JP5367909B2 - Imsネットワークとの間のローミング協定の管理 - Google Patents

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Description

本発明は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)ネットワークにおけるローミング協定を管理するための技術に関するものである。より詳しくは、2つのネットワークとの間で自動的に確立されているローミングアグリーメント(協定:agreement)を管理するための技術に関するものであり、ここで、一方のIMSネットワークは他方のIMSネットワークに向かうネットワークエッジにおいて複数のプロキシノードをサポートする。
IPマルチメディアサブシステム(IMS)は、移動通信ネットワーク内の特定のドメインである。この移動通信ネットワークには、汎用パケット無線サービス(GPRS)ネットワーク及びユニバーサル移動通信システム(UMTS)ネットワークがある。IMSは、マルチメディア及び他のサービスのユーザへのプロビジョン(提供)の集中化を実現することができる。IMSベースのサービスは、本質的には、特定のアクセス技術とは独立して使用することができる。例えば、通常のアクセスをパケットベースのトランスポートメカニズムに基づかせながら、ユーザは、例えば、GSM(登録商標)ネットワークのCS(回線交換)ドメインを介してIMSへアクセスすることもできる。選択されている特定のアクセスとは独立して、ユーザは、IMSサービスのプロビジョンのためにIMSへ登録しなければならない。登録と、特定のユーザへプロビジョンするサービスは、IMSのサービング(在圏)呼制御機能(S−CSCF)によって制御される。
音声サービスのプロビジョンに対して知られているローミング状況は、例えば、IMSサービスのプロビジョンに対しても関連している。ユーザは、訪問先ネットワークのIMSドメインを介して自身のホームIMSネットワークに登録することを試行することができる。この場合、ユーザ端末は、自身の登録リクエストを、訪問先ネットワークのプロキシCSCF(P−CSCF)へ送信し、プロキシCSCFはその登録リクエストをユーザのホームネットワークへ転送する。この目的のために、少なくとも1つのインターロゲイティング(尋問:interrogating)CSCF(I−CSCF)をホームIMSネットワークで利用可能となるようにしなければならない。ここで、P−CSCFは登録リクエストをその少なくとも1つのインターロゲイティングCSCFへ送信する。そして、これは、ホームネットワークの適切なS−CSCFを識別し、登録リクエストをそのS−CSCFへ送信するための、I−CSCFのタスクとなる。
このようなIMSローミング状況に対する前提条件は、ローミング協定がホームネットワークと訪問先ネットワークとの間で整備されていることである。ここで、ローミング協定は、どのようにして、訪問するユーザが訪問先ネットワークを介して自身のホームネットワークでの所望のサービスにアクセスすることができるかを定義する。IMSサービスに関しては、今日のローミング協定は、通常は、単に、トンネリング方法を有しているだけである。これは、例えば、訪問先ネットワークはIMSを有していないからである。これは、訪問するユーザのトラフィックが訪問先ネットワーク内のSGSN(サービングGPRSサポートノード)から、ホームネットワークのGGSN(ゲートウェイGPRSサポートノード)へトンネルされることを意味する。このソリューションは、ユーザに対する所望のQoS(サービスの品質)を保証することができない場合がある。例えば、ベストエフォート型のQoSが訪問先ネットワークに提供される場合を検討する。例えば、ビデオテレフォニーのような、高帯域かつ遅延が少ないマルチメディア配信セッションの場合、ホームネットワークからユーザによって実際にリクエストされるサービスを十分に満足させられない可能性がある。
IMSドメインの数は、増加していて、また、将来的にもより確実に増加することになる。この増加には、費用効果がある「ボックス内IMS(IMS in a box)」ソリューションによって実現される場合のみのローカルの通信範囲及び一時的な通信範囲の少なくとも一方を備えるIMSネットワークも含んでいる。マルチメディアサービスをユーザに柔軟に提供することを可能にするためには、サービスが所望の品質でIMSユーザへ提供され、かつ対応するローミング協定が整備されていなければならないことを前提条件とする。現在のところ、ローミング協定は、通常は、手動でセットアップされる。しかしながら、将来的に要求される数のローミング関係を手動で管理することは、実用的な(ビジネス上の)観点からは実現不可能と考えられる。この要求される数には、通常に増加するIMSドメインの数ばかりか、更には、特に、例えば、展覧会、会議、文化的なイベント等の期間だけのような一時的に存在するIMSドメインに関する数も含まれる。
また、例えば、短期間のトラフィックピークあるいは一時的なサービスの提供に柔軟に応対することを可能にするために、既存のローミング協定を柔軟に更新するための可能性を有することの要望も存在し、これは通常、ローミング協定の手動管理によって達成できるものではない。
これらの理由のために、IMSネットワーク間で自動的にローミング協定を確立するための(更新するための)手順が要求されている。3GPP技術仕様書であるTS24.228とTS24.229は、IMSシグナリングフローを定義し、これには、ローミングの場合のIMSネットワーク間のシグナリングフローを含んでいる。しかしながら、これらの仕様書では、ローミング協定が整備されているあるいは整備されていない、即ち、そのような手順が、手動で確立されるローミング協定に基づいていることを想定している。3GPP技術報告書であるTR22.971は、集中ネットワーク間サービスポイントに基づく「自動」ローミングの形態を記載していて、これは、ローミング関係の確立を実現可能にするために提供されている。
3GPP TR22.980では、いわゆるネットワーク構成に対する実装例が記載されている。この構成は、「アンビエントネットワークプロジェクト(ambient network projects)」内で開発される概念に基づいていて、ここでは、汎用ネットワークアーキテクチャが開発されていて、これには、2つのネットワーク間での汎用化制御機能と標準化リファレンスポイントを含んでいる。この概念は、ネットワーク間で実行される汎用自動ネゴシエーション手順を含んでいて、これについては、例えば、アンビエントネットワークの刊行物である、2006年11月のD3−G.1「構成フレームワークの設計」で参照され、http://www.ambient-networks.org/deliverables.htmlで利用可能である。しかしながら、自動ローミング協定ネゴシエーションについての一般的な状況が議論される一方で、IMSネットワーク間のローミング協定に対して実際に利用可能なソリューションは提供されていない。
事実、IMSネットワーク間のローミング協定に対する自動確立手順を実現可能にするためには、細部に渡って解決すべき様々な問題が残っている。ここでは、特に、以下の問題について検討する。多くの場合、IMSネットワークは、別のIMSネットワークからのP−CSCFに対して取り得る接続点として複数のI−CSCFを備えることになる。例えば、負荷均衡、信頼性等の理由のために、複数のI−CSCFが提供される場合がある。I−CSCFに対して問い合わせを行うP−CSCFは、例えば、ラウンドロビンスキームに従ってこれらの複数のI−CSCFの1つに割り当てられることになる。
しかしながら、上述で議論される状況の直接的な拡張では、特定のローミング協定は複数のI−CSCFから1つの特定のI−CSCFによって処理されることになる。この場合、P−CSCFに提供されるI−CSCFのアドレスのI−CSCFは、多くの場合、対応するローミング協定の処理を担当するI−CSCFとはならない。これは、矛盾した行動を招く結果となる。例えば、連絡するI−CSCFは、1つのローミング協定が整備されているという事実があるにも関わらず、ローミング協定を確立することを試行する場合があり、同時に存在する複数のローミング協定は互いに一致しない可能性があり、そうすることで、1つのQoSあるいは他のQoSを備えるサービスがローミングユーザに対して無作為な機会で提供されてしまう等ということが生じる。2つのIMSネットワーク間の複数のローミング協定の平行セットアップ及びメンテナンスの少なくとも一方を伴う可能性のある複雑な状況も、ローミング協定の管理時に関与するノード群のすべてにおいて膨大な処理のリソース使用を招き、また、ローミングユーザ群へサービスを提供する場合での時間遅延を生じさせることになる。
1つのIMSネットワークが、I−CSCF群のような複数のプロキシノードをサポートする場合に2つのIMSネットワーク間のローミング協定を首尾一貫していてかつ効率的に管理するための技術の要望が存在する。
