JP5390614B2 - ケーブル分離機能を一体化した光ファイバー・ケーブル用コネクタ - Google Patents

ケーブル分離機能を一体化した光ファイバー・ケーブル用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP5390614B2
JP5390614B2 JP2011524146A JP2011524146A JP5390614B2 JP 5390614 B2 JP5390614 B2 JP 5390614B2 JP 2011524146 A JP2011524146 A JP 2011524146A JP 2011524146 A JP2011524146 A JP 2011524146A JP 5390614 B2 JP5390614 B2 JP 5390614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
optical cable
cable
opening
fixed position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011524146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012501000A (ja
Inventor
トゥートゥーニアン,モハマド
ケリー,ブラッドリー・ジョージ
ルーヤカーズ,エドワード・マシュー
Original Assignee
ナイス・ネットワークス・インコーポレイテッド
アバゴ・テクノロジーズ・ジェネラル・アイピー(シンガポール)プライベート・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ナイス・ネットワークス・インコーポレイテッド, アバゴ・テクノロジーズ・ジェネラル・アイピー(シンガポール)プライベート・リミテッド filed Critical ナイス・ネットワークス・インコーポレイテッド
Publication of JP2012501000A publication Critical patent/JP2012501000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5390614B2 publication Critical patent/JP5390614B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4202Packages, e.g. shape, construction, internal or external details for coupling an active element with fibres without intermediate optical elements, e.g. fibres with plane ends, fibres with shaped ends, bundles
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/4228Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements
    • G02B6/423Passive alignment, i.e. without a detection of the degree of coupling or the position of the elements using guiding surfaces for the alignment
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/4236Fixing or mounting methods of the aligned elements
    • G02B6/424Mounting of the optical light guide
    • G02B6/4243Mounting of the optical light guide into a groove
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4219Mechanical fixtures for holding or positioning the elements relative to each other in the couplings; Alignment methods for the elements, e.g. measuring or observing methods especially used therefor
    • G02B6/4236Fixing or mounting methods of the aligned elements
    • G02B6/4245Mounting of the opto-electronic elements
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4256Details of housings
    • G02B6/4262Details of housings characterised by the shape of the housing
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/43Arrangements comprising a plurality of opto-electronic elements and associated optical interconnections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/40Transceivers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、光ファイバーを受容するように適合されたコネクタに関する。より詳細には、本発明は、複数の光ファイバー・コアを有する光ファイバーを受容するように適合されたコネクタに関する。
消費者は、コンテンツの配送をますますパケット交換網に依存するようになってきた。そのような依存に関して至る所に存在する例は、無数の様々な種類のコンテンツをインターネットを経由して配送することである。インターネットを経由してコンテンツの配送を容易にするために、消費者が高速すなわちブロードバンドのインターネット接続を行うことは一般的である。これらの接続は、インターネットなどの広域ネットワーク(「WAN」)と消費者自身のローカルエリア・ネットワーク(「LAN」)との間のブリッジとして動作する、ケーブル又はディジタル加入者線のモデム/ルータの形態を取ることが多い。これらのブロードバンド接続体は、従来の公衆交換電話網が利用できる古い接続体よりも遙かに大きな帯域幅を提供しているが、高帯域のコンテンツに対して必要な高いQOSネットワーク・アクセスを得るそのようなブロードバンド接続でさえ問題がある。
