JP5391331B2 - ローミングimsユーザのユーザ登録管理 - Google Patents

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Description

本発明は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークにおけるユーザ登録を管理するための技術に関するものである。より詳しくは、訪問先IMSネットワークとホームIMSネットワークとの間のローミングアグリーメント(協定:agreement)に基づいて、ユーザ自身のホームIMSネットワークにおいてローミングするユーザ端末の登録を管理するための技術に関するものである。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、移動通信ネットワーク内の特定のドメインである。この移動通信ネットワークには、汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワーク及びユニバーサル移動通信システム(UMTS)ネットワークがある。IMSは、マルチメディア及び他のサービスのユーザへのプロビジョン(提供)の集中化を実現することができる。IMSベースのサービスは、本質的には、特定のアクセス技術とは独立して使用することができる。例えば、通常のアクセスをパケットベースのトランスポートメカニズムに基づかせながら、ユーザは、例えば、GSM(登録商標)ネットワークのCS(回線交換)ドメインを介してIMSへアクセスすることもできる。選択されている特定のアクセスとは独立して、ユーザは、IMSサービスのプロビジョンのためにIMSへ登録しなければならない。登録と、特定のユーザへプロビジョンするサービスは、IMSのサービング(在圏)呼制御機能(S−CSCF)によって制御される。
音声サービスのプロビジョンに対して知られているローミング状況は、例えば、IMSサービスのプロビジョンに対しても関連している。ユーザは、訪問先ネットワークのIMSドメインを介して自身のホームIMSネットワークに登録することを試行することができる。この場合、ユーザ端末は、自身の登録リクエストを、訪問先ネットワークのプロキシCSCF(P−CSCF)へ送信し、プロキシCSCFはその登録リクエストをユーザのホームネットワークへ転送する。この目的のために、少なくとも1つのインターロゲイティング(尋問:interrogating)CSCF(I−CSCF)をホームIMSネットワークで利用可能となるようにしなければならない。ここで、P−CSCFは登録リクエストをその少なくとも1つのインターロゲイティングCSCFへ送信する。そして、これは、ホームネットワークの適切なS−CSCFを識別し、登録リクエストをそのS−CSCFへ送信するための、I−CSCFのタスクとなる。
このようなIMSローミング状況に対する前提条件は、ローミング協定がホームネットワークと訪問先ネットワークとの間で整備されていることである。ここで、ローミング協定は、どのようにして、訪問するユーザが訪問先ネットワークを介して自身のホームネットワークでの所望のサービスにアクセスすることができるかを定義する。IMSサービスに関しては、今日のローミング協定は、通常は、単に、トンネリング方法を有しているだけである。これは、例えば、訪問先ネットワークはIMSを有していないからである。これは、訪問するユーザのトラフィックが訪問先ネットワーク内のSGSN(GPRSサポートノード)から、ホームネットワークのGGSN(ゲートウェイGPRSサポートノード)へトンネルされることを意味する。このソリューションは、ユーザに対する所望のQoS(サービスの品質)を保証することができない場合がある。例えば、ベストエフォート型のQoSに対して、単純なベアラが訪問先ネットワークに提供される場合を検討する。例えば、ビデオテレフォニーのような、高帯域かつ遅延が少ないマルチメディア配信セッションの場合、ホームネットワークからユーザによって実際にリクエストされるサービスを十分に満足させられない可能性がある。
IMSドメインの数は、増加していて、また、将来的にもより確実に増加することになる。この増加には、費用効果がある「ボックス内IMS(IMS in a box)」ソリューションによって実現される場合のみのローカルの通信範囲及び一時的な通信範囲の少なくとも一方を備えるIMSネットワークも含んでいる。マルチメディアサービスをユーザに柔軟に提供することを可能にするためには、サービスが所望の品質でIMSユーザへ提供され、かつ対応するローミング協定が整備されていなければならないことを前提条件とする。現在のところ、ローミング協定は、通常は、手動でセットアップされる。しかしながら、将来的に要求される数のローミング関係を手動で管理することは、実用的な(ビジネス上の)観点からは実現不可能と考えられる。この要求される数には、通常に増加するIMSドメインの数ばかりか、更には、特に、例えば、展覧会、会議、文化的なイベント等の期間だけのような一時的に存在するIMSドメインに関する数も含まれる。
また、例えば、短期間のトラフィックピークあるいは一時的なサービスの提供に柔軟に応対することを可能にするために、既存のローミング協定を柔軟に更新するための可能性を有することの要望も存在し、これは通常、ローミング協定の手動管理によって達成できるものではない。
これらの理由のために、IMSネットワーク間で自動的にローミング協定を確立するための(更新するための)手順が要求されている。3GPP技術仕様書であるTS24.228とTS24.229は、IMSシグナリングフローを定義し、これには、ローミングの場合のIMSネットワーク間のシグナリングフローを含んでいる。しかしながら、これらの仕様書では、ローミング協定が整備されているあるいは整備されていない、即ち、そのような手順が、手動で確立されるローミング協定に基づいていることを想定している。3GPP技術報告書であるTR22.971は、中央ネットワーク間サービスポイントに基づく「自動」ローミングの形態を記載していて、これは、ローミング関係の確立を実現可能にするために提供されている。
3GPP TR22.980では、いわゆるネットワーク構成に対する実装例が記載されている。この構成は、「アンビエントネットワークプロジェクト(ambient network projects)」内で開発される概念に基づいていて、ここでは、汎用ネットワークアーキテクチャが開発されていて、これには、2つのネットワーク間での汎用化制御機能と標準化リファレンスポイントを含んでいる。この概念は、ネットワーク間で実行される汎用自動ネゴシエーション手順を含んでいて、これについては、例えば、アンビエントネットワークの刊行物である、2006年11月のD3−G.1「構成フレームワークの設計」で参照され、http://www.ambient-networks.org/deliverables.htmlで利用可能である。しかしながら、自動ローミング協定ネゴシエーションについての一般的な状況が議論される一方で、IMSネットワーク間のローミング協定に対して実際に利用可能なソリューションは提供されていない。
事実、IMSネットワーク間のローミング協定に対する自動確立手順を実現可能にするためには、細部に渡って解決すべき様々な問題が残っている。ここでは、特に、以下の問題について検討する。手動によるローミング協定のセットアップの場合において、ローミング協定が満了しているあるいは終了している場合、これは、典型的には、静的に発生するので、このローミング協定は、同一の方法で、即ち、手動の対話を介在し、かつHSS内のエントリの手動による削除を要求するという方法でのみ解除することができる。自動的に確立されるローミング協定のステータスに関連して、ホームネットワークでユーザ登録を管理することを可能にする既存のメカニズムは存在しない。特に、自動的に確立される(動的な)ローミング協定の満了あるいは終了の場合、訪問先ネットワーク内のユーザは、ホームネットワークのHSSでは登録解除されることが必要である。このような観点から自動メカニズムが要求されていて、これは、ローミング協定の増加量の観点からは、手動による終了及び登録解除は減らせないからである。
第1のIMSネットワークと第2のIMSネットワークとの間で自動的に確立されるローミング協定でのステータス変更において、第1のIMSネットワークでのユーザ登録を自動的に管理するための技術の要望が存在する。
この要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理するための方法によって満足させられる。この方法は、第1のIMSネットワークのエッジプロキシにおいて実行され、かつ、この方法は、第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定におけるステータス変更を判定するステップと、前記判定の結果に基づいて、前記ローミング協定の前記ステータス変更によって影響を受けるユーザの登録更新を開始するためのローミングステータス更新情報を、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースへ送信するステップとを備える。
前記ステータス変更は、前記自動的に確立されているローミング協定の有効期間を示すタイマの満了の検出に基づいている。例えば、このタイマは、ローミング協定の確立時に自動的に開始されていても良い。
1つの変形では、この方法は、更に、前記ローミング協定の前記ステータス変更を示す変更情報を、前記第2のIMSネットワークの対応するエッジプロキシへ送信するステップを備えていても良い。別の変形では、この方法は、前記第2のIMSネットワークのエッジプロキシから、前記ローミング協定のステータス変更を示す変更情報を受信するステップを更に備えていても良い。前記ローミング協定の前記ステータス変更を判定するステップは、前記受信する変更情報に基づいている。
前記ローミング協定のステータス変更は、前記ローミング協定の満了あるいは終了と、前記ローミング協定を自動的に確立する場合に前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間で同意されている前記ローミング協定に関連するローミング協定データの変更の少なくとも一方を含んでいても良い。
上述に示されている要望は、更に、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理する更なる方法によって満足させられる。この方法は、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースで実行され、また、この方法は、第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定に基づいて、前記第2のIMSネットワークを訪問するユーザを登録するステップと、前記ローミング協定のステータス変更を示すローミングステータス更新情報を受信するステップと、前記受信するローミングステータス更新情報に基づいて、従前に登録されている前記ユーザを識別するステップと、前記識別されるユーザの登録更新を示す登録更新情報を、前記第1のIMSネットワーク内の前記識別されるユーザにサービスを提供するユーザレジスタへ送信するステップとを含んでいる。
前記ローミングステータス更新情報は、前記第1のIMSネットワークのエッジプロキシから受信されても良い。この方法は、更に、前記受信するローミングステータス更新情報に基づいて、前記ユーザデータベース内の前記識別されるユーザの登録更新を開始するステップを更に備えても良い。
ユーザデータベースによって管理されるいくつかのあるいはすべてのユーザプロファイルは、前記第1のIMSネットワークを介して対応する前記ユーザを登録している該第1のIMSネットワークとは別のIMSネットワークを示す訪問先ネットワーク識別子を含んでいても良い。この方法の一実装では、前記識別するステップは、前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子に基づいて実行される。この場合、前記登録するステップは、対応する前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子を設定することを含んでいても良い。この方法の一変形では、前記ローミングステータス更新情報は、訪問先ネットワーク識別子を含んでいても良い。
上述に示される要望は、更に、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理する更に別の方法によって満足させられる。この方法は、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザレジスタで実行され、この方法は、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースから、第2のIMSネットワークを訪問するユーザであって、かつ前記第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定に基づいて前記ユーザデータベースに登録されている前記ユーザの登録更新を示す登録更新情報を受信するステップと、前記受信する登録更新情報に基づいて、前記登録更新の指示を、前記第2のIMSネットワークを訪問する前記ユーザへ送信するステップと、前記受信する登録更新情報に基づいて、前記登録更新の指示を、前記第2のIMSネットワークにおけるプロキシ呼状態制御機能である「P−CSCF」へ送信するステップとを備える。
上述の方法群の任意の方法において、前記登録更新情報は、1人以上の前記ユーザの登録解除を示していても良い。一般的には、前記ローミングステータス更新情報と前記登録更新情報との少なくとも一方は、Diameterリクエストメッセージを使用してトランスポートされても良い。
また、上述の要望は、コンピュータプログラムによって満足させられ、これは、1つ以上のコンピュータ装置においてコンピュータプログラムが実行される場合に本明細書で説明される方法の態様及び上述の方法群の1つ以上の方法のステップ群を実行するプログラムコード部分を含んでいて、コンピュータ装置には、例えば、I−CSCF、HSSあるいはS−CSCFがある。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されても良く、これには、例えば、コンピュータ装置内のあるいはそれに関連付けられている固定のあるいは書換可能なメモリ、あるいはリムーバルCD−ROM、DVDあるいはUSBスティックがある。加えて、あるいは選択的には、コンピュータプログラムは、インターネットのようなデータネットワークを介して、あるいは、電話回線あるいは無線リンクのような通信回線を介して、コンピュータ装置へダウンロードするために提供されても良い。
上述の要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理するように構成されているエッジプロキシを実現するノードによって満足させられる。第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定におけるステータス変更を判定するように構成されているコンポーネントと、前記ローミング協定の変更による影響を受けるユーザの登録更新を開始するためのローミングステータス更新情報を、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースへ送信するように構成されているコンポーネントとを備える。
前記ノードは、前記ローミング協定のステータス変更を示す変更情報を、前記第2のIMSネットワークのエッジプロキシから受信するように構成されているコンポーネントを備えても良い。この場合、前記ローミング協定における前記ステータス変更を判定するように構成されている前記コンポーネントは、前記受信する変更情報に基づいて、自身の機能を実行する。
上述の要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理するように構成されているユーザデータベースを実現するノードによって満足させられる。前記ノードは、第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定に基づいて、前記第2のIMSネットワークを訪問するユーザを登録するように構成されているコンポーネントと、前記ローミング協定におけるステータス変更を示すローミングステータス更新情報を受信するように構成されているコンポーネントと、前記受信するローミングステータス更新情報に基づいて、従前に登録されている1人以上の前記ユーザを識別するように構成されているコンポーネントと、前記識別される1人以上のユーザの登録更新を示す登録更新情報を、前記第1のIMSネットワークにおける前記識別される1人以上のユーザへサービスを提供するユーザレジスタへ送信するように構成されているコンポーネントとを備える。
前記ノードは、前記受信するローミングステータス更新情報に基づいて、前記ユーザデータベースにおける前記識別されるユーザの登録更新を開始するように構成されているコンポーネントを備えても良い。
この場合、前記ユーザデータベースによって管理されるユーザプロファイルは、前記第1のIMSネットワークを介して対応する前記ユーザを登録している該第1のIMSネットワークとは別のIMSネットワークを示す訪問先ネットワーク識別子を含んでいて、前記1人以上のユーザを識別するように構成されているコンポーネントは、前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子に基づいて自身の機能を実行しても良い。この場合、前記第2のIMSネットワークを訪問するユーザを登録するように構成されているコンポーネントは、登録中に対応する前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子を設定するように構成されていても良い。
上述の要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理するように構成されているユーザレジスタを実現するノードによって更にまた満足させられる。前記ノードは、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースから、第2のIMSネットワークを訪問する1人以上のユーザであって、前記第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定に基づいて前記ユーザデータベースに登録されているユーザの登録更新を示す登録更新情報を受信するように構成されているコンポーネントと、前記受信する登録更新情報に基づいて、前記登録更新の指示を前記第2のIMSネットワークを訪問する前記ユーザへ送信するように構成されているコンポーネントと、前記受信する登録更新情報に基づいて、前記登録更新の指示を前記第2のIMSネットワークにおけるプロキシ呼状態制御機能である「P−CSCF」へ送信するように構成されているコンポーネントとを備える。
上述のノード群のいくつかの実装では、前記コンポーネント群は、前記ローミングステータス更新情報の少なくとも1つを送信あるいは受信するように構成され、前記登録更新情報は、Diameterプロトコルに基づいて実現されても良い。
上述の態様の特定の変形に従えば、前記エッジプロキシは、インターロゲイティング呼状態制御機能である「I−CSCF」、相互接続境界制御機能である「IBCF」、あるいはセッション境界ゲートウェイである「SBG」として実現されても良く、前記ユーザデータベースは、ホーム加入者サーバである「HSS」として実現されても良く、前記ユーザレジスタは、サービング呼状態制御機能である「S−CSCF」として実現されても良い。
2つのIMSネットワークとの間のローミング協定の自動確立を示すシーケンス図である。 ローミング協定の終了後の、訪問先IMSにおけるユーザローミングの登録解除処理の実施形態を示すシーケンス図である。 図2のI−CSCFの機能ブロック図である。 図3のI−CSCFの第1の動作モードを示すフロー図である。 図3のI−CSCFの第2の動作モードを示すフロー図である。 図2のHSSの機能ブロック図である。 図5のHSSの動作を示すフロー図である。 ローミング更新リクエストメッセージの実施形態のIE群を示すテーブルである。 ローミング更新回答メッセージの実施形態のIEを示すテーブルである。 図2のS−CSCFの機能ブロックを示す図である。 図8のS−CSCFの動作を示すフロー図である。
以下の実施形態では、説明の目的のためであって、限定する目的ではない、特定の詳細について説明する。これには、専用のネットワーク構造、シグナリングプロトコル等があり、これによって、本発明の全体理解を提供する。これらの特定の態様から離れている他の実施形態で本発明を実施することができることは当業者には明らかであろう。
例えば、特定のIMS環境は、以下の本発明を説明するために導入され、ここでは、エッジプロキシ機能がインターロゲイティング呼状態制御機能である「I−CSCF」上で実現され、ユーザデータベースは、ホーム加入者サーバである「HSS」上で実現され、ユーザレジスタがサービング呼状態機能である「S−CSCF」で実現され、そして、ユーザプロキシがプロキシ呼状態制御機能である「P−CSCF」で実現される。しかしながら、本発明は、他の機能エンティティ群あるいはノード群上で実現されても良いことが理解されるべきである。より一般的なIMS/SIP環境を参照すると、例えば、(SIP)エッジプロキシ機能は、I−CSCF上で実現されても良いばかりか、追加的にあるいは選択的に、相互接続境界制御機能である「IBCF」、あるいはセッション境界ゲートウェイである「SBG」上で実現れても良い。既存のあるいは将来のSIP実装に依存して、また、ユーザデータベースの役割に依存して、ユーザレジスタ及びユーザプロキシの少なくとも一方は、1つ以上の適切なノード群でそれぞれ実現されても良い。
以下で説明する機能群が、個別のハードウェア回路を使用して、プログラム化マイクロプロセッサあるいは汎用コンピュータと協働するソフトウェア機能を使用して、特定用途集積回路(ASIC)を使用して、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を使用して、実現されても良いことを、当業者は更に理解するであろう。本発明が方法として記載される場合、その方法も、コンピュータプロセッサ及びプロセッサに接続されているメモリで実施することができることも理解されるであろう。ここで、メモリには、プロセッサによって実行される場合に、本明細書で開示される方法を実行する1つ以上のプログラムがエンコードされている。
図面に関しては、2つ以上の図に示されるエンティティ群は同一の参照番号によって参照することに注意されたい。
図1は、どのようにしてローミング協定(RA:roaming agreement)が、2つのIMSネットワーク102とIMSネットワーク104との間で自動的に確立することができるかの例示の状況を詳細に示している。ユーザ機器であるUE_B116は、IMSネットワーク102の加入者である。UE_B116は、IMSネットワーク104を訪問している。UE116の観点からは、ネットワーク102はIMSネットワークBとしても参照され、ネットワーク104はIMSネットワークAとしても参照される。図1に示されるエンティティ群は、IMSネットワークBのI−CSCF_B106、S−CSCF_B108及びHSS_B110と、IMSネットワーク104AのI−CSCF_A112及びP−CSCF_A114である。
UE_B116は、自身のホームネットワーク102のIMSサービスへのアクセスを要望する。しかしながら、IMSネットワーク102とIMSネットワーク104との間には、永久的な(静的な)ローミング協定は整備されていない。図1は、自動的に確立される(動的な)ローミング協定が存在していない場合において、UE_B116の登録の試行によって自動的な確立がトリガーされる時点を示している。Diameter及びSIPプロトコルは、図1に示されるコンポーネント群との間のシグナリングのために使用されると想定する。
ステップ150では、加入者UE_Bは、自身のホームネットワーク102への登録を試行し、それゆえ、登録メッセージを、訪問先ネットワーク104のP−CSCF_A1114へ送信する。この実施形態では、即ち、I−CSCF106へ、登録メッセージを転送する。ステップS152では、P−CSCF_A114が登録メッセージをホームネットワークのI−CSCF_B106へ転送する。ステップS152の転送の詳細は、例えば、I−CSCF106のIPアドレスを収集し、ネットワーク104とネットワーク102との間のネットワークレベルでの保護チャネルが存在することは当業者には知られており、そのため、ここでは省略する。
ステップ154では、I−CSCF_B106は、登録リクエストをS−CSCF_B108へ転送するかどうかを決定するために、ネットワーク104にローミング協定が存在するかどうかをチェックする。図1の×印で示されるように、ステップ154では、I−CSCF_B106は、ネットワーク102とネットワーク104との間にはまだ実施中のローミング協定がないと判定しているとする。つまり、UE_B116は、自身のホームネットワーク102に登録することができない。
UE−B116の登録の試行の失敗をトリガーにして、ステップ156では、ネットワーク102のエンティティ106と、ネットワーク104のエンティティ112はそれぞれ、少なくとも特定の加入者116に対して有効なローミング協定をネゴシエートする。ステップ156でのネゴシエーションは、1回以上の周期となり得る提案/回答手順から構成されていても良い。
I−CSCF106とI−CSCF112は、通常は、IMSネットワーク102とIMSネットワーク104との間の第1の接続点となり、それゆえ、ステップ156におけるネゴシエーション相手(パートナ)を形成する。別の実施形態では、ローミング協定の自動確立に関連するネゴシエーション機能あるいは同様の機能は、追加的あるいは選択的に、IMSネットワークの他のノード群に配置されていても良い。例えば、このような機能は、ホームIMSネットワークのS−CSCFに配置されていても良く、これは、訪問先ネットワーク内のP−CSCFとのローミング協定をネゴシエートすることができる。他の例では、そのような機能は、アプリケーションサーバ内あるいは専用ノード内に配置されていても良い。そのような実施形態では、I−CSCFは、シグナリング、例えば、登録リクエストを専用ノードへ中継することができる。しかしながら、例えば、ステップ156でネゴシエートされるローミング協定がローミングユーザ116に対して提供されるばかりかネットワーク104内をローミングしている他のユーザ群にも提供される場合を想定すると、自動ローミング協定確立手順に対してネットワーク群のI−CSCF群を使用することは、有効である。
ローミング協定に当事者同士が同意する場合、ステップ158では、OKメッセージが送信され、ステップ164では、確認応答(ACK)メッセージを返信することで、ネゴシエーションフェーズ156を完了する。図1では、OKメッセージが訪問先ネットワークからホームネットワークへ送信されていることが示されているが、OKメッセージはホームネットワークから訪問先ネットワークへ送信することもでき、また、ACKメッセージは訪問先ネットワークからホームネットワークへ送信することもできることに注意されたい。
ステップS160及びステップS166によって示されるように、ネゴシエートされたローミング協定は対応するI−CSCF106とI−CSCF112へそれぞれ記憶され、また、対応する加入者データベース群にも記憶され、ここでは、HSS110におけるローミング協定を記憶するステップ162だけが、図1で示されている。ステップ168では、ステップS152において、(永久的なあるいは動的な)ローミング協定が既に実施されていると想定する場合に実行される方法と同様の方法で、ユーザUE_B116を登録するための手順が実行される。
ステップ156でネゴシエートされるローミング協定は、ユーザ116のユーザアイデンティティあるいはユーザグループのユーザアイデンティティを含むことができる。ローミング協定は、更に、ローミングユーザがアクセスすることが許可されるサービス群を示すことができ、これには、可能であれば、所定のQoS特性、及びIMSドメイン102とIMSドメイン104との間のセッションをセットアップし、また、解消するために要求される技術パラメータ群を含んでいる。このようなパラメータ群は、例えば、最大帯域幅、データ量等に関連していても良く、また、可能であれば、ローミング協定の満了日時に関連していても良い。また、一般的には、ローミングユーザは自身のホームネットワークからサービスをリクエストすることができるが、ステップ156で示されるような自動ネゴシエーションは、ローミングしている加入者が訪問先ネットワークのサービス群を使用しても良いという協定を備えることもできる。
図1のローミング協定が確立した後は、そのローミング協定は、訪問先ネットワーク104を介して自身のホームネットワーク102への登録を試行する更なるユーザに対しても(また、ネットワーク102をローミングしているネットワーク104のユーザに対しても)有効とすることができる。そのローミング協定がこれらの後続のユーザに対するものとすることができない場合、そのローミング協定は、更なる登録リクエストに応じて適合される、即ち、更新される。ローミング協定の更新手順は、図1のステップ156で実行されるネゴシエーションフェーズと同様の更なるネゴシエーションフェーズを含むことができる。更新手順も、他のイベント群、例えば、所定の時点、新規のサービスのプロビジョンあるいはアクティベーション等によってトリガーすることができる。
自動的に確立される(動的な)ローミング協定は、限定された期間あるいは無制限の期間に対して有効にすることができる。ローミング協定に対して満了日時が定義されていない場合でさえも、その終了を導くイベント群が存在していても良い。これには、例えば、ネゴシエートされた最大データ量が送信されている場合、あるいは、訪問先IMSネットワークが、一定の時点でオフにされる一時的なIMSネットワークである場合がある。
以下の記載は、特に、自動的に確立されているローミング協定に基づいて登録されているユーザ群をどのようにして識別するかについての問題に着目している。そのような識別は、例えば、ローミング協定の満了あるいは終了の場合にユーザを登録解除するために必要である。図2に示される内容と、以下の記載は、例えば、ローミング協定が更新されるべきであり、その結果として、HSSへのユーザ登録も更新されるべきである場合において、ローミングユーザの識別を要求する他の目的に対して適用することができることが当業者には明らかであろう。
図2は、ローミング協定が満了する場合、そうでなければ、終了すべきである場合に、自動的にユーザを登録解除するための処理の実施形態を示している。典型的には、この処理は、自動的に確立されているローミング協定に対して適用されることになるが、原理的には、手動で確立されるローミング協定に対しても適用可能である。ユーザ端末の登録解除は、通信エラーを回避するためにローミング協定が終了されるべきである場合に要求される。この通信エラーは、訪問先ネットワークとホームネットワークとの一方あるいは両方と、ローミングユーザとの間で発生する場合がある。
図1に示される場合に既に導入されているエンティティ群以外に、図2は、訪問先ネットワーク104のHSS202を示している。図2の例示の状況に対しては、図1でネゴシエートされるローミング協定が満了する場合に、ユーザのUE−B116は、自身のホームネットワーク102内のHSS110から登録解除されるべきであると想定する。ステップ252で、加入者UE_B116がIMSネットワーク102に登録されているかに基づいて、自動的に確立されているローミング協定の満了がI−CSCF_B106で判定される。例として、ローミング協定の確立時には、そのローミング協定の存続期間を示すタイマが開始されていても良く、I−CSCF106はそのタイマの満了を検出する。ステップ254で、I−CSCF106は、ローミング更新リクエスト(RUR)メッセージ204をHSS110へ送信する。RURメッセージ204は、ローミング協定の状態を「終了済」へと変更することをトリガーし、これについては、以下で詳細に説明する。
RURメッセージ204の受信に応じて、HSS110はユーザ116を識別し、可能であれば、更に、ローミング協定に基づいて登録されているユーザ群を識別する。ユーザ116に関して、ステップ256では、HSS110はローミング終了リクエスト(RTR)メッセージ206を、ユーザ116へサービスを提供するS−CSCF108へ送信する。ステップ258では、ローミング終了回答(RTA)メッセージ208をHSS110へ返信することによって、S−CSCF108は、RTRメッセージ206の受信を確認応答する。ステップ260では、ローミング協定の更新を確認応答するローミング更新回答(RUA)を送信することによって、HSS110はI−CSCF106へ応答する。この時点で、ローミング協定の終了と、関係するユーザ群の登録解除が、HSS110の観点から終了する。更なる登録解除処理は、ユーザ116へサービスを提供するS−CSCF108によって制御される。
ステップ262では、S−CSCF_B108は、Diameter通知メッセージ212を訪問先ネットワーク104のP−CSCF_A114へ送信する。ここで、ステップ264では、P−CSCF_A114は、そのDiameter通知メッセージ212をユーザのUE_B116へ転送するための動作を行う。ステップ266では、200 OKメッセージをP−CSCF_A114を送信することによって、加入者116は登録解除を確認応答し、ステップ268では、P−CSCF_A114は、その200 OKメッセージをS−CSCF_B108へ転送する。また、ステップ270では、S−CSCF_B108は通知メッセージ214をP−CSCF_A114へ送信し、ステップ272では、P−CSCF_A114は、200 OKメッセージを返信することによってその通知メッセージ214の受信を確認応答する。
ステップ274では、I−CSCF106は、ローミング協定の満了の相手を変更するために、Byeメッセージ216を訪問先ネットワーク104のI−CSCF_A112へ送信する。ステップ278では、I−CSCF112は、RURメッセージをHSS_A202へ送信することによってローミング協定の状態の更新をトリガーする。
Byeメッセージ216は、UE_B116とP_CSCF114がそれぞれ通知メッセージ212と通知メッセージ214を受信し、その後、その受信の確認応答した後にI−CSCF112へ到達しなければならない。それゆえ、適切な時間期間によってRUAメッセージ210の受信後に、Byeメッセージ216を遅延させるために、タイマメカニズムがI−CSCF106において使用されても良い。別の実施形態では、メッセージ群のシーケンスは、図2で示されるシーケンスと比較して変更されていても良い。例えば、通知メッセージ212と214の受信を確認応答する200 OKメッセージが受信された後、S−CSCF108は、RTAメッセージ208だけをHSS110へ返信しても良い。この場合において、RUAメッセージ210がI−CSCF106へ到達すると、UE_B116とP−CSCF114は登録解除を既に通知しているので、I−CSCFは更なる遅延を発生することなく、Byeメッセージ216を対応するI−CSCF112へ送信して、最終的にはローミング協定を終了することができる。
ステップ278とステップ280と、更には、ステップ278で受信されるRURメッセージによってトリガーされるHSS_A202の動作は、ステップ254及びステップ260に関して説明される内容とそれに関連するHSS_B110の動作と同様に実行することができる。I−CSCF_A112は、I−CSCF_B106に対して説明される方法と同様の方法で、ローミング協定の満了あるいは終了を検出することができる。この場合、Byeメッセージ274がI−CSCF_A112で受信されないと、このノードは、ローミング協定の満了を示すために、自身の責任において、ByeメッセージをI−CSCF_B106へ送信することができる。このようにして、ステップ252の以降は、I−CSCF_B106でByeメッセージの受信によってトリガーされても良い(図2では不図示)。
図3は、図2のI−CSCF106の詳細な機能コンポーネントを示している。I−CSCF106は、ローミング協定(RA)更新コンポーネント302、ステータスモニタコンポーネント304、受信コンポーネント306及び送信コンポーネント308を備えている。I−CSCF106の第1の動作モードは、図4aを参照して説明する。基本的には、I−CSCF106は、IMSネットワーク102でのユーザ登録を管理するように動作する。
ステップ402では、第2のIMSネットワークとのローミング協定におけるステータス変更がステータスモニタ304で判定される。例えば、タイマ310の満了が検出される場合があり、ここで、タイマ310は、図1の自動的に確立されているローミング協定の期間を示している。ローミング協定に関連するデータは、I−CSCF106に関連付けられている記憶コンポーネント312(一実施形態では、記憶コンポーネントはHSS110であっても良い)に記憶されていても良い。ステータスモニタ304は、判定結果をRA更新コンポーネント302へ提供し、ステップ404では、RA更新コンポーネント302は、その判定結果に基づいて、ローミングステータス更新情報をHSS110へ送信することで、ローミング協定の変更によって影響を受ける1人以上のユーザの登録の更新を開始する。図2を参照すると、ローミングステータス更新情報の一実装は、ステップ254のローミング更新リクエスト204であっても良い。
ステップ406では、ローミング協定のステータス変更を示す変更情報が送信コンポーネント308によって第2のIMSネットワーク内の通信相手のI−CSCFへ送信される。図2の例示の状況では、ステップ406は、ステップ274として実現され、これに従えば、Byeメッセージ216がネットワーク104のI−CSCF112へ送信される。
図4bのフロー図は、図3のI−CSCF_A106の別の動作モードを示している。ステップ412では、ローミング協定のステータス変更を示す変更情報が受信コンポーネント306によって、例えば、訪問先ネットワーク104のI−CSCF_B112から受信される。この変更情報は、例えば、図2におけるメッセージ216と同様に、Byeメッセージ(図2では不図示)を備えることができる。
ステップ414では、ステータス変更の判定がタイマ310の満了の検出に基づいて実行される。ステップ416のローミングステータス更新情報の送信は、図4aにおけるステップ406に対して説明される内容と同様に実行することができる。
タイマの検出及び変更情報の受信の少なくとも一方以外にも、他のイベント群がステータス変更の判定をトリガーすることができることに注意すべきである。例えば、ステータスモニタ304は、ローミング協定が一時的にあるいは永久的に終了されるべきものとなるように、ホームネットワークと訪問先ネットワークとの間のトラフィックの量がローミング協定で同意されている所定の制限値を超えていることをモニタすることできる。
ステータス変更も、訪問先ネットワーク内のI−CSCFで検出することができる。ローミング協定の満了に関して、図2のI−CSCF_A112の状況を考慮すると、I−CSCF_B106とは別に、I−CSCF_A112もローミング協定の満了を示すために動作するタイマを有することができる。そのタイマの満了後、所定の追加の時間分の別のタイマをI−CSCF_A112において開始させて、I−CSCF_B106から到達するByeメッセージ216を待機することができる。追加の時間期間は、I−CSCF_BとHSS_Bとの間のシグナリングメッセージ交換に対して、また、図2で示されるUE_BとP−CSCF_Aへの通知を可能にするために設定される。所定の追加の時間期間後でもホームネットワーク内の通信相手のI−CSCF_BからByeメッセージが受信されない場合、I−CSCF_Aは、自身でByeメッセージをホームネットワークへ送信して、ローミング協定の終了を指示することができる。このようにして、関係するI−CSCF群のそれぞれは、ローミング協定の終了と関係するユーザ群の登録解除の処理を開始することができる。
図5は、図2のHSS110の機能コンポーネント群の詳細を示している。HSS110は、登録コンポーネント502、識別コンポーネント505、受信コンポーネント506、及び送信コンポーネント508を備えている。HSS110の動作は、図6のフロー図を参照して説明される。一般的には、HSS110は、HSSに関連付けられているIMSネットワーク102におけるユーザ登録を管理するために動作する。
ステップ602では、(図2の状況を例示として再度参照する)訪問先ネットワーク104内のユーザ端末UE_B116は、登録コンポーネント502によってHSS110に登録される。この登録コンポーネント502は、例えば、HSS110に関連付けられている記憶エリア510内のユーザ116のユーザプロファイル511へアクセスすることができる。図1におけるステップ150、152及び164で示されるユーザ116の登録試行は、ユーザの登録に対する基礎を構成することができる。図1の状況で自動的に確立されるローミング協定に関連するデータ513は、HSS110に関連付けられている更なる記憶エリア512に記憶されても良い。
ステップ604では、ローミング協定のステータス変更を示すローミングステータス更新情報が受信コンポーネント506によって受信される。図2の状況を再度参照すると、ローミングステータス更新情報は、ローミング更新リクエスト(RUR)204を備えることができ、これは、I−CSCF106によってHSS110へ送信され、また、ネットワーク102とネットワーク104との間の自動的に確立されているローミング協定の終了を示している。
ステップ606では、受信したローミングステータス更新情報に基づいて、従前に登録されているユーザが識別コンポーネント504によって識別される。具体的には、HSS110によって管理されるユーザ116のユーザプロファイル511は、ネットワーク104を訪問先IMSネットワークとして示す訪問先ネットワーク識別子を含むことができる。即ち、訪問先ネットワーク識別子は、IMSネットワークを介して対応するユーザが登録されているそのIMSネットワークを識別する。つまり、受信コンポーネント506を介してステータス変更情報を受信する場合、ステータス変更情報は訪問先ネットワーク識別子を示すことができ、また、識別コンポーネント504は、同一の訪問先ネットワーク識別子で現在マークされている、記憶エリア501内のそれらのユーザプロファイル群を識別することができる。
別の実施形態では、現在実施されている、記憶エリア512に記憶されているローミング協定は、その特定のローミング協定に基づいて登録されているユーザ群の指示と、そのローミング協定とを関連付けることができる。つまり、実装に依存して、識別コンポーネント504は記憶エリア510、記憶装置512、あるいはそれらの両方にアクセスして、例えば、図2のRUR204のようなローミングステータス情報で示される、更新対象のローミング協定に関係するユーザを識別することができる。
ステップ608では、識別コンポーネント504は、受信したローミングステータス更新情報に基づいて、ユーザプロファイル群511内の識別されるユーザ(群)の登録更新を開始するための動作を更に行う。図2の例示の状況に関しては、識別コンポーネント504は、ユーザ116のユーザプロファイルから訪問先ネットワーク識別子をクリアーするように動作することで、そのようにして、ユーザ116が登録解除されることを示すことができる。別の状況では、ユーザプロファイル内の登録の更新は、例えば、サービスプロファイル、特定のQoSの指示等を変更することを含むことができ、これは、ホームネットワークと訪問先ネットワークとの間のローミング協定における変更に応じてユーザへ提供することができる。
ステップ610では、送信コンポーネント508は、更新された登録を示す登録更新情報を、識別されたユーザへサービスを提供するS−CSCF108へ送信する。本明細書で議論される場合、HSS110は、ローミング終了リクエスト(RTR)メッセージ206を、識別されたユーザ116へサービスを提供するS−CSCF108へ送信する。ここで、RTRメッセージ206は、HSS110内のローミングユーザUE_B116の登録の終了を示している。
図2に示される「ローミング更新リクエスト」RUR204と「ローミング更新回答」RUA210のメッセージのペアを、それぞれ、図7a及び図7bを参照してより詳細に説明する。ローミングユーザの登録を更新するために要求されるデータをHSS内に挿入するために、I−CSCFから送信されるRURは特定の情報要素(IE)群を含まなければならない。図7aで示される例のように、RUR204は、訪問先ネットワーク識別子、即ち、訪問先ネットワーク104を識別することをホームネットワーク102に可能にする指示を含んでいる。また、RUR204はIEであるローミング状態を含み、これは、訪問先ネットワーク識別子によって識別される訪問先ネットワークとのローミング協定の新規の状態を示している。例えば、ローミング状態は、「確立済」あるいは「終了済」を示すことができる。後者の指示は、HSSに、関係するユーザ群を登録解除させ、そして対応するローミング終了リクエストであるRTEを対応するS−CSCF群へ送信させるものである。RUR204は、ローミング協定のネゴシエーション後のそのローミング協定に関連するデータを伴うIEローミング協定データを更に含んでいる。このようなデータは、例えば、ローミング協定の有効期間、トラフィック量の制限のような他の制限値、あるいは上述される他の技術的な詳細情報とすることができる。
図7bを参照すると、RUA210は、動作の結果、例えば、登録解除動作の正常の完了を、I−CSCFへ示すIE結果を含むことができる。RUR204とRUA206は、例えば、Diameterコマンドコードの拡張として実現することができる。図7aと図7bで示されるIE群は、カテゴリ(Cat.)と必須(M)として定義され、他の実施形態では、1つ以上のIE群はオプションであっても良い。
図8は図2のS−CSCF108の機能コンポーネント群を示している。S−CSCF108は、受信コンポーネント802、第1の送信コンポーネント804及び第2の送信コンポーネント806を備えている。S−CSCF108のこの実施形態の動作は、図9のフロー図を参照して説明される。一般的には、S−CSCF108は、IMSネットワーク102でのユーザ登録を管理する際にも関与し、ここで、ユーザ登録は、S−CSCF108によってサービスが具体的に提供されるユーザ群に属している。
ステップ902では、受信コンポーネント802は、第2のIMSネットワークとの自動的に確立されているローミング協定に基づいて、第2のIMSネットワークを訪問するユーザの登録更新を示す登録更新情報を、IMSネットワーク102と関連付けられているHSS110から受信する。図2の具体的な例示の状況を再度参照すると、受信コンポーネント802は、ユーザ116が訪問先ネットワーク104をこれ以上ローミングすることができないことをS−CSCF108へ示すローミング終了リクエスト(RTR)206を、HSS110から受信することができる。ステップ904とステップ906とでは、送信コンポーネント804と送信コンポーネント806とがそれぞれ、訪問先ネットワーク内のユーザとPーCSCFへ登録更新の指示を送信する。図2で示されるように、通知メッセージ212が、訪問先ネットワーク104の担当するP−CSCF_A114を介してユーザのUE_B116へ送信されても良い。また、通知メッセージ214は、送信コンポーネント806によって訪問先ネットワーク114内のP−CSCF114へ送信される。
ローミング終了回答208の図2におけるHSS_Bへの返信は、簡単のために、図8及び図9では省略する。他の実施形態では、登録更新情報は、ユーザに対して利用可能なQoSにおける変更を示すことができ、例えば、これは、S−CSCFによって提供されるサービス群内の対応する変更をローミングユーザにもたらすものである。図2の状況では、UE_B116は、可能であれば、ホームネットワーク102と訪問先ネットワーク104との間での新規のローミング協定を実施に移行する過程で、新規の登録試行を実行することができる。
本明細書で提案される技術は、IMSネットワーク間のローミング協定の自動確立を実現するための包括的なネットワークに貢献する。
提案される技術に基づいて、時間を浪費する手動によるローミング協定のセットアップを最小限にすることができる。例えば、手動で確立されるローミング協定は、通常は、わずかな技術的な詳細情報、例えば、より多くの(ピーク)リソース群あるいは様々なQoSパラメータ群のプロビジョンでさえも効果的に変更あるいは更新することを許容しない。
ローミング協定の自動更新は、この点に関して、関与するネットワークオペレータ群ばかりかユーザ群にでさえもかなり有益なものとすることができる。例えば、提案される技術は、ローカルな通信範囲及び一時的な通信範囲の少なくとも一方でのより小規模のIMS設定を効果的に提供することを実現可能とし、これには、これらの設定でローミングしているユーザへのIMSサービス群に基づくホームネットワークのプロビジョンを含んでいる。この方法では、このようなより小規模のIMSネットワーク群を提供する利点が向上する。
また、本明細書で提案される技術は、既存のIMSの仕様への影響が低い。これは、それらの機能を既存の機能エンティティ群あるいはノード群で実現することができるからであり、また、小さな変更だけが要求されるからである。例えば、いくつかの追加のDiameterコマンド群の形式で実現される場合にはいくつかの追加のメッセージ群だけが要求される。最終的に、新規に導入されるサービス群の動的なサービスのプロビジョニングを簡略化することができる。
本発明はそれ自身の実施形態に関連して説明されているが、この説明は例示の目的だけのものであることが理解されるべきである。従って、本発明は、添付の請求項の範囲によってのみ制限されることが意図される。

Claims (25)

  1. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理する方法として、前記第1のIMSネットワーク(102)のエッジプロキシ(106)で実行される方法であって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)と第2のIMSネットワーク(104)との間で自動的に確立されているローミング協定であって、前記エッジプロキシ(106)に記憶されている前記ローミング協定におけるステータス変更を、前記エッジプロキシ(106)のステータスモニタ(304)によって判定するステップ(402、414、252)と、
    前記ステータスモニタ(304)による判定の結果、前記ローミング協定の前記ステータス変更が判定された場合、前記ローミング協定の前記ステータス変更によって影響を受けるユーザ(116)の登録更新を開始するためのローミングステータス更新情報(204)を、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベース(110)へ送信するステップ(404、416、254)と
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記ステータスモニタ(304)による判定の結果、前記ローミング協定の前記ステータス変更が判定された場合、前記ローミング協定の前記ステータス変更を示す変更情報(216)を、前記第2のIMSネットワーク(104)の対応するエッジプロキシ(112)へ送信するステップ(406、274)を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記判定するステップにおいて、前記ステータス変更は、前記ステータスモニタ(304)による、前記自動的に確立されるローミング協定の有効期間を示すタイマ(310)の満了の検出に基づいて判定される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2のIMSネットワークのエッジプロキシから、前記ローミング協定のステータス変更を示す変更情報を受信するステップ(412)を更に備え、
    前記判定するステップにおいて、前記ステータス変更は、前記ステータスモニタ(304)による、前記受信するステップ(412)による変更情報の受信の検出に基づいて判定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ローミング協定のステータス変更は、前記ローミング協定の満了あるいは終了と、前記ローミング協定を自動的に確立する場合に前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間で同意されている前記ローミング協定に関連するローミング協定データの変更の少なくとも一方を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理する方法として、前記第1のIMSネットワーク(102)に関連付けられているユーザデータベース(110)で実行される方法であって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)と第2のIMSネットワーク(104)との間で自動的に確立されているローミング協定であって、前記第1のIMSネットワーク(102)のエッジプロキシ(106)に記憶されている前記ローミング協定に基づいて、前記第2のIMSネットワークを訪問するユーザ(116)を登録するステップ(602)と、
    前記エッジプロキシ(106)のステータスモニタ(304)によって判定された前記ローミング協定のステータス変更を示すローミングステータス更新情報(204)を受信するステップ(604、254)と、
    前記受信するローミングステータス更新情報に基づいて、従前に登録されている前記ユーザ(116)を識別するステップ(606)と、
    前記識別されるユーザ(116)の登録更新を示す登録更新情報(206)を、前記第1のIMSネットワーク(102)内の前記識別されるユーザにサービスを提供するユーザレジスタ(108)へ送信するステップ(610、256)と
    を備えることを特徴とする方法。
  7. 前記ローミングステータス更新情報(204)は、前記第1のIMSネットワーク(102)の前記エッジプロキシ(106)から受信される
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記受信するローミングステータス更新情報(204)に基づいて、前記ユーザデータベース(110)内の前記識別されるユーザ(116)の登録更新を開始するステップ(608)を更に備える
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記ユーザデータベース(110)によって管理されるユーザプロファイル(511)は、前記第1のIMSネットワーク(102)を介して対応する前記ユーザ(116)を登録している該第1のIMSネットワーク(102)とは別のIMSネットワーク(104)を示す訪問先ネットワーク識別子を含み、
    前記識別するステップ(608)は、前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子に基づいて実行される
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記登録するステップ(602)は、対応する前記ユーザプロファイル(511)における前記訪問先ネットワーク識別子を設定することを含んでいる
    ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記ローミングステータス更新情報(204)は、訪問先ネットワーク識別子を含んでいる
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおけるユーザ登録を管理する方法として、前記第1のIMSネットワーク(102)に関連付けられているユーザレジスタ(108)で実行される方法であって、
    前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベース(110)から、第2のIMSネットワーク(104)を訪問するユーザ(116)であって、前記第1のIMSネットワーク(102)と前記第2のIMSネットワークとの間で自動的に確立されているローミング協定であって、前記第1のIMSネットワーク(102)のエッジプロキシ(106)に記憶されている前記ローミング協定に基づいて前記ユーザデータベースに登録されている前記ユーザ(116)の登録更新を示す登録更新情報(206)を受信するステップ(902、256)であって、前記登録更新情報(206)は、前記エッジプロキシ(106)のステータスモニタ(304)によって判定された前記ローミング協定のステータス変更を示すローミングステータス更新情報(204)を、前記ユーザデータベース(110)が受信することに応じて、前記ユーザデータベース(110)から送信される、受信するステップ(902、256)と、
    前記受信する登録更新情報(206)に基づいて、前記登録更新の指示(212)を、前記第2のIMSネットワーク(104)を訪問する前記ユーザ(116)へ送信するステップ(904)と、
    前記受信する登録更新情報(206)に基づいて、前記登録更新の指示(214)を、前記第2のIMSネットワークにおけるユーザプロキシ(114)へ送信するステップ(906)と
    を備えることを特徴とする方法。
  13. 前記登録更新情報(206)は、前記ユーザの登録解除を示している
    ことを特徴とする請求項6乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ローミングステータス更新情報(204)と前記登録更新情報(206)との少なくとも一方は、Diameterコマンドを使用してトランスポートされる
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 1つ以上のコンピュータ装置上で実行される場合に、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の方法を実行するプログラムコード部分を含むコンピュータプログラム。
  16. コンピュータ可読記録媒体に記憶されていることを特徴とする請求項15に記載のコンピュータプログラム。
  17. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワーク(102)におけるユーザ登録を管理するように構成されているエッジプロキシを実現するノード(106)であって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)と第2のIMSネットワーク(104)との自動的に確立されているローミング協定を記憶し、前記ローミング協定におけるステータス変更を判定するように構成されているコンポーネント(304)と、
    前記コンポーネント(304)による判定の結果、前記ローミング協定の前記ステータス変更が判定された場合、前記ローミング協定の変更による影響を受けるユーザ(116)の登録更新を開始するためのローミングステータス更新情報(204)を、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベース(110)へ送信するように構成されているコンポーネント(302)と
    を備えることを特徴とするノード。
  18. 前記ローミング協定のステータス変更を示す変更情報を、前記第2のIMSネットワーク(104)のエッジプロキシ(112)から受信するように構成されているコンポーネント(306)を更に備え、
    前記コンポーネント(304)は、前記受信する変更情報に基づいて、自身の機能を実行する
    ことを特徴とする請求項17に記載のノード。
  19. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワーク(102)におけるユーザ登録を管理するように構成されているユーザデータベースを実現するノード(110)であって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)と第2のIMSネットワーク(104)との間で自動的に確立されているローミング協定であって、前記第1のIMSネットワーク(102)のエッジプロキシ(106)に記憶されている前記ローミング協定に基づいて、前記第2のIMSネットワークを訪問するユーザ(116)を登録するように構成されているコンポーネント(502)と、
    前記エッジプロキシ(106)のステータスモニタ(304)によって判定された前記ローミング協定におけるステータス変更を示すローミングステータス更新情報(204)を受信するように構成されているコンポーネント(506)と、
    前記受信するローミングステータス更新情報(204)に基づいて、従前に登録されている前記ユーザ(116)を識別するように構成されているコンポーネント(504)と、
    前記識別されるユーザ(116)の登録更新を示す登録更新情報(206)を、前記第1のIMSネットワーク(102)における前記識別されるユーザへサービスを提供するユーザレジスタ(108)へ送信するように構成されているコンポーネント(508)と
    を備えることを特徴とするノード。
  20. 前記受信するローミングステータス更新情報(204)に基づいて、前記ユーザデータベースにおける前記識別されるユーザの登録更新を開始するように構成されているコンポーネント(504)を更に備える
    ことを特徴とする請求項19に記載のノード。
  21. 前記ユーザデータベース(110)によって管理されるユーザプロファイル(511)は、前記第1のIMSネットワーク(102)を介して対応する前記ユーザ(116)を登録している該第1のIMSネットワーク(102)とは別のIMSネットワーク(104)を示す訪問先ネットワーク識別子を含み、
    前記ユーザ(116)を識別するように構成されているコンポーネント(504)は、前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子に基づいて自身の機能を実行する
    ことを特徴とする請求項19または20に記載のノード。
  22. 前記第2のIMSネットワークを訪問するユーザ(116)を登録するように構成されているコンポーネント(502)は、登録中に対応する前記ユーザプロファイルにおける前記訪問先ネットワーク識別子を設定するように構成されている
    ことを特徴とする請求項21に記載のノード。
  23. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワーク(102)におけるユーザ登録を管理するように構成されているユーザレジスタを実現するノード(108)であって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)に関連付けられているユーザデータベース(110)から、第2のIMSネットワーク(104)を訪問するユーザ(116)であって、前記第1のIMSネットワーク(102)と前記第2のIMSネットワーク(104)との間で自動的に確立されているローミング協定であって、前記第1のIMSネットワーク(102)のエッジプロキシ(106)に記憶されている前記ローミング協定に基づいて前記ユーザデータベース(110)に登録されているユーザ(116)の登録更新を示す登録更新情報(206)を受信するように構成されているコンポーネント(802)であって、前記登録更新情報(206)は、前記エッジプロキシ(106)のステータスモニタ(304)によって判定された前記ローミング協定のステータス変更を示すローミングステータス更新情報を、前記ユーザデータベース(110)が受信することに応じて、前記ユーザデータベース(110)から送信される、コンポーネント(802)と、
    前記受信する登録更新情報(206)に基づいて、前記登録更新の指示(212)を前記第2のIMSネットワーク(104)を訪問する前記ユーザ(116)へ送信するように構成されているコンポーネント(804)と、
    前記受信する登録更新情報(206)に基づいて、前記登録更新の指示(214)を前記第2のIMSネットワークにおけるユーザプロキシ(114)へ送信するように構成されているコンポーネント(806)と
    を備えることを特徴とするノード。
  24. 前記コンポーネント(302)、前記コンポーネント(506)、前記コンポーネント(508)、及び前記コンポーネント(802)はそれぞれ、前記ローミングステータス更新情報(204)の少なくとも1つを送信あるいは受信するように構成され、
    前記登録更新情報(206)は、Diameterプロトコルに基づいて実現される
    ことを特徴とする請求項17乃至23のいずれか1項に記載のノード。
  25. 前記エッジプロキシは、インターロゲイティング呼状態制御機能である「I−CSCF」(106)、相互接続境界制御機能である「IBCF」、あるいはセッション境界ゲートウェイである「SBG」として実現され、
    前記ユーザデータベースは、ホーム加入者サーバである「HSS」として実現され、
    前記ユーザレジスタは、サービング呼状態制御機能である「S−CSCF」として実現され、
    前記ユーザプロキシは、プロキシ呼状態制御機能である「P−CSCF」として実現される
    ことを特徴とする請求項17乃至24のいずれか1項に記載のノード。
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