この要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理する第1の方法によって満足させられる。この第1の方法は、前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシで実行され、この第1の方法は、第2のIMSネットワークを介して、ユーザ端末の登録リクエストを受信するステップと、前記登録リクエストに基づいて、前記第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを、前記第1のIMSネットワークと関連付けられているユーザデータベースへ送信するステップと、前記ローミング情報リクエストに応じて、前記ユーザデータベースから、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を受信するステップと、前記ローミング情報回答に基づいて、前記登録リクエストを、前記第1のIMSネットワークの第2のエッジプロキシへ転送するステップとを備え、前記第2のエッジプロキシは、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理している。
エッジプロキシ群の内の任意のエッジプロキシは、インターロゲイティング呼状態制御機能である「I−CSCF」、相互接続境界制御機能である「IBCF」、あるいはセッション境界ゲートウェイである「SBG」として実現されても良い。
上述の要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理する第2の方法によって更に満足させられる。この第2の方法は、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースで実行され、この第2の方法は、前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシから、第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを受信するステップと、前記ローミング情報リクエストに応じて、前記第1のエッジプロキシへ、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を送信するステップとを備える。前記ユーザデータベースは、ホーム加入者サーバである「HSS」として実現されても良い。
第1の方法及び第2の方法の1つあるいは両方に従えば、前記ローミング情報回答は、前記第2のエッジプロキシを示していても良い。前記ローミング情報回答は、前記動的ローミング協定の状態の指示を含んでいても良い。例えば、前記自動的に確立されているローミング協定は、満了期間を有する動的ローミング協定であっても良く、ここで、前記ローミング協定の状態は、例えば、「準備中」、「確立済」、あるいは「満了済」の1つであっても良い。
第1の方法の実装は、前記登録リクエストの受信後で、かつ前記ローミング情報リクエストの送信前に、前記登録リクエストを前記第1のIMSネットワークのユーザレジスタへルーティングするための許可をリクエストするルーティング許可リクエストを、前記ユーザデータベースへ送信するステップと、前記ルーティング許可リクエストに応じて、前記リクエストされた許可を拒否するルーティング許可応答を前記ユーザデータベースから受信するステップとを備え、前記ローミング情報リクエストは、前記受信するルーティング許可応答に応じて、前記ユーザデータベースへ送信される。
前記ユーザレジスタは、サービング呼状態制御機能である「S−CSCF」として実現されても良い。この実装の一変形に従えば、前記ルーティング許可リクエストと前記ローミング情報リクエストとを含む1つのメッセージが前記ユーザデータベースへ送信される。前記1つのメッセージは、例えば、Diameterユーザ認証リクエストコマンドを表していても良い。加えてあるいは選択的には、ルーティング許可応答ではなく、ローミング情報回答だけが、前記ユーザデータベースから受信される。
第2の方法の実装は、前記受信するルーティング許可リクエストに基づいて、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間に永久的なローミング協定が存在するかどうかを判定するステップを備える。ここで、前記ルーティング許可応答は、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間に永久的なローミング協定が存在しないことによって、送信される。
第1の方法及び第2の方法の1つあるいは両方に従えば、前記ローミング情報回答は、オプションとして、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間にローミング協定を確立するためのローミング協定テンプレートを含んでいても良い。加えてあるいは選択的には、前記第1のエッジプロキシと前記ユーザデータベースとの間の通信は、Diameterメッセージ群に基づいていても良い。
上述の要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理する第3の方法によって満足させられる。この第3の方法は、前記第1のIMSネットワークの第2のエッジプロキシで実行され、この第3の方法は、前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシからユーザ端末の登録リクエストを受信するステップを備え、ここで、前記登録リクエストは、第2のIMSネットワークを介して前記第1のエッジプロキシによって受信され、かつ前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理する前記第2のエッジプロキシへ転送される。
また、上述の要望は、コンピュータプログラムによって満足させられ、これは、1つ以上のコンピュータ装置においてコンピュータプログラムが実行される場合に本明細書で説明される方法の態様及び上述の方法群の1つ以上の方法のステップ群を実行するプログラムコード部分を含んでいて、コンピュータ装置には、例えば、エッジプロキシ、ユーザデータベース及びユーザデータベースがある。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されても良く、これには、例えば、コンピュータ装置内のあるいはそれに関連付けられている固定のあるいは書換可能なメモリ、あるいはリムーバルCD−ROM、DVDあるいはUSBスティックがある。加えて、あるいは選択的には、コンピュータプログラムは、インターネットのようなデータネットワークを介して、あるいは、電話回線あるいは無線リンクのような通信回線を介して、コンピュータ装置へダウンロードするために提供されても良い。
上述の要望は、更に、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理するように構成されている第1のエッジプロキシを実現するノードによって更に満足させられる。第2のIMSネットワークを介して、ユーザ端末の登録リクエストを受信するように構成されているコンポーネントと、前記登録リクエストに基づいて、前記第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを、前記第1のIMSネットワークと関連付けられているユーザデータベースへ送信するように構成されているコンポーネントと、前記ローミング情報リクエストに応じて、前記ユーザデータベースから、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を受信するように構成されているコンポーネントと、前記ローミング情報回答に基づいて、前記登録リクエストを、前記第1のIMSネットワークの第2のエッジプロキシへ転送するように構成されているコンポーネントとを備える。ここで、前記第2のエッジプロキシは、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理している。
前記ノードは、前記登録リクエストを前記第1のIMSネットワークのユーザレジスタへルーティングするための許可をリクエストするルーティング許可リクエストを、前記ユーザデータベースへ送信するように構成されているコンポーネントと、前記ルーティング許可リクエストに応じて、前記リクエストされた許可を拒否するルーティング許可応答を前記ユーザデータベースから受信するように構成されているコンポーネントとを備えていても良い。前記ノードは、前記ルーティング許可リクエストと前記ローミング情報リクエストとを含む1つのメッセージを前記ユーザデータベースへ送信するように構成されていても良い。
更に、また、上述の要望は、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理するように構成されていて、前記第1のIMSネットワークに関連付けられているユーザデータベースを実現するノードによって満足させられる。前記ノードは、前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシから、第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを受信するように構成されているコンポーネントと、前記ローミング情報リクエストに応じて、前記第1のエッジプロキシへ、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を送信するように構成されているコンポーネントとを備える。
このノードは、更に、前記登録リクエストを前記第1のIMSネットワークのユーザレジスタへルーティングするための許可をリクエストするルーティング許可リクエストを、前記第1のエッジプロキシから受信するように構成されているコンポーネントと、前記ルーティング許可リクエストに応じて、前記リクエストされた許可を拒否するルーティング許可応答を前記第1のエッジプロキシへ送信するように構成されているコンポーネントとを備えていても良い。前記ノードは、前記第1のエッジプロキシから送信される、前記ルーティング許可リクエストと前記ローミング情報リクエストとを含む1つのメッセージを受信するように構成されていても良く、かつルーティング許可応答ではなく、ローミング情報回答だけを前記第1のエッジプロキシへ送信するように構成されていても良い。
前記第1のエッジプロキシと前記ユーザデータベースを実現するノード群は、Diameterプロトコルを使用して互いに通信するように構成されていても良い。
上述の要望は、更に、第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理するように構成されている、第2のエッジプロキシを実現するノードによって更に満足させられる。前記ノードは、前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシからユーザ端末の登録リクエストを受信するように構成されているコンポーネントを備え、ここで、前記登録リクエストは、第2のIMSネットワークを介して前記第1のエッジプロキシによって受信され、かつ前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理する前記第2のエッジプロキシへ転送される。
2つのIMSネットワークとの間のローミング協定の自動確立を示すシーケンス図である。 IMSネットワークにおける訪問ユーザの登録試行の処理を示すフロー図である。 IMSネットワークの訪問ユーザの登録試行の処理に関連するメッセージシーケンスを示すメッセージシーケンス図である。 ローミング情報リクエストメッセージに含まれるIEの実施形態を示す図である。 ローミング情報回答メッセージに含まれるIE群の実施形態を示す図である。 図3の第1のI−CSCFの機能ブロック図である。 図5のI−CSCFの動作を示すフロー図である。 図5のHSSの機能ブロック図である。 図7のHSSの動作を示すフロー図である。 図3の第2のI−CSCFの機能ブロック図である。 図9のI−CSCFの動作を示すフロー図である。
以下の実施形態では、説明の目的のためであって、限定する目的ではない、特定の詳細について説明する。これには、専用のネットワーク構造、シグナリングプロトコル等があり、これによって、本発明の全体理解を提供する。これらの特定の態様から離れている他の実施形態で本発明を実施することができることは当業者には明らかであろう。
例えば、特定のIMS環境は、以下の本発明を説明するために導入され、ここでは、エッジプロキシ機能がインターロゲイティング呼状態制御機能である「I−CSCF」上で実現され、ユーザデータベースは、ホーム加入者サーバである「HSS」上で実現され、ユーザレジスタがサービング呼状態機能である「S−CSCF」で実現され、そして、ユーザプロキシがプロキシ呼状態制御機能である「P−CSCF」で実現される。しかしながら、本発明は、他の機能エンティティ群あるいはノード群上で実現されても良いことが理解されるべきである。より一般的なIMS/SIP環境を参照すると、例えば、(SIP)エッジプロキシ機能は、I−CSCF上で実現されても良いばかりか、追加的にあるいは選択的に、相互接続境界制御機能である「IBCF」、あるいはセッション境界ゲートウェイである「SBG」上で実現れても良い。既存のあるいは将来のSIP実装に依存して、また、ユーザデータベースの役割に依存して、ユーザレジスタ及びユーザプロキシの少なくとも一方は、1つ以上の適切なノード群でそれぞれ実現されても良い。
以下で説明する機能群が、個別のハードウェア回路を使用して、プログラム化マイクロプロセッサあるいは汎用コンピュータと協働するソフトウェア機能を使用して、特定用途集積回路(ASIC)を使用して、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を使用して、実現されても良いことを、当業者は更に理解するであろう。本発明が方法として記載される場合、その方法も、コンピュータプロセッサ及びプロセッサに接続されているメモリで実施することができることも理解されるであろう。ここで、メモリには、プロセッサによって実行される場合に、本明細書で開示される方法を実行する1つ以上のプログラムがエンコードされている。
図面に関しては、2つ以上の図に示されるエンティティ群は同一の参照番号によって参照することに注意されたい。
図1は、どのようにしてローミング協定(RA:roaming agreement)が、2つのIMSネットワーク102とIMSネットワーク104との間で自動的に確立することができるかの例示の状況を詳細に示している。ユーザ機器であるUE_B116は、IMSネットワーク102の加入者である。UE_B116は、IMSネットワーク104を訪問している。UE116の観点からは、ネットワーク102はIMSネットワークBとしても参照され、ネットワーク104はIMSネットワークAとしても参照される。図1に示されるエンティティ群は、IMSネットワークBのI−CSCF_B106、S−CSCF_B108及びHSS_B110と、IMSネットワーク104AのI−CSCF_A112及びP−CSCF_A114である。
UE_B116は、自身のホームネットワーク102のIMSサービスへのアクセスを要望する。しかしながら、IMSネットワーク102とIMSネットワーク104との間には、永久的な(静的な)ローミング協定は整備されていない。図1は、自動的に確立される(動的な)ローミング協定が存在していない場合において、UE_B116の登録の試行によって自動的な確立がトリガーされる時点を示している。Diameter及びSIPプロトコルは、図1と以下の図に示されるコンポーネント群との間のシグナリングのために使用されると想定する。
ステップ150では、加入者UE_Bは、自身のホームネットワーク102への登録を試行し、それゆえ、登録メッセージを、訪問先ネットワーク104のP−CSCF_A1114へ送信する。P−CSCF_A114は、登録メッセージを転送するためのホームネットワーク102のI−CSCFとしてI−CSCF106を判定する。ネットワーク104と通信するためのI−CSCF_B106だけではなく、ネットワーク102で利用可能なより多くのI−CSCFが存在していても良い。しかしながら、自動ローミング協定確立の処理を明確に示すために、図1では、I−CSCF_B106のみが示されている。ネットワーク102に複数のI−CSCFが存在する場合のローミング協定管理の場合については、以下で詳細に説明する。
ステップS152では、P−CSCF_A114が登録メッセージをI−CSCF_B106へ転送する。ステップS152の転送の詳細は、例えば、I−CSCF106のIPアドレスを収集し、ネットワーク104とネットワーク102との間のネットワークレベルでの保護チャネルが存在することは当業者には知られており、そのため、ここでは省略する。ステップ154では、I−CSCF_B106は、登録リクエストをS−CSCF_B108へ転送するかどうかを決定するために、ネットワーク104にローミング協定が存在するかどうかをチェックする。図1の×印で示されるように、ステップ154では、I−CSCF_B106は、ネットワーク102とネットワーク104との間にはまだ実施中のローミング協定がないと判定しているとする。つまり、UE_B116は、自身のホームネットワーク102に登録することができない。
UE−B116の登録の試行の失敗をトリガーにして、ステップ156では、ネットワーク102のエンティティ106と、ネットワーク104のエンティティ112はそれぞれ、少なくとも特定の加入者116に対して有効なローミング協定をネゴシエートする。ステップ156でのネゴシエーションは、1回以上の周期となり得る提案/回答手順から構成されていても良い。