ビデオ形式のコンテンツは、今日使用されているたいていのブロードバンド・インターネット接続に固有のネットワーク限界に対して極めて敏感な一種の広帯域コンテンツである。このビデオ・コンテンツは、ネットワーク上を送信されたビデオ・コンテンツと、インターネットとは別個のプライベート・ネットワーク上にビデオ・コンテンツを送信するインターネット・プロトコル・テレビ(「IPTV」)との両方の形式を取ることができる。いずれにしても、パケット送信時の遅延により、ピクセル化の形態の信号劣化又は、最悪の場合、ビデオ画面が空白になる可能性があり、これは両方とも消費者に容認されることはできない。そのような信号劣化は、消費者が利用可能な帯域幅を増加することによって救済することができる。
帯域幅を増加する上で現在直面している1つの問題は、ネットワーク・インフラに適当な「ラスト・マイル(last mile)」を提供することである。この「ラスト・マイル」とは、通信プロバイダから消費者への接続性を配送する最後の行程を指しており、また例えば、家やアパートのビルなどの住居内に接続性を提供する配線を含んでいる。ラスト・マイルを通ってコンテンツを伝達するための電気信号に基づく配線は、従来のイーサネット分野で使用される標準カテゴリー5、5e、及び6ケーブル(「イーサネット・ケーブル」)であり、ノイズ又は干渉の影響を受けやすく、結果として信号を劣化させる可能性がある。そのようなノイズ又は干渉は、従来の電話信号に対するイーサネット・ケーブル(カテゴリー3ケーブルなど)内にツイストペアを用いることによって引き起こされた、全体的に非周期的で、交差結合された「スパイキー」又は「過渡的な」干渉(以後、集合的に「過渡事象」と呼ぶ)である。従来の電話信号は誘導結合され、結果としてイーサネット信号に対して使用されたツイストペア内で過渡事象を発生する。過渡事象は、住宅又はアパート内で交流(「AC」)の電力線に極めて接近してカテゴリー5/5e/6ケーブルを通すことによっても引き起こされる。これらの電力線も誘導結合され、結果としてイーサネット・ケーブル内で過渡事象を発生する。どちらの場合も、そのような過渡事象の結果は、シールデイング及び差動信号を使用することから結果として生じる、イーサネット・ケーブルに関連した同相モードを除去する利点が過渡事象によって消されてしまい、イーサネット信号の伝達が著しく妨げられることである。
これらの過渡事象の影響に打ち勝つために、電気通信会社は、通信を光信号に部分的に依存するネットワークを実験している。過渡的な干渉に影響されない光信号は、プラスチック光ファイバー(「POF」)などの光ファイバーを通って伝達されることができる。2つ以上の光ファイバー・コアを平行に合わせて、被覆材料の外装の中に収めることができる。これは物理的には相互接続しているが、光学的には平行な光ファイバー・コアを分離している。この方式では、1つのファイバー・コアを送信経路として、また1つのファイバー・コアを受信経路として使用することができ、これにより全二重通信を可能にする。そのように結合された一対の光ファイバー・コアは、以後「二重光ケーブル」と呼び、またそのように結合された一対のプラスチック光ファイバー・コアは、以後「二重POFケーブル」と呼ぶことにする。図3(a)及び図3(b)(従来技術)は、Mitsubishi International CorporationのESKA(登録商標)2.2mm二重POFケーブルなどの普通型の二重POFケーブルの単純化された線図である。このケーブル30は、光信号を送信するためのプラスチック光媒体の二重の分離された内部コア32を有しており、これらのコア32は、被覆材料31のプラスチックの外装に結合されまたその外装内に保持されている。この外装は、光学的には分離しているが、物理的には2つの内部コア32と相互接続している。
光信号に依存するネットワークは、過渡事象によって引き起こされる干渉には事実上影響されないネットワークを確立するために、集中型メディア変換器配信ノード(centralized media converter distribution node)及び遠隔エンドポイント式メディア変換器(remote end-point media converter)を利用することが多い。ネットワークは、一般に、集中型配信ノードから壁に取り付けられたエンドポイント式メディア変換器に光信号を送信するために、二重POFケーブル30を使用する。このケーブル30は、通常はビルの壁の中に見えないように隠されている。干渉する過渡事象から一般的に十分離れて配置される集中型配信ノード及びエンドポイント式メディア変換器において、光信号は電気信号に変換されることができ、電気信号は次に、カテゴリー5/5e/6ケーブルを用いて送信されうる。エンドポイント式メディア変換器から延長するカテゴリー5/5e/6ケーブルは、次に、例えばコンピュータなどの民生装置に接続され、これにより、ネットワークの接続性が民生装置に提供されることができる。
そのような光ネットワークがより多く普及すると、POFケーブル30がビルの壁の中に存在するだけでなく、ネットワーク接続を必要とする民生装置に直接接続する及びその中で終端することを可能にする簡単な終端機構に対する要求が持ち上がる。民生装置の中でPOFケーブル30を直接終端することは、太くて厄介なカテゴリー5/5e/6ケーブルの使用を避け、また光信号を電気信号に変換することを避けるため、単純になりかつネットワーク・インフラの費用を減少することになるため望ましい。
図1(a)、1(b)、図2(a)、及び2(b)(全て従来技術)は、技術的に周知の二重POFケーブル用コネクタを例示している。図1(a)及び1(b)は、Firecomms 社のEDL300T-220形 OptoLock Ethernet Fiber Opticコネクタ10を示している。このコネクタ10は、高速フォトダイオード及びLED装置(図示せず)の両方を含み、それぞれ光信号の受信及び送信を容易にしている。主コネクタ本体11に大きなリブ付き前部12が接続され、この前部12は、処理されたPOFケーブル30を挿入するための2つの別個のエントリー開口13を備えている。この「処理されたPOFケーブル」という用語は、極めて鋭利なユーティリティすなわちX-acto(登録商標)ナイフを用いて、2つのPOFのストランド間に代表的なPOFケーブル30の部分を構成するギャップ33が存在するように、一方の端部で長手方向に部分的に分割されたPOFケーブル30を意味する。このコネクタ10は、POFケーブル30を分割するための一体化されたカッティング機構は備えていないため、処理されたPOFケーブル30だけしか使用できない。
