JP5390143B2 - 光量調節装置およびこの光量調節装置を搭載した撮像装置 - Google Patents

光量調節装置およびこの光量調節装置を搭載した撮像装置 Download PDF

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本発明はビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像装置に搭載され、撮像装置が受光する光量を適正に調整する光量調整装置の改良に関する。
この種の撮像装置に搭載され、撮像装置が受光する光量を適正に調整する光量調整装置として三つのタイプが知られている。
その一つは、特許文献1で知られ、図1に示すように露出開口を備えた地板に移動自在に支持され、相反方向に移動し前記露出開口を開閉する一対の絞り羽根によって露出開口を通過する光量を適宜絞り込み調整するタイプのもの。
二つ目は、特許文献2で知られ、図2に示すように上記特許文献1で知られ光量調整装置に併設され、透過濃度の異なる複数のNDフィルタを使って露出開口の光量を予め減光した状態で、上述の一対の絞り羽根を使って露出開口を絞込み適正な光量に調整するタイプのもの。
三つ目は、単に上述の特許文献2で知られる透過濃度の異なる複数のNDフィルタのみを使って露出開口の光量を絞込んだ上で、電子シャッタ、メカシャッタを利用して実質適正な露光量に制御する方法が知られている。
特開2006−251467号公報 特開2003−35922号公報
ところが、上述の何れのタイプの光量調整装置においても、露出開口を備えた地板が一対の絞り羽根及びNDフィルタを移動自在に支持する構成に代わりは無い。この為、その地板は一対の絞り羽根またはNDフィルタを移動自在に支持することで、その一対の絞り羽根またはNDフィルタで地板が擦られ、地板と一対の絞り羽根またはNDフィルタとの間で静電気が生じ、その静電気で互いにくっ付き合い、結果作動性が悪くなる要因がある。
この為に従来の地板は、一対の絞り羽根またはNDフィルタとの擦れによって生じる静電気を効率良く装置本体を介し逃がし得るように、地板成形時に、その地板にカーボン繊維等の導電繊維を練りこんだ材料を使って形成している。この結果、静電気による作動不良を軽減することができた。
ところが、成形条件のバラツキでその導電繊維が地板摺動面から毛羽立ち、その毛羽立った導電繊維に一対の絞り羽根またはNDフィルタが引っ掛かり作動不良を起こすといった新たな問題を引き起こしている。
また、導電繊維の特殊な材料を使わざるを得ず、導電繊維を練り込まない材料と比較して高価でコスト面でも問題が有る。
本発明は、上記した問題点に鑑み、静電気の発生を抑え作動性に優れ、しかも安価な光量調整装置を提供することを課題とする。
本発明の光量調整装置は、露出開口が形成された地板と、この地板に移動自在に支持され前記露出開口の光量を調整する絞り羽根と、を備えた光量調整装置において、前記地板と前記絞り羽根との間に介在され前記絞り羽根が摺動する摺動部位形成された補助プレートを設け、前記補助プレートは前記絞り羽根と同一材料若しくは前記絞り羽根と帯電特性がほぼ同一の材料であることを特徴とする
以上説明したように、本発明によれば、地板と光量調整手段との間に、光量調整手段と同一材若しくは帯電特性がほぼ同一のプレート材で形成され該光量調整手段の摺動部位を形成する補助プレートを介在したことによって、光量調整手段の摺動時に光量調整手段と補助プレートとの間で静電気の発生を抑えることが可能で、静電気による作動不良が無く作動性に優れた光量調整装置を提供することが出来る。
また、その補助プレートにより光量調整手段の摺動による静電気の発生を防止した事で、地板として帯電防止加工を施す必要が無くなり、地板成形材として帯電除去のためのカーボン繊維を含有する必要性が無くなり、地板成形材として安価な成形材を用いることが可能で、全体として安価な光量調整装置を提供することが出来る。
図3乃至図6に基づき本発明の光量調整装置について詳述する。図3はその光量調整装置の全貌を示す斜視図。図4はその光量調整装置を各構成部材に分解した分解斜視図。図5はその光量調整装置に取り付けられNDフィルタを露出開口に対し進退駆動する第1の実施例に係わるアクチュエータの磁気回路構成を示す断面図。図6は同様にその光量調整装置に取り付けられNDフィルタを露出開口に対し進退駆動する第2の実施例に係わるアクチュエータの磁気回路構成を示す断面図である。
まず、図3に基づき光量調整装置EPについて説明する。この光量調整装置EPは、NDフィルタ支持ユニット部EP1と、このNDフィルタ支持ユニット部EP1に開口した露出開口EP1と、NDフィルタ支持ユニット部EP1を抱える様に両脇に配設されたNDフィルタを駆動するアクチュエータ取り付け部EP3、EP4とから成る。そして、この光量調整装置EPは、図示せぬ撮像装置の光学ユニットの光軸中心が露出開口EP1の中心を貫き様に撮像装置に搭載され、撮像装置の撮像素子が受光する光量を調整する。尚、光量調整は図示せぬ絞り装置を適宜搭載し、NDフィルタの透過濃度と絞り開口量により行うことも有る。
次に、光量調整装置EPの構成について図4を用いて説明する。図中、Aは地板、Bは補助プレート、Cは第1濃度の第1NDフィルタ支持羽根(上記第1の羽根部材に相当するもの)、Dは中間プレート、Eは第2濃度の第2NDフィルタ支持羽根(上記第2の羽根部材に相当するもの)、Fは押え部材、Gは第1NDフィルタ支持羽根を駆動する第1アクチュエータ、Hは第2NDフィルタ支持羽根を駆動する第2アクチュエータである。
最初に各部材の機能、形状等に関し説明する。まず、地板Aは、上述の各部材を支持するための組立基準と成るもので、NDフィルタ支持羽根C、Eをスライド自在に支持する平面部A1と、その平面部A1に開口した撮像装置の光学特性を決める開放径基準となる露出開口A2と、NDフィルタ支持羽根C、Eをスライド自在に支持する支軸A3乃至A6と、アクチュエータG、Hの各駆動アームが貫通し揺動するスリット溝A7、A8と、アクチュエータG、Hを取り付ける取付部A9、A10と、中間プレートDを位置決めする位置決めピンA11と、撮像装置の光学経路内に位置決め支持するための取付座A12乃至A14とをそれぞれ樹脂成形している。また、この地板Aは後述する補助プレートBを用いることで帯電除去のためのカーボン繊維を練り込む必要が無く、単に硬さ、耐熱性を得るためにガラス繊維を0%乃至20%程度含有させたポリカーボネート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等の熱可塑性樹脂を用いている。
補助プレートBは、第1NDフィルタ支持羽根Cと上述の地板Fとの間に介在し、第1NDフィルタ支持羽根Cの往復移動による擦れで帯電し易い静電気の発生を防止し、第1NDフィルタ支持羽根Cが静電気で吸引し作動を妨げない様にするために設けられている。この為、補助プレートBは第1NDフィルタ支持羽根Cの作動で静電気が発生しない様に、第1NDフィルタ支持羽根Cの羽根材と同一材である黒色のポリエチレンテレフタレート樹脂プレート材をプレス加工で型抜きしたものである。また、そのプレス加工時に、地板Fの露出開口A2とほぼ同径か僅かに大きい開口部B1と、第1NDフィルタ支持羽根Cを作動自在に支える突起B2乃至B4と、アクチュエータG、Hの各駆動アームが貫通するスリット孔B5、B6と、地板Fの支軸A3乃至A6が貫通する貫通孔B7乃至B10と、位置決め孔B11とを形成している。尚、補助プレートBのプレート材として、第1NDフィルタ支持羽根Cの羽根材と帯電特性、一般に帯電列表として知られ、互いに擦りあっても帯電し難い関係を備えたプレート材を用いることが出来る。
第1NDフィルタ支持羽根Cは、ND濃度0.6(透過率=10の−0.6乗)の第1NDフィルタを備えた羽根部材で、地板Fの露出開口を通過する光量をND0.6濃度相当に減衰させることが出来る。この第1NDフィルタ支持羽根Cは、黒色のポリエチレンテレフタレート樹脂プレート材をプレス加工で型抜きしたもので、地板Fの露出開口A2とほぼ同径か僅かに大きい開口部C1と、この開口部C1を覆うように接着剤により貼り付けらたれ第1NDフィルタND1と、露出開口A2を覆う進入位置とその露出開口A2を開放する退避位置に進退する地板Fの支軸A3、A4、A6に嵌合するスリット孔C2乃至C4と、アクチュエータGの駆動アームが嵌合し駆動連結するスリット孔C5と、第1NDフィルタND1を貼り付ける際に位置決めとする位置決め孔C6が三箇所形成されている。
中間プレートDは、ステンレス材(SUS)の板厚0.2mmの板材をプレス加工形成したもので、第1NDフィルタ支持羽根Cと第2NDフィルタ支持羽根Eとの間に介在され、一方の羽根作動が他方の羽根姿勢制御に影響を与えない様にしている。この中間プレートDは、地板Fの露出開口A2とほぼ同径か僅かに大きい開口部D1と、補助プレートBとの間に隙間を空け第1NDフィルタ支持羽根Cの作動空間を形成するための折り曲げ部D2乃至D5と、補助プレートBの突起B2乃至B4により支える第1NDフィルタ支持羽根Cを逆側より支えるスリット突起D6乃至D10と、第2NDフィルタ支持羽根Eを支えるスリット突起D11乃至D15と、アクチュエータG、Hの各駆動アームが貫通するスリット孔D16、D17とを形成している。
第2NDフィルタ支持羽根Eは、ND1.2濃度(透過率=10の−1.2乗)の第2のNDフィルタを備えた羽根で、地板Fの露出開口を通過する光量をND1.2濃度相当に減衰させることが出来る。この第2NDフィルタ支持羽根Eは、第1NDフィルタ支持羽根Cと同様に黒色のポリエチレンテレフタレート樹脂プレート材をプレス加工で型抜きしたもので、第1NDフィルタ支持羽根Cの同一型で成形し表裏逆返しで使用され、第1NDフィルタ支持羽根Cと同様に、地板Fの露出開口A2とほぼ同径か僅かに大きい開口部E1と、この開口部E1を覆うように接着剤により貼り付けらたれ第2NDフィルタND2と、露出開口A2を覆う進入位置とその露出開口A2を開放する退避位置に進退する地板Fの支軸A3、A4、A6に嵌合するスリット孔E2乃至E4と、アクチュエータHの駆動アームが嵌合し駆動連結するスリット孔E5と、第1NDフィルタND1を貼り付ける際に位置決めとする位置決め孔E6が三箇所形成されている。
押え部材Fは、ステンレス材(SUS)の板厚0.2mmの板材をプレス加工形成したもので、地板Fの載置面上に順次載置した補助プレートE、第2NDフィルタ支持羽根D、中間プレートC、第1NDフィルタ支持羽根Bを包み込むもので、開口A1と、地板Fの爪部に係合する係合部A2(他に2箇所有り)と、第1NDフィルタ支持羽根Bとの接触面積を軽減し作動性を向上させるため支える羽根側に突出した凸溝A3乃至A7と、第1第2アクチュエータG、Hの駆動アームとの揺動妨害しない様に上方へ突出した凸溝A8及びA9をそれぞれ形成している。
第1アクチュエータGは、揺動角が約35度程度の駆動アームG1を備えたガルバノメータから成る。この駆動アームG1は地板Aのスリット孔A7を貫通し第1NDフィルタ支持羽根Cのスリット孔C5に嵌合し、第1NDフィルタ支持羽根Cを作動する。その構成の詳細については後述する。
第2アクチュエータHは、揺動角が約35度程度の駆動アームH1を備えたガルバノメータから成る。この駆動アームH1は地板Aのスリット孔A8を貫通し第2NDフィルタ支持羽根Eのスリット孔E5に嵌合し、第2NDフィルタ支持羽根Eを作動する。その構成については第1アクチュエータG同様で、同一製品を使用している。
次に、光量調整装置EPの組立手順について説明する。図4において、まず地板Aの取付部A9、A10にそれぞれ第1、第2のアクチュエータG、Hを図の様に各駆動アームG1、H1が地板Aのスリット孔A7、A8を貫通するように取り付ける。その地板Aの平面部A1上に図の様に補助プレートBを位置決めピンA11で位置決めしながら引く。その補助プレートBの上に第1NDフィルタ支持羽根Cのスリット孔C5を第1アクチュエータGの駆動アームG1に嵌合させた状態でスリット孔C2乃至C5がそれぞれ地板Aの支軸A3、A4、A6に嵌合する様に第1NDフィルタ支持羽根Cを載せる。その上から、中間プレートDをセットし、その上に第2NDフィルタ支持羽根Eのスリット孔E5を第2アクチュエータHの駆動アームH1に嵌合させた状態でスリット孔E2乃至E5がそれぞれ地板Aの支軸A3、A5、A6に嵌合する様に第2NDフィルタ支持羽根Eを載せる。最後に、その上から押え部材Fを被せることで組み立てる事が出来る。尚、図示はしないが組み立て後、第1、第2のアクチュエータG、Hの制御端子に制御手段を接続し光量調整装置として完成する。
次に、この光量調整装置EPによる光量調整方法について図5を使って説明する。この光量調整装置で調整できる光量調整は4段階で、暗い方から明るい方に順に第1光量調整状態、第2光量調整状態、第3光量調整状態、第4光量調整状態とする。まず光量調整装置EPを搭載するカメラ本体の電源がON状態にされることで、本体制御部の信号により光量調整装置EPが初期状態にセットされる。仮に、この状態では第1、第2のNDフィルタがともに露出開口A2から退避した退避位置に保持された状態とする。
そこでカメラ本体の露出制御手段が第1光量調整状態にあることを検出すると、その露出制御手段より第1、第2のアクチュエータG、Hにそれぞれ駆動電流が供給される。しかし、初期状態に適正に作動した状態であれば作動済みとして処理され、露出開口A2に第1、第2のNDフィルタが覆われない状態で撮影が行なわれる。
また、カメラ本体の露出制御手段が第2光量調整状態にあることを検出すると、その露出制御手段より第1のアクチュエータGに初期時の駆動電流とは逆方向の駆動電流が供給され、第2のアクチュエータHには初期時の駆動電流と同一方向の駆動電流が供給され、第2のNDフィルタは退避位置で維持され、第1のNDフィルタが露出開口A2進入した進入位置で露出開口A2覆った状態で撮影が行なわれる。
また、カメラ本体の露出制御手段が第3光量調整状態にあることを検出すると、その露出制御手段より第1のアクチュエータGに初期時の駆動電流と同一方向の駆動電流が供給され、第2のアクチュエータHには初期時の駆動電流とは逆方向の駆動電流が供給され、第1のNDフィルタは退避位置で維持され、第2のNDフィルタが露出開口A2進入した進入位置で露出開口A2覆った状態で撮影が行なわれる。
また、カメラ本体の露出制御手段が第4光量調整状態にあることを検出すると、その露出制御手段より第1、第2のアクチュエータG、Hにそれぞれ初期時の駆動電流とは逆方向の駆動電流が供給され、第1、第2のNDフィルタともに露出開口A2を覆う進入した進入位置に保持され、露出開口A2を第1、第2のNDフィルタが覆った状態で撮影が行なわれる。
尚、上述の第1乃至4光量調整状態での撮影時には、省エネ対策によって第1、第2のアクチュエータG、Hには駆動電流は供給されず、無通電状態で第1、第2のNDフィルタの退避位置若しくは侵入位置に保持するもので、その保持方法について図6乃至図8に基づき以下に説明する。
図6は第1実施例、図7は第2実施例、図8は第3実施例のアクチュエータを示すもので、当然、上述の第1、第2のアクチュエータG、Hとして用いられるもので、以下は第1のアクチュエータGとして用いた場合について説明する。
まず、図6で示すアクチュエータGは、径方向にNS2極に着磁された円柱状のマグネットロータG0と、マグネットロータG0の回転軸を一体成形した駆動アームG1と、マグネットロータG0を揺動角40度前後の範囲で回転可能に支持するコイル枠G2と、コイル枠G2の外周に形成された凹溝に巻回された駆動コイルG3と、コイル枠G2に埋め込まれた磁性部材G5乃至G8と、これらを包み込むように設けられた円筒形状のヨーク部材G9とから構成されている。そして図(a)で示すように、マグネットロータG0のNS2極が磁性部材G6及びG7との間で磁気吸引され、また図(c)で示すように、マグネットロータG0のNS2極が磁性部材G5及びG8との間で磁気吸引され、この磁気吸引は駆動コイルG3への駆動電流を切っても継続され、無通電状態でその位置が保持される。尚、図(b)の状態はこの光量調整装置としては使用され無い。また、磁性部材G5及びG6が有れば実質上述の無通電状態での保持が可能で、磁性部材G7及びG8は磁気保持力を調整するために設けている。また、図(a)と図(c)の状態は駆動コイルG3へ供給する駆動電流の流す方向を切り替えることで得ることが出来る。
図7で示すアクチュエータGは、図6で示すアクチュエータGの円筒形状のヨーク部材G9としてC形状のヨーク部材G10に替えた点と、同様に磁性部材G5乃至G8に替え磁性部材G11及びG12
で構成したもので、同図(a)と図(c)で無通電保持する点では余りかわりは無いといえる。
図8で示す実施例は、アクチュエータの構成は先の図6及び図7のいずれかを用いることを前提に、その構成自体は省略し、単にマグネットロータG0及びH0と、駆動アームG1及びH1の両部材のみを示したものである。このものは先の両アクチュエータの作動バランスと保持バランスをより確実にするための機構で、駆動アームG1及びH1はそれぞれ片側で第1、第2のNDフィルタ及び羽根部材の荷重W2及びW4を支持することで実質バランスが崩れているのを、各駆動アームG1及びH1の延びる方向と逆方向に延ばしたアームの先端にウエイトW1及びW3を設けバランスを取っている。この構成をとることで、先に説明した磁気保持力がカメラ本体の姿勢に関係無くバランスがとられることと成る。
以上説明した実施例に係わらず、本願は一対の絞り羽根を開閉し地板の露出開口を絞り込み光量調整するタイプの光量調整装置において、その絞り羽根と地板との間に上述の補助プレートを介在する事で実施する事が出来る。
従来の光量調整装置の概要を説明する図。 従来の他の光量調整装置の概要を説明する図。 本考案に係わる光量調整装置の概観斜視図。 図3に示す光量調整装置の分解斜視図。 図3に示す光量調整装置の光量調整方法を説明する為の図。 図3に示す光量調整装置のアクチュエータを説明する動作状態図。 図3に示す光量調整装置の他のアクチュエータを説明する動作状態図。 図3に示す光量調整装置の更に他のアクチュエータを説明する動作状態図。
符号の説明
A 地板

補助プレート
C 第1の羽根部材
ND1 第1のNDフィルタ
D 中間プレート
E 第2の羽根部材
ND2 第2のNDフィルタ
F 押え部材
G 第1のアクチュエータ
H 第2のアクチュエータ

Claims (4)

  1. 露出開口が形成された地板と、この地板に移動自在に支持され前記露出開口の光量を調整する絞り羽根と、を備えた光量調整装置において、
    前記地板と前記絞り羽根との間に介在され前記絞り羽根が摺動する摺動部位形成された補助プレートを設け、前記補助プレートは前記絞り羽根と同一材料若しくは前記絞り羽根と帯電特性がほぼ同一の材料であることを特徴とする光量調整装置。
  2. 前記絞り羽根と前記補助プレートを、黒色のポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリイミド樹脂等の熱可塑性樹脂材料であることを特徴とした請求項1に記載の光量調整装置。
  3. 前記補助プレートは、前記絞り羽根が摺動するプレート面に突出した3個以上の突起で前記摺動部位を形成したことを特徴とする請求項2に記載の光量調整装置。
  4. 撮像若しくは投影などの光路と、前記光路中に配置された撮像手段と、前記光路中に配置され通過光量を調節する光量調整装置と、を備えた撮像装置において、
    前記光量調整装置は請求項1乃至3に記載の構成を備えていることを特徴とする撮像装置。
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