I−CSCF106とI−CSCF112は、通常は、IMSネットワーク102とIMSネットワーク104との間の第1の接続点となり、それゆえ、ステップ156におけるネゴシエーション相手(パートナ)を形成する。別の実施形態では、ローミング協定の自動確立に関連するネゴシエーション機能あるいは同様の機能は、追加的あるいは選択的に、IMSネットワークの他のノード群に配置されていても良い。例えば、このような機能は、ホームIMSネットワークのS−CSCFに配置されていても良く、これは、訪問先ネットワーク内のP−CSCFとのローミング協定をネゴシエートすることができる。他の例では、そのような機能は、アプリケーションサーバ内あるいは専用ノード内に配置されていても良い。そのような実施形態では、I−CSCFは、シグナリング、例えば、登録リクエストを専用ノードへ中継することができる。しかしながら、例えば、ステップ156でネゴシエートされるローミング協定がローミングユーザ116に対して提供されるばかりかネットワーク104内をローミングしている他のユーザ群にも提供される場合を想定すると、自動ローミング協定確立手順に対してネットワーク群のI−CSCF群を使用することは、有効である。
ローミング協定に当事者同士が同意する場合、ステップ158では、OKメッセージが送信され、ステップ164では、確認応答(ACK)メッセージを返信することで、ネゴシエーションフェーズ156を完了する。図1では、OKメッセージが訪問先ネットワークからホームネットワークへ送信されていることが示されているが、OKメッセージはホームネットワークから訪問先ネットワークへ送信することもでき、また、ACKメッセージは訪問先ネットワークからホームネットワークへ送信することもできることに注意されたい。
ステップS160及びステップS166によって示されるように、ネゴシエートされたローミング協定は対応するI−CSCF106とI−CSCF112へそれぞれ記憶され、また、対応するユーザデータベース群にも記憶され、ここでは、HSS110におけるローミング協定を記憶するステップ162だけが、図1で示されている。ステップ168では、ステップS152において、(永久的なあるいは動的な)ローミング協定が既に実施されていると想定する場合に実行される方法と同様の方法で、ユーザUE_B116を登録するための手順が実行される。
ステップ156でネゴシエートされるローミング協定は、ユーザ116のユーザアイデンティティあるいはユーザグループのユーザアイデンティティを含むことができる。ローミング協定は、更に、ローミングユーザがアクセスすることが許可されるサービス群を示すことができ、これには、可能であれば、所定のQoS特性、及びIMSドメイン102とIMSドメイン104との間のセッションをセットアップし、また、解消するために要求される技術パラメータ群を含んでいる。このようなパラメータ群は、例えば、最大帯域幅、データ量等に関連していても良く、また、可能であれば、ローミング協定の満了日時に関連していても良い。また、一般的には、ローミングユーザは自身のホームネットワークからサービスをリクエストすることができるが、ステップ156で示されるような自動ネゴシエーションは、ローミングしている加入者が訪問先ネットワークのサービス群を使用しても良いという協定を備えることもできる。
図1のローミング協定が確立した後は、そのローミング協定は、訪問先ネットワーク104を介して自身のホームネットワーク102への登録を試行する他のユーザに対しても(また、ネットワーク102をローミングしているネットワーク104のユーザに対しても)有効とすることができる。そのローミング協定がこれらの後続のユーザに対するものとすることができない場合、そのローミング協定は、更なる登録リクエストに応じて構成される、即ち、更新される。ローミング協定の更新手順は、図1のステップ156で実行されるネゴシエーションフェーズと同様の更なるネゴシエーションフェーズを含むことができる。更新手順も、他のイベント群、例えば、所定の時点、新規のサービスのプロビジョンあるいはアクティベーション等によってトリガーすることができる。
自動的に確立される(動的な)ローミング協定は、限定された期間あるいは無制限の期間に対して有効にすることができる。ローミング協定に対して満了日時が定義されていない場合でさえも、その終了を導くイベント群が存在していても良い。これには、例えば、ネゴシエートされた最大データ量が送信されている場合、あるいは、訪問先IMSネットワークが、一定の時点でオフにされる一時的なIMSネットワークである場合がある。
以下の記載は、別のIMSネットワークとの通信のために設計されている複数のI−CSCFを有するIMSネットワークにおけるローミング協定の管理に着目する。多くても、1つのローミング協定が任意の2つのIMSネットワークとの間で実施されているべきであると想定する。原理的には、他の構成設定(コンフィグレーション)も可能であっても良い一方で、更なる課題が首尾一貫していてかつ効率的にローミングユーザにサービスを提供することに関するそのような構成設定において生じる可能性がある。
図2は、指定された複数のI−CSCFを有するIMSネットワークにおけるローミング協定を管理する一般的な方法の実施形態を示している。図3に従う手順は、IMSネットワークのI−CSCFあるいは同様のエッジプロキシノードで実現されても良い。ステップ202では、I−CSCFは、訪問先ネットワークのP−CSCFによって転送される登録試行をローミングユーザから受信する。登録試行の受信は、ステップ204では、I−CSCFがHSSあるいは同様のユーザデータベースからの通常の(永久的な)ローミング協定に関する情報をリクエストすることをトリガーする。HSSは、通常のローミング協定が存在するかどうかの指示をI−CSCFへ提供し、これは、登録試行を発信しているユーザが訪問先ネットワークへローミングすることを可能にする。通常のローミング協定は、例えば、図2のI−CSCFが属するネットワークの任意のユーザ及びどんな時間のいずれか一方に対して有効とすることができる。そのような場合、通常のローミング協定(RA)が存在し、ステップ206では、ユーザ202の登録が実行され、例えば、I−CSCFが登録試行を適切なS−CSCFへ転送することになる。
図3に示される手順に従えば、永久的なあるいは通常のローミング協定が存在しない場合、I−CSCFは登録を拒否しないかわりに、HSSあるいはユーザデータベースとの更なるメッセージ交換208を実行する。具体的には、I−CSCFは、関係するネットワークとの間に動的なローミング協定が存在するかどうかを示す情報をHSSからリクエストする。次に、I−CSCFの更なる動作がHSSからの回答に依存する。動的なローミング協定が存在しない場合、ステップ210では、I−CSCFは、訪問先ネットワークとの動的なローミング協定のネゴシエーションを開始する。このネゴシエーションは、図1に示されるI−CSCF106のネゴシエーションフェーズ156に関して説明されるように発生する。但し、動的なローミング協定が既に存在する場合、ステップ212では、I−CSCFは、ステップ202で受信される登録試行を、現在のローミング協定の処理を担当するI−CSCFへ転送するように動作する。
図2の手順は自動的に確立されるローミング協定に対して適用されるように記載されているが、原理的には、手動で確立されるローミング協定に対しても適用可能である。
図3は、図2で概略されている手順の特定の実施形態の詳細を示している。これまでのように、この手順は、複数のI−CSCFを備える自身のホームネットワークにおける訪問ユーザの登録試行の処理に関連する。図3の例示の状況は、図1で導入されている、ホームIMSネットワーク102と訪問先IMSネットワーク104とを参照する。上述で既に説明されるこれらのエンティティ群とは別に、ホームネットワーク102は更なるI−CSCF302を備えるように示されている。DNSサーバ304は、訪問先ネットワーク104に関連付けられている。ユーザ機器(UE)306のユーザは、ネットワーク102に加入していて、かつ訪問先ネットワーク104に存在している。
例示の目的のために、以下では、図1の手順は、時間的により早く実行されている、即ち、ローミング協定はホームネットワーク102と訪問先ネットワーク104との間で確立されていると想定することとし、ここで、I−CSCF106とI−CSCF112はローミング協定を担当していて、かつ対応する進行中のSIPダイアログ308に関与している。このSIPダイアログ308は、ローミング協定が存在する限り存在し続ける。
ステップ310では、UE306は、SIP登録メッセージを訪問先ネットワーク104のP−CSCF114へ送信する。ステップ312では、UE306のホームネットワーク102と接続するために、I−CSCFの指示に対するクエリをDNSサーバ306へ送信する。複数のI−CSCFがホームネットワーク102で利用可能であるため、即ち、エンティティ群106と302、及び可能であればより多くのI−CSCFがホームネットワーク102で利用可能であるため、DNSサーバ304は、例えば、ラウンドロビンメカニズムに基づいて、I−CSCFのアドレスを返信することで、ネットワーク102の複数のI−CSCF間の負荷均衡を保障する。図3の構成設定の例では、ステップ314では、DNSサーバ304は、I−CSCFのアドレスをP−CSCF114へ提供することで応答して、これに応じて、ステップ316では、P−CSCF114は、UE306の登録メッセージをI−CSCF302へ転送する。このメッセージの受信は、図2のステップ202に対応する。
図3のネットワーク102の例に基づいて、複数のI−CSCFを備えるネットワークで発生し得る課題が示される。動的ローミング協定は、ネットワーク102とネットワーク104との間でネゴシエートされている。特に、I−CSCF106は、SIPダイアログ308による動的ローミング協定を維持することを担当する。但し、訪問先ネットワーク104からの登録試行を受信するI−CSCFは、2つのネットワーク102とネットワーク104との間の既存のローミング協定に関係するI−CSCF106とは異なる別のものであっても良い。このような設定構成は、例えば、1つの境界ゲートウェイの概念を実現することによって回避することができる。図3を参照すると、例えば、P−CSCF114は、任意の登録試行をI−CSCF106へ送信するように構成設定されていても良い。このような構成設定では、負荷均衡がホームネットワーク102で内部的に実現されていなければならないであろう。但し、本明細書で説明される技術に従えば、より柔軟でかつ効率的な別の方法が提案される。
ステップ320での登録試行の受信時に、I−CSCF302は、ローミング協定について利用可能な情報と、ネットワーク102とネットワーク104との間のローミング協定のステータスを有していない、これは、ローミング協定がI−CSCF106でのみ処理されるからである。ステップ320では、I−CSCFは、HSS110から、ユーザ306にネットワーク104内をローミングすることを許容する、ネットワーク104との通常のローミング協定が存在するかについての情報をリクエストし、そして、その目的のために、Diameterユーザ認証リクエスト(UAR)コマンドを使用する。ユーザ認証回答(UAA)を用いることで、ステップ322では、HSSは、その指示をI−CSCF204へ提供する。UAAは、ネットワーク104との通常のローミング協定が存在しないことをI−CSCF302へ指示する。ステップ320とステップ322では、UAR/UAAメッセージのペアは、図2のステップ204を実現する。
図2のステップ208に応じて、ステップ324では、I−CSCF204は、HSS110から、ネットワーク102とネットワーク104との間の動的ローミング協定についての情報をリクエストする。このリクエストは、Diameter「ローミング情報リクエスト」(RIR)として実現される。ステップ326では、HSS110は、対応するDiameter「ローミング情報回答」(RIA)を返信する。RIR/RIAメッセージのペアは、以下で更に詳細に説明する。動的ローミング協定が整備されていると想定されるので、図2のステップ212に対応するステップ328では、I−CSCF204は、ステップ316で受信される登録メッセージを、現在のローミング協定を処理することを担当するI−CSCF、即ち、I−CSCF106へ転送するように動作する。
ステップ330とステップ332では、I−CSCF106とI−CSCF112は、ユーザ306もローミング協定によって網羅されるように、既存のローミング協定の適切な再ネゴシエーションを実行する。ステップ334では、I−CSCF106は、ローミング更新リクエスト(RUR)メッセージに基づいて、ユーザ202に訪問先ネットワーク104へローミングすることを可能にする、再ネゴシエーションされたローミング協定をHSS110へ通知する。ステップ336では、HSS110は、ローミング更新回答(RUA)に基づいて、ローミング協定に関連するデータの更新の成功を指示する。ステップ338では、I−CSCF106は、ステップ320のI−CSCF302によって試行される不成功に終わったUARを繰り返す。それまでの間、ローミング協定は責任のあるI−CSCF106によって更新されているので、ステップ340では、HSS110は、ローミングユーザ306の登録が許可されていることを示すUAAで応答する。その結果、ステップ342では、I−CSCF106は、ステップ328で受信される登録メッセージをSーCSCF108へ転送する。この登録処理は、更に、通常の方法で継続することになる。
図4aは、訪問ユーザの登録試行の受信に応じてI−CSCFからHSSへ、図3のステップ324のRIRで送信することができる、情報要素(IE)を示している。IE「訪問先ネットワーク識別子」は、ホームネットワーク102における訪問先ネットワーク104の指示を含むことができる。この情報要素は、必須(「M」)であっても良い。
図4bは、HSS110からI−CSCF302へ、図3のステップ326のRIAで返信される情報要素群を示している。RIAは、図2のステップ208に関して例示されるような、I−CSCF302の更なる動作を制御することができる、ローミング協定の状態を示す情報要素「ローミング状態」を含むことができる。この状態の指示は、RIRで指示される訪問先ネットワークに対して既存のローミング協定が存在するかどうかの単なる指示に及ぼさせることができる。取り得る状態の指示は、例えば、「確立済」、「終了済」、「早期」を含むことができる。前者は読んで字の通りである一方で、状態「早期」はローミング協定が現在、同様の予備的なフェーズのネゴシエーションフェーズにあることをを示すことができる。即ち、I−CSCFは既にローミング協定を担当していても良いが、そのローミング協定自身は現在実施されてはいない。
また、RIAは「ローミングテンプレート」IEを含むことができ、これは、ローミング協定のテンプレートを含むことができるフィールドであり、そして、これは、訪問先ネットワークにおけるインターロゲイティングを行う相手方とのローミング協定のネゴシエーションを開始するために、受信側のI−CSCFによって使用されることになる(図2のステップ210)。更にまた、RIAは、「ローミングハンドラ」IEを備えることができ、これは、責任のあるI−CSCFへ登録試行を転送することを可能にするために、その責任のあるI−CSCFへ指示する。図2の状況の例に対しては、ローミングハンドラIEは、IPアドレス、SIP URI、あるいは、訪問先ネットワーク104とのSIPダイアログ308を処理するI−CSCF106の同様のアドレスを指示する。
図4bでは、ローミング状態の情報要素だけが必須のIE(「M」」)として示されているが、ローミング協定の状態に依存して、他の情報要素群をオプション(「O」)として含めることができる。他の実装も考慮することができる。例えば、一実装では、ローミング状態のIEを利用可能ではないが、RIAを受信するI−CSCFは、受信するIE「ローミングテンプレート」あるいは「ローミングハンドラ」からの状態を間接的に決定しなければならない。例えば、RIAはローミングテンプレートIEを含んでいる場合、I−CSCFは、現在ローミング協定が実施されていないことを決定することができるので、ネゴシエーションを開始することになる。RIAがローミングハンドラIEを含んでいる場合、IーCSCFはローミング協定が実施されていて、かつ指示されているI−CSCFがそのローミング協定を担当していると決定することができる。このようにして、ローミング状態IEは旧来のものとして見られる場合がある。
しかしながら、一実装においては、必須フィールドとしてローミング状態IEを提供することは有効であるということが分かる。例えば、進行中のローミング協定のネゴシエーションの状況について検討する。この状況では、ローミング状態の直接的な知識を、RIAを受信するI−CSCFの更なる動作に影響を与える制御入力として使用することができる。例えば、状態「早期」(あるいは「現在ネゴシエーション中」あるいは同様の指示)を受信先のI−CSCFへ信号送信する場合、一方では、更なるローミング協定を自身で確立することを試行すべきでないが、一方では、登録試行メッセージをネゴシエーションするI−CSCFへすぐに転送すべきでない。ローミング状態「早期」に対して取り得る応対は、所定時間期間経過した後にRIRのHSSへの送信を繰り返すようにすることができる。その結果、ローミング状態IEの「必須」の包含は、受信される登録試行の適切な処理を保障することである。
RIRを送信し、RIAを受信するI−CSCFがローミング協定の処理を自身で担当する場合、最適化されたシグナリングスキームを採用することができる。これは、このI−CSCFは既にすべての要求された情報を利用可能となっているからである。例えば、ローミング状態IEだけが必須のIEである場合の一実装では、このフィールドは、受信先のIーCSCFが、RIRに含まれる訪問先ネットワークとのローミング協定を自身で担当することを示す特定の値を搬送することができる。
図2及び図3では、I−CSCFとHSSとの間には、2つのメッセージ交換が存在することが示されている。つまり、(図2を参照すると)、ステップ320とステップ322におけるUAR/UAAメッセージのペアと、また、ステップ324とステップ326におけるRIR/RIAメッセージのペアである。2つの別々のメッセージ交換の形式で、I−CSCFとHSSとの間で通信を提供することは、更なる実装の取り組みを最小化し、また、複数のI−CSCFを採用するIMSネットワークに対して要求される更なる適合を最小化する。これは、この手順が、従来知られているUAR/UAAのメッセージ交換を完全にあるいは部分的に変更しないからである。しかながら、ネットワークトラフィック/シグナリングの最小化が更に要望される場合、2つのメッセージ交換に代えて、1つのメッセージ交換だけを実行することができる。例えば、図4aの情報要素「訪問先ネットワーク識別子」をUARにも含めることができ、また/あるいはHSS110を、UAR内の訪問先ネットワークIDの受信に応じて、指示されている訪問先ネットワークとの通常の(永久的な)のローミング協定と動的な(一時的な)ローミング協定の両方を検索するように構成することができる。この場合、UAAは、図4bに示される1つ以上の情報要素を既に含んでいても良い。この方法では、1つのメッセージ交換に節約することができる。
図5は、図3のI−CSCF302の例示の実装の機能構成図を示している。I−CSCF302は、受信コンポーネント502、クエリコンポーネント504、応答コンポーネント506、及び転送コンポーネント508を備えている。I−CSCF304のコンポーネント群は、Diameterプロトコル及びSIPプロトコルの少なくとも一方に基づいて通信するために構成することができる。一般的には、I−CSCF302は、IMSネットワーク102内で自動的に確立されるローミング協定を管理するように動作する。I−CSCF302の例示の動作を、図6を参照して説明する。ここでは、I−CSCF302の観点から図3の状況を参照する。
ステップ602では、受信コンポーネント502は、訪問先ネットワーク104を介してUE302からの登録リクエストを受信する(図3のステップ316)。受信コンポーネント502は、登録試行に含まれる訪問先ネットワーク識別子をクエリコンポーネント504へ提供し、これによって、ステップ604では、ルーティング許可リクエスト、より具体的には、UARをHSS110へ送信することがトリガーされる(ステップ320)。UARは、登録リクエストをネットワーク102のユーザレジスタへ、より具体的には、S−CSCへルーティングするための許可をリクエストする。ステップ606では、応答コンポーネント506は、UARに応じて、HSS110からのローミング状態回答、より具体的には、UAAを受信する(ステップ322)。UAAはリクエストされた許可を拒否する。これは、ネットワーク102とネットワーク104との間で確立される通常のローミング協定が存在しないからである。
ステップ608では、クエリコンポーネント504は、拒否するUAAに応じて、RIRをHSS110へ送信するように動作する(図3のステップ324)。RIRは、例えば、図4aで示されるIEに基づいて、訪問先ネットワーク104をHSS110へ指示する。ステップ610では、応答コンポーネント506は、RIRに応じて、RIAをHSS110から受信する(ステップ326)。ここでは、RIAは、図4bに示される1つ以上のIEを含んでいる。RIAで受信される情報に基づいて、ステップ612では、転送コンポーネント508は、ステップ602で受信される登録リクエストを、更なるI−CSCFへ、即ち、RIAで指示されている、ネットワーク102のI−CSCF106へ転送するように動作する。
図7は、図3のHSS110の実装例の機能構成図である。HSS110は、受信コンポーネント702、データベースアクセスコンポーネント704、関係データベース706、及び応答コンポーネント708を備えている。コンポーネント702及び708は、Diameterプロトコル及びSIPプロトコルの少なくとも一方に基づく通信のために構成されている。一般的には、HSS110は、IMSネットワーク102において自動的に確立されるローミング協定の管理に貢献するように動作する。HSS110の例示の動作を、図8のフロー図を参照して説明する。ここでは、HSS110の観点から図3の状況を参照する。
ステップ802では、I−CSCF302からのUARが受信コンポーネント702によって受信される(図3のステップ320)。UARの受信に応じて、データベースアクセスコンポーネント704は、ネットワーク102とネットワーク104との間の通常のローミング協定が存在するかを判定するためにアクセスデータベース706へアクセスする。本明細書で説明される例では、そのような通常のローミング協定が存在しないので、ステップ804では、応答コンポーネント708は、訪問ユーザ306の登録試行のためのルーティング許可を拒否するUAAメッセージを構築し、そのUAAをI−CSCFへ返信する(ステップ322)。
ステップ806では、受信コンポーネント702は、I−CSCF302からRIRを受信する(図3のステップ324)。RIRの受信に応じて、データベースアクセスコンポーネント704はデータベース706にアクセスして、ネットワーク102とネットワーク104との間の動的ローミング協定が存在するかどうかを判定する。具体的には、アクセスコンポーネント704はルックアップテーブル710へアクセスする。これについては以下で詳細に説明する。その結果、ステップ808では、応答コンポーネント708は、RIAをI−CSCF302へ提供する。ここで、RIAは、ローミングハンドラ、即ち、ネットワーク102とネットワーク104との間の既存の動的ローミング協定を担当するI−CSCF106を示している。RIAは、例えば、図4bで示されるIE群である「ローミング状態」と「ローミングハンドラ」を含んでいても良い。
図7のルックアップテーブル710は、例示のデータレコード群の構造を示していて、これは、動的ローミング協定についての情報に対するリクエストに効率的に応対することをHSS110に実現可能にするためにデータベース706に記憶されても良い。ルックアップテーブル710におけるデータレコードは、訪問先ネットワーク識別子の指示を表すためのフィールド712(「訪問先ネットワークID」)、動的ローミング協定の指示を表すためのフィールド714(「RA ID」)、ローミングハンドラを指示するために提供されても良いフィールド716(「ローミングハンドラ」)、及び動的ローミング協定の状態を表すために提供されても良いフィールド718(「RA状態」)を含むことができる。更なるフィールド群が実装に依存して提供されても良い。
フィールド712の訪問先ネットワークIDは、ローミングユーザの登録試行によって配信される訪問先ネットワークの指示に関連していて、即ち、例えば、図4aに示されるIE「訪問先ネットワーク識別子」の内容に関連していて、これは、RIRでHSS110に提供される。フィールド716におけるローミングハンドラの指示は、例えば、IPアドレス、SIP URI、あるいは動的ローミング協定を担当するI−CSCFを指し示す表示のようなアドレスであっても良い。フィールド718は、上述のようなローミング協定の現在の状態に依存する、「早期」あるいは「ネゴシエーション中」、「確立済」、あるいは「存在しない」、「満了済」のような状態を示すことができる。
図7のルックアップテーブル710はHSSにRIRに応答することを可能にするデータ構造の一例だけを表している一方で、一般的には、HSSは、訪問先ネットワーク識別子とローミングハンドラの関係に効率的にアクセスするべきである。ローミングハンドラのIPアドレス、ホストID等は、少なくともローミング協定が実施されている限り存在していても良い。いくつかの実装では、ローミングハンドラのアドレスは、ローミング協定が満了している場合に依然としてアクセスすることができるようにしても良い。例えば、いくつかの構成設定では、他のネットワークとの動的ローミング協定は、常にネゴシエーションされ、かつ1つの同一のI−CSCFによって維持されていても良い。
別の実装では、動的ローミング情報リクエストに応答するためにアクセスされるテーブルは、ローミング協定のリストを含んでいても良い。これは、各リクエストに対してHSSが各訪問先ネットワークを識別するためにリスト全体をスキャンしなければならないことを要求するものである。しかしながら、このテーブルは、例えば、訪問先ネットワーク識別子に従ってそのテーブルにインデックスを付与することによって効率的に構成設定することができる。このような構造は、図7に示されるような構造710に対応するようなものとなる。
図9は、図3のI−CSCF106の例示の実装の機能構成図を示していて、これは、訪問先ネットワーク104のI−CSCF112との動的なローミング協定をネゴシエートし、かつ維持することを担当する。図9のI−CSCF106の実装は、受信コンポーネント902、RA更新コンポーネント904、HSSリクエストコンポーネント906、及び転送コンポーネント908を備えている。I−CSCF106の例示の動作を、図10を参照して説明する。ここでは、I−CSCF106の観点から図3の状況を参照する。
ステップ1002では、受信コンポーネント902は、ネットワーク102のI−CSCF302から登録試行を受信する(図3のステップ328)。登録試行の受信に応じて、更新コンポーネント904は、ネットワーク102とネットワーク104との間で実施する動的ローミング協定の再ネゴシエーションを実行する(ステップ330、332)。再ネゴシエーションの成功後、ステップ1006では、コンポーネント906は、再ネゴシエーションされたローミング協定をHSS110へ指示する(ステップ334、336)。また、コンポーネント906は、図3のステップ338及び340に示される手順に従って動的ローミング協定に関する情報を、HSS110からリクエストするように動作する。ステップ1008では、コンポーネント908は、ステップ1002で受信される登録試行をS−CSCF108へ転送する(図2参照)。
従来のIMSネットワーク実装では、通常は、S−CSCFだけがステートフルである一方で、本明細書で提案される技術に従えば、I−CSCFも、動的ローミング協定に関してステートフルとなる。一般的には、動的ローミング協定をネゴシエートしかつ維持することを担当するI−CSCFがステートフルに構成設定されること、即ち、他のネットワークとネゴシエートされるローミング協定の詳細を覚えておき、そして、ローミング協定の現在の状態に関する情報へのアクセスを有することが提案される。例えば、ネットワーク102とネットワーク104との間の動的ローミング協定を担当する、図3のI−CSCF106はステートフルであり、これは、動的ローミング協定の追跡を行い、そして、ネットワーク104の対応するI−CSCF112との対応のSIPダイアログを維持する。
任意の2つのIMSネットワークとの間に多くても1つの動的ローミング協定が存在し、かつ、1つの特定のI−CSCFがネットワークの動的ローミング協定を担当することが本明細書で提案されるので、そのネットワーク内の別のI−CSCFはローミングユーザからの登録試行の受信に対して首尾一貫して応対することができない。その理由は、このI−CSCFがローミング協定の状態についての情報を有していない、即ち、そのようなRAが存在しているかあるいは確立されるべきであるかがわからないからである。例えば、図3のI−CSCF302は、登録試行がステップ320で受信される時に利用可能な任意の状態情報を有していない。それゆえ、I−CSCF302は、通常のローミング協定が実施されていないことをHSS110がステップ322で公表した後に、正しく登録試行を処理することができない。
このような理由のために、登録試行を受信するI−CSCFは、動的ローミング協定に関する情報を受信することを実現可能にしなければならない。これに関しては、上述の例示の実施形態では、RIR/RIAメッセージのペアが導入される。RIAに含まれる情報は、I−CSCFに、(実装に依存して)動的ローミング協定をネゴシエートすることを開始すること、あるいは動的ローミング協定を担当するI−CSCFに登録試行を転送することを実現可能にする。この後者のI−CSCFは、それに従ってローミング協定を再ネゴシエートすることができる。つまり、所与の動的ローミング関係に関与するすべての登録試行は、特定のI−CSCFへ到達することができ、これは、ローミング協定の効率的な処理を実現可能にする一方で、他方では、ローミング協定に関連するユーザ登録の効率的な処理を実現可能にする。
本明細書で記載される例示の実施形態では、I−CSCFはローミング協定の管理を担当する一方で、一般的には、提案される機能は、任意の適切なノードで実現することができ、これには、即ち、任意のSIPプロキシ、エッジプロキシ、SIPプロキシサーバ、境界プロキシサーバ等を選択することができる。
本明細書で提案される技術は、IMSネットワーク間のローミング協定の自動確立を実現するための包括的なネットワークに貢献する。提案される技術は、ローミング協定の首尾一貫した管理を実現することができる。通常のあるいは永久的なローミング協定に対して知られているあるいは議論されている技術は、広範囲に再使用することができる。
提案される技術を採用する場合、他のIMSネットワーク群と通信するために、最初に、1つだけのI−CSCFあるいはエッジプロキシを有するIMSネットワークは、容易に複数のI−CSCFに拡張することができる。また、提案される技術は、ノード間の処理リソースの使用及びネットワークトラフィックを最小化することに貢献する。既存の手順に対する最適化は本明細書でも示されており、これらは、ネットワークトラフィック及び処理リソース使用の少なくとも一方の最小化に更に貢献することができる。並行して行うローミング協定及びローミング協定の責任を他のノード群へ移行することの少なくとも一方を伴う複雑な状況を回避することができる。提案される技術を実現するために、確立すべき新規のノードは必要とされない。
本発明はそれ自身の実施形態に関連して説明されているが、この説明は例示の目的だけのものであることが理解されるべきである。従って、本発明は、添付の請求項の範囲によってのみ制限されることが意図される。

Claims (23)

  1. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理する方法として、前記第1のIMSネットワーク(102)の第1のエッジプロキシ(302)で実行される方法であって、
    第2のIMSネットワーク(104)を介して、ユーザ端末(306)の登録リクエストを受信するステップ(203、316、602)と、
    前記登録リクエストに基づいて、前記第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを、前記第1のIMSネットワーク(102)と関連付けられているユーザデータベース(110)へ送信するステップ(208、324、608)と、
    前記ローミング情報リクエストに応じて、前記ユーザデータベース(110)から、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を受信するステップ(208、326、610)と、
    前記ローミング情報回答に基づいて、前記登録リクエストを、前記第1のIMSネットワーク(102)の第2のエッジプロキシ(106)へ転送するステップ(212、328、612)とを備え、
    前記第2のエッジプロキシ(106)は、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理している
    ことを特徴とする方法。
  2. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理する方法として、前記第1のIMSネットワーク(102)に関連付けられているユーザデータベース(110)で実行される方法であって、
    前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシ(302)から、第2のIMSネットワーク(104)を示すローミング情報リクエストを受信するステップ(324、806)と、
    前記ローミング情報リクエストに応じて、前記第1のエッジプロキシ(302)へ、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を送信するステップ(324、806)とを備え、
    ユーザ端末の登録リクエストが第2のIMSネットワークを介して前記第1のエッジプロキシ(302)によって受信され、かつ前記ユーザ端末の登録リクエストは、前記ローミング情報回答に基づいて、前記第1のIMSネットワーク(102)の第2のエッジプロキシ(106)へ転送され、
    前記第2のエッジプロキシ(106)は、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理している
    ことを特徴とする方法。
  3. 前記ローミング情報回答は、前記第2のエッジプロキシ(106)を示している
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記自動的に確立されているローミング協定は、満了期間を有する動的ローミング協定であり、
    前記ローミング情報回答は、前記動的ローミング協定の状態の指示を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記登録リクエストを受信するステップの後で、かつ前記送信するステップの前に、
    前記登録リクエストを前記第1のIMSネットワーク(102)のユーザレジスタ(108)へルーティングするための許可をリクエストするルーティング許可リクエストを、前記ユーザデータベース(110)へ送信するステップ(204、320、604)と、
    前記ルーティング許可リクエストに応じて、前記リクエストされた許可を拒否するルーティング許可応答を前記ユーザデータベース(110)から受信するステップ(204、322、606)とを備え、
    前記ローミング情報リクエストは、前記受信するルーティング許可応答に応じて、前記ユーザデータベース(110)へ送信される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記ルーティング許可リクエストと前記ローミング情報リクエストとを含む1つのメッセージが前記ユーザデータベースへ送信される
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記1つのメッセージは、Diameterユーザ認証リクエストコマンドを表している
    ことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. ルーティング許可応答ではなく、ローミング情報回答だけが、前記ユーザデータベースから受信される
    ことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 信するルーティング許可リクエストに基づいて、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間に永久的なローミング協定が存在するかどうかを判定するステップを更に備え、
    ーティング許可応答、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間に永久的なローミング協定が存在しないことによって、送信される
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記ローミング情報回答は、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間にローミング協定を確立するためのローミング協定テンプレートを含んでいる
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1のエッジプロキシ(302)と前記ユーザデータベース(110)との間の通信は、Diameterメッセージ群に基づいている
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理する方法として、前記第1のIMSネットワーク(102)の第2のエッジプロキシ(106)で実行される方法であって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)の第1のエッジプロキシ(302)からユーザ端末の登録リクエストを受信するステップ(328、1002)を備え、
    前記登録リクエストは、第2のIMSネットワーク(104)を介して前記第1のエッジプロキシによって受信され、かつ前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理する前記第2のエッジプロキシ(106)へ転送される
    ことを特徴とする方法。
  13. 1つ以上のコンピュータ装置上で実行される場合に、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法を実行するプログラムコード部分を含むコンピュータプログラム。
  14. コンピュータ可読記憶媒体に記憶されていることを特徴とする請求項13に記載のコンピュータプログラム。
  15. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理するように構成されている第1のエッジプロキシ(302)を実現するノードであって、
    第2のIMSネットワーク(104)を介して、ユーザ端末(306)の登録リクエストを受信するように構成されているコンポーネント(502)と、
    前記登録リクエストに基づいて、前記第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを、前記第1のIMSネットワーク(102)と関連付けられているユーザデータベース(110)へ送信するように構成されているコンポーネント(504)と、
    前記ローミング情報リクエストに応じて、前記ユーザデータベース(110)から、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を受信するように構成されているコンポーネント(506)と、
    前記ローミング情報回答に基づいて、前記登録リクエストを、前記第1のIMSネットワーク(102)の第2のエッジプロキシ(106)へ転送するように構成されているコンポーネント(506)とを備え、
    前記第2のエッジプロキシ(106)は、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理している
    ことを特徴とするノード。
  16. 前記登録リクエストを前記第1のIMSネットワークのユーザレジスタへルーティングするための許可をリクエストするルーティング許可リクエストを、前記ユーザデータベースへ送信するように構成されているコンポーネント(504)と、
    前記ルーティング許可リクエストに応じて、前記リクエストされた許可を拒否するルーティング許可応答を前記ユーザデータベースから受信するように構成されているコンポーネント(506)と
    を更に備えることを特徴とする請求項15に記載のノード。
  17. 前記ノードは、前記ルーティング許可リクエストと前記ローミング情報リクエストとを含む1つのメッセージを前記ユーザデータベースへ送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項15に記載のノード。
  18. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワークにおいて自動的に確立されているローミング協定を管理するように構成されていて、前記第1のIMSネットワーク(102)に関連付けられているユーザデータベース(110)を実現するノードであって、
    前記第1のIMSネットワークの第1のエッジプロキシから、第2のIMSネットワークを示すローミング情報リクエストを受信するように構成されているコンポーネント(702)と、
    前記ローミング情報リクエストに応じて、前記第1のエッジプロキシへ、前記ローミング協定に関連する情報を示すローミング情報回答を送信するように構成されているコンポーネント(708)とを備え、
    ユーザ端末の登録リクエストが第2のIMSネットワークを介して前記第1のエッジプロキシ(302)によって受信され、かつ前記ユーザ端末の登録リクエストは、前記ローミング情報回答に基づいて、前記第1のIMSネットワーク(102)の第2のエッジプロキシ(106)へ転送され、
    前記第2のエッジプロキシ(106)は、前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理している
    を備えることを特徴とするノード。
  19. 前記登録リクエストを前記第1のIMSネットワークのユーザレジスタへルーティングするための許可をリクエストするルーティング許可リクエストを、前記第1のエッジプロキシから受信するように構成されているコンポーネント(702)と、
    前記ルーティング許可リクエストに応じて、前記リクエストされた許可を拒否するルーティング許可応答を前記第1のエッジプロキシへ送信するように構成されているコンポーネント(708)と
    を備えることを特徴とする請求項18に記載のノード。
  20. 前記ノードは、前記第1のエッジプロキシから送信される、前記ルーティング許可リクエストと前記ローミング情報リクエストとを含む1つのメッセージを受信するように構成されていて、かつルーティング許可応答ではなく、ローミング情報回答だけを前記第1のエッジプロキシへ送信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項18に記載のノード。
  21. 前記第1のエッジプロキシ及び前記ユーザデータベースを実現する前記ノード群は、Diameterプロトコルを使用して互いに通信するように構成されている
    ことを特徴とする請求項15乃至20のいずれか1項に記載のノード。
  22. 第1のIPマルチメディアサブシステムである「IMS」ネットワーク(102)において自動的に確立されているローミング協定を管理するように構成されている、第2のエッジプロキシ(106)を実現するノードであって、
    前記第1のIMSネットワーク(102)の第1のエッジプロキシ(302)からユーザ端末の登録リクエストを受信するように構成されているコンポーネント(904)を備え、
    前記登録リクエストは、第2のIMSネットワーク(104)を介して前記第1のエッジプロキシ(302)によって受信され、かつ前記第1のIMSネットワークと前記第2のIMSネットワークとの間の前記ローミング協定を管理する前記第2のエッジプロキシ(106)へ転送される
    ことを特徴とするノード。
  23. 前記第1のエッジプロキシと前記第2のエッジプロキシの少なくとも1つは、インターロゲイティング呼状態制御機能である「I−CSCF」(302、106)、相互接続境界制御機能である「IBCF」、あるいはセッション境界ゲートウェイである「SBG」として実現され、
    前記ユーザデータベースは、ホーム加入者サーバである「HSS」(110)として実現され、
    前記ユーザレジスタは、サービング呼状態制御機能である「S−CSCF」(108)として実現される
    ことを特徴とする請求項16または19に記載のノード。
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