ケーブル30を挿入した後、リブ付き前部12が、図1(b)に矢印で示されているように、主コネクタ本体11に向かって押し付けられる。リブ付き前部12を主コネクタ本体11の中に押し付けることにより、POFケーブル30をコネクタ10の中に固定する。リブ付き前部12を主コネクタ本体11の中に押し付ける前は、ケーブル30は主コネクタ本体11の内外に自由に摺動することができる。このコネクタ10が産業上及び研究室での使用に効果的で有用であるが、逆に、コネクタ本体11の寸法(幅16mmx高さ12mmx奥行き14mm)が大きいことやリブ付き前部12が大きい(奥行き12mm)ために、ラップトップ機、スイッチ及びルータなどの多くの種類の民生装置でそのコネクタは使用されないようにされている。さらに、リブ付き前部12は、携帯用民生装置又は高密度のコネクタ配列が付いた装置に効果的に一体化されるために、コネクタ本体11に押し付けるために過大な力を必要とする。
ここで図2(a)及び図2(b)を参照すると、Avago Technologies社のSPFEIM100_G Consumer Fast Ethernetコネクタ20が示されている。Firecomms社のコネクタ10と同様に、このコネクタ20は高速フォトダイオード及びLED装置(図示せず)の両方を備えて、それぞれ光信号の受信及び送信の両方を容易にしている。主コネクタ本体21は、処理されたPOFケーブル30を挿入可能にする2つの別個のエントリー開口23を備えている。ケーブルを挿入した後、前部レバー22がPOFケーブル30に向かって主本体21を横切って下向きに押されて、図2(b)に矢印で示されるように、POFケーブル30がコネクタ20の中で固定される。前部レバー22を押し下げる前に、ケーブル30は主本体21の内外に自由に摺動することができる。このコネクタ20は自動車や振動が大きい環境内で使用するのに効果的で有用であるが、その寸法(幅20mmx高さ18mmx奥行き17mm、奥行きが5mmのレバー付き)及びレバー機構22が突き出ていることにより、ラップトップ機、スイッチ及びルータなどの多くの形状の民生装置でそのコネクタは使用されないようにされている。コネクタ20を携帯型民生装置に効果的に一体化できるようにこの前部レバー22を下向きに押すためには、過大な力が必要とされ、またコネクタ20は、高密度のコネクタ配列を必要とする民生装置の中で使用されるには物理的に大きすぎる。
従って、民生装置上で使用されるために十分小さい光ファイバー・ケーブル用コネクタに対する要求が存在する。この民生装置は、高密度のコネクタ配列を必要とし、また複数のコアを有する未処理の光ファイバー・ケーブルと共に使用されることができる。
本発明の1つの態様によれば、複数のコアを有する未処理の光ファイバー・ケーブルに接続するための光ファイバー用コネクタが提供される。このコネクタは、筐体と、光信号を移送する少なくとも2つの光ファイバー・コアを有する光ケーブルを受容するための、筐体を貫通する開口と、光ケーブルの被覆材料を分割して、これにより、ケーブルが開口を通って筐体内に挿入されるとき、少なくとも2つの光ファイバー・コアに物理的に分割するように、筐体内に配置された鋭いエッジと、及び光信号を電気信号に変換するように構成された電気光学トランシーバと、を具備し、各光ファイバー・コアは被覆材料によって光学的に分離されまた部分的には相互接続される。各トランシーバは、物理的に分離された光ファイバー・コアと筐体内で光通信するように、筐体内に配置される。
光ケーブル用コネクタは、筐体内にケーブル用滑り溝をさらに備えることができる。この滑り溝は、開口と連通する前端部とトランシーバと連通する後端部とを有している。鋭いエッジは、開口に面した滑り溝の中に配置される。ケーブル用滑り溝は筐体の内面上の溝とすることができ、また鋭いエッジは、溝の部分をそれぞれがトランシーバの1つと連通する一対の通路に分離するブレードとすることができる。それぞれが別々に筐体の内面の頂部及び底部にある一対の溝が存在する。溝の対が整列されて、筐体内にボアを形成する。この場合、ボアの少なくとも一部は光ケーブルと摩擦結合する大きさに作られる。ボアは光ケーブルを受容する大きさに作られて、光ファイバー・コアの対を相互接続する被覆材料は、光ケーブルが筐体内に挿入されるとき、鋭いエッジに面して配置される。
開口は、筐体の前面壁を貫通することができる。トランシーバは筐体の背面壁の近くに配置され、また筐体はトランシーバのピンがそこから筐体の外に延びる複数のスロットを有することができる。
筐体は、背面壁と溝との間の筐体の少なくとも1つの内面上に複数のトランシーバ用キャビティをさらに備えることができ、各トランシーバ用キャビティは1つのトランシーバを受け入れる。
この筐体は、筐体の少なくとも1つ内面上で開口とケーブル用滑り溝とに連通するレバー構体用キャビティをさらに備えることができる。レバー構体は、レバー構体用キャビティの中で固定位置と非固定位置との間を移動することができる。ここで、固定位置では、レバー構体は開口を通ってボアに挿入された光ケーブルの一部と摩擦結合し、また非固定位置では、レバー構体は開口を通ってボアに挿入された光ケーブルと摩擦結合しない。筐体内に配置されたレバー構体は、ケーブル保持部材を備えることができる。ケーブル保持部材が非固定位置にある状態から固定位置にある状態まで移動されるとケーブル保持部材が持ち上げられるように、レバー構体用キャビティは傾斜面を有することができる。このレバー構体は、筐体から突出すると共に、ユーザが固定位置と非固定位置との間でレバー構体を動かすことによって移動できる作動部材をさらに備えることができる。
筐体は、それを通って作動部材が延長する開口及びオープニングを含む前面壁を備えることができ、このオープニングは、筐体の幅の中で動くように作動部材を制約する大きさにされる。
筐体の内面から突出する位置決めウェッジを提供することができる。この場合、ケーブル保持部材は、そこから突き出るポストをさらに具備する。ポスト及びウェッジは互いに接触するように位置決めされ、そしてポスト及びウェッジの少なくとも1つは、ケーブル保持部材が固定位置と非固定位置との間を移動するとき、ポストがウェッジを通り越して移動できるのに十分な柔軟性を有している。
添付された図面の中では、代表的な従来技術と本発明の代表的な実施形態が例示されている。
図1(a)及び図1(b)(従来技術)は、それぞれ開いた位置及び閉じた位置で示された第1の従来技術の二重POFケーブル用コネクタの斜視図である。 図2(a)及び図2(b)(従来技術)は、それぞれ開いた位置及び閉じた位置で示された第2の従来技術の二重POFケーブル用コネクタの斜視図である。 図3(a)及び図3(b)(従来技術)は、それぞれ未処理(非分割)の状態及び処理(分割)された状態の二重POFケーブルの斜視図である。 図4(a)及び図4(b)(従来技術)は、それぞれ開いた位置及び閉じた位置で示された、本発明の第1の実施形態による光ファイバー・ケーブル用コネクタの斜視図である。 開いた位置で示され、図4(a)で例示されている光ファイバー・ケーブル用コネクタの上部、前部、左側部及び右側部の図面を含む図である。 図4(a)で例示された光ファイバー・ケーブル用コネクタの分解斜視図である。 図4(a)で例示された光ファイバー・ケーブル用コネクタの筐体の頂部及び底部の内部を例示する斜視図を含む図である。
