JP5387179B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5387179B2 JP5387179B2 JP2009158700A JP2009158700A JP5387179B2 JP 5387179 B2 JP5387179 B2 JP 5387179B2 JP 2009158700 A JP2009158700 A JP 2009158700A JP 2009158700 A JP2009158700 A JP 2009158700A JP 5387179 B2 JP5387179 B2 JP 5387179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric blower
- shielding plate
- cylindrical portion
- vibration
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
Description
また、この開口部には、電動送風機室方向に向かって周縁から一体に立ち上がる円筒部が形成されている。
そして、上述した電動送風機室に設けられる電動送風機の前部には、電動送風機の吸引口を囲むように、運転使用時の振動の低減や電動送風機自体を衝撃から保護する目的で、発泡ゴム等の弾性材料で形成したリング形状の防振部材を設けられている。
そして、このような電動送風機を本体に組み込む方法は、防振部材が取り付けられた電動送風機を本体に形成された搭載位置である電動送風機室に、上方より挿入して本体を構成するケースに組み付ける(例えば、特許文献1参照)。
特に、組み付け工程の際に、電動送風機を本体上方から押し込む動作で組み付けることから、防振部材の下部は、壁部の開口部に形成された円筒部であって、防振部材と上下の位置関係で接触する部分(円筒部の上部外面や円筒部の下部内面)と強く接触することがある。
これにより電気掃除機において、防振部材が脱落した部分から吸気漏れが発生し、所定の吸引力を発生することができなくなるという問題が生じる。
図10を参照すると、電気掃除機Cは、本体1とホース51と延長パイプ52と床用吸引具53から構成されている。
本体1の前側には、塵埃を本体1に案内する蛇腹状のホース51がホース差込口に接続されている。このホース51には、塵埃を本体1に案内する延長パイプ52と結合部で結合接続されている
そして、延長パイプ52の先端に形成された接続部には、被清掃面から直接塵埃を吸引する床ブラシ等を有する床用吸引具53が着脱自在に取り付けられる。
本体1の外郭は、合成樹脂により形成される下ケース7と上ケース8と蓋体6から成り、本体下ケース7の内部に各部が組み込まれた状態で、本体上ケース8と蓋体6が本体下ケース7を覆うように構成されている。
本体下ケース7には、内壁7cを設けて内部を仕切ることにより、前側に吸引した塵埃を集塵する集塵室2が形成され、後ろ側に吸引力を発生させる為の電動送風機3や制御部11等を搭載する電動送風機室4が形成される。
尚、集塵室2には、吸引した空気と塵埃を分離し、塵埃を貯める為の除塵部2aとして、サイクロン部や紙パックを取り付けて使用する。また、集塵室2に対して除塵部2aを着脱するための開口部7kの上部は、蓋体6により開閉自在に覆われている。
そして、この円筒部7jの下側には、内壁7cの一部を後方に突出させることにより、後述する電動送風機3の前部に取付けられる前側防振材9を上方より受けて支持する防振支持体7aが形成されている。
これにより、防振支持体7aの後端壁面7nの所定の部分が、円筒部7jの周縁7mより前側に入り込んだ位置関係となる。つまり、円筒部7jの下側と防振支持体7aに囲まれた、空間が形成される。
コードリール部16は、下ケース7に対して回転自在に軸支された巻取り部16aの外周に、電源コード16b巻回することで、電源コード16bを収納するものであり、下ケース7の底部7gに設けられている。
尚、排気取込口16cは、掃除機を後方より見た場合、中心より左側で、後述する制御部11と上下に重ならない位置に開口している。
この放熱板12は、印刷配線基板11aの面に対して略垂直に設けられ、一辺に対して平行な向きで、一辺側に設けられている、また、先端部分を斜めにカットすることで斜面12aが形成されている。
これは、後述する基板上カバー5cを基板下カバー11bに組み付ける際、基板上カバー5cの開口部5fに放熱板12を通す時に、引っかかり難くするためのものである。
また、印刷配線基板11aの上側は、後述するモーターカバー5に一体に形成されている基板上カバー5cにより覆い、基板下カバーに形成された爪部11cが基板上カバー5cに嵌合することで、制御部11を保護するカバーを構成される。
この時、放熱板12は、後述する電動送風機3の右側に位置する。
このファン部Fは、電動送風機3の前側に位置し、吸引力により空気を吸引する吸引口3aが、ファン部Fの前面、つまり電動送風機3の前面に開口している。
また、モーターカバー5は有底の円筒形状であり、底部に凹部5aが形成され、下側には上述した基板上カバー5cが下側に開口を向けた状態で、合成樹脂により一体成型で形成される。
この左右開口部5d、5eは、開口部3aから電動送風機3内部に取り込んだ空気を排気するための開口である。
尚、右開口部5dは、放熱板12が臨む開口部5fより、前側に位置している。
この筒部5gは、コードリール部16に形成された排気取込口16cと連通することで、基板上カバー5c内部に排気が流入しないように、電動送風機3からの排気をモーターカバー5の左下方向に導き、コードリール16の内部に電動送風機の排気を送る排気風路を形成する。
尚、この筒部5gも遮蔽板5bもモーターカバー5に一体成型されたものである。これにより、モーターカバー5にこれらの機能部品を一体成型してあるので、各部の位置関係を決めることができ、また、部品点数を低減することが可能となる。
そして、電動送風機3の前部には、その外周面3rと前面3sにまたがる断面形状がL字形であるリング状の前側防振材9が設けられる。
また、本体搭載時に、遮蔽板5bを下から見ると、遮蔽板5bが前側防振材9の下側に位置する面9aの一部を覆った状態となる。
また、上ケース8の後部には、左右方向に広がる帯状の領域に、複数の開口を形成することにより、電動送風機3の排気を本体1の外部に排出する為の排気口13が形成されている。尚、この排気口13は、下ケース7の後部に形成しても良い。
まず、制御部11やコードリール部16などが設けられた下ケース7に対し、モーターカバー5に覆われ前側防振材9が取付けられた電動送風機3のユニットが、下ケース7の上方より搭載位置に挿入される。
次に、電動送風機3のユニットが更に下降すると、円筒部7jの内面に電動送風機3のユニットが接触する場合がある。この時、円筒部7jの内面と遮蔽板5bが、両部の縁と縁で点接触する(図9(a))。
つまり、円筒部7jの内面の縁と遮蔽板5bの縁が、2点で接触することになる(このときの接点をPとする)。
つまり、弓形形状の遮蔽板5bの先端側に接点が移っていく(図9(b))。
つまり、遮蔽板5bが円筒部7jの縁に押圧されて後方に移動していく。
また、更に電動送風機3のユニットを下降させると、円筒部7jと遮蔽板5bの接点が1点となり、円筒部7jと遮蔽板5bは上下に重ならない位置関係となる(図9(c))。
そして、更に電動送風機3のユニットを下降させることで、下ケース7の所定の取り付け位置に、電気送風機3のユニットをスムーズに移動させることができる。
尚、凹部7bには、電動送風機3を使用する際に発生する負圧により、電動送風機3のユニットが前方に動いても、遮蔽板5bが防振支持体7aの後端壁面7nに接触しないように、クリアランスが確保してある。
また、電動送風機3のユニットを取付ける際に加える下方向の力を、弓形形状の遮蔽板5bと円筒部7jの縁の形状を利用し、電動送風機3のユニットが後方へ逃げる方向に向きを変えることで、両部材間の引っかかりを抑えて、電気送風機3のユニットを下ケース7の所定の位置に取付けることができる。
尚、遮蔽板5bの形状を「弓形」と表現しているが、遮蔽板5bの幅が、先端に近づくにしたがって狭まる形状であれば、円弧形状(楕円も含む)や放物線形状でもよい。
尚、遮蔽板5bの先端にいたる手前の部分が、直線部分で形成されていても、同様な効果をそうすることが可能である。
7 本体下ケース、7a 防振材支持体、7b 切り欠き部、 7c 内壁、
8 本体上ケース、 9 電動送風機の前側防振材、10 電動送風機の後側防振材、
11 制御基板、 12 放熱板、 12a 斜面、 13 本体排気口、
16 電源コードリール、16a 電源コード、51 ホース、 52 延長パイプ、 53 吸い込み口体
Claims (4)
- 内部に内壁を設けることにより、前方には塵埃を蓄積する塵埃室が、後方には電気送風機を搭載する電気送風機室が形成され、前記内壁には、前記集塵室から前記電動送風機室への風路となる略円形の開口と、該開口の周縁から前記電動送風機室側に突出する円筒部が形成され、該円筒部の下側には空間が形成された本体を有し、
前記電動送風機には、弾性材料で形成した防振材が前面にまたがり設けられ、該防振材の下側には、該防振材の下面を覆う遮蔽板が設けられ、
前記遮蔽板は、前記防振材より前方に突出しており、前記電動送風機が前記本体に上方から取付けられる際に、前記円筒部の周縁に接することで、前記防振材と前記円筒部の接触を防止し、前記電動送風機が前記本体の取り付け位置に位置するとき、前記円筒部の下部の空間に入り込み、
前記電動送風機は、前記開口縁に該防振材が接触した状態となり、前記電動送風機室に搭載されることを特徴とする電気掃除機。 - 前記電動送風機は、合成樹脂により形成されたモーターカバーに覆われ、前記遮蔽板は該モーターカバーと一体に成型されたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
- 前記遮蔽板は、前方に向かって幅が狭まる弓形形状であることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記遮蔽板の先端は、前記防振材の前面と上下に一致するか前方に突出していることを特徴とする請求項1乃至3に記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158700A JP5387179B2 (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158700A JP5387179B2 (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011010928A JP2011010928A (ja) | 2011-01-20 |
JP5387179B2 true JP5387179B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=43590355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009158700A Active JP5387179B2 (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5387179B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR930001867A (ko) * | 1991-07-26 | 1993-02-22 | 배순훈 | 저소음 진공청소기 |
US5513417A (en) * | 1993-07-19 | 1996-05-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Silencing device for vacuum cleaner |
-
2009
- 2009-07-03 JP JP2009158700A patent/JP5387179B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011010928A (ja) | 2011-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4105153B2 (ja) | 電気掃除機 | |
AU2004202417B2 (en) | Motor Assembly and Vacuum Cleaner having the Same | |
EP1674009A2 (en) | Vacuum cleaner | |
KR100809738B1 (ko) | 진공청소기 | |
EP3446607B1 (en) | Robot cleaner | |
JP5368207B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP5387179B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2002089380A (ja) | 建設機械 | |
JP6073178B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP5332969B2 (ja) | 電気掃除機 | |
US20050138755A1 (en) | Vacuum cleaner | |
EP1426004A2 (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP5623158B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2006095210A (ja) | アップライト型電気掃除機 | |
EP2789282A1 (en) | Electric vacuum cleaner | |
CN216880788U (zh) | 一种除尘器 | |
JP5209328B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2011019820A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2010075446A (ja) | 電気掃除機 | |
JP4217509B2 (ja) | 画像形成装置の排気口消音装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
KR100213365B1 (ko) | 진공청소기의 소음저감구조 | |
JP2003325389A (ja) | 電気掃除機 | |
KR20100018780A (ko) | 진공 청소기 | |
JP2010075547A (ja) | 電気掃除機 | |
KR20060037980A (ko) | 진공청소기의 본체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130910 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130923 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5387179 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |