JP5391933B2 - 顕微鏡 - Google Patents

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本発明は、顕微鏡に関する。
従来、顕微鏡と、照明装置等の顕微鏡の周辺装置との電気的な接続は、価格、配置の容易性、及び接続の確実性の観点から、主にケーブルを用いて行われていた(例えば、特許文献1を参照。)。
特開平11−84252号公報
しかしながら近年では、顕微鏡と周辺装置をケーブルによって電気的に接続する場合、周辺装置の多様化に伴ってケーブルが増加して顕微鏡を取り囲むようになり、使用者の手がケーブルと接触してしまう等の顕微鏡操作の障害を招いてしまうという問題があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、顕微鏡操作の障害を招くことなく周辺装置を電気的に接続可能な顕微鏡を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、
雌型の丸アリと第1電気接点を備えた顕微鏡本体と、
前記顕微鏡本体に着脱可能に装着し、前記雌型の丸アリと係合する雄型の丸アリと前記第1電気接点と対をなす第2電気接点を備えた周辺装置とを有し
前記雌型の丸アリの径は、前記雄型の丸アリの径よりも大きく、
前記周辺装置は、前記雄型の丸アリを前記雌型の丸アリへ挿入した後、前記顕微鏡本体に対して前記雄型の丸アリの挿入方向と垂直な所定方向へ移動可能であり、
前記第1電気接点と前記第2電気接点は、前記雄型の丸アリを前記雌型の丸アリへ挿入した際に、前記所定方向において非接触であり、
前記周辺装置を前記所定方向へ移動させることにより、前記雄型の丸アリが前記雌型の丸アリに係合するとともに、前記第2電気接点の前記第1電気接点に対する接触が進行して前記接点どうしが電気的に接続されることを特徴とする顕微鏡を提供する。
本発明によれば、顕微鏡操作の障害を招くことなく周辺装置を電気的に接続可能な顕微鏡を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る顕微鏡の側面図である。 (a)は本発明の第1実施形態における顕微鏡本体の上面図、(b)は顕微鏡の上面図である。 (a)は本発明の第1実施形態における照明装置の側面図、(b)は下面図、(c)は(a)の矢視図である。 本発明の第1実施形態に係る顕微鏡において、照明装置を2段重ねにした様子を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る顕微鏡の側面図である。 (a)は本発明の第2実施形態における顕微鏡本体の上面図、(b)は顕微鏡の上面図である。 (a)は本発明の第2実施形態における照明装置の側面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は(c)の矢視図である。
以下、本発明の各実施形態に係る顕微鏡を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように本発明の第1実施形態に係る顕微鏡1は、顕微鏡本体2と、顕微鏡本体2の上部に着脱可能に取り付けられた照明装置3と、照明装置3の上部に取り付けられた鏡筒4とからなる正立顕微鏡である。
顕微鏡本体2は、下方から順に、ベース部5と、支柱部6と、アーム部7とからなる。
ベース部5には、上下方向(Z方向)へ移動可能に設けられたサブステージ8と、サブステージ8を上下動させるための上下動ハンドル9が備えられている。サブステージ8には、標本(不図示)を載置するステージ10が固定されており、使用者は上下動ハンドル9を操作することでサブステージ8とステージ10を一体的に上下動させることができる。ステージ10には、ステージ10を水平方向(XY方向)へ移動させるためのステージハンドル11が備えられている。斯かるベース部5には、電源コード12が備えられており、電源コード12を外部電源(不図示)と接続することで顕微鏡1への電力供給が行われる。
支柱部6は、顕微鏡1に備えられた各電動要素を制御するための顕微鏡制御部13を内蔵している。支柱部6には、外部接続コード14が備えられており、パーソナルコンピュータ等の外部コントローラ(不図示)を接続することができる。これにより、後述するアーム部7の電気接点20と照明装置3の電気接点30を介して顕微鏡制御部13と照明装置3の間で送受信される情報を監視、制御すること等が可能となる。斯かる支柱部6と照明装置3とは、電力供給ケーブル15によって接続されており、照明装置3に必要な電力を支柱部6から供給することができる。なお、支柱部6にはケーブル接続用の予備端子(不図示)も設けられている。
アーム部7は、ステージ10の上方まで延出しており、その下面には複数の対物レンズ16を回転切替可能に保持したレボルバ17が設置されている。
図1及び図2(a)に示すように、アーム部7の筐体上面には、後述する照明装置3の雄型の丸アリ31と対向する位置に、雄型の丸アリ31と係合可能な雌型の丸アリ21が形成されている。観察位置に配置された対物レンズの光軸は、係合した両丸アリ21,31を貫通する位置関係になる。なお、雌型の丸アリ21は、その内部で雄型の丸アリ31がX方向(アーム部7の上面に沿った方向)へ移動可能なように、雄型の丸アリ31よりも大径に設けられている。
雌型の丸アリ21には、側方から中心へ向かって(観察者側であるアーム部7の前端部側から顕微鏡1の背面部側へ向かって、即ちX方向へ向かって)ねじ込み可能な締結用ビス22が備えられている。雌型の丸アリ21には、照明装置3をアーム部7に装着した後の位置を合わせるための雄型の丸アリ31の位置合わせを適切に行うための2つの位置決め用突起23が形成されている。なお、2つの位置決め用突起23は、図2(a)に示すように締結用ビス22から見て雌型の丸アリ21の中心よりも後述する凹み部24側の2つの位置に設けられている。
また、図1及び図2に示すように、アーム部7の筐体上面には、雌型の丸アリ21からX方向へ十分に離れており、後述する照明装置3の突出部35と対向する位置に、凹み部24が形成されている。凹み部24は、照明装置3の突出部35を収納可能な立方体形状をしており、雌型の丸アリ21の反対側に位置する内壁に、−X方向(観察者側)へ向いた電気接点20が備えられている。
本実施形態において電気接点20には、X方向へ伸縮自在な所謂スプリング接点が採用されている。この構成により、電気接点20に後述する照明装置3の電気接点30が接触する際に、過度な接触による電気接点20,30の損傷を防止し、適切な接触を実現することが可能となる。なお、電気接点20には、所謂スプリング接点に限られず、ソケットピン等を採用することも可能である。斯かる構成の電気接点20は、支柱部6内の顕微鏡制御部13と電気的に接続されている。なお、凹み部24は、その内部で照明装置3の突出部35がX方向へ移動可能に嵌まり込むように、突出部35よりも十分に大きく形成し、退避空間24aが確保されている。
照明装置3は、照明光を発するLEDやランプ光源等であり、LEDやランプ光源からの照明光を顕微鏡本体2へ導くダイクロイックミラーやハーフミラーを保持してこれらを選択的に切り替えるためのミラー切替装置等を内蔵している(いずれも不図示)。
照明装置3の筐体下面には、図1及び図3(a)に示すように雄型の丸アリ31と、下方へ突出した突出部35とが設けられている。突出部35において、雄型の丸アリ31から見て反対側の位置(より顕微鏡1の背面寄りの位置)には、アーム部7における凹み部24の電気接点20と対をなす電気接点30が、X方向を向いて(顕微鏡1の背面側に向かって)備えられている。
図3(a)に示すように、照明装置3の筐体上面には、アーム部7における雌型の丸アリ21と同じ構成で鏡筒4が装着されている雌型の丸アリ37と、アーム部7の凹み部24と同じ構成の凹み部36とが設けられている。図1のように照明装置3の上方に中間鏡筒が装着されない場合のために、凹み部36には埃やゴミ等の侵入を防ぐ着脱自在の蓋部材(不図示)が備えられている。なお、突出部35の電気接点30、凹み部36の電気接点、上述のLED及び切替装置は、互いに電気的に接続されている。
鏡筒4は、図1に示すように、使用者が直接覗き込むための接眼部4aを備えている。なお、鏡筒4の筐体下面には、照明装置3における雄型の丸アリ31と同じ構成の雄型の丸アリ(不図示)が形成されている。
上記構成の顕微鏡1において、照明装置3からの照明光は、顕微鏡本体2のアーム部7を経た後、対物レンズ16によってステージ10上の標本に照射される。これにより標本からの観察光は、対物レンズ16、アーム部7、及び照明装置3を順に介して鏡筒4へ入射し、接眼部4aへ導かれることとなる。これにより使用者は、接眼部4aを覗いて標本の像を観察することができる。
ここで、本実施形態に係る顕微鏡1において、照明装置3のアーム部7への取り付け手順について説明する。
はじめに使用者は、アーム部7の締結用ビス22を弛めて締結用ビス22をアーム部7の前端部側(観察者方向)である−X方向へ退避させ、照明装置3をアーム部7の筐体上面に対して、雄型の丸アリ31が雌型の丸アリ21に収まり、かつ突出部35が凹み部24に収まるように載置する。このとき、突出部35は凹み部24内の前端部側に位置しており、電気接点30と電気接点20とは接触していない状態になっている。
次に使用者は、アーム部7の締結用ビス22をX方向へねじ込む。これにより締結用ビス22は、照明装置3の雄型の丸アリ31に当接し、雄型の丸アリ31をX方向へ押し込む。そしてX方向へ押し込まれた雄型の丸アリ31は雌型の丸アリ21に係合し、これによって照明装置3とアーム部7は機械的に接続されることとなる。またこのとき、雄型の丸アリ31は、雌型の丸アリ21における2つの位置決め用突起23に当接するまで締結用ビス22によってX方向へ押し込まれる。このため、雄型の丸アリ31は締結用ビス22と2つの位置決め用突起23によって精密に位置決めされることとなり、雄型の丸アリ31の中心と雌型の丸アリ21の中心との位置合わせを適切に行うことができる。
また、前述のように使用者がアーム部7の締結用ビス22をX方向へねじ込んだ際には、締結用ビス22によって照明装置3の雄型の丸アリ31がX方向へ押し込まれ、これに伴って照明装置3全体がアーム部7に対してX方向へ移動する。このため、照明装置3の突出部35もアーム部7の凹み部24内でX方向へ移動することとなる。そしてこれにより、突出部35の電気接点30が凹み部24内の電気接点20に適切に徐々に接触し、照明装置3とアーム部7は電気的に接続されることとなる。この電気的な接続により、具体的には照明装置3の調光状態を照明装置3から顕微鏡制御部13へ伝達したり、照明装置3の調光状態やフィルタポジションを変更するための制御信号を顕微鏡制御部13から照明装置3へ伝達すること等が可能となる。
以上の取り付け手順により、照明装置3のアーム部7への取り付けを簡単かつ確実に行うことができる。なお、本実施形態では、雄型の丸アリ31を雌型の丸アリ21内で移動させる方向(照明装置3をアーム部7に機械的に接続するための照明装置3の移動方向)と、突出部35を凹み部24内で移動させる方向(照明装置3をアーム部7に電気的に接続するための照明装置3の移動方向)とが、同じX方向に設定されている。このため、上述のように締結用ビス22をX方向へねじ込むことにより照明装置3をアーム部7に対してX方向へ移動させるだけで、照明装置3とアーム部7の機械的な接続及び電気的な接続を同時に行うことができる。なお、照明装置3をアーム部7から取り外す場合には、上述の手順を逆の順序で実施すればよい。
また、電気的な接続は締結用ビス22のねじ込み動作によって行われることから、電気接点20と電気接点30との接触はゆっくりとしたものとなる。したがって、衝撃に弱い電気接点の損傷の発生を抑えることが可能となる。
以上、本実施形態に係る顕微鏡1は、顕微鏡本体2のアーム部7と、顕微鏡本体2の周辺装置である照明装置3との電気的な接続を、ケーブルを用いずに電気接点20,30で行うことができる。これにより、従来の顕微鏡のようにケーブルが顕微鏡を取り囲んで顕微鏡操作の障害となることを防止できる。その他、外観の悪化を招くこと、配置スペースが拡大すること、及びケーブルに埃が堆積すること等の不具合を解消することもできる。
また、本実施形態に係る顕微鏡1において、上述のように照明装置3とアーム部7との機械的な接続は、雄型の丸アリ31と雌型の丸アリ21によって行われている。ここで、斯かる接続方法は、従来の顕微鏡と従来の周辺装置の接続において広く採用されているものである。このため、本実施形態における照明装置3や顕微鏡本体2を製造する際には、従来製品の機構を踏襲することができるため、製造の容易性が向上するという利点がある。また、本実施形態の顕微鏡本体2は、雄型の丸アリ部を備えた従来の周辺装置をアーム部7に取り付けて使用することが可能であるという利点も有している。なお、この場合、従来の周辺装置と顕微鏡本体2の電気的な接続は、従来の周辺装置と支柱部6の予備端子をケーブルによって接続することで行われる。
なお、本実施形態に係る顕微鏡1は、図4に示すように、照明装置3と異なる波長の照明光を発するLED(不図示)を備え、その他の構成は照明装置3と同様である照明装置40を、照明装置3と鏡筒4の間に配置して使用することも可能である。この場合、照明装置40は図4に示すように照明装置3を介して顕微鏡本体2と電気的に接続されることとなる。このため使用者は、照明装置3と照明装置40を選択的に用い、標本を所望の波長の照明光によって照明して観察を行うことが可能となる。また、斯かる場合も照明装置40と顕微鏡本体2を電気的に接続するためのケーブルが不要であるため、ケーブルが顕微鏡操作の障害となること等の上述した不具合を効果的に解消することができる。なお、図4では照明装置を2段重ねにした様子を示しているが、これに限れず照明装置を3段重ね以上とすることも勿論可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る顕微鏡について、上記第1実施形態と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
図5に示すように本実施形態に係る顕微鏡45は、顕微鏡本体46と、照明装置42と、鏡筒4とからなる。顕微鏡本体46は、ベース部5と、支柱部6と、アーム部41とからなる。
本実施形態において、アーム部41の筐体上面には、図6(a)に示すように、雌型の丸アリ21から十分に離れており、後述する照明装置42の突出部65と対向する位置に、凹み部54が形成されている。凹み部54は、照明装置42の突出部65を収納可能な立方体形状をしており、Y方向側(観察者側から顕微鏡1に向かって右側)に位置する内壁には、−Y方向へ接触部の先端が向いた電気接点50が備えられている。電気接点50は支柱部6内の顕微鏡制御部13と電気的に接続されている。なお、凹み部54は、その内部で照明装置42の突出部65がX方向へ移動可能なように、突出部65よりも十分に大きく形成し、退避空間54aが確保されている。
本実施形態における照明装置42は、上記第1実施形態の照明装置3と同様に、LEDやミラー切替装置等を内蔵している(いずれも不図示)。
図5及び図7(a)に示すように照明装置42の筐体下面には、雄型の丸アリ31と、下方へ突出した突出部65とが設けられている。突出部65におけるY方向側の位置には、凹み部54の電気接点50と対をなす電気接点60がY方向を向いて備えられている。電気接点60には、Y方向へ伸縮自在な所謂スプリング接点が採用されている。
図7(a)及び図7(b)に示すように照明装置42の筐体上面には、雌型の丸アリ37から十分に離れた位置に凹み部66が設けられている。凹み部66は、上述したアーム部41の凹み部54と同様の構成である。なお、斯かる構成の凹み部66の電気接点67、突出部65の電気接点60、上述のLED及び切替装置は、互いに電気的に接続されている。
以上の構成により、本実施形態に係る顕微鏡45は、上記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。また、本実施形態に係る顕微鏡1は、上記第1実施形態と同様の手順により、照明装置42のアーム部41への取り付けを簡単かつ確実に行うことができる。
なお、本実施形態では、使用者がアーム部41の締結用ビス22をX方向へねじ込んだ際に、照明装置42の突出部65は、電気接点60を凹み部54の電気接点50に接触させながら凹み部54内をX方向へ移動する。そして、雄型の丸アリ31が雌型の丸アリ21の2つの位置決め用突起23と締結用ビス22で位置決めされたとき、電気接点60と電気接点50は適切に対向して接触し、照明装置42とアーム部41は電気的に接続されることとなる。したがって、上記第1実施形態と同様に、雄型の丸アリ31を雌型の丸アリ21内で移動させる方向(照明装置42をアーム部41に機械的に接続するための照明装置42の移動方向)と、突出部65を凹み部54内で移動させる方向(照明装置42をアーム部41に電気的に接続するための照明装置42の移動方向)とが同じX方向となる。このため、締結用ビス22をX方向へねじ込むことにより照明装置42をアーム部41に対してX方向へ移動させるだけで、照明装置42とアーム部41の機械的な接続及び電気的な接続を同時に行うことができる。
ここで、上記各実施形態では、顕微鏡に対して電気的に接続する周辺装置の一例として照明装置を示しているが、これに限られず照明装置の特徴的な構成(雄型の丸アリ部や突出部等)をフィルタ切替装置等のその他の周辺装置に適用することが可能である。
上記各実施形態によれば、顕微鏡操作の障害、配置スペースの拡大、及び外観性の悪化を招くことなく周辺装置を電気的に容易に接続可能な顕微鏡を実現することができる。
また、上記各実施形態において、アーム部の筐体上面における雌型の丸アリ部と凹み部の位置関係は上述のものに限られない。上記各実施形態のように雌型の丸アリ部と凹み部とを離れた位置に設けておけば、照明装置の雄型の丸アリ部とアーム部の雌型の丸アリ部との間にガタが生じた場合でも、ガタの影響による電気接点の接触不良の発生等を効果的に防止できるので好ましい。
また、上記各実施形態では、顕微鏡本体から照明装置への電力供給は、電力供給ケーブルを用いて行われているが、当該電力供給をアーム部の電気接点及び照明装置の電気接点によって行う構成とすることもできる。これにより、本発明の効果を最大限に発揮することが可能となる。
1,45 顕微鏡
2,46 顕微鏡本体
3,40,42 照明装置
7,41 アーム部
20,50 アーム部の電気接点
21 雌型の丸アリ
22 締結用ビス
23 位置決め用突起
24,54 アーム部の凹み部
30,50 照明装置の電気接点
31,37 雄型の丸アリ
35,65 突出部
36,66 照明装置の凹み部

Claims (6)

  1. 雌型の丸アリと第1電気接点を備えた顕微鏡本体と、
    前記顕微鏡本体に着脱可能に装着し、前記雌型の丸アリと係合する雄型の丸アリと前記第1電気接点と対をなす第2電気接点を備えた周辺装置とを有し
    前記雌型の丸アリの径は、前記雄型の丸アリの径よりも大きく、
    前記周辺装置は、前記雄型の丸アリを前記雌型の丸アリへ挿入した後、前記顕微鏡本体に対して前記雄型の丸アリの挿入方向と垂直な所定方向へ移動可能であり、
    前記第1電気接点と前記第2電気接点は、前記雄型の丸アリを前記雌型の丸アリへ挿入した際に、前記所定方向において非接触であり、
    前記周辺装置を前記所定方向へ移動させることにより、前記雄型の丸アリが前記雌型の丸アリに係合するとともに、前記第2電気接点の前記第1電気接点に対する接触が進行して前記接点どうしが電気的に接続されることを特徴とする顕微鏡。
  2. 前記雄型の丸アリは前記顕微鏡本体と接合する前記周辺装置の筐体下面に設けられており、
    前記雌型の丸アリは前記周辺装置と接合する前記顕微鏡本体の筐体上面であって前記雄型の丸アリと対向し、観察位置に配置された対物レンズの光軸が貫通する位置に設けられており、
    前記第1電気接点は、前記周辺装置の筐体下面に形成された突出部に設けられており、
    前記第2電気接点は、前記顕微鏡本体の筐体上面であって、前記突出部と対向する位置に形成された凹み部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡。
  3. 前記雌型の丸アリには、前記所定方向へ移動可能であり前記雄型の丸アリを前記所定方向へ押し込んで固定するための固定部材と、前記固定部材によって前記所定方向へ押し込まれた前記雄型の丸アリに当接して前記雄型の丸アリの位置決めを行う位置決め用突起とが備えられており、
    前記固定部材によって前記雄型の丸アリを前記所定方向へ押し込むことで、前記周辺装置を前記顕微鏡本体に対して前記所定方向へ移動させることを特徴とする請求項2に記載の顕微鏡。
  4. 前記第1電気接点の接触部の先端は、前記周辺装置の前記突出部に前記所定方向を向いて設けられており、
    前記第2電気接点は、前記顕微鏡本体の前記凹み部に前記所定方向と反対の方向を向いて設けられており、
    前記第1電気接点と前記第2電気接点のいずれか一方は、前記所定方向へ伸縮自在であることを特徴とする請求項3に記載の顕微鏡。
  5. 前記周辺装置の筐体上面には、前記雌型の丸アリと同じ構成の雌型の丸アリと、前記第2電気接点を備えた前記凹み部と同じ構成の凹み部とがさらに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の顕微鏡。
  6. 記凹み部は、前記雄型の丸アリを押し込む前に、前記第1電気接点が嵌まり込む退避空間を備えることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の顕微鏡。
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