この詳細な説明の中で「前部」、「背面」、「頂部」、「底部」、「横方向」及び「横切る」などの次元又は方向を示す用語は、単に読者が説明された実施形態を理解するのを支援するために使用されるのであり、本願で説明された実施形態の構成又は動作を限定すること、及び環境又は他の構造体にこの実施形態を方向付ける又は関係付けることは意図していない。
ここで、図4(a)及び図4(b)を参照すると、コネクタ40の第1の実施形態が示されている。このコネクタ40は、二重POFケーブル30を受容し、かつケーブル30内を移送された光信号を、コネクタ40内の電気光学トランシーバ装置48(図6に例示されている)に送信することができる。別の方法では、このコネクタは、ガラス又はガラスとプラスチックとの複合物で作られたコアを有する光ファイバー・ケーブルを受け入れることができる。コネクタ40は頂部及び底部の筐体部品41及び42を具備し、それらは、例示された実施形態では、連結されて長方形の筐体を形成する。この長方形の筐体の1つの側面(「前面」)には、二重POFケーブル30を受け入れるための開口43が存在する。この開口43は、各頂部及び底部の筐体部品41、42の前部側壁のエッジ輪郭線によって画定され、ケーブル30が快適に通過できる大きさに作られる。前部側壁上の開口43の直ぐ隣には、コネクタ40からケーブル30をそれぞれ固定及び解放するために、固定位置と非固定位置との間のオープニングに沿って横方向に摺動可能な作動部材44のためのオープニングが存在する。この作動部材用オープニングも、頂部及び底部の筐体部品41、42のそれぞれの前部側壁のエッジ輪郭線によって画定される。非固定位置(図4(a)を参照のこと)では、POFケーブル30は開口43を経由してコネクタ40に挿入される、及びコネクタ40から取り除かれることができる。固定位置(図4(b)を参照のこと)では、POFケーブル30はコネクタ40の所定の位置に固定されて、別のPOFケーブル30をコネクタ40に挿入したり、POFケーブル30をコネクタ40から取り除くことはできない。作動部材44の動作は、下記の図6に関連して今まで以上に詳しく説明される。
図6及び図7を参照すると、頂部及び底部の筐体部品41、42のそれぞれの内面上に、一対の電気光学トランシーバ48を受け入れるような大きさ及び形状で作られた、一対の横方向に間隔を空けたキャビティが存在する。これらの横方向に間隔を空けたキャビティは、頂部筐体部品41から下方に延びる後部側壁の直ぐ内側の、筐体部品41、42の後部に配置されている。底部筐体部品42内のキャビティは、底部筐体部品41の底面を通して延びる複数の横方向に間隔を空けたスロットを有している。これらのスロットは、各トランシーバ48の金属ピン45が筐体40の外部に延びることができるように設計されている(これらの金属ピン45は、図4(a)、4(b)及び5で見ることができる)。これらのピン45は、例えば、コネクタ40とこのコネクタ40が通信できるように結合された民生装置との間に電気的接続を確立するために、民生装置(図示せず)のプリント基板(PCB)上に実装されることができる。代表的な電気光学トランシーバ48は、Firecomms社の EDL300D 及び EDL300E 装置、並びに Giga-bit社のトランシーバ装置である。電気光学トランシーバ48は、金属の電磁妨害シールド(EMI)47によって取り囲まれ、またコネクタ40の後端部に近い場所に保持されて、PCBへの実装を容易にしている。トランシーバ48をコネクタ40の後端部の近くに配置することは、少なくとも2つの理由のために有用である。第1は、コネクタ40がPCBに実装されるとき、ピン45がPCBの周辺部ではなく、PCBの内部に配置さることである。このことは、PCBの内部は一般に周辺部よりも部品密度が小さいため、ピン45をPCBに電気的接続することを一層容易にすることができる。第2は、トランシーバ48をコネクタ40の後端部の近くに配置することにより、コネクタ40がより容易に再設計されて、いろいろ違った種類のトランシーバ48(例えば、違う会社のトランシーバ48)を使用できるようにされることである。それは、コネクタ40の後端部は、コネクタ40の残りに存在する部品を混乱させずに、容易に変更されうるためである。
それぞれ長手方向(すなわち、前部から後部に)に延びる案内溝54も、それぞれ頂部及び底部の筐体部品41、42の内面に形成される。この案内溝54は、POFケーブルに開口43からトランシーバ48までの滑り溝を提供する。各案内溝54の細い前端部53は、頂部及び底部の筐体部品41、42のそれぞれに形成された開口43の部分と連通している。各案内溝54の反対側のより広い後端部は、コネクタ40の後端部に配置された横方向に間隔を空けて配置されたトランシーバの対と連通している。各案内溝54は、その前端部からその後端部に外向きにテーパが付けられている。その後端部に向かう各案内溝54の内部に、鋭いエッジ46の一部を受容しかつ各案内溝の後端部を2つの別個の通路51に分離するための保持溝52が存在する。この鋭いエッジ46は、以下にさらに説明されるが、ケーブル30の被覆材料を分離するために、前端部にカッティング・エッジを有する長方形のブレードである。この鋭いエッジ46は、カッティング・エッジが開口43を向くように、各保持溝52の中に垂直に取り付けられる。頂部及び底部の筐体部品41、42が、鋭いエッジ46とトランシーバ48を所定の位置に配置して組み立てられると、案内溝54はコネクタ40の中にボア54を形成する。ここで、案内溝54の前端部53は、開口43と連通するボア前端部53を形成する。このボア前端部53は、ケーブル30を容易に受け入れるには十分大きいが、コネクタ40の内部でケーブル30の遊びを限定するためには十分小さい寸法及び形状で作られるため、ケーブル30の2つのコア32をつなぐ被覆材料を鋭いエッジ46に対して正確に整列させる。この鋭いエッジ46は、それぞれ保持溝52によって固定されて、ボア54の後端部を、それぞれトランシーバ48と連通する2つの別個の通路51に分割する。
横方向(例えば、側面から側面)に延びるレバー構体用キャビティは、頂部及び底部の筐体部品41、42内面に形成され、開口43及び案内溝54の前端部と交差している。これらのキャビティは、作動部材用オープニングと連通している。底部筐体部品42の中に形成されたキャビティは面56を備えており、この面56は、底部筐体部品42の右側から開口43及び案内溝54との交差点に向かって上方に傾斜すると共に、レバー構体55を受容している。レバー構体55をキャビティ内の所定の位置に配置して、頂部及び底部の筐体部品41、42が組み立てられるとき、作動部材44は、レバー構体55から作動部材用オープニングを通って筐体40の外側に延長する。傾斜面56は、レバー構体55がコネクタ40の中に延びるケーブル30の一部と結合及び分離するための経路を提供する。
未処理の二重POFケーブル30を開口43に挿入すると、このケーブル30はレバー構体用キャビティを通り過ぎてボア54に入る。ユーザがPOFケーブル30をより深くコネクタ40に押し込むと、2つの光ファイバー・コア32を相互接続している被覆材料の前縁は鋭いエッジ46にぶつかり、その結果、分割されることにより、2つの光ファイバー・コア32が物理的に分離される。ユーザは、POFケーブル30が電気光学トランシーバ48と整列し、また、それと結合するまで、すなわち、各分離された光ファイバー・コア32が1つの通路51に入り、それぞれのトランシーバ48と光通信するまで、POFケーブル30をコネクタ40に押し続けることができる。各通路51は、POFケーブル30の分割部分とほぼ同じ直径を有するように構成されて、POFケーブル30の分割部分が通路51に入るとき、POFケーブル30は摩擦によって通路51内に確実に保持されることができる。この通路51は、例えば、それぞれが約2.2mmの直径(カバーする被覆材料を含む)を有する一対のPOFコアから構成されるPOFケーブル30と共に使用される場合、2.3mmの直径を有する。前述の実施形態では、このボア前端部53は、主に、鋭いエッジ46によって分割するためにPOFケーブル30を位置合わせするように機能し、その結果、1つの通路51の高さは約2.5mmで幅は約5.0mmになる。
鋭いエッジ46をコネクタ40の中に一体化する利点は、ユーザがケーブル30をコネクタ40に挿入する前にそれを手作業で分割する又は処理する必要がないことである。例えば、ブレード又はX-acto(登録商標)ナイフを用いてPOFケーブル30を長手方向に手作業で分割することは、厄介で危険な処理である。例えば、POFケーブル30の端部が損傷されて、修復する必要が生じることがある。POFケーブル30の損傷された端部は、はさみを用いて単に切り取ることができるが、従来のPOFケーブル用コネクタのユーザは、その時、POFケーブル30を再度処理する、すなわち分割する必要がある。従って、ユーザは複数回POFケーブル30の同じ長さを手作業で分割する必要があり、このため、ユーザが感じる不快感とユーザが受ける危険が生じることになる。鋭いエッジ46をコネクタ40の中に一体化することによって、ユーザが単に未処理のケーブル30をコネクタ40の中に挿入するだけで、ケーブル30は自動的に分割され、これにより、ユーザの環境はより快適になりまた負傷する可能性が大いに低減されることになる。
案内溝/ボア54も、POFケーブル30が電気光学トランシーバ48と適切に位置合わせされるように筐体40内に配置されることにより、ケーブル内のPOFコア32は光信号を電気光学トランシーバ48に送信したり逆の動作を行うことができる。
案内溝/ボア54とPOFケーブル30との間の摩擦はPOFケーブル30を所定の位置に固定するのに有用であるが、レバー構体55も、POFケーブル30をさらに摩擦固定するために使用されることができる。このレバー構体55は、ケーブル保持部材58に固定して連結される作動部材44を備えている。図示された代表的な実施形態では、ケーブル保持部材58は、底部筐体部品42のレバー構体用キャビティ内の傾斜した内面56に沿って摺動する傾斜底部を有する。このケーブル保持部材58は、固定位置と非固定位置との間を横方向に摺動することができる。非固定位置では、ケーブル保持部材58は傾斜した内面56のベースに存在する。固定位置では、ケーブル保持部材58は持ち上げられて、傾斜した内面56の頂部の近くに来る。非固定位置にある場合、POFケーブル30がケーブル保持部材58によって妨げられずにコネクタ40に挿入され、かつそこから引き出されることができるように、ケーブル保持部材58はPOFケーブル30から十分離れている。POFケーブル30がコネクタ40内に十分に挿入されると、ケーブル保持部材58は固定位置に移動されて(例えば、ユーザが作動部材44に力を加えて、保持部材58を傾斜した内面56の上に摺動させることにより)、これにより、ケーブル保持部材58が挿入されたPOFケーブル30に対して押し付けられて、POFケーブル30が所定の位置に摩擦的に維持される。好ましいことに、案内溝/ボア54もPOFケーブル30を摩擦的に保持することに役立つため、ケーブル保持部材58がPOFケーブル30に加える必要がある力の大きさは、案内溝54がPOFケーブル30を摩擦的に保持することを支援しない実施形態の場合よりも減少される。その結果、ユーザはケーブル保持部材58を非固定位置から固定位置まで、作動部材44に対して比較的小さい力を加えることによって移動させることができ、またレバー構体55は比較的小さい力に耐えるように設計されるにすぎないため、それは比較的小さい大きさで製造されることができる。これらの利点は両方とも、コネクタ40を高密度のコネクタ配列が必要な民生装置に一体化するために有用である。コネクタの寸法が大きいこと及び光ファイバーをコネクタ本体内に固定するために比較的大きな力を用いる必要があることは、民生装置の中で使用することが押さえられている、従来技術のコネクタの中で見出されている欠点である。
底部筐体部品42から上方に突出している三角形の位置決めウェッジ50及びケーブル保持部材58から上方に突き出ているポスト(柱)49も、図6及び図7の中で見ることができる。ケーブル保持部材58が非固定位置から固定位置に摺動すると、ポスト49は位置決めウェッジ50に当たる。この位置決めウェッジ(くさび)50及び/又はポスト49は十分な柔軟性を有しており、ユーザが与えた力によりウェッジ50及びポスト49の1つ又は両方を曲げて、ポスト49が摺動してウェッジ50を通り過ぎることを可能にする。位置決めウェッジ50は、ポスト49が摺動してウェッジ50を通り過ぎると、POFケーブル30がケーブル保持部材58によって所定の位置に固定されるように配置される。さらに、ケーブル保持部材58をケーブル30に対して固定するための手段を提供することに加えて、ポスト49が摺動してウェッジ50を通り過ぎることにより、ユーザが検出できる触覚フィードバックが生じる。このため、非固定位置から固定位置に移動すると、ポスト49が摺動してウェッジ50を通り過ぎることによって与えられるフィードバックにより、ユーザはケーブル保持部材58が固定位置に来た時点を感知することができる。同様に、ユーザはケーブル保持部材58が固定位置から非固定位置に移行した時点も感知することができる。
一般に、ユーザは、作動部材44を非固定位置に設定し、二重POFケーブル30の端部を開口43に挿入し、POFケーブル30をそれぞれがPOFコア32を有する2つの部分に分割し、そして作動部材44を固定位置に摺動することによって、コネクタ40を使用する。好ましいことに、作動部材44は長方形の筐体から大きく突き出ていない、またこのため、コネクタ40の深さを実質的に増加させていない。すなわち、作動部材44は、ユーザが作動部材44を固定位置から非固定位置の間を便利にまた容易に摺動できるようにするためには十分突出しているが、コネクタ40がラップトップ機などの民生装置上に取り付けられる場合、民生装置の近傍の物体に影響する傾向があるようにコネクタ40の深さが増加されるため、それはそれほど突出していない。長方形の筐体の大きさは、作動部材44を除いて、高さ8mm×幅16mm×奥行き20mmである。作動部材44の大きさは、高さ7.5mm×幅4.5mm×奥行き2mmである。従って、作動部材44の奥行きを考慮に入れると、コネクタ40の全体的な大きさは、幅8mm×高さ16mm×奥行き22ミリである。作動部材44の動きは端部を越えて横方向に移動できないために、長方形の筐体の幅内に制限されるので、作動部材44が付いたコネクタ40の全体的な幅と高さは、長方形の筐体の幅及び高さと同じである。そのような設計は、作動部材44が長方形の筐体上を上下に側面に沿って摺動する設計(この場合、コネクタ40の全体的な高さが結果として長方形の筐体の高さよりも大きくなる)、又は作動部材44が長方形の筐体の内外に押されることができる設計(この場合、コネクタ40の全体的な奥行きが長方形の筐体の奥行きよりも大きくなる)とは大違いである。コネクタ40の大きさをこの方式で比較的小さく維持することによって、このコネクタ40は、ラップトップ・コンピュータ又はルータなどの比較的高密度のコネクタ・レイアウトを必要とする民生装置上で一層容易に使用されることができる。
コネクタ40の図示された実施形態を製造するために使用される一般的な材料は、頂部及び底部の筐体部品41及び42並びにレバー構体(レバーアッセンブリ)55に対してはアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)プラスチックであり、EMIシールド47に対しては、真鍮又は燐青銅シート・メタルであり、また鋭いエッジ46に対しては、焼戻ししたサージカル・スチール(tempered surgical steel)又はステンレス・スチールである。この実施形態の頂部及び底部の筐体部品41及び42は、射出プラスチック成形によって形成される。しかしながら、当業者には周知の他の製造技術も使用できる。
本発明の特定の実施形態が上記の中で説明されたが、他の実施形態も本発明の範囲の中で可能であり、また本願に含まれるものとすることは理解されよう。例えば、コネクタ40は、3つ以上のコアを有する光ファイバー・ケーブルを受け入れるように適合されうる。1つの特定の実施形態では、コネクタは、コアが1つの行の中に配列される4本コア・ケーブル(図示せず)を受容するように変更されることができる。この場合、開口43及びボア54はケーブルの形状と寸法とに適合するように広げられる。別の特定の実施形態では、コネクタは、コアが2本コアの2行の中に配列される4本コア・ケーブルを受容するように変更されうる。この場合、開口43及びボア54は4本コア・ケーブルを受け入れるように変更され、また鋭いエッジは高さがより高くなったケーブルを分割するため背が高くされる。
本発明の変更や本発明に対する修正は、具体例としての実施形態を通して実証されるように、図示されていないが、本発明の精神から逸脱することなく可能であることは当業者には明らかであろう。従って、本発明は、添付された請求項の範囲によってのみ制限されると考えられる。

Claims (14)

  1. (a)筐体と、
    (b)光信号を移送する少なくとも2つの光ファイバー・コアを有する光ケーブルを受容するための、前記筐体を貫通する開口と、
    (c)前記光ケーブルの被覆材料を分割して、これにより、前記ケーブルが前記開口を通って前記筐体内に挿入されるとき、少なくとも2つの光ファイバー・コアに物理的に分割するように、前記筐体内に配置された鋭いエッジと、及び
    (d)前記光信号を電気信号に変換するように構成された電気光学トランシーバと、
    を具備し、
    前記各光ファイバー・コアは被覆材料によって光学的に分離され、また部分的には相互接続され、
    前記各トランシーバは、物理的に分離された光ファイバー・コアと前記筐体内で光通信するように、前記筐体内に配置される、
    ことを特徴とする光ケーブル用コネクタ。
  2. 前記開口と連通する前端部と前記トランシーバと連通する後端部とを有するケーブル用滑り溝を筐体内に、さらに具備し、かつ前記鋭いエッジが前記開口の方を向いた前記滑り溝の中に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル用コネクタ。
  3. 前記ケーブル用滑り溝が前記筐体の内面上の溝であり、かつ前記鋭いエッジが溝の一部をそれぞれが前記トランシーバの1つと連通する一対の通路に分離するブレードである、ことを特徴とする請求項2に記載の光ケーブル用コネクタ。
  4. 前記ケーブル用滑り溝が前記筐体の内面の頂部及び底部上に一対の溝を含み、前記一対の溝が整列されて前記筐体の内面にボアを形成し、前記少なくとも一対のボアが前記光ケーブルを摩擦的に結合する大きさで作られる、ことを特徴とする請求項3に記載の光ケーブル用コネクタ。
  5. 前記ボアは前記光ケーブルを受容する大きさに作られて、前記光ファイバー・コアの対を相互接続する被覆材料は、前記光ケーブルが前記筐体内に挿入されるとき、前記鋭いエッジに面して配置される、ことを特徴とする請求項4に記載の光ケーブル用コネクタ。
  6. 前記開口は、前記筐体の前面壁を貫通し、前記トランシーバは前記筐体の背面壁の近くに配置され、前記筐体は前記トランシーバのピンが、そこから前記筐体の外に延びる複数のスロットを有する、ことを特徴とする請求項5に記載の光ケーブル用コネクタ。
  7. 前記筐体は、背面壁と溝との間の前記筐体の少なくとも1つの内面上に複数のトランシーバ用キャビティをさらに具備し、前記各トランシーバ用キャビティは1つのトランシーバを受け入れる、ことを特徴とする請求項6に記載の光ケーブル用コネクタ。
  8. レバー構体をさらに含み、かつ前記筐体は、前記筐体の少なくとも1つの内面上で前記開口と前記ケーブル用滑り溝とに連通するレバー構体用キャビティをさらに具備し、前記レバー構体は、前記レバー構体用キャビティの中で固定位置と非固定位置との間を移動することができ、前記固定位置では、前記レバー構体は前記開口を通って前記ボアに挿入された前記光ケーブルの一部と摩擦結合し、かつ前記非固定位置では、前記レバー構体は前記開口を通って前記ボアに挿入された前記光ケーブルと摩擦結合しない、ことを特徴とする請求項7に記載の光ケーブル用コネクタ。
  9. 前記筐体内に配置され、かつケーブル保持部材を有するレバー構体をさらに具備し、前記レバー構体は、前記筐体の中で固定位置と非固定位置との間を移動することができ、前記固定位置では、前記部材は前記開口を通って挿入された前記光ケーブルと摩擦結合し、かつ前記非固定位置では、前記部材は前記開口を通って挿入された前記光ケーブルと結合しない、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載の光ケーブル用コネクタ。
  10. 前記筐体の内面が、前記レバー構体が前記固定位置と前記非固定位置との間を摺動できるレバー構体用キャビティを備える、ことを特徴とする請求項9に記載の光ケーブル用コネクタ。
  11. 前記レバー構体用キャビティが傾斜した面を有し、前記ケーブル保持部材が非固定位置にある状態から固定位置にある状態まで移動されると前記ケーブル保持部材が持ち上げられる、ことを特徴とする請求項10に記載の光ケーブル用コネクタ。
  12. 前記レバー構体が、前記筐体から外側に突出し、かつユーザが固定位置と非固定位置との間で前記レバー構体を動かすことにより移動できる作動部材をさらに備える、ことを特徴とする請求項9から11のいずれか1に記載の光ケーブル用コネクタ。
  13. 前記筐体は、それを通って前記作動部材が延長する前記開口及びオープニングを含む前面壁を具備し、前記オープニングは、前記筐体の幅の中で動くように前記作動部材を制約する大きさにされる、ことを特徴とする請求項12に記載の光ケーブル用コネクタ。
  14. 前記筐体の内面から突出する位置決めウェッジをさらに含み、前記ケーブル保持部材はそこから突き出るポストをさらに具備し、前記ポスト及び前記ウェッジは互いに接触するように位置決めされ、そして前記ポスト及び前記ウェッジの少なくとも1つは、前記ケーブル保持部材が固定位置と非固定位置との間を移動するとき、前記ポストが前記ウェッジを通り越して移動できるに十分な柔軟性を有する、ことを特徴とする請求項9に記載の光ケーブル用コネクタ。
JP2011524146A 2008-08-26 2009-08-26 ケーブル分離機能を一体化した光ファイバー・ケーブル用コネクタ Expired - Fee Related JP5390614B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US9201908P 2008-08-26 2008-08-26
US61/092,019 2008-08-26
PCT/CA2009/001184 WO2010022504A1 (en) 2008-08-26 2009-08-26 Optical fiber cable connector with integrated cable splitting

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012501000A JP2012501000A (ja) 2012-01-12
JP5390614B2 true JP5390614B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=41720743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011524146A Expired - Fee Related JP5390614B2 (ja) 2008-08-26 2009-08-26 ケーブル分離機能を一体化した光ファイバー・ケーブル用コネクタ

Country Status (8)

Country Link
US (1) US8672561B2 (ja)
JP (1) JP5390614B2 (ja)
KR (1) KR20110047251A (ja)
CN (1) CN102171597A (ja)
CA (1) CA2734597A1 (ja)
DE (1) DE112009002072B4 (ja)
GB (1) GB2474998B (ja)
WO (1) WO2010022504A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112009002072B4 (de) * 2008-08-26 2019-05-16 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Lichtfaserkabelkonnektor mit integrierter Kabelaufteilung
US8740478B2 (en) 2012-01-13 2014-06-03 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Optical module with bare fiber clamp
US9137438B2 (en) 2012-03-27 2015-09-15 Synaptics Incorporated Biometric object sensor and method
DE102020123465B4 (de) * 2020-09-09 2022-03-17 HARTING Electronics GmbH Optoelektronisches Modul, optoelektronischer Steckverbinder und optoelektronische Unterverteilung

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3981422A (en) * 1975-07-18 1976-09-21 International Telephone And Telegraph Corporation Method of breaking glass fibers and tool therefor
US4422715A (en) 1981-06-22 1983-12-27 Thomas & Betts Corporation Fiber optic connector having fiber cutting means
JPS5984508U (ja) * 1982-11-30 1984-06-07 松下電工株式会社 光フアイバの接続装置
US4561179A (en) * 1983-06-20 1985-12-31 Allied Corporation Method for electrical connection to the center conductor of an insulated wire
US4953940A (en) 1985-01-24 1990-09-04 Thomas & Betts Corporation Optical fiber termination device having cutting means
JPH0761385B2 (ja) * 1988-07-15 1995-07-05 古河電気工業株式会社 テープファイバ分離器
JP2533014Y2 (ja) 1989-02-10 1997-04-16 日本電気硝子 株式会社 リボン状多心光ファイバの永久接続器
US5259050A (en) * 1991-09-04 1993-11-02 The Furukawa Electric Co., Ltd. Multicore optical connector with partitions to separate the optical fibers into groups
US5208889A (en) * 1991-10-24 1993-05-04 W. L. Gore & Associates, Inc. Optical fiber ribbon cable and assembly thereof with a connector
US5975938A (en) * 1998-06-03 1999-11-02 Robert A. Libby Quick connect electrical connector for multi conductor insulated cable wiring
US6287018B1 (en) * 1999-07-28 2001-09-11 Lucent Technologies Inc. Tunable optical fiber connector
GB2356465B (en) 1999-11-19 2003-06-18 Yazaki Corp Method of assembling optical connector, optical connector and hybrid connector
JP2002139659A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Sony Corp 光通信システム、通信機器及び光トランシーバ
US20020197033A1 (en) * 2001-06-21 2002-12-26 Patel Naren I. Separable optical fiber ribbon having a tape with a preferential splitting direction and associated methods of fabricating and splitting the optical fiber ribbon
JP4761494B2 (ja) * 2001-08-24 2011-08-31 シチズン電子株式会社 双方向光伝送デバイス
KR100724998B1 (ko) * 2004-10-27 2007-06-04 가부시키가이샤 도모에가와 세이시쇼 광섬유 구조체
JP5183033B2 (ja) * 2006-03-23 2013-04-17 矢崎総業株式会社 光モジュール組立方法
US20080232741A1 (en) 2007-03-22 2008-09-25 Molex Incorporated Connector receptacle for use with optical elements
DE112009002072B4 (de) * 2008-08-26 2019-05-16 Avago Technologies International Sales Pte. Limited Lichtfaserkabelkonnektor mit integrierter Kabelaufteilung

Also Published As

Publication number Publication date
CA2734597A1 (en) 2010-03-04
US8672561B2 (en) 2014-03-18
KR20110047251A (ko) 2011-05-06
DE112009002072B4 (de) 2019-05-16
WO2010022504A1 (en) 2010-03-04
GB2474998B (en) 2012-03-21
US20110299815A1 (en) 2011-12-08
CN102171597A (zh) 2011-08-31
GB2474998A (en) 2011-05-04
JP2012501000A (ja) 2012-01-12
GB201102965D0 (en) 2011-04-06
DE112009002072T5 (de) 2011-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10128627B1 (en) Cable adapter
US11899246B2 (en) Managed fiber connectivity systems
US10644472B2 (en) Cable adapter
US9244229B2 (en) Managed fiber connectivity systems
US7828569B2 (en) Receptacle with multiple contact sets for different connector types
US7614913B2 (en) Connector receptacle with receptacle EMI shield
AU2010311180B2 (en) A plug and socket
US8696369B2 (en) Electrical plug with main contacts and retractable secondary contacts
US20080232067A1 (en) Mechanisms for heat transfer in an optical transceiver module and card cage system
US20120184141A1 (en) Contact set arrangement for right angle jack
JP5390614B2 (ja) ケーブル分離機能を一体化した光ファイバー・ケーブル用コネクタ
WO2022037113A1 (zh) 光模块、通信设备以及PoE设备
DE102007062658A1 (de) Hybrid-Steckverbindung
KR20160081469A (ko) 광 커넥터
US10466424B2 (en) Solution for installing an in-house or in-building optical data network
CN114079508B (zh) 一种光网络终端
KR100544782B1 (ko) 플라스틱 광 케이블용 커넥터
JP4981515B2 (ja) プラガブルモジュールおよびプラガブルモジュールシステム
AU2015203136B2 (en) Managed fiber connectivity systems
US20060056850A1 (en) Single width LC bi-directional transceiver
US9325417B2 (en) Optical-electrical converter
TWM469618U (zh) 光電轉換器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120801

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees