求めてもよいし、電子部品10の樹脂モールド部の大きさから決めても良く、その境界部分の位置に基づいて導体部4aの位置が決められる。気泡領域21の境界ラインの決定方法については後述する。
以下、はんだ付けの動作と共に、導体部4aの作用を説明する。図4は、図1の導体部の作用説明図である。なお、図4において配線パターン4のうちの導体部4aを配線パターン4とは別のクロスのハッチングで示している。
プリント配線板1上に電子部品10を接着剤24等で仮止めし、電子部品10が搭載された搭載面を下にして、溶融はんだ20を溶融させた溶融はんだ槽30内に浸漬させる。このとき、上述したように電子部品10の周囲には気泡領域21が発生する。図4の実線はプリント配線板1の浸漬直後の状態を示しており、接触部22のうちの導体部4aの一部が溶融はんだ20で濡れた状態となっている。導体部4aの一部が溶融はんだ20で濡れることにより、その溶融はんだ20が図中矢印方向に示すように非接触部23に位置する導体部4a部分へと広がっていき、気泡領域21が図示点線で示す領域に狭くなっていく。そして、最終的には端子11と電極パッド3とに溶融はんだ20が付着する。このように、接触部22と非接触部23とを跨るように導体部4aを設けたことにより、溶融はんだ20を接触部22側から非接触部23側すなわち電極パッド3側に引き寄せて気泡領域21を狭くすることができ、はんだ未着を回避することが可能となる。
図5は、電子部品の一例を示す図で、ここでは、3端子11ミニモールド部品を示している。
部品サイズは1.6mm(縦)×2.9mm(横)×1.1mm(高さ)であり、この部品を溶融はんだ20に浸漬させた際に生じる気泡領域21のプリント配線板1上の径(以下、気泡径という)は長径:6.3mm、短径:5.5mmの楕円である。この上記電子部品10をはんだ付けする際、導体部4aを設けることによって、はんだ未着不良の発生率を大きく改善できる。
図6は、3端子ミニモールド部品の部品高さと、部品を溶融はんだに浸漬した際の気泡径との関係を表すグラフである。
図6から明かなように、部品の平面形状が同じでも部品高さが異なれば、気泡径は異なる事が分かる。今回は3端子11ミニモールド部品を例に挙げたが、他の部品においても、部品寸法や形状が異なれば、気泡径の範囲も変化することは言うまでも無い。このため、同じプリント配線板1を平面形状が同じで部品高さが異なるタイプの複数部品に共用することを考慮すると、導体部4aを気泡径の変化範囲すなわち接触部22と非接触部23との境界ラインの変化範囲をカバーするように長めに導体部4aを形成しておく必要がある。
ソルダレジスト5が塗布されていない導体部4aを長く形成すると、上述したように導体部4aの基板部材2からの剥離の問題が生じる可能性がある。しかしながら、本例では導体部4aと電極パッド3とが電子部品10が搭載される搭載面側から見て連続しないように配置されているため、仮に導体部4aが剥離しても、その影響が電極パッド3部分に及ぶことはなく、信頼性を確保することができる。
また、ソルダレジスト5の除去形状は、はんだ付けの際に溶融はんだ20に接触する導体部4a部分の形状を決定することになるが、その除去形状は、例えば図7(a)〜(e)に示すように任意である。要は、溶融はんだ槽30に浸漬させる面(すなわち電子部品10の搭載面)側から見たときに、導体部4aと電極パッド3とが連続せずにソルダレジスト5を介して離間するように構成されていればよく、その離間距離はレジスト塗布の製造面上の制約から例えば0.05mm以上が好ましい。導体部4aと電極パッド3とが連続していると、はんだ付けの際に電極パッド3だけでなく導体部4aも含めてはんだ接合部が形成されてしまい、はんだ接合部が必要以上に大きくなり、また電極毎に大きさが異なったものとなってしまう。このため、電子部品の実装面側から見て導体部4aと電極パッド3とが連続しない構成とすることにより導体部4aの表面が直接、電子部品10の端子11にはんだ付けされるのを防止でき、電子部品10の端子11のはんだ付け領域を電極パッド3部分に限定することができる。よって、はんだ接合部の形状がばらつくのを防止できる。
また、上記では、導体部4aを電極パッド3を延出した一部で構成し、両者が電気的に接続された構成の形態を例示したが、この形態に限られたものではなく、例えば、図8又は図9に示すように、電気的に未接続な形態としてもよい。
図10は、フローはんだ付け装置を用いてはんだ付けを行う際の、プリント配線板の溶融はんだとの接触状態を示す上面図である。
フローはんだ付け装置では、プリント配線板1が溶融はんだ槽30内で移動するため、電子部品10の周囲に形成される気泡領域21はプリント配線板1の進行方向とは逆側に進行速度に応じた移動量だけ移動する。図10の点線は移動前の気泡領域21を示しており、一点鎖線は移動中の気泡領域21を示している。このように気泡領域21が移動することを考慮して導体部4aを設けることにより、より効果的な導体部4aの配置が可能となる。例えば、図10の例において右下の電極パッド3に着目すると、気泡領域21が近づくため、その近づいた気泡領域21の境界ラインを跨ぐようにして導体部4aを設ければよい。これにより、点線で示す長さが必要であった導体部4aを図10の実線で示す長さに短くすることができる。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、はんだ付けの際に溶融はんだ20を電極パッド3側へ引き込むための導体部4aを、接触部22と非接触部23とを跨ぐように配置したため、電子部品10の周囲に生じる気泡領域21の外側から電極パッド3近傍まで溶融はんだ20を引き込む事ができ、はんだ未着不良を防止することができる。これにより、歩留まり向上に寄与できる。
また、導体部4aと電極パッド3とを部品実装面側から見て連続しないように、ソルダレジスト5を介して分離した状態としたため、導体部4aの表面が直接、電子部品10の端子11に接続されるのを防止でき、電子部品10の端子11がはんだ付けされる領域を電極パッド3部分に限定することができる。よって、はんだ接合部のフィレット形状を電子部品10毎に統一でき、はんだ接合の長期信頼性を確保することができる。これにより、電極パッドサイズの見直し及び部品配置の制約条件を緩和する事ができ、高密度化することも可能となる。
また、製造条件も他のはんだ付け不良に特化する事ができ、製造上の管理面も緩和する事ができる効果がある。
また、上記したようなプリント配線板1が組み込まれた電子機器を提供することも可能である。電子機器としては、空気調和機、冷蔵庫及び加熱調理器などの様々な電子機器を用いることができる。上記のプリント配線板1を組み込むことにより、信頼性の高い電子機器を得ることが可能となる。
ところで、気泡領域の境界ラインは、上述したように予め実験により求めても良いし、電子部品10の樹脂モールド部の外型寸法から決めても良い。以下、これらの方法について簡単に説明しておく。
図11は、電子部品を溶融はんだと接触させた時に生じる気泡領域による境界ラインを測定する方法の説明図である。
まず、光を透過可能な板12の上に、接着剤13で電子部品10を固定する。透過可能な板12はガラス板やガラスエポキシ板やポリカーボネートなどの耐熱性樹脂板を使用しても良い。ガラスエポキシ板を使用する場合はプリント配線板1内に生じる温度分布による反り挙動が本来のプリント配線板1と近いため、より正確な挙動を得る事ができる。そして、電子部品10を搭載した面を下にして、溶融はんだ20を溶融させた溶融はんだ槽30内に浸漬させる。透過可能な板12と垂直になるようにカメラ14を設置し、電子部品10と溶融はんだ20の接触状態を撮影することで、気泡領域21の大きさ、すなわち接触部22と非接触部23との境界ラインの位置を得る事ができる。
図12は、電子部品の樹脂モールド部の外型寸法から気泡領域の境界ラインを決定する方法の説明図である。なお、電子部品の進行方向の長さをX、進行方向と直交する方向の長さをY、電子部品の高さをZとする。
(1)電子部品の長さXが4mm未満の場合(0<X<4)
気泡径を楕円と仮定し、
長径r1=(Z+Y)×n
短径r2=(Z+X)×n
n=1〜5
とする。nは1〜5のうち、任意の数字を採用できる。
(2)電子部品の長さXが4以上の場合(X≧4)
気泡径を楕円と仮定し、
長径r1=n1×X、n1=1〜3
短径r2=(Z+Y)×n、n=1〜5
とする。n1は1〜3のうち、任意の数字を採用でき、また、nは1〜5のうち、任意の数字を採用できる。
上記(1)又は(2)のように、電子部品の樹脂モールド部の外型寸法から気泡領域21の位置を決めるようにしても良い。なお、n及びn1の数字の範囲は一例であり、この数値に限られたものではない。
1 プリント配線板、2 基板部材、3 電極パッド、4 配線パターン、4a 導体部、5 ソルダレジスト、10 電子部品、11 端子、12 板、13 接着剤、14 カメラ、20 溶融はんだ、21 気泡領域、22 接触部、23 非接触部、24 接着剤、30 溶融はんだ槽。

Claims (3)

  1. 電子部品をはんだ付けするための電極パッドとはんだ付けの際に溶融はんだを前記電極パッド側へ引き込むための導体部とが形成され、前記電極パッドと前記導体部とを除く表面が非金属材料により被覆された基板部材を備え、
    前記導体部は、電子部品の実装面側から見て前記電極パッドと連続しないように配置され、また、電子部品を仮止めした基板部材を溶融はんだに浸漬させた際に基板部材上において溶融はんだに接触する接触部と、基板部材上において溶融はんだに接触しない非接触部との両方を跨ぐように前記導体部が配置されており、
    前記非接触部と前記接触部との境界ラインは、フローはんだ付け装置におけるプリント配線板の進行方向及び進行速度に応じて変化するものであり、予め測定されたプリント配線板の移動直前の境界ラインに比べて移動中の境界ラインが前記電極パッドに近づく場合、その近づいた移動中の境界ラインを跨ぐように前記導体部が配置されていることを特徴とするプリント配線板。
  2. 前記非金属材料がソルダレジストであることを特徴とする請求項記載のプリント配線板。
  3. 電子部品がはんだ付けされた請求項1又は2記載のプリント配線板を備えたことを特徴とする電子機器。
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